JP4046005B2 - 電動モータ駆動装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動モータ駆動装置及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータを駆動させるための電動モータ駆動装置及びステアリングの操舵力を補助するための電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のステアリングの操舵力を補助するために、電動モータ駆動装置を具備した電動パワーステアリング装置において、電動モータを駆動する出力段の温度が危険値を超えたときに、出力段に流す電流の上限値を低減させて電動モータに大電流が流れることを防止している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−255443号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、例えば出力段に流れる電流が小さい状態から急激に大きく変化したとしても、出力段の温度は、即座に上昇しないため、上述の電動パワーステアリング装置のように、出力段の温度が危険値を超えてから電動モータに流す上限値を低減させていたのでは、出力段の温度が上昇し始めて危険値を超えるまでの間に、電動モータに大きな電流が流れ続けて悪影響を与えてしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、電動モータに悪影響を与えることを確実に防止できる電動モータ駆動装置及び電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1では、通電により駆動する電動モータと、電動モータに流れる電流を制御するための駆動素子を有する制御部とを備えた電動モータ駆動装置において、制御部は、所定時間毎に駆動素子の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差を所定時間毎に求め、これら求められた前記偏差を積算した積算値が所定値以上のとき電動モータに流れる電流を制限する電流制限手段と、を有していることを特徴としている。
【0007】
この構成により、制御部は、温度検出手段で検出した温度とこれまで検出した温度との偏差に基づいて電流制限手段で電動モータに流れる電流を制限することから、駆動素子の温度の変化量(上昇量)によって電動モータに大きな電流が流れているか判定できるため、例えば駆動素子に流れる電流が小さい状態から急激に大きく変化した場合、従来の如く、駆動素子の温度が危険値を超えてから電動モータに大きな電流が流れることを制限することなく、駆動素子の温度が危険値を超えるまでの間に、電動モータに大きな電流が流れ続けることを抑制でき、電動モータに悪影響を与えることを確実に防止できる。また、温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差を求め、これら求められた偏差を所定時間毎に積算していくことで、温度検出手段が駆動素子の温度を検出し始めてからの駆動素子の温度の上昇量を検出することができる。よって、積算値が所定値以上のときに、電流制限手段で電動モータに流れる電流を制限することで、電動モータに大きな電流が流れることを確実に抑制できる。
【0010】
また、請求項2では、電流制限手段は、さらに温度検出手段で検出した温度が所定値以上のときに、電動モータに流れる電流を制限することを特徴としている。
【0011】
この構成により、温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差が所定値以下であるときには、電流制限手段が電動モータに流れる電流を制限しないため、例えば温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差が所定値以下である状態が続くと、実際の駆動素子及び電動モータの温度は、少しずつ上昇していく。このことから、温度検出手段で検出した温度が所定値以上のときに、電流制限手段で電動モータに流れる電流を制限することで、電動モータの発熱を抑制することができる。
【0014】
また、請求項3では、電動モータに流れる電流の制限は、電動モータに流す上限値を徐々に低減させることを特徴としている。
【0015】
この構成により、電流制限手段によって電動モータに流す上限値を徐々に低減させることで、上限値よりも大きい電流が電動モータに流れることがないため、電動モータに流れる電流を制限することができる。さらに、上限値を徐々に低減させることから、電動モータに流れる電流を徐々に低減させることができ、例えば電動パワーステアリング装置において、ステアリングの操舵補助動作を安定させることができる。
【0016】
また、請求項4では、制御部は、所定時間毎に決定した温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差の大きさに応じて電動モータに流す上限値を所定時間毎に決定する上限値決定手段を有していることを特徴としている。
【0017】
この構成により、制御部は、例えば温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差が大きい場合に、上限値決定手段によって上限値を小さい値に決定することで、電動モータに流れる電流を即座に制限することができる。
