JP3911157B2 - 傾動挟持機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のドアミラー装置などに使用される傾動挟持機構に関し、詳しくは、部品点数を減少して構造を簡素化した傾動挟持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のドアミラー装置などには、ミラーを上下および左右へ傾動可能とさせる機構が内蔵されている。この種の機構として、例えば図6に示すような傾動挟持機構が従来知られている。この傾動挟持機構は、ミラーAが装着されるピボットフレームBをミラーハウジングCに対して全方向へ傾動可能とする機構であり、前記ミラーハウジングC内にハウジングフロントDと共に固定されるハウジングリヤEと、このハウジングリヤEとの間に前記ピボットフレームBを傾動可能に挟持するキャップ部材Fとを備えている。
【0003】
前記ハウジングリヤEの中央部には凹球面E1が形成され、前記キャップ部材Fの外周面には凸球面F1が形成されている。また、前記ピボットフレームBの前面側には前記ハウジングリヤEの凹球面E1に摺接する凸球面(図示省略)が断面円弧状の筒部B1の外周面として形成され、後面側には前記キャップ部材Fの凸球面F1に摺接する凹球面B2が筒部B1の内周面として形成されている。そして、前記ハウジングリヤEの凹球面E1で囲まれた中心部には、ネジ孔を有する支持筒Gが突出するように構成されている。この支持筒Gは、前記ピボットフレームBの筒部B1の中心を通って凹球面B2の内側に突出することにより、その外周に前記キャップ部材Fを装着できるように構成されている。
【0004】
ここで、前記キャップ部材Fは、図7に拡大して示すように、先端部が平坦に形成された半球状の輪郭を呈し、前記凸球面F1が形成された外壁F2の内側には筒状の内壁F3が突設され、その内側の中心部には前記支持筒Gの外周に嵌合する嵌合筒部F4が突設されている。そして、前記外壁F2と内壁F3とが放射状に配列された複数のリブF5で連結されることにより、キャップ部材Fは剛体として構成されている。
【0005】
このように剛体として構成されたキャップ部材Fは、図6に示した支持筒Gの外周に嵌合筒部F4を嵌合して装着される。そして、このキャップ部材Fは、支持筒Gの先端に止ネジHで固定される十字状の板バネ部材Iにより前方へ押圧されることで、その凸球面F1が図6に示すピボットフレームBの凹球面B2に圧接する。こうしてミラーAが装着されるピボットフレームBは、ミラーハウジングCに固定されるハウジングリヤEの凹球面E1とキャップ部材Fの凸球面F1との間に球面接触により挟持され、ミラーハウジングCに対して全方向へ傾動可能に支持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6および図7に示した従来の傾動挟持機構においては、キャップ部材Fが剛体として構成されているため、板バネ部材Iを介することなく止ネジHのみによってキャップ部材Fを前方へ押圧した場合、止ネジHの締め込み量の僅かな違いでピボットフレームBの凹球面B2に対するキャップ部材Fの凸球面F1の圧接力が大きく変化してしまう。すなわち、従来の傾動挟持機構においては、板バネ部材Iを廃止すると、止ネジHの締め込み量の調整が難しくなって量産性が低下し、板バネ部材Iを使用すればその製造コストや組み付け作業コストが嵩むという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、量産性を低下するような調整作業を伴なうことなく板バネ部材を廃止することができ、部品点数および組付工数を低減できる構造の傾動挟持機構を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する手段として、本発明に係る傾動挟持機構は、基部材の凹球面とキャップ部材の凸球面との間に可動部材を傾動可能に挟持する傾動挟持機構であって、押圧部材により前記基部材側へ押圧される前記キャップ部材の凸球面には、前記可動部材に弾性接触する圧接面と、剛体として構成され前記可動部材に摺接可能な摺接面とが設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る傾動挟持機構においては、押圧部材によりキャップ部材が基部材側へ押圧された状態で、キャップ部材の凸球面の一部に設けられた圧接面が可動部材に確実に弾性接触する。このため、可動部材は、キャップ部材の凸球面の圧接面と基部材の凹球面とに確実に接触(球面接触、線接触あるいは点接触)して両者の間に傾動可能に挟持される。
