JP3316988B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP3316988B2 JP31794893A JP31794893A JP3316988B2 JP 3316988 B2 JP3316988 B2 JP 3316988B2 JP 31794893 A JP31794893 A JP 31794893A JP 31794893 A JP31794893 A JP 31794893A JP 3316988 B2 JP3316988 B2 JP 3316988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内の異なる空調ゾ
ーンを独立して空調する車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車室内の異なる空調ゾーンを独立して空
調する車両用空気調和装置の一例として、運転席側の室
内と、助手席側の室内とを独立して温度調節する車両用
空気調和装置がある。この車両用空気調和装置は、運転
席側へ空調風を吹き出す運転席側通路(第1通路)と、
助手席側へ空調風を吹き出す助手席側通路(第2通路)
を備えるとともに、第1通路と第2通路に車室内に向か
う空気流を生じさせる送風機を備える。また、この車両
用空気調和装置は、運転席側の空調ゾーン(第1空調ゾ
ーン)の温度を設定する運転席側温度設定手段(第1温
度設定手段)と、助手席側の空調ゾーン(第2空調ゾー
ン)の温度を設定する助手席側温度設定手段(第2温度
設定手段)とを備える。そして、第1通路と第2通路に
は、それぞれの吹出温度を調節するための温度調節手段
を備え、第1空調ゾーンの温度が第1温度設定手段で設
定された温度となり、第2空調ゾーンの温度が第2温度
設定手段で設定された温度となるように、温度調節手段
を制御装置が制御している。
【0003】〔送風機制御の従来技術〕送風機の風量
は、第1空調ゾーンで適切な風量と第2空調ゾーンで適
切な風量との平均風量に制御される。具体的には、送風
機の風量は、第1温度設定手段で設定された設定温度と
車室内温度に基づいて設定される第1目標吹出温度(第
1通路から吹き出される空気の目標温度)と、第2温度
設定手段で設定された設定温度と車室内温度に基づいて
設定される第2目標吹出温度(第2通路から吹き出され
る空気の目標温度)との平均の目標吹出温度を基に風量
を決定している。あるいは、第1温度設定手段で設定さ
れた設定温度と車室内温度に基づいて設定される第1風
量(例えば第1印加電圧)と、第2温度設定手段で設定
された設定温度と車室内温度に基づいて設定される第2
風量(例えば第2印加電圧)との平均の風量(例えば平
均印加電圧)に制御されている。
【0004】〔内外気切替手段制御の従来技術〕また、
車両用空気調和装置は、車室外空気(以下、外気)と車
室内空気(以下、内気)とを切り替えて第1通路および
第2通路に導く内外気切替手段を備える。この内外気切
替手段は、第1空調ゾーンで適切な内外気の導入状態
と、第2空調ゾーンで適切な内外気導入状態との平均の
内外気導入状態に制御されている。具体的には、内外気
切替手段による内外気の導入割合は、第1温度設定手段
で設定された設定温度と車室内温度に基づいて設定され
る第1目標吹出温度と、第2温度設定手段で設定された
設定温度と車室内温度に基づいて設定される第2目標吹
出温度との平均の目標吹出温度を基に内外気導入割合を
決定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
〔送風機制御による不具合〕空調スタート時や、設定温
度を変更した際は、設定温度と車内の検出温度との偏差
が大きい(過渡期)。このため、偏差が大きい過渡期
は、素早く偏差を小さくするために、大風量が要求され
る。しかるに、第1空調ゾーンと第2空調ゾーンとを独
立して温度調節する空気調和装置においては、第1空調
ゾーンの設定温度と第2空調ゾーンの設定温度とが異な
る場合がある。そして、第1空調ゾーンの設定温度と第
2空調ゾーンの設定温度が異なる場合は、上述のよう
に、第1空調ゾーンで適切な風量と第2空調ゾーンで適
切な風量の平均風量が車内に吹き出されるため、図13
のタイムチャートに示すように、車室内の温度が設定温
度に達するのに時間がかかる不具合を有していた。
【0006】〔内外気切替手段の制御による不具合〕例
えば急速冷房を望む過渡期の場合、急速冷房を行うため
に空気調和装置は車室内の比較的温度の低い内気を吸引
することが要求される。しかるに、第1空調ゾーンの設
定温度と第2空調ゾーンの設定温度が異なる場合は、上
述のように、内外気切替手段は、第1空調ゾーンで適切
な内外気の導入状態と、第2空調ゾーンで適切な内外気
導入状態との平均の内外気導入状態に制御される。この
ため、第1空調ゾーンの設定温度と第2空調ゾーンの設
定温度が異なる場合、早めに外気(車室外の熱い空気)
の導入量が増大し、結果的に第1空調ゾーンの設定温度
と第2空調ゾーンの温度を素早くそれぞれの設定温度に
近づけることができなかった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、第1空調ゾーンの設定温度と第2
空調ゾーンの設定温度が異なっても、第1空調ゾーンお
よび第2空調ゾーンの温度を素早くそれぞれの設定温度
に近づけることのできる車両用空気調和装置の提供にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空気調和
装置は、上記の目的を達成するために、次の4つの技術
的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕車両用空気調和装置は、車室内にお
ける第1空調ゾーンに向けて空気を送るための第1通路
と、車室内における第2空調ゾーンに向けて空気を送る
ための第2通路と、前記第1通路と前記第2通路に車室
内に向かう空気流を生じさせる送風機と、前記第1空調
ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段と、前記第2
空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定手段と、車室
内の温度を検出する室内温度センサと、前記第1温度設