【0018】
また、請求項5では、さらに、電動モータに流す目標電流値が上限値よりも小さく、且つ目標電流値と上限値との差が所定値以下のときに、上限値を低減させることを特徴としている。
【0019】
この構成により、電動モータに流す目標電流値が上限値よりも小さく、目標電流値と上限値との差が所定値以下のときには、制御部が電動モータに上限値に近い大きな電流が流れるように制御するため、上限値を低減させることが望ましい。
【0020】
また、請求項6では、上限値を低減させている場合において、制御部は、目標電流値が上限値よりも小さく、且つ目標電流値と上限値との差が所定値以上となると、直ちに上限値をなくすことを特徴としている。
【0021】
この構成により、目標電流値が上限値よりも小さく、且つ目標電流値と上限値との差が所定値以上となると、制御部が電動モータに大きな電流を流れるように制御しないため、直ちに上限値をなくすことで、電動モータに通常流れる電流を直ちに流すことができるため、例えば電動パワーステアリング装置において、ステアリングの操舵力を補助させることができ、目標電流値が上限値よりも小さく、且つ目標電流値と上限値との差が所定値以上となった後、直ちにステアリングに操舵力が加わったとしても、運転者にステアリング操作を重く感じさせることなく、ステアリングの操舵力を確実に補助させることができる。
【0022】
また、請求項7では、ステアリングの操舵力を検出するトルクセンサを有し、ステアリングの操舵力を補助するための電動パワーステアリング装置に用いられる電動モータ駆動装置であって、電流制限手段は、トルクセンサで検出したトルクが所定値以上のときのみに、電動モータに流れる電流を制限することを特徴としている。
【0023】
この構成により、トルクセンサで検出したトルクが大きくなると制御部が電動モータに大きな電流が流れるように制御するため、トルクセンサで検出したトルクが所定値以上のときのみに、電流制限手段が電動モータに流れる電流を制限することで、トルクセンサで検出したトルクが所定値よりも小さいときには、電流制限手段が電動モータに流れる電流を制限するか否かを判定する必要がなく、電流制限手段の判定処理を低減させることができる。
【0024】
また、請求項8では、上限値を低減させている場合において、制御部は、トルクセンサで検出したトルクが所定値以下となると、直ちに上限値をなくすことを特徴としている。
【0025】
この構成により、トルクセンサで検出したトルクが所定値以下となると、制御部が電動モータに大きな電流を流れるように制御しないため、上限値をなくすことで、電動モータに通常流れる電流を直ちに流すことができ、例えば電動パワーステアリング装置において、ステアリングの操舵力を補助させることができ、目標電流値が上限値よりも小さく、且つ目標電流値と上限値との差が所定値以上となった後、直ちにステアリングに操舵力が加わったとしても、運転者にステアリング操作を重く感じさせることなく、ステアリングの操舵力を確実に補助させることができる。
【0026】
また、請求項9では、駆動素子が固定されるヒートシンクを有し、温度検出手段は、ヒートシンクに設けられるサーミスタであることを特徴としている。
【0027】
この構成により、温度検出手段であるサーミスタは、駆動素子が固定されるヒートシンクに設けられているため、サーミスタがヒートシンクの温度を検出することができる。そのため、駆動素子が発熱すると、その熱がヒートシンクに伝わることから、サーミスタがヒートシンクの温度を検出することで、駆動素子の温度を検出することができる。
【0028】
また、請求項10では、通電により駆動する電動モータと、ステアリングの操舵力を検出するトルクセンサと、トルクセンサで検出したトルクに基づいて電動モータに流れる電流を制御するための駆動素子を有する制御部とを備えた電動パワーステアリング装置おいて、制御部は、所定時間毎に駆動素子の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段で検出した温度及びトルクセンサで検出したトルクに基づいて、電動モータに流れる電流を制限する電流制限手段と、を有し、前記電動モータに流れる電流の制限は、前記トルクセンサで検出したトルクが所定値以上のときに、前記温度検出手段で検出した温度とこれまで検出した温度との偏差に基づいて、前記電動モータに流す上限値を低減させることを特徴としている。
【0029】
この構成により、トルクセンサで検出したトルクが大きいときには、制御部が電動モータに大きな電流が流れるように制御するため、例えば温度検出手段で検出した温度及びトルクセンサで検出したトルクに基づいて、電動モータに流れる電流を制限することで、従来の如く、駆動素子の温度が危険値を超えてから電動モータに流れる電流を制限することなく、駆動素子の温度が危険値を超えるまでの間に、電動モータに大きな電流が流れ続けることを抑制でき、電動モータに悪影響を与えることを確実に防止できる。
【0031】
この構成により、従来の如く、駆動素子の温度が危険値を超えてから電動モータに大きな電流が流れることを制限することなく、駆動素子の温度が危険値を超えるまでの間に、電動モータに大きな電流が流れ続けることを抑制できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態について説明する。
