JP3784813B2 - 車両モータ用高圧電装の冷却装置及びハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

この発明は、モータのみで走行する車両、または、エンジンとモータで走行する車両の高圧電装機器(蓄電装置およびインバータ等)を冷却する車両モータ用高圧電装の冷却装置、及び、この車両モータ用高圧電装の冷却装置を備えたハイブリッド車両に関するものである。
モータのみで走行する車両、または、エンジンとモータで走行する車両(以下、ハイブリッド車両という)では、直流電源のバッテリからモータに給電するときにインバータによって直流から交流に変換しており、さらに、前記ハイブリッド自動車では、エンジンの出力または車両の運動エネルギーの一部をモータを介してバッテリに蓄電するときにインバータによって交流を直流に変換して蓄電している。
バッテリおよびインバータ(以下、これらを含む高圧電源及び高圧電装を総称して高圧電装機器ということもある)は作動時に発熱を伴うが、バッテリは高温状態では充放電効率が低下することがあり、インバータには耐熱温度があってこれを越えると損傷する虞がある。インバータは容量を大きくすれば発熱量を少なくできるが、容量の増大はインバータの大型化および重量増大を招くので車載用としては好ましくなく、車載用のインバータには可能な限り小型化の要求がある。これに伴い、インバータに対する冷却が必要不可欠となっている。
このように、高圧電装機器を備える車両では、限りある搭載スペースの中で、高圧電装機器を如何にして効率的に冷却するかが大きな課題になっており、従来より、種々の試みがなされている(例えば、特許文献1,2)。
特開2003−079003号公報 特開2001−233064号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、高圧電装機器がリアシートの後方に搭載されているので、リアシートを倒すことができない,トランクルームが小さくなる,車体強度部材への締付点までの距離が遠い,モータからの配線が長くなる,後突対策の検討が必要等の課題がある。
また、特許文献2に開示されている技術では、高圧電装と高圧電源とが分割配置されているので、冷却系統が2つ必要となる等の課題がある。
さらに、特許文献1,2以外の技術として、高圧電源をフロア下に搭載した場合には、最低地上高確保のためにシート座面が上昇する,乗員に高さ方向の閉塞感を与えたり乗降性が低下する,車室に対し完全シール構造の検討が必要となる,ハイブリッド車両の場合には排気系の熱害に対する検討が必要となる,高圧電源が下方向からの搭載となるのでメンテ等が困難になる等の課題がある。
以上のように、高圧電装機器を備える車両は、一般のガソリン車に比して体格を大きく変更できないため、ユーティリティの低下等を招いてしまう。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーティリティの低下等を招くことなく、高圧電装機器を効率的に冷却することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、走行用のモータ(例えば、後述の実施例におけるモータ2)を制御するインバータ(例えば、後述の実施例におけるPDU3)と、前記モータにインバータを介して給電する蓄電装置(例えば、後述の実施例におけるバッテリ10)と、蓄電装置の電源電圧を降圧する降圧装置(例えば、後述の実施例におけるDC/DCコンバータ4)と、前記蓄電装置と前記インバータに冷却空気を導くファン(例えば、後述の実施例におけるファン6)とを備えた車両モータ用高圧電装の冷却装置(例えば、後述の実施例における高圧電装冷却装置1)であって、
前記蓄電装置と前記インバータと前記降圧装置と前記ファンをシート(例えば、後述の実施例におけるリアシート7)下に集中的に配置し、シートの車幅方向一端の下側に冷却空気入口(例えば、後述の実施例における冷却空気入口73)を設け、車幅方向他端の下側に冷却空気出口(例えば、後述の実施例における冷却空気出口74)を設け
前記インバータに取付けられた第1ヒートシンク(例えば、後述の実施例におけるヒートシンク31)と、前記降圧装置に取付けられた第2ヒートシンク(例えば、後述の実施例におけるヒートシンク41)とを備え、
前記蓄電装置を冷却空気の流れ方向上流側に収容すると共に、前記インバータと前記降圧装置を冷却空気の流れ方向下流側に収容し、
前記第1ヒートシンクと第2ヒートシンクを対向配置してこれらヒートシンクを通過する冷却空気を車幅方向に流通させることを特徴とする。
このような構成によれば、ファンが回転すると、車室内の冷却空気がシートの車幅方向一端側の下側から流入し、シート下を車幅方向他端側に向かって流通する。この間に、冷却空気と、シート下に集中パッケージングされた蓄電装置,インバータ,及び降圧装置との間で熱交換が行われる。
また、集中パッケージングされた蓄電装置やインバータ等の高圧電装機器のうち、相対的に管理温度の低い蓄電装置が冷却された後に、蓄電装置の管理温度よりも高温になり易いインバータ及び降圧装置が同時に冷却されるので、熱交換効率が向上する。
