JP2000041541A - リ―ル装着式釣竿 - Google Patents

リ―ル装着式釣竿

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JP2000041541A
JP2000041541A JP11019401A JP1940199A JP2000041541A JP 2000041541 A JP2000041541 A JP 2000041541A JP 11019401 A JP11019401 A JP 11019401A JP 1940199 A JP1940199 A JP 1940199A JP 2000041541 A JP2000041541 A JP 2000041541A
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nut member
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movable
elastic
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JP11019401A
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English (en)
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Shigeru Yamamoto
山本  茂
Yoshiharu Kiyota
義春 清田
Sadaji Matsubara
貞二 松原
Yasushi Hashimoto
泰 橋本
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • A01K87/06Devices for fixing reels on rods

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Fishing Rods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リール固定の不用意な弛みを防止すると共
に、もし弛んだ際にそのことを認識し易い構造にする。 【解決手段】 前後に対向して配置され、リールの脚を
受け入れる開口を有する1対のフード部14,16を有
し、該1対のフード部の内、少なくとも1方のフード部
16が移動式であり、該移動フード部はナット部材18
の回動によって前後に移動可能に構成されており、竿管
10に対して固定状態の本体部12とナット部材と移動
フード部との内の2部材間に亘って設けられ、2部材の
一方12に設けられた弾性手段20,22と、他方18
に設けられて前記弾性手段が所定の力で離脱可能に係合
する係合部24とを有し、前記弾性手段の弾性部22が
前記係合部の大きさに比べて相当に大きいか、或いは前
記弾性手段が一方に接触して拘束されている部位よりも
自由な部位の領域の方が大きいよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリールを装着して釣
りを行う釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】リールを使用する型の釣竿には、リール
を固定するためにリール装着装置を設けている。このリ
ール装着装置には、釣竿に対して固定される(或いは一
体化されている)本体部と、対向した1対の開口を有す
る1対のフード部とが設けられている。この内少なくと
も一方は移動式のフード部であり、ナット部材によって
前後に移動させられ、リールの脚を押し付けて固定す
る。ところが釣りにおいてはこのリール装着装置に様々
な力が作用するため、不用意に移動フード部が弛むこと
がある。これを防止するための工夫が、実開平2−32
58号公報や特開平10−52195号公報に開示され
ている。前者では、操作環に設けた係合突起をねじ部に
設けた回り止め溝に係合させてねじ環(ナット部材)の
弛みを防止している。また後者では、移動シート部(移
動フード部)とナット部との間に回り止め部材を配設し
てナット部の弛みを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前者では
不用意な弛みは防止されるが、リールを取外す場合には
操作環を操作して係合突起の係合を外した上でねじ環を