【0033】
[第1実施形態]
本実施形態では、ステアリングの操舵力を補助するための電動パワーステアリング装置に用いられる電動モータ駆動装置について説明する。
【0034】
図1は、電動パワーステアリング装置1の全体構成図である。図2は、電動パワーステアリング装置1の制御部3の構成を示した断面図である。図3は、電動パワーステアリング装置1の電動モータ4を駆動させるための駆動回路を示した図である。図4は、温度検出手段39が検出する温度の一例を示したグラフである。図5は、電動モータ4の上限値Imaxを低減させるための制御部3のブロック図である。図6は、電動モータ4の上限値Imaxを低減させる際の制御部3での処理手順を示したフローチャートである。図7は、制御部3が電動モータ4の上限値Imaxを低減させる際の上限値Imaxの変化を示したグラフである。
【0035】
先ず、電動パワーステアリング装置1の全体構成及び作動について図1に基づいて説明する。本実施形態の電動パワーステアリング装置1は、トルクセンサ2、制御部3及び電動モータ4から構成されている。
【0036】
トルクセンサ2は、ステアリング5と連結された入力軸6と、ステアリングボックス8内に設けられたピニオン(図示しない)と連結された出力軸7との間に設けられ、ステアリング5に加わる操舵力を検出するものである。
【0037】
制御部3は、トルクセンサ2で検出した操舵力が入力され、入力された操舵力に基づいて、電動モータ4に流す電流を決定するものである。
【0038】
電動モータ4は、制御部3で決定された電流が流れることによって回転し、この回転力を出力軸7に与えるものである。
【0039】
また、ステアリングボックス8内に設けられたピニオンがラック9に噛合されている。ラック9の両端には、それぞれ図示しないタイロッド及びアームを介して転舵輪10が接続されている。
【0040】
このように、運転者がステアリング5を回転させると、トルクセンサ2でステアリング5に加えられた操舵力を検出する。そして、トルクセンサ2で検出した操舵力に基づいて、制御部3が電動モータ4に流す電流を決定し、この決定された電流が電動モータ4に流れることによって、電動モータ4が回転する。そして、電動モータ4の回転力が出力軸7に与えられることで、ステアリング5の操舵力が補助され、運転者の行うステアリング5の回転操作が軽くなる。
【0041】
次に、図2及び図3に基づいて、制御部3の構成及び回路構成について説明する。
【0042】
制御部3の制御基板31には、マイコン32、シャント抵抗33、コンデンサ34、リレー35及びコイル36が設けられ、制御部3の金属基板37には、スイッチングトランジスタ38及びサーミスタ39が設けられている。また、制御基板31と金属基板37とがターミナル37aを介して電気的に接続されている。さらに、制御基板31と金属基板37とは、ハウジング12に固定されている。
【0043】
マイコン32は、トルクセンサ2からの操舵力に応じて、電動モータ4に流す電流を決定し、スイッチングトランジスタ38をデューティー制御するためのPWM駆動信号を生成する。また、マイコン32は、シャント抵抗33の電圧降下分に相当する電圧値が入力され、電動モータ4に流れている電流を検出し、フィードバック制御する。コンデンサ34及びコイル36は、バッテリ11から流れる電流のノイズの発生を抑制するものである。リレー35は、イグニッションスイッチ(図示しない)がオン及びオフされることで電動モータ4へ流れる電流を通電及び遮断させるものである。
【0044】
スイッチングトランジスタ38は、駆動素子を成し、4つ用いられ、ブリッジ回路を構成しており、マイコン32からのPWM駆動信号により動作し、電動モータ4に流れる電流をデューティー制御することで、電動モータ4を駆動させる。
【0045】
サーミスタ39は、温度検出手段を成し、金属基板37の4つのスイッチングトランジスタ38が固定される面に設けられ、且つ4つのスイッチングトランジスタ38に近接した位置に設けられている。また、サーミスタ39は、スイッチングトランジスタ38から発生する熱が伝わる金属基板37及びハウジング12の温度を所定時間毎に検出し、検出した温度をマイコン32に入力している。また、マイコン32は、スイッチングトランジスタ38の温度として、金属基板37及びハウジング12の温度をサーミスタ39で検出している。
【0046】
また、バッテリ11の+端子は、リレー35及びコイル36を介してコンデンサ34の一端とスイッチングトランジスタ38とに接続されている。コンデンサ34の他端は、バッテリ11の−端子と接続されている。さらに、スイッチングトランジスタ38は、シャント抵抗33を介してバッテリ11の−端子と接続されている。
【0047】
さらに、マイコン32は、図5に示すように、電動モータ4に流す上限値Imaxを低減させるために、温度記憶手段311、偏差演算手段312、電流制限判定手段313、電流制限手段314、電流復帰判定手段315及び電流復帰手段316を有している。なお、所定時間毎にサーミスタ39で温度Tを検出するが、その時にサーミスタ39で検出した温度をTmとし、次回サーミスタ39で検出する温度をTm+1とする。
