JP2008034117A - シーソーノブユニット - Google Patents

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Shinobu Kida
忍 木田
Takeo Nagakubo
武雄 長久保
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Abstract

【課題】ノブ本体と支持体との組付けのし易さを維持しつつノブ本体の揺動支点のガタツキを極力低減することができるような「シーソーノブユニット」を提供することである。
【解決手段】支持体20a、20bの軸部22a、22bとノブ本体10の軸孔15a、15bとが嵌合し、それらの相対的な正逆回動によってノブ本体10が揺動可能となり、支持体20a、20bは、軸部22a、22bを中心とした円弧状に湾曲した摺動面23a、23bを有し、ノブ本体10は、軸部22a、22bが軸孔15a、15bに嵌合した状態で摺動面23a、23bに当接する突出部16a、16bを有し、軸孔15a、15bの内周面及び軸部22a、22bの外周面は、軸部22a、22bが軸孔15a、15bに嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となるように構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、オーディオ装置等のスイッチの操作器等として用いられ、ノブ本体が支持体によって揺動可能に支持されたシーソーノブユニットに関する。
従来、釦本体(ノブ本体)が台座(支持体)によって支持され、釦本体の一端を押し下げたときに他端が上昇し、その他端を押し下げたときに前記一端が上昇するように、釦本体が揺動(所謂、シーソー動作)可能となるシーソー釦ユニット(シーソーノブユニット)が提案されている(特許文献1参照)。このシーソー釦ユニットでは、釦本体に台座に向けて延びる1対の舌片が形成されており、その一方の舌片にシーソー動作の中心となる円孔が形成され、他方の舌片にシーソー動作の中心軸となる突起が形成されている。また、台座の前記一方の舌片に対応する部位にはその舌片に形成された円孔に回動自在に嵌り込む突起が形成され、台座の前記他方の舌片に対応する部位にはその舌片に形成された突起が回動自在に嵌り込む円孔が形成されている。前記1対の舌片に形成された突起及び円孔を対応する台座の円孔及び突起に嵌め込むことにより、釦本体が、前記突起及び円孔に基づいた軸を支点として揺動(シーソー動作)可能に前記台座に組み付けられる。
特開平8−264073号公報
ところで、前述した構造のシーソー釦ユニット(シーソーノブユニット)では、回動自在に嵌り込む円孔と突起との間には、釦本体と台座との組み立てを考慮して、若干の遊びが設けられている。この若干の遊びによって円孔及び突起を相互に嵌めることが容易になされ得る。
しかしながら、ノブ本体(釦本体)と支持体(台座)との揺動支点を構成する前記軸と前記孔との間の若干の遊びが当該揺動支点のガタツキの原因になってしまう。特に、車両等の振動の影響を大きく受ける機器に搭載されたシーソーノブユニットでは、そのガタツキが振動音として発現する可能性がある。また、複数のノブ本体を隣接して配列させた構造のシーソーノブユニットでは、その各ノブ本体の揺動支点の不均一なガタツキが配列された複数のノブ本体の体裁面の凸凹につながり、そのシーソーノブユニットを搭載する機器の意匠性を損ね得る。
更に、前述した従来のシーソーノブユニットでは、主としてノブ本体と支持体との揺動支点を構成する前記軸と前記孔の嵌合状態によってノブ本体の操作感が決まるので、所望の操作感をノブ本体に与えることが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ノブ本体と支持体との組付けのし易さを維持しつつノブ本体の揺動支点のガタツキを極力低減することができるようなシーソーノブユニットを提供するものである。
また、本発明は、ノブ本体に所望の操作感を容易に得ることのできるシーソーノブユニットを提供するものである。
本発明に係るシーソーノブユニットは、ノブ本体が支持体によって揺動可能に支持されたシーソーノブユニットであって、前記ノブ本体は、前記支持体に向けて延びる1対の支持板部を有し、前記支持体は、前記1対の支持板部に対応した1対の取付け部を有し、前記1対の支持板部のそれぞれ及びそれに対応する取付け部のいずれか一方に軸孔が形成され、その他方に該軸孔に回動自在に嵌合する軸部が形成され、嵌合する前記軸部及び前記軸孔の相対的な正逆回動によって前記ノブ本体が揺動可能となり、前記支持体は、前記軸部を中心とした円弧状に湾曲した摺動面を有し、前記ノブ本体は、前記軸部が前記軸孔に嵌合した状態で前記摺動面に当接する突出部を有し、前記軸孔の内周面及び前記軸部の外周面は、前記軸部が前記軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となるように構成することができる。
このような構成により、ノブ本体と支持体とは、ノブ本体の各支持板部及び支持体の対応する取付け部に形成された軸部と軸孔とを嵌め込むことにより、突出部を摺動面に当接させた状態で組付けることができる。そして、前記摺動面が、軸孔に嵌合する軸部を中心とした円弧状に湾曲した形状となっているので、嵌合する前記軸部及び前記軸孔の相対的な正逆回動によって前記ノブ本体が揺動する際に、前記ノブ本体の突出部は、支持体の摺動面への当接状態を維持しつつスムーズに当該摺動面上を摺動し得る。このため、ノブ本体の揺動動作がより安定したものとなり得る。
