JP2004337105A - 釣竿用ガイド - Google Patents

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Abstract

【課題】支持プレート部の外周縁に縁枠を形成した支持体と、この支持体の環状の竿取り付け部内に嵌め付けた環状の竿保護部材との間の回動を防止する回り止め構造を備え、かつ、釣竿に強固にあるいは安定して取り付けることができる釣竿用ガイドを提供する。
【解決手段】竿保護環13の長さ方向一端部に周方向係合片15を一体的に形成する。周方向係合片15を、先端がガイドリング11に沿うようにして接触的状態となり、幅方向両端がそれぞれ縁枠17に接触的状態となって、支持プレート部5の付け根側に嵌り込むように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿に固定して取り付けられる、竿先に釣糸を導くための釣竿用ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
釣竿用リールから繰り出される釣糸を竿先に導くための釣竿用ガイドは、金属製の支持体と、この支持体に固定して取り付けられた耐摩耗性に優れるセラミック製等の釣糸用のガイドリングと、から構成される。支持体は、釣竿の外周に固定して取り付けられる竿取り付け部と、釣竿の外周から径方向外側に突出することとなるように、竿取り付け部に一体的に設けられた支持プレート部と、から形成され、釣糸用のガイドリングは支持プレート部に設けられた取り付け孔に接着剤を用いて固定される。支持体は、軽量化のために薄肉状に形成されるが、強度を確保するために、支持プレート部の外周縁部は絞り加工され、支持プレート部の外周縁に釣竿の長さ方向に僅かに突出する縁枠が一体的に形成される。
【0003】
支持体の竿取り付け部は、釣竿の長さ方向に延びる糸巻き固定部として構成されることもあるが、振り出し竿などに用いられる釣竿用ガイドでは、釣竿の外周に嵌め付けられる環状体として構成される場合も多い。そして、環状の竿取り付け部内には、釣竿用ガイドの固定取り付け時やスライド移動時に釣竿の外周面を傷付けないように、あるいは、釣竿用ガイドを釣竿に固定して取り付けやすくするために、環状のプラスチック製竿保護部材が通されて嵌められる。
【0004】
このような構成の釣竿用ガイドは、例えば振り出し竿の各竿部分の先端部に接着剤を用いて固定されて固定ガイドを構成する。また、このような構成の釣竿用ガイドは、振り出し竿の遊動ガイドとしても用いられる。使用時に遊動ガイドを釣竿に固定して取り付けるには、まず、釣竿用ガイドを竿尻側に向ってスライドして移動させる。振り出し竿のそれぞれの竿部分は、竿尻側に向ってテーパ状に緩く拡径しているので、釣竿用ガイドが、竿保護部材の内径と等しい外径の竿部分個所に移動すると、それ以上釣竿用ガイドを移動させることができなくなる。ここで、釣竿用ガイドを竿尻側に強く押すと、釣竿用ガイドは若干竿尻側にずれ、竿保護部材が竿部分にきつく嵌め付けられて固定されることとなる。
【0005】
ところで、釣竿用ガイドは、支持体、例えば支持プレート部の径方向外端部に大きな周方向の外力が加わっても、支持体が竿保護部材に対して回ってしまわないように構成されている必要がある。そこで、釣竿用ガイドには、竿保護部材と支持体との間の回動を確実に防止する回り止め構造が構成されていることが好ましい。このような回り止め構造としては、竿保護部材の外周面に長さ方向に延びる突部を形成するとともに、この突部に対応した切欠部を支持体の竿取り付け部に設けておき、突部が切欠部に嵌り込むように、竿保護部材を竿取り付け部内に嵌め込んでおくといったものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
実公平7−7726号公報(第2頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような回り止め構造を採用すると、切欠部の形成により竿取り付け部が拡径しやすくなっているので、釣竿に対する釣竿用ガイドの固定強度あるいは取り付け安定性が低下するおそれがある。
【0008】
