JP2002219923A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

Info

Publication number
JP2002219923A
JP2002219923A JP2001017921A JP2001017921A JP2002219923A JP 2002219923 A JP2002219923 A JP 2002219923A JP 2001017921 A JP2001017921 A JP 2001017921A JP 2001017921 A JP2001017921 A JP 2001017921A JP 2002219923 A JP2002219923 A JP 2002219923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
conditioning
temperature
fluctuation
fluctuation control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001017921A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Umeda
真弓 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority to JP2001017921A priority Critical patent/JP2002219923A/ja
Publication of JP2002219923A publication Critical patent/JP2002219923A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる2つの空調ゾーンを空調する2つの空
調系を有し、それぞれの空調系で送風機を共通にし、空
調風の温度を独立に変更することができる車両用空調装
置において、ゆらぎ制御時のフィーリングの悪化を低減
する。また、ゆらぎ制御が必要でない空調ゾーンに対し
て違和感のない空調を確保する。 【解決手段】 ゆらぎ制御の要請があると判定された場
合にそれぞれの空調ゾーンへの配風量を変更する配風ド
アをゆらぎ制御する。一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制
御の要請がある場合には、配風ドアのゆらぎ制御を行う
と同時に、一方の空調ゾーンへの配風量が多くなる場合
に送風機の風量を増加させ、一方の空調ゾーンへの配風
量が少なくなる場合に送風機の風量を減少させるような
風量制御を行う。一方の空調ゾーンへの配風量が多くな
る場合に空調風の温度を変動させるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に用いられ
る空気調和装置に関し、特に、送風機を共通にする2つ
の空調系を有し、それぞれの空調系によって異なる2つ
の空調ゾーンを個別に空調制御することを可能とする車
両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗員の良好な空調感を得るため
に、主として送風機の風量をゆらぎ制御することなどが
考えられている。例えば、特開平05−278438号
公報に示されるように、ゆらぎスイッチをオンすること
によって、ブロワ電圧を所定のゆらぎ幅で変動させるよ
うにしたものや、特開平05−042816号公報の第
1及び第2の実施例に示されるように、ブロワを駆動す
るモータに供給される電圧を所定幅で周期的に変動させ
る構成などが公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、主とし
て送風機によってゆらぎ制御を行う構成においては、送
風機モータの作動音の変化や吸い込み風量の変化などに
よってフィーリングが悪化する不都合がある。また、送
風機によってゆらぎ制御を行う上述の構成を、車室内の
第1の空調ゾーンに対応して設けられた吹出口から空調
風を供給する第1の空調系と、第2の空調ゾーンに対応
して設けられた吹出口から空調風を供給する第2の空調
系とを有し、第1及び第2の空調系で送風機を共通に
し、それぞれの空調系で空調風の温度を独立に変更でき
るようにしている車両用空気調和装置に用いる場合に
は、一方の空調ゾーンだけにゆらぎ制御の要請がある場
合でも、送風機が両空調系で共通していることから、ゆ
らぎ制御の要請がない空調ゾーンに対してもゆらぎ風が
供給され、違和感を与えてしまうという不都合がある。
【0004】そこで、この発明においては、主として送
風機によってゆらぎ制御を行うことに起因していた従来
の不都合を解消し、ゆらぎ制御時のフィーリングの悪化
を低減するようにした車両用空気調和装置を提供するこ
とを課題としている。また、2つの空調系で送風機を共
通にし、空調風の温度を空調系ごとに独立に変更するこ
とができるようにした車両用空気調和装置において、ゆ
らぎ制御が必要でない空調ゾーンに対して違和感のない
空調を確保することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明にかかる車両用空気調和装置は、車室内の
第1の空調ゾーンに対して空調風を供給する吹出口を備
えた第1の空調系と、車室内の第2の空調ゾーンに対し
て空調風を供給する吹出口を備えた第2の空調系とを有
