JP4274742B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等の乗員を車両衝突時に保護するためのエアバッグ及びエアバッグ装置に係り、特に左半側エアバッグ、右半側エアバッグ及びこれらの乗員対向部同士を連結しているタイパネルを有したエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等の乗員を車両衝突時に保護するためのエアバッグとして、特開昭47−30045号には、左半側エアバッグ、右半側エアバッグ及びこれらの乗員側の先端部同士を連結しているタイパネルを有したエアバッグが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開昭47−30045号のエアバッグにあっては、左半側エアバッグと右半側エアバッグとが膨張したときに両者が全体として離隔し、両者の間の全域にわたって大きな空間部が生じる。このようにエアバッグ膨張時に左半側エアバッグと右半側エアバッグとの間(タイパネルの裏側)に大きな空間部が生じると、タイパネルに乗員が突っ込んできた場合に、乗員が該空間部に深く入り込み、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが中折れ(座屈)する如く変形し、乗員を十分に受け止めることができない恐れがある。
【0004】
本発明の目的は、左半側エアバッグ、右半側エアバッグ及びこれらの乗員側の先端部同士を連結しているタイパネルを有したエアバッグにおいて、乗員を十分に受け止め、且つ乗員に加えられる衝撃を十分に吸収することができるエアバッグと、このエアバッグを備えたエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)のエアバッグは、乗員前方の右側に膨張する右半側エアバッグと、該左半側エアバッグと該右半側エアバッグとを連結している、少なくとも1枚のタイパネルとを有したエアバッグにおいて、該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが膨張したときに当接するよう構成されているエアバッグであって、前記タイパネルは、第1のタイパネル半体と第2のタイパネル半体との連結体よりなり、該第1のタイパネル半体が前記左半側エアバッグに接続され、第2のタイパネル半体が前記右半側エアバッグに接続されていることを特徴とするものである。
【0006】
かかるエアバッグにあっては、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが膨張したときに左半側エアバッグと右半側エアバッグとが当接し、タイパネルの裏側の空間部が小さなものとなる。このため、エアバッグに突っ込んできた乗員が該空間部に過度に深く入り込むことがなく、乗員がエアバッグによって十分に受け止められるようになる。
【0007】
なお、タイパネルの裏側にスペースが存在すると、タイパネルに乗員が突っ込んできた場合に、エアバッグ内圧よりも小さな張力のタイパネルが弾性的に後退し、乗員を比較的ソフトに受け止めるようになり、エアバッグと乗員とが接触した瞬間に乗員に生じる衝撃が小さくなる。
【0008】
本発明(請求項1)のエアバッグにおいては、タイパネルは、左半側エアバッグの乗員対向部と右半側エアバッグの乗員対向部とを連結していることが好ましい(請求項2)。このように構成することにより、エアバッグに乗員が突っ込んできたときに、該乗員がタイパネルによって受承されるようになるので、該乗員への衝撃を十分に小さくすることができる。
【0009】
請求項2のエアバッグにおいては、タイパネルは、左半側エアバッグの乗員側の先端部と、右半側エアバッグの乗員側の先端部とを連結していることが好ましい(請求項3)。このようにタイパネルを左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの先端部に設けると、乗員がエアバッグに突っ込んできたときに、該乗員はまずこのタイパネルに接触するようになる。これにより、乗員がエアバッグに当った瞬間の衝撃が小さいと共に、該タイパネルによって乗員の運動エネルギーが吸収されるので、引き続き乗員が右半側エアバッグ及び左半側エアバッグに当ったときの衝撃も小さくなる。
【0010】
また、請求項2のエアバッグにおいては、タイパネルとして、左半側エアバッグの乗員対向部の上部と右半側エアバッグの乗員対向部の上部とを連結する上部タイパネルと、左半側エアバッグの乗員対向部の下部と右半側エアバッグの乗員対向部の下部とを連結する下部タイパネルとが設けられていることが好ましい。この場合、上部タイパネルは、膨張したエアバッグに乗員が突っ込んできたときに、該乗員の胸部や頭部等に対面するように配置され、下部タイパネルは、該乗員の腹部等に対面するように配置される。このように上部タイパネル及び下部タイパネルを設けると、乗員の胸部や頭部、腹部等がエアバッグに当ったときに、該上部タイパネル及び下部タイパネルがこれらを比較的ソフトに受け止めるようになるので、乗員の脳や内臓等への衝撃を十分に小さくすることができる。
【0011】
なお、この請求項2のエアバッグにおいては、該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの先端部や乗員対向部の上部並びに下部の複数箇所にそれぞれタイパネルを設けてもよく、いずれかの箇所に選択的にタイパネルを設けてもよい。また、上記以外の乗員対向部にタイパネルを設けてもよい。該乗員対向部の上部から下部までの全域にわたって一続きに延在するようにタイパネルを設けてもよい。
【0012】
本発明のエアバッグにおいては、タイパネルの左右方向の幅が200〜450mmであることが好ましい(請求項5)。タイパネルの幅が200〜450mmであると、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが膨張したときに、これらの先端部が、成人の平均的な体格を有する乗員の両肩付近と対面するようにタイパネルによってつなぎ止められ、該タイパネルが乗員の胸部や頭部、腹部等と対面するように配置される。これにより、乗員の胸部や頭部、腹部等が比較的弾力性の大きいタイパネルによって受承されるようになり、エアバッグとの接触により乗員に加えられる衝撃が小さくなる。しかも、該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが該乗員の両肩に当接し、該乗員をしっかりと受け止めるようになる。
【0013】
本発明のエアバッグにおいては、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの上部同士又は下部同士、或いはその双方をつなぐ連結パネルが設けられており、該連結パネルは、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが膨張したときに緊張する左右幅を有する構成としてもよい(請求項6)。