回転させなければならず面倒である。後者では、ナット
部材の弛みを防止するのに役立つが、所定以上の力が作
用すれば弛み、この場合、係合の外れるクリック音に気
付いてナット部を締め直せばよいが、このクリック音が
小さ過ぎれば釣人は気付かず、そのまま釣りを行ってい
ると投擲が不正確になったり、リールを落下させたりす
る。後者公報の構造では、回り止め部材は移動シート部
とナット部との間に設けられており、リール脚固定の反
力を受けている移動シート部から常時押圧されている。
このため、大きなクリック音が発生し難く、弛んだこと
に釣人が気付かないという不確実さがある。
【0004】依って本発明は、リール固定の不用意な弛
みを防止すると共に、もし弛んだ際にそのことを認識し
易い構造のリール装着式釣竿を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は請求項1では、前後に対向して配置され、リールの脚
を受け入れる開口を有する1対のフード部を有し、該1
対のフード部の内、少なくとも1方のフード部が移動式
であり、該移動フード部はナット部材の回動によって前
後に移動可能に構成されており、竿管に対して固定状態
の本体部とナット部材と移動フード部との内の2部材間
に亘って設けられ、2部材の一方に設けられた弾性手段
と、他方に設けられて前記弾性手段が所定の力で離脱可
能に係合する係合部とを有し、前記弾性手段の弾性部が
前記係合部の大きさに比べて相当に大きいか、或いは前
記弾性手段が一方に接触して拘束されている部位よりも
自由な部位の領域の方が大きいことを特徴とするリール
装着式釣竿を提供する。
【0006】竿管に対して固定状態の本体部とは、竿管
と別部品でなくて竿管に厚肉一体形成されている部位で
もよい。また、固定状態はリールを装着した状態で固定
であればよい。弾性手段とは、1つの部品、例えばばね
のみとは限らず、他の部材と組み合わされていてもよ
い。既述の特開平10−52195号公報では、コイル
ばね52と位置決めピン51との組合せがこれに相当す
る。また、弾性部を係合部の大きさと比較する場合の係
合部の大きさとは、凹凸が繰り返される場合では、その
1個の凹部か凸部の内小さな方の大きさをいう。相当に
大きいとは2倍以上、好ましくは数倍以上、更に好まし
くは10倍程度以上をいう。ナット部材と移動フード部
は、夫々の部品が互いに固定されていたり、或いは、例
えば射出成形によって一体に形成されていてもよい。勿
論、この場合には、ナット部材と移動フード部との間に
弾性手段を設けることは実質的に意味が無い。
【0007】請求項2では、前後に対向して配置され、
リールの脚を受け入れる開口を有する1対のフード部を
有し、該1対のフード部の内、少なくとも1方のフード
部が移動式であり、該移動フード部はナット部材の回動
によって前後に移動可能に構成されており、前記ナット
部材と竿管に対して固定状態の本体部との内の一方に設
けられた弾性手段と、他方に設けられて前記弾性手段が
所定の力で離脱可能に係合する係合部とを有し、前記弾
性手段の弾性部が前記係合部の大きさに比べて相当に大
きいか、或いは前記弾性手段が一方に接触して拘束され
ている部位よりも自由な部位の領域の方が大きいことを
特徴とするリール装着式釣竿を提供する。
【0008】また、請求項3では、前後に対向して配置
され、リールの脚を受け入れる開口を有する1対のフー
ド部を有し、該1対のフー部の内、少なくとも1方のフ
ード部が移動式であり、該移動フード部はナット部材の
回動によって前後に移動可能に構成されており、前記ナ
ット部材と移動フード部の内の一方に設けられた弾性手
段と、他方に設けられて前記弾性手段が所定の力で径方
向に離脱可能に係合する係合部とを有することを特徴と
するリール装着式釣竿を提供する。請求項4では、前記
弾性手段の弾性部が前記係合部の大きさに比べて相当に
大きいか、或いは前記弾性手段が一方に接触して拘束さ
れている部位よりも自由な部位の領域の方が大きい請求
項3記載のリール装着式釣竿を提供する。
【0009】請求項5では、前後に対向して配置され、
リールの脚を受け入れる開口を有する1対のフード部を
有し、該1対のフード部の内、少なくとも1方のフード
部が移動式であり、該移動フード部はナット部材の回動
によって前後に移動可能に構成されており、前記移動フ
ード部の移動を防止すべく、所定の力で離脱可能に係合
している弾性部材の弾性部が金属からなることを特徴と
するリール装着式釣竿を提供する。
