JP2006117235A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員がエアバッグの熱くなっている部分に接触しないようにする。
【解決手段】エアバッグモジュールは、エアバッグおよびインフレータを含む。インフレータは、180〜320kPaの出力を有する構成となっている。エアバッグは、50〜95リットルの膨張容量を有する構成となっている。エアバッグは、助手席、2チャンバー式エアバッグであってもよい。インフレータは、運転席側型インフレータ、たとえば、円板型インフレータであってもよい。エアバッグは、2つのチャンバーの少なくとも1つに取り付けられた膜を含むことができる。
【選択図】図1a

Description

発明の背景
本発明は、自動車のための運転者用または前席同乗者用エアバッグに関する。
このタイプのエアバッグは、車両が障害物に正面から衝突する「正面衝突」の際に自動車乗員を保護するために使用される。特に、このタイプのエアバッグは、前席車両乗員の1人がフロントガラス、ハンドル、またはダッシュボードに衝突するのを防ぐために使用される。一般的な運転者用または前席同乗者用エアバッグのエアバッグは、少なくとも2つのエアバッグ部分を有し、それら2つのエアバッグ部分は相互に分離され、それによって、ガス発生装置によって膨張されたエアバッグには、被保護乗員に面したエアバッグの前側にエアバッグ部分の間に通る間隙が備わり、エアバッグ部分は、まったく被保護乗員に面していない後ろ側でのみ相互に結合されている。
独国特許出願公開第(DE)10033937(A1)号(その全体に言及することによって本明細書の一部となる)は、ガス発生装置によって膨張させることができ、膨張したとき、エアバッグの外側被覆が被保護乗員に対応付けられたエアバッグの被覆表面上に間隙を形成する自動車内乗員保護装置用エアバッグを開示している。被保護乗員は、エアバッグに面している身体部分から間隙の中に入り込むことができる。エアバッグの膨張時、乗員が位置から外れている(「OOP」)場合、エアバッグの対応付けられた被覆表面と乗員との衝突を緩和させるために間隙は膨張されている。さらに、間隙によって相互に分離されているエアバッグ部分を相互に対して固定するために、たとえば、シートまたはシート状部品の形をした手段を設けることができ、それによって、エアバッグは、膨張後、間隙のないエアバッグとして、正常位置内の乗員に対するのと同じ保護を形成する。しかしながら、シートまたはシート状部品の配置と設計によって確保すべきことは、乗員の正常着席位置の外側にいて、(「位置から外れている状態」に対応して)エアバッグモジュールの方へ前のめりになっている彼/彼女が、エアバッグの膨張時、エアバッグの間隙の中に入り込むことができるようにすることである。
独国実用新案第(DE)20102115(U1)号(その全体に言及することによって本明細書の一部となる)は、環状に膨張するチャンバーを有し、被保護乗員に面した内側くぼみを取り囲む運転者用または前席同乗者用エアバッグモジュールのための「環状エアバッグ」を開示している。このタイプのエアバッグを用いる目的は、乗員が位置から外れているとき、乗員に面しているエアバッグの前側は、環状チャンバーのないエアバッグの場合よりゆるやかに加速され、かつ、このことによって、展開するエアバッグとの衝突の結果として乗員が負傷する危険度が緩和されるという事実によって、よりよい抑制価値を得ることである。この場合、閉じられた部分は、エアバッグ壁に固定されており、その結果、エアバッグが膨張したとき、その閉じられた部分は、くぼみの開口部の前面に滑り込み、それによって、くぼみは閉じられる。その結果、被保護車両乗員がくぼみの中に入り込むことはありえない。
周知のエアバッグモジュール用エアバッグの欠点は、被保護乗員への機械的負荷を低減させているにもかかわらず、そのエアバッグは、乗員が位置から外れている場合、乗員がエアバッグの熱い布地部分に接触した場合、すなわち、エアバッグの膨張時に使用された熱いガスによって熱せられたエアバッグ被覆の布地部分に接触した場合、被保護乗員に熱負荷を負わせる恐れがある。
発明の要旨
本発明の1つの好ましい実施形態によれば、エアバッグモジュールが提供される。エアバッグモジュールは、エアバッグおよび180〜320kPaの出力を有するよう構成されたインフレータを含む。エアバッグは、50〜95リットルの膨張容量を有するように構成されている。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、エアバッグ装置が提供される。エアバッグ装置は、エアバッグおよびエアバッグを膨張するよう構成されたインフレータを含む。エアバッグの実容量と乗員拘束用有効容量間の比率は、1:1.2〜1:2である。
前述の一般的記述および以下の詳細な記述は、共に単なる典型例および説明のためのものであり、特許請求の範囲として本発明を限定するものではないことはご理解いただけるであろう。