そこで本発明は、支持プレート部の外周縁に縁枠が形成された支持体と、この支持体の環状の竿取り付け部内に通されて嵌められた環状の竿保護部材との間の回動を防止する回り止め構造を備え、かつ、釣竿に強固にあるいは安定して固定することができる釣竿用ガイドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明の釣竿用ガイドは、環状(筒状を含む)の竿取り付け部の長さ方向一端部、例えば長さ方向一端に支持プレート部が突出して一体的に形成された金属製支持体と、前記支持プレート部に設けられている取り付け孔内に固定された釣糸用のガイドリングと、前記竿取り付け部内に通されて嵌められた環状(筒状を含む)のプラスチック製竿保護部材と、を備え、前記支持プレート部の外周縁には長さ方向一方側に僅かに突出する縁枠が一体的に折り曲げ形成されている釣竿用ガイドであって、前記竿保護部材には、前記取り付け孔よりも付け根側で、前記支持プレート部の前記縁枠間に実質的に隙間なく嵌められた周方向係合片が一体的に設けられているものである。周方向係合片と支持プレート部の縁枠の幅方向一方側部分及び他方側部分との間には隙間が形成されていないので、あるいは実質的に隙間が形成されていないので、周方向係合片と支持プレート部の縁枠とは、周方向に係合した状態となっている。したがって、支持プレート部あるいは支持体は、竿保護部材に対して周方向に回り止めされている。縁枠は、例えば竿先側に僅かに突出するように形成される。
【0010】
ところで、環状の竿取り付け部は、釣竿用ガイドを軽量のものとするために、長さ方向に短く形成されるが、振り出し竿の各竿部分の先端部に固定される固定ガイドでは、使用時に、竿部分の先端開口周辺が、この竿部分に嵌められている小径の竿部分から加えられる径方向外側への変形力によって簡単に割れてしまわないように、支持体の短い環状の竿取り付け部が、竿保護部材の長さ方向一端側に配置され、例えば竿部分の先端を覆っていることが好ましい。また、振り出し竿に設けられる遊動ガイドでも、竿部分への固定取り付け時に、竿保護部材が長さ方向全長にわたって竿部分の外周面と密着し、安定した固定状態が確保されることとなるように、やはり、支持体の短い環状の竿取り付け部が、竿保護部材の長さ方向一端側に配置されていることが効果的である。支持体の環状の竿取り付け部が、竿保護部材の長さ方向他方側に配置されていると、固定取り付け時に、竿保護部材の長さ方向一方側が竿部分の外周からわずかに浮き上がってしまうおそれ、あるいはわずかに浮き上がりぎみとなってしまうおそれがある。したがって、支持体、すなわち竿取り付け部を、竿保護部材の長さ方向一端側に偏って配置できるように、周方向係合片を、竿保護部材の長さ方向一端部あるいは先端部に設けておくことが得策である。
【0011】
支持体の支持プレート部は、釣糸のからみを防止するために、長さ方向一方側あるいは竿先側又は先端側に傾斜しながら径方向外側に延びるように形成される場合がある。この場合には、周方向係合片も、長さ方向一方側あるいは竿先側又は先端側に傾斜しながら径方向外側に延びるように設けられることとなる。ここで、周方向係合片の内端の少なくとも幅方向中央部が、竿保護部材の長さ方向一方側端から突出するように、周方向係合片が竿保護部材に設けられていれば、支持体、すなわち竿取り付け部を、より長さ方向一端側に偏って竿保護部材に配置することが可能となる。
【0012】
あるいは、周方向係合片を、竿保護部材の、外周面又は外周から長さ方向一方側端面にかけての部分に接続しておいても、支持体、すなわち竿取り付け部を、より長さ方向一端側に偏って竿保護部材に配置することができる。ここで、周方向係合片の長さ方向一方側面の内端が、少なくとも幅方向中央で竿保護部材の長さ方向一方側端面の開口と一致するようにしておけば、支持体、すなわち竿取り付け部を、一層長さ方向一端側に偏って竿保護部材に配置できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明に係る第1の釣竿用ガイドの斜視図、図2は第1の釣竿用ガイドの分解斜視図、図3は第1の釣竿用ガイドの別の分解斜視図、図4は第1の釣竿用ガイドの断面図である。
