JP4616204B2 - 釣竿用導糸環 - Google Patents

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Description

本発明は、外通し型の釣竿用導糸環や両軸受リールのレベルワインド案内環として使用されるガイドリングに関するものである。
外通し型の釣竿用導糸環は、通常、硬質なガイドリングと、該ガイドリングが内嵌されたリング保持部と、該リング保持部を竿体に取り付けるための取付部とから構成されている。
そして、従来は、ガイドリングはリールから引き出された釣糸をスムーズに案内するために真円形に形成され、且つ竿軸方向に対して垂直に立った姿勢で竿体に取り付けられているものが多かった。
しかしながら、その場合にはガイドリング保持部が竿体に対して垂直に立った姿勢となるので、一旦糸絡みが発生すると容易には解除できない。
そのため、最近では糸絡みが発生しても容易に解除できるように、竿先側に対して倒れ方向に傾斜した状態で竿体に取り付けるタイプの釣竿用導糸環が提案されている。
このタイプの釣竿用導糸環では、釣糸をスムーズに案内するために、竿軸方向にガイドリングの導通孔を見た場合の見かけ形状が略真円形となるように、該ガイドリングの導通孔は長円形となっている。また、釣糸用ガイド部材の軽量化を図るために、ガイドリングの外周縁は通常導通孔と相似形に形成されている。
特開平10−136840号公報
ところで、ガイドリングの素材には高い磨耗性と小さい摩擦抵抗を共に備えることが要求されているので、通常はセラミックなどの硬質材料が使用されている。
一方、リング保持部は取付部と共に、通常、一枚の金属製板状材からプレス成形により一体に形成されている。
従って、異種の硬度材料からなるガイドリングをガイドリング保持部の嵌合孔に圧入して内嵌することになるが、圧入時に嵌合孔の孔縁面全体が接合面となって圧入荷重がかかると、少しの圧入代でも大きな圧入荷重を伴う。大きな圧入荷重を伴うと、セラミックは靭性が低いためガイドリングに割れが発生し、歩留まりが大幅に低下する。
そのため、接合面での圧入荷重の増大を抑えることができる圧入構造として、特許文献1に示すように、リング保持部の嵌合孔の孔縁に圧入突起を形成して、ガイドリングとリング保持部とが部分的に接合したものが製造されている。
ところで、図9(1)に示すように、特許文献1の圧入突起はリング保持部101の嵌合孔の長円形の孔縁のうち円弧部分103ではなく、左右両側の直線部分110に形成されていた。それは以下の理由による。
図9(1)に示すように、ガイドリング107の外周縁は長円形の導通孔に対応してそれと相似形の長円形(円弧径:r0、円弧の原点O、中心点p)に設定されているので、中心点(p)からガイドリング107の外周縁のうち円弧部分109までの距離は同じではない。例えば、図9(1)に示す正常内嵌め状態で、中心点(p)から右上の圧入突起105に当たっている円弧弧部分109までの距離を(a)とし、その若干左側の円弧部分109までの距離を(x)とすると、x>aとなる。また、中心点(p)から右下の圧入突起105に当たっている円弧弧部分109までの距離を(b)とし、その若干上側の円弧部分109までの距離を(y)とすると、b>yとなる。
従って、図9(2)のように圧入角度がずれると、右上(及び左下)の圧入突起105には距離(a)より大きい距離(x)の円弧部分109が当たることになり、その部分では圧入荷重が所定以上に大きくなり、ガイドリングが割れることがある。それとは逆に、右下(及び左上)の圧入突起105には距離(b)より小さい距離(y)の円弧部分109が対向することになり、円弧部分109と圧入突起105の間に場合によっては隙間が生じる。このように嵌合いのバランスが崩れると、所望の嵌合強度が得られないだけでなく、ガイドリングが割れたり、保持部101が変形するなど、製品の歩留まりが下がってしまう。
そのため、リング保持部101の円弧部分103がアーチ形状効果による強度的には最も変形しにくい部分であるので、この部分に圧入突起105を形成するのが望ましいが、上記理由によりこの部分には圧入突起105が形成できずにいた。