【0010】請求項1では、弾性手段と係合部は、本体
部とナット部材と移動フード部との間の2部材間、即
ち、本体部とナット部材間、本体部と移動フード部間、
ナット部材と移動フード部間の3種類の何れかに亘っ
て、或いはこれらを組み合わせて設けられており、弾性
手段が係合部と所定の力までは係合状態を保持できるた
め、リール固定の不用意な弛みを防止できる。また、前
記弾性手段の弾性部が前記係合部の大きさに比べて相当
に大きいか、或いは前記弾性手段が一方に接触して拘束
されている部位よりも自由な部位の領域の方が大きいの
で、弾性手段の音振動の自由度が大きく、クリック音を
聞き取り易い。弾性手段の弾性部が前記係合部の大きさ
に比べて相当に大きいか、或いは前記弾性手段が一方に
接触して拘束されている部位よりも自由な部位の領域の
方が大きいとは、この音振動の自由度の大きいことを表
現しようとしたに過ぎず、必要以上に限定解釈すべきで
ない。
【0011】請求項2では、弾性手段と係合部は、ナッ
ト部材と本体部との間に亘って設けられており、弾性手
段が係合部と所定の力までは係合状態を保持できるた
め、ナット部材が弛み難く、ひいてはリール固定の不用
意な弛みを防止できる。また、弾性手段と係合部は、夫
々ナット部材と本体部の何れかの側に設けられており、
移動フード部に設けられているわけではないため、移動
フード部がリール固定によって受ける反力の影響を直接
に受けないため、弾性手段に対する押圧拘束力が小さく
て済み、また更に、前記弾性手段の弾性部が前記係合部
の大きさに比べて相当に大きいか、或いは前記弾性手段
が一方に接触して拘束されている部位よりも自由な部位
の領域の方が大きいので、弾性手段の音振動の自由度が
大きく、クリック音を聞き取り易い。
【0012】請求項3では、弾性手段と係合部は、ナッ
ト部材と移動フード部に設けられており、移動フード部
がリール固定によって受ける反力の影響を受けるが、主
としてその反力方向は前後方向であり、弾性手段と係合
部との係合は径方向であるため、弾性手段の変形方向
(径方向)に対する前後方向反力から受ける影響は小さ
い。従って、移動フード部(及びナット部材)が弛んで
弾性手段が係合部から離脱し、係合する際に生ずるクリ
ック音は、反力の影響を受け難いので、弾性手段の音振
動の自由度が大きく、クリック音を聞き取り易い。請求
項4では、請求項3の弾性手段の弾性部が前記係合部の
大きさに比べて相当に大きいか、或いは前記弾性手段が
一方に接触して拘束されている部位よりも自由な部位の
領域の方が大きいので、更に弾性手段の音振動の自由度
が大きく、クリック音を更に聞き取り易い。
【0013】弾性手段が移動フード部の移動を防止すべ
く、所定の力で離脱可能に係合しているため、移動フー
ド部の移動防止によってリール固定の弛みが防止でき、
また、弾性部材の弾性部が金属からなるため、リール固
定が弛んで弾性手段の弾性部の係合の外れる音が反響し
易く、聞き取り易い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す形
態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明に係
るリール装着式釣竿の要部縦断面図と、その一部の拡大
を示す図であり、図2は図1の矢視線B−Bによる拡大
横断面図である。エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリッ
クスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹
脂製の竿管10に、合成樹脂等の筒状の本体部12を接
着固定している。この本体部の長手方向一側には開口1
4Kを有する固定フード部14が一体に形成されてお
り、他側には雄ねじが形成されている。この雄ねじに螺
合する雌ねじの設けられたナット部材18には、開口1
6Kを有する移動式のフード部16が係合され、該移動
フード部とナット部材とは相対回転可能に係止されてい
る。
【0015】移動フード部16の内側には合成樹脂等の
部材16Sが配設されて開口16Kが形成されている。
移動フード部16には係止条部16Tが形成されてお
り、前記本体部12にはこの係止条部が係合する溝12
Mを設けており、この係合のために、ナット部材18が
回転することによって開口16Kと前記開口14Kとが
長手方向に対向するように移動フード部16が前後に移
動する。
【0016】前記ナット部材18の、移動フード部16