し、前記第1及び第2の空調系で送風機を共通にし、そ
れぞれの空調系で前記空調風の温度を独立に変更可能に
する温度調節手段を備え、それぞれの前記空調ゾーンへ
の配風量を配風ドアによって変更可能としている構成に
おいて、ゆらぎ制御の要請があるか否かを判定する判定
手段と、前記配風ドアをゆらぎ制御させる配風ドアゆら
ぎ制御手段と、前記判定手段によってゆらぎ制御の要請
があると判定された場合に、前記配風ドアゆらぎ制御手
段によるゆらぎ制御を行うことを特徴としている(請求
項1)。
【0006】したがって、ゆらぎ制御の要請がある場合
には、送風機のゆらぎ制御に代えて配風ドアがゆらぎ制
御されることとなるので、送風機の作動音や吸い込み風
量の変化に起因するフィーリングの悪化を少なくするこ
とができるようになる。
【0007】また、車室内の第1の空調ゾーンに対して
空調風を供給する吹出口を備えた第1の空調系と、車室
内の第2の空調ゾーンに対して空調風を供給する吹出口
を備えた第2の空調系とを有し、前記第1及び第2の空
調系で送風機を共通にし、それぞれの空調系で前記空調
風の温度を独立に変更可能にする温度調節手段を備え、
それぞれの前記空調ゾーンへの配風量を配風ドアによっ
て変更可能にしている車両用空調装置において、ゆらぎ
制御の要請がある空調ゾーンを判定する判定手段と、前
記配風ドアをゆらぎ制御させる配風ドアゆらぎ制御手段
と、前記配風ドアの動きに連動して前記送風機の風量を
変動させ、一方の空調ゾーンへの配風量が多くなる場合
には前記送風機の風量を増加させ、前記一方の空調ゾー
ンへの配風量が少なくなる場合には前記送風機の風量を
減少させるようにする風量制御手段とを備え、前記判定
手段によって前記一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制御の
要請があると判定された場合に、前記配風ドアゆらぎ制
御手段によるゆらぎ制御と、前記風量制御手段による風
量制御とを同時に行うようにしてもよい(請求項2)。
【0008】このような構成によれば、判定手段により
一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制御の要請があると判定
されれば、配風ドアのゆらぎ制御が行われると共に、送
風機の風量が一方の空調ゾーンへの配風量を多くする場
合には増加し、逆に、一方の空調ゾーンへの配風量を少
なくする場合には減少することとなるので、ゆらぎ制御
の要請がある空調ゾーンに対しては、配風ドアの動きと
送風機の風量変化とによって積極的に空調風に対してゆ
らぎを与えることができ、また、ゆらぎ制御の要請がな
い空調ゾーンに対しては、配風ドアの動きに伴う配風量
の変化を送風機の風量変化によって打ち消すことで供給
風量を一定にすることができるようになる。
【0009】このような一方の空調ゾーンのみにゆらぎ
制御を行うにあたり、配風ドアの動きに連動して一方の
空調ゾーンへ供給する空調風の温度を対応する空調系の
温度調節手段によって変動させ、冷房運転時において
は、一方の空調ゾーンへの配風量が多くなる場合に空調
風の温度を上昇させ、一方の空調ゾーンへの配風量が少
なくなる場合に空調風の温度を低下させるようにし、ま
た、暖房運転時においては、一方の空調ゾーンへの配風
量が多くなる場合に空調風の温度を低下させ、一方の空
調ゾーンへの配風量が少なくなる場合に空調風の温度を
上昇させるようにする温度制御手段をさらに設け、判定
手段によって一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制御の要請
があると判定された場合に、前記温度制御手段による温
度制御をさらに行うようにしてもよい(請求項3)。
【0010】このような構成を付加することにより、ゆ
らぎ制御を必要としない空調ゾーンへの他方の空調ゾー
ンの風量ゆらぎによる温調影響を小さくすることが可能
となる。
【0011】ここで、ゆらぎ制御による配風ドアのゆら
ぎ幅を各空調ゾーンの温度差が大きくなるほど小さく設
定するゆらぎ幅補正手段をさらに設けるようにしてもよ
い(請求項4)。
【0012】それぞれの空調ゾーンの温度差が大きくな
るほど、一方の空調ゾーンの風量変化による他方の空調
ゾーンへの熱的な影響は大きくなってくるので、このよ
うな場合にゆらぎ幅を小さくすることで、他方の空調ゾ
ーンへの温調影響を低減することが可能となる。
【0013】このような一方の空調ゾーンのみにゆらぎ
風を供給する構成に対して、両方の空調ゾーンにゆらぎ
風を供給するような場合、即ち、判定手段によって双方
の空調ゾーンにゆらぎ制御の要請があると判定された場
合には、配風ドアゆらぎ制御手段によるゆらぎ制御のみ
を行うようにするとよい(請求項5)。このような構成
とすれば、両方の空調ゾーンにゆらぎ制御の要請がある
場合には、送風機の作動音や吸い込み風量の変化を伴う
ことがなくなり、フィーリングの悪化を防止することが
可能となる。
【0014】尚、以上の構成は、車室内の任意の異なる
空調ゾーン、例えば、第1の空調ゾーンを運転席側の空
調ゾーンとし、第2の空調ゾーンを助手席側の空調ゾー
ンとする場合などに有用である(請求項6)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の構成例を図面に
より説明する。図1において、車両に搭載されて車室の
運転席側空調ゾーンと助手席側空調ゾーンとを独立に空
調制御する2つの空調系を有した空気調和装置が示され