定手段で設定された設定温度、前記第2温度設定手段で
設定された設定温度、および前記室内温度センサの検出
する車室内温度に基づいて、前記送風機の風量を決定す
る風量決定手段を有する制御装置とを備える。そして、
前記制御装置は、前記第1温度設定手段で設定された設
定温度と前記室内温度センサの検出する車室内温度との
第1偏差が所定値よりも大きい時、あるいは前記第2温
度設定手段で設定された設定温度と前記室内温度センサ
の検出する車室内温度との第2偏差が所定値よりも大き
い時に、過渡期と判断する過渡期判断手段と、この過渡
期判断手段が過渡期と判断した際に、前記第1偏差と前
記第2偏差とを比較し、大きい方の偏差に基づいて前記
送風機の風量を決定する風量補正手段とを備える。
【0009】〔請求項2の手段〕車両用空気調和装置
は、車室内における第1空調ゾーンに向けて空気を送る
ための第1通路と、車室内における第2空調ゾーンに向
けて空気を送るための第2通路と、前記第1通路と前記
第2通路に車室内に向かう空気流を生じさせる送風機
と、前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定
手段と、前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度
設定手段と、車室内の温度を検出する室内温度センサ
と、前記第1温度設定手段で設定された設定温度と前記
室内温度センサの検出する車室内温度との前記第1偏差
と、前記第2温度設定手段で設定された設定温度と前記
室内温度センサの検出する車室内温度との前記第2偏差
とを比較し、大きい方の偏差に基づいて、前記送風機の
風量を決定する風量決定手段を有する制御装置とを備え
る。
【0010】〔請求項3の手段〕車両用空気調和装置
は、車室内における第1空調ゾーンに向けて空気を送る
ための第1通路と、車室内における第2空調ゾーンに向
けて空気を送るための第2通路と、前記第1通路と前記
第2通路に車室内に向かう空気流を生じさせる送風機
と、車室外空気あるいは車室内空気を切り替えて前記第
1通路および前記第2通路へ導く内外気切替手段と、前
記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段
と、前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定
手段と、車室内の温度を検出する室内温度センサと、前
記第1温度設定手段で設定された設定温度、前記第2温
度設定手段で設定された設定温度、および前記室内温度
センサの検出する車室内温度に基づいて、前記内外気切
替手段による車室外空気あるいは車室内空気の切り替え
状態を決定する内外気決定手段を有する制御装置とを備
える。そして、前記制御装置は、前記第1温度設定手段
で設定された設定温度と前記室内温度センサの検出する
車室内温度との第1偏差が所定値よりも大きい時、ある
いは前記第2温度設定手段で設定された設定温度と前記
室内温度センサの検出する車室内温度との第2偏差が所
定値よりも大きい時に、過渡期と判断する過渡期判断手
段と、この過渡期判断手段が過渡期と判断した際に、前
記第1偏差と前記第2偏差とを比較し、大きい方の偏差
に基づいて前記内外気切替手段による車室外空気あるい
は車室内空気の切り替え状態を決定する内外気補正手段
とを備える。
【0011】〔請求項4の手段〕車両用空気調和装置
は、車室内における第1空調ゾーンに向けて空気を送る
ための第1通路と、車室内における第2空調ゾーンに向
けて空気を送るための第2通路と、前記第1通路と前記
第2通路に車室内に向かう空気流を生じさせる送風機
と、車室外空気あるいは車室内空気を切り替えて前記第
1通路および前記第2通路へ導く内外気切替手段と、前
記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段
と、前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定
手段と、車室内の温度を検出する室内温度センサと、前
記第1温度設定手段で設定された設定温度と前記室内温
度センサの検出する車室内温度との前記第1偏差と、前
記第2温度設定手段で設定された設定温度と前記室内温
度センサの検出する車室内温度との前記第2偏差とを比
較し、大きい方の偏差に基づいて、前記内外気切替手段
による車室外空気あるいは車室内空気の切り替え状態を
決定する内外気決定手段を有する制御装置とを備える。
【0012】
【発明の作用】
〔請求項1の作用〕過渡期判断手段が過渡期と判断する
と、風量補正手段が第1偏差と第2偏差とを比較し、大
きい方の偏差に基づいて風量を決定する。つまり、過渡
期は、大きな偏差に基づいて風量が決定されるため、車
室内に大きな風量が吹き出される。
【0013】〔請求項2の作用〕風量決定手段が、第1
偏差と第2偏差とを比較し、大きい方の偏差に基づいて
風量を決定する。つまり、常に大きな偏差に基づいて風
量が決定されるため、過渡期であっても車室内に大きな
風量が吹き出される。
【0014】〔請求項3の作用〕過渡期判断手段が過渡
期と判断すると、内外気補正手段が第1偏差と第2偏差
とを比較し、大きい方の偏差に基づいて内気あるいは外
気の切替状態、あるいは内気と外気との導入割合を決定
する。つまり、過渡期は、大きな偏差に基づいて内気量
あるいは外気量が決定されるため、例えば急速冷房時で
あれば内気がより多く吹き出され、急速暖房時であれば
外気がより多く吹き出される。
【0015】〔請求項4の作用〕第1偏差と第2偏差と
を比較し、内外気決定手段が、大きい方の偏差に基づい
て内気あるいは外気の切替状態、あるいは内気と外気と
の導入割合を決定する。つまり、常に大きな偏差に基づ
いて内気量あるいは外気量が決定されるため、例えば急
速冷房時(過渡期)であれば内気がより多く吹き出さ
れ、急速暖房時(過渡期)であれば外気がより多く吹き
出される。
【0016】
【発明の効果】
〔請求項1の効果〕請求項1の車両用空気調和装置は、
上記の作用で示したように、過渡期に第1温度設定手段
と第2温度設定手段の設定温度が異なっても、大きい偏
差に基づいて車室内に大きな風量が吹き出される。この
ため、過渡期に第1空調ゾーンの設定温度と第2空調ゾ