その結果として、リング保持部101の変形し易い直線部分110付近に衝撃などが加わるとガイドリング107がガイド保持部101から容易に外れたり、割れたり、する問題があった。
上記した課題は、外通し型の釣竿用導糸環に限らず、両軸受リールのレベルワインド案内環として使用されるものにも共通して内在していたものである。
それ故、本発明は、上記課題を解決するために、釣糸が導通される長円形のガイドリングが内嵌された嵌合孔を有するリング保持部を備える釣竿用導糸環において、リング保持部の嵌合孔の孔縁のうち円弧部分に圧入突起が形成されても、上記したような圧入時の不都合が無いものを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、釣糸が導通されるガイドリングが圧入されて内嵌された嵌合孔を有するリング保持部を備える釣竿用導糸環において、前記リング保持部の嵌合孔の孔縁は円弧径の中心点が一致し、且つその中心線が長径をなして対向する2つの同心円弧部分を有する長円形をなし、しかも、前記各同心円弧部分には内方に向かって突出する圧入突起が形成されている、
ことを特徴とする釣竿用導糸環である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した釣竿用導糸環において、同心円弧部分のうち少なくとも一部には圧入突起の形成されていない非形成部分が存在することを特徴とする釣竿用導糸環である。
請求項3の発明は、請求項2に記載した釣竿用導糸環において、対向する2つの同心円弧部分にはそれぞれ圧入突起の形成されていない非形成部分が存在することを特徴とする釣竿用導糸環である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した釣竿用導入環において、対向する2つの同心円弧部分の円弧径は同じであることを特徴とする釣竿用導糸環である。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載した釣竿用導糸環において、孔縁には同心円弧部分の中心線を挟んで平行に直線状に延びる2つの直線部分が含まれていることを特徴とする釣竿用導糸環である。
請求項6の発明は、請求項5に記載した釣竿用導糸環において、2つの直線部分には圧入突起が形成されていないことを特徴とする釣竿用導糸環である。
本発明の釣竿用導糸環によれば、リング保持部の嵌合孔の孔縁のうち円弧部分に圧入突起が形成されているが、圧入角度が若干ずれても、所定の圧入荷重でバランス良く嵌合できる。従って、結果的に、直線部分に圧入突起を形成した場合より、高い固定強度でガイドリングをガイド保持部に固定された製品を歩留まり高く作り出すことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る釣竿用導糸環1を、図面に従って説明する。
図1、図2に示すように、この釣竿用導糸環1は外通し型であり、竿体3の外周面5に取り付けられている。
釣竿用導糸環1のガイドリング7は釣糸(S)が導通される導通孔8を有し、リング保持部11にはガイドリング7が内嵌される嵌合孔9を有している。さらに、釣竿用導糸環1には、リング保持部11と、竿体3の外周面5に取り付けられる取付部としての取付足13が備えられている。
ガイドリング7はセラミック等の硬質材料で形成されている。
リング保持部11と取付足13は、1枚の金属製の平面的な板状材から一体的に形成されている。先ずプレス加工により所定のフレーム形状に打ち抜かれ、更に曲げ加工が施されて所定の立体形状に成形されている。
取付足13は竿体3の外周面5に着座させた状態で固定される。また、リング保持部11は取付足13から立上るように位置している。リング保持部11は取付足13が取り付けられる竿体3の竿先側へ向けて傾倒している。
そして、図示は省略するが、取付足13が竿体3の外周面5に当接された後に、取付足13の外周面を覆うように、ガイド固定糸が巻かれた後、接着剤樹脂が含浸されて固定される。
以下、ガイドリング7とリング保持部11の寸法及び位置関係を、ガイドリング7の形成・リング保持部11への内嵌め工程に従って説明する。