発明の詳細な説明
前述のとおり、本発明の典型的な好ましい実施形態は、車両の前列に座っている乗員を保護するためのエアバッグを含む。エアバッグは、正面衝突の際に膨張して自動車乗員を保護するように構成されている。エアバッグは、相互に分離された2つのエアバッグ部分を含み、それによって、膨張したエアバッグは、被保護乗員に面したエアバッグの前側に、エアバッグ部分の間に通る間隙を有する。間隙にはシートまたはシート状部品が架け渡されており、それによって、エアバッグの前側の方へ向けられた衝撃の場合、被保護乗員は、シートまたはシート状部品によって受け止められる。
その結果として、乗員の身体部分は、一定の距離だけ間隙の中に入り込むことができるが、乗員は、シートまたはシート状部品を通り越して間隙の中に完全に入り込むようなことにはならない。エアバッグおよびシートまたはシート状部品は、車両乗員を保護するための抑制作用を備えており、抑制作用は、実質的にシートまたはシート状部品によって実行され、その結果、2つの膨張式エアバッグ部分は、実質的にシートまたはシート状部品をぴんと張ることのみを目的として使用される。その結果、車両乗員を保護するために必要な抑制作用は、乗員がエアバッグの被覆に接触した場合、しかし熱くなっている可能性のあるエアバッグの部分には接触しない場合に実現される。
本発明の1つの典型的な好ましい実施形態によれば、シートまたはシート状部品は、被保護乗員の上半身および頭部に面するエアバッグの前端部の前面にじかに延在し、すなわち、エアバッグの前側にじかに沿って延在し、それによって、(被保護乗員の頭部と上半身から見えるとおり)間隙は、完全にシートまたはシート状部品によって覆われる。本発明の別の好ましい実施形態によれば、シートまたはシート状部品は、被保護車両乗員の頭部と上半身に面しているエアバッグの前端部(前側)に対して、車両乗員の頭部と上半身から向きがそれているエアバッグの裏側に向かって、少し後方に片寄っており、それによって、(車両乗員の頭部と上半身から見えるとおり)エアバッグ部分の間に形成された間隙の部分は、シートまたはシート状部品の前方に通っている。車両乗員は、シートまたはシート状部品に衝突する前に、シートまたはシート状部品によって覆われていない2つのエアバッグ部分の間にある間隙の当該領域の中にまず一定の距離だけ入り込み、その後、乗員は、シートまたはシート状部品によって受け止められる。
シートまたはシート状部品は、間隙によって相互に分離されているエアバッグ部分のそれぞれに少なくとも1点で固定することができ、この場合、合計で少なくとも3つの固定点を有することが望ましい。こうすることにより、シートまたはシート状部品をエアバッグに外れる恐れがないように固定することができるという効果を達成することができる。
エアバッグの膨張の間、シートまたはシート状部品は、ぴんと張られ、それによって、シートまたはシート状部品は、必要な抑制作用を展開することができ、同時に、間隙によって相互に分離されているエアバッグ部分を相互に対して固定する。
ここで考慮すべき点は、2つのエアバッグ部分が接触する箇所でエアバッグ部分を固定すると、エアバッグ部分を再び押し離す傾向を有する接触力が発生することである。しかしながら、この接触力は、シートまたはシート状部品によって打ち消され、その場合、接触力は、シートまたはシート状部品をぴんと張ることにさらなる貢献をする。
シートまたはシート状部品が間隙に架け渡され、それによって、エアバッグの前側の方へ向けられた衝撃の場合(さらに、特に、乗員が「位置から外れている」場合も)、乗員は、シートまたはシート状部品によって受け止められ、すなわち、シートまたはシート状部品は、実際の抑制部材として使用される。したがって、乗員は、シートまたはシート状部品の後方に少なくとも間隙の部分が通っているシートまたはシート状部品の領域によって受け止められ抑制され、その結果エアバッグ被覆と乗員との直接接触ができるだけ防がれるのが望ましい。
エアバッグの膨張の際、(被保護乗員によって見られるとおり)エアバッグ部分が被保護乗員の上半身の近くに向いている方向に毎回展開するようにエアバッグ部分を設計および配置するのが望ましく、それによって、膨張したエアバッグ内の間隙は、実質的に被保護乗員の上半身の縦方向に、すなわち、対応する乗員の背柱に平行に延在する。
本発明の典型的な好ましい実施形態によれば、シートまたはシート状部品自体は、一方では、膜状風に、たとえば、布地部品として、また他方では、網状風に設計することができる。
シートまたはシート状部品をエアバッグに固定するためには、縫い目を使用することができ、また、縫い目は、エアバッグ被覆の異なった部分、たとえば、エアバッグ被覆の下部と上部の結合にも使用することができる。
本発明の1つの好ましい実施形態によれば、エアバッグは、間隙によって相互に分離され、膨張したとき、断面が実質的にV字型風に配置される明確な2つのエアバッグ部分を有する。本発明の別の好ましい実施形態によれば、膨張したとき、実質的に星形風に配置される2つより多いエアバッグ部分が提供される。