ーンの設定温度が異なっても、第1空調ゾーンおよび第
2空調ゾーンの温度を素早くそれぞれの設定温度に近づ
けることができる。
【0017】〔請求項2の効果〕請求項2の車両用空気
調和装置は、上記の作用で示したように、第1温度設定
手段と第2温度設定手段の設定温度が異なっても、定常
時や過渡期に関係なく、大きい偏差に基づいて車室内に
大きな風量が吹き出される。このため、第1空調ゾーン
の設定温度と第2空調ゾーンの設定温度が異なる過渡期
であっても、第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンの温
度を素早くそれぞれの設定温度に近づけることができ
る。
【0018】〔請求項3の効果〕請求項3の車両用空気
調和装置は、上記の作用で示したように、過渡期に第1
温度設定手段と第2温度設定手段の設定温度が異なって
も、大きい偏差に基づいて内気量あるいは外気量が決定
される。このため、過渡期に第1空調ゾーンの設定温度
と第2空調ゾーンの設定温度が異なっても、急速冷房時
(過渡期)であれば内気がより多く吹き出されて車室内
を急速に冷房し、第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーン
の温度を素早くそれぞれの設定温度に近づけることがで
きる。また、急速暖房時(過渡期)であれば外気がより
多く吹き出され、第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーン
の湿度を素早く低下させて窓ガラスの曇りの発生を抑え
ることができる。
【0019】〔請求項4の効果〕請求項4の車両用空気
調和装置は、上記の作用で示したように、第1温度設定
手段と第2温度設定手段の設定温度が異なっても、定常
時や過渡期に関係なく、大きい偏差に基づいて内気量あ
るいは外気量が決定される。このため、過渡期に第1空
調ゾーンの設定温度と第2空調ゾーンの設定温度が異な
っても、急速冷房時(過渡期)であれば内気がより多く
吹き出されて車室内を急速に冷房し、第1空調ゾーンお
よび第2空調ゾーンの温度を素早くそれぞれの設定温度
に近づけることができる。また、急速暖房時(過渡期)
であれば外気がより多く吹き出され、第1空調ゾーンお
よび第2空調ゾーンの湿度を素早く低下させて窓ガラス
の曇りの発生を抑えることができる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の車両用空気調和装置を、図に
示す一実施例に基づき説明する。なお、第1実施例は請
求項1を用いた実施例で、第2実施例は請求項2を用い
た実施例で、第3実施例は請求項3を用いた実施例で、
第4実施例は請求項4を用いた実施例である。
【0021】〔第1実施例の構成〕図1ないし図6は第
1実施例を示すもので、図2は車両用空気調和装置の概
略図である。車両用空気調和装置1は、車室内に向けて
空気を送る空気通路をなすダクト2を備える。このダク
ト2は、車室内に配置され、ダクト2の一端には、内外
気切替手段3を備えた送風機4が接続されている。
【0022】内外気切替手段3は、車室内と連通して内
気を導入する内気導入口5と、車室外と連通して外気を
導入する外気導入口6とを備える。そして、内外気切替
手段3は、内外気切替ダンパ7を備え、この内外気切替
ダンパ7により、ダクト2内に導かれる空気を、内気ま
たは外気に切り替えることができる。なお、内外気切替
ダンパ7を駆動する内外気切替用アクチュエータ8は、
後述する制御装置9によって通電制御される。
【0023】送風機4は、ファンケース10、ファン1
1、モータ12からなり、モータ12は印加電圧に応じ
てファン11を回転駆動し、内気または外気をダクト2
を介して車室内へ送る。なお、モータ12は、モータ駆
動回路13を介して後述する制御装置9によって通電制
御される。
【0024】ダクト2の上流側には、ダクト2内を通過
する空気を冷却する冷凍サイクルのエバポレータ15
が、ダクト2の全面に亘って設けられている。
【0025】ダクト2のエバポレータ15の下流は、車
両の右側の空調ゾーン(本発明の第1空調ゾーン)へ向
けて空気を吹き出すための第1通路16と、車両の左側
の空調ゾーン(本発明の第2空調ゾーン)へ向けて空気
を吹き出すための第2通路17とに仕壁18によって分
けられている。仕壁18の上流側には、第1通路16お
よび第2通路17を通過する空気を加熱するエンジンの
冷却水(温水)を熱源としたヒータコア19が、仕壁1
8を貫通して設けられている。
【0026】第1通路16の上流には、ヒータコア19
を迂回する右側バイパス通路21が設けられ、ヒータコ
ア19を通過する空気量と右側バイパス通路21を通過
する空気量との割合が、右側エアミックスダンパ22に
よって調節される。この右側エアミックスダンパ22
は、本発明の右側温度可変手段で、ヒータコア19を通
過する空気量と右側バイパス通路21を通過する空気量
との割合を変化させることによって、第1通路16から
右側の空調ゾーンへ向けて吹き出される空気の温度を変
化させる。なお、右側エアミックスダンパ22を駆動す
る右側温調用アクチュエータ23は、後述する制御装置
9によって通電制御される。
【0027】第1通路16の下流端には、第1通路16
を通過した空気を、右側の空調ゾーンの乗員(以下、ド
ライバー)の各部へ向けて吹き出させる吹出口が形成さ
れている。この吹出口は、室内前部の中央よりドライバ
ーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す右側センタフェ
イス吹出口24と、室内前部の脇部よりドライバーの頭
胸部へ向けて主に冷風を吹き出す右側サイドフェイス吹
出口25と、ドライバーの足元へ向けて主に温風を吹き
出す右側フット吹出口26と、窓ガラスへ向けて主に温
風を吹き出すデフロスタ吹出口27とからなる。
【0028】そして、右側センタフェイス吹出口24と
右側サイドフェイス吹出口25へ通じる箇所には、吹出
口への空気流量を調節する右側フェイスダンパ28が設
けられている。また、右側フット吹出口26とデフロス
タ吹出口27へ通じる箇所には、それぞれの吹出口への
空気流量を調節する右側フットダンパ29およびデフロ
スタダンパ30が設けられている。なお、右側フェイス
ダンパ28、右側フットダンパ29、デフロスタダンパ