【0010】
本発明の傾動挟持機構において、前記圧接面がキャップ部材の凸球面の周方向に等間隔で配置されていると、可動部材を傾動可能に挟持する挟持力がキャップ部材の周方向に均等化されるので好ましい。
【0011】
ここで、前記圧接面は、前記キャップ部材にスリ割によって分割形成された弾性舌片の外面によって構成することができる。この場合、前記弾性舌片の基端部がキャップ部材の頂部に形成された平坦部に薄肉部を介して連続していると、弾性舌片に十分な弾性力が得られるので好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る傾動挟持機構の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は本発明の一実施形態に係る傾動挟持機構が適用される自動車用のドアミラー装置の分解斜視図、図2は一実施形態に係る傾動挟持機構の要部を構成するキャップ部材の拡大斜視図、図3の(a)は図2に示したキャップ部材のA矢視図であり、(b)は図2に示したキャップ部材のB−B線に沿う断面図である。
【0013】
一実施形態に係る傾動挟持機構は、図1に示す自動車用のドアミラー装置において、ミラー1を装着したミラーホルダ2が装着される可動部材としてのピボットフレーム3をミラーハウジング4に対して傾動可能とする機構であり、ミラーハウジング4の収容凹部4A内にハウジングフロント5と共に固定される基部材としてのハウジングリヤ6と、このハウジングリヤ6との間に前記ピボットフレーム3を傾動可能に挟持するキャップ部材としてのサポートキャップ7と、このサポートキャップ7をハウジングリヤ6側へ押圧する押圧部材としての止ネジ8などを備えて構成されている。
【0014】
前記可動部材としてのピボットフレーム3は、概略長方形の板状を呈し、その手前側の後面には、ミラーホルダ2の前面側に突設された図示しない係合爪を係止するための係止凹部3Aが上下左右の4箇所に配置して形成されている。このピボットフレーム3の中央部には、断面円弧状の筒部3Bが前面側へ突設されており、その内周面にはピボットフレーム3の後面側へ向く凹球面3Cが形成されると共に、その外周面にはピボットフレーム3の前面側へ向く凸球面3D(図4および図5参照)が形成されている。そして、このピボットフレーム3の前面側には、前記筒部3Bの中心から右方に離れた箇所に左右傾動用の連結部として第1球面ジョイント凹部3Eが形成され、前記筒部3Bの中心から下方に離れた箇所に上下傾動用の連結部として第2球面ジョイント凹部3Fが形成されている。
【0015】
前記基部材としてのハウジングリヤ6は、ハウジングフロント5にフランジ接合されてこれを覆うカバー部材であり、前記ピボットフレーム3の第1連結部3Eおよび第2連結部3Fに対応した箇所には第1開口6Aおよび第2開口6Bが形成され、これらの第1開口6Aおよび第2開口6Bにはシールカバー9,10がそれぞれ装着される。そして、このようなハウジングリヤ6には、断面円弧状の筒部6Cが後面側に突設されており、その内周面には前記ピボットフレーム3の凸球面3D(図4および図5参照)に摺接する凹球面6Dが形成されている。また、前記筒部6Cの中心には、前記ハウジングフロント5内に突設された支持筒5Aの先端部を挿通する挿通穴6Eが形成されている。
【0016】
前記ハウジングリヤ6により覆われるハウジングフロント5内には、前記支持筒5Aが突設されている。この支持筒5Aは、先端部が細径に形成された段付き状であり、その内側にはネジ孔5Bが形成されている。この支持筒5Aの先端部は、前記ハウジングリヤ6の挿通穴6Eからピボットフレーム3の筒部3Bの中心を通って凹球面3Cの内側に突出することにより、その外周に前記サポートキャップ7を装着できるように構成されている。そして、このようなハウジングフロント5内には、前記ピボットフレーム3と共にミラー1を左右方向に傾動させるための第1駆動機構11と、上下方向に傾動させるための第2駆動機構12が配設されている。
【0017】
前記第1駆動機構11は、ハウジングフロント5内に突設された第1アジャストスクリュー11Aと、この第1アジャストスクリュー11Aに螺合する第1アジャストナット11Bと、この第1アジャストナット11Bの外周に対し回転方向には一体に係合し、軸方向には相対移動自在に嵌合する第1ウォームホイール11Cと、この第1ウォームホイール11Cに噛み合うウォーム軸11Dを回転軸として有する第1駆動モータ11Eとを備えている。そして、前記第1アジャストナット11Bの先端部には、前記ピボットフレーム3の第1球面ジョイント凹部3Eに圧入嵌合される球状ジョイント部11Fが形成されている。なお、前記第1駆動モータ11Eには、ハウジングフロント5の外部から第1モータ結合端子11Gが接続される。