【0014】
このような構成とした場合には、乗員が左半側エアバッグ及び右半側エアバッグに突っ込んできたときに、該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの前後方向中間部付近が離反するように座屈する如く変形することが防止される。
本発明(請求項7)のエアバッグ装置は、かかる本発明のエアバッグと、該エアバッグを膨張させるインフレータとを備えてなるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
第1図は本発明の実施の形態に係るエアバッグの膨張状態における斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図のII−II線及びIII−III線に沿う断面図、第4図及び第5図は、それぞれ、成人の平均的な体格を有する乗員とエアバッグとの対面状況を示す上面図及び側面図、第6〜11図はこのエアバッグの製作手順の説明図、第12図はこのエアバッグを備えたエアバッグ装置の適用例を示す自動車の助手席付近の斜視図であり、エアバッグと乗員との対面状況を示している。なお、以下の説明において、左右方向とは、車両等の乗員にとっての左右方向をいう。
【0017】
このエアバッグ10は、乗員前方の左側に膨張する左半側エアバッグ12と、乗員前方の右側に膨張する右半側エアバッグ14と、該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の乗員側の先端部同士を連結しているタイパネル16とを有している。該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14は、それぞれ、乗員と反対側の後端部にインフレータ用開口18(第6〜10図参照)を有している。
【0018】
該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14は、それぞれ、両者が対面する側の内側パネル20と、それと反対側の外側パネル22と、該内側パネル20及び外側パネル22の後端にそれぞれ連なる後端側パネル24とから構成されている。この後端側パネル24に、前記インフレータ用開口18が設けられている。また、外側パネル22にはベントホール26(第6〜10図では図示略)が設けられている。
【0019】
第6図に示すように、該内側パネル20及び外側パネル22は、それぞれ、略上下方向に延在する乗員側の前辺20a,22aと、該前辺20a,22aと対向する後辺20b,22bと、該前辺20a,22a及び後辺20b,22bの両端同士をつなぐ上辺20c,22c及び下辺20d,22dとを有しており、該後辺20b,22bの長さが前辺20a,22aの長さよりも小さい略台形状のものでもある。また、該後端側パネル24は、略同心状に対向した略半円弧状の内周辺24a及び外周辺24bと、該内周辺24a及び外周辺24bの両端同士をつなぐ両端辺24c,24dとを有した略半リング状のものである。
【0020】
なお、該内側パネル20と外側パネル22とは互いに鏡像の如き面対称形状となるように構成されている。また、該内側パネル20及び外側パネル22の後辺20b,22bの長さと、後端側パネル24の両端辺24c,24dの長さとは、ほぼ同一長さとなっている。
【0021】
該後端側パネル24の内周辺24aと内側パネル20及び外側パネル22の下辺20d,22dとがそれぞれ一続きとなり、後端側パネル24の外周辺24bと内側パネル20及び外側パネル22の上辺20c,22cとがそれぞれ一続きとなるように、該後端側パネル24の両端辺24c,24dにそれぞれ内側パネル20及び外側パネル22の後辺20b,22bが重ね合わされ、縫合等により接合されている。第7〜10図の符号28は、これらの接合ラインを示している。
【0022】
該内周辺24c及び外周辺24dの周方向中間付近同士を結ぶ折り返し線L(第6図)に沿って、後端側パネル24が2枚重ね状に折り返され、内側パネル20と外側パネル22とが重ね合わされている。この折り返しにより重なり合った該内周辺24aの一半側及び他半側同士、該外周辺24bの一半側及び他半側同士、並びにこれらと一続きとなった内側パネル20及び外側パネル22の上辺20c,22c同士、下辺20d,22d同士及び前辺20a,22a同士が縫合等によって接合されることにより、袋状のエアバッグ12,14が構成されている。この接合は、上記の各辺に沿って該エアバッグ12,14の周縁部を略周回するように延在した接合ライン30(第8図)に沿って行われている。
【0023】
第10図に示す通り、この接合ライン30は、エアバッグ12,14の内側に配置されている。そのため、内側パネル20と外側パネル22との接合部が外部に露出せず、乗員と対向するエアバッグ12,14の先端部等は平滑なものとなっている。
【0024】
左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14とは、膨張したときに各々の内側パネル20同士が当接するように配置されている。
【0025】
タイパネル16は、1対のタイパネル半体16’,16’からなる。このタイパネル半体16’,16’は、左半側エアバッグ12の先端部及び右半側エアバッグ14の先端部にそれぞれ接続されている。各タイパネル半体16’は、その基端辺16’aが左半側エアバッグ12又は右半側エアバッグ14の各内側パネル20及び外側パネル22の前辺20a,22a同士の間に介在され、接合ライン30に沿って該前辺20a,22a同士を接合した際に両者と結合されている。
【0026】
このようにして左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14に接合された各タイパネル半体16’の先端辺16’b同士が連結されることにより、左半側エアバッグ12の先端部と右半側エアバッグ14の先端部とが連結されている。第3図等の符号32は、該先端辺16’b同士の接合ラインを示している。なお、この接合ライン32はタイパネル16の裏側に配置されており、該先端辺16’b同士の接合部は乗員側に露出せず、タイパネル16の前面は平滑なものとなっている。
【0027】
このタイパネル16の左右方向の幅(タイパネル16をピンと張った状態における各タイパネル半体16’と各エアバッグ12,14の先端部との接続部同士の間隔)W(第3図)は、200〜450mmであることが好ましい。このタイパネル16の幅Wを200〜450mmの範囲内に設定すると、第4図に示すように、膨張状態における左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の先端部が、成人の平均的な体格を有する乗員の両肩付近にそれぞれ対面し、タイパネル16がこの乗員の胸部等の前方に配置されるようになる。