また、前記ノブ本体と前記支持体との組付けに際して、相互に嵌め込まれる軸孔の内周面及び軸部の外周面が、軸部が軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となっているので、軸部と軸孔との嵌め込み当初の作業がし易いものとなり得る。また、軸部と軸孔とが完全に嵌り込んだ状態では、その嵌合が比較的きつくなり得るので、当該軸部と軸孔との間の遊びを極力小さくすることができる。この構成の場合、嵌合調整が軸径または穴径の修正だけで容易に行なうことができるようになる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記軸孔は前記ノブ本体の前記1対の支持板部のそれぞれに形成され、前記軸部は前記支持体の前記1対の取付け部のそれぞれに形成されている構成とすることができる。
このような構成により、ノブ本体の各支持板部に形成された軸孔に支持体の各取付け部に形成された軸部が嵌め込まれ、ノブ本体は、支持体の各軸部によって揺動自在に支持されるようになる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記軸孔の内周面は、軸部が前記軸孔に嵌り込む方向に向けて徐々にその内径が小さくなるようなテーパー形状となるように構成することができる。
このような構成により、軸孔の内周面が、軸部が軸孔に嵌り込む方向に向けて徐々に内径が小さくなるようなテーパー状となるので、前記軸体が前記軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記軸部の外周面は、前記軸部が前記軸孔に嵌り込む方向と逆方向に向けて徐々にその外径が大きくなるようなテーパー形状となるように構成することができる。
このような構成により、軸部の外周面が、前記軸部が軸孔に嵌り込む方向と逆方向に向けて徐々にその外径が大きくなるようなテーパー形状となるので、前記軸部が前記軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなる。
更に、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記軸部の外周面は、少なくとも当該軸部の根元部分において先端から遠ざかるに従ってその外径が徐々に大きくなるように構成することができる。
このような構成により、軸部の外周面が少なくとも当該軸部の根元部分において先端から遠ざかるに従ってその外径が徐々に大きくなるので、軸部の根元部分において当該軸部が前記軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいては、前記支持体における前記摺動面の近傍位置に孔が形成された構成とすることができる。
このような構成により、支持体における摺動面の近傍位置に形成された孔によって当該摺動面が押圧力に対して弾性的に歪み得るようになるので、ノブ本体の突出部と支持体の摺動面との配置関係を、前記突出部が前記摺動面を押圧するように僅かにオーバーラップするものとすれば、突出部は摺動面から弾性的な反発力を受ける状態となり得る。このように突出部が摺動面から弾性的な反発力を受ける状態となり得ることから、その突出部の形成されたノブ本体を操作した際に前記突出部の受ける反発力に応じた操作感を得ることができるようになる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットは、ノブ本体が支持体によって揺動可能に支持されたシーソーノブユニットであって、前記ノブ本体は、前記支持体に向けて延びる1対の支持板部を有し、前記支持体は、前記1対の支持板部に対応した1対の取付け部を有し、前記1対の支持板部のそれぞれ及びそれに対応する取付け部のいずれか一方に軸孔が形成され、その他方に該軸孔に回動自在に嵌合する軸部が形成され、嵌合する前記軸部及び前記軸孔の相対的な正逆回動によって前記ノブ本体が揺動し、前記ノブ本体及び前記支持体の一方は、前記軸部を中心とした円弧状に湾曲した第1摺動面を有すると共に、その他方は、前記軸部が前記軸孔に嵌合した状態で前記第1摺動面に当接する第1突出部を有し、前記支持体における前記第1摺動面の近傍位置に孔が形成された構成とすることができる。
このような構成により、ノブ本体と支持体とは、ノブ本体の各支持板部及び支持体の対応する取付け部に形成された軸部と軸穴とを嵌め込むことにより、第1突出部を第1摺動面に当接させた状態で組付けることができる。そして、前記第1摺動面が、軸孔に嵌合する軸部を中心とした円弧状に湾曲した形状となっているので、嵌合する前記軸部及び前記軸孔の相対的な正逆回動によって前記ノブ本体が揺動する際に、前記ノブ本体の第1突出部は支持体の第1摺動面への当接状態を維持しつつスムーズに当該第1摺動面上を摺動し得る。