【0015】
第1の釣竿用ガイド1は、磯釣用振り出し竿の大径の竿部分に用いられる遊動ガイドであり、竿取り付け環3(竿取り付け部)及びこの竿取り付け環3に一体的に形成された支持プレート部5を有する金属製の支持体7と、支持プレート部5に設けられた取り付け孔9内に固定されたセラミック製のガイドリング11と、支持体7の竿取り付け環3内に通されて嵌められた、あるいは嵌め込まれたプラスチック製の竿保護環13(竿保護部材)と、を備えていて、竿保護環13には、竿保護環13の肉厚とほぼ等しい厚さの周方向係合片15が一体的に設けられている。
【0016】
支持体7の竿取り付け環3は、直径のほぼ7分の1の長さを有するような短い、かつ薄肉の環状体として構成されている。支持体7の支持プレート部5は、長方形の先端側(外端側)を半円状に形成したような形状を有し、竿取り付け環3の直径のほぼ3分の2の幅に形成されていて、径方向外側に向って長さ方向一方側又は竿先側に傾斜して延びるように、竿取り付け環3の長さ方向(軸方向)一端に折り曲げ形成されている。支持プレート部5の外周縁には、ほぼ全体にわたって長さ方向一方側又は竿先側に僅かに突出する縁枠17が折り曲げ形成されていて、このような支持体7は、プレート状の金属素材を絞り加工することにより構成されている。
【0017】
取り付け孔9は支持プレート部5の先端寄り又は外端寄りに設けられ、ガイドリング11は接着剤を用いてこの取り付け孔9内に固定されている。ガイドリング11は、内周側が円弧状に膨らみ、外周側が直線状に平坦となっている断面形状を有している。
【0018】
竿保護環13は、竿取り付け環3の内径とほぼ等しい外径及び竿取り付け環3の長さのほぼ3.5倍の長さを有する薄肉の環状体又は筒状体として構成されていて、この竿保護環13の外周面又は外周の長さ方向一方側部は、長さ方向他端19が竿保護環13の外周面から僅かに張り出し、かつ、長さ方向一方側に向って僅かに円筒状に延びてからテーパ状に縮径するストッパ部21として形成され、竿保護環13の外周面又は外周の長さ方向他端寄りには、長さ方向一端23が竿保護環13の外周面から僅かに張り出し、かつ、長さ方向他方側に向ってテーパ状に縮径する、ストッパ部21とほぼ同一の長さの案内抜け止め部25が形成されている。したがって、竿保護環13の外周面又は外周には、ストッパ部21の長さ方向他端19と、案内抜け止め部25の長さ方向一端23との間に、短い竿取り付け環3の長さとほぼ同一の幅及び竿取り付け環3の内径とほぼ同一の外径の嵌め込み環状溝27が設けられていることとなる。なお、案内抜け止め部25の長さ方向他方側には、ストッパ部21、したがって案内抜け止め部25とほぼ同一の長さの円筒状部29が連続して設けられている。
【0019】
竿保護環13のストッパ部21には、全周のほぼ3分の1の周方向長さにわたる切り欠き状の凹部31が形成されていて、この切り欠き状の凹部31は、嵌め込み環状溝27と共通面を形成している。周方向係合片15は、付け根端(内端)が切り欠き状の凹部31内に位置するように、あるいは付け根端の長さ方向他方側が切り欠き状の凹部31内に位置するように、竿保護環13の長さ方向一端部に一体的に形成されていて、支持プレート部5に対応するように、径方向外側に向って長さ方向一方側又は竿先側に傾斜して延びている。周方向係合片15は、長方形の先端辺(外端辺)を、ガイドリング11の外径とほぼ同一の曲率半径で円弧状に凹ませたような形状を有し、支持プレート部5の付け根側の縁枠17間(縁枠17の幅方向一方側部分及び他方側部分間)とほぼ同一の幅に形成されていて、支持プレート部5の付け根側の、ガイドリング11及び縁枠17間のスペースに隙間なく嵌り込むように構成されている。すなわち、周方向係合片15は、先端側がガイドリング11に沿うようにして接触的状態となり、幅方向両端がそれぞれ縁枠17に接触的状態となって、支持プレート部5の付け根側に嵌り込むように構成されている。
【0020】