から遠い側の端部近くの内周部には、円周方向に凹凸の
繰り返される係合部24が設けられており、一方、これ
に係合する係合凸部22Tを有する板状のばね部材22
はその端部を半環状部材20によって保持されている。
この場合は半環状部材20とばね部材22とを合せたも
のが弾性手段である。この半環状部材20の突条部20
Tは前記本体部12の前記雄ねじ領域に設けた前後方向
の溝に係合しているため、係合凸部22Tの係合してい
るナット部材18が回転しても、半環状部材20は回転
せず、前後方向移動が可能である。26はナット部材の
後端を覆ってばね部材と半環状部材との連結体が後方に
抜け出ないようにしているカバー部材である。
【0017】上記の構造では、固定フード部14と移動
フード部16によってリールを固定した場合、釣りの最
中にナット部材18が弛もうとしても、ナット部材18
の内周部の係合部24がばね部材22の係合凸部22T
に係合しており、このばね部材22は半環状部材20に
保持されていて、該半環状部材20はその突条部20T
が本体部12の前後方向溝に係合しているため、ばね部
材22が弾性変形して、係合凸部22Tと係合部24と
の係合が外れる大きさの外力まではナット部材18が回
転することが防止され、弛み防止になる。然しながら、
この大きさを越える外力の場合は、ナット部材18が回
転して弛むが、その際にクリック音がする。
【0018】ばね部材22はその両端部が半環状部材2
0に保持されているが、その他大部分の領域は拘束され
ておらず、自由に振動変形可能である。また、この場
合、係合部24の大きさに比べても自由変形可能な部位
は相当に大きい。従って、大きな音を発生でき、釣人は
ナット部材18の弛んだことを耳で感知できる。更に
は、このばね部材22はばね鋼等の金属製であり、クリ
ック音は金属音であり、音を聞き取り易い。一般に、ば
ね鋼やステンレス等の鋼材(硬質の金属)では高い音が
生じ、黄銅、銅、チタン等の軟質金属では低目の音が生
じ、最も聞き取り易いのは前者であるが、敢えて低目の
音を好んで選ぶこともある。
【0019】この形態例の係合部24は、合成樹脂製の
ナット部材18の一部であり、樹脂であるが、上記ばね
部材が接触する部位を金属で形成してもよく、また、こ
の係合部側の金属部材を、装着本体であるナット部材に
対して部分的に固定し、他の多くの部位を浮かせて構成
すれば、クリック音が更に反響して聞き取り易い。構成
条件によっては、共鳴して更に聞き取り易くなる。クリ
ック音の聞き取り易さの工夫は、以下の各形態例におい
ても同様である。上記の構造のため、ナット部材18を
回転させて移動フード部16をリールの脚を固定する方
向に移動させる際にもクリック音がする。
【0020】上記形態例では、クリック音の発生機構
を、ナット部材の移動フード部から遠い側の端部近くに
設けたが、ナット部材の中央部や、移動フード部に近い
側の端部近くや、移動フード部との連結部や、移動フー
ド部のナット部材側端部近くに設けてもよい。ナット部
材の移動フード部から遠い側の端部近くに設ければ、ク
リック機構の組み込み作業が容易になる。また、一般に
ナット部材の外径は、移動フード近くを大きく形成し、
他端側を細目に形成して、この他端側を竿管表面に滑ら
かに連続させるように形成する。このため、ナット部材
の中央部や、移動フード部に近い側の端部近くはナット
部材の肉厚が厚めか、或いは本体部12の表面との間に
大きめの空間があるため、機構を設け易い。
【0021】図3から図5は第2の形態例を示す図であ
り、図3はリール装着部の側面図、図4はその要部縦断
面図、図5は図4の矢視線E−Eによる横断面図であ
る。竿管10に対して接着等によって一体化固定されて
いる筒状の本体部32の前側所定位置(この図では下
側)にリール脚30の一端部を受け入れる開口34Kを
有する固定フード部34が一体形成されており、これに
対向して開口36Kを有する移動フード部36が前後動
可能に設けられている。この移動フード部36は本体部
に設けた空間部32Kを区画形成する壁部に規制されて
前後動する。
【0022】また、上記移動フード部の後部には雄ねじ
が形成されており、ナット部材38がこれに螺合してい
る。このナット部材は本体部32の後端に固定されたカ
バー部材46と本体部の段差部との間に配設されてお
り、この間において回転可能である。従って、ナット部
材を回転させても前後移動はしないため、これに螺合し
ている移動フード部36が前後に移動する。この1対の