また、支持体における第1摺動面の近傍位置に形成された孔によって当該第1摺動面が押圧力に対して弾性的に歪み得るようになるので、ノブ本体の第1突出部と支持体の第1摺動面との配置関係を、前記第1突出部が前記第1摺動面を押圧するように僅かにオーバーラップするものとすれば、第1突出部は第1摺動面から弾性的な反発力を受ける状態となり得る。このように第1突出部が第1摺動面から弾性的な反発力を受ける状態となり得ることから、その第1突出部の形成されたノブ本体を操作した際に前記第1突出部の受ける反発力に応じた操作感を得ることができるようになる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記第1摺動面は、1以上の凹部を有する構成とすることができる。
このような構成により、ノブ本体の各支持板部及び支持体の各取付け部に形成され、相互に嵌合する軸孔及び軸部を支点としてノブ本体が揺動する際に、ノブ本体の第1突出部が1以上の凹部の形成された支持体の第1摺動面上を摺動するので、ノブ本体を中立位置で安定させたり、ノブ本体の操作に対してクリック感を与えたりできるなど、ノブ本体の操作感を種々設定することができるようになる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記孔の内周面の前記第1摺動面側から逆側に向かって突起部が形成された構成とすることができる。
このような構成により、第1突出部が第1摺動面を押圧するように僅かにオーバーラップするようにして前記第1摺動面が弾性的に歪もうとしても、孔の内周面に形成された突起部が突っ張ることによりその孔が過剰に変形することを防止することができる。従って、ノブ本体の安定した操作感を得ることができるようになる。
また、本発明に係るシーソーノブユニットにおいて、前記支持体は、前記第1摺動面と前記軸部との間に配置され、前記軸部を中心とした円弧状に湾曲した第2摺動面を有すると共に、前記ノブ本体は、前記軸部が前記軸孔に嵌合した状態で前記第2摺動面に当接する第2突出部を有する構成とすることができる。
このような構成により、ノブ本体の各支持板部及び支持体の各取付け部に形成され、相互に嵌合する軸孔及び軸体を支点としてノブ本体が揺動する際に、ノブ本体の第1突出部が支持体の第1摺動面上を摺動するとともに、ノブ本体の第2突出部が支持体の第2摺動面上を摺動する。そして、第1突出部と第1摺動面との当接状態と第2突出部と第2摺動面との当接状態とを適当に設定することにより、それらの当接状態に応じたノブ本体の操作感を与えることができるようになる。
本発明に係るシーソーノブユニットによれば、相互に嵌め込まれる軸孔の内周面及び軸部の外周面が、軸部が軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となって、軸部の軸孔への嵌め込み当初の作業がし易いものとなり、また、軸部と軸孔とが完全に嵌り込んだときの当該軸部と軸孔との間の遊びを極力小さくすることができるので、ノブ本体と支持体との組付けのし易さを維持しつつノブ本体と支持体との揺動支点のガタツキを極力低減することができるようになる。
また、ノブ本体の第1突出部が支持体の第1摺動面から弾性的な反発力を受ける状態となって、ノブ本体の操作した際に前記第1突出部の受ける前記反発力に応じた操作感を得ることができるようになるので、前記第1突出部と前記第1摺動面との当接状態(例えば、当接させる際の押圧状態)を変えることにより、ノブ本体の操作感を種々変えることができ、所望の操作感を容易に得ることができるようになる。また、ノブ本体の操作を止めると、第1摺動面からの弾性的な反作用を第1突出部が受けつつノブ本体が復帰動作を行うので、その復帰動作が比較的緩やかになり、その復帰動作時にノブ本体がスイッチをたたく音を低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係るシーソーノブユニットは、図1乃至図3に示すように構成される。なお、図1は、複数のシーソーノブユニットが連結された構造となる連結シーソーノブ装置を示す斜視図であり、図2は、図1に示す連結シーソーノブ装置をシーソーノブユニットの連結方向に切断して示す断面図であり、図3は、連結シーソーノブ装置に含まれるシーソーノブユニット単体を前記連結方向と直行する方向に切断して示す断面図である。
図1及び図2において、この連結シーソーノブ装置100は、連続的に配列された複数のノブ本体10のそれぞれが支持体20によって揺動(所謂シーソー動作)可能に支持されている。支持部20は合成樹脂(例えば、ABSやPC等)により一体成型され、また、各ノブ本体10も合成樹脂により一体成型されている。連結シーソーノブ装置100を構成する複数のシーソーノブユニットのそれぞれは次のように構成される。
支持体20は、各シーソーノブユニットに対する1対の支持壁20a、20b(シーソーノブユニットにおける支持体)を有している。各シーソーノブユニットは、この1対の支持壁20a、20bにノブ本体10が揺動自在に支持された構造となっている。ノブ本体20は、操作者が直接押操作するノブトップ11と、ノブトップ11の両側に形成され、支持壁20a、20bに向けて延びる1対のノブサイド12a、12bとを有している。各ノブサイド12a、12bは、対応する支持壁20a、20bの内側面に沿って延びる支持板部13a、13bを有している。各ノブサイド12a、12bにおいて、支持板部13a、13bと外装面との間に隙間14a、14bが形成されており、その隙間14a、14b内に支持壁20a、20bの上縁部が配置されている。