周方向係合片15の長さ方向一方側面33は、付け根側端(内端)35が、幅方向両端部で、竿保護環13の長さ方向一端37に接続され、幅方向中央部を含んだ幅方向中間で、竿保護環13の長さ方向一端よりも長さ方向一方側に突出している。すなわち、周方向係合片15の内端の、幅方向中央部を含んだ幅方向中間は、竿保護環13の長さ方向一端よりも長さ方向一方側又は竿先側に突出している。周方向係合片15の長さ方向他方側面39は、幅方向中央に向って漸次長さ方向他方側に膨らむように形成され、この長さ方向他方側面39の付け根端(内端)41は、切り欠き状の凹部31の長さ方向一端部(竿保護環13の長さ方向一端部)に接続されているが、長さ方向他方側面39には、支持プレート部5の内面(長さ方向一方側面)とこの長さ方向他方側面39とが全体的に接触することとなるように、平面部43が設けられている。なお、ここでは、周方向係合片15の付け根側端あるいは付け根側端面45により、竿保護環13の竿通し孔47(開口)の一部が多少長さ方向一方側に延長されている。
【0021】
竿保護環13は、竿取り付け環3が嵌め込み環状溝27内に嵌り込んで長さ方向に位置決めされ、支持プレート部5の付け根端部が切り欠き状の凹部31内に入り込んで周方向に位置決めされ、そして、周方向係合片15が支持プレート部5の付け根側に嵌り込むようにして、竿取り付け環3内に通されて嵌め付けられ、支持体7に取り付けられる。竿保護環13を支持体7に取り付けたときには、竿取り付け環3は、短いストッパ部21の長さ方向他方側に配置され、竿保護環13の長さ方向一端部に位置している。
【0022】
竿保護環13の取り付けは、支持プレート部5の取り付け孔9内にガイドリング11を固定した後に行われる。ガイドリング11を取り付け孔9内に固定するときには、通常、支持プレート部5の付け根側内面に接着剤が流れ出すように、支持プレート部5の取り付け孔9に接着剤が塗布されるので、周方向係合片15は支持プレート部5に、または周方向係合片15の長さ方向他方側面39は支持プレート部5(支持プレート部5の内面)に接着されることとなる。なお、周方向係合片15と支持プレート部5との接着時に接着剤が多量にはみ出てしまうといったことを防止するために、平面部43部分を窪みとして形成し、周方向係合片15の長さ方向他方側面39と支持プレート部5の内面との間に空隙を構成して、この空隙を接着剤溜めとして機能させてもよい。周方向係合片15は、支持プレート部5の付け根側に隙間なく嵌り込むので、例えば接着剤の接着強度が不十分であっても、支持体7が竿保護環13に対して回動することが確実に阻止され、また、支持プレート部5の付け根側に海水などが滞留してしまうことが防止される。そして、周方向係合片15により、支持プレート部5の長さ方向一方側への倒れるような変形に対する強度が増すこととなるが、第1の釣竿用ガイド1を振り出し竿の竿部分に固定して取り付けたときには、周方向係合片15の付け根側端面45が、釣竿の外周面に接触するので、周方向係合片15の倒れ変形が防止される。したがって、支持プレート部5の長さ方向一方側への倒れるような変形に対する強度がさらに増している。
【0023】
図5は本発明に係る第2の釣竿用ガイドの斜視図、図6は第2の釣竿用ガイドの分解斜視図、図7は第2の釣竿用ガイドの別の分解斜視図、図8は第2の釣竿用ガイドの断面図である。
【0024】
第2の釣竿用ガイド49は、磯釣用振り出し竿の小径の竿部分に用いられる遊動ガイドであり、竿取り付け環51(竿取り付け部)及びこの竿取り付け環51に一体的に形成された支持プレート部53を有する金属製の支持体55と、支持プレート部53に設けられた取り付け孔57内に固定されたセラミック製のガイドリング59と、支持体55の竿取り付け環51内に嵌め込まれたプラスチック製の竿保護環61(竿保護部材)と、を備えていて、竿保護環61には、竿保護環61の肉厚とほぼ等しい厚さの周方向係合片63が一体的に設けられている。
【0025】
支持体55の竿取り付け環51は、直径のほぼ2分の1の長さを有するような短い、かつ比較的薄肉の環状体として構成されている。支持体55の支持プレート部53は、長方形の先端側(外端側)を半円状に形成したような形状を有し、竿取り付け環51の直径とほぼ等しい幅に形成されていて、径方向外側に向って長さ方向一方側に傾斜して延びるように、竿取り付け環51の長さ方向(軸方向)一端に折り曲げ形成されている。支持プレート部53の外周縁には、ほぼ全体にわたって長さ方向一方側又は竿先側に僅かに突出する縁枠65が折り曲げ形成されていて、このような支持体55は、プレート状の金属素材を絞り加工することにより構成されている。
