JP3866509B2 - 釣竿用リールシートと、釣竿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿用リールシートと釣竿に関する。詳しくは、上付き型の魚釣りリールが取り付けられ、キャスティングやパーミングにおける竿の握りを安定にするためのトリガーを備えたリールシートと、上記トリガーを備えた釣竿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、両軸受け型リールやベイトリールなどの上付き型魚釣りリールを装着して小型から中型ぐらいまでの魚を狙う釣竿には、一般に、レバー状をした指掛け用のトリガーが設けられる。このトリガーは、通常、位置及び突出方向が固定していて、リールを装着するためのリールシートの一部として構成されることが多い。
【0003】
図9に、そのようなトリガー付きリールシートaを備えた釣竿の一例rを示し、そのリールシートaの詳細を図10に示す。
リールシートaはパイプ形をしたボディbを有し、このボディbの後ろ側(図9及び図10における右方向)半部の上頂部はリールcの取付足dが安定に着座できる形をしたリール足着座面eになっており、下頂部からは比較的細幅で先細りの突起形をしたトリガーfが下やや前側へ向けて突出している。このトリガーfの長さは、標準的体格の大人の指が1本掛かる程度の長さになっている(図11参照)。
【0004】
gは固定側フードを示し、リール足着座面eの後端部を覆う扁平な口hを有してボディbと一体に形成されている。上記トリガーfは、この固定側フードgの真下辺りから突出している。
iはパイプ形をした可動側フードを示し、これには前側からナットjが回転自在に結合されていて、そのナットjがボティbの前半部を為す螺軸部kに螺合されることでボディbに取り付けられ、可動側フードiの後端部の口lがリール足着座面eの前端部を覆う。
【0005】
このようなリールシートaは、ボディbの孔mに竿体nが挿通され且つ接着されることにより釣竿rの一部を構成し、トリガーfは竿体nからほぼ直角に突出した形になる。
竿体nはボディbから後方へある程度の長さ突出して、この部分に比較的長いハンドルoが外嵌め固定される。また、竿体nのうちリールシートaから前側の部分には多数のラインガイドqがシリーズに装着される
【0006】
リールcを装着するときは、その取付足dの一端部を固定側フードgに挿入しながらこの取付足dをリール足着座面eに着座させ、この状態からナットjを回して可動側フードiを後方へ移動させると、取付足dの他端部が可動側フードi内に相対的に挿入されて、可動側、固定側両フードg、iが取付足dをリール足着座面eに圧着する。
【0007】
この釣竿rでのキャスティング(ラインの先に結んだ仕掛けを目的のポイントに向かって投擲する操作)と、パーミング(キャスティング後にアタリを待ったり、魚を誘うためにシャクリをしたり、掛かった獲物を取り込む時の竿の保持)は、通常、次のように行う。
【0008】
キャスティング時は、図11(この図は、シングルハンドキャスティングが終わった時点の状態を上から見ている)に示すように、トリガーfに利き腕の人指し指を掛け、ライン繰り出しのタイミングを計るために親指をリールcのスプールpに当て、残りの指3本でボディbの後端からハンドルoに渡る部分を把持する。そして、同図に示すように、手の甲を上に向けることで釣竿をリールcが横倒れになる姿勢にし、目的のポイントに真っ直ぐ向いた姿勢で竿rをオーバースロー気味に振って投擲を行う。
【0009】
従って、この場合のトリガーfは、主として、勢い余って釣竿rそのものを放り投げてしまうのを止める働きをする。
同図は、以上の投擲を片手で行うシングルハンドキャストの場合を示しているが、両手で投擲を行うダブルハンドキャストの場合でも、別の手でハンドルoの先端部を握る以外は、竿の握り方にシングルキャストの場合と大きな違いは無い。
【0010】
一方、キャスティングを終えた後のパーミングは、図13及び図14(A)に示すように、片手でリールcとリールシートaをまるごと掴むようにして釣竿rを支える。即ち、この場合は、親指の先端をリールcの側壁上端辺りに掛け、トリガーfには薬指又は中指を掛ける(同図には、薬指を掛けた状態を示してある)ことで、リールシートaのボディbを3本の指で下から支えるように持つ。このようにすると、釣竿rの中で一番重い部分であるリールcとリールシートaを手の中に包むように持つ形になるため、比較的疲労が少なくて済む。