請求項の発明は、請求項1記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置において、
前記蓄電装置は、複数のセルを直列接続した蓄電モジュール(例えば、後述の実施例における蓄電モジュール14a)を間隔をあけて複数本並列配置してなるモジュール群(例えば、後述の実施例におけるモジュール群14)と、前記モジュール群の上方と下方に設けられた通気口(例えば、後述の実施例における通気口18,18)とを備えてなり、
前記通気口から前記蓄電装置内に導入された冷却空気を前記ヒートシンクに流通させる通気ダクト(例えば、後述の実施例における第1通気ダクト51)を備え、この通気ダクトは、上側ダクト(例えば、後述の実施例における上側ダクト51b)と下側ダクト(例えば、後述の実施例における下側ダクト51a)とを接合してなることを特徴とする。
このような構成によれば、上方(又は下方)の通気口から蓄電装置内に流入した冷却空気は、モジュール群と熱交換を行いながら、下方(又は上方)の通気口を通って蓄電装置外に流出する。流出した冷却空気は、通気ダクトの下側ダクトに沿ってインバータ及び降圧装置に設けられた各ヒートシンクに向けて案内される。
請求項の発明は、請求項1記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置において、
前記蓄電装置と前記インバータと前記降圧装置と前記ファンを単一のループ状のフレーム(例えば、後述の実施例におけるフレーム8)に一体的に固定したことを特徴とする。
このような構成によれば、蓄電装置やインバータ等の高圧電装機器が1箇所に集中パッケージングされるので、冷却系統が1つで済むと共に、高圧電装冷却装置の車体ボディへの搭載も容易となる。
請求項の発明は、請求項記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置において、
前記蓄電装置は、上面および下面の通気口パネル(例えば、後述の実施例における上面部11a、下面部11b)と、前記モジュール群の側面を保持する側面保持板(例えば、後述の実施例における前面部13a、後面部13b)とを備えてなり、
これら通気パネルと側面保持板が前記フレームに共締めで固定されていることを特徴とする。
このような構成によれば、予め蓄電装置をサブアセンブリしておく際に必要となるボルト等の締結部品の一部を、予めサブアセンブリしておいた蓄電装置をフレームに固定する際に必要となる締結部品と共通化することができる。
請求項の発明は、請求項記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置において、
前記フレームは、該フレームを車体ボディ(例えば、後述の実施例における車体ボディ71)に固定するための第1固定部(例えば、後述の実施例における第1雌ねじ部81)と、前記蓄電装置と前記インバータと前記降圧装置と前記ファンを前記フレーム上に固定するための第2固定部(例えば、後述の実施例における第2雌ねじ部82、雄ねじ部83,84)とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、第2固定部を介してフレームに固定された蓄電装置やインバータ等の高圧電装機器を、第1固定部を介してフレームごと車体ボディに一括搭載することができる。
請求項の発明は、請求項記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置において、
前記フレームは、前記蓄電装置の下面,前記第1ヒートシンク及び第2ヒートシンクの側方,及び前記ファンの下面を通るように屈曲形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、インバータと降圧装置が各々のヒートシンクが対向するようにフレームに固定されていても、フレームが面一に形成されている場合のようにインバータ又は降圧装置がフレームの下方に突出してしまうことがなく、高圧電装冷却装置の下面を平坦化できる。
請求項の発明は、請求項1記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置において、
前記降圧装置の端子(例えば、後述の実施例における端子26,27)と蓄電装置側の端子(例えば、後述の実施例における端子22,23)を近傍配置し、これら端子を板状の導電性部材(例えば、後述の実施例におけるバスプレート28,29)で接続したことを特徴とする。
このような構成によれば、インダクタンス及び抵抗の低減を図ることができる。
請求項の発明は、エンジンとモータの少なくともいずれか一方の駆動力を自車両の駆動輪に伝達して駆動するハイブリッド車両(例えば、後述の実施例におけるハイブリッド車両100)であって、
