JPH10215735A - 釣り糸ガイド - Google Patents
釣り糸ガイドInfo
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- JPH10215735A JPH10215735A JP2533497A JP2533497A JPH10215735A JP H10215735 A JPH10215735 A JP H10215735A JP 2533497 A JP2533497 A JP 2533497A JP 2533497 A JP2533497 A JP 2533497A JP H10215735 A JPH10215735 A JP H10215735A
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Abstract
図るとともに、釣り糸へのダメージを軽減する。 【解決手段】 釣り糸ガイド11〜15は、釣り竿の外
周面に装着され釣り糸を案内するガイドであって、ガイ
ドフレーム20と、ガイドリング21とを備えている。
ガイドフレーム20は、開口20cを有し、釣り竿の外
周面に装着される。ガイドリング21は、ガイドフレー
ム21の開口20cに装着され、釣り竿の軸方向に沿っ
た内周部の曲率半径及び肉厚が周方向で異なっており、
最も釣り竿から離れた部位が最大肉厚曲率半径部21b
となっている。
Description
に、釣り竿の外周面に装着され釣り糸を案内する釣り糸
ガイドに関する。
は、釣り糸に接触して釣り糸をリールと穂先との間で案
内する釣り糸ガイドが設けられている。この種の釣り糸
ガイドは、一般に、釣り竿に装着される金属薄板製のガ
イドフレームと、ガイドフレームに装着された硬質セラ
ミック製のガイドリングとを有している。ガイドリング
はガイドフレームに設けられた糸案内用の開口に一方側
から装着されており、ガイドフレームの開口への圧入や
接着等の固定方法によりガイドフレームに固着されてい
る。ガイドリングの断面はほぼ円形であり、その内周面
の両端は適当な曲率半径でR面取りされており、釣り糸
が滑らかに案内されるようになっている。
するヘビーデューティ用途では曲率半径を大きくし肉厚
を厚くしており、小型魚を対象とするライトデューティ
用途では、逆に曲率半径を小さくし肉厚を薄くしてい
る。
ヘビーデューティ用途では曲率半径が大きく肉厚が厚い
ので、釣り糸ガイドの重量が重くなる。また、ライトデ
ューティ用途では曲率半径が小さく肉厚が薄いので、釣
り糸ガイドの強度が低くなる。しかも、曲率半径が小さ
いと、糸巻取時等に釣り糸がガイドリングにわずかに折
れ曲がって接触したときに滑らかな円弧を描かなくなる
ので、摺動抵抗が増大し釣り糸にダメージを与えるおそ
れがある。
糸ガイドの軽量化を図ることにある。本発明の別の課題
は、釣り糸へのダメージを軽減することにある。
ドは、釣り竿の外周面に装着され釣り糸を案内するガイ
ドであって、フレーム部と、ガイドリングとを備えてい
る。フレーム部は、開口を有し、釣り竿の外周面に装着
される。ガイドリングは、フレーム部の開口に装着さ
れ、釣り竿の軸方向に沿った内周部の曲率半径及び/又
は肉厚が周方向で異なっている。
は、釣り糸がよく接触する部位についてガイドリングの
内周部の曲率半径を大きくすることで、釣り糸が滑らか
な円弧で案内され釣り糸との摺動抵抗が小さくなるの
で、釣り糸に対するダメージを軽減できる。また、接触
部位の肉厚を厚くすることで、他の部分の肉厚を薄くす
ることができ、接触部位での必要強度を確保して薄肉化
による軽量化を図ることができる。
載のガイドにおいて、ガイドリングは、最小曲率半径部
位と最大曲率半径部位との間で曲率半径が滑らかに連続
して変化している。この場合には、釣り糸がガイドリン
グ内周部を移動してもスムーズに移動でき、釣り糸への
ダメージが少ない。発明3に係る釣り糸ガイドは、発明
2に記載のガイドにおいて、最大曲率半径部位と最小曲
率半径部位とは対向配置されている。この場合には、ス
ピニングリールの場合、最大曲率半径部位を最も釣り竿
から離れた位置に配置することで、糸巻取時に最も釣り
糸が接触しやすい部位の曲率半径を最大にすることがで
き、釣り糸に与えるダメージを小さくすることができ
る。また、両軸受リールの場合、最大曲率半径部位を最
も釣り竿に近い位置に配置することで、同様な効果が得
られる。
載のガイドにおいて、最小曲率半径部位は2か所対向配
置されている。この場合には、曲率半径が小さく肉厚が
薄い部位が増えるのでさらに軽量化を図ることができ
る。発明5に係る釣り糸ガイドは、発明2に記載のガイ
ドにおいて、最大曲率半径部位は周方向に複数か所配置
されている。この場合には、曲率半径が大きい部位が増
えるのでさらに釣り糸に与えるダメージを小さくするこ
とができる。
載のガイドにおいて、ガイドリングは、最小肉厚部位と
最大肉厚部位との間で肉厚が滑らかに連続して変化して
いる。この場合には、釣り糸がガイドリング内周部を移