ている。
【0016】この空調調和装置は、空調ダクト1の最上
流側に内気導入口2と外気導入口3とを備えたインテー
ク切替装置4を有し、内気と外気との導入割合がインテ
ークドア5によって調節されるようになっている。空調
ケース1には、モータ6によって回転する送風機7が前
記導入口に臨むように設けられ、送風機7の回転によっ
て導入口から空気を吸引し、下流側へ圧送するようにな
っている。
【0017】送風機7の下流側には、エバポレータ8が
配され、このエバポレータ8は、エンジン9からの動力
が電磁クラッチ10を介して伝達されるコンプレッサ1
1や、図示しないコンデンサ、エクスパンションバルブ
などと共に配管結合されて冷凍サイクルを構成している
もので、コンプレッサ11の稼動により冷媒が供給さ
れ、通過する空気を冷却するようになっている。
【0018】空調ケース内部のエバポレータ8よりも下
流側は、運転席側分路12と助手席側分路13とに分岐
され、各分路には、ヒータコア14と、このヒータコア
14を通過する空気量を調節するミックスドア15,1
6とが配置されている。
【0019】この構成例では、運転席側分路12と助手
席側分路13とが仕切壁17によって画成され、エバポ
レータ8とヒータコア14とは両分路で共通のものが用
いられている。エバポレータ8は、空調ケース1の通路
断面全体を遮るように設けられ、ヒータコア14は、各
分路の通路断面の略半分を遮るように設けられている。
また、ミックスドア15,16は、エバポレータ8を通
過した全空気をヒータコア14へ導くフルホット位置
(開度100%)から全空気をヒータコア14をバイパ
スさせるフルクール位置(開度0%)の範囲にわたって
回動するようになっている。
【0020】運転席側分路12のヒータコア14よりも
下流側には、車室の運転席側空調ゾーンにおいて、フロ
ントガラスに沿って温調空気を吹出すデフロスト吹出口
18aと、上方へ空調風を吹出すベント吹出口18b
と、下方へ空調風を吹出すフット吹出口18cとが設け
られ、また、助手席側分路13のヒータコア14よりも
下流側には、車両の助手席側空調ゾーンにおいて、フロ
ントガラスに沿って温調空気を吹出すデフロスト吹出口
19aと、上方へ温調空気を吹出すベント吹出口19b
と、下方へ温調空気を吹出すフット吹出口19cとが設
けられ、それぞれの吹出口は、格別のモードドア(デフ
ドア20a,21a、ベントドア20b,21b、フッ
トドア20c,21c)によって開口量が調節されるよ
うになっている。また、エバポレータ8の上流側には、
送風機7から圧送された空気をエバポレータ8を介して
各分路に配風する配風ドア22が設けられている。ここ
で、配風ドアは、各分路への配風比が1:1となる位置
を開度50%とし、運転席側分路12のみへ配風する位
置を開度100%(Dr100%)、助手席側分路13
のみへ配風する位置を開度0%(Dr0%)とする。
【0021】尚、運転席側と助手席側のミックスドア1
5,16は、別々のアクチュエータ(R MIX ACT 、L MI
X ACT )23,24によってそれぞれ駆動され、インテ
ークドア5は、アクチュエータ25によって駆動され、
運転席側のモードドア(デフドア20a、ベントドア2
0b、フットドア20c)と助手席側のモードドア(デ
フドア21a、ベントドア21b、フットドア21c)
は、別々のアクチュエータ(R MODE ACT、L MODE ACT)
26、27によってそれぞれ駆動されるようになってい
る。また、配風ドア22は、アクチュエータ28によっ
て駆動されるようになっている。
【0022】そして、上述した各種ドアを駆動するアク
チュエータ、コンプレッサ11の電磁クラッチ10、送
風機7のモ−タ6は、コントロールユニット30からの
出力信号に基づいて制御されるようになっている。
【0023】コントロールユニット30は、図示しない
中央演算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポー
ト(I/O)等を備えると共に、各種ドア(インテーク
ドア5、エアミックスドア15,16、モードドア20
a,21a,20b,21b,20c,21c、配風ド
ア22)を駆動するアクチュエータ23〜28、コンプ
レッサ11の電磁クラッチ10、送風機7のモータ6を
駆動制御する駆動回路等を有して構成され、車室内温度
を検出する室内温度センサ31からの信号や、車室外温
度を検出する外気温センサ32からの信号、車両の右側
の日射量を検出する右日射センサ33aと左側の日射量
を検出する左日射センサ33bとを備えた日射センサ3
3からの信号、エンジン冷却水の温度を検出する水温セ
ンサ34からの信号、エバポレータ8の下流側に設けら
れ、エバポレータ8の温度またはエバポレータ8を通過
した空気の温度を検出するエバ後センサ35からの信号
等が入力されるようになっている。
【0024】また、コントロールユニット30には、車
室側からの操作によって制御指令を出力する操作パネル
36からの信号等が入力されるようになっている。この
操作パネル36は、各種ドア、コンプレッサ、送風機等
の各空調機器を自動制御するための指令を出力するAU
TOスイッチ37、各空調機器をOFFモードに設定す
るOFFスイッチ38、吹出モードを強制的にデフロス
トモードに設定するDEFスイッチ39、車室内の運転
席側と助手席側とを独立に温調制御するDUALスイッ
チ40、運転席側の吹出モードをマニュアル設定するM