前記エンジンの燃料を収容する燃料タンク(例えば、後述の実施例における燃料タンク70)が車両のフロントシート(例えば、後述の実施例におけるフロントシート75)の下に配置され、前記請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置(例えば、後述の実施例における高圧電装冷却装置1)が車両のリヤシート(例えば、後述の実施例におけるリヤシート7)の下に配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ハイブリッド車両においてリヤシートのシートバックを前方に傾転して車室とトランクルームを連通させることが可能になる。
この発明によれば、蓄電装置やインバータ等の高圧電装機器をシート下に集中的にパッケージングしているので、いわゆるトランクスルー構造の採用が可能になり、ユーティリティーの低下を回避できる。また、高圧電装機器がトランクルームやフロア下に位置することもないので、トランクルームスペース及びフットスペースを確保できる。さらに、高圧電装機器が室内に位置するので、地上高確保によるシート座面の上昇を招くことがなく、乗員に高さ方向の閉塞感を感じさせることも少ない。
以上に加え、高圧電源であるバッテリとインバータ等の高圧電装を、ファンも含めて単一のフレームに集中的にパッケージングしているので、冷却系統を1つに統合でき、低コスト化を図ることができる。
また、この発明によれば、ハイブリッド車両においてリヤシートのシートバックを前方に傾転して車室とトランクルームを連通させることが可能になる。
以下、この発明の最良の形態である実施例を図1〜図16を参照して説明する。なお、実施例における車両は、エンジンとモータの少なくともいずれか一方の駆動力を自車両の駆動輪に伝達して駆動するハイブリッド車両である。
また、以下の説明で使用する前後左右等の用語は、車両前進方向を前方とした場合の前後左右等をいうものとする。
この実施例による高圧電装冷却装置1は、図1に示すように、リアシート7下にその長手方向を車幅方向に沿わせて搭載されており、その構成は図2の模式図に示すように、走行用のモータ2を制御するPDU(インバータ)3と、モータ2にPDU3を介して給電するバッテリ(蓄電装置)10と、バッテリ10の電源電圧を降圧するDC/DCコンバータ(降圧装置)4と、バッテリ10,DC/DCコンバータ4,及びPDU3等の高圧電装機器に冷却空気を導くファン6と、冷却空気をバッテリ10の通気口18からヒートシンク31,41の流れ方向上流側(入口側)に流通させる第1通気ダクト51と、冷却空気をヒートシンク31,41の流れ方向下流側(出口側)からファン6の吸入口側に流通させる第2通気ダクト52と、これら全てが集中的に一体固定されるフレーム8とを備えてなる。
フレーム8は、図10に示すように、平面視略長方形の四隅8aが1/4円弧状に屈曲した単一の閉ループ状をなしており、このフレーム8を車体ボディ71に固定するための第1雌ねじ部(第1固定部)81と、このフレーム8にバッテリ10,PDU3,DC/DCコンバータ4,ファン6,第1通気ダクト51及び第2通気ダクト52を固定するための第2雌ねじ部(第2固定部)82及び雄ねじ部(第2固定部)83,84とが複数設けられている。すなわち、フレーム8の各長辺部8b,8bの長手方向略左側半分(図10では右側半分)には、一方の短辺部側8cからフレーム中央部に向かって順に、第1雌ねじ部81と、バッテリ10を固定するための第2雌ねじ部82とが、フレーム8の長手方向に相互に間隔をおいて複数形成されている。
他方、各長辺部8bの長手方向略右側半分(図10では左側半分)には、フレーム中央部から他方の短辺部8c側に向かって順に、PDU3及びDC/DCコンバータ4を固定するための雄ねじ部83と、フレーム8を車体ボディ71に固定するための第1雌ねじ部81と、ファン6を固定するための雄ねじ部84とが、フレーム8の長手方向に相互に間隔をおいて複数立設及び形成されている。
そして、各長辺部8b,8bは、バッテリ10が固定される側の短辺部8cからそれよりも単寸とされた、ファン6が固定される側の短辺部8cに向かって、上下方向に複数回上り下りする屈曲形状をなしている。
つまり、各長辺部8b,8bは、車体ボディ71への固定用に第1雌ねじ部81が螺設されている左端側部分(以下、左側車体固定部85)から斜め下方に下がり、バッテリ10を固定するために第2雌ねじ部82が螺設されている部分(以下、バッテリ固定部86)に連なる。次いで、バッテリ固定部86の右端、すなわち、フレーム8の長手方向略中央位置から斜め上方に立ち上がり、PDU3及びDC/DCコンバータ4を固定するために雄ねじ部83が螺設されている部分(以下、PDU等固定部87)に連なる。この立上がり部88,88は、第1通気ダクト51内に収容される部分であり、前方側の(図10では手前側)の立上がり部88は、図2の模式図に示すように、上方に向かうに従い次第に平面視内側に入り込むように、言い換えれば、後方側の立上がり部88に接近する方向に屈曲している。
図10に戻って、PDU等固定部87のうち、フレーム8の長手方向に相互離間して形成された雄ねじ部83,83の間には、フレーム8にPDU3を固定する際にその端子固定部32(図9)との干渉を避けるために、水平方向外側(フレーム8の短手方向前方側)に膨出する膨出部87aが屈曲形成されている。