動してもスムーズに移動でき、釣り糸へ与えるダメージ
を小さくすることができる。発明7に係る釣り糸ガイド
は、発明6に記載のガイドにおいて、最大肉厚部位と最
小肉厚部位とは対向配置されている。この場合には、ス
ピニングリールの場合、最大肉厚部位を最も釣り竿から
離れた位置に配置することで、糸巻取時に最も釣り糸が
接触しやすい力を受ける部位の肉厚を最大にし、軽量化
を図りつつ必要な強度を確保することができる。また、
両軸受リールの場合、最大肉厚部位を最も釣り竿に近い
位置に配置することで、同様な効果が得られる。
載のガイドにおいて、最小肉厚部位は2か所対向配置さ
れている。この場合には、肉厚が薄い部位が増えるので
さらに軽量化を図ることができる。発明9に係る釣り糸
ガイドは、発明6に記載のガイドにおいて、最大肉厚部
位は周方向に複数か所配置されている、この場合には、
肉厚が厚い部位が増えるのでさらに強度を高くすること
ができる。
態による釣り糸ガイドを装着したルアーフィッシング用
の並継竿は、元竿1と、元竿1に並継ぎされた穂先竿2
とを有している。元竿1はわずかに先細りの筒状に形成
され、その竿尻側には、たとえばコルク製のグリップ3
が設けられている。グリップ3の竿先側にはリールシー
ト4が形成されている。リールシート4には、たとえば
ルアー30が先端に取り付けられた釣り糸L巻取用のス
ピニングリール5が装着されている。
穂先竿2の外周面には釣り糸ガイド12〜16がそれぞ
れ装着されている。釣り糸ガイド11は、元竿1のリー
ルシート4に装着されたスピニングリール5に対向する
位置に所定の間隔を隔てて配置されている。釣り糸ガイ
ド12〜16は、穂先竿2の外周面の所定の位置に対向
して間隔を隔てて並べて配置されており、穂先側の釣り
糸ガイド16は穂先竿2の穂先に装着されている。
に連れて小さくなるほぼ相似な形状であり、図2に示す
ように、板状金属製のガイドフレーム20と、ガイドフ
レーム20の下部に嵌め込まれ釣り糸が通過可能な硬質
セラミック製のガイドリング21とを有している。ガイ
ドフレーム20は、ガイドリング21が嵌め込まれる開
口20cを有するリング部20aと、リング部20aか
ら元竿1又は穂先竿2側に延びる装着足部20bとを有
している。装着足部20bの基端は、元竿1又は穂先竿
2に巻回された糸により固定されている。
断面がほぼ円形のリング状の部材であり、リング部20
aの開口20cに図3左側から嵌め込まれ固着されてい
る。ガイドリング21は、内周部に両端がR面取りされ
た糸案内用のガイド孔22を有するとともに、外周部に
その一部の切り欠いた段差部23を有している。この段
差部23が開口20cに嵌め込まれる。また、ガイドリ
ング21の肉厚及び軸方向に沿った曲率半径は、竿に近
い側が最も薄くかつ小さく、竿から最も離れた側が最も
厚くかつ大きい。そして、これらの間は滑らかに連続し
て肉厚及び曲率半径が変化している。つまり、竿に近い
部位が最小肉厚曲率半径部21aであり、竿から最も離
れた部位が最大肉厚曲率半径部21bであり、それらの
間で肉厚及び曲率半径が滑らかに変化している。
がかかって釣り糸を巻き取るときには、釣り竿が円弧状
にしなって各ガイドリング11〜15の図1下部に釣り
糸が接触しやすい。このため、この部分の曲率半径を大
きくし肉厚を厚くすることで、案内される釣り糸Lとの
摺動抵抗が小さくなり、釣り糸へのダメージが軽減さ
れ、かつ軽量化を図りつつ必要な強度も得ることができ
る。とくに元竿1に装着される釣り糸ガイド11には、
最も負荷がかかるので、このような形状のガイドリング
21を装着するとさらに上記効果が増大する。
(下側)に釣り糸が接触しやすいので、この部位を最大
肉厚曲率半径部とすることで、前記同様な効果が得られ
る。穂先竿1に装着された釣り糸ガイド16は、従来と
同様な形状であり、穂先に装着されたガイドフレーム
と、断面がほぼ円形で前記同様な形状のガイドリングと
を有している。
を元竿1及び穂先竿2に装着すると、糸巻取時に釣り糸
が頻繁に接触する部位が最大肉厚曲率半径部21bであ
るので、摺動抵抗が低減して釣り糸へのダメージが軽減
される。また、軽量化を図りつつ必要な強度を得ること
ができる。 〔他の実施形態〕 (a) 図4に示すように、ガイドリング21の最大肉
厚曲率半径部21bに対向して中間肉厚曲率半径部21
cを配置し、それらの間に最小肉厚曲率半径部21aを
配置してもよい。
21の最大肉厚曲率半径部21bを周方向に間隔を隔て
て複数か所形成し、その間に最小肉厚曲率半径部21a
を配置してもよい。 (c) ガイドリング21の構成は前記実施形態に限定
されるものではなく、釣り糸のガイドリング内周部で肉
厚及び/又は曲率半径が変化する構成であればどのよう
な構成でもよい。
ドリングに限定されるものではなく、振出竿や他の竿に
装着される釣り糸ガイドにも適用できる。 (e) ガイドリング21の材質はセラミックに限定さ
れるものではなく、炭化珪素や焼き入れ鋼等の硬質なも