このパーミングを、キャスティング時にトリガーfに掛けた方の手で行うか、別の手に持ち替えるかは、リールcの型式や本人の使い勝手による。
【0011】
尚、この種のトリガーfの形状には従来から様々あるが、図面に示したように釣竿rに対して略直角又はそれより多少前側へ屈曲した形(例えば、特許第2717338号公報、特開平9−205944号公報など)や、下方から前側へ円弧形に屈曲した形(実公昭51−8874号公報、実開平7−34664号公報など)が多い。
また、トリガーfをリールシートとは別の部品として形成し、これをリールシート又はハンドルに取り付けるようにしたものもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来のトリガーfは、キャスティング時とパーミング時のいずれにおいても手首や肘に大きな負担を掛けてしまったり、実際には釣竿を安定に支えられないという問題があった。
この問題の主たる原因は、キャスティング時の滑り止めは人指し指だけをトリガーに掛けることで行うという既成観念にある。この観念に立ってトリガーを設計すると、必要的に、ここに掛けた人指し指が外れ難い形と突出方向になり、且つ、その状態で親指がリールのスプールの背面や上面に楽に届くことが条件になる。従って、トリガーの形態としては、釣竿に対してほぼ直角又は前側へ向かって屈曲した角度で突出し、人指し指が1本掛かれば足りる長さで、しかも、上下方向から見てトリガーがリールに比較的近い位置、即ち、スプールpに後側から当てた親指のほぼ真下辺りにトリガーがあるという形態にせざるを得ない。
従来のトリガーの多くはこの条件を最優先しているために、その形やサイズ及び突出方向は前記トリガーfと概ね同じようになっている。
【0013】
この結果、手首や肘を無理に曲げないでキャスティング時の握りを行うと、図11(B)を見て分かるように、中指から小指に掛けた3本の指、特に薬指と小指はボディbやハンドルoの下面から離れて隙間sが生じてしまうため、指全体でボディbをしっかり握ることはできない。この場合、親指はリール操作に取られて竿を握る働きは殆どできないので、実際に竿をしっかり握ることができるのはせいぜい人指し指と中指だけになってしまう。このような状態では、グリップ力が十分発揮されないので、釣竿rの姿勢が不安定になり、釣竿rを振る力も弱くなるので、投擲の方向が定まらず、飛距離も延びない。
このことは、パーミング時にあっても同様であり、図13に実線で示すように、手首を無理に曲げないでパーミング時の握りを行うと、やはり、薬指や小指がボディbやハンドルoの下面から離れて隙間sができてしまう。
【0014】
そこで、釣り人の多くは、キャスティング時もパーミング時も、全ての指がボディやハンドルをしっかり掴めるようにするために、手首や肘を無理に曲げるようにしている。即ち、パーミング時にあっては、図13に二点鎖線で示す腕のように、手首を下に90゜近く曲げて持ち、キャスティング時にあっては、図12に示すように肩から肘にかけて内側へ捻ることで手首を90゜近く外側へ曲げて掴むようにしている。
【0015】
言うまでもなく、このような掴み方は、手首や肘に過大な負担をかけるだけで無く、結局は、ミスキャストを招いたり、フッキングのタイミングを外してしまうといった操作ミスの原因にもつながる。特に、船釣りにおいて所謂手持ち釣りを行う場合は、竿先を海面に向かって下げると共に、竿を支え易くするために、ハンドルoの元辺りを脇の下で挟んだ状態で長時間パーミングする(図13参照)ことが多いので、手首の曲がりは著しいものになる。
【0016】
また、前記したように、従来のトリガーfはリールcに掛けた親指の先端のほぼ真下辺りに来てしまうので、自然な形でパーミングしようとすると、どうしても小指をトリガーfの前に持って行くことができない。その結果、トリガーfを薬指と小指とで、又は中指と薬指とで挟むことを強いられる。通常、パーミングは魚が掛かるまで長い時間持続することになるので、薬指と小指にはかなりの痛みが生じる。
【0017】