【0018】
前記第2駆動機構12は、前記第1駆動機構11と同様の第2アジャストスクリュー12A、第2アジャストナット12B、第2ウォームホイール12C、ウォーム軸12Dを有する第2駆動モータ12Eとを備えている。そして、前記第2アジャストナット12Bの先端部には、前記ピボットフレーム3の第2球面ジョイント凹部3Fに圧入嵌合される球状ジョイント部12Fが形成されている。なお、第2駆動モータ12Eには、ハウジングフロント5の外部から第2モータ結合端子12Gが接続される。
【0019】
ここで、前記キャップ部材としてのサポートキャップ7は、図2および図3に拡大して示すように、先端部に平坦部7Aを有する概略半球状の輪郭を呈しており、その外周面が前記ピボットフレーム3の凹球面3Cに対応する凸球面とされている。このサポートキャップ7の中心部には、前記ハウジングフロント5内に突設された支持筒5Aの先端部外周に嵌合する嵌合筒部7Bが形成されている。この嵌合筒部7Bの周囲には、外周面が前記凹球面3Cに摺接可能な摺接面7Cとして形成された固定球部7Dと、外周面が前記凹球面3Cに弾性接触する圧接面7Eとして形成された弾性舌片7Fとがスリ割7Gによって相互に分割された形態で例えば3個ずつ、交互に等間隔で配列されている。
【0020】
前記の各固定球部7Dは、嵌合筒部7Bの放射方向に沿う左右の壁部7Hの間が嵌合筒部7Bと同芯状の円弧リブ7Iによって連結されることで剛体として構成されている。一方、前記の各弾性舌片7Fは、基端部がサポートキャップ7の平坦部7Aに薄肉部7J(図3の(b)参照)を介して連続することで大きな弾性力が付与されており、その外周面の圧接面7Eは、固定球部7Dの摺接面7Cより外方に張り出した位置から摺接面7Cと同一面をなす位置まで変位可能となっている。
【0021】
このようなキャップ部材としてのサポートキャップ7は、図1に示すミラーハウジング4の収容凹部4A内にハウジングフロント5と共に固定された基部材としてのハウジングリヤ6との間に、前記可動部材としてのピボットフレーム3を球面接触(線接触、点接触を含む)により傾動可能に挟持するように、押圧部材としての止ネジ8を介して組み付けられる。この止ネジ8は、サポートキャップ7の嵌合筒部7Bを押圧可能な大径の頭部8Aを有する。
【0022】
前記サポートキャップ7の組み付け手順を図4および図5に示す。まず、図4に示すように、ハウジングフロント5の支持筒5Aの先端部にハウジングリヤ6の挿通穴6Eを嵌合してハウジングリヤ6をハウジングフロント5にフランジ接合する。続いて、ハウジングリヤ6の凹球面6Dにピボットフレーム3の凸球面3Dを重ねてピボットフレーム3をハウジングリヤ6上に置く。
【0023】
この状態で、図1に示すハウジングリヤ6の第1開口6Aから突出する第1駆動機構11の第1アジャストナット11Bの先端の球状ジョイント部11Fをピボットフレーム3の第1球面ジョイント凹部3Eに圧入嵌合して連結する。同様に、ハウジングリヤ6の第2開口6Bから突出する第2駆動機構12の第2アジャストナット12Bの先端の球状ジョイント部12Fをピボットフレーム3の第2球面ジョイント凹部3Fに圧入嵌合して連結する。
【0024】
つぎに、図4に示すように、ピボットフレーム3の筒部3Bの中心を通って凹球面3Cの内側に突出するハウジングフロント5の支持筒5Aの先端部にサポートキャップ7の嵌合筒部7Bを嵌合し、支持筒5Aの内側のネジ孔5Bに止ネジ8をねじ込む。この作業により、サポートキャップ7は、止ネジ8の頭部8Aに嵌合筒部7Bが押圧されてピボットフレーム3の凹球面3Cの内側に進入する。その際、サポートキャップ7の周方向に等間隔で配列された3個の弾性舌片7Fは、ピボットフレーム3の凹球面3Cとの接触により内側に弾性変形する。
【0025】
そして、図5に示すように、止ネジ8の頭部8Aが支持筒5Aの先端面に当接するまで止ネジ8がねじ込まれると、サポートキャップ7の周方向に等間隔で配列された3個の固定球部7Dは、その外周面の摺接面7Cがピボットフレーム3の凹球面3Cに摺接し、サポートキャップ7の周方向に等間隔で配列された3個の弾性舌片7Fは、その外周面の圧接面7Eがピボットフレーム3の凹球面3Cに均等に弾性接触して圧接する。この圧接力により、ピボットフレーム3の凸球面3Dはハウジングリヤ6の凹球面6Dに圧接し、こうしてピボットフレーム3がハウジングリヤ6の凹球面6Dとサポートキャップ7の摺接面7Cおよび圧接面7Eからなる凸球面との間に傾動可能に挟持される。