ガイドリング7は長円形をなしており、長円形の導通孔8が設けられている。そして、リング保持部11の嵌合孔9の孔縁19も長円形をなしており、ガイドリング7の外周縁17より若干大きいが、互いに相似形になっている。
先ず、図3(1)に示すように、真円形のリングガイド素材に先ず釣糸(S)が通る導通孔8を形成する。この導通孔8の大きさを画定する内周縁15は長円形をなしている。ガイドリング7の内周縁15の長円形の直線部分の長さは、リング保持部11の傾斜角度に対応して決定する。決定された長円形の長軸を長軸L、短軸を短軸Sと定義する。
次に、図3(2)に示すように、この真円形の素材の左右両側部分を導通孔8の内周縁15の直線部分に平行に除去し、さらに、図3(3)に示すように、円弧部分と直線部分との間の部分に丸みを付けるために、四隅を除去し、丸み部分25を形成する。図3(3)で丸みを付けたために、最終的な同心円弧部分23は図3(2)での同心円弧部分より若干小さくなっている。
このようにして得られたガイドリング7の外周縁17は、内周縁15と似た形状ではあるが、厳密には相似形になっていない。
ガイドリング7の外周縁17の各円弧部分21と各直線部分27は長軸(L)および短軸(S)の両軸方向において線対称になっている。各円弧部分21は、同心円弧部分23とその両側端部に位置する小さい丸み部分25とからなっている。
同心円弧部分23の中心線は長軸(L)上にあり、長径をなしている。また、対向する同心円弧部分23の中心点pと円弧径rは一致している。
丸み部分25は同心円弧部分23から直線部分27に滑らかに移行するように合計して4箇所形成されたものであり、その円弧径はいずれも同じである。
2つの直線部分27は長軸(L)に対して互いに平行に、即ち等距離だけ離間して直線状に延びている。その中心線は短軸(S)上にあり、中心点pと交わっている。
図3(5)に示す様に、リング保持部11の嵌合孔9の孔縁19は、上記したガイドリング7の外周縁17と相似形になっている。即ち、孔縁19のうち、ガイドリング7が内嵌められたときに、その同心円弧部分23が対向する部分が同心円弧部分28となっている。
符号29は圧入突起を示す。この圧入突起29はリング保持部11の嵌合孔9の孔縁19のうち同心円弧部分28から内方に向かって突出するように形成されている。
各圧入突起29は略台形をしており、内方側が若干幅狭になっている。圧入突起29は、同じ寸法のものが、各同心円弧部分28に2個ずつ、合計4個互いに離間して形成されている。
圧入突起29は、長軸(L)および短軸(S)の両軸方向において線対称に互いに離間して形成されている。従って、同心円弧部分28のうち圧入突起29の形成されていない部分、即ち非形成部分は、図3(6)に示す様に圧入突起29側から見ると凹部31となる。
また、孔縁19のうちその余の直線部分及びその両端の丸み部分も同様に凹部33となる。
図3(5)、(6)に示すように、ガイドリング7をリング保持部11に圧入すると、ガイドリング7の同心円弧部分23が圧入突起29を外方に向けて押圧して圧入突起29の間に収まる。嵌合時には、リング保持部11が若干外方に膨らむ。
凹部31、33は圧入時の逃げ部となり、圧入突起29に掛かる圧入荷重はより低くなるので、圧入代をなす圧入突起29の突出高さ寸法を高精度に出す必要がなくなる。
図3(6)は正確な圧入角度でガイドリング7が圧入されたときの状態を示しているが、同心円弧部分23では中心点pからガイドリング7の外周縁17までの距離はどこでも同じなので、ガイドリング7の圧入時に圧入角度が若干ずれても、図4に示すように、外周縁17がリング保持部11の凹部33の底部の孔縁19に接触するまでは圧入荷重は変化しない。
従って、ガイドリング7の圧入角度が若干ずれても、リング保持部11にバランス良く内嵌めできる。
なお、図示は省略するが、圧入してガイドリング7を内嵌した後に、接合面を覆うように接着剤を塗布して補強する。
本発明の第2〜6の実施の形態に係る外通し型釣竿用導糸環を、図5に示す。
これらは、第1の実施の形態に係るものと、圧入突起の幅形状や配置位置や形成数が異なるだけであり、相違点に絞って説明する。
図5(1)は、上方の同心円弧部分に関して、その中間点に1個だけ圧入突起41が形成されている点が異なる。