フード部でリールの脚を固定する。40はデザインを兼
ねたナット部材端面の摩耗防止リングである。
【0023】この形態例でも、第1の形態例と同様な位
置(移動フード部とは逆側のナット部材端部)にナット
部材の不用意な弛みの防止装置が設けられている。即
ち、ナット部材内周部には交互に凹凸になった係合部4
4が形成されており、一方、本体部32に設けられた1
対の突出部32A.32A’(両突出部を結べば直径か
ら離れた弦となる位置に設けられている)に、曲げられ
た板ばね部材42の両端部が押圧当接して、図5の左右
方向には広がらないように規制されているが、ばね部材
はその反力で押圧保持されている。
【0024】また、折曲げ頂部42Tはナット部材の係
合部44に係合しているため、ナット部材の不用意な弛
み止めとなる。この頂部42Tの基部は本体部32から
の1対の突出部32T,32T’によって左右方向への
移動が規制されており、ナット部材を回転させれば、図
5の状態からでは、ばね部材は係合部の凹部から押出さ
れて凸部に乗り上げることにより図5の下方、即ち、頂
部42Tの頂点とナット部材の回転中心とを結ぶ方向に
下がるが、1対の突出部32A.32A’が直径から離
れた弦となる位置に設けられているため、ばね部材が下
がればそれに応じて上方に向う反力が生じ、再びナット
部材の隣の凹部に係合する。
【0025】この凹部から隣の凹部に移動する際に、ば
ね部材の弾性変形を伴う係合凹凸部との衝突によってク
リック音が生ずる。この際にばね部材を拘束規制するの
は1対の突出部32T,32T’と1対の突出部32
A,32A’だけであり、その他の領域は振動変形自由
であるため、大きな音を発生でき、もし、ばね部材の折
曲げ頂部42Tとナット部材の係合部44との係合が外
れる大きさの外力を受け、弛んでナット部材が回転すれ
ば、釣人はナット部材38の弛んだことを耳で感知でき
る。また、クリック音はリール脚を固定する方向へのナ
ット部材の回転の際にも生じる。この場合のナット部材
の不用意な回転の防止装置も第1の形態例の場合と同様
に、移動フード部とは接触しておらず、リール脚固定の
反力を直接受けないため、クリック音の振動変形が抑え
られず、大きな音が生じ易い。
【0026】図6は第3形態例を示す要部破断の側面図
であり、図7はその要部拡大図(a)と矢視線G−Gに
よる横断面図(b)である。図7では竿管10と本体部
52を省略している。竿管10を挿通してこれに接着等
によって固定し、トリガー50を形成した部材をリール
装着装置の本体部52とし、その後部に開口54Kを有
する固定フード部54を設けている。本体部の前部には
雄ねじを設けており、該雄ねじには、表面部に握り性を
向上させる発泡性部材58Gを設けたナット部材58を
螺合させている。このナット部材の前記固定フード部と
対向する端部には、開口56Kを有する移動フード部5
6を互いに相対回転可能に係合させている。この移動フ
ード部56には係止条部56Tが形成されており、これ
が本体部に設けた前後方向に沿った溝に係合しているた
め、ナット部材の回転によって移動フード部は前後移動
する。
【0027】この移動フード部の後端部に、円弧状の1
対の突出部56C,56C’を形成しており、第2形態
例で説明したばね部材に類似の形状のばね部材62が各
突出部56C,56C’の端部縁によって左右広がり変
形が規制されている。ナット部材58の内周部には凹凸
係合部64が円周方向に並んでおり、ばね部材の頂部6
2Tがこの係合部に係合している。この係合の力に打ち
勝つ力でナット部材を回転させれば、移動フード部は前
後に移動すると共に、回転に伴ってクリック音が生じ
る。
【0028】従って、リールを固定した後は、ナット部
材に対して前記係合力を越える不用意な力が作用するま
では弛まないように維持されるが、これを越える大きな
力が作用すれば、ばね部材62が弾性変形してその時に
係合している係合部の凹部を外れ、凸部に乗り上げてば
ね力を蓄えつつその弾性力で隣の凹部に突入係合する。
ばね部材62は第2の形態例の場合と類似して、1対の
突出部56C,56C’の各端部縁においてばね部材6
2と当接しているが、他の領域は自由に振動変形可能で
あるため、上記係合部の移動の際に生じるクリック音を
大きくすることができる。
【0029】この第3の形態例では、ばね部材は移動フ
ード部に設けられているが、係合部とばね部材との係合
におけるばね力の作用する方向は釣竿の長手方向に対し
