JPH081661Y2 - 釣竿のリール脚固定装置 - Google Patents
釣竿のリール脚固定装置Info
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- JPH081661Y2 JPH081661Y2 JP1990119242U JP11924290U JPH081661Y2 JP H081661 Y2 JPH081661 Y2 JP H081661Y2 JP 1990119242 U JP1990119242 U JP 1990119242U JP 11924290 U JP11924290 U JP 11924290U JP H081661 Y2 JPH081661 Y2 JP H081661Y2
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
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- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
- A01K87/06—Devices for fixing reels on rods
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、釣竿に係わり、特に、リールの脚部を固定
するための釣竿のリール脚固定装置に関する。
するための釣竿のリール脚固定装置に関する。
一般に、リールを使用する釣竿では、リールの脚部を
固定するためにリール脚固定装置が配置されている。
固定するためにリール脚固定装置が配置されている。
従来、このような釣竿のリール脚固定装置としては、
例えば、実開昭52−168888号公報に開示されるものが知
られている。
例えば、実開昭52−168888号公報に開示されるものが知
られている。
この釣竿のリール脚固定装置では、シート本体に、所
定間隔を置いて、固定環および可動環が配置され、この
固定環と可動環との間にリールの脚部が挟持固定される
ように構成されている。
定間隔を置いて、固定環および可動環が配置され、この
固定環と可動環との間にリールの脚部が挟持固定される
ように構成されている。
そして、可動環は、可動環の側方に配置される固定ナ
ットと緩み止めナットとにより、軸長方向への移動を規
制されている。
ットと緩み止めナットとにより、軸長方向への移動を規
制されている。
しかしながら、このような従来のリール脚固定装置で
は、固定ナットと緩み止めナットが単なる幅狭のナット
であり、また、これ等を螺合する部分には、単に所定長
さにわたって雄螺子が形成されているため、この部分を
手で、長時間あるいは強く握持することが非常に困難で
あるという問題があった。
は、固定ナットと緩み止めナットが単なる幅狭のナット
であり、また、これ等を螺合する部分には、単に所定長
さにわたって雄螺子が形成されているため、この部分を
手で、長時間あるいは強く握持することが非常に困難で
あるという問題があった。
また、固定ナットと緩み止めナットが単に雄螺子に螺
合しているため、これ等のナットを握持すると、緩み止
めナットが緩む虞があるという問題があった。
合しているため、これ等のナットを握持すると、緩み止
めナットが緩む虞があるという問題があった。
本考案は、かかる従来の問題を解決するためになされ
たもので、握持し易く、かつ、リール脚を確実強固に固
定することができる釣竿のリール脚固定装置を提供する
ことを目的とする。
たもので、握持し易く、かつ、リール脚を確実強固に固
定することができる釣竿のリール脚固定装置を提供する
ことを目的とする。
本考案の釣竿のリール脚固定装置は、竿本体に直接ま
たは間接的に形成されるリール脚載置部のリール脚載置
面の前後に、前側リール脚固定部および後側リール脚固
定部を形成するとともに、前記前側リール脚固定部を、
前記リール脚載置面側に配置される第１の握り部と、こ
の第１の握り部の前方に配置される第２の握り部とによ
り構成し、第１の握り部の内周に形成される第１の雌螺
子部を、前記リール脚載置部の外周に形成される第１の
雄螺子部に螺合するとともに、第２の握り部の内周に形
成される第２の雌螺子部を、前記竿本体の外周に直接ま
たは間接的に形成される第２の雄螺子部に螺合し、前記
第１の握り部および第２の握り部の外周に柔軟部材を配
置するとともに、両柔軟部材は緊締時に連続状態で接続
される外形形状をなしてなるものである。
たは間接的に形成されるリール脚載置部のリール脚載置
面の前後に、前側リール脚固定部および後側リール脚固
定部を形成するとともに、前記前側リール脚固定部を、
前記リール脚載置面側に配置される第１の握り部と、こ
の第１の握り部の前方に配置される第２の握り部とによ
り構成し、第１の握り部の内周に形成される第１の雌螺
子部を、前記リール脚載置部の外周に形成される第１の
雄螺子部に螺合するとともに、第２の握り部の内周に形