【0028】
このエアバッグ10においては、前記接合ライン32の設定位置を各タイパネル半体16’の先端側又は基端側に移動させることにより、このタイパネル16の幅Wを適宜調節することができる。
【0029】
このタイパネル16の上縁は、第5図に示すように、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の上端よりも下位に配置されている。また、タイパネル16の下縁は、第5図に示すように、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の下端よりも上位に配置されている。
【0030】
このエアバッグ10は、車両等の衝突時に乗員を保護するためのエアバッグ装置に装備される。エアバッグ装置は、このエアバッグ10を保持するためのリテーナ1と、エアバッグ10を膨張させるためのインフレータ2と、該リテーナ1に装着されるカバー(図示略)を備えている。エアバッグ10は、各開口18を通して左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14内にそれぞれインフレータ2のガス噴出口2aが配置され、該インフレータ2と共に各開口18の周縁部がボルト(図示略)等によってリテーナ1に留め付けられる。
【0031】
なお、この実施の形態では、第7〜9図に示すように、各開口18の周縁部に補強布34を取り付けて各開口18の周縁部を補強している。各図の符号36は、この補強布32と開口18の周縁部との接合ラインを示しており、この接合ライン36に沿って縫合等により該補強布34が開口18の周縁部に接合されている。また、各開口18の周囲には、この補強布32をも貫通するように、上記のボルト等を挿通するための孔38が穿設されている。
【0032】
エアバッグ10が折り畳まれ、このエアバッグ10の折り畳み体を覆うように該カバーがリテーナ1に装着されることにより、エアバッグ装置が構成される。なお、該カバーは、エアバッグ10が膨張するときには該エアバッグ10からの押圧力によって開裂して開き出すようになっている。
【0033】
このエアバッグ装置は、例えば、第12図に示すように、自動車の助手席4の前方のインストルメントパネル6に設置される。該カバーは、平常時には、このインストルメントパネル6と略面一となるように配置される。自動車が衝突したときには、インフレータ2がガス噴出作動し、このインフレータ2からのガスが左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14にそれぞれ導入される。これにより、エアバッグ10は該カバーを押し開け、シートベルト(図示略)を装着した状態で助手席4に着座した乗員の前方に膨張する。
【0034】
前述したように、左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14は各々の内側パネル20が当接するように膨張する。また、これら左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の先端部が乗員の両肩にそれぞれ対面するように膨張し、タイパネル16が乗員の胸に対面するように配置される。このタイパネル16の裏側には、第4図に示すように空間部Sが生じる。
【0035】
このエアバッグ10に乗員が突っ込んできた場合には、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の先端部が乗員の両肩を受承し、タイパネル16が乗員の胸を受承する。このタイパネル16の裏側には空間部Sが存在してるため、タイパネル16に乗員の胸が当ると、タイパネル16は弾性的に後退し、乗員の胸を比較的ソフトに受け止めるようになり、乗員の胸がタイパネル16と接触した瞬間に乗員の胸に生じる衝撃が小さい。
【0036】
このエアバッグ10にあっては、左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14とが当接しているため、このタイパネル16の裏側の空間部Sは小さなものとなっており、タイパネル16に突っ込んできた乗員が過度に該空間部Sに入り込むことがない。また左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14とが当接していることによって両者が互いに支え合い、該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の中折れ(座屈)が防止され、乗員の両肩がこのエアバッグ10によってしっかりと受け止められるようになる。
【0037】
次に、この左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の製作手順について説明する。なお、第6〜10図は、右半側エアバッグ14の製作手順を示しているが、この右半側エアバッグ14と左半側エアバッグ12とは、内側パネル20と外側パネル22との配置が逆になっていること以外は同様の手順によって製作される。
【0038】
まず、第6図に示すように内側パネル20、外側パネル22及び後端側パネル24を配置し、後端側パネル24の内周辺24aの両端と内側パネル20及び外側パネル22の下辺20d,22dとが一続きとなり、後端側パネル24の外周辺24bと内側パネル20及び外側パネル22の上辺20c,22cとが一続きとなるように、後端側パネル24の両端辺24c,24dに内側パネル20及び外側パネル22の後辺20b,22bを重ね合わせ、接合ライン28に沿ってこれらを接合する。該後端側パネル24の内側面(エアバッグ製品となった場合の内側面)には、開口18の周縁部を補強するための補強布34を接合ライン36に沿って接合しておく。
【0039】
次に、第7図のように、これら内側パネル20及び外側パネル22の外側面(エアバッグ製品となった場合の外側面)同士が対面するように、後端側パネル24を折り返し線Lに沿って折り返す。
【0040】
このとき、タイパネル半体16’を、その先端辺16’bが内側パネル20及び外側パネル22の中央側を指向するように該内側パネル20及び外側パネル22の前辺20a,22a側にはさみ込み、このタイパネル半体16’の基端辺16’aが該前辺20a,22aに沿うように配置する。
【0041】
次いで、第8図に示すように、該内周辺24aの一半側と他半側同士、該外周辺24bの一半側と他半側同士、並びに内側パネル20及び外側パネル22の上辺20c,22c同士、前辺20a,22a同士、下辺20d,22d同士を一続きに接合ライン30に沿って接合する。該前辺20a,22a同士の間に介在されたタイパネル半体16’の基端辺16’aも、この接合によって該前辺20a,22aと接合する。これにより、右半側エアバッグ14(又は左半側エアバッグ12。以下、同様。)が裏返し状に製作された状態となる。
【0042】