各ノブサイド12a、12b(ノブ本体20)の支持板部13a、13bに対応した支持壁20a、20bの部位(以下、取付け部という)21a、21bには、軸部となる円柱状突起22a、22bがそれぞれ対向するように形成されている。そして、各ノブサイド12a、12bの支持板部13a、13bには、支持壁20a、20bの取付け部21a、21bに形成された円柱状突起22a、22bが回動自在に嵌合する軸孔15a、15bが形成されている。そして、それぞれ回動自在に嵌合する円柱状突起22a、22b及び軸孔15a、15bを揺動支点としてノブ本体20が揺動可能となる。
図2とともに図3及び図4を参照するに、各支持壁20a、20bの上縁面におけるノブサイド12a、12bの隙間14a、14b内に位置する部位は、前記ノブ本体20の揺動支点となる円柱状突起22a、22b(軸部)を中心とした円弧状に湾曲した摺動面23a、23bとなっている。各ノブサイド12a、12bの隙間14a、14bの底にその先端が円弧状に湾曲した突出部16a、16bが形成され、円柱状突起22a、22bが軸孔15a、15bに嵌合した状態で、突出部16a、16bの先端が摺動面23a、23bに当接するようになっている。突出部16a、16bと対応する摺動面23a、23bとの相対的な配置関係は、突出部16a、16bの先端がちょうど摺動面23a、23bに当接するように寸法的にオーバーラップしないものであっても、突出部16a、16bの先端が摺動面23a、23bを押圧するように僅かにオーバーラップするものであってもよい。
各支持壁20a、20bの取付け部21a、21bに形成された円柱状突起22a、22bと、各ノブサイド12a、12b(支持体20)の支持板部13a、13bに形成された軸孔15a、15bとの関係は、例えば、図4(a)に示すようになっている。なお、図4(a)は、一方の円柱状突起22aとそれが嵌合する軸孔15aとの関係を示しているが、他方の円柱状突起22bとそれが嵌合する軸孔15bとの関係も同じである。
図4(a)において、円柱状突起22a(22b)の外周面221は、その円柱状突起22a(22b)が軸孔15a(15b)に嵌り込む方向Aと逆方向に向けて徐々にその外径が大きくなるようなテーパー状となっている。また、軸孔15a(15b)の内周面151は、円柱状突起22a(22b)が嵌り込む方向Aにおいてその内径が一定に保持された形状となっている。即ち、軸孔15a(15b)の内周面151及び円柱状突起22a(22b)の外周面221は、円柱状突起22a(22b)が軸孔15a(15b)に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となっている。
また、円柱状突起22a、22bとそれらが嵌合する軸孔15a、15bとの関係を図4(b)に示すようにすることも可能である。なお、図4(b)は、一方の円柱状突起22bとそれが嵌合する軸孔15bとの関係を示しているが、他方の円柱状突起22aとそれが嵌合する軸孔15aとの関係も同じである。
この場合、図4(a)に示す例とは逆に、軸孔15b(15a)の内周面152が、円柱状突起22b(22a)が軸孔15b(15a)に嵌り込む方向A´に向けて徐々にその内径が小さくなるようなテーパー形状となり、円柱状突起22b(22a)の外周面222が、その方向A´においてその外径が一定に保持された形状となっている。この場合も、軸孔15b(15a)の内周面152及び円柱状突起22b(22a)の外周面222は、円柱状突起22b(22a)が軸孔15b(15a)に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となっている。
前述したような構造のシーソーノブユニットは、次のようにして組立てることができる。
ノブ本体10における両ノブサイド12a、12bの支持板部13a、13bを1対の支持壁20a、20bの間に挿入する。そして、支持板部13a、13bの少なくともいずれかを内方に撓ませつつ軸孔15a、15bを支持壁20a、20bの取付け部21a、21bに形成された円柱状突起22a、22bに合わせてそれらを嵌合させる。軸孔15a、15bと円柱状突起22a、22bが嵌合した状態でノブ本体10の突出部16a、16bの先端が支持壁20a、20bの摺動面23a、23bに当接した状態となる。これにより、ノブ本体10が支持壁20a、20bに組み付けられて、シーソーノブユニットが完成する。
このようなノブ本体10の両支持壁20a、20bへの組付けに際して、相互に嵌め込まれる軸孔15a、15bの内周面151(152)及び円柱状突起22a、22bの外周面221(222)(図4(a)、(b)参照)が、円柱状突起22a、22bが軸孔15a、15bに嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状(テーパー形状)となっているので、軸孔15a、15bの円柱状突起22a、22bへの嵌め込み当初の作業がし易いものとなる。軸孔15a、15bと円柱状突起22a、22bとが完全に嵌り込んだ状態では、その嵌合が比較的きつくなるので、軸孔15a、15bと円柱状突起22a、22bとの間の遊びを極力小さくすることができる。これにより、ノブ本体10と両支持壁20a、20bとの組付けのし易さが維持されつつ、相互に嵌合する軸孔15a、15b及び円柱状突起22a、22bにて構成されるノブ本体10の揺動支点のガタツキを極力低減することができるようになる。