次いで、フレーム8は、PDU等固定部87の右端から略垂直下方に前記左側車体固定部85と略同一レベルまで下がり、ファン6を固定するために雄ねじ部84が螺設されている部分(以下、ファン固定部89)に連なる。このファン固定部89は、フレーム8の短寸側の短辺部8cに連なっている。
このように構成されたフレーム8にバッテリ10やPDU3等の高圧電装機器を固定し終えると(図4)、フレーム8は、バッテリ10の下面を通った後、PDU3及びDC/DCコンバータ4に一体的に固定されている各ヒートシンク31,41の側方を通り、さらにファン6の下面を通るように屈曲していることになる。また、これらバッテリ10,第1通気ダクト51,PDU3及びDC/DCコンバータ4,第2通気ダクト52,及びファン6は、図2の平面視及び図3の正面視ともこの順に略一直線に並んでいる。
さらに、車室内の冷却空気は、バッテリ10側からファン6側に向けて車幅方向に沿って流通するので、バッテリ10は冷却空気の流れ方向上流側に収容され、PDU3とDC/DCコンバータ4は冷却空気の流れ方向下流側に収容されていることになる。
バッテリ10は、図4及び図6に示すように、分解可能な上面部(上面の通気口パネル)11a,下面部(下面の通気口パネル)11b,左右の側面部12a,12b,前面部(側面保持板)13a,及び後面部(側面保持板)13bが箱状に組立てられてなるバッテリボックスの内部に、モジュール群14が収容されてなる。このモジュール群14は、複数のセルを直列接続した蓄電モジュール14aを複数備えると共に、これら蓄電モジュール14aがグロメットにより固定されて互いに間隔をあけて千鳥状に並列配置されてなるものである。
前面部13a及び後面部13bは、蓄電モジュール14aの直列接続方向に沿うモジュール群14の外側面を前記直列接続方向に間隔をおいて複数箇所にて押圧保持する複数の側面保持部13cを備えている。
バッテリ10は、予めサブアセンブリされた上でフレーム8に固定されるが、上面部11a,下面部11b,前面部13a,及び後面部13bは、これらを上下に貫通するボルト15により、フレーム8に共締めで固定されるので、その分だけサブアセンブリ時に要する締結部品数及び組立工数の軽減が図られている。
つまり、バッテリ10の上面部11a,下面部11b,左右の側面部12a,12b,前面部13a,及び後面部13bは、例えば図6に示すように、前面部13a及び後面部13bが上面部11a及び下面部11bに上下方向に挟持された状態で、左右の側面部12a,12bに形成された係合爪16を、これに対応して形成された上面部11a及び下面部11bの係合凹所17にくわえ込ませてクランプさせることにより、ボルト等の締結部品を使用せずにサブアセンブリされており、その上面部11a,下面部11b,前面部13a,及び後面部13bを上記ボルト15でフレーム8に共締めすることで、各面部11a〜13b間の固定と、フレーム8への固定が同時に行われる。
上面部11a及び下面部11bには複数の通気口18が形成されており、ファン回転時には、バッテリ10の上面側に形成された通気口18からバッテリ10内に冷却空気が流入する。そして、この冷却空気は、バッテリ10内をその厚さ方向(上面部11a側から下面部11b側)に沿って通過した後、第1通気ダクト51の下側ダクト51aに案内されてPDU3及びDC/DCコンバータ4側へと流通する。
バッテリ10の右側面部、すなわち、PDU3及びDC/DCコンバータ4側に面する側面部12bには、メインスイッチ121,メインヒューズ122,過電流検出用のバッテリ電流センサ124,バッテリ電流センサ124による過電流検出時にバッテリ10の出力回路を遮断するコンタクタ123等のバッテリ保護部品が集約してベースプレート20に搭載されてなるバッテリ保護機能部9が固定されている。
図5に示すバッテリ保護機能部9の回路図において、バッテリ10は、第1モジュール部分(57.6ボルト)111と第2モジュール部分(86.4ボルト)112とからなり、これら第1モジュール部分111及び第2モジュール部分112は、ベースプレート20上のメインスイッチ121及びメインヒューズ122を通じて直列接続されている。
ベースプレート20と、第1モジュール部分111および第2モジュール部分112の各々とは、端子部T1〜T4を通じて接続されている。他方、ベースプレート20と、PDU3及びDC/DCコンバータ4の各々とは、端子部T5〜T8を通じて接続されている。
ベースプレート20に支持されたバッテリ側の端子22,23と、PDU3の端子24,25及びDC/DCコンバータ10の端子26,27とは近傍配置されていて、これら端子22と端子24,26の間及び端子23と端子25,27の間は、それぞれ板状の導電性部材であるバスプレート28,29で接続されている。