この後、インフレータ用開口18を通して右半側エアバッグ14を反転させる。これによって、第10図に示すように、接合ライン30がエアバッグ内部に配置され、タイパネル半体16’の先端側がエアバッグ先端から延出した右半側エアバッグ14が完成する。
【0043】
この右半側エアバッグ14と、同様の手順で製作した左半側エアバッグ12とを第11図のように配置し、各エアバッグ12,14の先端から延出したタイパネル半体16’の先端辺16’b同士を接合ライン32に沿って接合することにより、エアバッグ10が完成する。この接合ライン32は、タイパネル16の裏側に配置される。
【0044】
この実施の形態では、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の各外側パネル22の中央付近に円形のベントホール26を設けているが、このベントホール26の形状や配置、個数等の構成はこれに限られるものではない。
【0045】
この実施の形態では、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の各インフレータ用開口の周縁部を補強するために、図示のように略正方形シート状の補強布34を設けているが、この補強布34の形状等の構成はこれに限られるものではない。また、補強布に代えて、例えば開口18の周縁部にステッチを設けるなど、他の構成によって該開口18の周縁部を補強してもよい。
【0046】
第13図は本発明の別の実施の形態に係るエアバッグの後端側の斜視図である。
【0047】
第13図のエアバッグ10Aにおいては、左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14の上部同士を連結パネル40によって連結している。この連結パネル40は、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14が膨張したときに、該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の上部同士の間で緊張する左右幅を有している。
【0048】
このエアバッグ10Aのその他の構成は前記の第1〜12図のエアバッグ10と同様となっている。第13図において、第1〜12図と同一の符号は同一の部分を示している。
【0049】
このエアバッグ10Aにあっては、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14が膨張してその先端部に乗員が突っ込んできたときに、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14を前後方向に圧迫するように大きな荷重が加わっても、該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の上部同士が連結パネル40によって連結されているので、これらの前後方向中間部付近が離反するように座屈する如く変形することが防止される。
【0050】
なお、このエアバッグ10Aにおいては、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの上部同士を連結してこれらの前後方向中間部付近が離反するように座屈することを防止しているが、これ以外にも、図示はしないが、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの下部同士を連結パネルによって連結してもよく、上部から先端部を経由して下部に至る一続きの連結パネルによって左半側エアバッグ及び右半側エアバッグを連結してもよい。
【0051】
上記の各実施の形態に示すエアバッグ装置では、「ディスク型」と称される、軸方向の長さが短い円柱状のインフレータ2を2個用い、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の各インフレータ用開口18に1個ずつインフレータ2を差し込んで該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14内にそれぞれガスを導入するよう構成されているが、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグにガスを導入する構成はこれに限られるものではない。
【0052】
例えば、第14図に示すように、横長のロッド状のインフレータ2Aを用いることにより、1個のインフレータで左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14とにそれぞれガスを導入するようにしてもよい。また、これ以外にも、1個のインフレータに該インフレータから噴出するガスを2手に分流させるダクトを設け、このダクトを介して1個のインフレータから左半側エアバッグ及び右半側エアバッグにガスを分配するようにしてもよい。
【0053】
なお、第14図のエアバッグ装置は、第13図のエアバッグ装置において「ディスク型」のインフレータ2に代えてロッド状のインフレータ2Aを用いたこと以外は全く同様の構成となっており、第14図において第13図と同一の符号は同一の部分を示している。
【0054】
第15図は、本発明のさらに別の実施の形態に係るエアバッグの斜視図である。
【0055】
第15図のエアバッグ10Bは、前記の各実施の形態において、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14の間に、該左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14とほぼ同一構成の中間エアバッグ42を介在させ、左半側エアバッグ12及び中間エアバッグ42の先端部同士をタイパネル44によって連結すると共に、右半側エアバッグ14及び中間エアバッグ42の先端部同士もタイパネル46によって連結したものとなっている。
【0056】
第15図の符号1Aはこのエアバッグ10Bを保持したリテーナを示している。
【0057】
このエアバッグ10Bは、例えば、乗員が並んで着座するベンチシートや自動車の後部座席などの乗員保護用エアバッグとして好適である。即ち、このエアバッグ10Bであれば、肩を並べるように隣り合って座った2人の乗員を、それぞれタイパネル44,46によって受承することができる。
【0058】
この実施の形態では左半側エアバッグ12と右半側エアバッグ14との間に1個の中間エアバッグ42を介在させた構成となっているが、左半側エアバッグと右半側エアバッグとの間に、該左半側エアバッグ又は右半側エアバッグと同様の構成の中間エアバッグを2個以上介在させてもよい。この場合には、左半側エアバッグ及びこれと隣接する中間エアバッグをタイパネルで連結し、隣接する中間エアバッグ同士をタイパネルで連結し、左半側エアバッグ及びこれと隣接する中間エアバッグをタイパネルで連結する。
【0059】