のであればどのような材質でもよい。 (f) 肉厚及び曲率半径を2つ同時に変更せず、個別
に変更するようにしてもよい。
部位についてガイドリングの内周部の曲率半径を大きく
することで、釣り糸が滑らかな円弧で案内され釣り糸と
の摺動抵抗が小さくなるので、釣り糸に対するダメージ
を軽減できる。また、接触部位の肉厚だけを厚くするこ
とで、他の部分の肉厚を薄くすることができ、接触部位
での必要強度を確保して薄肉化による軽量化を図ること
ができる。
図。
Claims (9)
- 【請求項1】釣り竿の外周面に装着され釣り糸を案内す
る釣り糸ガイドであって、 開口を有し、前記釣り竿の外周面に装着されるフレーム
部と、 前記フレーム部の開口に装着され、前記釣り竿の軸方向
に沿った内周部の曲率半径及び/又は肉厚が周方向で異
なるガイドリングと、を備えた釣り糸ガイド。 - 【請求項2】前記ガイドリングは、最小曲率半径部位と
最大曲率半径部位との間で前記曲率半径が滑らかに連続
して変化している、請求項1に記載の釣り糸ガイド。 - 【請求項3】前記最大曲率半径部位と最小曲率半径部位
とは対向配置されている、請求項2に記載の釣り糸ガイ
ド。 - 【請求項4】前記最小曲率半径部位は2か所対向配置さ
れている、請求項2に記載の釣り糸ガイド。 - 【請求項5】前記最大曲率半径部位は周方向に複数か所
配置されている、請求項2に記載の釣り糸ガイド。 - 【請求項6】前記ガイドリングは、最小肉厚部位と最大
肉厚部位との間で肉厚が滑らかに連続して変化してい
る、請求項1に記載の釣り糸ガイド。 - 【請求項7】前記最大肉厚部位と最小肉厚部位とは対向
配置されている、請求項6に記載の釣り糸ガイド。 - 【請求項8】前記最小肉厚部位は2か所対向配置されて
いる、請求項6に記載の釣り糸ガイド。 - 【請求項9】前記最大肉厚部位は周方向に複数か所配置
されている、請求項6に記載の釣り糸ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02533497A JP3770347B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 釣り糸ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02533497A JP3770347B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 釣り糸ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10215735A true JPH10215735A (ja) | 1998-08-18 |
JP3770347B2 JP3770347B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=12163034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02533497A Expired - Fee Related JP3770347B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 釣り糸ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3770347B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187978A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Globeride Inc | 釣糸ガイド及び当該釣糸ガイドを備える釣竿 |
JP2020156399A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | グローブライド株式会社 | 釣糸ガイド及び当該釣糸ガイドを備える釣竿 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP02533497A patent/JP3770347B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187978A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Globeride Inc | 釣糸ガイド及び当該釣糸ガイドを備える釣竿 |
JP2020156399A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | グローブライド株式会社 | 釣糸ガイド及び当該釣糸ガイドを備える釣竿 |
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JP3770347B2 (ja) | 2006-04-26 |
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