JP5138283B2 - トイレットペーパーホルダの交換構造 - Google Patents
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Description
(1)支持部の取り外し作業及び装着作業は、高齢者や幼児にとって作業が複雑で好ましくない。
(2)新たなトイレットペーパーを保管場所からわざわざ取り出すことなく、使用者が簡易に交換作業を行うことのできる交換構造であること。
(3)部品点数が多く、機構が複雑且つ大がかりになることのないトイレットペーパーホルダの交換構造が望まれていた。
(1)トイレットペーパーの交換時には、一方の支持部を持ち上げてスライドし、腕部を回転させるだけで支持部の配置が入れ替わるため、作業が簡単で幼児や高齢者であっても容易に交換作業を行うことができる。
(2)腕部が、側壁に設けた回転部に自重でもって係止されるため、複雑な機構を設けずとも、安定して使用することができる。
(3)他方の側壁に先端支持部を設けることにより、支持部の先端が支持されるため、使用中において、より安定した使用感が得られる。
図1は、本発明の第1実施例を示す概略斜視図である。
本発明のトイレットペーパーホルダの交換構造は、該ホルダを構成する側壁の一方に設けた構造である。
図2は、本発明の交換構造の側面図(a)、I−I間の正面断面図(b)、II−II間の上面断面図(c)である。
回転部10は枢支軸11を有し、当該枢支軸11でもって側壁Aに枢支可能に取り付けられる。また回転部10の内部には摺動溝12を設けておき、当該摺動溝12によって腕部20が摺動可能となるように構成される。
腕部20は、前記回転部10に設けた摺動溝11の内部で摺動する長手状の部材である。
また、腕部20の長手方向の両端近傍に、トイレットペーパを軸支するための支持部が2つ取り付けられている(支持部31、32)。前記支持部は、腕部20の面方向に垂直かつ互いに平行となるように取り付けておくことが望ましい。
なお、支持部31、32には、図3に示すように、トイレットペーパの中空径の相違に対応するように別途アタッチメント40を設けておいても良い。
摺動制限部Yは、前記回転部10の枢支軸11の軸心において、一方の支持部31の軸心とが重なる位置から、他方の支持部32の軸心とが重なる位置までに、腕部20の摺動を制限する部材である。
本実施例における摺動制限部Yは、支持部に設けた突起311と、回転部10に設けたスリットの段差部12によって構成される。
前記突起311は、前記枢支軸11と支持部31の軸心とが重なる位置で腕部20の摺動が制限されるように、前記段差溝13に当該腕部20の自重でもって係止される。
また、腕部20を上方に摺動させた場合に、前記枢支軸11の軸心と他方の支持部32の軸心とが重なる位置で摺動が制限されるように、同じように回転部10に段差溝13と、他方の支持部32に突起321を設けておく。
図4に、本実施例における、トイレットペーパーホルダの交換工程の概略図をしめす。
通常時は一方の支持部31の軸心と、回転部10の枢支軸11の軸心とが一致する状態で使用されている。
トイレットペーパの交換時には、一方の支持部31を上方に持ち上げる(図4(a))。そうすると、腕部20は回転部10内で摺動し、他方の支持部32の軸心と回転部10の枢支軸11の軸心とが一致する時点で、段差溝14が突起部321と干渉して、腕部20の摺動を制限する(図4(b))。
図4(b)の状態から、腕部20を手前に引き込むと同時に回転部10が回転し、一方の支持部31が下方に配置され、他方の支持部32に設けた突起部321が、段差溝14に当該腕部の自重でもって係止される。すなわち、支持部31、32の位置が入れ替わった状態となる(図4(c))。
枢支軸11と支持部32の軸心とが一致する状態で腕部20を回転させることにより、軸支されたトイレットペーパーRが、腕部20の回転時にぶれることなく、スムーズに交換作業を行うことができる。
その後、下方に配置された支持部31に対して新たな交換用のトイレットペーパを収納してストックしておき、上記作業を繰り返して交換作業を簡易に行うものである。