成される第２の雌螺子部を、前記竿本体の外周に直接ま
たは間接的に形成される第２の雄螺子部に螺合し、前記
第１の握り部および第２の握り部の外周に柔軟部材を配
置するとともに、両柔軟部材は緊締時に連続状態で接続
される外形形状をなしてなるものである。
本考案の釣竿のリール脚固定装置では、第１の握り部
の第１の雌螺子部を第１の雄螺子部に螺合し、第１の握
り部をリール脚載置面側に移動することにより、リール
脚の固定が行なわれ、また、第２の握り部の第２の雌螺
子部を第２の雄螺子部に螺合し、第２の握り部を第１の
握り部側に移動することにより、第１の握り部と第２の
握り部の固定が行なわれる。
の第１の雌螺子部を第１の雄螺子部に螺合し、第１の握
り部をリール脚載置面側に移動することにより、リール
脚の固定が行なわれ、また、第２の握り部の第２の雌螺
子部を第２の雄螺子部に螺合し、第２の握り部を第１の
握り部側に移動することにより、第１の握り部と第２の
握り部の固定が行なわれる。
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例について説明
する。
する。
第１図は、本考案のリール脚固定装置の第１の実施
例、すなわち、本考案をキャスティングハンドルタイプ
の釣竿に適用した例を示している。
例、すなわち、本考案をキャスティングハンドルタイプ
の釣竿に適用した例を示している。
図において符号11は、竿本体13の後端に形成されるリ
ール脚載置部を示している。
ール脚載置部を示している。
このリール脚載置部11には、軸長方向に沿って、リー
ルの脚部の取付面が当接されるリール脚載置面15が形成
されている。
ルの脚部の取付面が当接されるリール脚載置面15が形成
されている。
このリール脚載置面15の前後には、前側リール脚固定
部17および後側リール脚固定部19が形成されている。
部17および後側リール脚固定部19が形成されている。
そして、後側リール脚固定部19には、指を係止するた
めの係止突起21が形成され、この後側リール脚固定部19
の後方には、グリップ23が形成されている。
めの係止突起21が形成され、この後側リール脚固定部19
の後方には、グリップ23が形成されている。
しかして、この実施例では、前側リール脚固定部17
は、第２図ないし第４図に示すように、リール脚載置面
15側に配置される第１の握り部25と、この第１の握り部
25の前方に配置される第２の握り部27とにより主体部分
が構成されている。
は、第２図ないし第４図に示すように、リール脚載置面
15側に配置される第１の握り部25と、この第１の握り部
25の前方に配置される第２の握り部27とにより主体部分
が構成されている。
すなわち、硬質の樹脂または金属からなる第１の握り
部25の内周には、第１の雌螺子部29が形成され、この第
１の雌螺子部29が、リール脚載置部11の外周に形成され
る第１の雄螺子部31に螺合されている。
部25の内周には、第１の雌螺子部29が形成され、この第
１の雌螺子部29が、リール脚載置部11の外周に形成され
る第１の雄螺子部31に螺合されている。
そして、第１の握り部25の後端の内周には、リール脚
の前端を挿入するためのテーパ部33が形成されている。
の前端を挿入するためのテーパ部33が形成されている。
一方、硬質の樹脂または金属からなる第２の握り部27
の内周には、第２の雌螺子部35が形成され、この第２の
雌螺子部35は、竿本体13の外周に形成される第２の雄螺
子部37に螺合されている。
の内周には、第２の雌螺子部35が形成され、この第２の
雌螺子部35は、竿本体13の外周に形成される第２の雄螺
子部37に螺合されている。
なお、この実施例では、第２の雄螺子部37の螺子ピッ
チが、第１の雄螺子部29の螺子ピッチより小さく形成さ
れている。
チが、第１の雄螺子部29の螺子ピッチより小さく形成さ
れている。
そして、第１の握り部25および第２の握り部27の外周
には、軟質の樹脂，コルク，発泡樹脂等からなる第１の
柔軟性部材39および第２の柔軟性部材41が被嵌されてい
る。
には、軟質の樹脂，コルク，発泡樹脂等からなる第１の
柔軟性部材39および第２の柔軟性部材41が被嵌されてい
る。
この実施例では、第１の柔軟性部材39の前端には、外
側テーパ面43が形成され、この外側テーパ面43が、第２
の柔軟性部材41の後端に形成される内側テーパ面45に嵌
合され、第１の柔軟性部材39と第２の柔軟性部材41と
が、連続状態で接続されている。
側テーパ面43が形成され、この外側テーパ面43が、第２
の柔軟性部材41の後端に形成される内側テーパ面45に嵌
合され、第１の柔軟性部材39と第２の柔軟性部材41と
が、連続状態で接続されている。
以上のように構成された釣竿のリール脚固定装置で
は、第１の握り部25の第１の雌螺子部29を第１の雄螺子
部31に螺合し、第１の握り部25をリール脚載置面15側に
移動することにより、リール脚の固定が行なわれ、ま