て直交する方向である。一方、固定しているリール脚か
ら受ける移動フード部の受ける反力の方向は、主に移動
フード部を固定フード部から離反させようとする軸長方
向である。従って、ばね部材が移動フード部に装着され
ているにも拘らず、その反力のクリック音に対する影響
は小さく、ばね力が軸長方向に作用する場合と比較すれ
ばクリック音が大きくなる。
【0030】図8と図9は上記第3形態例の変形例とで
もいうべき第4形態例であり、第3形態例と異なるとこ
ろを主に説明する。開口56Kを有する移動フード部5
6の端部円筒部56Aに設けた段差部56Dに、曲げら
れた板ばね部材62’の両端部を係止させ、その頂部6
2T’は、ナット部材58の内周部に設けた凹凸係合部
64’に係合している。ばね部材62’はナット部材を
回転させた際に弾性変形し、弾性力によって隣の凹部に
突入移動した際にクリック音が生じる。ばね部材はその
両端部以外は拘束されていないため、音振動変形が自由
であり、クリック音が大きくなる。以上の形態例の、ば
ね部材の側と、係合部の側とを入れ替えてもよい。
【0031】入れ替えた1つの例としての第5形態例を
図10に示す。図7と対比させ、図7と異なるところを
主に説明する。ナット部材58の移動フード部56側端
部の内側において、移動フード部の後端部外周に対抗す
るように円筒部58Aを延伸させ、この延伸円筒部とナ
ット部材本体58との間の空間に板ばね部材(又は線状
ばね部材)62”を配設し、該板ばね部材は(b)に示
すようにナット部材の中心方向に向かって突出させた頂
部62T”を有している。延伸円筒部にはこの頂部を挿
入できる幅のスリットを設けており、ここに頂部62
T”を挟むようにしつつ、ばね力に抗して両端部をナッ
ト部材本体内面に当接させて板ばね部材62を保持させ
ている。一方、移動フード部56の後端円筒部外周には
凹凸係合部64”を形成しており、板ばね部材の頂部と
係合している。その作用効果は上記各形態例の場合と同
様である。
【0032】更に、この図10の(b)に代わる変形例
としての第6形態例を図11に示す。相違点を主体に説
明すると、移動フード部の後端円筒部56’が周期的に
貫通孔を設けた形態の凹凸係合部74であり、図10の
場合と比較すれば図11の形態の方がクリック音が反響
し易く、大きな音になり易い。
【0033】その他の変形例としての第7形態例を図1
2に示すように、ナット部材本体58の内周面と、延伸
円筒部58Aの外周面とに、夫々凹凸係合部74A’,
74B’を設け、移動フード部に取り付けた軸部73’
の先に装着した板ばね部材(又は線状ばね部材)72’
をこれら凹凸係合部74A’,74B’の間に設ける。
板ばね部材72’の先部は、夫々、係合部72A’,7
2B’を有する2つの係合要素に分かれており、夫々が
凹凸係合部74A’,74B’に係合する。従って、よ
り大きな音が発生し得る。
【0034】上記第7形態例の変形例として、上記延伸
円筒部58Aが竿管に固定された本体部であり、軸部7
3’が無く、板ばね部材72’がフリーであって、各係
合部72A’,72B’が、夫々、ナット部材58の内
面凹凸係合部74A’と本体部58A外周の凹凸係合部
74B’に係合する。図12において、ナット部材58
を反時計回り方向に回転させれば(回転すれば)、係合
部72A’を押し下げるが、他の係合部72B’は凹凸
係合部74B’側に押付けられ、結果的に板ばね部材7
2’が本体部58Aに対して保持されつつ係合部72
A’の方でクリック音を発生させる。ナット部材を逆方
向に回転させると、今度は係合部72A’は凹凸係合部
74A’に引っ掛かり、板ばね部材72’を引きずって
回転する。その結果、他の係合部72B’と本体部58
Aの凹凸係合部74B’との間でクリック音を発生させ
る。
【0035】従って、凹凸係合部74A’と74B’の
形状や材質を異ならしめたり、或いは、板ばね部材の係
合部72A’と72B’の形状や材質を異ならしめたり
すれば、ナット部材の回転方向に応じて異なるクリック
音を発生させられる。部材58と部材58Aは相対回転
する部材同士であればよく、例えば、部材58がナット
部材と共に回転移動する移動フード部であってもよい。
また、板ばね部材72’が何れかの部材に保持された形
態にすることもできる。
【0036】図13は第8形態例であり、図4に示すタ
イプ、即ち、移動フード部36が前後に直線移動するだ
けの、所謂こま送りタイプの移動フード部等の不用意な
弛み移動防止の1つの例であり、本体部32に設けた凹