なお、本実施例においては、他方の支持部32の軸心と回転部10の枢支軸11の軸心とが一致する箇所まで腕部20を引き上げた後に回転作業を行うものであるが、当該回転作業は、前記軸心が一致するまで腕部20の引き上げを必要とするものではない。ある程度腕部20を引き上げると、後は一方の支持部31の自重でもって自然に腕部20が回転して突起321が段差溝14に係止するため、他方の支持部32の軸心と回転部10の枢支軸11の軸心とが一致しなくても、回転作業を行うことができる。
本実施例における摺動制限部Yは、腕部20の両端に設けた張出部21と、回転部10の摺動溝12との関係によって、腕部20の摺動を制限する。
すなわち、張出部21は、回転部10の枢支軸11の軸心と、支持部31、32の軸心とが一致する箇所の範囲内において、腕部20の摺動を制限するように、摺動溝12の横幅L1より大きい横幅長L2によって、張出部21が回転部10に係止されるように構成される。
本実施例の交換作業は、実施例1の作業と同様であるため、説明を省略する。
本実施例における摺動制限部Yは、腕部の両端に設けた張出部21であって、回転部10の摺動溝12との関係によって、腕部20の摺動を制限する。
すなわち、張出部21は、回転部10の枢支軸11の軸心と、支持部31、32の軸心とが一致する箇所の範囲内において、腕部20の摺動を制限するように、摺動溝12の奥行き幅T1より大きい奥行き幅T2でもって張出部21が回転部10に係止されるように構成される。
本実施例の交換作業は、実施例1の作業と同様であるため、説明を省略する。
本実施例における摺動制限部Yは、支持部31、32そのものであって、回転部10に設けた段差溝13、14との関係によって、腕部20の摺動を制限する点において、実施例1と相違する。
上記干渉を利用して、前記鍔部50の中心軸において、前記一方の支持部31の軸心と一致する位置から他方の支持部32の軸心と一致する位置まで、前記腕部20の摺動を制限するものである。
本実施例の交換作業は、実施例1の作業と同様であるため、説明を省略する。
本実施例と、実施例1の違いは、実施例1において側壁Aに枢支されていた回転部10を、側壁Aに固定されてある鍔部50に置き換え、腕部20を前記鍔部50を内包するように構成された中空部材とした点である。
すなわち、本実施例における摺動制限部Yは腕部20の外殻22であって、鍔部50との関係によって、腕部20の摺動を制限するように構成したものである。
すなわち、腕部20の外殻22が自重によって鍔部50に係止されており、当該係止位置において、支持部31の軸心と、鍔部50の中心軸の軸心とが一致するように構成したものである。
本実施例の交換作業は、腕部20のみを回転させる点以外は、実施例1の作業とほぼ同様であるため、説明を省略する。
図9は、他方の側壁Bに設けた先端支持部の実施例の概略図である。
本実施例における、支持部の先端支持構造は、前記の第1実施例乃至第5実施例において説明した何れかの発明において、他方の側壁Bに、支持部の先端を支持するための掛止部60を更に設けたものによって構成される。
先端支持部60は、図9(a)のように、側壁Bに別途部材を取付けて形成しても良いし、図9(b)のように側壁Bそのものに溝を設けて形成してもよい。
図10は、図9(a)における掛止部60周辺の支持部先端の移動軌跡を示す概略図である。
支持部31が窪み部61によって支持されている状態で、支持部31を引き上げると、他方の支持部32も同様に引き上げられる。(s100)
第1案内部62は、支持部31の引き上げ時に、支持部32がよりスムーズに引き上げられるための、ガイドとなる。
他方の支持部32が掛止部60に接触すると、第2案内部63上を摺動しながら引き上げられる。(s101)
一方の支持部31がある程度引き上げられると、、後は当該支持部31の自重でもって自然に腕部20が回転するため、他方の支持部32が回り込むように第1案内部62上を摺動し窪み部上に配される。(s102)
なお、本来、一方の側壁Aに設けてある摺動制限部Yにより、前記回転部10の枢支軸心と、支持部31、32の軸心とが一致する箇所までで移動が制限されてしまう。しかし、支持部が枢支軸心に対して回り込むように移動するため、窪み部を形成する突起を越える若干の遊びが生まれるため、支持部を窪み部に配置することができる。
なお、支持部の軸先を錐状(先細り形状)に形成しておくとより、支持部の先端近傍に遊びが生まれるため、より配置しやすい。