また、両支持壁20a、20bの上縁面に形成される摺動面23a、23bが、ノブ本体10の揺動支点を構成する円柱状突起22a、22b(軸部)を中心とした円弧状に湾曲した形状となっている。このため、軸孔15a、15bの円柱状突起22a、22bを軸にした正逆回動によってノブ本体10が揺動する際に、ノブ本体10(両支持板部13a、12b)の突出部16a、16bは、摺動面23a、23bへの当接状態を維持しつつスムーズに摺動面23a、23b上を摺動し得る。その結果、ノブ本体10の揺動動作(所謂シーソー動作)がより安定したものとなり得る。
なお、円柱状突起22a、22b(軸部)と軸孔15a、15bとの関係は、図4(a)、(b)に示すようなものでなく、例えば、図5に示すものであってもよい。なお、図5は、一方の円柱状突起22aとそれが嵌合する軸孔15aとの関係を示しているが、他方の円柱状突起22bとそれが嵌合する軸孔15bとの関係も同じである。
この場合、円柱状突起22a(22b)の外周面223は、その根元部位223aにおいて先端から遠ざかる(図5における方向B)に従ってその外径が徐々に大きくなるような湾曲形状となっている。軸孔15a(15b)の内周面153は、図4(a)に示す例と同様に、円柱状突起22a(22b)が嵌り込む方向においてその内径が一定に保持された状態となっている。円柱状突起22a、22b(軸部)と軸孔15a、15bとがこのような関係であると、ノブ本体10を両支持壁20a、20bに組付けた際に、支持板部13a、13bに形成された軸孔15a、15bが円柱状突起22a、22bの根元部位223aまで嵌り込むことにより、それらの嵌合が比較的きつくなり、その軸孔15a、15bと円柱状突起22a、22bとの間の遊びを極力小さくすることができる。即ち、相互に嵌合する軸孔15a、15b及び円柱状突起22a、22bにて構成されるノブ本体10の揺動支点のガタツキを極力低減することができるようになる。
前述したように、突出部16a、16bと対応する摺動面23a、23bとの相対的な関係は、突出部16a、16bの先端がちょうど摺動面23a、23bに当接するように寸法的にオーバーラップしないものであっても、突出部16a、16bの先端が摺動面23a、23bを押圧するように僅かにオーバーラップするものであってもよい。特に、図6に示すように、突出部16a、16bの先端が摺動面23a、23bを押圧するように僅かにオーバーラップする場合、突出部16a、16bの摺動面23a、23bへの押圧力の反力が突出部16a、16bを介してノブ本体10に作用する。そのため、ノブ本体10の支持板部13a、13b(ノブサイド12a、12b)が引き上げられるように力を受ける。すると、図7に示すように、円柱状突起22a、22bの外周面221がテーパー状となっているので、支持板部13a、13bが内側に撓みつつ(図7における一点鎖線参照)軸孔15a、15bが円柱状突起22a、22bから抜ける方向に僅かに逃げて、安定状態となる。これにより、円柱状突起22a、22bと軸孔15a、15bとの嵌合状態は、突出部16a、16bの先端がちょうど摺動面23a、23bに当接してオーバーラップしない場合と略同様の嵌合状態に維持されるようになり、特に、ノブ本体10が揺動し難くなることはない。勿論、円柱状突起22a、22bと軸孔15a、15bとの間のガタツキも増大することはない。
このように、突出部16a、16bの先端がちょうど摺動面23a、23bに当接するように寸法的にオーバーラップしないものであっても、突出部16a、16bの先端が摺動面23a、23bを押圧するように僅かにオーバーラップするものであっても、ノブ本体10の揺動支点を構成する円柱状突起22a、22bと軸孔15a、15bとの嵌合状態が略一定に維持されるので、突出部16a、16bと摺動面23a、23bとの相対的な位置精度が多少ラフであっても、ノブ本体の安定した揺動動作を維持することができる。
次に、本発明の他の実施の形態に係るシーソーノブユニットについて説明する。
このシーソーノブユニットは、図8及び図9に示すように構成される。なお、図8は、連結シーソーノブ装置100を構成するシーソーノブユニットをその連結方向に直交する方向に切断した断面図であり、図3に示す部位と同一の部位には同一の番号が付されている。また、図9は、図8の要部を拡大して示した断面図である。
このシーソーノブユニットでは、前述した実施の形態(図2及び図3参照)と同様に、支持板部13a、13bに形成された軸孔15a、15bに両支持壁20a、20bの取付け部21a、21bに形成された円柱状突起22a、22bに嵌合しており、この相互に嵌合する軸孔15a、15b及び円柱状突起22a、22bを揺動支点としてノブ本体10が揺動自在となっている。そして、各支持壁20a、20bの上縁面におけるノブサイド12a、12bの隙間14a、14b内に位置する部位(図2参照)は、円柱状突起22a、22bを中心とした円弧状に湾曲した摺動面23a、23bとなっている。ノブ本体10(各ノブサイド12a、12bの隙間14a、14b)には突出部16a、16bが設けられ、突出部16a、16bの先端が前記摺動面23a、23bに当接するようになっている。
更に、各支持壁20a、20bの摺動面23a、23の近傍にその摺動面23a、23bに沿うようにして、支持壁20a、20bを貫通する孔24a、24bが形成されている。各突出部16a、16bと摺動面23a、23bとの相対的な配置関係は、突出部16a、16bの先端が摺動面23a、23bを押圧するように僅かにオーバーラップするものとなっている。