図5(2)は、下方の同心円弧部分に関して、その中間点に1個だけ圧入突起43が形成されている点が異なる。
図5(3)は、下方の同心円弧部分に関して、その部分全体にわたって大きい1個の圧入突起45が形成されている点が異なる。
図5(4)は、上方の同心円弧部分に関して、その部分全体にわたって大きい1個の圧入突起47が形成されている点が異なる。
図5(5)は、上方および下方の両方同心円弧部分に関して、その部分全体にわたって大きい1個の圧入突起45、47がそれぞれ形成されている点が異なる。
上記したように、嵌合バランスが取れれば、圧入突起の形状や配置位置や形成数は特に限定されない。
本発明の第7の実施の形態に係る外通し型釣竿用導糸環に使用できる第1の種類のガイドリング49を、図6(1)に示す。
第1の実施の形態に係るガイドリング7との相違点に絞って説明する。
対向する直線部分50は長軸(L)に互いに平行にではなく、上方に行くほど互いに接近するように山状に形成されている。
このようにガイドリング49の外周縁を形成すれば、相似するリング保持部の孔縁の直線部分も山状に形成でき、結果としてリング保持部の外周部も山状に形成できるので、糸絡みが発生しても一層容易に解除することができる。
本発明の第7の実施の形態に係る外通し型釣竿用導糸環に使用できる第2の種類のガイドリング51を、図6(2)に示す。
第1の実施の形態に係るガイドリング7との相違点に絞って説明する。
対向する同心円弧部分の円弧径は同じではなく、上方の同心円弧部分の円弧径rより下方の同心円弧部分の円弧径r’の方が大きく、相似するリング保持部52の嵌合孔の孔縁の対向する同心円弧部分も、上方の同心円弧部分の円弧径より下方の同心円弧部分の円弧径の方が大きくなるが、各同心円弧部分は1つの円弧径により構成されているので、第1の実施の形態と同様に、ガイドリング51の圧入時に圧入角度が若干ずれても、所定の圧入荷重でバランス良く嵌合できる。
本発明の第8、9の実施の形態に係る外通し型釣竿用導糸環に使用できるガイドリング57、62を、図7に示す。
図7(1)に示すガイドリング57は、真円形外周縁53を有するリングガイド素材の左右両側部を細長い長円形の導通孔54に合わせて切断して、直線部分55を形成し、さらに直線部分55と真円形外周縁53との間の鋭角部分を除去して丸み部分56を設けたものである。
図7(2)に示すガイドリング62は、真円形外周縁53を有するリングガイド素材の左右両側部を真円形に近い長円形の導通孔59に合わせて切断して、直線部分60を形成し、さらに直線部分60と真円形外周縁53との間の鋭角部分を除去して丸み部分61を設けたものである。
このように、同じ寸法のガイドリング素材から、中心点pから直線部分55、60までの距離を調整することで、導通孔54、59の形状に合わせたガイドリング57、62を製造できる。
本発明の第10の実施の形態に係る両軸受リールの案内環73を、図8に従って説明する。
図8に示す両軸受リール71は、リール本体の側板間に回転自在に支持されたスプールに釣糸を平行に巻いたり、繰り出したりするものであり、ハンドルの回転に連動して左右に往復するレベルワインドと呼ばれる案内環73が設けられている。
この案内環73は釣糸が導通されるガイドリング75と、リング保持部77とを備えており、ガイドリング75はリング保持部77の嵌合孔79に内嵌めされている。ガイドリング75やリング保持部77は第1の実施の形態と同様の部材で形成される。
案内環73は、スプールの糸巻量により、繰り出し時あるいは巻き取り時に釣糸の高さが変化する為、長円形になっている。
従って、このガイドリング75の外周縁やリング保持部77の嵌合孔79の孔縁の形状と、圧入突起81の配置場所を第1の実施の形態と同様の方針で設定することにより、同様の効果を達成できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、ガイドリングの断面形状は特に限定されない。
また、第1の実施の形態では、取付足は先端側で2つに分かれているが、分かれずにそのままリング保持部に到達するものでもよい。あるいは、取付足を筒状に形成し、振出竿用筒型ガイドとしてもよい。
また、所謂ブリッジタイプの釣糸用ガイドに適用することもできる。