上記の各実施の形態では、左半側エアバッグ12及び右半側エアバッグ14(並びに中間エアバッグ42)は、第5図等に示すように、それぞれ略台形状の側面視形状を有しているが、本発明のエアバッグにおいては、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグ(並びに中間エアバッグ)の形状は、特定の形状に限定されるものではない。
【0060】
例えば、第16図(a)のエアバッグ10Cは、左半側エアバッグ12A及び右半側エアバッグ14Aを多角形状の側面視形状となるように構成し、各々の先端面同士をタイパネル16Aによって連結したものである。また、第16図(b)のエアバッグ10Dは左半側エアバッグ12B及び右半側エアバッグ14Bを円形の側面視形状となるように構成し、各々の先端側の面同士をタイパネル16Bによって連結したものである。もちろん、本発明のエアバッグにおいては、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグ(並びに中間エアバッグ)をこれ以外の各種の形状と構成することも可能である。
【0061】
第17図は本発明の異なる実施の形態に係るエアバッグの斜視図であり、第18図は第17図のXVIII−XVIII線に沿う断面図、第19〜24図はこのエアバッグの製作手順の説明図である。
【0062】
第17図のエアバッグ50は、乗員前方の左側に膨張する左半側エアバッグ52と、乗員前方の右側に膨張する右半側エアバッグ54と、該左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の先端部同士を連結している1対のタイパネル半体56,56と、該左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の後端部同士を連通した連通部58とを有しており、この連通部58にインフレータ用開口60が設けられている。
【0063】
このエアバッグ50は、エアバッグ製品となったときに対向する左半側エアバッグ52、右半側エアバッグ54及び連通部58の内側の各面をそれぞれ構成するパネル部分66,68,70を有する内側パネル62と、左半側エアバッグ52、右半側エアバッグ54及び連通部58の外側の各面をそれぞれ構成するパネル部分66’,68’,70’を有する外側パネル64とからなる。
【0064】
この外側パネル64の連通部58を構成するパネル部分70’に前記インフレータ用開口60が設けられている。この開口60の周囲には、エアバッグ50をエアバッグ装置のリテーナ(図示略)に連結するためのボルト(図示略)等が挿通される孔72が設けられている。
【0065】
また、外側パネル64の左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54を構成するパネル部分66’,68’にはベントホール74が設けられている。各ベントホール74の周縁部には補強布76が設けられている。各図の符号78はこの補強布76の外側パネル64への接合ラインを示しており、該補強布76は、この接合ライン78に沿って縫合等により外側パネル64に接合されている。
【0066】
パネル部分66と66’、68と68’、並びに70と70’は、それぞれ鏡像の如き面対称形状となっている。各パネル部分66,66’及び68,68’は、第19図に示す通り、それぞれ、エアバッグ製品となったときに乗員側に配置される前辺66a,66’aと68a,68’aとが相離反する側に延在され、該前辺66a,66’a及び68a,68’aと対向する後端側同士がパネル部分70,70’の両端側にそれぞれ連なっている。
【0067】
この内側パネル62と外側パネル64とを第19図に示すように対称状に重ね合わせ、その周縁部を周回するように延在した接合ライン80に沿って縫合等により両者を接合することにより、袋状の左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54と、これらの後端部同士を連通する連通部58とが構成されている。なお、第18図に示すように、この接合ライン80はエアバッグ50の内部に配置されている。これにより、内側パネル62と外側パネル64との接合部がエアバッグ50の外部に露出せず、エアバッグ50の表面が平滑なものとなっている。
【0068】
該左半側エアバッグ52と右半側エアバッグ54とは、膨張したときに各々の内側パネル62同士が当接するように配置されている。
【0069】
タイパネル半体56,56は、左半側エアバッグ52の先端部及び右半側エアバッグ54の先端部にそれぞれ接続されている。各タイパネル半体56は、その基端辺56aがパネル部分66及び66’の前辺66a,66’a同士の間及びパネル部分68及び68’の前辺68a,68’a同士の間に介在され、接合ライン80に沿って該前辺66a,66’a同士及び68’a,68’a同士を接合した際にこれらと結合されている。このようにして左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54に接続された各タイパネル半体56の先端辺56b同士が接合されることにより、該左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の先端部同士が連結されている。
【0070】
この実施の形態でも、該タイパネル半体56,56は、左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の先端部同士の間でピンと張ったときに、各タイパネル半体56と各エアバッグ52,54の先端部との接続部同士の間隔が200〜450mmとなるように連結されている。
【0071】
また、この実施の形態でも、各タイパネル半体56の上縁は左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の上端よりも下位に配置され、各タイパネル半体56の下縁は、左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の下端よりも上位に配置されている。
【0072】
第18図に示すように、開口60を通して連通部58内にインフレータ2’のガス噴出口2’aが配置される。インフレータ2’が作動すると、該ガス噴出口2’aから噴出したガスは、該連通部58の両端側から左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54に流入し、このガスによって該左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54がそれぞれ乗員前方の左側及び右側に膨張する。この膨張状態において、タイパネル半体56,56の裏側には空間部が生じる。
【0073】