30を駆動する右側モード切替アクチュエータ31は、
後述する制御装置9によって通電制御される。
【0029】第2通路17の上流にも、ヒータコア19
を迂回する左側バイパス通路32が設けられ、ヒータコ
ア19を通過する空気量と左側バイパス通路32を通過
する空気量との割合が、左側エアミックスダンパ33に
よって調節される。この左側エアミックスダンパ33
は、本発明の左側温度可変手段で、ヒータコア19を通
過する空気量と左側バイパス通路32を通過する空気量
との割合を変化させることによって、第2通路17から
左側の空調ゾーンへ向けて吹き出される空気の温度を変
化する。なお、左側エアミックスダンパ33を駆動する
左側温調用アクチュエータ34は、後述する制御装置9
によって通電制御される。
【0030】第2通路17の下流端には、第2通路17
を通過した空気を、左側の空調ゾーンの乗員(以下、パ
ッセンジャー)の各部へ向けて吹き出させる吹出口が形
成されている。この吹出口は、室内前部の中央よりパッ
センジャーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す左側セ
ンタフェイス吹出口35と、室内前部の脇部よりパッセ
ンジャーの頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出す左側サイ
ドフェイス吹出口36と、パッセンジャーの足元へ向け
て主に温風を吹き出す左側フット吹出口37とからな
る。
【0031】そして、左側センタフェイス吹出口35と
左側サイドフェイス吹出口36へ通じる箇所には、吹出
口への空気流量を調節する左側フェイスダンパ38が設
けられている。また、左側フット吹出口37へ通じる箇
所には、左側フット吹出口37への空気流量を調節する
左側フットダンパ39が設けられている。なお、左側フ
ェイスダンパ38、左側フットダンパ39を駆動する左
側モード切替アクチュエータ40は、後述する制御装置
9によって通電制御される。
【0032】内外気切替ダンパ7を駆動する内外気切替
用アクチュエータ8、送風機4のモータ12へ供給され
る電力を制御するモータ駆動回路13、右側フェイスダ
ンパ28、右側フットダンパ29、デフロスタダンパ3
0を駆動する右側モード切替アクチュエータ31、左側
フェイスダンパ38、左側フットダンパ39を駆動する
左側モード切替アクチュエータ40、右側エアミックス
ダンパ22を駆動する右側温調用アクチュエータ23、
左側エアミックスダンパ33を駆動する左側温調用アク
チュエータ34など、車両用空気調和装置1を作動させ
るための電気機能部品は、図1に示す制御装置9によっ
て作動が制御される。
【0033】制御装置9は、コンピュータを使用したも
ので、各種の入力信号とインプットされたプログラムに
よって各種アクチュエータを制御して空気調和状態を制
御する。制御装置9は、入力信号として、第1通路16
から吹き出される空気によって空気調和される右側の空
調ゾーン(第1ゾーン)の設定温度TsetRを手動設定す
る第1温度設定手段45、第2通路17から吹き出され
る空気によって空気調和される左側の空調ゾーン(第2
ゾーン)の設定温度TsetLを手動設定する第2温度設定
手段46、車室内温度Trを検出する室内温度センサ4
7、外気温度Tamを検出する外気センサ48、日射量T
sを検出する日射センサ49、エバポレータ15を通過
した冷気温度TEを検出するエバ後温度センサ50、ヒ
ータコア19を通過した空気の温度を検出するととも
に、ヒータコア19に供給される冷却水温度TWを検出
する水温センサ51等の信号を入力する。
【0034】次に、制御装置9による車両用空気調和装
置1の制御を、図3のフローチャートを用いて説明す
る。初めに、オートエアコンが選択されると(スター
ト)、まず各メモリの初期化を行う(ステップS1 )。
次に、各センサや設定手段などの信号(設定温度Tset
R、TsetL、車室内温度Tr、外気温度Tam、日射量T
s、冷気温度TE、冷却水温度TW)の読み込みを行う
(ステップS2 )。
【0035】次に、現在の空調状態が過渡期であるか否
かの判断を行う(ステップS3 、この作動が本発明の過
渡期判断手段の作動に相当する)。この過渡期の具体的
な判断は、第1温度設定手段45で設定された設定温度
TsetRと室内温度センサ47の検出する車室内温度Tr
との第1偏差(|TsetR−Tr|)が、所定温度差α
(例えば5°)より大きい時、あるいは、第2温度設定
手段46で設定された設定温度TsetLと室内温度センサ
47の検出する車室内温度Trとの第2偏差(|TsetL
−Tr|)が、所定温度差αより大きい時、つまり|T
setR−Tr|>αまたは|TsetL−Tr|>αの条件が
成立した時には、過渡期と判断し、それ以外の時は定常
と判断する。
【0036】ステップS3 の判断結果が過渡期であると
判断した場合は、第1偏差(|TsetR−Tr|)と第2
偏差(|TsetL−Tr|)とを比較し、偏差が小さいと
判断された側の設定温度を、偏差が大きいと判断された
側の設定温度と仮定し、両設定温度を同一にする(ステ
ップS4 、この作動が本発明の風量補正手段の作動に相
当する)。この実施例における風量補正手段の作動を具
体的に説明する。TsetR−Tr<0かつTsetL−Tr<
0の時は、TsetRとTsetLを比較し、設定温度の低い側
に合わせる(例えば、TsetL<TsetRであれば、TsetR
←TsetL、TsetR←TsetRとする)。また、TsetR−T
r≧0かつTsetL−Tr≧0の時は、TsetRとTsetLを
比較し、設定温度の高い側に合わせる(例えば、TsetL
>TsetRであれば、TsetL←TsetL、TsetL←TsetRと
する)。さらに、(TsetR−Tr<0かつTsetL−Tr
≧0)あるいは(TsetR−Tr≧0かつTsetL−Tr<
0)の時は、それぞれの設定温度で行う(つまり、Tse
tR←TsetR、TsetL←TsetL)。
【0037】ステップS3 の判断結果が定常であると判
断した場合、あるいはステップS4の実行後、第1通路
16より右側の空調ゾーンへ吹き出される空気の目標吹
出温度TAOR 、および第2通路17より左側の空調ゾ
ーンへ吹き出される空気の目標吹出温度TAOL を次式
により算出する(ステップS5 )。