なお、上記端子部T5は、端子22,24とそれらの間を接続しているバスプレート28とから構成され、上記端子部T6は、端子23,25とそれらの間を接続しているバスプレート29とから構成されている。また、上記端子部T7は、端子22,26とそれらの間を接続しているバスプレート28とから構成され、上記端子部T8は、端子23,27とそれらの間を接続しているバスプレート29とから構成されている。
バッテリ10側のプラス端子部T1とPDU3側の端子部T5との間には、コンタクタ123が設けられている。コンタクタ123は、高圧回路の開閉を行うとともに過電流からの保護機能を果たす。このコンタクタ123は互いに並列に接続されたメインコンタクタ123Aおよびプリチャージコンタクタ123Bとプリチャージ抵抗123Cとを備えてなる。
端子部T1とコンタクタ123との間には、バッテリ10から流れる電流を検出するバッテリ電流センサ124が設けられ、コンタクタ123と端子部T5との間には、PDU3に入力される電流を検出するPDU電流センサ125が設けられている。さらに、コンタクタ123と端子部T7との間にはDC/DCコンバータ4の短絡保護のためのDC/DCコンバータヒューズ126が設けられている。
バッテリ10側のマイナス端子部T4と、PDU3側の端子部T6及びDC/DCコンバータ4側の端子部T8とは、ラジオノイズ低減のためのコンデンサ127を通じてアースに接続されており、同様に、端子部T1はコンデンサ128を通じてアースに接続されている。
端子部T2と端子部T3との間には、前記メインスイッチ121およびメインヒューズ122が接続されている。メインスイッチ121はバッテリ10の開閉を行うものであり、メンテナンスのときには手動で遮断される。
以上の回路構成により、バッテリ10と、PDU3及びDC/DCコンバータ4とを接続するときは、メインスイッチ121を投入する。メインスイッチ121が投入された後、バッテリECU21からの指令により、まずプリチャージコンタクタ123Bがオン動作してプリチャージ回路が閉成される。このプリチャージ回路を流れる電流はプリチャージ抵抗123Cで制限されている。続いてバッテリECU21からの指令によりメインコンタクタ123Aがオン動作してメイン回路が閉成される。
こうして、プリチャージ回路で電流が制限されているためにメインコンタクタ123Aの溶着が防止される。
第1通気ダクト51は、図4に示すように、分解及び組立可能な下側ダクト51aと上側ダクト51bとからなる合せダクト構造になっている。これら下側ダクト51aと上側ダクト51bをフレーム8に組み付けて一体的に接合すると、バッテリ保護機能部9がその外側から取り囲まれ、これにより、下方の通気口18から第1ヒートシンク31及び第2ヒートシンク41に向かう冷却空気通路が確保されることになる。
下側ダクト51aは、バッテリ10の下方、及びバッテリ保護機能部9からPDU3及びDC/DCコンバータ4に至るまでの隙間部53の下方を塞ぐ下面部54と、上側ダクト51bと共に隙間部53をその外側から取り囲む立壁部55とを備える(図10)。
下面部54は略箱状をなしていて、その長辺側上面にはバッテリ固定部86の上面に係止可能な係止爪56が間隔をおいて複数設けられている。
立壁部55は、上側ダクト51bと共に隙間部53の側方及び前後方をそれぞれ覆う部分であり、隙間部53の右側方を覆う立壁部55aと、これに対向して左側側方を覆う55bの各上面には、フレーム8の外周形状に沿う凹部が形成されている。また、この凹部に対応して、上側ダクト51bの下面にも凹部が形成されていて、下側ダクト51aと上側ダクト51bをフレーム8に組み付けた際に、フレーム8の立上がり部88を凹部に収容しつつ挟持できるようになっている。このとき、下側ダクト51aと上側ダクト51bの合せ面は、例えばラビリンス効果等によって気密にシールされる。
なお、フレーム8の立上がり部88は、上記の通り上方に向かって平面視内側に屈曲しているので、その殆どは第1通気ダクト51内に収容されている。
PDU3は、主にインバータ回路から構成されたモータ制御部としてのパワー・ドライブ・ユニットであり、直流電源のバッテリ10から走行用のモータ2に給電するときに、このPDU3によって直流から交流に変換し、また、エンジンの出力または車両の運動エネルギーの一部をモータ2を介してバッテリ10に蓄電するときに、このPDU3によって交流を直流に変換して蓄電する。
PDU3によって変換された直流電圧は高圧であるので、その一部はDC/DCコンバータ4によって降圧する。
PDU3とDC/DCコンバータ4には、図8及び図9に示すように、ヒートシンク31,41が一体的に固定されている。各ヒートシンク31,41の先端側の四隅には、挿通孔33,43を有するフランジ34,44が形成されていて、PDU3とDC/DCコンバータ4は、フレーム8のPDU等固定部87に立設された雄ねじ部83をそれぞれの挿通孔33,43に挿通してナットで共締めすることにより、フレーム8に固定される。
このとき、フレーム8には立上がり部8が屈曲形成されているので、PDU3がバッテリ固定部86やファン固定部89よりも下方に突出することがない。よって、高圧電装冷却装置1の下面、すなわち、車体ボディ71への取付け面が略平坦化される。