図1aおよび1d〜1gは、エアバッグ1、エアバッグ1の裏側Rで相互に一体化結合された2つのエアバッグ部分11、12を有するエアバッグ被覆10を示す。2つのエアバッグ部分11、12は、溝13によってなめらかに結合されている。エアバッグ1の前側Vにおいて、2つの部分11、12は、間隙を形成し、その間隙には膜または布地部品の形をしたシートまたはシート状部品が架け渡されている。2つのエアバッグ部分11、12は、エアバッグ1の前側Vで相互に完全に分離され、すなわち、間隙15がエアバッグ全体を通して延在し、それによって、2つのエアバッグ11、12は、シートまたはシート状部品2によって緊密に把持されていない場合、結合溝13のまわりで相互に対して旋回可能になっている。シート状部品2は、外側周辺部20に沿って2つのエアバッグ11、12のそれぞれと縫い合わされ、とりわけそれによって、エアバッグ1が膨張したとき、シート状部品2は、ぴんと張られ、それと同時に、V字型断面を形成している2つのエアバッグ部分11、12は、相互に対して固定される。
図1bは、自動車内で膨張したときの図1aのエアバッグを示す。エアバッグは、自動車のダッシュボードA内に配置された前席運転者用エアバッグモジュールの一部分であり、膨張したとき、ダッシュボードA、フロントガラスS、および被保護乗員Iの間に延在する。エアバッグの裏側Rは、エアバッグモジュールの他の部分、すなわち、エアバッグを膨張させるためのガス発生装置およびエアバッグとガス発生装置を収容するためのモジュールハウジングとともにダッシュボードAに固定されている。エアバッグの前側Vは、被保護乗員の上半身Oおよび頭部Kに面しており、とりわけそれによって、任意の抑制作用を得るために、エアバッグ1およびシート状部品2で構成されたエアバッグに対して車両乗員Iが彼/彼女の頭部Kおよび彼/彼女の上半身Oから衝突している図1cを参考として示すとおり、被保護乗員Iは、彼/彼女の頭部Kおよび彼/彼女の上半身Oからシート状部品2に衝突している。車両乗員Iが彼/彼女の頭部Kおよび彼/彼女の上半身Oから衝突するシート状部品2の当該領域の後方にある間隙15は、2つのエアバッグ部分11、12の間に延在し、それによって、車両乗員Iの頭部Kおよび上半身Oがエアバッグ1の被覆10に直接衝突しないようにできるだけ防止されている。さらに、シート状部品2に対して衝突が片寄った場合、図示された構成によって、乗員Iの頭部Kおよび上半身Oを自動的に中央に来るように位置決めすることができる。
膨張時、エアバッグ1は、シート状部品2をぴんと張り、それによって、シート状部品は、任意の抑制作用を展開することができる。同時に、エアバッグ1が展開した直後、エアバッグ1を膨張させるために使用されたガスは、再び逃がされるので、エアバッグ部分11、12は、十分に柔軟性があり、その結果、車両乗員Iの衝撃の際、シート状部品2は、たとえぴんと張っていても、やはり十分変形可能であり、シート状部品2が所定位置に過度に堅く固定された場合に発生すると思われる車両乗員Iの負傷を防止することができる。
図2aは、図1a〜1gに示されたタイプのエアバッグ1の上部パネルおよび下部パネルを形成する布地部品100を示す。エアバッグ1の被覆は、縫い目に沿って相互に結合された図2aによる2つのまったく同じ布地部品100を含む。上部パネルと下部パネルを形成する2つの布地部品100のそれぞれは、いずれの場合にも相互に一体化結合された2つの楕円形部分110、120を有し、それによって、図1a〜1gにしたがって2つのエアバッグ部分11、12を有するエアバッグは、当該布地部品から形成することができる。
図2bは、図2aによる2つの布地部品100で構成されたエアバッグ1を略側面図で示し、自動車内で膨張したとき、エアバッグ1は、自動車のダッシュボード内に配置された前席同乗者用エアバッグモジュールの一部分となり、ダッシュボード内に配置されたガス発生装置Gによって膨張される。膨張されたとき、エアバッグ1は、被保護車両乗員(前席同乗者)によって見られるとおり、ダッシュボードAの前方およびフロントガラスSの下に延在する。
図2cは、図2aによる2つの布地部品100と、被保護乗員に面しているエアバッグの前側で、シート状部品2によって完全に覆われている間隙によって相互に分離されている2つのエアバッグ部分11、12と、シート状部品の周辺部20に沿ってエアバッグ部分11,12のそれぞれに縫い付けられたシート状部品2と、で構成された膨張したエアバッグの正面図を示す。
図2dは、エアバッグが、膨張することによって前席同乗者用エアバッグモジュールのモジュールハウジングMの外へ展開する時のエアバッグ1を示す。2つのエアバッグ部分11、12は、最初、展開工程の初期において「a」方向に外側へ移動し、次に被保護乗員Iの上半身Oの近くに向かって移動し、その後さらに膨張して、被保護乗員の上半身Oおよび頭部Kに向かって方向bに移動が起こる。間隙15によってエアバッグ1の前側Vで相互に分離されている2つのエアバッグ部分11,12は、図2eの完全に膨張したエアバッグの側面図を参照して明らかなとおり、実質的に被保護車両乗員Iの上半身Oの側端部領域内にとどまる。膨張時、被保護乗員に向かう方向へ正面から移動し、2つのエアバッグ部分11、12によってぴんと張られるシート状部品2に上半身Oの中央領域(胸部および腹部の中央部位および頭部Kも)は対応付けられる。