ODEスイッチ41、送風能力を切り換えるFANスイ
ッチ42、冷却サイクルのオンオフ、即ち、コンプレッ
サ11のオンオフを個別に指令するA/Cスイッチ4
3、吸入モードを内気循環モード(REC)又は外気導
入モード(FRESH)にマニュアル設定するRECス
イッチ44、助手席側の吹出モードをマニュアル設定す
るMODEスイッチ45を有している。また、運転席側
空調ゾーンの目標温度を設定する運転席側温度設定器4
6のアップ、ダウンスイッチ46a,46bと、助手席
側空調ゾーンの目標温度を設定する助手席側温度設定器
47のアップ、ダウンスイッチ47a,47bとを有
し、それぞれのアップ、ダウンスイッチによって設定さ
れたそれぞれの空調ゾーンの目標温度、FANスイッチ
42によって設定された送風能力、MODEスイッチ4
1,45によって設定された運転席側および助手席側の
吹出モード、RECスイッチ44によって設定された吸
入モードなどは、それぞれパネル中央に設けられた表示
部48に表示されるようになっている。さらに、この例
において操作パネル36には、運転席側空調ゾーンのゆ
らぎ制御を要請する運転席側ゆらぎスイッチ49と、助
手席側空調ゾーンのゆらぎ制御を要請する助手席側ゆら
ぎスイッチ50とが設けられている。
【0025】そして、コントロールユニット30は、R
OM又はRAMに与えられた所定のプログラムにしたが
って各種入力信号を処理し、送風能力の切り替え、吸入
モードの切り替え、コンプレッサ11のオンオフ、吹出
モードの切り換え、エアミックスドア15,16の開
度、配風ドア22の開度等を制御するようになってい
る。
【0026】図2において、前記コントロールユニット
30による配風ドア22のゆらぎ制御がフローチャート
として示されており、以下において、このフローチャー
トに基づいてゆらぎ制御の動作例を説明する。
【0027】コントロールユニット30は、イグニッシ
ョンスイッチを入れて空調装置を稼動させた後に、図示
しない初期設定を経たのちに、前述した各種センサや操
作パネル36からの信号を入力する処理や空調制御の他
の制御処理などと共に、図2に示される処理が繰り返わ
れるようになっており、ステップ52において、運転席
側にゆらぎ制御の要請があるか否かを、運転席側ゆらぎ
スイッチ49が押されたか否かによって判定し、この判
定結果のそれぞれに対して、助手席側にゆらぎ制御の要
請があるか否かを、助手席側ゆらぎスイッチ50が押さ
れたか否かによって判定する(ステップ54、56)。
【0028】ステップ52において、運転席側にゆらぎ
制御の要請がないと判定され、且つ、ステップ56にお
いて、助手席側にゆらぎ制御の要請がないと判定された
場合には、いずれの空調ゾーンにおいてもゆらぎ制御の
要請がない場合であるので、ゆらぎ制御を行わずにこの
処理ルーチンを抜ける。
【0029】また、ステップ52において、運転席側に
ゆらぎ制御の要請があると判定され、ステップ54にお
いて、助手席側にゆらぎ制御の要請があると判定された
場合には、ステップ58において、配風ドア22を周期
的に所定のゆらぎ幅で揺動させるゆらぎ制御を行い、運
転席側空調ゾーン及び助手席側空調ゾーンに供給される
空調風にゆらぎを与える。
【0030】より具体的には、図3に示されるように、
運転席側と助手席側とからほぼ同時にゆらぎ制御の要請
があった場合を想定すると、送風機7を所定の回転速度
(例えば、モータ6への印加電圧を6Vとする中速度)
で一定とし、配風ドア22を開度50%からDr70%
とDr30%との間を周期的に揺動させる制御(ゆらぎ
幅を±20%とする制御)を行う。
【0031】これに対して、ステップ52において、運
転席側にゆらぎ制御の要請があると判定され、ステップ
54において、助手席側にゆらぎ制御の要請がないと判
定された場合、または、ステップ52において、運転席
側においてゆらぎ制御の要請がないと判定され、ステッ
プ56において、助手席側においてゆらぎ制御の要請が
あると判定された場合には、ステップ60へ進み、配風
ドア22を周期的に揺動させるゆらぎ制御を行い、ま
た、ステップ62において、ファン電圧(モータ6に印
加する電圧)を配風ドア22のゆらぎに合わせて変化さ
せる風量変動制御を行い、さらに、ステップ64におい
て、ゆらぎ制御の要請がある側の空調系から供給される
空調風の温度を配風ドア22のゆらぎに合わせて変化さ
せる温度補正制御を行う。
【0032】より具体的に説明すると、例えば、運転席
側のみにゆらぎ制御の要請があった場合を想定すると、
図4に示されるように、配風ドア22を開度50%を中
心としてDr60%とDr40%との間を周期的に揺動
させる制御(ゆらぎ幅を±10%とする制御)を行い、
これに伴って、送風機7の回転速度をモータ6への印加
電圧に換算して6Vを中心として7Vと5Vとの間を周
期的に変動させる制御を行う。この配風ドア22の開度
と送風機7の回転速度の変動(印加電圧の変動)との関
係は、図5にも示されるように、配風ドア22の開度が
50%であるときのファン電圧を基準とし(図4及び図
5のAで示す場合)、配風ドア22の運転席側の開度が
大きくなって運転席側への配風量が多くなる場合、即
ち、助手席側への配風量が少なくなる場合に、助手席側
の配風量が減少した分だけ風量を増加するように送風機
7の回転速度(印加電圧)を大きくし(図4及び図5の
Bで示す場合)、配風ドア22の運転席側の開度が小さ
くなって運転席側への配風量が少なくなる場合、即ち、