以上により、PDU3とDC/DCコンバータ4は、それぞれのヒートシンク31,41が上下に間隔をおいて対向配置された状態になると共に、ヒートシンク31,41を通過する冷却空気は車幅方向に流通することになる。
次に、バッテリ10やPDU3等の高圧電装機器をフレーム8に組み付ける際の一手順について、図10〜図14の図面を参照しながら説明する。
まず、図10に示すように、フレーム8のバッテリ固定部86及び立上がり部88に、第1通気ダクト51の下側ダクト51aを下方から組み付ける。このとき、下側ダクト51aの係止爪56が形成されている部分をフレーム8の短手方向内側に弾性的に撓ませ、係止爪56がフレーム8に干渉しないようにする。この弾性変形が復元すれば、係止爪56がフレーム8の上面に引っかかり、下側ダクト51aのフレーム8からの下方脱落が防止される。
次いで、図11に示すように、バッテリ保護機能部9を予めサブアセンブリしておいたバッテリ10をバッテリ固定部86に組み付け、フレーム8にネジ止めする。このとき、バッテリ10の前面部13a及び後面部13bは、上面部11a及び下面部11bと共に、ボルト15によってフレーム8に共締めで固定される。
次いで、図12に示すように、ヒートシンク31を上向きにした姿勢(図9)で、PDU3をPDU等固定部87,87間に上方から挿入し、PDU等固定部87に立設された雄ねじ部83をフランジ34の貫通孔33に挿通させることにより、フレーム8に組み付ける。このとき、PDU等固定部87には、フレーム8の短手方向外側に膨らむ膨出部87aが設けられているので、PDU3の側面から突出している端子支持部32がフレーム8に干渉することはない。他方、DC/DCコンバータ4については、ヒートシンク41を下向きした姿勢(図8)で、上記PDU3と同様の手順でフレーム8に組み付ける。
以上により、PDU3及びDC/DCコンバータ4は、それぞれのヒートシンク31,41が一定の間隔をおいて対向する拝み合せの状態になる。
次いで、PDU等固定部87の雄ねじ部83にナットを螺合し、PDU3とDC/DCコンバータ4をフレーム8に共締めする。しかる後、バッテリ10側(ベースプレート20)の端子22,23と、PDU3及びDC/DCコンバータ4の端子24〜27とをバスプレート28,29によって接続する(図7)。
なお、PDU3及びDC/DCコンバータ4の組み付けと、バッテリ10の組み付け順序は上記手順と逆であってもよい。
次いで、図13に示すように、ファン6を、その上部及び下部の4ヶ所に設けられたボルト挿通孔付きのブラケット61,62を介して、フレーム8のファン固定部89に組み付けてボルト止めする。このとき、ファン固定部89の雄ねじ部84には、予め防振用のゴムマウンティングを取付けておくことが好ましい。
次いで、ファン6の吸気口側と、PDU3及びDC/DCコンバータ4のヒートシンク下流側(図示左側)との隙間部57に第2通気ダクト52を設置し、PDU3及びDC/DCコンバータ4からファン6へ冷却空気を流通させるための流路を形成する。
しかる後、図14に示すように、第1通気ダクト51の上側ダクト51bを下側ダクト51aに接合してフレーム8に組み付け、これらをボルト止めして固定する。
このようにしてアセンブリされた、バッテリ10やPDU3等の高圧電装機器がフレーム8に一体的に組み立てられてなる高圧電装冷却装置1は、図3に示すように、例えばリアシート7のシートクッション7a下に高圧電装冷却装置1の長手方向を車幅方向に一致させて、車体ボディ71にネジ止め固定される。すると、リアシート7の車幅方向一端(図3示右側)の下側、つまり、シートクッション7aの車幅方向一端側の下面72と車体ボディ71との間に冷却空気入口73が形成されると共に、リアシート7の車幅方向他端の下側、つまり、シートクッション7aの車幅方向一端側の下面72と車体ボディ71との間に冷却空気出口74が形成される。
ファン6を回転すると、図3の矢線で示すように、車室内の冷却空気はシートクッション7a下の一方の端部側に形成された冷却空気入口73から、バッテリ11の上面とシートクッション7aの下面72との隙間に流入し、バッテリ11の上面部11aに形成された通気口18からバッテリ11内に導入される。この冷却空気は、バッテリ11内では主に下向きに流通し、下面部11bに形成された通気口18から第1通気ダクト51の下面部54へと流出する。下面部54に流出した冷却空気は、高圧電装冷却装置1の長手方向に沿って流通し、第1通気ダクト51,PDU3のヒートシンク31,DC/DCコンバータ4のヒートシンク41,第2通気ダクト52,及びファン6を通過した後、シートクッション7a下の冷却空気出口74を経てトランクルームへと排気される。
つまり、冷却空気が上記の順に流通すると、バッテリ10,第1通気ダクト51内のバッテリ保護機能部9,PDU3及びDC/DCコンバータ4については各ヒートシンク31,41を介して、流通する冷却空気と熱交換を行いながら、冷却されてゆく。このとき、集中パッケージングされたバッテリ10やPDU3等の高圧電装機器のうち、相対的に管理温度の低いバッテリ10が冷却された後に、バッテリ10の管理温度よりも高温になり易いPDU3及びDC/DCコンバータ4が同時に冷却されるので、熱交換効率が向上する。