【数1】 TAOR =Kset ・TsetR−Kr・Tr−Kam・Tam −Ks・Ts+Kd(TsetL−TsetR)+C
【数2】 TAOL =Kset ・TsetL−Kr・Tr−Kam・Tam −Ks・Ts−Kd(TsetL−TsetR)+C なお、Kset は温度設定ゲイン、Krは内気温度ゲイ
ン、Kamは外気温度ゲイン、Ksは日射ゲイン、Kdは
温度差ゲイン、Cは補正定数である。
【0038】次に、送風機4の印加電圧を決定する(ス
テップS6 )。このステップS6 は、まず左右の目標吹
出温度TAOR 、TAOL の平均値を求める。そして、
この平均値と印加電圧との関係(図4参照)に基づき、
送風機4の印加電圧Vを決定する(このステップS6 は
本発明の風量決定手段の作動に相当する)。
【0039】次に、第1通路16から吹き出す空気の吹
出口、および第2通路17から吹き出す空気の吹出口を
決定する(ステップS7 )。第1通路16から吹き出す
空気の吹出口は、図5に従い、右側の空調ゾーンの目標
吹出温度TAOR から吹出モードを決定する。同様に、
第2通路17から吹き出す空気の吹出口は、図5に従
い、左側の空調ゾーンの目標吹出温度TAOL から吹出
モードを決定する。
【0040】次に、ドライバー側の目標吹出温度TAO
R およびパッセンジャー側の目標吹出温度TAOL をそ
れぞれ実現するために、右側エアミックスダンパ22の
目標開度SWR および左側エアミックスダンパ33の目
標開度SWL を、次式によって算出する(ステップS8
)。
【数3】SWR ={(TAOR −TE)/(TW−T
E)}×100(%)
【数4】SWL ={(TAOL −TE)/(TW−T
E)}×100(%)
【0041】次に、上記ステップS6 で求めた印加電圧
Vが送風機4に印加されるように、モータ駆動回路13
へ制御信号を出力する(ステップS9 )。次に、上記ス
テップS8 で求めた目標開度SWR が得られるように右
側エアミックスダンパ22を駆動する右側温調用アクチ
ュエータ23に制御信号を出力するとともに、目標開度
SWL が得られるように左側エアミックスダンパ33を
駆動する左側温調用アクチュエータ34に制御信号を出
力する(ステップS10)。
【0042】次に、第1通路16から吹き出す空気の吹
出口が上記ステップS7 で求めた吹出モードとなるよう
に、右側モード切替アクチュエータ31へ制御信号を出
力するとともに、第2通路17から吹き出す空気の吹出
口が上記ステップS7 で求めた吹出モードとなるよう
に、左側モード切替アクチュエータ40へ制御信号を出
力する(ステップS11)。そして、その後、ステップS
2 へリターンし、上記サイクルを約4秒で一回の周期で
繰り返す。
【0043】〔第1実施例の作動〕上記実施例の作動の
一例を、図6のタイムチャートを用いて説明する。例え
ば、夏期のエンジン始動時など、車室内の温度が大変高
くなっている場合に、第1温度設定手段45で設定され
た設定温度TsetRが25℃、第2温度設定手段46で設
定された設定温度TsetLが28℃の状態で、オートエア
コンをスタートさせる(時間t1 )。すると、制御装置
9の過渡期判断手段が過渡期と判断し、風量補正手段が
第2温度設定手段46で設定された設定温度TsetLを2
5℃と仮定する。この結果、風量決定手段は、偏差が大
きい側の設定温度(25℃)に基づいて設定された目標
吹出温度TAOR 、TAOL (同一の値)の平均値に基
づいて風量を決定する。
【0044】決定される風量は、偏差が大きい側の設定
温度(25℃)に基づいて設定されているため、従来に
比較して大きな風量となる。この結果、右側の空調ゾー
ンと左側の空調ゾーンの温度が、素早くそれぞれの設定
温度に近づく。そして、車室内の温度が低下し、第1、
第2温度設定手段45、46の設定温度TsetR、TsetL
と、車室内温度Trとの偏差が、ともに所定温度差内
(5°内)になると、空調状態が定常であると判断する
(時間t2 )。その後は、設定温度TsetRが25℃に基
づいて算出された右側の目標吹出温度TAOR と、設定
温度TsetLが28℃に基づいて算出された右側の目標吹
出温度TAOL との平均値に基づいて風量を決定する。
【0045】〔第1実施例の効果〕本実施例の車両用空
気調和装置は、上記の作用で示したように、過渡期に偏
差が大きい側の設定温度に基づいて風量が設定される。
このため、第1温度設定手段45で設定された設定温度
TsetRと第2温度設定手段46で設定された設定温度T
setLとが異なっていても、過渡期は従来に比較して大き
な風量となり、右側の空調ゾーンと左側の空調ゾーンの
温度が、素早くそれぞれの設定温度に近づく。
【0046】〔変形例〕上記の実施例では、定常時、過
渡期の切替わりによって、設定温度が瞬時に切り替わる
例を示したが、設定温度を時定数を持たせて徐々に変化
させても良い。これによって、風量が急激に変化する不
具合を無くすことができる。
【0047】上記の実施例では、それぞれの設定温度の
一方が、車室内温度と所定温度差以上となった場合に、
過渡期と判断した例を示したが、それぞれの設定温度の
平均と車室内温度との差で過渡期と定常時の判断を行っ
ても良い。
【0048】上記の実施例では、定常運転時、右側の空
調ゾーンの目標吹出温度TAOR と左側の空調ゾーンの
目標吹出温度TAOL の平均値から風量を算出した例を
示したが、右側の空調ゾーンの目標吹出温度TAOR か
ら右側空調ゾーンに適した風量(印加電圧VR )と、左
側の空調ゾーンの目標吹出温度TAOL から左側空調ゾ
ーンに適した風量(印加電圧VL )とを求め、左右の風
量(左右の印加電圧VR 、VL )の平均値を風量として
も良い。
【0049】また、過渡期に、偏差が小さいと判断され
た側の設定温度を、偏差が大きいと判断された側の設定
温度と仮定して、両設定温度を同一にして風量を決定し
た例を示したが、第1偏差に対応した目標吹出温度TA
OR から算出した印加電圧VR と、第2偏差に対応した
目標吹出温度TAOL から算出した印加電圧VL とを比
較し、大きい印加電圧を送風機の印加電圧と決定しても
良い。
【0050】車室内センサが1つの例を示したが、各ゾ
ーン毎に設けても良い。例えば、第1空調ゾーンの温度
TrRと第2空調ゾーンの温度TrLをそれぞれ独立して検