【0026】
取り付け孔57は支持プレート部53の先端寄り又は外端寄りに設けられ、ガイドリング59は接着剤を用いてこの取り付け孔57内に固定されている。ガイドリング59は、内周側が円弧状に膨らみ、外周側が直線状に平坦となっている断面形状を有している。
【0027】
竿保護環61は、竿取り付け環51の内径とほぼ等しい外径及び竿取り付け環51の長さのほぼ2.5倍の長さを有する比較的厚肉の環状体又は筒状体として構成されていて、この竿保護環61の外周面又は外周の長さ方向一方側部は、長さ方向他端67が竿保護環61の外周面から僅かに張り出し、かつ、長さ方向一方側に向って僅かに円筒状に延びてからテーパ状に縮径するストッパ部69として形成され、竿保護環61の外周面又は外周の長さ方向他端寄りには、長さ方向一端71が竿保護環61の外周面から僅かに張り出し、かつ、長さ方向他方側に向ってテーパ状に縮径する、ストッパ部69とほぼ同一の長さの案内抜け止め部73が形成されている。したがって、竿保護環61の外周面又は外周には、ストッパ部69の長さ方向他端67と、案内抜け止め部73の長さ方向一端71との間に、短い竿取り付け環51の長さとほぼ同一の幅及び竿取り付け環51の内径とほぼ同一の外径の嵌め込み環状溝75が設けられていることとなる。なお、案内抜け止め部73の長さ方向他方側には、ストッパ部69、したがって案内抜け止め部73とほぼ同一の長さの円筒状部77が連続的に設けられている。
【0028】
竿保護環61のストッパ部69には、全周のほぼ3分の1の周方向長さにわたる切り欠き状の凹部79が形成されていて、この切り欠き状の凹部79は、嵌め込み環状溝75と共通面を形成している。周方向係合片63は、付け根端が切り欠き状の凹部79内に位置するように、竿保護環61の長さ方向一端部に一体的に形成されていて、支持プレート部53に対応するように、径方向外側に向って長さ方向一方側又は竿先側に傾斜して延びている。周方向係合片63は、正方形に近い長方形の先端辺部(外端辺部)を、ガイドリング59の外径とほぼ同一の曲率半径で円弧状に凹ませたような形状を有し、支持プレート部53の付け根側の縁枠65間(縁枠65の幅方向一方側部分及び他方側部分間)とほぼ同一の幅に形成されていて、支持プレート部53の付け根側の、ガイドリング59及び縁枠65間のスペースに隙間なく嵌り込むように構成されている。すなわち、周方向係合片63は、先端側がガイドリング59に沿うようにして接触的状態となり、幅方向両端がそれぞれ縁枠65に接触的状態となって、支持プレート部53の付け根側に嵌り込むように構成されている。
【0029】
周方向係合片63の長さ方向一方側面81はほぼフラットに形成され、この長さ方向一方側面81の付け根端83は、幅方向両端部がストッパ部69上に接続されるとともに、幅方向中央部又は幅方向中間部が竿保護環61の長さ方向一方側の環状端面85(長さ方向一方側端面)上に直線状に接続されるように配置されていて、幅方向中央87で竿保護環61の竿通し孔89(開口)と接している。周方向係合片63の長さ方向他方側面91も、支持プレート部53の内面(長さ方向一方側面)とこの長さ方向他方側面91とが全体的に接触することとなるように、平面部93を有してほぼフラットに形成され、この長さ方向他方側面91の付け根端(内端)95は、切り欠き状の凹部79の長さ方向中間部(竿保護環61の長さ方向一端部)に接続されていて、周方向係合片63は、竿保護環61の外周面又は外周から長さ方向一方側の環状端面85にかけての部分に接続されている。
【0030】
竿保護環61は、竿取り付け環51が嵌め込み環状溝75内に嵌り込んで長さ方向に位置決めされ、周方向係合片63が支持プレート部53の付け根側に嵌り込むようにして、竿取り付け環51内に通されて嵌め付けられ、支持体55に取り付けられる。竿保護環61を支持体55に取り付けたときには、竿取り付け環51は、短いストッパ部69の長さ方向他方側に配置され、竿保護環61の長さ方向一端部に位置している。
【0031】