以上説明したように、この実施例による高圧電装冷却装置1によれば、冷却空気の吸い込み部分にダクトを設けずに、高圧電装機器とシート下面との隙間をダクト代わりに利用しているので、部品点数の低減及び小型化・軽量化が可能である。
また、高圧電源であるバッテリ10とPDU3等の高圧電装を、ファン6も含めて単一のフレーム8に集中パッケージングしているので、冷却系統を1つに統合でき、低コスト化を図ることができる。
さらに、各種の高圧電装機器をフレーム8ごと車体ボディ71に一括搭載することができるうえ、その搭載作業も上方向から置くだけでよいので、作業性が大幅に向上する。
また、バッテリ10と、PDU3及びDC/DCコンバータ4との隙間部53を外側から取り囲むようにして第1通気ダクト51を設けたので、この隙間部53内のバッテリ保護機能部9やバッテリECU21等を効果的に冷却することが可能になるだけでなく、ダクト自体がこれらの部品を迂回する必要もなくなるので、ダクト長を短縮化できる。その結果、バッテリ10と、PDU3及びDC/DCコンバータ4とを近接配置することが可能となってバスバプレート28,29を最短化できるので、インダクタンス及び抵抗の低減を図ることができる。
また、集中パッケージングした高圧電装機器をシート下に納めているので、リアシート7を倒す構造(いわゆるトランクスルー)の採用が可能になり、ユーティリティーの低下を回避できる。また、高圧電装機器がトランクルームやフロア下に位置することもないので、トランクルームスペース及びフットスペースを確保できる。
さらに、高圧電装機器が室内に位置するので、地上高確保によるシート座面の上昇を招くことがなく、乗員に高さ方向の閉塞感を感じさせることも少ない。
以上に加えて、車両後部に配置される走行用のモータ2から、PDU3等を含む高圧電装機器までの配線も短くなるので、損失低減及びコストの低減を図ることができる。
しかも、この実施例では、高圧電装冷却装置1の搭載位置がリアシート7下であることから、その搭載位置については機種の違いによる制約を受け難くなるので、2ドア,3ドア,4ドア,5ドア,ミニバン,ハッチバック,2シーター等の様々な機種への適用が可能となる。
図15及び図16は、別の実施例におけるハイブリッド車両の概略構成を示す透視図である。この実施例におけるハイブリッド車両100も、前述した実施例の場合と同様、エンジンとモータ(いずれも図示略)の少なくともいずれか一方の駆動力を自車両の駆動輪に伝達して駆動するハイブリッド車両である。
このハイブリッド車両100では、フロントシート75のシートクッション75aの下においてフロアパネル5が上方に膨出しており、この膨出部5aの下側に、前記エンジン用の燃料(例えばガソリン)を収容する燃料タンク70が配置されている。すなわち、フロントシート75の下に燃料タンク70が配置されている。
また、リヤシート7のシートクッション7aの下には、高圧電装冷却装置1が配置されている。高圧電装冷却装置1は前述実施例のものと同じであるので、その詳細説明は省略する。
リヤシート7のシートバック7bは前方に傾転可能に設けられており、図15に示すようにシートバック7bを起こしているときには、シートバック7bの上部がリヤシェルフ93に突き当たる。この状態において、シートバック7bは前方の車室91と後方のトランクルーム92とを離隔する。
このように構成されたハイブリッド車両100においては、図16に示すように、リヤシート7のシートバック7bを前方に傾転してシートクッション7aの上に重ねると、車室91とトランクルーム92を連通することができ、所謂トランクスルーにすることができるので、車室91及びトランクルーム92の使い勝手が向上する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、上記実施例では、高圧電装冷却装置1をリアシート7の下に搭載しているが、図1の二点鎖線で示すように、フロントシート75に下に搭載してもよい。
本発明に係る高圧電装冷却装置の車両への搭載位置を示す図である。 同高圧電装冷却装置の構成を模式的に示す図である。 同高圧電装冷却装置における冷却空気の流通状態を示す図である。 同高圧電装冷却装置の一構成例を示す斜視図である。 バッテリ保護機能部の回路図である。 バッテリのサブアセンブリ状態を示す断面図である。 バスプレートの接続状態を示す図である。 DC/DCコンバータの斜視図である。 PDUの斜視図である。 下側ダクトをフレームに組み付けた状態を示す斜視図である。 図10の状態に続いて、バッテリをフレームに組み付けた状態を示す斜視図である。 図11の状態に続いて、PDUとDC/DCコンバータをフレームに組み付けた状態を示す斜視図である。 図12の状態に続いて、ファンと第2ダクトをフレームに組み付けた状態を示す斜視図である。 図13の状態に続いて、上側ダクトをフレームに組み付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係る高圧電装冷却装置を備えたハイブリッド車両の実施例において、リヤシートのシートバックを起立姿勢にした状態の概略構成透視図である。 前記ハイブリッド車両の実施例において、リヤシートのシートバックを前方に傾転した状態の概略構成透視図である。