凸係合部74”に対して、移動フード部36に装着固定
させ、半径方向に指向させた板ばね部材72”が係合し
ている。即ち、移動フード部と、竿管に対して固定状態
の本体部との間にクリック機構を設けた例である。この
板ばね部材と凹凸係合部とを互いに逆側に設けてもよ
い。
【0037】図14は第9形態例の縦断面図であり、ナ
ット部材58と移動フード部56との間においてクリッ
ク機構(弾性手段と係合部)が設けられており、ばね部
材72がその一端部を固定部材73によって片持ち式に
固定保持されて概ね軸長方向に延伸している例である。
移動フード部56の後端面には円周方向において凹凸が
繰り返される凹凸係合部74’が形成されており、ばね
部材72は板ばね部材であり、移動フード部56に対し
てナット部材58が相対回転可能であり、ナット部材が
本体部と螺合回転することによって移動フード部が前後
に移動するが、係止条部56Tが本体部の溝に係合して
いるため、移動フード部は回転しない。
【0038】不用意にナット部材58が回転して移動フ
ード部がリール脚を弛める方向に移動しないように、ば
ね部材72が凹凸係合部に作用しているが、所定の力を
越えた力が作用すれば、円周方向に作用する板ばね力に
抗してナット部材が回転する。板ばね部材はその長さ全
体の端部のみが拘束されているが、その他の部位は自由
であるため、音振動が規制され難く、大きなクリック音
になり易い。この板ばね部材の板厚は1mm以下、好ま
しくは0.3〜0.6mmにすると振動し易い。逆に、
板ばね部材を移動フード部に取付け、凹凸係合部をナッ
ト部材側に設けてもよい。
【0039】図15と図16とは第10形態例を示し、
図15は竿管を省略したリール装着部近くの要部縦断面
図であり、図16は矢視線P−Pによる拡大横断面図で
ある。図示しない竿管に固定される本体部12には、後
部の開口54Kを有する固定フード部54が一体化され
ており、この下方位置にトリガー50が一体形成されて
いる。本体部12の先部外周には雄ねじ部が形成されて
おり、この雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を設けたナット
部材58が前記雄ねじ部に螺合している。該ナット部材
の前記固定フード部側の端部には、環状の開口56Kを
有する移動フード部56が回転自在に係合している。こ
の移動フード部は回転する必要はないが、組み立ての都
合上このように構成されている。参照番号80は尻栓部
材である。
【0040】前記雄ねじ部には縦溝を一条設けており、
この溝に係合する係止条部20T’を内面部に設けた樹
脂製の環状部材20’が、前記ナット部材の内部空間に
配設され、前記縦溝に係止して本体部に対して回転せず
縦方向に移動可能に組み込まている。図16に示すよう
に、この環状部材の中には、板ばね部材22’が、部材
自身のばね力によってその両端部が外側から押圧される
ことによって保持されており、中央位置の頂部22T’
が環状部材の外側に突出している。この環状部材と板ば
ね部材とを合せたものが弾性手段である。
【0041】ナット部材58の内周は凹凸係合部24’
に形成されており、板ばね部材22’の頂部22T’が
係合しており、板ばね部材は図5において説明した板ば
ね部材42と同じ理由で同様に作動する。この板ばね部
材22’は、図5の場合の板ばね部材42と同様に、支
持されている部位が僅かであり、その他の部位はこの支
持領域より長く、自由な領域であるため、クリック音が
大きくなる。ナット部材58の外周であって、環状部材
20’の配設されている部位の外周部に、金属製の管状
部材59が螺着されており、外観を向上させると共に、
クリック音が響き易い。また、その他の領域には天然コ
ルクやジュラコルク(商品名)の発泡性部材58Gを設
けて握り性を向上させている。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、リール固定の不用意な弛みを防止すると共に、
もし弛んだ際にそのことを認識し易い構造のリール装着
式釣竿の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る第1形態例の釣竿の要部縦
断面図と拡大図である。
【図2】図2は図1の矢視線B−Bによる横断面図であ
る。
【図3】図3は第2形態例の釣竿の要部側面図である。
【図4】図4は図3の要部縦断面図である。
【図5】図5は図4の矢視線E−Eによる横断面図であ