【0048】
温度記憶手段311は、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが入力され、その操舵力Nが所定値(6Nm)以上のときに、その時のサーミスタ39で検出した温度Tmを記憶する。そして、温度記憶手段311は、記憶した温度Tmを偏差演算手段312に出力する。
【0049】
偏差演算手段312は、温度記憶手段311から温度Tmが入力されると、次回サーミスタ39で検出した温度Tm+1と温度記憶手段311から入力された温度Tmとの偏差Tm+1−Tmを演算する。
【0050】
電流制限判定手段313は、偏差演算手段312にて演算した偏差Tm+1−Tmが入力され、入力された偏差Tm+1−Tmが所定値以上である場合に、電流制限手段314に制限信号Sを送る。また、電流制限判定手段313は、電流制限手段314に制限信号Sを送ってから入力された偏差Tm+1−Tmが所定値未満となると、電流復帰判定手段315に復帰信号Fを送る。
【0051】
電流制限手段314には、電動モータ4の上限値Imaxを所定時間毎に低減させる値が予めマップに記憶されている。そして、電流制限手段314は、電流制限判定手段313からの制限信号Sが入力されると、予めマップに記憶されている上限値Imaxに基づいて、図7に示すグラフのように、所定時間毎に電動モータ4の上限値Imaxを徐々に低減させる。
【0052】
電流復帰判定手段315は、電流制限判定手段313からの復帰信号Fが入力されると、電流復帰手段316に電流復帰信号F’を送る。また、電流復帰判定手段315は、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが入力され、この操舵力Nが所定値(2Nm)以下のときにも電流復帰手段316にも電流復帰信号F’を送る。
【0053】
電流復帰手段316は、電流復帰判定手段315から電流復帰信号F’が入力されると、直ちに電動モータ4の上限値Imaxをなくす。
【0054】
ここで、図4に示すように、仮に所定時間毎にサーミスタ39で検出した温度Tmが以下の表1に示す温度T0からT7に変化していく場合において、本実施形態での電動モータ4の上限値Imaxを低減させる際のマイコン32の処理手順について、図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、T0〜T7までの間、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが所定値以上であると仮定する。
【0055】
[表1]
Figure 0004046005
ステップS101では、mに初期値0を代入し、ステップS102に進む。
【0056】
ステップS102では、サーミスタ39で温度Tm(T0)を検出し、検出した温度Tm(T0)を温度記憶手段311が記憶し、ステップS103に進む。
【0057】
ステップS103では、所定時間後、サーミスタ39で次回の温度Tm+1(T1)を検出し、検出した温度Tm+1(T1)を温度記憶手段311が記憶すると共に、偏差演算手段312に入力し、ステップS104に進む。
【0058】
ステップS104では、偏差演算手段312がステップS103にて偏差演算手段312に入力された温度Tm+1(T1)とステップS102にて温度記憶手段311で記憶した温度Tm(T0)との偏差Tm+1−Tmを演算し、演算した偏差Tm+1−Tmを電流制限判定手段313に入力する。そして、電流制限判定手段313は、偏差Tm+1−Tmが所定値以上である場合に、電流制限手段314に制限信号Sを送り、サブルーチンSUBに進む。一方、偏差Tm+1−Tmが所定値未満である場合には、ステップS105に進む。なお、本実施形態では、偏差Tm+1−Tmが1.0以上である場合に、サブルーチンSUBに進む。また、この時の偏差Tm+1−Tm(T1−T0)は、0.1であるため、ステップS105に進む。
【0059】
ステップS105では、mの値をインクリメントしてステップS103に戻り、上述した処理を繰り返し行う。また、本実施形態では、m=4の時に、偏差Tm+1−Tm(T5−T4)が1.0以上となり、サブルーチンSUBに進む。
【0060】
以下、サブルーチンSUBの処理手順について説明する。
【0061】
ステップS106では、電流制限判定手段313が電流制限手段314に制限信号Sを出力し、ステップS107に進む。
【0062】
ステップS107では、電流制限判定手段314が電動モータ4の上限値Imaxを予めマップとして記憶されている制限値にし、ステップS108に進む。
【0063】
ステップS108では、ステップS105と同様に、mの値をインクリメントしてステップS109に進む。なお、この時、m=5である。
【0064】
ステップS109では、ステップS103と同様に、次回の温度Tm+1(T6)を検出し、検出した温度Tm+1(T6)を温度記憶手段311が記憶すると共に、偏差演算手段312に入力し、ステップS110に進む。
【0065】