なお、ノブ本体10の揺動支点を構成する円柱状突起22a、22bと軸孔15a、15bとの関係については、図4(a)、(b)や図5に示すように、円柱状突起22a、22blの外周面及び軸孔15a、15bの内周面が、円柱状突起22a、22bが軸孔15a、15bに嵌まり込むにつれてその嵌合がきつくなるような形状となっていても、特にそのようになっていなくてもよい。例えば、各円柱状突起22a、22bの外周面の外径及び各軸孔15a、15bの内周面の内径を、円柱状突起22a、22bが嵌まり込む方向において略一定にすることができる。
このような構造のシーソーノブユニットによれば、ノブ本体10の突出部16a、16bと支持壁20a、20bの摺動面23a、23bとがオーバーラップする関係となって突出部16a、16bが摺動面23a、23bを押圧するようになる。そして、各支持壁20a、20bにおける摺動面23a、23bの近傍位置に形成された孔24a、24bによって当該摺動面23a、23bが前記押圧力に対して弾性的に歪むようになる。このため、その摺動面23a、23bから突出部16a、16bが弾性的な反発力を受ける状態となり、突出部16a、16bの形成されたノブ本体10を操作した際に当該突出部16a、16bの受ける前記反発力に応じた操作感を得ることができるようになる。そして、前記突出部16a、16bと摺動面23a、23bとの当接状態(例えば、当接させる際の押圧状態)を変えることにより、ノブ本体10の操作感を種々変えることができ、所望の操作感を容易に得ることができるようになる。また、ノブ本体10の操作を止めると、摺動面23a、23bからの弾性的な反作用を突出部16a、16bが受けつつノブ本体10が復帰動作を行うので、その復帰動作が比較的緩やかになり、その復帰動作時にノブ本体10がスイッチをたたく音を低減させることができる。
各支持壁20a、20bの上縁面に形成される摺動面23a、23bは、図10に示すように構成することができる。なお、図10は、突出部16a(16b)と摺動面23a、23bとの当接部分を拡大して示す断面図であり、図11は、図10における領域E1を更に拡大して示す断面図である。
この例では、ノブ本体10の揺動支点を構成する円柱状突起22a、22b(図10では省略、図9参照)を中心にして円弧状に湾曲した形状となる摺動面23a、23bの略中央部に凹部231が形成されている。この凹部231の位置は、例えば、ノブ本体10が中立位置にあるときに突出部16a、16bの先端がその凹部231に当接するように決められる。
このような形状に摺動面23a、23bを形成することにより、ノブ本体10が中立位置に安定的に停止することが可能となると共に、ノブ本体10を中立位置から揺動させる際に突出部16a、16bが凹部231から脱出するように摺動面23a、23b上を摺動するので、クリック感のある操作感を得ることができる。
また、各摺動面23a、23bは、図11及び図12に示すように構成することもできる。なお、図11は、連結シーソーノブ装置100を構成するシーソーノブユニットをその連結方向に直交する方向に切断した断面図であり、図12は、図11における領域E2を拡大して示す断面図である。
この例では、ノブ本体10の揺動支点を構成する円柱突起22a、22bを中心にして円弧状に湾曲した形状となる摺動面23a、23bの所定の位置に2つの凹部232、233が連続して形成されている。このような形状に摺動面23a、23bを形成することにより、例えば、ノブ本体10の自動復帰をさせずに操作した傾き角度(突出部16a、16bがいずれかの凹部232、233に当接する角度)で維持させるようにすることもでき、ノブ本体10の操作感を前記2つの凹部232、233に応じたものとすることができる。
更に、突出部と摺動面との当接部位は、図13に示すように構成することもできる。
図13において、各支持壁20a、20bには、ノブ本体10からの突出部16a、16bに対向して合成樹脂製の受け部材30a、30bが設けられている。この受け部材30a、30bは、支持壁20a、20bの本体に接着等により固定されている。受け部材30a、30bは、より摺動性の高いPOM材等、支持壁20a、20bと別の材質で形成することができる。なお、受け部材30a、30bは、支持壁20a、20bと一体的に形成することもできる。受け部材30a、30bの突出部16a、16bに対向する面には、ノブ本体10の揺動支点となる円柱突起部22a、22bを中心とした円弧状に湾曲する摺動面32a、32bが形成されている。また、受け部材30a、30bにおける摺動面32a、32bの近傍位置には、当該摺動面32a、32bと逆側の面に開放する溝31a、31bが形成されている。受け部材30a、30bの摺動面32a、32bと逆側の面が支持壁20b、20bの本体に固定されることにより、受け部材30a、30bに形成された溝31a、31bが支持壁20a、20bの孔として機能する(以下、溝31a、31bを孔31a、31bという)。
受け部材30a、30bの孔31a、31b内には、その内周面の摺動面32a、32b側から円柱状突起22a、22bに向かって突出する突起部33a、33bが形成されている。突起部33a、33bの先端と支持壁20a、20bの本体との間には僅かに隙間が形成されている。そして、ノブ本体10の突出部16a、16bと、受け部材30a、30bの摺動面32a、32bとの関係は、突出部16a、16bが摺動面32a、32bを押圧するように僅かにオーバーラップしている。