た、第２の握り部27の第２の雌螺子部35を第２の雄螺子
部37に螺合し、第２の握り部27を第１の握り部25側に移
動することにより、第１の握り部25と第２の握り部27の
固定が行なわれる。
は、第１の握り部25の第１の雌螺子部29を第１の雄螺子
部31に螺合し、第１の握り部25をリール脚載置面15側に
移動することにより、リール脚の固定が行なわれ、ま
た、第２の握り部27の第２の雌螺子部35を第２の雄螺子
部37に螺合し、第２の握り部27を第１の握り部25側に移
動することにより、第１の握り部25と第２の握り部27の
固定が行なわれる。
しかして、以上のように構成された釣竿のリール脚固
定装置では、竿本体13に形成されるリール脚載置部11の
リール脚載置面15の前後に、前側リール脚固定部17およ
び後側リール脚固定部19を形成するとともに、前側リー
ル脚固定部17を、リール脚載置面15側に配置される第１
の握り部25と、この第１の握り部25の前方に配置される
第２の握り部27とにより構成し、第１の握り部25の内周
に形成される第１の雌螺子部29を、リール脚載置部11の
外周に形成される第１の雄螺子部29に螺合するととも
に、第２の握り部27の内周に形成される第２の雌螺子部
37を、竿本体13の外周に形成される第２の雄螺子部37に
螺合し、第１の握り部25および第２の握り部27の外周に
第１の柔軟性部材39および第２の柔軟性部材41を配置し
たので、握持し易く、かつ、リール脚を確実強固に固定
することが可能となる。
定装置では、竿本体13に形成されるリール脚載置部11の
リール脚載置面15の前後に、前側リール脚固定部17およ
び後側リール脚固定部19を形成するとともに、前側リー
ル脚固定部17を、リール脚載置面15側に配置される第１
の握り部25と、この第１の握り部25の前方に配置される
第２の握り部27とにより構成し、第１の握り部25の内周
に形成される第１の雌螺子部29を、リール脚載置部11の
外周に形成される第１の雄螺子部29に螺合するととも
に、第２の握り部27の内周に形成される第２の雌螺子部
37を、竿本体13の外周に形成される第２の雄螺子部37に
螺合し、第１の握り部25および第２の握り部27の外周に
第１の柔軟性部材39および第２の柔軟性部材41を配置し
たので、握持し易く、かつ、リール脚を確実強固に固定
することが可能となる。
すなわち、以上のように構成された釣竿のリール脚固
定装置では、前側リール脚固定部17を形成する第１の握
り部25および第２の握り部27の外周に第１の柔軟性部材
39および第２の柔軟性部材41を配置したので、前側リー
ル脚固定部17を握持した時には、柔軟性部材39,41の軟
らかいクッションにより手が保護されるため、非常に握
持し易いものとなる。
定装置では、前側リール脚固定部17を形成する第１の握
り部25および第２の握り部27の外周に第１の柔軟性部材
39および第２の柔軟性部材41を配置したので、前側リー
ル脚固定部17を握持した時には、柔軟性部材39,41の軟
らかいクッションにより手が保護されるため、非常に握
持し易いものとなる。
また、以上のように構成された釣竿のリール脚固定装
置では、前側リール脚固定部17を、第１の握り部25およ
び第２の握り部27とにより構成したので、第１の握り部
25と第２の握り部27とが、所謂ダブルナットの状態にな
り、リール脚を確実強固に固定することが可能となる。
置では、前側リール脚固定部17を、第１の握り部25およ
び第２の握り部27とにより構成したので、第１の握り部
25と第２の握り部27とが、所謂ダブルナットの状態にな
り、リール脚を確実強固に固定することが可能となる。
そして、この実施例では、第２の雄螺子部37の螺子ピ
ッチを、第１の雄螺子部31の螺子ピッチより小としたの
で、ダブルナット効果をより向上できる。
ッチを、第１の雄螺子部31の螺子ピッチより小としたの
で、ダブルナット効果をより向上できる。
さらに、この実施例では、第１の柔軟性部材39の前端
と第２の柔軟性部材41の後端とを、テーパ面43,45によ
り嵌合したので、柔軟性部材39,41を握り締めた時に、
第１の握り部25と第２の握り部27とが相対回転すること
をより確実に防止することが可能となる。
と第２の柔軟性部材41の後端とを、テーパ面43,45によ
り嵌合したので、柔軟性部材39,41を握り締めた時に、
第１の握り部25と第２の握り部27とが相対回転すること
をより確実に防止することが可能となる。
また、この実施例では、第２の柔軟性部材41の前端
を、第１の握り部25の後端に、押圧状態で当接している
ため、第２の柔軟性部材41の弾性力により、第１の握り
部25と第２の握り部27とが相対回転することをより確実
に防止することが可能となる。
を、第１の握り部25の後端に、押圧状態で当接している
ため、第２の柔軟性部材41の弾性力により、第１の握り
部25と第２の握り部27とが相対回転することをより確実