ステップS110では、ステップS104と同様に、偏差演算手段312がステップS109にて偏差演算手段312に入力された温度Tm+1(T6)とステップS103にて温度記憶手段311で記憶した温度Tm(T5)との偏差Tm+1−Tmを演算し、演算した偏差Tm+1−Tmを電流制限判定手段313に入力する。そして、電流制限判定手段313は、偏差Tm+1−Tmが所定値(1.0)以上である場合に、ステップS107に戻り、電流制限判定手段314が電動モータ4の上限値Imaxを予めマップとして記憶されている次の制限値とする。そして、偏差Tm+1−Tmが所定値未満となるまで、電流制限判定手段314が電動モータ4の上限値Imaxを順次マップに記憶されている制限値としていく。一方、偏差Tm+1−Tmが所定値未満である場合には、ステップS111に進む。なお、この時の偏差Tm+1−Tm(T6−T5)は、0.1であるため、ステップS111に進む。
【0066】
ステップS111では、電流制限判定手段313が復帰信号Fを電流復帰判定手段315に、電流復帰判定手段315が電流復帰信号F’を電流復帰手段316に、と順番に出力する。そして、電流復帰手段316に電流復帰信号F’が入力されると、電流復帰手段316が直ちに上限値Imaxをなくして、メイン処理のステップS105に戻り、上述した処理を繰り返し行う。
【0067】
なお、本実施形態では、図7に示すように、電動モータ4の上限値Imaxの定格値が65Aであって、電流制限手段314にて上限値Imaxを所定時間毎にマップに記憶されている制限値としていくことで、65Aから15Aまで徐々に低減させる。
【0068】
なお、電流制限判定手段313は、マイコン32が電動モータ4に流す目標電流値が上限値Imaxよりも小さく、この目標電流値と上限値Imaxとの差が所定値以上である場合にも電流制限手段314に制限信号Sを送る。逆に、電流制限判定手段313は、マイコン32が電動モータ4に流す目標電流値が上限値Imaxよりも小さく、この目標電流値と上限値Imaxとの差が所定値以上である場合のときに、電流復帰判定手段315に復帰信号Fを送る。
【0069】
[第1実施形態の効果]
以上説明したように、マイコン32は、所定時間毎にサーミスタ39で検出した温度をスイッチングトランジスタ38の温度として検出し、温度記憶手段311で記憶した温度Tmと次回検出した温度Tm+1との偏差Tm+1−Tmが所定値以上のときに、電動モータ4の上限値Imaxを低減させている。このことから、スイッチングトランジスタ38の温度の変化量に基づいて、電動モータの上限値Imaxを低減させることができるため、例えば電動モータ4に流れる電流が小さい状態から急激に大きく変化した場合、従来の如く、サーミスタ39で検出したスイッチングトランジスタ38の実際の温度Tが危険値を超えてから電動モータ4の上限値Imaxを低減させることなく、スイッチングトランジスタ38の実際の温度Tが危険値を超えるまでの間に、電動モータ4の上限値Imaxを低減させることができ、電動モータ4に大きな電流が流れ続けることを確実に抑制して悪影響を与えることを防止できる。
【0070】
また、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが大きくなると、マイコン32が電動モータ4に大きな電流が流れるように制御するため、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが所定値以上である時に、偏差Tm+1−Tmに基づいて電動モータ4の上限値Imaxを低減させることで、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが所定値以下である時に、偏差Tm+1−Tmに基づいて電動モータ4の上限値Imaxを低減させるか否かを判定する必要がなく、上限値Imaxの制限判定の処理を低減させることができ、ソフト負荷を抑制することができる。
【0071】
また、電流制限手段314にて電動モータ4の上限値Imaxを低減させている場合に、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが小さくなると、マイコン32が電動モータ4に大きな電流が流れないように制御するため、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが所定値以下となったら、電動モータ4の上限値Imaxを直ちになくすことで、例えば操舵力Nが所定値以下となった後、直ちにステアリング5に大きな操舵力Nが加わったとしても、電動モータ4に流れる電流が制限されないため、運転者にステアリング5の操作を重く感じさせることなく、ステアリング5の操舵力を確実に補助させることができる。
【0072】
さらに、マイコン32が電動モータ4に流す目標電流値が上限値Imaxよりも小さく、この目標電流値と上限値Imaxとの差が所定値以上となった時にも、マイコン32が電動モータ4に大きな電流が流れないように制御するため、電動モータ4の上限値Imaxを直ちになくすことで、上記と同様の効果を得ることができる。
【0073】
逆に、マイコン32が電動モータ4に流す目標電流値が上限値Imaxよりも小さく、この目標電流値と上限値Imaxとの差が所定値以下のときには、マイコン32が電動モータ4に上限値Imaxに近い大きな電流が流れるように制御するため、電流制限手段314にて電動モータ4の上限値Imaxを低減させることが望ましい。
【0074】