このような構造によれば、ノブ本体10からの突出部16a、16bの押圧によって受け部材30a、30bの摺動面が弾性的に歪もうとしても、孔32a、32bの内周面に形成された突起部33a、33bが突っ張ることによりその孔32a、32bが過剰に変形することを防止することができる。従って、ノブ本体10の安定した操作感を得ることができるようになる。
また、更に、突出部と摺動面との当接部位は、図14(a)、(b)に示すように構成することもできる。なお、図14(a)は、突出部と摺動面との当接部位を拡大して示す断面図であり、図14(b)は、図14(a)におけるI−I線で切断した断面図である。
図14(a)、(b)において、支持体20a、20bの、ノブ本体10からの第1突出部16a、16bに対向する面には、ノブ本体10の揺動支点を構成する円柱状突起22a、22bを中心として円弧状に湾曲する第1摺動面23a、23bが形成されている。また、支持体20a、20bにおける第1摺動面23a、23bの近傍位置に当該第1摺動面23a、23bに沿うように孔24a、24bが形成されている。更に、支持体20a、20bの上端部が段付き構造となり(図14(b)参照)、第1摺動面23a、23bと円柱状突起22a、22b(軸部)との間に、該円柱状突起22a、22bを中心として円弧状に湾曲する第2摺動面25a、25bが形成されている。
ノブ本体10のノブサイド12a、12bには、第1突出部16a、16bと一体的かつ平行に延びる第2突出部17a、17bが形成されている。第1突出部16a、16bは、支持壁20a、20bの第1摺動面23a、23bに当接し、第2突出部17a、17bは、支持壁20a、20bの第2摺動面25a、25bに当接する。そして、第1突出部16a、16bと第1摺動面23a、23bとの関係は、第1突出部16a、16bが第1摺動面23a、23bを押圧するように僅かにオーバーラップしたものとなっている。また、第2突出部17a、17bと第2摺動面25a、25bとの関係は、第2突出部17a、17bの先端がちょうど第1摺動面25a、25bに当接するように寸法的にオーバーラップしないものとなっている。
このような構造によれば、ノブ本体10の第2突出部17a、17bと支持壁20a、20bの第2摺動面25a、25bとのオーバーラップしない当接状態によって、ノブ本体10と支持壁20a、20bとの相対的な位置関係が略一定に維持されつつノブ本体10が揺動できるようになる。また、それに加えて、ノブ本体10の第1突出部16a、16bと支持壁20a、20bの第1摺動面23a、23bとがオーバーラップする関係となって第1突出部16a、16bが第1摺動面23a、23bを押圧するようになる。そして、支持壁20a、20bにおける第1摺動面23a、23bの近傍位置に形成された孔24a、24bによって当該第1摺動面23a、23bが前記押圧力に対して弾性的に歪むようになる。このため、その第1摺動面23a、23bから第1突出部16a、16bが弾性的な反発力を受ける状態となり、第1突出部16a、16bの形成されたノブ本体10を操作した際に当該第1突出部16a、16bの受ける前記反発力に応じた操作感を得ることができるようになる。また、第2突出部17a、17bが第2摺動面25a、25bに当接することにより、ノブ本体10が強く押し込まれても各支持壁20a、20bとの嵌合が外れることがない。
このように、ノブ本体10を操作するに際して、ノブ本体10と各支持壁20a、20bとの相対的な位置関係が略一定に維持されつつ、第1突出部16a、16bの第1摺動面23a、23bから受ける反発力に応じた操作感を得ることができるようになる。その結果、ノブ本体10の安定した揺動動作を実現しつつ所望の操作感を得ることができるようになる。
なお、前述した例では、ノブ本体10の支持板部13a、13bに軸孔15a、15bを形成し、支持壁20a、20bにおける取付け部21a、21bに前記軸孔15a、5bに嵌合する円柱状突起22a、22b(軸部)が形成されていたが、ノブ本体10の支持板部13a、13bに軸部を形成し、支持壁20a、20bの取付け部21a、21bに軸孔を形成するようしてもよい。また、一方の支持板部13a(13b)に軸孔を形成すると共に他方の支持板部13b(13a)に軸部を形成し、対応する支持壁20a、20bの取付け部21a、21bに軸孔と軸部を分けて形成することもできる。
本発明に係るシーソーノブユニットは、ノブ本体と支持体との組付けのし易さを維持しつつノブ本体の揺動支点のガタツキを極力低減することができるという効果を有し、また、本発明に係るシーソーノブユニットは、ノブ本体に所望の操作感を容易に得ることができるという効果を有し、それぞれ、オーディオ装置等のスイッチの操作器等として用いられ、ノブ本体が支持体によって揺動可能に支持されたシーソーノブユニットとして有用である。