に防止することが可能となる。
第５図および第６図は、本考案の釣竿のリール脚固定
装置の第２の実施例を示すもので、この実施例では、第
１の握り部25および第２の握り部47の外周には、これ等
の握り部25,47を跨いで柔軟性部材49が配置されてい
る。
装置の第２の実施例を示すもので、この実施例では、第
１の握り部25および第２の握り部47の外周には、これ等
の握り部25,47を跨いで柔軟性部材49が配置されてい
る。
そして、第１の握り部25の前端には、第２の握り部47
の後端が当接されている。
の後端が当接されている。
また、第２の握り部47の前端には、竿本体13との間
に、クッション材51が配置されている。
に、クッション材51が配置されている。
このような釣竿のリール脚固定装置では、先ず、第６
図に示すように、第１の握り部25をリール脚載置面15側
に移動し、この後、第２の握り部47を第１の握り部25側
に移動すると、第１の握り部25の外周に、第２の握り部
47の外周に固定される柔軟性部材49が嵌合される。
図に示すように、第１の握り部25をリール脚載置面15側
に移動し、この後、第２の握り部47を第１の握り部25側
に移動すると、第１の握り部25の外周に、第２の握り部
47の外周に固定される柔軟性部材49が嵌合される。
以上のように構成された釣竿のリール脚固定装置にお
いても第１の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、第１の握り部25と第２の握り部
47とを被嵌する柔軟性部材49が一体であるため、継ぎ目
がなく、握持感をより向上することが可能となる。
いても第１の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、第１の握り部25と第２の握り部
47とを被嵌する柔軟性部材49が一体であるため、継ぎ目
がなく、握持感をより向上することが可能となる。
また、この実施例では、柔軟性部材49を握持すると、
柔軟性部材49が一体であるため、柔軟性部材49を介し
て、第１の握り部25と第２の握り部47とが連結状態にな
り、第１の握り部25と第２の握り部47との相対回転移動
をより低減することが可能になる。
柔軟性部材49が一体であるため、柔軟性部材49を介し
て、第１の握り部25と第２の握り部47とが連結状態にな
り、第１の握り部25と第２の握り部47との相対回転移動
をより低減することが可能になる。
なお、この実施例では、第２の握り部47に柔軟性部材
49が固定した例について述べたが、かかる実施例に限定
されるものではなく、例えば、第１の握り部25に柔軟性
部材49を固定し、この柔軟性部材49に第２の握り部47を
挿入するようにしても良いことは勿論である。
49が固定した例について述べたが、かかる実施例に限定
されるものではなく、例えば、第１の握り部25に柔軟性
部材49を固定し、この柔軟性部材49に第２の握り部47を
挿入するようにしても良いことは勿論である。
第７図および第８図は、本考案の釣竿のリール脚固定
装置の第３の実施例を示すもので、この実施例では、第
２の握り部53の後部には、大径部55が一体形成され、こ
の大径部55が第１の握り部25の前端に当接可能とされて
いる。
装置の第３の実施例を示すもので、この実施例では、第
２の握り部53の後部には、大径部55が一体形成され、こ
の大径部55が第１の握り部25の前端に当接可能とされて
いる。
このような釣竿のリール脚固定装置では、第２の握り
部53を、第１の握り部25側に移動すると、先ず、第１の
柔軟性部材39と第２の柔軟性部材57のテーパ面43,45が
相互に当接し、この後、第２の握り部53の大径部55が、
第１の握り部25の前端に当接される。
部53を、第１の握り部25側に移動すると、先ず、第１の
柔軟性部材39と第２の柔軟性部材57のテーパ面43,45が
相互に当接し、この後、第２の握り部53の大径部55が、
第１の握り部25の前端に当接される。
以上のように構成された釣竿のリール脚固定装置にお
いても第１の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、まず、柔軟性部材39,57が相互
に当接し、この後、第１の握り部25と第２の握り部53と
が当接するため、柔軟性部材39,57および第１の握り部2
5と第２の握り部53との弾性作用により、第１の握り部2
5と第２の握り部53とをより確実に固定することが可能
となる。
いても第１の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、まず、柔軟性部材39,57が相互
に当接し、この後、第１の握り部25と第２の握り部53と
が当接するため、柔軟性部材39,57および第１の握り部2
5と第２の握り部53との弾性作用により、第１の握り部2
5と第２の握り部53とをより確実に固定することが可能
となる。