図2eは、エアバッグが展開するにつれて、2つのエアバッグ部分11、12が間隙15の領域内で接触するとき、発生する接触力Fをさらに示す。接触力Fは、エアバッグ部分11、12を押し離す効果を有し、結局シート状部品2をぴんと張らせることになる。シート状部品2に発生する張力は、間隙15に架け渡されたシート状部品2の当該領域の大きさによって左右される。間隙15の両側にあるシート状部品2の固定点間の距離が短いほど、シート状部品内に発生する張力は大きくなる。この現象は、エアバッグ部分11,12間の接触面において、距離が短いほど増大する接触力によって引き起こされる。間隙15に架け渡されたシート状部品2の当該領域が(間隙15の両側にあるシート状部品2の固定点間の大きな距離に対応して、したがって、比較的大きな間隙15の幅に対応して)比較的大きなサイズのものである場合、より低い張力が発生するばかりでなく、エアバッグ部分11、12は、もっとはっきり分かる程度にまで外側へ横方向に展開する。したがって、シート状部品2のサイズによっても、完全に膨張したエアバッグのエアバッグ部分11、12の配置は、制御される。
図3aは、前席同乗者用エアバッグモジュールのモジュールハウジングM内に配置され、折りたたまれたエアバッグ1がガス発生装置Gを取り囲んでいる図1a〜2eのエアバッグ1を非常に詳細に示す。
図3bは、図2dの略図に対応して、エアバッグがガス発生装置Gによって膨張するにつれて、エアバッグ1がモジュールハウジングMの外へ展開する初期工程を非常に詳細に示す。図2dの詳細を参照しながら説明する。また、エアバッグ部分11、12にシート状部品2を固定するために、エアバッグ1の被覆を構成する2つの布地部品(図2a参照)を結合するために使われている縫い目Nが使われていることも分かる。
図3cは、さらなる詳細を参照しながら説明すれば、図2eの略図に対応して、ガス発生装置Gによって完全に膨張され、完全にモジュールハウジングMの外に展開されたエアバッグの非常に詳細な図を示す。
とりわけ、エアバッグ1の全膨張行程の間、エアバッグ1の前側V上にある2つのエアバッグ部分11,12間に形成されている間隙15は、常に、シート状部品2によって覆われていることが、図3bおよび3cを参照することにより分かる。
図4aは、図3aに対応して、モジュールハウジングM内に折りたたまれているが、車両乗員Iが彼/彼女の上半身Oおよび彼/彼女の頭部KをモジュールハウジングMの前面に非常に密着させて位置している場合のエアバッグ1を開示する。この図4aは、車両乗員が彼/彼女の正常着席位置から外れてエアバッグモジュールの方向へ前のめりになっている状態の「位置から外れている」乗員に対応する。
図4bおよび4cは、図3bおよび3cの図に対応しているが、エアバッグモジュールの方向に前のめりにかがんでいる車両乗員Iがエアバッグ1の展開工程に影響を及ぼしている場合の展開工程の初期段階および完全に膨張したときのエアバッグ1を示す。図4bおよび4cから明白なように、車両乗員Iは、早い時点で2つのエアバッグ部分11,12の間にある領域の中に突入するので、2つのエアバッグ部分11,12は、被保護車両乗員Iの上半身Oおよび頭部Kの実質的に側面近くに展開し、それによって、車両乗員Iが位置から外れていた場合、彼/彼女は、エアバッグ部分に直接衝突しないように保護される。
被保護乗員Iが通常の座席位置にいる状況の場合は、車両乗員Iに対する抑制機能もまた、シート状部品の周辺部20で2つのエアバッグ部分11,12に固定され、かつ、2つのエアバッグ部分11,12の間にある間隙15を覆っているシート状部品2によって実行される。乗員が位置から外れている場合、2つのエアバッグ部分11,12間の領域内へ被保護車両乗員Iが早い時点で突入すると、通常位置にいる乗員によって引き起こされるエアバッグと比較して、シート状部品2をエアバッグ1の裏側Rの方向へいっそう短距離移動させる作用が備わり、その結果、乗員Iは、彼/彼女の上半身Oを間隙15の中にいっそう短距離突入させることができる。しかしながら、乗員Iが彼/彼女の上半身Oから間隙15の中に完全に突入することは、シート状部品2によって阻止される。
位置から外れている状況に対しては、本発明は、乗員Iがエアバッグ部分11,12と正面衝突することを防止するエアバッグを提供する。正面衝突の代わりに、乗員Iは、乗員Iに向かって比較的ゆっくり移動するシート状部品2によって受け止められ、その結果、乗員が負傷する危険性は、著しく低減される。