さらに、電流制限手段314は、上限値Imaxを所定時間毎に予めマップに記憶されている制限値としていくことから、電動モータ4に流れる電流を徐々に低減させることができ、運転者のステアリング5の操舵補助動作が安定され、運転者に違和感を生じさせなくすることができる。
【0075】
さらに、サーミスタ39は、金属基板37の4つのスイッチングトランジスタ38が固定される面に設けられ、且つ4つのスイッチングトランジスタ38に近接した位置に設けられていることから、サーミスタ39が金属基板37の温度を検出することができる。そのため、スイッチングトランジスタ38が発熱すると、その熱が金属基板37及びハウジング12に伝わることから、サーミスタ39が金属基板37の温度をスイッチングトランジスタ39の温度Tとして検出することができる。
【0076】
なお、本実施形態での金属基板37及びハウジング12は、特許請求の範囲のヒートシンクに相当する。
【0077】
なお、本実施形態でのサーミスタ39は、金属基板37に設けられているが、スイッチングトランジスタ38の温度Tを検出可能な位置に設けられていればよい。
【0078】
なお、本実施形態でのスイッチングトランジスタ38は、金属基板37を介してハウジング12に固定されているが、ハウジング12に直接固定させていてもよい。
【0079】
なお、本実施形態では、偏差Tm+1−Tmが所定値以上のときに、電動モータ4の上限値Imaxを低減させているが、偏差Tm+1−Tmが所定値以下である場合が連続して続いた場合には、上限値Imaxが低減されない。しかし、例えばスイッチングトランジスタ38の温度が徐々に上昇した場合、実際のスイッチングトランジスタ38の温度は、少しずつ上昇していく。このことから、マイコン32がサーミスタ39で検出した温度Tが所定値以上のときにも、電動モータ4の上限値Imaxを低減させることで、電動モータ4の発熱を抑制できる。
【0080】
なお、所定時間毎に記憶された偏差Tm+1−Tmの大きさに応じて低減幅を決定し、その後、決定した低減幅によって、新たな上限値Imaxを決定し、この上限値Imaxで電動モータ4に流れる電流を制限するようにしてもよい。また、偏差Tm+1−Tmの大きさに応じて決定される低減幅は、予めマップに記憶している。このことにより、例えば偏差Tm+1−Tmの大きさが大きい場合に、低減幅を大きくすることで、電動モータ4に流れる電流を即座に制限させることができる。
【0081】
[第2実施形態]
図8は、電動モータ4の上限値Imaxを低減させる際の制御部3での処理手順を示したフローチャートである。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する部分についてのみ説明する。
【0082】
本実施形態でのマイコン32の基本的な処理手順は、第1実施形態と同様であるが、電流制限手段314で電動モータ4の上限値Imaxを制限するために、図8に示すように、第1実施形態のサブルーチンSUBのステップ107がステップS201及びステップS102に変更されている。
【0083】
そして、本実施形態の制御部3での処理手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0084】
ステップS201では、図示しない最大電流決定手段によって偏差演算手段312で演算した偏差Tm+1−Tmの大きさに応じて上限値Imaxを制限するための制限値Isを決定し、ステップS202に進む。なお、本実施形態での最大電流決定手段は、例えば、マイコン32が偏差Tm+1−Tmの大きさに応じた制限値Isを予めマップとして記憶している。また、このマップには、偏差Tm+1−Tmの大きさが大きいほど制限値Isが小さくなるように記憶されている。
【0085】
ステップS202では、電動モータ4の上限値ImaxをステップS201で決定した制限値Isとし、ステップS108に進む。
【0086】
本実施形態では、偏差演算手段312で演算した偏差Tm−Tm-1の大きさに応じて制限値Isを決定していることから、サーミスタ39で検出した温度Tmの変化量の大きさに応じて上限値Imaxを低減させることができるため、例えばサーミスタ39で検出した温度Tmの変化量が大きい場合に、制限値Isを小さくすることで、上限値Imaxを小さくでき、電動モータ4に流れる電流を即座に制限させることができる。
【0087】
[第3実施形態]
図9は、電動モータ4の上限値Imaxを低減させるための制御部3のブロック図である。図10は、電動モータ4の上限値Imaxを低減させる際の制御部3での処理手順を示したフローチャートである。なお、本実施形態では、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する部分についてのみ説明する。
【0088】
本実施形態では、偏差演算手段312で演算した偏差Tm+1−Tmを所定時間毎に積算し、その積算値Tsに基づいて、電動モータ4の上限値Imaxを低減させる。このため、図9に示すように、マイコン32は、偏差Tm+1−Tmを積算する積算演算手段317を有している。
【0089】
積算演算手段317は、偏差演算手段312で演算した偏差Tm+1−Tmが所定時間毎に入力され、この入力された偏差Tm+1−Tmを積算し、積算値Tsを電流制限判定手段313に出力する。
【0090】