このエアバッグ50に乗員が突っ込んできた場合には、左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の先端部が乗員の両肩を受承し、タイパネル半体56,56が乗員の胸を受承する。このタイパネル半体56,56の裏側には空間部が存在してるため、タイパネル半体56,56に乗員の胸が当ると、タイパネル半体56,56は弾性的に後退し、乗員の胸を比較的ソフトに受け止めるようになり、乗員の胸がタイパネル半体56,56と接触した瞬間に乗員の胸に生じる衝撃が小さい。
【0074】
前述したように、左半側エアバッグ52と右半側エアバッグ54は各々の内側パネル62同士が当接するように膨張するので、このエアバッグ50に乗員が突っ込んできたときに、該左半側エアバッグ52と右半側エアバッグ54とが互いに支え合い、各々の中折れ(座屈)が防止され、乗員がこのエアバッグ50によってしっかりと受け止められるようになる。
【0075】
また、左半側エアバッグ52と右半側エアバッグ54とが当接していることにより、タイパネル半体56,56の裏側の空間部は小さなものとなっており、タイパネル半体56,56に突っ込んできた乗員がこの空間部に過度に入り込むことがない。
【0076】
このエアバッグ50にあっては、左半側エアバッグ52と右半側エアバッグ54とがそれぞれ連通部58によって連通されているので、1個のインフレータ2’によってエアバッグ50全体を膨張させることができる。そのため、エアバッグ装置に装備すべきインフレータが1個で済み、エアバッグ装置を安価に構成することが可能である。
【0077】
次に、このエアバッグ50の製作手順を説明する。
【0078】
まず、第19図に示すように、内側パネル62と外側パネル64とを、各々の外側面(エアバッグ製品となったときの外側面)同士が対面するように対称状に重ね合わせ、各パネル部分66,66’及び68,68’の前辺66a,66’a間及び68a,68’a間に各タイパネル半体56の基端辺56aを介在させる。
【0079】
このとき、各タイパネル半体56は、先端辺56bが各パネル部分66,66’及び68,68’の中央側を指向するように配置される。
【0080】
次いで、第20図に示すように、内側パネル62及び外側パネル64の周縁部同士を接合ライン80に沿って周回するように接合する。該前辺66a,66’a間及び68a,68’a間に介在された各タイパネル半体56の基端辺56aも、この接合により該前辺66a,66’a及び68a,68’aと接合する。これにより、左半側エアバッグ52、右半側エアバッグ54及び連通部58が一体に裏返し状に製作された状態となる。
【0081】
この後、第21図に示すように、インフレータ用開口60を通して内側パネル62及び外側パネル64を表裏反転させる。
【0082】
これによって、第22図に示すように、接合ライン80がエアバッグ内部に配置され、各タイパネル半体56の先端側が左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の先端部から延出したエアバッグ製品中間体50’が得られる。
【0083】
このエアバッグ製品中間体50’を、左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54の内側パネル62同士が対面するように、該左半側エアバッグ52及び右半側エアバッグ54と連通部58との境目付近からそれぞれ折り返し、各エアバッグ52,54の先端部から延出したタイパネル半体56,56の先端辺56b,56b同士を接合することにより、エアバッグ50が完成する。
【0084】
なお、この実施の形態では、各パネル部分66,68,70及び66’,68’,70’がそれぞれ一体に形成された内側パネル62及び外側パネル64を用いているが、各パネル部分を別体に形成し、エアバッグの製作に先立ってこれらを接合して第19図に示す如き形状の内側パネル及び外側パネルを構成してもよい。各パネル部分を別体に形成する場合には、各々の要求強度等に応じてパネル部分毎に材質や厚さ等の構成を適宜変えてもよい。
【0085】
例えば、第24図の外側パネル64’は、それぞれ別体に形成されたパネル部分66’,68’,70’からなるものであるが、エアバッグ装置のリテーナとの連結部を構成するパネル部分70’は、強度を高めるために3枚重ね状とされている。
【0086】
このように各パネル部分を別体に形成することにより、大面積で複雑な形状を有する内側パネルや外側パネルを比較的小面積のパネル素材からムダなく製作することができると共に、必要なパネル部分のみを補強できるなど、極めて合理的、経済的にエアバッグを構成することが可能となる。
【0087】
この実施の形態では、上記のような製作方法により左半側エアバッグ52と右半側エアバッグ54とが連通したエアバッグ50を構成しているが、これ以外の製作方法によって左半側エアバッグと右半側エアバッグとが連通したエアバッグを構成してもよい。例えば、次の第25〜27図のエアバッグ90は、上記のエアバッグ50とは別の製作方法により左半側エアバッグと右半側エアバッグとが連通するよう構成されている。なお、第25図はこのエアバッグ90の斜視図、第26図(a),(b)はそれぞれエアバッグ90の内側パネル及び外側パネルの平面図、第27図はエアバッグ90の分解斜視図、第28図は内側パネル及び外側パネルの配置を模式的に示したエアバッグ90の上面図である。
【0088】
このエアバッグ90も、乗員前方の左側に膨張する左半側エアバッグ92と、乗員前方の右側に膨張する右半側エアバッグ94と、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の先端部同士を連結しているタイパネル96と、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の後端部同士を連通した連通部98を有しており、この連通部98にインフレータ用開口100が設けられている。
【0089】
このエアバッグ90は、エアバッグ製品となったときに対向する左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の内側の各面を一続きに構成する内側パネル102と、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の外側の各面並びに連通部98を構成する外側パネル104とからなる。
【0090】
この内側パネル102は、第26図(a)に示すように、左半側エアバッグ92の内側の面を構成する左半側パネル部分106と、右半側エアバッグ94の内側の面を構成する右半側パネル部分108とを有している。この左半側パネル部分106と右半側パネル部分108とは、内側パネル102の左右方向の中央付近に延在する中央線L2を挟んで左右対称形状となっており、それぞれ、エアバッグ製品となったときに左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の先端部において上下方向に延在する前辺106a,108aと、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の上縁に沿って延在する上辺106b,108bと、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の下縁に沿って延在する下辺106c,108cとを有している。