第９図は、本考案の釣竿のリール脚固定装置の第４の
実施例を示すもので、この実施例では、第１の握り部59
の外周にのみ柔軟性部材61が配置されている。
実施例を示すもので、この実施例では、第１の握り部59
の外周にのみ柔軟性部材61が配置されている。
そして、第１の握り部59の前端部には、第１の握り部
59より充分に外径の小さい第２の握り部63が挿入され、
この第２の握り部63の後端が、第１の握り部59の内側に
形成される環状突起65に当接されている。
59より充分に外径の小さい第２の握り部63が挿入され、
この第２の握り部63の後端が、第１の握り部59の内側に
形成される環状突起65に当接されている。
以上のように構成された釣竿のリール脚固定装置にお
いても第１の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、第２の握り部63の外周に柔軟性
部材61を配置していないため、構成を簡易なものにする
ことができ、また、第２の握り部63に手が当たることも
ない。
いても第１の実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
るが、この実施例では、第２の握り部63の外周に柔軟性
部材61を配置していないため、構成を簡易なものにする
ことができ、また、第２の握り部63に手が当たることも
ない。
なお、以上述べた実施例では、キャスティングハンド
ルタイプの釣竿に本考案を適用した例について述べた
が、本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、スピニングハンドルタイプの釣竿にも適用
できることは勿論である。
ルタイプの釣竿に本考案を適用した例について述べた
が、本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、スピニングハンドルタイプの釣竿にも適用
できることは勿論である。
また、以上述べた実施例では、第１の握り部25,59に
リール脚を固定するためのフード部を、テーパ面33によ
り一体形成した例について述べたが、本考案は、かかる
実施例に限定されるものではなく、フード部を別体で形
成しても良いことは勿論である。
リール脚を固定するためのフード部を、テーパ面33によ
り一体形成した例について述べたが、本考案は、かかる
実施例に限定されるものではなく、フード部を別体で形
成しても良いことは勿論である。
さらに、以上述べた実施例では、リール脚載置部11の
前端に第２の雄螺子部37を形成した例について述べた
が、本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、この第２の雄螺子部をリール脚載置部と別
体で形成しても良いことは勿論である。
前端に第２の雄螺子部37を形成した例について述べた
が、本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、この第２の雄螺子部をリール脚載置部と別
体で形成しても良いことは勿論である。
以上述べたように、本考案の釣竿のリール脚固定装置
では、竿本体に直接または間接的に形成されるリール脚
載置部のリール脚載置面の前後に、前側リール脚固定部
および後側リール脚固定部を形成するとともに、前側リ
ール脚固定部を、リール脚載置面側に配置される第１の
握り部と、この第１の握り部の前方に配置される第２の
握り部とにより構成し、第１の握り部の内周に形成され
る第１の雌螺子部を、リール脚載置部の外周に形成され
る第１の雄螺子部に螺合するとともに、第２の握り部の
内周に形成される第２の雌螺子部を、竿本体の外周に直
接または間接的に形成される第２の雄螺子部に螺合し、
前記第１の握り部および第２の握り部の外周に柔軟部材
を配置するとともに、両柔軟部材は緊締持に連続状態で
接続される外形形状をなしたので、リールとともに把持
部を把持しても把持性を阻害しないので把持し易く、把
持性、操作性の優れた、しかもリール脚を確実強固に固
定することができるという利点がある。
では、竿本体に直接または間接的に形成されるリール脚
載置部のリール脚載置面の前後に、前側リール脚固定部
および後側リール脚固定部を形成するとともに、前側リ
ール脚固定部を、リール脚載置面側に配置される第１の
握り部と、この第１の握り部の前方に配置される第２の
握り部とにより構成し、第１の握り部の内周に形成され
る第１の雌螺子部を、リール脚載置部の外周に形成され
る第１の雄螺子部に螺合するとともに、第２の握り部の
内周に形成される第２の雌螺子部を、竿本体の外周に直
接または間接的に形成される第２の雄螺子部に螺合し、
前記第１の握り部および第２の握り部の外周に柔軟部材
を配置するとともに、両柔軟部材は緊締持に連続状態で
接続される外形形状をなしたので、リールとともに把持
部を把持しても把持性を阻害しないので把持し易く、把
持性、操作性の優れた、しかもリール脚を確実強固に固