符号の説明
1 高圧電装冷却装置
2 モータ
3 PDU(インバータ)
4 DC/DCコンバータ(降圧装置)
6 ファン
7 リアシート
8 フレーム
10 バッテリ(蓄電装置)
11a 上面部(通気口パネル)
11b 下面部(通気口パネル)
13a 前面部(側面保持板)
13b 後面部(側面保持板)
14 モジュール群
14a 蓄電モジュール
18 通気口
22、23 端子(蓄電装置側の端子)
26、27 端子(降圧装置の端子)
28、29 バスプレート(板状の導電性部材)
31 ヒートシンク(第1ヒートシンク)
41 ヒートシンク(第2ヒートシンク)
51 第1通気ダクト
51a 下側ダクト
51b 上側ダクト
52 第2通気ダクト
70 燃料タンク
71 車体ボディ
73 冷却空気入口
74 冷却空気出口
75 フロントシート
81 第1雌ねじ部(第1固定部)
82 第2雌ねじ部(第2固定部)
83、84 雄ねじ部(第2固定部)
100 ハイブリッド車両

Claims (8)

  1. 走行用のモータを制御するインバータと、前記モータにインバータを介して給電する蓄電装置と、前記蓄電装置の電源電圧を降圧する降圧装置と、前記蓄電装置と前記インバータに冷却空気を導くファンとを備えた車両モータ用高圧電装の冷却装置であって、
    前記蓄電装置と前記インバータと前記降圧装置と前記ファンをシート下に集中的に配置し、シートの車幅方向一端の下側に冷却空気入口を設け、車幅方向他端の下側に冷却空気出口を設け
    前記インバータに取付けられた第1ヒートシンクと、前記降圧装置に取付けられた第2ヒートシンクとを備え、
    前記蓄電装置を冷却空気の流れ方向上流側に収容すると共に、前記インバータと前記降圧装置を冷却空気の流れ方向下流側に収容し、
    前記第1ヒートシンクと第2ヒートシンクを対向配置してこれらヒートシンクを通過する冷却空気を車幅方向に流通させることを特徴とする車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  2. 前記蓄電装置は、複数のセルを直列接続した蓄電モジュールを間隔をあけて複数本並列配置してなるモジュール群と、前記モジュール群の上方と下方に設けられた通気口とを備えてなり、
    前記上方又は下方のいずれかの通気口から前記第1ヒートシンク及び第2ヒートシンクに冷却空気を流通させる通気ダクトを備え、この通気ダクトは、上側ダクトと下側ダクトとを接合してなることを特徴とする請求項1記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  3. 前記蓄電装置と前記インバータと前記降圧装置と前記ファンを単一のループ状のフレームに一体的に固定したことを特徴とする請求項1記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  4. 前記蓄電装置は、上面および下面の通気口パネルと、前記モジュール群の側面を保持する側面保持板とを備えてなり、
    これら通気パネルと側面保持板が前記フレームに共締めで固定されていることを特徴とする請求項3記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  5. 前記フレームは、該フレームを車体ボディに固定するための第1固定部と、前記蓄電装置と前記インバータと前記降圧装置と前記ファンを前記フレーム上に固定するための第2固定部とを備えることを特徴とする請求項3記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  6. 前記フレームは、前記蓄電装置の下面,前記第1ヒートシンク及び第2ヒートシンクの側方,及び前記ファンの下面を通るように屈曲形成されていることを特徴とする請求項3記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  7. 前記降圧装置の端子と蓄電装置側の端子を近傍配置し、これら端子を板状の導電性部材で接続したことを特徴とする請求項1記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置。
  8. エンジンとモータの少なくともいずれか一方の駆動力を自車両の駆動輪に伝達して駆動するハイブリッド車両であって、
    前記エンジンの燃料を収容する燃料タンクが車両のフロントシートの下に配置され、前記請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両モータ用高圧電装の冷却装置が車両のリヤシートの下に配置されていることを特徴とするハイブリッド車両。
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