助手席側への配風量が多くなる場合に、助手席側の配風
量が増加した分だけ風量を減少するように送風機7の回
転速度(印加電圧)を小さくするようにしている(図4
及び図5のCで示す場合)。つまり、配風ドア22の揺
動に拘わらず、助手席側へ供給される風量(As風量)
に変動が生じないようにモータ6への印加電圧を制御す
るようにしている。
【0033】ここで、配風ドア22のゆらぎ幅を、運転
席側と助手席側の両方でゆらぎ制御の要請があるステッ
プ58の制御(図3で示される制御)に比べて小さくす
るようにしているのは、配風ドア22の揺動を小さくし
ても、送風機7の回転速度を図4で示すように連動して
変化させることで、配風ドア22を大きく揺動させた場
合と同様の効果を得ることができるためである。
【0034】また、ステップ64の温度補正制御は、ゆ
らぎ制御が要請されている側の空調系のミックスドア開
度(上述の例では、運転席側のミックスドア15の開
度)を、冷房運転時においては、例えば、図6(a)に
示されるように補正するもので、運転席側の配風量が多
くなる図4のBで示す状態においては、運転席側のミッ
クスドアをヒート側へ補正し(θだけ開度を大きく
し)、助手席側に対する温調影響を小さくする。また、
運転席側の配風量が少なくなる図4のCで示す状態にお
いては、運転席側のミックスドアをクール側へ補正し
(θだけ開度を小さくし)、助手席側に対する温調影響
を小さくする。そして、配風ドア22が揺動する範囲で
ミックスドアの開度を連続的に補正するようにしてい
る。
【0035】逆に、ミックスドア開度(上述の例では、
運転席側のミックスドア15の開度)を、暖房運転時に
おいては、例えば、図6(b)に示されるように補正す
るもので、運転席側の配風量が多くなる図4のBで示す
状態においては、運転席側のミックスドアをクール側へ
補正し(θだけ開度を小さくし)、助手席側に対する温
調影響を小さくする。また、運転席側の配風量が少なく
なる図4のCで示す状態においては、運転席側のミック
スドアをヒート側へ補正し(θだけ開度を大きくし)、
助手席側に対する温調影響を小さくする。そして、配風
ドア22が揺動する範囲でミックスドアの開度を連続的
に補正するようにしている。
【0036】したがって、以上の構成によれば、運転席
側と助手席側の両方にゆらぎ制御の要請がある場合に
は、配風ドア22のみをゆらぎ制御することによって空
調風にゆらぎを与えるようにしているので、送風機7に
よる吸い込み風量や送風機7の作動音の変化によるフィ
ーリングの悪化を防ぐことができるようになる。
【0037】また、一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制御
の要請がある場合には、配風ドア22のゆらぎ制御と送
風機7の回転速度の変動制御とを同時に行うことによっ
て、ゆらぎ制御を必要としない空調ゾーンの風量変化を
防ぐと共に、ゆらぎ制御が要請されている空調ゾーンへ
の吹き出し風にゆらぎを与えることが可能となる。
【0038】さらに、ゆらぎ制御が要請されている空調
ゾーンへの風量変化に伴い、その空調ゾーンへ供給され
る空調風の温度を同時に補正するようにしたので、ゆら
ぎ制御が要請されている空調ゾーンへの風量変化による
他方の空調ゾーンへ温調影響を低減することが可能とな
る。
【0039】尚、上述の構成においては、一方の空調ゾ
ーンのみにゆらぎ制御の要請がある場合に、配風ドア2
2を予め決定されたゆらぎ幅(±10%)をもって揺動
させるものであったが、このようなゆらぎ幅を各空調ゾ
ーンの温度差によって変化させるようにしてもよい。
【0040】即ち、上述した室内温度センサ31によっ
て車室内の代表室温を検出するのではなく、運転席側空
調ゾーンの温度TrDr を検出する運転席側室内温度セン
サと助手席側空調ゾーンの温度TrAs を検出する助手席
側室内温度センサとを設け、それぞれの室内温度センサ
によって検出された各空調ゾーンの温度の差(|TrDr
−TrAs |)が大きくなるほど、図7に示されるよう
に、配風ドア22のゆらぎ幅を許容できる最小値まで小
さくするようにしてもよい。
【0041】このような制御によれば、一方の空調ゾー
ンのみにゆらぎ制御の要請があり、運転席側空調ゾーン
と助手席側空調ゾーンの温度差が大きい場合には、ゆら
ぎ制御を必要としない空調ゾーンに対して、ゆらぎ風が
供給される空調ゾーンからの熱的な影響は大きくなって
くるが、空調ゾーンの温度差が大きくなるほど配風ドア
22のゆらぎ幅が小さくなるので、ゆらぎ制御を必要と
しない空調ゾーンへの影響を小さくすることができるよ
うになる。
【0042】ここで、各空調ゾーンの温度は、各空調系
から吹き出す空調風の吹出温度に対応していることか
ら、それぞれの空調ゾーンの温度差は、それぞれの空調
系から吹き出す空調風の温度差として捕らえるようにし
ても、各空調系のミックスドア15,16の開度の差と
して捕らえるようにしても、左右設定温度の温度差とし
て捕らえるようにしてもよい。
【0043】尚、以上の構成において、ステップ60〜
64の制御においては、運転席側のみにゆらぎ制御の要
請がある場合について説明したが、助手席側のみにゆら
ぎ制御の要請がある場合には、上述した制御を助手席側
に置き換えて同様に行うようにすればよい。また、上述
の構成においては、車室の左右を独立温調する車両用空
気調和装置について説明したが、車両の前後を独立温調
するなど、隣接する任意の空調ゾーンを独立温調する車
両用空気調和装置に上述した制御を用いるようにしても