【0091】
外側パネル104は、第26図(b)に示すように、連通部98を構成する連通パネル部分110と、該連通パネル部分110の左半側及び右半側にそれぞれ連なっており、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の各面を構成する左半側パネル部分112及び右半側パネル部分114とを有している。この連通パネル部分110に前記インフレータ用開口100が設けられている。
【0092】
この外側パネル104は、該連通パネル部分110の左右方向中央付近に延在する中央線L3を挟んで左右対称形状となっている。
【0093】
該左半側パネル部分112及び右半側パネル部分114は、それぞれ、内側パネル102の左半側パネル部分106及び右半側パネル部分108と面対称形状となっており、エアバッグ製品となったときに左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の先端部において上下方向に延在する前辺112a,114aと、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の上縁に沿って延在する上辺112b,114bと、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の下縁に沿って延在する下辺112c,114cとを有している。
【0094】
なお、この外側パネル104の連通パネル部分110には、開口100の周縁部を補強するための補強布116が取り付けられている。符号118は、この補強布116の該連通パネル部分110への接合ラインを示している。また、この開口100の周囲には、該補強布116をも貫通するように、エアバッグ90をエアバッグ装置のリテーナ(図示略)に連結するためのボルト(図示略)等の挿通孔120が設けられている。
【0095】
第27図及び第28図に示すように、左半側パネル部分112と右半側パネル部分114の内側面(エアバッグ製品となったときの内側面)同士が対面するように外側パネル104が前記中央線L3に沿って折り返され、左半側パネル部分106と右半側パネル部分108の外側面(エアバッグ製品となったときの外側面)同士が対面するように内側パネル102が前記中央線L2に沿って折り返され、この内側パネル102の左半側パネル部分106及び右半側パネル部分108の内側面がそれぞれ外側パネル104の左半側パネル部分112及び右半側パネル部分114の内側面と対面するように、該内側パネル102が外側パネル104のパネル部分112,114間に配置されている。
【0096】
対面した各パネル部分106,112及び108,114の前辺106a,112a同士及び108a,114a同士、上辺106b,112b同士及び108b,114b同士、下辺106c,112c同士及び108c,114c同士、並びに2枚重ね状となった連通パネル部分110の外周辺同士が縫合等によって接合されることにより、袋状の左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94と、これらを連通する連通部98とが一体に構成されている。この接合は、上記の各辺に沿って連通部98の外周から左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の外周を周回するように延在した接合ライン122に沿って一続きに形成されている。
【0097】
タイパネル96は、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の先端部から延出した1対のタイパネル半体96’,96’からなる。この実施の形態では、各タイパネル半体96’は、外側パネル104の左半側パネル部分112及び右半側パネル部分114の前辺112a,114aから延出しており、各タイパネル半体96’と各パネル部分112,114とは一体に形成されている。
【0098】
このタイパネル半体96’,96’の先端辺96’a同士を重ね合わせ、縫合等により接合することにより、左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の先端部同士が連結されている。第25図の符号124は該先端辺96’a同士の接合ラインを示している。
【0099】
なお、この実施の形態でも、タイパネル96の左右幅(タイパネル96をピンと張った状態における各タイパネル半体96’の基端部同士の間隔)は200〜450mmとされている。また、このタイパネル96の上縁は左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94の上端よりも下位に延在され、タイパネル96の下縁は左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ96の下端よりも上位に延在されている。
【0100】
このエアバッグ90においても、インフレータ用開口100から連通部98内にインフレータ(図示略)のガス噴出口が配置され、このインフレータからのガスが連通部98の両端から左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94に流入し、このガスにより該左半側エアバッグ92及び右半側エアバッグ94がそれぞれ乗員前方の左側及び右側に膨張する。
【0101】
このエアバッグ90にあっても、左半側エアバッグ92と右半側エアバッグ94とが連通部98によって連通されているので、1個のインフレータによってエアバッグ90全体を膨張させることができるため、エアバッグ装置に装備すべきインフレータが1個で済み、エアバッグ装置を安価に構成することが可能となる。
【0102】
このエアバッグ90のその他の作用効果は前述の各実施の形態のエアバッグと同様であり、説明は省略する。
【0103】
上記の各実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
【0104】
例えば、上記の各実施の形態では、1枚のタイパネルによって乗員の胸部付近に対面する左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの乗員側の先端部同士のみを連結した構成となっているが、該乗員の頭部等に対面する該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの乗員対向部の上部や該乗員の腹部等に対面する該乗員対向部の下部にもそれぞれタイパネルを設けてもよい。このように上部タイパネル及び下部タイパネルを設けると、乗員の頭部や腹部等がエアバッグに当ったときに、該上部タイパネル及び下部タイパネルがこれらを比較的ソフトに受け止めるようになるので、乗員の脳や内臓等への衝撃を十分に小さくすることができる。