電流制限判定手段313は、積算演算手段317にて所定時間毎に積算した積算値Tsが入力され、この入力された積算値Tsが所定値以上である場合に、電流制限手段314に制限信号Sを送る。
【0091】
ここで、図4に示すように、所定時間毎にサーミスタ39で検出した温度Tmが表2に示す温度T0からT7に変化した場合において、本実施形態での電動モータ4の上限値Imaxを低減させる際のマイコン32の処理手順について、図10のフローチャートに基づいて説明する。なお、本実施形態でも第1実施形態と同様に、T0〜T7までの間、トルクセンサ2で検出した操舵力Nが所定値以上であると仮定する。
【0092】
[表2]
Figure 0004046005
ステップS301では、m及び積算値Tsに初期値0を代入し、ステップS302に進む。
【0093】
ステップS302では、サーミスタ39で温度Tm(T0)を検出し、検出した温度Tm(T0)を温度記憶手段311が記憶し、ステップS103に進む。なお、本実施形態でのT0は、表1に示すように、x℃である。
【0094】
ステップS303では、サーミスタ39で次回の温度Tm+1(T1)を検出し、検出した温度Tm+1(T1)を温度記憶手段311が記憶すると共に、偏差演算手段312に入力し、ステップS304に進む。なお、本実施形態でのT1は、表1に示すように、x+1.0℃である。
【0095】
ステップS304では、偏差演算手段312がステップS302にて偏差演算手段312に入力された温度Tm+1(T1)とステップS301にて温度記憶手段311で記憶した温度Tm(T0)との偏差Tm+1−Tmを演算し、演算した偏差Tm+1−Tmを積算演算手段317に入力する。そして、積算演算手段317が入力された偏差Tm+1−Tmを積算する。なお、この時の積算値Tsは、1.0である。
【0096】
ステップS305では、ステップS304にて積算した積算値Tsが所定値以上である場合に、電流制限判定手段313が電流制限手段314に制限信号Sを送り、ステップS307に進む。一方、積算値Tsが所定値未満である場合には、ステップS306に進む。なお、本実施形態では、積算値Tsが20以上である場合に、ステップS307に進む。
【0097】
ステップS306では、mの値をインクリメントし、ステップS304に戻り、上述と同様の処理を繰り返し行う。なお、この時のmの値は、m=1となる。また、本実施形態では、m=4の時に、積算値Tsが20以上となり、ステップS307に進む。
【0098】
ステップS307では、第1実施形態と同様に、電流制限手段314が電動モータ4の上限値Imaxを予めマップに記憶されている制限値とし、ステップS308に進む。
【0099】
ステップS308では、上限値Imaxの復帰条件を満たしているかどうかを判定し、復帰条件を満たしていれば、ステップS301に戻り、操舵力Nが所定値以上のときに、上述と同様の処理を繰り返し行う。なお、ステップS301に戻ることで、積算値Tsに0が代入されるため、積算値Tsがリセットされる。一方、復帰条件を満たしていないのであれば、ステップS306に戻り、電流制限判定手段314が上限値Imaxを予めマップとして記憶されている次の制限値とする。そして、上限値Imaxの復帰条件を満たすまで、電流制限判定手段314が電動モータ4の上限値Imaxを順次マップに記憶されている制限値としていく。
【0100】
本実施形態では、所定時間毎に偏差演算手段312で演算された偏差Tm+1−Tmを積算演算手段317で積算して積算値Tsを算出することで、スイッチングトランジスタ38の温度Tをサーミスタ39が検出し始めてから現在までのスイッチングトランジスタ38の温度Tの上昇量がわかる。これにより、このスイッチングトランジスタ38の温度Tの上昇量に基づいて、電動モータ4の上限値Imaxを低減させることができる。そのため、例えば電動モータ4に流れる電流が小さい状態から急激に大きく変化した場合、従来の如く、サーミスタ39で検出したスイッチングトランジスタ38の実際の温度Tが危険値を超えてから電動モータ4の上限値Imaxを低減させることなく、スイッチングトランジスタ38の実際の温度Tが危険値を超えるまでの間に、電動モータ4の上限値Imaxを低減させることができ、電動モータ4に大きな電流が流れ続けることを確実に抑制して悪影響を与えることを防止できる。
【0101】
また、電動モータ4の上限値Imaxが復帰するときに、積算値Tsがリセットされることから、ステップS305での判定条件を変えることなく、常に同じ所定値で積算値Tsを判定することができる。
【0102】
なお、第1から第3実施形態では、電動パワーステアリング装置1のみでなく、電動モータを駆動させるための電動モータ駆動装置であれば適用できる。
【0103】
さらに、第1及び第2実施形態では、温度記憶手段311で記憶した温度Tmと次回検出した温度Tm+1との偏差Tm+1−Tmが所定値以上のときに、電動モータ4の上限値Imaxを低減させているが、温度記憶手段311で記憶した温度Tmとこれまで検出した温度T(例えばT0)との偏差Tm−T0が所定値以上のときに、電動モータ4の上限値Imaxを低減させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動パワーステアリング装置の全体構成図である。(第1実施形態)
【図2】電動パワーステアリング装置の制御部の構成を示した断面図である。(第1実施形態)