よい。さらに、上述の構成においては、エバポレータの
風上側に配風ドア22を設けた場合を示したが、配風ド
ア22は、それぞれの空調ゾーンへの配風量を調節でき
る位置であればよく、例えば吹出口の直前に設けるよう
にしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、車室内の第1の空調
ゾーンに対して空調風を供給する吹出口を備えた第1の
空調系と、車室内の第2の空調ゾーンに対して空調風を
供給する吹出口を備えた第2の空調系とを有し、第1及
び第2の空調系で送風機を共通にし、それぞれの空調系
において空調風の温度を独立に変更可能にすると共に、
それぞれの前記空調ゾーンへの配風量を配風ドアによっ
て変更可能に構成されている車両用空調装置において、
ゆらぎ制御の要請がある場合に配風ドアをゆらぎ制御す
るようにしたので、空調風にゆらぎを与えるために送風
機の風量変動が必ずしも必要でなくなり、送風機の風量
変化に伴う吸い込み風量の変化や送風機を駆動するモー
タの作動音の変化に起因するフィーリングの悪化を低減
することができるようになる。
【0045】また、一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制御
の要請があると判定された場合に、配風ドアのゆらぎ制
御を行うと同時に、一方の空調ゾーンへの配風量が多く
なる場合に送風機の風量を増加させ、一方の空調ゾーン
への配風量が少なくなる場合に送風機の風量を減少させ
る風量制御を行うようにすれば、ゆらぎ制御の要請があ
る空調ゾーンに対しては、配風ドアの動きと送風機の風
量変化とが相まって積極的に空調風にゆらぎを与えるこ
とができるようになり、また、ゆらぎ制御の要請がない
空調ゾーンに対しては、配風ドアの動きに伴う配風量の
変化を送風機の風量変化によって打ち消し、供給風量を
一定にすることができるようになる。即ち、ゆらぎ制御
の要請がない空調ゾーンの風量変化を防ぎつつ、ゆらぎ
制御の要請がある空調ゾーンへの吹き出し風にゆらぎを
与えることが可能となり、ゆらぎ制御が必要でない空調
ゾーンに対して違和感のない空調を確保することが可能
となる。
【0046】さらに、一方の空調ゾーンのみにゆらぎ制
御の要請があると判定された場合に、冷房運転時におい
て、一方の空調ゾーンへの配風量が多くなる場合にこの
空調ゾーンに供給される空調風の温度を上昇させ、一方
の空調ゾーンへの配風量が少なくなる場合にこの空調ゾ
ーンに供給される空調風の温度を低下させる温度制御を
行うようにすれば、一方の空調ゾーンの風量変化に起因
する他方の空調ゾーンへの温調影響を低減することがで
きるようになる。同様に、暖房運転時において、一方の
空調ゾーンへの配風量が多くなる場合にこの空調ゾーン
に供給される空調風の温度を低下させ、一方の空調ゾー
ンへの配風量が少なくなる場合にこの空調ゾーンに供給
される空調風の温度を上昇させる温度制御を行うように
すれば、一方の空調ゾーンの風量変化に起因する他方の
空調ゾーンへの温調影響を低減することができるように
なる。
【0047】また、ゆらぎ制御による配風ドアのゆらぎ
幅をそれぞれの空調ゾーンの温度差が大きくなるほど小
さく設定するようにすれば、それぞれの空調ゾーンの温
度差が大きくなる場合には、ゆらぎ幅を小さくすること
で他方の空調ゾーンへの温調影響を低減することができ
るようになる。
【0048】さらにまた、双方の空調ゾーンにゆらぎ制
御の要請がある場合に、配風ドアのゆらぎ制御のみを行
うようにすれば、空調風にゆらぎを与えるために送風機
の作動音や吸い込み風量の変化を伴うことがなくなり、
これに起因するフィーリングの悪化を防止することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる車両用空気調和装置を
示す図である。
【図2】図2は、コントロールユニットによる配風ドア
によるゆらぎ制御の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図3】図3は、両方の空調ゾーンにゆらぎ制御の要請
がある場合の配風ドアのゆらぎ、送風機の印加電圧、及
びゆらぎスイッチとの関係を示す特性線図である。
【図4】図4は、一方の空調ゾーンにのみにゆらぎ制御
の要請がある場合の配風ドアのゆらぎ、送風機の印加電
圧、及びゆらぎスイッチとの関係を示す特性線図であ
る。
【図5】図5は、配風ドアの動きとファン電圧の変化と
の関係を説明する特性線図である。
【図6】図6(a)は、冷房運転時における配風ドアの
位置とゆらぎ制御が要請されている側のミックスドアの
開度補正量との関係を示す特性線図であり、図6(b)
は、暖房運転時における配風ドアの位置とゆらぎ制御が
要請されている側のミックスドアの開度補正量との関係
を示す特性線図である。
【図7】図7は、空調ゾーンの温度差と配風ドアのゆら
ぎ幅との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
7 送風機 15、16 ミックスドア 18a,19a デフロスト吹出口 18b,19b ベント吹出口 18c,19c フット吹出口 22 配風ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60H 1/34 671 B60H 1/34 671A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の第1の空調ゾーンに対して空調