竿保護環61の取り付けは、第1の釣竿用ガイド1の場合と同様に行われる。したがって、周方向係合片63は支持プレート部53に、または周方向係合片63の長さ方向他方側面91は支持プレート部53(支持プレート部53の内面)に接着されることとなる。なお、周方向係合片63と支持プレート部53との接着時に接着剤が多量にはみ出てしまうといったことを防止するために、平面部93部分を窪みとして形成し、周方向係合片63の長さ方向他方側面91と支持プレート部53の内面との間に空隙を構成して、この空隙を接着剤溜めとして機能させてもよい。周方向係合片63は、支持プレート部53の付け根側に隙間なく嵌り込むので、例えば接着剤の接着強度が不十分であっても、支持体55が竿保護環61に対して回動することが確実に阻止され、また、支持プレート部53の付け根側に海水などが滞留してしまうことが防止される。さらに、周方向係合片63により、支持プレート部53の長さ方向一方側への倒れるような変形に対する強度が増すこととなる。なお、第2の釣竿用ガイド49を振り出し竿の竿部分に固定して取り付けたときに、周方向係合片63の倒れ変形が十分防止されるように、周方向係合片63の長さ方向一方側面81の付け根端83が、適当な周方向長さにわたって、竿通し孔89と一致するように、あるいは竿通し孔89に沿うように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、釣竿への取り付け安定性に優れ、しかも支持体が竿保護部材に対して回動してしまうといったことのない釣竿用ガイドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の釣竿用ガイドの斜視図である。
【図2】第1の釣竿用ガイドの分解斜視図である。
【図3】第1の釣竿用ガイドの別の分解斜視図である。
【図4】第1の釣竿用ガイドの断面図である。
【図5】本発明に係る第2の釣竿用ガイドの斜視図である。
【図6】第2の釣竿用ガイドの分解斜視図である。
【図7】第2の釣竿用ガイドの別の分解斜視図である
【図8】第2の釣竿用ガイドの断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 第1の釣竿用ガイド
3、51 竿取り付け環(竿取り付け部)
5、53 支持プレート部
7、55 支持体
9、57 取り付け孔
11、59 ガイドリング
13、61 竿保護環(竿保護部材)
15、63 周方向係合片
17、65 縁枠
49 第2の釣竿用ガイド

Claims (5)

  1. 環状の竿取り付け部の長さ方向一端部に支持プレート部が突出して一体的に形成された金属製支持体と、前記支持プレート部に設けられている取り付け孔内に固定された釣糸用のガイドリングと、前記竿取り付け部内に通されて嵌められた環状のプラスチック製竿保護部材と、を備え、前記支持プレート部の外周縁には長さ方向一方側に僅かに突出する縁枠が一体的に折り曲げ形成されている釣竿用ガイドであって、
    前記竿保護部材には、前記取り付け孔よりも付け根側で、前記支持プレート部の前記縁枠間に実質的に隙間なく嵌められた周方向係合片が一体的に設けられている、ことを特徴とする釣竿用ガイド。
  2. 前記周方向係合片は、前記竿保護部材の長さ方向一端部に設けられている、ことを特徴とする請求項1記載の釣竿用ガイド。
  3. 前記周方向係合片は、長さ方向一方側に傾斜しながら径方向外側に延びていて、
    前記周方向係合片の内端の少なくとも幅方向中央部は、前記竿保護部材の長さ方向一方側端から突出している、ことを特徴とする請求項2記載の釣竿用ガイド。
  4. 前記周方向係合片は、長さ方向一方側に傾斜しながら径方向外側に延びていて、
    前記竿保護部材の、外周面又は外周から長さ方向一方側端面にかけての部分に接続されて設けられている、ことを特徴とする請求項2記載の釣竿用ガイド。
  5. 前記周方向係合片の長さ方向一方側面の内端は、少なくとも幅方向中央で、前記竿保護部材の前記長さ方向一方側端面の開口と一致している、ことを特徴とする請求項4記載の釣竿用ガイド。
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