本発明の実施の形態に係るシーソーノブユニットを複数備えた連結シーソーノブ装置を示す斜視図である。 図1に示す連結シーソーノブ装置をシーソーノブユニットの配列方向に切断して示す断面図である。 シーソーノブユニット単体をシーソーノブユニットの連結方向と直行する方向に切断して示す断面図である。 支持壁の取付け部に形成された円柱状突起(軸部)とノブ本体の支持板部に形成された軸孔との2つの関係例(a)、(b)を示す断面図である。 支持壁の取付け部に形成された円柱状突起(軸部)とノブ本体の支持板部に形成された軸孔との他の関係例を示す断面図である。 ノブ本体の突出部と支持壁に形成された摺動面との関係を示す断面図である。 ノブ本体の突出部と支持壁に形成された摺動面とをオーバーラップして当接させた場合における、円柱状突起と軸孔との嵌合状態を示す断面図である。 連結シーソーノブ装置を構成する本発明に係る他の実施の形態に係るシーソーノブユニットをその連結方向に直交する方向に切断した断面図である。 図8の要部を拡大して示す断面図である。 支持壁に形成される摺動面の他の例を示す断面図である。 支持壁に形成される摺動面の更に他の例を示す断面図である。 図11における領域E2を拡大して示す断面図である。 ノブ本体の突出部と支持壁に形成される摺動面との当接部位の他の構造例を示す断面図である。 ノブ本体の突出部と支持壁に形成される摺動面との当接部位の更に他の構造例を示す断面図である。
符号の説明
10 ノブ本体
11 ノブトップ
12a、12b ノブサイド
13a、13b 支持板部
14a、14b 隙間
15a、15b 軸孔
16a、16b 突出部、第1突出部
17a、17b 第2突出部
20 支持体
20a、20b 支持壁(支持体)
21a、21b 取付け部
22a、22b 円柱状突起(軸部)
23a、23b 摺動面、第1摺動面
24a、24b 孔
25a、25b 第2摺動面
30a、30b 受け部材
31a、31b 溝(孔)
32a、32b 摺動面
33a、33b 突起部

Claims (10)

  1. ノブ本体が支持体によって揺動可能に支持されたシーソーノブユニットであって、
    前記ノブ本体は、前記支持体に向けて延びる1対の支持板部を有し、
    前記支持体は、前記1対の支持板部に対応した1対の取付け部を有し、
    前記1対の支持板部のそれぞれ及びそれに対応する取付け部のいずれか一方に軸孔が形成され、その他方に該軸孔に回動自在に嵌合する軸部が形成され、嵌合する前記軸部及び前記軸孔の相対的な正逆回動によって前記ノブ本体が揺動可能となり、
    前記支持体は、前記軸体を中心とした円弧状に湾曲した摺動面を有し、
    前記ノブ本体は、前記軸部が前記軸孔に嵌合した状態で前記摺動面に当接する突出部を有し、
    前記軸孔の内周面及び前記軸部の外周面は、前記軸部が前記軸孔に嵌り込むにつれてそれらの嵌合がきつくなるような形状となることを特徴とするシーソーノブユニット。
  2. 前記軸孔は前記ノブ本体の前記1対の支持板部のそれぞれに形成され、
    前記軸部は前記支持体の前記1対の取付け部のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項1記載のシーソーノブユニット。
  3. 前記軸孔の内周面は、前記軸部が前記軸孔に嵌り込む方向に向けて徐々にその内径が小さくなるようなテーパー形状となることを特徴とする請求項1または2記載のシーソーノブユニット。
  4. 前記軸部の外周面は、前記軸部が前記軸孔に嵌り込む方向と逆方向に向けて徐々にその外径が大きくなるようなテーパー形状となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシーソーノブユニット。
  5. 前記軸体の外周面は、少なくとも当該軸部の根元部分において先端から遠ざかるに従ってその外径が徐々に大きくなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシーソーノブユニット。
  6. 前記支持体における前記摺動面の近傍位置に孔が形成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシーソーノブユニット。
  7. ノブ本体が支持体によって揺動可能に支持されたシーソーノブユニットであって、
    前記ノブ本体は、前記支持体に向けて延びる1対の支持板部を有し、
    前記支持体は、前記1対の支持板部に対応した1対の取付け部を有し、
    前記1対の支持板部のそれぞれ及びそれに対応する取付け部のいずれか一方に軸孔が形成され、その他方に該軸孔に回動自在に嵌合する軸部が形成され、嵌合する前記軸部及び前記軸孔の相対的な正逆回動によって前記ノブ本体が揺動可能となり、
    前記支持体は、前記軸部を中心とした円弧状に湾曲した第1摺動面を有し、
    前記ノブ本体は、前記軸部が前記軸孔に嵌合した状態で前記第1摺動面に当接する第1突出部を有し、
    前記支持体における前記第1摺動面の近傍位置に孔が形成されたことを特徴とするシーソーノブユニット。
  8. 前記第1摺動面は、1以上の凹部を有することを特徴とする請求項7記載のシーソーノブユニット。
  9. 前記孔の内周面の前記第1摺動面側から逆側に向かって突起部が形成されたことを特徴とする請求項7または8記載のシーソーノブユニット。
  10. 前記支持体は、前記第1摺動面と前記軸部との間に配置され、前記軸部を中心として円弧状に湾曲した第2摺動面を有すると共に、前記ノブ本体は、前記軸部が前記軸孔に嵌合した状態で前記第2摺動面に当接する第2突出部を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のシーソーノブユニット。


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