図11は、他方の側壁Bに設けた先端支持部のその他の実施例の概略図である。
本実施例による先端支持部の支持構造は、側壁Bに設けた溝B1に取り付けられた可動部材70と、支持部31、32の先端に取り付けてある先端部材313、323の組み合わせからなる。
可動部材70は、支持部31、32の軸方向に対して折曲して「くの字」状に形成してある部材であって、側壁に設けた溝の幅方向を軸として枢支される。また、前記溝B1に設けた段差部B2と干渉させることにより、当該溝B1の解放面側への回動を制限してある。
先端部材313、323は、トイレットペーパの使用時において支持部31、32の軸心から下方向に偏心した位置に頂点を有する錘状の部材である。
図12は、可動部材70と先端部材313、323による掛止構造の動作の概略図である。
まず、一方の支持部31が上方へ引き上げられると(図12(a))、他方の支持部32の先端部材323が可動部材70の折曲部分に干渉する(図12(b))。可動部材70は、前記先端部材323によって溝B1の奥行き方向に回動して支持部32の移動、通過を許容する。
その後、回転部10の枢支軸と当該支持部32の軸心とが一致した時点において、可動部材70は少なくとも自重でもって所定の位置に戻っていることとなる。(図12(c))。
その後、腕部20とともに支持部32が回転すると、支持部32の先端部材323が可動部材70の上面に接して支持されることとなる。
したがって、上記掛止構造によれば、前記第6実施例の掛止構造と比較して、回転部10の枢支軸の軸心に回り込むように支持部32を移動させずとも、支持部32の先端部材323の頂点と、前記軸心とのずれを利用して、支持部32を支持させることができる。
11 枢支軸
12 摺動溝
13、14 段差溝
20 腕部
21 張出部
22 外殻
31、32 支持部
311、321 突起
312、322 凹部
313、323 先端部材
40 アタッチメント
50 鍔部
A、B 側壁
B1 溝
B2 段差
60 掛止部
61 窪み部
62 第1案内図
63 第2案内図
70 可動部
Y 摺動制限部
R トイレットペーパ
Claims (4)
- トイレットペーパーホルダを構成する両側壁に設けた、トイレットペーパーホルダの交換構造であって、
一方の側壁に回動自在に枢支される回転部と、
前記回転部に摺動自在に取り付けられる腕部と、
前記腕部の両端近傍に設けてある二つの支持部と、
前記回転部の枢支軸心において、前記一方の支持部の軸心と一致する位置から他方の支持部の軸心と一致する位置まで、前記腕部の摺動を制限する摺動制限部と、を少なくとも具備し、
前記腕部を摺動させ、前記回転部を回転させることにより、前記支持部の配置を交互に入れ替え可能とし、
他方の側壁に、前記支持部の先端を支持する先端支持部を設けてあることを特徴とする、
トイレットペーパーホルダの交換構造。 - 請求項1に記載のトイレットペーパーホルダの交換構造であって、前記摺動制限部は、前記腕部或いは支持部に設けた突起であって、該突起が前記腕部の自重でもって前記回転部に係止されることを特徴とする、トイレットペーパーホルダの交換構造。
- 請求項1に記載のトイレットペーパーホルダの交換構造であって、前記摺動制限部は、前記腕部の両端に設けた張出部であって、該張出部が前記腕部の自重でもって前記回転部に係止されることを特徴とする、トイレットペーパーホルダの交換構造。
- トイレットペーパーホルダを構成する両側壁に設けた、トイレットペーパーホルダの交換構造であって、
一方の側壁に取付けられた鍔部と、
前記鍔部が内包され摺動自在に取り付けられる腕部と、
前記腕部の両端近傍に設けてある二つの支持部と、
前記腕部の外殻を構成し、前記鍔部の中心軸心において、前記一方の支持部の軸心と一致する位置から他方の支持部の軸心と一致する位置まで、前記腕部の摺動を制限する摺動制限部と、を少なくとも具備し、
前記腕部を摺動させ、当該腕部を回転させることにより、前記支持部の配置を交互に入れ替え可能とし、
他方の側壁に、前記支持部の先端を支持する先端支持部を設けてあることを特徴とする、
トイレットペーパーホルダの交換構造。
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