図5aおよび5bは、一方では、2つの横向きエアバッグ部分11a、11b、および他方では、2つの横向きエアバッグ部分12a、12bがいずれの場合にも、2つの小区分11aおよび11b、ならびに2つの小区分12aおよび12bに分離され、その結果、図5bによる正面図内のエアバッグは、実質的に星型外形を有し、一方では、2つのエアバッグ部分11a、11b、および他方では、2つのエアバッグ部分12a、12bを相互に分離している溝15の近くに小区分11a、11bおよび12a、12bをそれぞれ相互に分離する2つの追加の間隙16a、16bが形成されたエアバッグ1の別の好ましい実施形態を開示する。
その上、図5aおよび5bに示される典型的な好ましい実施形態では、シート状部品2は、網として設計されている。別の点では、図5a〜5bに示された好ましい実施形態は、図1a〜4cについて説明した典型的な好ましい実施形態にその機能面で対応している。
図6aおよび6bは、図1a〜4cによる典型的な好ましい実施形態とは異なり、2つのエアバッグ部分11、12は、シート状部品2によって覆われた間隙15によって相互に分離されているばかりでなく、それに加えて、自動車のフロントガラスSの下を除くエアバッグ部分の上側にくぼみ16を有するエアバッグ1の典型的な好ましい実施形態を示す。
図7aおよび7bによる典型的な好ましい実施形態においては、2つのエアバッグ部分11,12は、さらにエアバッグ部分の前側にくぼみ17、すなわち、エアバッグ1の裏側Rに向かって延在するくぼみを有する。
図5aおよび5b、6aおよび6b、および7aおよび7bに示された典型的な好ましい実施形態の場合は、エアバッグ1の動作容量の低減は、いずれの場合にも、追加のくぼみ16a、16bによって達成され、16および17は、各エアバッグ1を削減することによって形成されている。その結果、エアバッグの膨張には、それに応じてより少ない容量のガスを必要とし、そのエアバッグに対しては、より小さくより軽いガス発生装置を使用することができる。
したがって、その結果、図5aおよび5b、6aおよび6b、および7aおよび7bによる典型的な好ましい実施形態の場合においては、車両内、特にダッシュボード、ウインドウ、および乗員の間の有効空間を覆うエアバッグの削減に個別に適応することにより、できるだけ少なくしたガスの所要量を用いて乗員の最適保護を達成する効果を得ることができる。
図8は、シート状部品2がエアバッグ1の前側V上に直接延在せず、したがって、車両乗員Iの頭部Kから見える、2つのエアバッグ部分11、12の間に形成された間隙(15)を完全に覆っていない図6aおよび6bの典型的な好ましい実施形態の変形を示す。もっと正確に言えば、シート状部品2は、エアバッグ1の前側Vからエアバッグ1の前側Vと裏側Rとの間の移行領域の中に延在し、それによって、エアバッグ部分11,12の間に形成された間隙の領域は、頭部Kおよび上半身Oに面しているが、シート状部品2によって覆われていない。したがって、衝突事故の際、車両乗員Iは、彼/彼女の頭部Kおよび彼/彼女の上半身Oから最初に一定距離エアバッグ配置の前側V上にある2つのエアバッグ部分11、12(図6b参照)の間の領域の中に入り、その後、彼/彼女は、これら2つのエアバッグ部分の間にある間隙に架け渡されているシート状部品2によって受け止められる。上記のシート状部品2の配置は、特にエアバッグ1の追加のくぼみ16によって、このくぼみはシート状部品2によって部分的にはね上がるが、実施が可能になる。
その結果、図8に示されたエアバッグ配置は、したがって、車両乗員Iの頭部Kおよび上半身Oに面しているエアバッグの前端に直接張られておらず、むしろ、エアバッグの前端に対して、エアバッグ1の裏側Rの方へ一定距離だけ片寄っているエアバッグ1の前側V上のシート状部品2によって特徴付けられる。そのために、シート状部品2は、(車両乗員Iの頭部Kおよび上半身Oから見えるとおり)シート状部品2の後ろに横たわるエアバッグ部分の間に形成された間隙のこれら領域のみに架け渡されている。したがって、エアバッグ1の前側Vの方へ移動が引き起こされる衝突事故においては、車両乗員Iは、まず、彼/彼女の頭部Kおよび上半身Oからシート状部品2の前に横たわる当該間隙のこれら領域の中に入り、その後、当該乗員は、シート状部品2によって受け止められる。
図9は、図6aおよび6bのエアバッグ配置のさらなる好ましい実施形態を示し、1つの相違点は、エアバッグ1の追加くぼみ18が被保護乗員Iのひざおよび大腿部に面しており(しかし、図6aにあるように車両のフロントガラスSには面していない)ことである。図9に示されたエアバッグ1は、エアバッグ1の裏端が自動車のダッシュボードAの下部に固定されるように構成されている。その結果、エアバッグ1は、エアバッグの裏端の領域で、車両乗員I用膝保護を形成する。したがって、エアバッグは、衝突事故時の車両乗員の膝用抑制部品として使用される部分を含む。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、助手席側エアバッグモジュールが提供される。