る。
【図6】図6は第3形態例の釣竿の要部縦断面の側面図
である。
【図7】図7は図6の要部拡大図と矢視線G−Gによる
横断面図である。
【図8】図8は第4形態例の釣竿の要部縦断面の側面図
である。
【図9】図9は図8の要部拡大図と矢視線I−Iによる
横断面図である。
【図10】図10は第5形態例の釣竿の要部拡大図と矢
視線J−Jによる横断面図である。
【図11】図11は第6形態例の釣竿の要部横断面図で
ある。
【図12】図12は第7形態例の要部拡大断面図であ
る。
【図13】図13は第8形態例の釣竿の要部縦断面図で
ある。
【図14】図14は第9形態例の釣竿の要部縦断面図で
ある。
【図15】図15は第10形態例の釣竿の要部縦断面の
側面図である。
【図16】図16は図15の矢視線P−Pによる拡大横
断面図である。
【符号の説明】
10 竿管 12 本体部 14 移動フード部 14K 開口 16 固定フード部 16K 開口 18 ナット部材 22 ばね部材 24 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 貞二 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号ダイ ワ精工株式会社内 (72)発明者 橋本 泰 東京都東久留米市前沢3丁目14番16号ダイ ワ精工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に対向して配置され、リールの脚を
    受け入れる開口を有する1対のフード部を有し、 該1対のフード部の内、少なくとも1方のフード部が移
    動式であり、該移動フード部はナット部材の回動によっ
    て前後に移動可能に構成されており、 竿管に対して固定状態の本体部と、ナット部材と、移動
    フード部との内の2部材間に亘って設けられ、2部材の
    一方に設けられた弾性手段と、他方に設けられて前記弾
    性手段が所定の力で離脱可能に係合する係合部とを有
    し、 前記弾性手段の弾性部が前記係合部の大きさに比べて相
    当に大きいか、或いは前記弾性手段が一方に接触して拘
    束されている部位よりも自由な部位の領域の方が大きい
    ことを特徴とするリール装着式釣竿。
  2. 【請求項2】 前後に対向して配置され、リールの脚を
    受け入れる開口を有する1対のフード部を有し、 該1対のフード部の内、少なくとも1方のフード部が移
    動式であり、該移動フード部はナット部材の回動によっ
    て前後に移動可能に構成されており、 前記ナット部材と竿管に対して固定状態の本体部との内
    の一方に設けられた弾性手段と、他方に設けられて前記
    弾性手段が所定の力で離脱可能に係合する係合部とを有
    し、 前記弾性手段の弾性部が前記係合部の大きさに比べて相
    当に大きいか、或いは前記弾性手段が一方に接触して拘
    束されている部位よりも自由な部位の領域の方が大きい
    ことを特徴とするリール装着式釣竿。
  3. 【請求項3】 前後に対向して配置され、リールの脚を
    受け入れる開口を有する1対のフード部を有し、 該1対のフー部の内、少なくとも1方のフード部が移動
    式であり、該移動フード部はナット部材の回動によって
    前後に移動可能に構成されており、 前記ナット部材と移動フード部の内の一方に設けられた
    弾性手段と、他方に設けられて前記弾性手段が所定の力
    で径方向に離脱可能に係合する係合部とを有することを
    特徴とするリール装着式釣竿。
  4. 【請求項4】 前記弾性手段の弾性部が前記係合部の大
    きさに比べて相当に大きいか、或いは前記弾性手段が一
    方に接触して拘束されている部位よりも自由な部位の領
    域の方が大きい請求項3記載のリール装着式釣竿。
  5. 【請求項5】 前後に対向して配置され、リールの脚を
    受け入れる開口を有する1対のフード部を有し、 該1対のフード部の内、少なくとも1方のフード部が移
    動式であり、該移動フード部はナット部材の回動によっ
    て前後に移動可能に構成されており、 前記移動フード部の移動を防止すべく、所定の力で離脱
    可能に係合している弾性部材の弾性部が金属からなるこ
    とを特徴とするリール装着式釣竿。
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