【0026】
そこで、図1に示すピボットフレーム3の各係止凹部3Aにミラーホルダ2の前面側に突設された図示しない係合爪を係止することにより、ミラーホルダ2と共にミラー1をピボットフレーム3に装着する。こうして組み付けられたミラー1は、ミラーハウジング4の収容凹部4Aの開口部に位置し、前記第1駆動機構11によって左右方向に傾動し、前記第2駆動機構12によって上下方向に傾動する。
【0027】
以上、本発明に係る傾動挟持機構の一実施形態について説明したが、本発明の傾動挟持機構は、これに限定されるものではない。例えば、サポートキャップ7は、各弾性舌片7Fの代わりに、凸球面をなす樹脂板の内側にクッション性を有する合成樹脂フォームを充填した構造の弾性片を設けて構成してもよい。
【0028】
また、本発明の傾動挟持機構は、自動車用のドアミラー装置に限らず、基部材に対し可動部材を傾動可能とする構造を有するその他の装置に適用可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明に係る傾動挟持機構においては、押圧部材によりキャップ部材が基部材側へ押圧された状態で、キャップ部材の凸球面の一部に設けられた圧接面が可動部材に確実に弾性接触するため、可動部材はキャップ部材の凸球面の圧接面と基部材の凹球面とに確実に接触(球面接触、線接触あるいは点接触)して両者の間に傾動可能に挟持される。従って、本発明の傾動挟持機構によれば、量産性を低下するような押圧部材の調整作業を伴なうことなく、従来の板バネ部材を廃止することができ、部品点数および組付工数を低減することができる。
【0030】
本発明の傾動挟持機構において、前記圧接面がキャップ部材の凸球面の周方向に等間隔で配置されていると、可動部材を傾動可能に挟持する挟持力をキャップ部材の周方向に均等化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る傾動挟持機構が適用される自動車用のドアミラー装置の分解斜視図である。
【図2】一実施形態に係る傾動挟持機構の要部を構成するキャップ部材の拡大斜視図である。
【図3】(a)は図2に示したキャップ部材のA矢視図であり、(b)は図2に示したキャップ部材のB−B線に沿う断面図である。図である。
【図4】一実施形態に係る傾動挟持機構の組付け作業を示す断面図である。
【図5】一実施形態に係る傾動挟持機構の組付け状態を示す断面図である。
【図6】従来例に係る傾動挟持機構が適用された自動車用のドアミラー装置の分解斜視図である。
【図7】従来例に係る傾動挟持機構を構成するキャップ部材、板バネ部材および止ネジの拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
3 :ピボットフレーム(可動部材)
3B:筒部
3C:凹球面
3D:凸球面
5 :ハウジングフロント
5A:支持筒
5B:ネジ孔
6 :ハウジングリヤ(基部材)
6C:筒部
6D:凹球面
7 :サポートキャップ(キャップ部材)
7A:平坦部
7B:嵌合筒部
7C:摺接面
7D:固定球部
7E:圧接面
7F:弾性舌片
7G:スリ割
7H:壁部
7I:リブ
7J:薄肉部
8 :止ネジ(押圧部材)

Claims (4)

  1. 基部材の凹球面とキャップ部材の凸球面との間に可動部材を傾動可能に挟持する傾動挟持機構であって、押圧部材により前記基部材側へ押圧される前記キャップ部材の凸球面には、前記可動部材に弾性接触する圧接面と、剛体として構成され前記可動部材に摺接可能な摺接面とが設けられていることを特徴とする傾動挟持機構。
  2. 前記圧接面は、キャップ部材の凸球面の周方向に等間隔で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の傾動挟持機構。
  3. 前記圧接面は、キャップ部材にスリ割によって分割形成された弾性舌片の外面により構成されていることを特徴とする請求項2に記載の傾動挟持機構。
  4. 前記弾性舌片の基端部は、キャップ部材の頂部に形成された平坦部に薄肉部を介して連続していることを特徴とする請求項3に記載の傾動挟持機構。
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