JP3138082U - リールのスプール - Google Patents
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Abstract
【課題】糸の先端を確実に固定し、かつリールの作動に支障をきたす事態を防止することを可能にするリールのスプールを提供する。
【解決手段】スプール10の中軸20に陥凹部22を設けることにより、中軸20の表面21に対応する位置決めピン40の頂端の高さを低くし、かつ位置決めピン40の頂端が中軸20の表面21から少々突出しても、位置決めピン40が糸に干渉するような事態を減少させる。かつ位置決めピン40の頂端の位置を中軸20の表面21より低くするか、もしくは一致させれば、位置決めピン40が糸に干渉する事態を完全に防止することができる。
【選択図】図3
【解決手段】スプール10の中軸20に陥凹部22を設けることにより、中軸20の表面21に対応する位置決めピン40の頂端の高さを低くし、かつ位置決めピン40の頂端が中軸20の表面21から少々突出しても、位置決めピン40が糸に干渉するような事態を減少させる。かつ位置決めピン40の頂端の位置を中軸20の表面21より低くするか、もしくは一致させれば、位置決めピン40が糸に干渉する事態を完全に防止することができる。
【選択図】図3
Description
本考案は、魚釣り用具に関し、特に、リールの作動に支障をきたしたり、糸が絡み合う事態を防止するリールのスプールに関する。
図1に示すように、周知のリールのスプール1は中軸2と前記中軸2の両側から延伸される二つの側壁3を有し、前記中軸2は中央に糸(図中未表示)の先端を縛るための凸柱部4を有するため、スプール1を回転させることにより糸を前記中軸2に巻くことが可能となる。
しかし、凸柱部4の高さhは約3.0mmから3.5mmであるため、スプール1から糸を投げ出す場合、前記凸柱部4は前記糸に干渉することが原因で前記糸の投げ出しに支障をきたしたり、前記糸が絡み合う事態を招く可能性がある。特にスプールの収容量が比較的少ない場合、前記凸柱部4の高さを低くすれば、前記糸の先端の固定が容易でなくなる。
図2に示すのは、もう一つの周知のリールのスプール5である。前記スプール5は中軸6と二つの側壁(図中未表示)を有し、前記中軸6は二つの陥凹部7と前記二つの陥凹部7の間に位置する中隔部8とを有し、前記中隔部8は糸(図中未表示)を貫通させ、かつ前記糸と前記スプール5とを結合させるための糸孔9を有する。しかし、このような構造は加工工程があまりも複雑であるため、コストが高くついてしまう。
本考案は、糸の先端を確実に固定し、かつリールの作動に支障をきたす事態を防止するリールのスプールを提供することを目的とする。
前記の技術問題を解決するため、本考案によるリールのスプールは、中軸と、二つの側壁と位置決めピンとを備え、前記中軸は表面と前記表面が陥没して形成された陥凹部とを有し、前記二つの側壁は前記中軸の両端から径方向に延伸して形成され、前記位置決めピンは前記中軸の前記陥凹部に装着される。このような構成により糸の先端の固定に影響を与えることなく、前記位置決めピンの高さを低くし、かつリールの動作に支障をきたすような事態を確実に防止することができる。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。
図3と図4が示すように、本考案の一実施形態によるリールのスプール10は、中軸20、二つの側壁30、および位置決めピン40を含む。スプール10はスピニングリールまたは任意のリールなどに適用することが可能である。
図3と図4が示すように、本考案の一実施形態によるリールのスプール10は、中軸20、二つの側壁30、および位置決めピン40を含む。スプール10はスピニングリールまたは任意のリールなどに適用することが可能である。
中軸20は表面21と、表面21が陥没して形成した陥凹部22と、陥凹部22に設けられる嵌合孔25とを有し、中軸20の陥凹部22は底面23と、底面23の外縁部に位置するガイド斜面24とを有し、底面23は平面を呈し、ガイド斜面24は底面23を囲むようなC形を呈し、嵌合孔25は陥凹部22の底面23に設けられる。
二つの側壁30は中軸20の両端から径方向に延伸して一体形成される。位置決めピン40は中軸20の嵌合孔25に差し込まれる身部42と、身部42の頂端に位置するネック部と、ネック部44の頂端に位置するヘッド部46とを有し、かつ使用者に糸(図中未表示)の先端をネック部44に容易に縛らせるために、ネック部44の外径はヘッド部より小さく設定される。また位置決めピン40の頂端は中軸20の表面21の高さに一致するように設けられる。
位置決めピン40の高さHは約3.0mmであり、周知の構造の凸柱部の高さとほぼ同じであるため、糸の縛りに支障をきたすことはない。また位置決めピン40の頂端は中軸20の表面21の高さに一致するように設けられるため、スプール10の収容量が少なくとも前記糸に干渉するような事態は発生せず、かつ前記糸を投げ出すとき、リールの作動に支障をきたしたり、前記糸が絡み合うような事態を防止することが可能である。よって、本考案によるスプールは周知の構造の欠点を確実に改善し、本考案の目的を達成することが可能となる。
本考案の一実施形態は、スプール10の中軸20に陥凹部22を設けることにより、中軸20の表面21に対応する位置決めピン40の頂端の高さを低くし、かつ位置決めピン40の頂端が中軸20の表面21から少々突出しても、位置決めピン40が糸に干渉するような事態を減少させることを可能にすることである。かつ位置決めピン40の頂端の位置を中軸20の前記表面21より低くするか、もしくは一致させれば、位置決めピン40が前記糸に干渉するような事態を完全に防止することができる。
本考案の精神により、前記陥凹部の配置位置と形に変化を加えたり、需要に応じ前記位置決めピンの長さと形を変更したりするような構造変化は、本考案の登録請求範囲に属するべきである。
本考案の精神により、前記陥凹部の配置位置と形に変化を加えたり、需要に応じ前記位置決めピンの長さと形を変更したりするような構造変化は、本考案の登録請求範囲に属するべきである。
1:スプール、2:中軸、3:側壁、4:凸柱部、h:高さ、10:スプール、20:中軸、21:表面、22:陥凹部、23:底面、24:ガイド斜面、25:嵌合孔、30側壁、40:位置決めピン、42:身部、44:ネック部、46:ヘッド部、H:高さ
Claims (7)
- 表面と、表面が陥没して形成した陥凹部と、を有する中軸と、
中軸の両端から径方向に延伸して形成される二つの側壁と、
中軸の陥凹部に装着される位置決めピンと、
を備えることを特徴とするリールのスプール。 - 位置決めピンは、中軸の表面の高さに一致する頂端を有することを特徴とする請求項1記載のリールのスプール。
- 位置決めピンは、中軸の表面の位置より低い頂端を有することを特徴とする請求項1記載のリールのスプール。
- 中軸の陥凹部は、底面と、底面の外縁部に位置するガイド斜面とを有することを特徴とする請求項1記載のリールのスプール。
- 中軸の陥凹部は、位置決めピンを差し込むための嵌合孔を有することを特徴とする請求項1記載のリールのスプール。
- 位置決めピンの頂端は、ヘッド部を有することを特徴とする請求項1記載のリールのスプール。
- 位置決めピンは、中間部にネック部を有することを特徴とする請求項1記載のリールのスプール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007693U JP3138082U (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | リールのスプール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007007693U JP3138082U (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | リールのスプール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3138082U true JP3138082U (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=43288406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007007693U Expired - Fee Related JP3138082U (ja) | 2007-10-05 | 2007-10-05 | リールのスプール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3138082U (ja) |
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2007
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