助手席側エアバッグは、あらゆる前述の好ましい実施形態で説明されたとおり形成することができる。その上、助手席側エアバッグモジュールに設けられるインフレータは、通常、運転席側モジュールに使われるタイプ(すなわち、より少ない容量のエアバッグ用)のものである。インフレータは、180〜320KPaの出力を提供できうる。別の好ましい実施形態によれば、インフレータは、250〜300KPaの出力を提供できる。助手席側エアバッグモジュールに含まれるエアバッグ容量は、50〜95リットルである。別の好ましい実施形態には、エアバッグの容量は、55〜90リットルである。別の好ましい実施形態によれば、エアバッグの容量は、65〜75リットルである。さらに別の好ましい実施形態のエアバッグ容量は、70〜85リットルである。インストルメントパネルと乗員間のすき間を埋めるために、ツインエアバッグを使用してもよい。この配置により通常の助手席エアバッグを上回り向上させる。そのエアバッグは、一般的に約100リットルもしくはそれ以上である。
したがって、本発明によれば、2チャンバーエアバッグが提供される。2チャンバークッションまたは膜バッグが上に記載されている。しかしながら、一般には、2チャンバーエアバッグを使用すれば、約30パーセントのエアバッグ容量を削減することができる。その上、ベルトを着用していない車両同乗者を考慮することなく、エアバッグの設計ができるとすれば、さらにより多くの容量削減ができる。
図10〜21に示すとおり、本発明の実施形態によれば、助手席エアバッグモジュール100は、運転席側ガスインフレータ120、2チャンバーエアバッグ101、および必要な接続ハウジング部品を含む。たとえば、モジュール100は、図11に示すとおり、モジュールハウジング115およびバックリング118を含むことができる。インフレータ120は、運転席側エアバッグモジュールで通常使用される円板型インフレータが望ましい。通常助手席エアバッグ内に使用される従来の管型インフレータの代わりに円板型インフレータ120を使用すれば、構造的利益が備わる。
エアバッグ101は、助手席エアバッグである。
助手席側モジュール内に採用される2チャンバーエアバッグは、以下の比較的真っ直ぐな配置にすることができる。
エアバッグは、2つのエアバッグ部分111,112を作るために、たとえば、図12〜15に示すとおり、2つの「蝶」形の布地パネル(または板)101a、101bを結合することにより形成される。
図12は、アウターパネル101aを示す。エアバッグ101には、図12と13で確認できるように、アウターパネル101aに結合された少なくともひとつの保護布を結合するためのシーム106を含む。図13は、エアバッグ101のアウターパネル101aに結合される2つの保護布131,132を示す。保護布131,132は、エアバッグ101の適切な場所に位置してもよいが、熱い膨張ガスからパネル101aを保護するためにインフレータの付近に位置するのが好ましい。
インフレータ120用穴107は、図14に示すとおり、保護布131,132付近にあけられてもよい。図15に示すとおり、インナーパネル101bは、継ぎ布等の縫製縫い目106も含めてよい。
図16は、アウターパネル101aがインナーパネル101bに重なって、2つのパネル101a、101bが平らな状態を示している平面図である。2つのパネル101a、101bが図16に示すとおり、主シーム140で結合後、エアバッグ101は、図17に示すとおり、折りたたまれてもいいし(蝶の羽と同様に)、エアバッグ101の助手席側の膜102と結合されてもよい。膜102は、アウターパネル101aの一端か両端(1つのチャンバー又は、両チャンバー111,112に取り付けるもしくは、一体化)、もしくは別片と一体にすることができる。図19は、アウターパネル101a、インナーパネル101bと膜102付きの典型的なエアバッグ101の側面図を示す。縫合シームは、明確にするために図19より削除される。
図17に示す実施形態では、膜102は縫合シーム141で縫製される。縫製時に、図17に示すとおりアウターパネル101aの側辺や羽が隣接するようにエアバッグ101の配置が裏返される。縫製後、図18に示すとおりインナーパネル101bの側辺や羽が隣接するようにエアバッグ101の配置が通常に戻される。
両チャンバー111,112は、ベントホール150で縫合シーム155を介して結合されてもよい。従来とおり、エアバッグはインナーパネルを折り返し結合した後、アウターパネルの外周を縫製することで結合されるが、従来のエアバッグを立体的に縫製するには、多くの工数が必要である。平面的な縫製のみを必要とするベントホール150により提供された手段を使用して2つのチャンバー111、112を結合することで工数削減を実現できる。各チャンバー111,112には、ベントホール150を含む。第一チャンバー111を第二チャンバーに折り重ねてベントホール150が一列に並ぶようにエアバッグ101が折りたたまれる場合、縫合シーム155は、図20と21に示すとおり、ベントホール150やチャンバー111、112の結合部等を介して縫製される。