出できるように設けても良い。この例を第1実施例に適
用する場合の左右の目標吹出温度TAOR 、TAOL は
次式により求めても良い。
【数5】 TAOR =Kset ・TsetR−KrR・TrR−Kam・Tam −Ks・Ts+Kd(TsetL−TsetR)+C
【数6】 TAOL =Kset ・TsetL−KrL・TrL−Kam・Tam −Ks・Ts−Kd(TsetL−TsetR)+C なお、Kset は温度設定ゲイン、KrL、KrRは内気温度
ゲイン、Kamは外気温度ゲイン、Ksは日射ゲイン、K
dは温度差ゲイン、Cは補正定数である。
【0051】日射センサが1つの例を示したが、各ゾー
ン毎に設けても良い。例えば、第1空調ゾーンの日射量
TsRと第2空調ゾーンの日射量TsLをそれぞれ独立して
検出できるように設けても良い。この例を第1実施例に
適用する場合の左右の目標吹出温度TAOR 、TAOL
は次式により求めても良い。
【数7】 TAOR =KsetR・TsetR−Kr・Tr−Kam・Tam −KsR・TsR+KdR(TsetL−TsetR)+CR
【数8】 TAOL =KsetL・TsetL−Kr・Tr−Kam・Tam −KsL・TsL+KdL(TsetL−TsetR)+CL なお、KsetR、KsetLは温度設定ゲイン、Krは内気温
度ゲイン、Kamは外気温度ゲイン、KsR、KsLは日射ゲ
イン、KdR、KdLは温度差ゲイン、CR 、CLは補正定
数である。
【0052】車室内の右側の空調ゾーンと左側の空調ゾ
ーンとを、独立して空調する例を示したが、車室内の前
側の空調ゾーンと後側の空調ゾーンとを独立して空調す
る空気調和装置に適用したり、3つ以上の空調ゾーンを
独立して空調する空気調和装置に適用しても良い。
【0053】第1空調ゾーンと第2空調ゾーンのそれぞ
れを独立して温度設定できる例を示したが、一方の空調
ゾーンの温度を温度設定器によって設定し、他方の空調
ゾーンの温度は温度設定器によって設定された温度に対
してオフセットするオフセット設定器によって設定する
ように設けても良い。
【0054】〔第2実施例〕図7および図8は第2実施
例を示すもので、図7は制御装置の作動を示すフローチ
ャート、図8は左右の目標吹出温度TAOR 、TAOL
と送風機の印加電圧VR 、VL との関係を示すグラフで
ある。本実施例の制御装置9(第1実施例参照)は、右
側の空調ゾーンの目標吹出温度TAOR から右側空調ゾ
ーンに適した印加電圧VR と、左側の空調ゾーンの目標
吹出温度TAOL から左側空調ゾーンに適した印加電圧
VL とを算出し、印加電圧の大きい側の印加電圧を送風
機4(第1実施例参照)に与える印加電圧とする風量決
定手段を備える。これによって、定常時と過渡期の判断
が不要になる。
【0055】この制御装置9の作動を図7のフローチャ
ートを用いて説明する。本実施例では、第1実施例のフ
ローチャート(図3参照)に比較して、ステップS3 、
S4 がなくなり、ステップS6 の処理が異なる。そし
て、他のステップは、第1実施例と同様の処理を行う。
ステップS6 では、まず、目標吹出温度TAOR から右
側空調ゾーンに適した印加電圧VR を算出する。次に、
目標吹出温度TAOL から左側空調ゾーンに適した印加
電圧VL を算出する。そして、印加電圧VR と印加電圧
VL とを比較し、印加電圧の大きい方を、送風機の印加
電圧Vと決定する(風量決定手段の作動)。
【0056】〔第2実施例の効果〕本実施例の車両用空
気調和装置は、上記の作用で示したように、定常時と過
渡期に関係なく風量の大きい側、つまり偏差の大きい側
の風量に設定されているため、過渡期においても大きな
風量となる。このため、右側の空調ゾーンと左側の空調
ゾーンの温度が、素早くそれぞれの設定温度に近づく。
【0057】なお、この実施例では、第1偏差に対応し
た目標吹出温度TAOR から算出した印加電圧VR と、
第2偏差に対応した目標吹出温度TAOL から算出した
印加電圧VL とを比較した例を示したが、第1偏差と第
2偏差とを直接比較して、大きい方の偏差に基づいて風
量を決定するように設けても良い。つまり、第1実施例
のように、偏差が小さいと判断された側の設定温度を、
偏差が大きいと判断された側の設定温度と仮定して、両
設定温度を同一にして風量を決定しても良い。
【0058】〔第3実施例〕図9および図10は第3実
施例を示すもので、図9は制御装置の作動を示すフロー
チャート、図10は左右の目標吹出温度TAOR 、TA
OL の平均値と内気および外気の導入割合との関係を示
すグラフである。本実施例の内外気切替手段3(第1実
施例参照)は、制御装置9(第1実施例参照)によって
自動制御される。この制御装置9には、第1温度設定手
段45(第1実施例参照)で設定された設定温度、第2
温度設定手段46(第1実施例参照)で設定された設定
温度、および室内温度センサ47(第1実施例参照)の
検出する車室内温度に基づいて、内外気切替手段3によ
る内気あるいは外気の導入割合を決定する内外気決定手
段を備える。
【0059】本実施例の内外気決定手段は、図10に示
すように、右側の目標吹出温度TAOR と左側の目標吹
出温度TAOL の平均値から、内気あるいは外気の導入
割合を決定するものである。また、制御装置9は、第1
実施例と同様、第1温度設定手段45で設定された設定
温度と室内温度センサ47の検出する車室内温度との第
1偏差が所定値よりも大きい時、あるいは第2温度設定
手段46で設定された設定温度と室内温度センサ47の
検出する車室内温度との第2偏差が所定値よりも大きい
時に、過渡期と判断する過渡期判断手段を備える。
【0060】さらに、制御装置9は、過渡期判断手段が
過渡期と判断した際に、第1偏差と第2偏差とを比較
し、大きい方の偏差に基づいて前記内外気切替手段によ
る車室外空気あるいは車室内空気の切り替え状態を決定
する内外気補正手段とを備える。
【0061】この制御装置10の作動を図9のフローチ
ャートを用いて説明する。ステップS1〜S8 は第1実
施例と同一の作動を行う。なお、ステップS4 の作動
が、請求項3の内外気補正手段の作動に相当する。ステ
ップS8 の実行後、ステップS20で、右側の目標吹出温
度TAOR と左側の目標吹出温度TAOL の平均値と図
10のグラフを基に、内外気切替手段3による内気ある
いは外気の導入割合を決定する(内外気決定手段の作