【図3】電動パワーステアリング装置の電動モータを駆動させるための駆動回路を示した図である。(第1実施形態)
【図4】温度検出手段が検出する温度の一例を示したグラフである。(第1実施形態)
【図5】電動モータの上限値を低減させるための制御部のブロック図である。(第1実施形態)
【図6】電動モータの上限値を低減させる際の制御部での処理手順を示したフローチャートである。(第1実施形態)
【図7】制御部が電動モータの上限値を低減させる際の上限値の変化を示したグラフである。(第1実施形態)
【図8】電動モータの上限値を低減させる際の制御部での処理手順を示したフローチャートである。(第2実施形態)
【図9】電動モータの上限値を低減させるための制御部のブロック図である。(第3実施形態)
【図10】電動モータの上限値を低減させる際の制御部での処理手順を示したフローチャートである。(第3実施形態)
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、
2…トルクセンサ、
3…制御部、
4…電動モータ、
38…スイッチングトランジスタ、
39…温度検出手段、
311…温度記憶手段、
312…偏差演算手段、
313…電流制限判定手段、
314…電流制限手段、
315…電流復帰判定手段、
316…電流復帰手段、
317…積算演算手段。

Claims (10)

  1. 通電により駆動する電動モータと、
    前記電動モータに流れる電流を制御するための駆動素子を有する制御部とを備えた電動モータ駆動装置において、
    前記制御部は、所定時間毎に前記駆動素子の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差を所定時間毎に求め、これら求められた前記偏差を積算した積算値が所定値以上のとき前記電動モータに流れる電流を制限する電流制限手段と、を有していることを特徴とする電動モータ駆動装置。
  2. 前記電流制限手段は、さらに前記温度検出手段で検出した温度が所定値以上のときに、前記電動モータに流れる電流を制限することを特徴とする請求項1記載の電動モータ駆動装置。
  3. 前記電動モータに流れる電流の制限は、前記電動モータに流す上限値を徐々に低減させることを特徴とする請求項1又は2記載の電動モータ駆動装置。
  4. 前記制御部は、所定時間毎に決定した前記温度検出手段で検出した温度と前回検出した温度との偏差の大きさに応じて前記電動モータに流す上限値を所定時間毎に決定する上限値決定手段を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電動モータ駆動装置。
  5. さらに、前記電動モータに流す目標電流値が前記上限値よりも小さく、且つ前記目標電流値と前記上限値との差が所定値以下のときに、前記上限値を低減させることを特徴とする請求項3又は4記載の電動モータ駆動装置。
  6. 前記上限値を低減させている場合において、
    前記制御部は、前記目標電流値が前記上限値よりも小さく、且つ前記目標電流値と前記上限値との差が所定値以上となると、直ちに前記上限値をなくすことを特徴とする請求項5記載の電動モータ駆動装置。
  7. ステアリングの操舵力を検出するトルクセンサを有し、ステアリングの操舵力を補助するための電動パワーステアリング装置に用いられる電動モータ駆動装置であって、
    前記電流制限手段は、前記トルクセンサで検出したトルクが所定値以上のときのみに、前記電動モータに流れる電流を制限することを特徴とする請求項3から6のいずれか1つに記載の電動モータ駆動装置。
  8. 前記電動モータに流す上限値を低減させている場合において、
    前記制御部は、前記トルクセンサで検出したトルクが所定値以下となると、直ちに前記上限値をなくすことを特徴とする請求項7記載の電動モータ駆動装置。
  9. 前記駆動素子が固定されるヒートシンクを有し、
    前記温度検出手段は、前記ヒートシンクに設けられるサーミスタであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の電動モータ駆動装置。
  10. 通電により駆動する電動モータと、
    ステアリングの操舵力を検出するトルクセンサと、
    前記トルクセンサで検出したトルクに基づいて前記電動モータに流れる電流を制御するための駆動素子を有する制御部とを備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記制御部は、所定時間毎に前記駆動素子の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段で検出した温度及び前記トルクセンサで検出したトルクに基づいて、前記電動モータに流れる電流を制限する電流制限手段と、を有し
    前記電動モータに流れる電流の制限は、前記トルクセンサで検出したトルクが所定値以上のときに、前記温度検出手段で検出した温度とこれまで検出した温度との偏差に基づいて、前記電動モータに流す上限値を低減させることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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