更に、従来のトリガーfは指が1本しか掛からないために、竿の軸回り方向での姿勢を安定に支えるためには、ある程度力を入れて握る必要があった。即ち、この種の釣竿においては、重い部材であるリールが竿の上側又は側方に来ている姿勢で様々なアクションをすることが多いので、釣竿には常時その軸回り方向への回動力が働いて姿勢が不安定になるので、釣り人は、この回動力による竿の回りを常に阻止することが必要になる。この場合、従来のトリガーfは、ここに掛けた指とリールcに掛けた親指の先端との間の距離D(図14(A)参照)がそれほど長くならないので、竿の回りをしっかり阻止するためには、どうしてもある程度強い力で竿を握り続けなければならないからである。
【0018】
本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為されたものであり、手首や肘を無理に曲げなくても竿に掛けた指のほぼ全体で竿をしっかり支えることができ、しかも、キャスティング時には強いグリップ力を発揮でき、パーミング時には軽く掴むだけで竿の姿勢を安定に保持することができ、そして、トリガーを指の間に挟む必要も無い新規な釣竿用リールシートと釣竿を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載した釣竿用リールシートは、竿体が釣竿用リールシートのボディに通され、竿体のうちボディから後方へ突出した部分にハンドルが外嵌め固定されてなる釣竿に取り付けられる釣竿用リールシートにおいて、竿体が通される横長パイプ形をしたボディと、このボディの外周面における上頂部に形成されたリール足着座面と、このリール足着座面に載せたリール足を圧着するための前側フード及び後側フードと、位置及び角度が固定した状態で上記ボディの外周面における下頂部から突出したトリガーとを備え、
このトリガーは全体的に見て下斜め後方へ向かってほぼ真っ直ぐ突出しており、その前面は、後ろ下がりに傾斜すると共に少なくとも指を2本以上掛けられる長さを有し、且つパーミング時には親指の先端をリールの側壁上端辺りに掛けたときに親指を除く4本の指でトリガーからボディに渡る広い範囲を下から支えるよう握られ、トリガーの先端付近に小指が掛けられることを特徴とするものである。
【0020】
また、請求項5に記載した釣竿は、請求項1に記載した釣竿用リールシートが竿体に取り付けられ、竿体のうち後方へ突出した部分にハンドルが外嵌め固定され、リールが装着されてなることを特徴とするものである。
【0021】
このようにした結果、本発明における釣竿の中心軸又はリールシートのボディの中心軸とトリガーとの傾き関係は、力を入れずに手首を軽く曲げた状態の親指以外の指の付け根の並び方向と腕の方向との傾き関係とほぼ一致する。
そこで、キャスティング時は、親指をリールのスプールにほぼ後側から当て、トリガーの前面に人指し指と中指を掛けて、残りの指をボディ又はこれの後に続くハンドルに廻し、その腕を竿体とほぼ平行にして水平に前へ延ばすと、トリガーに掛けた2本の指の並び方向が後下方へ延びる方向になり、その余の指も自然にボディ又はハンドルに掛かるので、手首を無理に曲げたり肘を内側へ捻ったりしなくても、それらの指の全体が自然にボディやハンドルに密着する。
【0022】
従って、このような形で釣竿を握った状態では、ポイントを真っ直ぐ向いた姿勢でキャスティングをしても、手首や肘に無理な力が掛かることは殆どなく、グリップ力も十分発揮できるため、強い振りを安定して行うことができ、当然、トリガーに掛けた2本の指が滑り止めを果たす。
【0023】
また、本発明では、トリガーが比較的大きく後ろ下がりに傾斜していることによって、リールシート着座面の反対側が大きく開くので、パーミング時には、親指をリールのスプールの側壁上端辺りに掛けた状態で残りの4本の指でトリガーの前側においてリールシートのボディや竿体を支えるように持つという握り方ができる。この場合、その小指は必然的にトリガーの先端部に掛かる。
このような握り方にあっては、キャスティング時と同様、手首を無理に曲げる必要が無いし、指の間にトリガーを挟まなくて済むために指に痛みが生じることも無い。そして、この場合も、トリガーの先端に掛けた指(小指)とリールに掛けた親指の先端との距離を長くとれるし、小指の掛け方によっては掌の外端(小指の根元近くの部位)がトリガーの側面に当たるので、それだけでも竿の軸回り方向への倒れを阻止できる。