    風を供給する吹出口を備えた第1の空調系と、車室内の
    第2の空調ゾーンに対して空調風を供給する吹出口を備
    えた第2の空調系とを有し、前記第1及び第2の空調系
    で送風機を共通にし、それぞれの空調系で前記空調風の
    温度を独立に変更可能にする温度調節手段を備え、それ
    ぞれの前記空調ゾーンへの配風量を配風ドアによって変
    更可能としている車両用空調装置において、 ゆらぎ制御の要請があるか否かを判定する判定手段と、 前記配風ドアをゆらぎ制御させる配風ドアゆらぎ制御手
    段と、 前記判定手段によってゆらぎ制御の要請があると判定さ
    れた場合に、前記配風ドアゆらぎ制御手段によるゆらぎ
    制御を行うことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 車室内の第1の空調ゾーンに対して空調
    風を供給する吹出口を備えた第1の空調系と、車室内の
    第2の空調ゾーンに対して空調風を供給する吹出口を備
    えた第2の空調系とを有し、前記第1及び第2の空調系
    で送風機を共通にし、それぞれの空調系で前記空調風の
    温度を独立に変更可能にする温度調節手段を備え、それ
    ぞれの前記空調ゾーンへの配風量を配風ドアによって変
    更可能としている車両用空調装置において、 ゆらぎ制御の要請がある空調ゾーンを判定する判定手段
    と、 前記配風ドアをゆらぎ制御させる配風ドアゆらぎ制御手
    段と、 前記配風ドアの動きに連動して前記送風機の風量を変動
    させ、一方の空調ゾーンへの配風量が多くなる場合には
    前記送風機の風量を増加させ、前記一方の空調ゾーンへ
    の配風量が少なくなる場合には前記送風機の風量を減少
    させるようにする風量制御手段とを備え、 前記判定手段によって前記一方の空調ゾーンのみにゆら
    ぎ制御の要請があると判定された場合に、前記配風ドア
    ゆらぎ制御手段によるゆらぎ制御と、前記風量制御手段
    による風量制御とを同時に行うようにしたことを特徴と
    する車両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記配風ドアの動きに連動して前記一方
    の空調ゾーンへ供給する空調風の温度を対応する空調系
    の温度調節手段によって変動させ、 冷房運転時においては、前記一方の空調ゾーンへの配風
    量が多くなる場合に前記空調風の温度を上昇させ、前記
    一方の空調ゾーンへの配風量が少なくなる場合に前記空
    調風の温度を低下させるようにし、また、暖房運転時に
    おいては、前記一方の空調ゾーンへの配風量が多くなる
    場合に前記空調風の温度を低下させ、前記一方の空調ゾ
    ーンへの配風量が少なくなる場合に前記空調風の温度を
    上昇させるようにする温度制御手段をさらに設け、 前記判定手段によって前記一方の空調ゾーンのみにゆら
    ぎ制御の要請があると判定された場合に、前記温度制御
    手段による温度制御をさらに行うようにしたことを特徴
    とする請求項2記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記ゆらぎ制御による前記配風ドアのゆ
    らぎ幅をそれぞれの空調ゾーンの温度差が大きくなるほ
    ど小さく設定するゆらぎ幅補正手段をさらに設けたこと
    を特徴とする請求項3記載の車両用空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段によって双方の空調ゾーン
    にゆらぎ制御の要請があると判定された場合に、前記配
    風ドアゆらぎ制御手段によるゆらぎ制御のみを行うこと
    を特徴とする請求項2記載の車両用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の空調ゾーンは運転席側の空調
    ゾーンであり、前記第2の空調ゾーンは助手席側の空調
    ゾーンであることを特徴とする請求項1又は2記載の車
    両用空気調和装置。
JP2001017921A 2001-01-26 2001-01-26 車両用空気調和装置 Pending JP2002219923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001017921A JP2002219923A (ja) 2001-01-26 2001-01-26 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001017921A JP2002219923A (ja) 2001-01-26 2001-01-26 車両用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002219923A true JP2002219923A (ja) 2002-08-06

Family

ID=18884025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001017921A Pending JP2002219923A (ja) 2001-01-26 2001-01-26 車両用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002219923A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038858A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置