さらに、リング保持部は現在のところは大部分が1枚の金属製の板材フレームからプレス加工等により一体的に形成されているが、本発明は形状に特徴を有するものであるから、別の製法、例えば鋳造、鍛造、ロストワックス、射出形成等によるものでもよいし、また、ラインガイド用フレームを構成するリング保持部等の各部位を2以上の部材により形成してもよい。
いずれにしても、特許請求されている形状等を除いては、従来からあるまたは将来案出される形状や製造を任意に組み合わせることができる。
本発明の釣糸用導糸環によれば、高い固定強度でガイドリングをガイド保持部に内嵌した製品を歩留まり高く作り出すことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る釣糸用ガイドの斜視図である。 図1の釣糸用ガイドの断面図である。 図1の釣糸用ガイドのガイドリングの形成・内嵌め工程の説明図である。 図1の釣糸用ガイドの嵌め合い状態の説明図である。 本発明の第2〜6の実施の形態に係る釣糸用ガイドの説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係るガイドリングの説明図である。 本発明の第8、9の実施の形態に係るガイドリングの説明図である。 本発明の第10の実施の形態に係るレベルワインド案内環の平面図である。 従来の釣糸用ガイドの平面図である。
符号の説明
1‥‥釣竿用導糸環
3‥‥竿体 5‥‥外周面
7‥‥ガイドリング 8‥‥導通孔
9‥‥嵌合孔 11‥‥リング保持部
13‥‥取付足
15‥‥内周縁(ガイドリング) 17‥‥外周縁(ガイドリング)
19‥‥孔縁(リング保持部の嵌合孔)
21‥‥円弧部分(ガイドリング) 23‥‥同心円弧部分(ガイドリング)
25‥‥丸み部分(ガイドリング) 27‥‥直線部分(ガイドリング)
28‥‥同心円弧部分(リング保持部) 29‥‥圧入突起
31‥‥凹部 33‥‥凹部
41、43、45、47‥‥圧入突起
49‥‥ガイドリング 50‥‥直線部分
51‥‥ガイドリング 52‥‥リング保持部
53‥‥真円形外周縁 54‥‥導通孔
55‥‥直線部分 56‥‥丸み部分
57‥‥ガイドリング
58‥‥真円形外周縁 59‥‥導通孔
60‥‥直線部分 61‥‥丸み部分
62‥‥ガイドリング
71‥‥両軸受リール 73‥‥案内環(レベルワインド)
75‥‥ガイドリング 76‥‥導通孔
77‥‥リング保持部 79‥‥嵌合孔
81‥‥圧入突起
L‥‥長軸 S‥‥短軸
p‥‥中心点 r‥‥円弧径 O‥‥原点

Claims (6)

  1. 釣糸が導通されるガイドリングが圧入されて内嵌された嵌合孔を有するリング保持部を備える釣竿用導糸環において、
    前記リング保持部の嵌合孔の孔縁は円弧径の中心点が一致し、且つその中心線が長径をなして対向する2つの同心円弧部分を有する長円形をなし、しかも、前記各同心円弧部分には内方に向かって突出する圧入突起が形成されている、
    ことを特徴とする釣竿用導糸環。
  2. 請求項1に記載した釣竿用導糸環において、同心円弧部分のうち少なくとも一部には圧入突起の形成されていない非形成部分が存在することを特徴とする釣竿用導糸環。
  3. 請求項2に記載した釣竿用導糸環において、対向する2つの同心円弧部分にはそれぞれ圧入突起の形成されていない非形成部分が存在することを特徴とする釣竿用導糸環。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した釣竿用導糸環において、対向する2つの同心円弧部分の円弧径は同じであることを特徴とする釣竿用導糸環。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した釣竿用導糸環において、孔縁には同心円弧部分の中心線を挟んで平行に直線状に延びる2つの直線部分が含まれていることを特徴とする釣竿用導糸環。
  6. 請求項5に記載した釣竿用導糸環において、2つの直線部分には圧入突起が形成されていないことを特徴とする釣竿用導糸環。
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