【0105】
なお、本発明のエアバッグにあっては、該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの先端部や乗員対向部の上部並びに下部の複数箇所にそれぞれタイパネルを設けてもよく、いずれかの箇所に選択的にタイパネルを設けてもよい。また、上記以外の乗員対向部にタイパネルを設けてもよい。該乗員対向部の上部から下部までの全域にわたって一続きに延在するようにタイパネルを設けてもよい。
【0106】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によると、左半側エアバッグ、右半側エアバッグ及びこれらの乗員側の先端部同士を連結しているタイパネルを有したエアバッグにおいて、乗員を十分に受け止め、且つ乗員に加えられる衝撃を十分に吸収することができるエアバッグ及びエアバッグ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエアバッグの斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1のエアバッグと乗員との対面状況を示す平面図である。
【図5】図1のエアバッグと乗員との対面状況を示す側面図である。
【図6】図1のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図7】図1のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図8】図1のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図9】図1のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図10】図1のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図11】図1のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図12】図1のエアバッグを備えたエアバッグ装置の適用例を示す斜視図である。
【図13】本発明の別の実施の形態に係るエアバッグの斜視図である。
【図14】図13のエアバッグを備えたエアバッグ装置の別の構成例を示す斜視図である。
【図15】本発明のさらに別の実施の形態に係るエアバッグの斜視図である。
【図16】他の形状のエアバッグの構成例を示す斜視図である。
【図17】本発明の異なる実施の形態に係るエアバッグの斜視図である。
【図18】図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
【図19】図17のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図20】図17のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図21】図17のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図22】図17のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図23】図17のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図24】図17のエアバッグの製作手順の説明図である。
【図25】本発明のさらに異なる実施の形態に係るエアバッグの斜視図である。
【図26】図25のエアバッグの内側パネル及び外側パネルの平面図である。
【図27】図25のエアバッグの分解斜視図である。
【図28】図25のエアバッグの内側パネル及び外側パネルの配置を模式的に示したエアバッグの上面図である。
【符号の説明】
1 リテーナ
2 インフレータ
10,10A,10B,10C,10D,50,90 エアバッグ
12,12A,12B,52,92 左半側エアバッグ
14,14A,14B,54,94 右半側エアバッグ
16,16A,16B,44,46,96 タイパネル
18,60,100 インフレータ用開口
20,62,102 内側パネル
22,64,104 外側パネル
24 後端側パネル
42 中間エアバッグ
56 タイパネル半体
58,98 連通部
Claims (7)
- 乗員前方の左側に膨張する左半側エアバッグと、
乗員前方の右側に膨張する右半側エアバッグと、
該左半側エアバッグと該右半側エアバッグとを連結している、少なくとも1枚のタイパネルとを有したエアバッグにおいて、
該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが膨張したときに当接するよう構成されているエアバッグであって、
前記タイパネルは、第1のタイパネル半体と第2のタイパネル半体との連結体よりなり、該第1のタイパネル半体が前記左半側エアバッグに接続され、第2のタイパネル半体が前記右半側エアバッグに接続されていることを特徴とするエアバッグ。 - 請求項1において、前記タイパネルは、前記左半側エアバッグの乗員対向部と右半側エアバッグの乗員対向部とを連結していることを特徴とするエアバッグ。
- 請求項2において、前記タイパネルは、前記左半側エアバッグの乗員側の先端部と、右半側エアバッグの乗員側の先端部とを連結していることを特徴とするエアバッグ。
- 請求項2において、前記タイパネルとして、前記左半側エアバッグの乗員対向部の上部と右半側エアバッグの乗員対向部の上部とを連結する上部タイパネルと、左半側エアバッグの乗員対向部の下部と右半側エアバッグの乗員対向部の下部とを連結する下部タイパネルとが設けられていることを特徴とするエアバッグ。
- 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記タイパネルの左右方向の幅が200〜450mmであることを特徴とするエアバッグ。
- 請求項1ないし5のいずれか1項において、該左半側エアバッグ及び右半側エアバッグの上部同士又は下部同士、或いはその双方をつなぐ連結パネルが設けられており、該連結パネルは、左半側エアバッグ及び右半側エアバッグが膨張したときに緊張する左右幅を有することを特徴とするエアバッグ。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のエアバッグと、該エアバッグを膨張させる少なくとも1個のインフレータとを備えてなるエアバッグ装置。
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