さらに別の好ましい実施形態では、2つのエアバッグチャンバー111,112は、リベット、ファスナーや接着剤等のその他適切な装置によって、ベントホール150を介して結合されることができる。
別の好ましい実施形態では、エアバッグ101は、図22に示すとおり、継ぎ布145を含むことができる。
別の好ましい実施形態によれば、インフレータ120、たとえば、運転席側円板インフレータは、180〜320kPaの出力を有してエアバッグ101を膨張させるように構成されている。エアバッグ101、助手席側エアバッグは、50〜95リットルの膨張容量を有するように構成されている。
さらに好ましい別の実施形態では、エアバッグ101の実容量と乗員拘束用有効容量間の比率は、1:1.2〜1:2である。典型的な用途のみに対して、AM50パーセンタイルダミーが、30mphの速度の衝突時に使用される場合、通常、120リットルのエアバッグの膨張容量については、約450kPaの出力のインフレータが使用される。但し、膨張容量が50〜95リットルのエアバッグ101は、180〜320kPaのインフレータ出力でも十分である。
2002年5月24日に出願した独国特許出願第DE10224138.4−42号は、その全体に言及することによって本明細書の一部となる。
本発明の開示にあたって、技術分野の当業者には明らかなように、本発明の精神と範囲内において別の好ましい実施形態および変形が可能である。したがって、本発明の精神と範囲内において本開示から技術分野の当業者によって達成可能なすべての変形は、本発明の更なる好ましい実施形態として含まれるものとする。
図1aは、2つのエアバッグ部分を含み、エアバッグ部分の前側にシートまたはシート状部品が架け渡された間隙を有するエアバッグの斜視図を示す。 図1bは、自動車内に取り付けられた図1aのエアバッグを示す。 図1cは、被保護車両乗員がエアバッグの中に突入しているときの図1bの配置を示す。 図1d〜1gは、図1aに示したエアバッグの別の図を示す。 図1d〜1gは、図1aに示したエアバッグの別の図を示す。 図1d〜1gは、図1aに示したエアバッグの別の図を示す。 図1d〜1gは、図1aに示したエアバッグの別の図を示す。 図2aは、2つのエアバッグ部分で構成され、エアバッグ部分の前側に間隙を形成しているエアバッグの底面の略図を示す。 図2bは、自動車内で膨張したときの図2aに対応するエアバッグを示す。 図2cは、シートまたはシート状部品を間隙に架け渡した図2aによるエアバッグの前面図を示す。 図2dは、エアバッグがモジュールハウジングから展開するときの図2aに対応するエアバッグを示す。 図2eは、エアバッグが完全に展開した後の図2dのエアバッグを示す。 図3aは、モジュールハウジング内に配置され、間隙とその間隙に架け渡されたシートまたはシート状部品とで相互に分離されている2つのエアバッグ部分を有する折りたたまれたエアバッグの略図を示す。 図3bは、エアバッグが展開するときの図3aのエアバッグを示す。 図3cは、展開した時の図3aおよび3bのエアバッグを示す。 図4aは、位置から外れている被保護車両乗員を追加表示している図3aに対応する図を示す。 図4bは、位置から外れている車両乗員によってエアバッグの展開が影響を受けている図3bに対応する図を示す。 図4cは、位置から外れている車両乗員が示された図3cに対応する図を示す。 図5aは、本発明によるエアバッグの別の好ましい実施形態の側面図である。 図5bは、図5aのエアバッグ配置によるエアバッグの前面図を示す。 図6aは、本発明によるエアバッグの別の好ましい実施形態の側面図である。 図6bは、図6aのエアバッグ配置によるエアバッグの前面図である。 図7aは、本発明によるエアバッグのさらなる別の好ましい実施形態の側面図である。 図7bは、図7aのエアバッグ配置によるエアバッグの前面図である。 図8は、本発明によるエアバッグのさらに新たな別の好ましい実施形態の側面図である。 図9は、本発明によるエアバッグの別の好ましい実施形態の図である。 図10は、本発明による助手席エアバッグの別の好ましい実施形態の斜視図である。 図11は、本発明の好ましい実施形態による助手席エアバッグモジュールのいくつかの構成部品を示す斜視図である。 図12は、本発明の好ましい実施形態による助手席エアバッグの構成に使われる外側布地パネルの平面図である。 図13は、図12の断面A〜Aに沿って切った外側布地パネルおよび保護布の側面図である。 図14は、インフレータ開口部を取り囲む穴を示す図12の外側布地パネルの平面図である。 図15は、本発明の好ましい実施形態による助手席エアバッグの構成に使われる内側布地パネルの平面図である。 図16は、内側布地パネルと外側布地パネルとの間の結合を示す構造を通した助手席エアバッグの平面図である。 図17は、布パネルを折りたたみ、シートを縫い合わせて内側布地パネルと外側布地パネルを結合させた後の図16に示されたエアバッグの平面図である。 図18は、布パネルを折りたたみ、通気孔で結合させた後の図16に示されたエアバッグの平面図である。 図19は、図18の断面B〜Bに沿って切った組み立てられたエアバッグの側面図である。 図20は、膨張後の図16に示されたエアバッグの平面図である。 図21は、図18の断面C〜Cに沿って切った組み立てられたエアバッグの側面図である。 図22は、図18の断面C〜Cに沿って切ったエアバッグの別の好ましい実施例の側面図である。