KR20110080291A (ko) * 2010-01-05 2011-07-13 한라공조주식회사 차량용 좌,우 독립 공조장치의 제어방법
KR101470253B1 (ko) * 2013-12-18 2014-12-05 기아자동차주식회사 차량의 공조장치 제어방법
KR101673762B1 (ko) * 2015-04-28 2016-11-07 현대자동차주식회사 자동차용 공조장치의 토출 풍량 제어 시스템 및 방법
KR101767038B1 (ko) 2011-04-05 2017-08-14 주식회사 두원공조 차량용 공기조화 시스템
JP2020037314A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 株式会社デンソー 車両用空調装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0311909U (ja) * 1989-06-23 1991-02-06
JPH04109612U (ja) * 1991-03-12 1992-09-22 カルソニツク株式会社 自動車用空気調和装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0311909U (ja) * 1989-06-23 1991-02-06
JPH04109612U (ja) * 1991-03-12 1992-09-22 カルソニツク株式会社 自動車用空気調和装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038858A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置
KR20110080291A (ko) * 2010-01-05 2011-07-13 한라공조주식회사 차량용 좌,우 독립 공조장치의 제어방법
KR101632181B1 (ko) 2010-01-05 2016-06-21 한온시스템 주식회사 차량용 좌,우 독립 공조장치의 제어방법
KR101767038B1 (ko) 2011-04-05 2017-08-14 주식회사 두원공조 차량용 공기조화 시스템
KR101470253B1 (ko) * 2013-12-18 2014-12-05 기아자동차주식회사 차량의 공조장치 제어방법
US9545833B2 (en) 2013-12-18 2017-01-17 Kia Motors Corp. Method for controlling air conditioning unit of vehicle
KR101673762B1 (ko) * 2015-04-28 2016-11-07 현대자동차주식회사 자동차용 공조장치의 토출 풍량 제어 시스템 및 방법
JP2020037314A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 株式会社デンソー 車両用空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5594281B2 (ja) 車両用空調装置
JP3316988B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP2004155391A (ja) 車両用空調装置
US6915650B2 (en) Vehicle air conditioner with automatic control of main blower and sub-blower
JP4496971B2 (ja) 車両用空調装置
JP2000085338A (ja) 車両用空調装置
JP2002219923A (ja) 車両用空気調和装置
JP5549639B2 (ja) 車両用空調装置
JP2006224705A (ja) 車両用空調装置
JP2002036847A (ja) 車両用空調装置
JP4407368B2 (ja) 車両用空調装置
JPH11334340A (ja) 車両用空調装置
JP4521649B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP2002283839A (ja) 車両用冷房装置
JP3669151B2 (ja) 車両用空調装置
JP3112052B2 (ja) 空気調和装置
JP3344249B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002225533A (ja) 車両用空気調和装置
JP3399101B2 (ja) 空調装置
JPH0532124A (ja) 車両用空気調和装置
JP2005075249A (ja) 車両用空調装置
JP2008168734A (ja) 車両用空調装置
JP2000025448A (ja) 車両用空調装置
JP2000272323A (ja) 車両用空調制御装置
JP2572640Y2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100831