JP7283969B2 - 歯間清掃具 - Google Patents
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Description
上記の構成によれば、ケース本体は底窄まり形状となっている。そのため、ケース本体を片手で握る際に小指側が小径となり、手に馴染みやすい。片手で持ち易く操作しやすい。
図1に示すように、本実施形態の歯間清掃具1は、上下方向に長く、上下方向中間部から底部に向かって徐々に小径となる底窄まり形状とされている。また、左右非対称形状、かつ、前後非対称形状とされている。具体的には、後に説明するヒンジ部50の回動軸に直交するとともに歯間清掃具1の中心軸を通る仮想面Pに対して非対称、かつ、ヒンジ部50の回動軸の軸方向に延びるとともに歯間清掃具1の中心軸を通る仮想面Qに対して非対称となるように形成されている。なお、以下の説明では、歯間清掃具1を起立させた状態で上下方向を規定し、ヒンジ部50を後側とした状態で前後方向、左右方向を規定するものとする。また、歯間清掃具1の中心軸とは、径方向断面の重心となる位置で上下方向に延びる軸を言うものとする。
図2、図3及び図5に示すように、ヒンジキャップ20は、キャップ基体30と蓋体40とがヒンジ部50で一体に連結されて形成されている。キャップ基体30は、ケース本体10の上端部に取り付けられる部分であり、蓋体40は、ヒンジ部50を回動軸としてキャップ基体30に対して回動可能に構成されている。
図6に示すように、ケース本体10の内部には、フロス72が巻回されたロール70が収納されている。ケース本体10の底壁11の内面には下支持壁14が上方へ延びるように形成されており、ヒンジキャップ20のキャップ基体30の上壁31の内面には規制壁36aが径方向内方へ延びるように形成されている。また、ロール70の筒状の芯材71は、下支持壁14の外径より僅かに大径に形成されており、芯材71の長さは、ケース本体10の底壁11の内面からキャップ基体30の規制壁36aの下端縁までの距離より僅かに短く形成されている。そのため、芯材71の下端部は下支持壁14に支持されて、ロール70の起立状態が安定している。また、芯材71の上端縁は規制壁36aに当接してその位置が安定している。
(1)上記実施形態の歯間清掃具1のケース本体10は、ヒンジ部50の回動軸に直交するとともにケース本体10の中心軸を通る仮想面Pに対して非対称に形成されている。そのため、片手でケース本体10を持つ際に手に馴染みやすく持ち易い。操作性に優れている。
・上記実施形態の歯間清掃具1では、曲率の異なる第1曲面12aと第3曲面12cが仮想面Pの右側で連結され、曲率の異なる第2曲面12bと第4曲面12dが仮想面Pの左側で連結されて仮想面P、Qに対して非対称とされているが、非対称形状はこれに限定されない。例えば、曲率の異なる曲面が3種類以上連結されていてもよい。また、対向する第1曲面12a及び第2曲面12bが同じ曲率である一方で、他の複数の曲面の曲率はすべて異なっていてもよい。
・第1曲面12a及び第2曲面12bは、ケース本体10の下端まで形成されていてもよい。
・上記実施形態のヒンジキャップ20では、蓋体40の周壁42に、径方向内方に突出する一対の係合部45a、45bが設けられ、キャップ基体30の周壁32に、径方向内方に凹む一対の被係合部39a、39bが設けられているが、これに限定されない。蓋体40に被係合部が設けられ、キャップ基体に係合部が設けられていてもよい。
・蓋体40は、その開口部43の開口端縁がキャップ基体30の上壁31に対して約130゜となる開口角度で保持されるが、開口角度はこれに限定されない。開口角度は150゜未満であることが操作性からは好ましいが、例えば、180゜のフルオープン状態で保持されてもよい。
・上記実施形態の歯間清掃具1では、キャップ基体30の上壁31の内面に上支持壁36が形成されており、上支持壁36から径方向内方へ延びるように板状の規制壁36aが形成されているが、規制壁36aを省略することもできる。この場合、ロール70の芯材71の長さを、ケース本体10の底壁11からキャップ基体30の上支持壁36の下端縁までの距離より長く形成すればよい。ロール70の芯材71の外径は、上支持壁36の内径より僅かに小径に形成されているため、芯材71の上端部は上支持壁36に支持されて、起立状態が安定することになる。
・規制壁36aは上支持壁36と一体に形成されているが、別体で形成されていてもよい。
Claims (6)
- 筒状の芯材の軸線周りにフロスが巻回されてなるロールと、
前記ロールが内部に収納される有底筒状のケース本体と、
前記ケース本体の上部に取り付けられるとともにキャップ基体と蓋体とがヒンジ部で一体に連結されたヒンジキャップを備えた歯間清掃具であって、
前記キャップ基体の上部には、前記フロスを引き出すための取出孔が貫設されており、
前記キャップ基体及び前記蓋体のいずれか一方には一対の係合部が設けられているとともに、他方には前記係合部のそれぞれが係合する一対の被係合部が設けられており、
前記ケース本体は、前記ヒンジ部の回動軸に直交するとともに該ケース本体の中心軸を通る仮想面に対して非対称に形成されており、
一対の前記係合部の一方及び一対の前記被係合部の一方は前記仮想面に対して一方側に設けられているとともに、一対の前記係合部の他方及び一対の前記被係合部の他方は前記仮想面に対して他方側に設けられており、一方の前記係合部及び被係合部と他方の前記係合部及び被係合部は該仮想面からの距離が異なる位置に設けられていることを特徴とする歯間清掃具。 - 前記ケース本体の周面は、曲率の異なる複数の曲面が連結された形状をなし、
複数の前記曲面のうち、前記仮想面に対してそれぞれ異なる側であって対向する位置には、他の曲面より曲率が小さいとともに互いに同じ曲率の第1曲面及び第2曲面が形成され、
前記第1曲面は、前記第2曲面より前記ヒンジ部寄りに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯間清掃具。 - 前記ヒンジ部は、一対のヒンジ板と該ヒンジ板の間に設けられるとともに中間部が屈曲された弾性アーム板とを有する3点ヒンジ構造であり、
一対の前記ヒンジ板は、前記仮想面に対してそれぞれ異なる側に設けられており、
前記仮想面からの距離が短い前記係合部及び前記被係合部が設けられた側の前記ヒンジ板は、前記仮想面からの距離が長い前記係合部及び前記被係合部が設けられた側の前記ヒンジ板より長いことを特徴とする請求項2に記載の歯間清掃具。 - 前記取出孔は、前記キャップ基体における前記ヒンジ部とは反対側の上端部に貫設されており、
前記キャップ基体の上壁における前記ヒンジ部側の端部には、前記取出孔から引き出されたフロスを切断するための切断刃が設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載の歯間清掃具。 - 前記ヒンジキャップは、前記蓋体が前記ヒンジ部を介して回動することにより前記キャップ基体の上壁の外面が露出される開状態とされ、
前記開状態では、前記蓋体は、その下端縁が前記キャップ基体の上壁に対して150゜未満の角度となるように保持されることを特徴とする請求項4に記載の歯間清掃具。 - 前記ケース本体の上部における径方向の断面積は、前記ケース本体の底部における径方向の断面積より大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の歯間清掃具。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2019086261A JP7283969B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 歯間清掃具 |
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JP7283969B2 true JP7283969B2 (ja) | 2023-05-30 |
Family
ID=73023035
Family Applications (1)
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JP2019086261A Active JP7283969B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 歯間清掃具 |
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Citations (3)
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2019
- 2019-04-26 JP JP2019086261A patent/JP7283969B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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