Claims (23)

  1. エアバッグと、
    180〜320kPaの出力を有するよう構成されたインフレータと、
    を含み、
    前記エアバッグは、50〜95リットルの膨張容量を有するように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  2. 前記エアバッグは、2つの蝶形布地パネルを含むことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  3. 前記2つの蝶形布地パネルは、前記2つの布地パネルの周辺部に沿って延在する主縫い目によって結合されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグモジュール。
  4. 前記エアバッグは、2チャンバーツインエアバッグを含むことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  5. 前記エアバッグは、乗員に面している前記エアバッグの前面で前記エアバッグの前記2つのチャンバーのそれぞれに結合された膜を含むことを特徴とする請求項4に記載のエアバッグモジュール。
  6. 前記エアバッグの前記2つのチャンバーの少なくとも1つは、膜を含むことを特徴とする請求項4に記載のエアバッグモジュール。
  7. 前記2チャンバーツインエアバッグは、2つの布地パネルを含むことを特徴とする請求項4に記載のエアバッグモジュール。
  8. 前記ツインチャンバーの各々は、前記ツインチャンバー間の接続点から前記チャンバーを横切って位置するベントホールを含むことを特徴とする請求項7に記載のエアバックモジュール。
  9. 前記エアバッグは、助手席エアバッグであることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  10. 前記インフレータは、円板型インフレータであることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  11. 前記エアバッグは、55〜90リットルの膨張容量を有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  12. 前記エアバッグは、65〜75リットルの膨張容量を有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  13. 前記エアバッグは、70〜85リットルの膨張容量を有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  14. エアバッグと、
    前記エアバッグを膨張するよう構成されたインフレータと、
    を含み、
    前記エアバッグの実容量と乗員拘束用有効容量間の比率は、1:1.2〜1:2であることを特徴とするエアバッグ装置。
  15. 前記エアバッグは、2つの蝶形布地パネルを含むことを特徴とする請求項14に記載のエアバッグ装置。
  16. 前記2つの蝶形布地パネルは、前記2つの布地パネルの周辺部に沿って延在する主縫い目によって結合されていることを特徴とする請求項15に記載のエアバッグ装置。
  17. 前記エアバッグは、2チャンバーツインエアバッグを含むことを特徴とする請求項14に記載のエアバッグ装置。
  18. 前記エアバッグは、乗員に面している前記エアバッグの前面で前記エアバッグの前記2つのチャンバーのそれぞれに結合された膜を含むことを特徴とする請求項17に記載のエアバッグ装置。
  19. 前記エアバッグの前記2つのチャンバーの少なくとも一つは、膜を含むことを特徴とする請求項17に記載のエアバッグ装置。
  20. 前記2チャンバーツインエアバッグは、2つの布地パネルを含むことを特徴とする請求項17に記載のエアバッグ装置
  21. 各チャンバーは、前記ツインチャンバー間の接続点から前記チャンバーを横切って位置するベントホールを含むことを特徴とする請求項20に記載のエアバック装置。
  22. 前記エアバッグは、助手席エアバッグであることを特徴とする請求項14に記載のエアバッグ装置。
  23. 前記インフレータは、円板型インフレータであることを特徴とする請求項14に記載のエアバッグ。
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