動)。
【0062】続く、ステップS9 〜S11は第1実施例と
同一の作動を行う。その後、ステップS21で、ステップ
S20で求めた内気あるいは外気の導入割合となるように
内外気切替ダンパ7を駆動する内外気切替用アクチュエ
ータ8へ制御信号を出力する。そして、その後、ステッ
プS2 へリターンし、上記サイクルを約4秒で一回の周
期で繰り返す。
【0063】〔第3実施例の効果〕本実施例の車両用空
気調和装置は、上記の作用で示したように、過渡期に偏
差が大きい側の設定温度に基づいて内気と外気との導入
割合が設定される。このため、第1温度設定手段45で
設定された設定温度と第2温度設定手段46で設定され
た設定温度とが異なっていても、急速冷房時(過渡期)
であれば内気がより多く吹き出されて車室内を急速に冷
房し、第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンの温度を素
早くそれぞれの設定温度に近づけることができ、急速暖
房時(過渡期)であれば外気がより多く吹き出され、第
1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンの湿度を素早く低下
させて窓ガラスの曇りの発生を抑えることができる。
【0064】なお、急速冷房時のみ、内外気補正手段を
作動させるように設けても良い。
【0065】〔第4実施例〕図11および図12は第4
実施例を示すもので、図11は制御装置の作動を示すフ
ローチャート、図12は目標吹出温度TAOと内気およ
び外気の導入割合との関係を示すグラフである。本実施
例の制御装置9(第1実施例参照)は、第1温度設定手
段45(第1実施例参照)で設定された設定温度と室内
温度センサ47(第1実施例参照)の検出する車室内温
度との第1偏差と、第2温度設定手段46(第1実施例
参照)で設定された設定温度と室内温度センサ47の検
出する車室内温度との第2偏差とを比較し、大きい方の
偏差に基づいて、内外気切替手段3(第1実施例参照)
による内気あるいは外気の導入割合を決定する内外気決
定手段を有する。この制御によって、定常時と過渡期の
判断が不要になる。
【0066】本実施例の内外気決定手段は、第1偏差と
第2偏差とを比較し、大きい偏差の側の目標吹出温度T
AOR (またはTAOL )と図12のグラフを基に、内
気あるいは外気の導入割合を決定するものである。
【0067】この制御装置9の作動を図11のフローチ
ャートを用いて説明する。本実施例では、第3実施例の
フローチャート(図9参照)に比較して、ステップS3
、S4 がなくなり、ステップS20の処理が異なる。そ
して、他のステップは、第3実施例と同様の処理を行
う。ステップS20では、第1温度設定手段45で設定さ
れた設定温度TsetRと室内温度センサ47の検出する車
室内温度Trとの第1偏差(|TsetR−Tr|)と、第
2温度設定手段46で設定された設定温度TsetLと室内
温度センサ47の検出する車室内温度Trとの第2偏差
(|TsetL−Tr|)とを比較し、偏差が大きいと判断
された側の目標吹出温度TAOR (またはTAOL )と
図12のグラフを基に、内気あるいは外気の導入割合を
決定する(内外気決定手段の作動)。
【0068】〔第4実施例の効果〕本実施例の車両用空
気調和装置は、上記の作用で示したように、定常時と過
渡期に関係なく偏差の大きい側の設定温度に基づいて内
気と外気との導入割合が設定される。このため、第1温
度設定手段45で設定された設定温度と第2温度設定手
段46で設定された設定温度とが異なっていても、急速
冷房時(過渡期)であれば内気が従来に比較してより多
く吹き出されて車室内を急速に冷房し、第1空調ゾーン
および第2空調ゾーンの温度を素早くそれぞれの設定温
度に近づけることができ、急速暖房時(過渡期)であれ
ば外気が従来に比較してより多く吹き出され、第1空調
ゾーンおよび第2空調ゾーンの湿度を素早く低下させて
窓ガラスの曇りの発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置のブロック図である(第1実施例)。
【図2】車両用空気調和装置の概略図である(第1実施
例)。
【図3】制御装置の作動を示すフローチャートである
(第1実施例)。
【図4】目標吹出温度TAOR 、TAOL の平均値と印
加電圧Vとの関係を示すグラフである(第1実施例)。
【図5】目標吹出温度TAOR orTAOL と吹出モード
との関係を示すグラフである(第1実施例)。
【図6】実施例の作動を説明するタイムチャートである
(第1実施例)。
【図7】制御装置の作動を示すフローチャートである
(第2実施例)。
【図8】目標吹出温度TAOR 、TAOL と送風機の印
加電圧VR 、VL との関係を示すグラフである(第2実
施例)。
【図9】制御装置の作動を示すフローチャートである
(第3実施例)。
【図10】目標吹出温度TAOR 、TAOL の平均値と
内気および外気の導入割合との関係を示すグラフである
(第3実施例)。
【図11】制御装置の作動を示すフローチャートである
(第4実施例)。
【図12】目標吹出温度TAOR orTAOL と内気およ
び外気の導入割合との関係を示すグラフである(第4実
施例)。
【図13】従来技術の作動を説明するタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 車両用空気調和装置 3 内外気切替手段 4 送風機 9 制御装置(風量決定手段、過渡期判断手段、風量補
正手段、内外気決定手段、内外気補正手段) 16 第1通路 17 第2通路 45 第1温度設定手段 46 第2温度設定手段 47 室内温度センサ
フロントページの続き (72)発明者 寺田 知司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 伊藤 裕司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 寒川 克彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−90920(JP,A) 特開 昭55−123519(JP,A) 特開 昭55−51613(JP,A) 特開 平5−131836(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 - 1/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内における第1空調ゾーンに向けて空