定することができるという利点がある。
第１図は本考案の釣竿のリール脚固定装置の第１の実施
例を示す側面図である。 第２図は第１図の前側リール脚固定部の詳細を示す縦断
面図である。 第３図は第２図のIII−III線に沿う横断面図である。 第４図は第２図のIV−IV線に沿う横断面図である。 第５図および第６図は本考案の釣竿のリール脚固定装置
の第２の実施例を示す縦断面図である。 第７図および第８図は本考案の釣竿のリール脚固定装置
の第３の実施例を示す縦断面図である。 第９図は本考案の釣竿のリール脚固定装置の第４の実施
例を示す縦断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 11……リール脚載置部 13……竿本体 15……リール脚載置面 17……前側リール脚固定部 19……後側リール脚固定部 25……第１の握り部 27……第２の握り部 29……第１の雌螺子部 31……第１の雄螺子部 35……第２の雌螺子部 37……第２の雄螺子部 39……第１の柔軟性部材 41……第２の柔軟性部材。
例を示す側面図である。 第２図は第１図の前側リール脚固定部の詳細を示す縦断
面図である。 第３図は第２図のIII−III線に沿う横断面図である。 第４図は第２図のIV−IV線に沿う横断面図である。 第５図および第６図は本考案の釣竿のリール脚固定装置
の第２の実施例を示す縦断面図である。 第７図および第８図は本考案の釣竿のリール脚固定装置
の第３の実施例を示す縦断面図である。 第９図は本考案の釣竿のリール脚固定装置の第４の実施
例を示す縦断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 11……リール脚載置部 13……竿本体 15……リール脚載置面 17……前側リール脚固定部 19……後側リール脚固定部 25……第１の握り部 27……第２の握り部 29……第１の雌螺子部 31……第１の雄螺子部 35……第２の雌螺子部 37……第２の雄螺子部 39……第１の柔軟性部材 41……第２の柔軟性部材。
Claims (1)
- 【請求項１】竿本体に直接または間接的に形成されるリ
ール脚載置部のリール脚載直面の前後に、前側リール脚
固定部および後側リール脚固定部を形成するとともに、
前記前側リール脚固定部を、前記リール脚載置面側に配
置される第１の握り部と、この第１の握り部の前方に配
置される第２の握り部とにより構成し、第１の握り部の
内周に形成される第１の雌螺子部を、前記リール脚載置
部の外周に形成される第１の雄螺子部に螺合するととも
に、第２の握り部の内周に形成される第２の雌螺子部
を、前記竿本体の外周に直接または間接的に形成される
第２の雄螺子部に螺合し、前記第１の握り部および第２
の握り部の外周に柔軟部材を配置するとともに、両柔軟
部材は緊締持に連続状態で接続される外形形状をなして
いることを特徴とする釣竿のリール脚固定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990119242U JPH081661Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 釣竿のリール脚固定装置 |
| US07/786,285 US5199207A (en) | 1990-11-14 | 1991-11-01 | Reel leg fixing apparatus for fishing rod |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990119242U JPH081661Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 釣竿のリール脚固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0474960U JPH0474960U (ja) | 1992-06-30 |
| JPH081661Y2 true JPH081661Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14756486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990119242U Expired - Fee Related JPH081661Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 釣竿のリール脚固定装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5199207A (ja) |
| JP (1) | JPH081661Y2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2717337B2 (ja) * | 1992-04-30 | 1998-02-18 | 富士工業株式会社 | 釣竿用リ−ルシ−ト |