【0024】
日常あまり気づかないことではあるが、人の手のグリップ力には小指の力が大きく働くので、小指を含めた4本の指で竿を支えるパーミングを可能にした本発明は、従来のトリガーを備えたリールシートや釣竿でのパーミングに比して、格段に安定した握りを実現できる。
【0025】
本発明におけるトリガーの前面の傾斜角、すなわち、リールシートのボディ又は竿体の中心軸に垂直な方向に対する後下がりの開き角をどの程度に設定するのが望ましいかは一概に特定できないが、本発明者らが試作したものについて行った実釣テストでは、この開き角が25゜のものや55゜のものでも手の大きさによっては手首や肘をそれほど大きく曲げなくてもしっかり握ることができた。特に、30゜〜50゜としたものは、キャスティング時とパーミング時のいずれにおいても手首にかかる負担が少なく、且つ、グリップ力を十分出し易いことが分かった。
【0026】
尚、トリガーの前面は、ここに掛けた指の並び方向が後下がりの方向になれば、直状に延びる形でも良いし、極く緩やかな曲線を描くように凹んだ形でも良い。尤も、曲線にする場合でも、全体としての傾斜角は25゜〜55゜以内にするべきである。
【0027】
請求項3に記載した釣竿用リールシートは、請求項1又は2に記載した釣竿用リールシートにおいて、トリガーの前面のうち指掛け可能な範囲の先端部は前記後側フードの開口部の真下より後に位置したことを特徴とするものである。
このようにすると、パーミング時において、トリガーの前側に4本の指(人差し指から小指まで)をおいた状態でも、親指を楽に延ばした形でその先端を当該リールの側壁上端部に自然に廻すことができる。
【0028】
請求項4に記載した釣竿用リールシートは、請求項1から3に記載した釣竿用リールシートにおいて、トリガーの前面の先端部から突出した滑り止め突起を設けたことを特徴とするものである。
このようにすれば、トリガーにかけた指がその前面から滑り外れるのをほぼ確実に防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明釣竿用リールシートと釣竿の詳細を、図面に示した各実施の形態に従って説明する。
〔1.第一の実施の形態〕(図1〜図6、図14(B))
図1から図6は、第一の実施の形態に係る釣竿用リールシート1と釣竿21を示すものである。このリールシート1は、トリガー13がボディ3と一体に形成されたタイプのものであり、釣竿21は、通常、船釣り用の竿に使用される種類のものである。
【0030】
〔A.リールシート〕
リールシート1(細部は図1から図3を参照)は、固定側フード11やトリガー13等が合成樹脂によって一体に形成されたボディ3と、これに取り付けられた可動側フード16とから構成されている。
【0031】
ボディ3の主部5は竿体通し孔7を有する横長のほぼパイプ形をしており、その前半部(図1における左上方へ向かう方向を前側〔竿先側〕とし、同図における右下方へ向かう方向を後側〔竿尻側〕とする。)は外周面にネジ山が形成された螺軸部9になっていて、後半部の外周面の上頂部はリール31(図5、図6等参照)の取付足33が安定に着座できるほぼ平坦なリール足着座面5aになっている。
固定側フード11は、その前面が半月形に開口してリール足着座面5aの後端部を覆うように位置し、その内部空間は後窄みになっている。
【0032】
トリガー13は、これを全体的に見て、主部5の外周面における下頂部5bの後端近く、即ち、リール足着座面5aから後側の部位のほぼ真下から下斜め後方へ向かってほぼ真っ直ぐ突出している。この突出方向は、具体的に、主部5の中心軸X−X(これは、釣竿21の中心軸でもある)に垂直な方向に対して約30゜開いた方向へ延びている(図2参照)。
【0033】
トリガー13の左右幅は、図3を見て分かるように、先端側へ行くに従って多少狭まってはいるが、ボディ3の外径より多少細い程度になっている。従って、従来のトリガーfと較べて、このトリガー13の左右幅はかなり大きい。
また、トリガー13の前面13aの先端部は円錐突起様に前方へ突出した滑り止め突起13cになっており、この滑り止め突起13cを除いた前面13aは、図2を見て分かるように、全体として緩やかな弧を描くように凹んでいるが、この前面13aの平均的な傾斜角度も、主部5の中心軸X−Xに垂直な方向に対して約30゜開いた後ろ下がりの方向へ延びている。
【0034】
そして、この前面13aとボディ3の下頂部5bとが連続する部分14は弧を描くように屈曲していて、前面13aに掛けた指と下頂部5bに掛けた指を大きな段差が無く並べることができるようにしてある。
また、トリガー13の背面13bとボディ3の下頂部5bとが連続する隅角部15は直径20mm程度の円弧を描くように屈曲していて、ここに指の側面が違和感無く収まるようにしてある。
【0035】
滑り止め突起13cを除いた前面13aの長さは、連続部14を含めて、図5等を見て分かるように、標準的体格の大人の指を丁度2本掛けることができる長さになっている。
そして、トリガー13がボディ3から突出する位置と突出方向及びその前面13aの長さを以上のようにした結果、滑り止め突起13cに載せた指は、リール足着座面5aの後端部の真下より稍後側に外れたところに位置する(図5等参照)。
【0036】
可動側フード16は、直径の割に軸長が短い略円筒形をした金属製のフード部17と、これに後側から回転自在に結合された合成樹脂製のナット19とから成り、フード部17の後端部における上頂部はその余の部分より半径が大きくなって扁平なリール足挿入口17aに加工されている。そして、このリール足挿入口17aが後側を向く向きで、ナット19がボディ3の前記螺軸部9に螺合され、フード部17は図示しない係合突条が主部5の係合溝に係合することで回わり止めされる。
リールシート1は以上のように構成されている。
【0037】
〔B.釣竿と、リールの装着〕
リールシート1は、釣竿21のベースを成す竿体25がボディ3の竿体通し孔7に通され且つ接着されることで、当該竿体25に取り付けられる。そして、この竿体25のうち、ボディ3から後方へ突出した部分にゴム製やコルク製の長い円筒形をしたハンドル27が外嵌め固定される。
また、ボディ3の前端部には、可動側フード16に必要な移動範囲を残して、このフード16の抜け防止を兼ねた前ハンドル29が取り付けられる。
トリガー13は、リールシート1のボディ3と一体に形成されているので、リールシート1が竿体25に取付けられることで、釣竿21における位置及び角度が固定する。
【0038】
リール31を装着するときは、その取付足33の一端部を固定側フード11に挿入しながら、この取付足33をリール足着座面5aに着座させ、この状態から可動側フード16のナット19を回わして後方へ移動させる。これによって、取付足33の他端部が可動側フード16内に相対的に挿入されると共に、可動側、固定側両フード16、11が協働して取付足33をリール足着座面5aに圧着する。
【0039】
〔C.竿の扱いと、トリガーの作用〕(図4〜図6、図14)
この釣竿21でのキャスティングと、パーミングは、基本的に次のように行う。
キャスティング時は、図4、図5に示すように、利き腕(図面では右腕を示してある)の手の掌をボディ3の後端部とハンドル27の側面に当てた状態で、親指の先端をリール31のスプール35にほぼ後側から当てると共に、人差し指と中指を揃えてそれらの第二関節の腹辺りをトリガー13の前面13a(連続部14を含む)に掛ける。薬指は前記隅角部15に収める。
【0040】
この状態の手の形は、力を入れずに手首を軽く下に曲げて人差し指と親指を60゜ぐらいに開き且つ親指以外の指をU字形に畳んだ形と殆ど同じであるから、手首や肘を無理に曲げなくても、竿体25をその腕とほぼ平行に構えた状態で、親指以外の4本の指と掌とで竿をしっかり握ることができる。そして、トリガー13には2本の指が掛かっており、しかも、前記したように従来のトリガーfと較べてトリガー13の左右幅はかなり大きいので、従来のトリガーfのように指1本を掛ける突起状をしたものと違って、ボディ3やハンドル27を当該掌に強く引き寄せることができると共に、滑り止め効果も大きく働く。
従って、強いグリップ力を発揮できると共に竿の姿勢を安定に保持できるので、投擲コントロールを楽に、且つ、より正確に行うことができる。
【0041】
また、パーミング時は、図6及び図14(B)に示すように、親指の先端をリール31の側壁上端辺りに掛け、小指をトリガー13の滑り止め突起13cに載せて親指以外の4本の指でトリガー13からボディ3に渡る広い範囲を下から支えるように握る。
この状態における手の形も、手首が無理に曲がることは無いので、図6に示すように釣竿21を前下がりの姿勢にしてパーミングするときでも、その手首は力を入れないで自然に曲げた程度の曲がりで済む。
【0042】
そして、この握り方では、図6を見て分かるように、小指の付け根又はその手の掌の端(小指の付け根近くの部位)にトリガー13の先端部が必然的に当たり、しかも、リールに掛けた親指からトリガーに掛けた指までの最長距離が従来のトリガーfの場合よりかなり長くなるので、竿の軸回りでの姿勢を楽に支えることができる。
即ち、従来のトリガーfの場合のパーミング状態を示す図14(A)と、本実施の形態に係るトリガー13の場合のパーミング状態を示す同図(B)を見較べて分かるように(リールcと31は同じものである。)、リールc、31の上頂部からボディb、3の中心軸までの距離dはいずれも変わらないが、従来のトリガーfに掛けた指(薬指又は中指)からボディbの中心軸までの距離d1より、トリガー13の先端付近に掛けた小指からボディ3の中心軸までの距離d1′の方が数倍長いので、釣竿21の軸回り方向への倒れを阻止する力ははるかに小さくて済むからである。
従って、長時間に及ぶパーミングの疲労が非常に軽減される。
【0043】
そして、この握り方では、指の間にトリガー13を挟むことが無いので、指が痛むといったことも避けられる。
【0044】
〔2.第二の実施の形態〕(図7、図8)
図7及び図8は、第二の実施の形態に係る釣竿用リールシート1Aを示すものである。このリールシート1Aが前記第一の実施の形態に示したリールシート1と比較して相違するところは、主として、トリガーの傾斜度である。従って、説明は相違点だけについて行い、その余の部分については、図面の各部に前記リールシートにおける同様の部位に付した符号と同じ符号、又はそれにダッシュ記号を付けた符号を付することで説明を省略する。
【0045】
このリールシート1Aにおけるトリガー13′の形態は、主にバス釣りを行う釣竿に適した形態であって、その傾斜角(ボディ3の中心軸X−Xに垂直な方向に対する後下がりの開き角)は、次の理由により、前記トリガー13の傾斜角より大きいほぼ50゜にしてある。即ち、船釣りとは違って、バス釣りでは、竿尻を脇に挟むことは殆どなく、片手だけで竿を握って、様々な姿勢で様々なアクションをとるので、手首を大きく曲げる必要性も少ないし、むしろ、この傾斜角が大きいと却って扱い難いことがあるからである。
【0046】
尚、このトリガー13′の前面13′aは、その略全体が上記角度で概ね直状に延びており、ボディ3の下頂部5bと連続する部分の寸法は殆ど無い。従って、図8に示すように、この前面13′aに掛けた2本の指の並び方向は前面13′aの方向とほぼ一致する。
【0047】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成がこの実施の形態に限定されるものでは無く、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施の形態においては、トリガーをリールシートのボディと一体に形成したが、本発明におけるトリガーはリールシートとは別体に形成されたものであっても良く、リールシートの形態はパイプ形のものに限らず、所謂プレート形のものであっても良い。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る釣竿用リールシート又は釣竿によれば、手首や肘を無理に曲げなくてもトリガーに2本の指を掛けて竿をしっかり握ることができるので、グリップ力を十分発揮できて、竿の姿勢を安定に保持できる。従って、キャスティング時のコントロールが容易で、強い振りを行うこともできる。
また、パーミング時には、親指をリールの側壁上端辺りに掛けた状態で残りの4本の指でトリガーの前側においてリールシートのボディや竿体を支えるように持つという従来に無い握り方ができる。この握り方にあっては、手首を無理に曲げる必要が無いし、指の間にトリガーを挟まなくて済むために指に痛みが生じることも無く、そして、トリガーの先端又はその近くに掛けた指(小指)とリールに掛けた親指の先端との距離を長くとることができ、特に、小指の掛け方によっては掌の外端(小指の根元近くの部位)がトリガーの側面に当たるので、それだけでも竿の軸回り方向への倒れを容易に阻止できる。従って、力を入れて竿を握る必要がなくなるため、長時間のパーミングも楽にできる。
【0049】
請求項3の発明によれば、パーミング時において、トリガーの前側に4本の指(人差し指から小指まで)をおいた状態でも、親指を楽に延ばした形でその先端を当該リールの側壁上端部に自然に廻すことができる。
【0050】
請求項4の発明によれば、トリガーにかけた指がその前面から滑り外れるのをほぼ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る釣竿用リールシートの斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した拡大断面図である。
【図3】図1に示す釣竿用リールシートの背面図である。
【図4】図1に示す釣竿用リールシートが装着された釣竿の一例を、キャスティング状態で示す要部平面図である。
【図5】図4の要部を拡大した図である。
【図6】図4に示す釣竿をパーミングしている状態で示す要部側面図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態に係る釣竿用リールシートを示す側面図である。
【図8】図7に示す釣竿用リールシートのパーミング状態を示す側面図である。
【図9】従来のトリガー付き釣竿の一例を示す要部側面図である。
【図10】図9の釣竿が備えているリールシートの拡大図であって、(A)は斜視図、(B)は中央垂直断面図である。
【図11】図9の釣竿でキャスティングを行っている状態を示す平面図であって、(B)は同図(A)の要部拡大図である。
【図12】図9の釣竿で肘を捻ってキャスティングを行っている状態を示す平面図である。
【図13】図9に示す釣竿でパーミングしている状態を示す側面図である。
【図14】従来のトリガーの場合におけるパーミング状態(A)と、実施の形態に係るトリガーの場合におけるパーミング状態(B)を比較して示す正面図である。
【符号の説明】
1…釣竿用リールシート 3…ボディ 5a…リール足着座面
5b…下頂部 13…トリガー 13a…トリガーの前面
13c…滑り止め突起 21…釣竿 25…竿体 27…ハンドル
31…リール 33…取付足 X−X…ボディの中心軸
1A…釣竿用リールシート 13′…トリガー 13′a…トリガーの前面

Claims (5)

  1. 竿体が釣竿用リールシートのボディに通され、竿体のうちボディから後方へ突出した部分にハンドルが外嵌め固定されてなる釣竿に取り付けられる釣竿用リールシートにおいて、
    竿体が通される横長パイプ形をしたボディと、このボディの外周面における上頂部に形成されたリール足着座面と、このリール足着座面に載せたリール足を圧着するための前側フード及び後側フードと、位置及び角度が固定した状態で上記ボディの外周面における下頂部から突出したトリガーとを備え、
    このトリガーは全体的に見て下斜め後方へ向かってほぼ真っ直ぐ突出しており、その前面は、後ろ下がりに傾斜すると共に少なくとも指を2本以上掛けられる長さを有し、且つパーミング時には親指の先端をリールの側壁上端辺りに掛けたときに親指を除く4本の指でトリガーからボディに渡る広い範囲を下から支えるよう握られ、トリガーの先端付近に小指が掛けられることを特徴とする釣竿用リールシート。
  2. 請求項1に記載した釣竿用リールシートにおいて、トリガーの前面の傾斜角度を、ボディの中心軸に垂直な方向に対して25゜以上55゜以下の開きを有する角度にしたことを特徴とする釣竿用リールシート。
  3. 請求項1又は2に記載した釣竿用リールシートにおいて、トリガーの前面のうち指掛け可能な範囲の先端部は前記後側フードの開口部の真下より後に位置したことを特徴とする釣竿用リールシート。
  4. 請求項1から3に記載した釣竿用リールシートにおいて、トリガーの前面の先端部から突出した滑り止め突起を設けたことを特徴とする釣竿用リールシート。
  5. 請求項1に記載した釣竿用リールシートが竿体に取り付けられ、竿体のうち後方へ突出した部分にハンドルが外嵌め固定され、リールが装着されてなる釣竿
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