    気を送るための第1通路と、 車室内における第2空調ゾーンに向けて空気を送るため
    の第2通路と、 前記第1通路と前記第2通路に車室内に向かう空気流を
    生じさせる送風機と、 前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段
    と、 前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定手段
    と、 車室内の温度を検出する室内温度センサと、 前記第1温度設定手段で設定された設定温度、前記第2
    温度設定手段で設定された設定温度、および前記室内温
    度センサの検出する車室内温度に基づいて、前記送風機
    の風量を決定する風量決定手段を有する制御装置とを備
    える車両用空気調和装置において、 前記制御装置は、 前記第1温度設定手段で設定された設定温度と前記室内
    温度センサの検出する車室内温度との第1偏差が所定値
    よりも大きい時、あるいは前記第2温度設定手段で設定
    された設定温度と前記室内温度センサの検出する車室内
    温度との第2偏差が所定値よりも大きい時に、過渡期と
    判断する過渡期判断手段と、 この過渡期判断手段が過渡期と判断した際に、前記第1
    偏差と前記第2偏差とを比較し、大きい方の偏差に基づ
    いて前記送風機の風量を決定する風量補正手段とを備え
    る車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】(a)車室内における第1空調ゾーンに向
    けて空気を送るための第1通路と、 (b)車室内における第2空調ゾーンに向けて空気を送
    るための第2通路と、 (c)前記第1通路と前記第2通路に車室内に向かう空
    気流を生じさせる送風機と、 (d)前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設
    定手段と、 (e)前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設
    定手段と、 (f)車室内の温度を検出する室内温度センサと、 (g)前記第1温度設定手段で設定された設定温度と前
    記室内温度センサの検出する車室内温度との前記第1偏
    差と、前記第2温度設定手段で設定された設定温度と前
    記室内温度センサの検出する車室内温度との前記第2偏
    差とを比較し、大きい方の偏差に基づいて、前記送風機
    の風量を決定する風量決定手段を有する制御装置とを備
    える車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】車室内における第1空調ゾーンに向けて空
    気を送るための第1通路と、 車室内における第2空調ゾーンに向けて空気を送るため
    の第2通路と、 前記第1通路と前記第2通路に車室内に向かう空気流を
    生じさせる送風機と、 車室外空気あるいは車室内空気を切り替えて前記第1通
    路および前記第2通路へ導く内外気切替手段と、 前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段
    と、 前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定手段
    と、 車室内の温度を検出する室内温度センサと、 前記第1温度設定手段で設定された設定温度、前記第2
    温度設定手段で設定された設定温度、および前記室内温
    度センサの検出する車室内温度に基づいて、前記内外気
    切替手段による車室外空気あるいは車室内空気の切り替
    え状態を決定する内外気決定手段を有する制御装置とを
    備える車両用空気調和装置において、 前記制御装置は、 前記第1温度設定手段で設定された設定温度と前記室内
    温度センサの検出する車室内温度との第1偏差が所定値
    よりも大きい時、あるいは前記第2温度設定手段で設定
    された設定温度と前記室内温度センサの検出する車室内
    温度との第2偏差が所定値よりも大きい時に、過渡期と
    判断する過渡期判断手段と、 この過渡期判断手段が過渡期と判断した際に、前記第1
    偏差と前記第2偏差とを比較し、大きい方の偏差に基づ
    いて前記内外気切替手段による車室外空気あるいは車室
    内空気の切り替え状態を決定する内外気補正手段とを備
    えた車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】(h)車室内における第1空調ゾーンに向
    けて空気を送るための第1通路と、 (i)車室内における第2空調ゾーンに向けて空気を送
    るための第2通路と、 (j)前記第1通路と前記第2通路に車室内に向かう空
    気流を生じさせる送風機と、 (k)車室外空気あるいは車室内空気を切り替えて前記
    第1通路および前記第2通路へ導く内外気切替手段と、 (l)前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設
    定手段と、 (m)前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設
    定手段と、 (n)車室内の温度を検出する室内温度センサと、 (o)前記第1温度設定手段で設定された設定温度と前
    記室内温度センサの検出する車室内温度との前記第1偏
    差と、前記第2温度設定手段で設定された設定温度と前
    記室内温度センサの検出する車室内温度との前記第2偏
    差とを比較し、大きい方の偏差に基づいて、前記内外気
    切替手段による車室外空気あるいは車室内空気の切り替
    え状態を決定する内外気決定手段を有する制御装置とを
    備える車両用空気調和装置。
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