| US5875581A (en) * | 1992-08-07 | 1999-03-02 | Shimano, Inc. | Reel seat |
| JP2540104Y2 (ja) | 1992-09-01 | 1997-07-02 | ダイワ精工株式会社 | リール固定部を有する釣竿 |
| JP2000041541A (ja) * | 1998-05-29 | 2000-02-15 | Daiwa Seiko Inc | リ―ル装着式釣竿 |
| US6067740A (en) * | 1998-12-17 | 2000-05-30 | Alley; F. William | Fishing rod reel seat assembly |
| JP4068388B2 (ja) * | 2002-02-07 | 2008-03-26 | メガバス株式会社 | 釣り竿 |
| US11497202B2 (en) * | 2015-03-31 | 2022-11-15 | Globeride, Inc. | Reel leg fixing apparatus |
| US20170112113A1 (en) * | 2015-07-14 | 2017-04-27 | Ben Huang | Modular fishing pole with interchangeable components |
| US10791723B2 (en) * | 2018-12-13 | 2020-10-06 | GLV International, LLC | Combination spinning reel seat handle system |
| JP7378778B2 (ja) * | 2019-11-27 | 2023-11-14 | メガバス株式会社 | 釣り竿 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH02973B2 (ja) * | 1978-04-28 | 1990-01-10 | Atochem |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3123931A (en) * | 1964-03-10 | Reel and ferrule lock for fishing rods | ||
| US4083141A (en) * | 1976-11-04 | 1978-04-11 | Axelson Fishing Tackle Mfg. Co., Inc. | Swaged integral butt and reel seat for fishing rod |
| FR2376624A1 (fr) * | 1977-01-10 | 1978-08-04 | Strateurop Sa | Porte-moulinet pour canne a peche |
| US4355480A (en) * | 1978-02-08 | 1982-10-26 | Ryobi, Ltd. | Reel mounting handle |
| US4578890A (en) * | 1984-03-19 | 1986-04-01 | Lew Childre & Sons, Inc. | Fishing rod foregrip and reel securement device |
| JPH0335098Y2 (ja) * | 1985-12-26 | 1991-07-25 | ||
| JPH02973U (ja) * | 1987-10-31 | 1990-01-08 | ||
| JPH0443015Y2 (ja) * | 1988-02-10 | 1992-10-12 | ||
| JPH056778Y2 (ja) * | 1988-02-18 | 1993-02-22 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP1990119242U patent/JPH081661Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-01 US US07/786,285 patent/US5199207A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02973B2 (ja) * | 1978-04-28 | 1990-01-10 | Atochem |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0474960U (ja) | 1992-06-30 |
| US5199207A (en) | 1993-04-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |