JP3739696B2 - 高圧電装ボックス構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱する高圧電装部品を内蔵する高圧電装ボックス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電気自動車やハイブリッド車両においては、バッテリーや制御装置等の高圧電装部品を、むき出しにせず高圧電装ボックスに収納して車内に配置することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本出願人は、上記のような高圧電装ボックスを、車内に効率よく設置するため、リアシートのシートバックに沿わせて設置することを考えた。このように設置する場合を含め、特に車室内に近接して高圧電装ボックスを設置する場合には、炎天下で放置させられると、バッテリーに寿命低下等の悪影響を及ぼすことがあった。また、極低温下でバッテリーを使用すると電解液凍結に伴う内部抵抗の増大が発生し出力低下等の悪影響を及ぼすことがあった。つまり高温側および低温側のいずれにおいてもそれが過度になるとバッテリーを含む高圧電装品の性能に影響を及ぼしてしまう。
【0004】
したがって、本発明は、車室内高温時および極低温時のいずれにおいても、高圧電装品の性能への悪影響を抑制することができる高圧電装ボックス構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の高圧電装ボックス構造は、ボックス本体(例えば実施の形態における高圧電装ボックス本体70)と、該ボックス本体の内部に収納される高圧電装部品(例えば実施の形態におけるバッテリー5、インバータ7およびDC/DCコンバータ8)とを有する高圧電装ボックス構造において、前記ボックス本体と前記高圧電装部品との隙間に発泡性樹脂からなる介装部材(例えば実施の形態における介装部材200〜203)を設けるとともに、該介装部材のバッテリーボックス(例えば実施の形態におけるバッテリーボックス20)に対向する側の面部(例えば実施の形態における面部208)には、それぞれ各端縁部より若干内側に各端縁部と平行にリブ状に盛り上がるビード(例えば実施の形態におけるビード210)が形成されていることを特徴としている。
【0006】
このように、ボックス本体と高圧電装部品との隙間に発泡性樹脂からなる介装部材が設けられているため、高圧電装部品の周囲を介装部材で断熱することができる。しかも、高圧電装部品の外側に発泡性樹脂からなる介装部材が設けられるため、この介装部材によって外部からの衝撃が高圧電装部品へ及ぶのを防止することができる。
【0007】
本発明の請求項2記載の高圧電装ボックス構造は、請求項1記載のものに関して、前記ボックス本体の内部に空気を通過させることにより前記高圧電装部品の冷却を行うことを特徴としている。
【0008】
このようにボックス本体の内部に空気を通過させることにより高圧電装部品の冷却を行うものであるため、高圧電装部品との隙間を介装部材で埋めることで空気を高圧電装部品に効果的に通過させることができる。
【0009】
本発明の請求項3記載の高圧電装ボックス構造は、請求項1または2記載のものに関して、前記高圧電装部品の端子部(例えば実施の形態における端子部206)を前記介装部材で覆うことを特徴としている。
【0010】
このように、発泡性樹脂からなる介装部材で高圧電装部品の端子部を覆うため、介装部材を予め高圧電装部品側に取り付けておけば、高圧電装部品の収納時やメンテナンス時に作業者が端子部に触れるのを介装部材で防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態の高圧電装ボックス構造を図面を参照して以下に説明する。
本実施形態の高圧電装ボックス構造は自動車の高圧電装冷却装置に適用されたものである。なお、本実施形態における自動車はハイブリッド自動車であり、このハイブリッド自動車では、直流電源のバッテリーからモータに給電するときにインバータによって直流から交流に変換し、また、エンジンの出力または車両の運動エネルギーの一部をモータを介してバッテリーに蓄電するときにインバータによって交流を直流に変換して蓄電する。また、インバータによって変換された直流電圧は高圧であるので、その一部はDC/DCコンバータによって降圧する。そして、高圧電装冷却装置はこれらのバッテリー、インバータ、DC/DCコンバータを冷却するものである。
【0012】
図1を参照して、本実施形態の高圧電装ボックス構造が適用された高圧電装冷却装置1の概略を説明する。
高圧電装冷却装置1は、吸気ダクト10と、バッテリーボックス20と、ヒートシンクケース30と、排気ダクト40と、外装ボックス50と、ファン60とを備えている。ここで、バッテリーボックス20、ヒートシンクケース30および外装ボックス50が高圧電装ボックス本体70を主に構成している。
吸気ダクト10はシャッタ13によって開閉される冷却空気入口11を有している。バッテリーボックス20は箱状をなし、その上部開口21は吸気ダクト10の下部開口12に接続されている。バッテリーボックス20の内部には高圧電装部品であるバッテリー(図1では図示せず)が装着されるとともに、冷却空気が流通可能になっている。ヒートシンクケース30も箱状をなし、その上部開口32bは排気ダクト40の下部開口42に接続されている。ヒートシンクケース30の内部にはヒートシンクが設けられるとともに冷却空気が流通可能になっており、ヒートシンクケース30の外面には高圧電装部品であるインバータとDC/DCコンバータ(図1ではいずれも図示せず)が設置されている。なお、バッテリーボックス20とヒートシンクケース30とは車体左右方向に並べられている。
【0013】
そして、バッテリーボックス20とヒートシンクケース30と前記インバータおよびDC/DCコンバータは外装ボックス50によって包囲されている。外装ボックス50は上部に開口53,54を有する密閉箱であり、一方の開口53は、吸気ダクト10の下部開口12とバッテリーボックス20の上部開口21との接続部にシール状態に連結されており、他方の開口54は排気ダクト40の下部開口42とヒートシンクケース30の上部開口32bとの接続部にシール状態に連結されている。また、外装ボックス50の内部空間は、バッテリーボックス20の下部開口22と、ヒートシンクケース30の下部開口32cを連通させている。
【0014】
排気ダクト40は冷却空気出口41を有しており、その冷却空気出口41にファン60が設けられている。また、ファン60とシャッタ13は連動して動作するようになっていて、ファン60を回転するとシャッタ13が開き、ファン60を停止するとシャッタ13が閉じるようになっている。
【0015】
このように構成された高圧電装冷却装置1では、ファン60を回転するとシャッタ13が開いて、冷却空気入口11から吸気ダクト10内に冷却空気が導入される。吸気ダクト10に導入された冷却空気は、吸気ダクト10からバッテリーボックス20を通って外装ボックス50内に排出される。そして、冷却空気はバッテリーボックス20内を通過するときにバッテリーと熱交換を行い、その結果、バッテリーは冷却され、冷却空気は若干温度上昇して外装ボックス50内に排出されることとなる。なお、バッテリーの管理温度は低いので、バッテリーの冷却により冷却空気の温度が上昇するといっても、インバータおよびDC/DCコンバータを冷却するには十分に低い温度である。
【0016】
外装ボックス50内に排出された冷却空気は、外装ボックス50が密閉箱であることから、冷却空気はヒートシンクケース30内に導入される。すなわち、外装ボックス50の内部は、バッテリーを冷却した後の冷却空気をインバータに導く冷却空気通路57となる。ヒートシンクケース30内に導入された冷却空気は、ヒートシンクケース30内を通って排気ダクト40へ排出され、さらに冷却空気出口41を介してファン60に吸引されて外部に排出される。そして、冷却空気はヒートシンクケース30内を通過するときにヒートシンクと熱交換を行う。ヒートシンクにはヒートシンクケース30を介してインバータおよびDC/DCコンバータの熱が伝熱されるので、冷却空気とヒートシンクとの熱交換によってインバータおよびDC/DCコンバータが冷却されることとなる。
【0017】
次に、図2から図10の図面を参照して、本実施形態の高圧電装ボックス構造が適用された高圧電装冷却装置をより具体的に説明する。
【0018】
高圧電装冷却装置1は、図7および図9に示すように、自動車のリアシート2とトランクルーム3との間に設置され、且つ、リアシート2の背面に沿うように上部が若干後方に傾斜した立設状態で設置されている。
高圧電装冷却装置1は、吸気ダクト10と、バッテリーボックス20と、ヒートシンクケース30と、排気ダクト40と、外装ボックス50と、ファン60と、図11に示す介装部材200〜203とを備えている。ここで、バッテリーボックス20とヒートシンクケース30と外装ボックス50とで高圧電装ボックス本体70が構成されている。
【0019】
吸気ダクト10は、軽量で断熱性が高い発泡ポリプロピレン等の発泡性樹脂部材で形成されている。
図2および図7に示すように、吸気ダクト10には、上端に冷却空気入口11が設けられ、下端に冷却空気入口11よりも横長で開口面積の大きい下部開口12が設けられている。
吸気ダクト10の冷却空気入口11は、自動車のリアトレイ4に形成された開口4aを介して、この開口4aに設置された吸気グリル4bに接続されている。吸気グリル4bは、車室内に露出する部分の上面および側面に多数の吸気口4cを備えており、吸気グリル4bの上に物が置かれて上面の吸気口4cが塞がれた場合であっても側面の吸気口4cから車室内空気を吸気ダクト10内に導入することができるようになっている。
【0020】
また、吸気ダクト10の内部であって冷却空気入口11の近傍にはシャッタ13が設置されている。EPDMゴム等からなるシャッタ13は上部を支点にして回動可能に設置されており、通常は自重によって垂れ下がり、図7において実線で示すように、吸気ダクト10の途中に設けられた弁座14に着座して冷却空気流路を閉塞する。そして、シャッタ13の下流側に負圧が発生すると、シャッタ13は上方に回転し弁座14から離間して、冷却空気流路を開放するようになっている。
【0021】
図2,図6および図9に示すように、排気ダクト40には、上部後方に冷却空気出口41が設けられ、下端に2つの下部開口42が設けられている。冷却空気出口41には排気ダクト40内の冷却空気を排出するためのファン60が設置されており、ファン60の排気口61から排出される冷却空気は図示しないダクトを介してトランクルーム3に排出される。
【0022】
そして、吸気ダクト10と排気ダクト40は、バッテリーボックス20とヒートシンクケース30と外装ボックス50によって形成される冷却空気流路によって接続されている。
バッテリーボックス20は、FRP(樹脂)等の軽量で剛性の高い材料から形成されており、図3および図7に示すように、上下に複数の上部開口21および下部開口22を有する箱状をなしている。バッテリーボックス20の内部空間23は、冷却空気が流通する通路になっているとともに、多数のバッテリー5が装着される収納空間になっていて、冷却空気は上部開口21からバッテリーボックス20の内部空間23内に流入し、バッテリー5の間を通り、この時にバッテリー5と熱交換した後、下部開口22からバッテリーボックス20の外に排出される。
【0023】
また、バッテリーボックス20の上部前方側と下部後方側にはそれぞれ左右一対の固定用ボス24,25が突設されている。上部2つの固定用ボス24,24は、図7および図8に示すように、リアトレイ4およびその補強部材4dにボルト26aで固定されている。一方、下部2つの固定用ボス25,25は、図6および図7に示すように、トランクルーム3内において車体の幅方向に沿って設置されたパイプフレーム6aにボルト26bで固定されている。パイプフレーム6aは、トランクルーム3内における車体フロア6の左右に固定された一対のサイドフレーム6b,6b間に掛け渡されて固定されており、車体フロア6よりも若干上方に浮かせて配置されている。この結果、バッテリーボックス20はその上部前方側2カ所と下部後方側2カ所を自動車のボディに固定されて、しっかりと支持されている。
【0024】
ヒートシンクケース30は、マグネシウム等の軽量で剛性の高い材料から形成されており、図3,図9および図10に示すように、上下に延びる2つの箱状の筒体32,32が左右並列に配置されて一体に連結されてなる本体部31を備えている。本体部31の後面は、バッテリーボックス20の後面とほぼ同一面上に配置されている。本体部31の上部前方側両端からはそれぞれ取り付けアーム33が前方に延び、取り付けアーム33の先端は上方に屈曲されて固定用フランジ34になっている。固定用フランジ34の前面は、バッテリーボックス20における上側の固定用ボス24の前面とほぼ同一面に配置されており、この固定用フランジ34は、前記したリアトレイ4およびその補強材4aにボルト35aで固定されている。また、本体部31の下部後方側両端には固定用ボス36が設けられており、固定用ボス36は前記したパイプフレーム6aにボルト35bで固定されている。この結果、ヒートシンクケース30はその上部前方側2カ所と下部後方側2カ所を自動車のボディに固定されて、しっかりと支持されている。
【0025】
各筒体32の内部空間32aは冷却空気が流通する通路になっている。また、各筒体32の内部空間32aには、伝熱用台座38の内壁面から起立し上下方向に延びる多数の放熱板(ヒートシンク)37が設けられている。さらに、本体部31の前方側外面であって各筒体32の放熱板37が設置されている部分には、伝熱用台座38が突設されており、伝熱用台座38には本体部31の前方側をほぼ覆う取り付け用トレイ39が固定されている。取り付け用トレイ39の上端はアーム33の内側に配置されており、下端は本体部31よりも下方に延出している。
【0026】
図3および図5に示すように、取り付け用トレイ39には、インバータ7が取り付けられている。DC/DCコンバータ8は、インバータ7で交流から直流に変換した電圧を降圧するものである。なお、図9において符号7aはインバータ7に取り付けられてインバータ7を覆うフードである。このフード7aの周縁は取り付け用トレイ39の外側に嵌め込まれており、インバータ7は取り付け用トレイ39とフード7aによって囲われている。DC/DCコンバータ8にも同様の機能および構造を有するフードが備えられている。このように構成されたヒートシンクケース30では、インバータ7とDC/DCコンバータ8で発生した熱は、伝熱用台座38を介して放熱板37に伝熱される。そして、筒体32の内部空間32aを流通する冷却空気と放熱板37との間で熱交換が行われる。
【0027】
外装ボックス50は薄肉の金属製で箱形をなし、その内部に、バッテリーボックス20とヒートシンクケース30とインバータ7とDC/DCコンバータ8とECU等とを収容している。
【0028】
高圧電装ボックス本体70の一部を構成する外装ボックス50は、図2に示すように、一の面側に長方形状の開口部100が形成された直方体状の箱形のケース部材51と、開口部100を覆うようにこのケース部材51に取り付けられる着脱可能なカバー部材52とを有している。
【0029】
ケース部材51は、リアシート2の背面に沿って傾斜し、しかも開口部100をリアシート2側に向けかつ水平面に対し起き上がらせた状態で設置される。ケース部材51は、略直方体状の箱形をなし一側に全面的に開口するように上記した長方形状の開口部100が形成されたケース本体部101と、ケース本体部101の開口部100側の上部端縁部から上方に突出する上部フランジ部102と、ケース本体部101の開口部100側の下部端縁部から下方に突出する下部フランジ部103と、ケース本体部101の開口部100側の両側部端縁部から両側方に突出する左右一対の側部フランジ部104とを有している。
【0030】
ケース部材51の上面には、バッテリーボックス20の上部開口21に対応する位置に上部開口21と同形状同寸法の開口53が形成されるとともに(図8参照)、ヒートシンクケース30における各筒体32の上部開口32bに対応する位置に上部開口32bと同形状同寸法の開口54が形成されている(図10参照)。
【0031】
図10に示すように、ヒートシンクケース30における筒体32の上部開口32bの周縁の上には、シール材55aを挟んで、ケース部材51における開口54の周縁が載置され、さらに、ケース部材51における開口54の周縁の上には、シール材55bを挟んで、排気ダクト40における下部開口42の周縁が載置されていて、排気ダクト40がケース部材51にボルト43で締結されることにより、ヒートシンクケース30の上部開口32bとケース部材51の開口54と排気ダクト40の下部開口42はシール状態に連結されている。
【0032】
一方、図8に示すように、バッテリーボックス20における上部開口21の周縁の上には、シール材55cを挟んで、ケース部材51における開口53の周縁が載置され、さらに、ケース部材51における開口53の周縁の上には、シール材55dを挟んで、吸気ダクト10における下部開口12の周縁が載置されていて、吸気ダクト10がバッテリーボックス20に図示しない固定手段で固定されることにより、バッテリーボックス20の上部開口21とケース部材51の開口53と吸気ダクト10の下部開口12はシール状態に連結されている。
【0033】
図7および図9に示すように、ケース部材51は、前述したバッテリーボックス20の下側の固定用ボス25とパイプフレーム6aとの締結部、および、ヒートシンクケース30の固定用ボス36とパイプフレーム6aとの締結部において、これらの間に挟装されて共締めされている。また、ケース部材51の下部フランジ部103は、車体フロア6に幅方向に沿って設置されたサポートフレーム6cに、ボルト6dによって固定されている。
【0034】
図2に示すように、外装ボックス50のカバー部材52は、中央のカバー部106と、このカバー部106の上部端縁部から上方に突出する上部フランジ部107と、カバー部106の下部端縁部から下方に突出する下部フランジ部108と、カバー部106の両側部端縁部から両側方に突出する左右一対の側部フランジ部109とを有している。そして、カバー部材52は、ケース部材51に対して、カバー部106においての開口部100を覆うとともに、上部フランジ部107が上部フランジ部102に合わせられ、下部フランジ部108が下部フランジ部103に合わせられ、両側部フランジ部109が両側部フランジ部104に合わせられて、取り付けられる。
【0035】
ケース部材51の各フランジ部102〜104には、それぞれ所定の位置にネジ穴111が形成されており、カバー部材52の各フランジ部107〜109にも、ネジ穴111と対応する位置に図示せぬ取付穴が形成されている。
【0036】
また、カバー部材52の左右一対の側部フランジ部109には、それぞれ、高さ方向における略中央の所定位置に仮止め用の爪部114が、プレスにより側部フランジ部109から打ち抜かれ折り曲げられることで一体成形されている。
【0037】
ケース部材51の左右一対の側部フランジ部104には、それぞれ、高さ方向における略中央の所定位置に、カバー部材52の爪部114を係合させる受け部120が、プレスにより側部フランジ部104から一部打ち抜かれるとともに一部が盛り上げられることで形成されている。
【0038】
そして、本実施形態においては、図11に示すように、高圧電装ボックス本体70の外装ボックス50と、バッテリーボックス20すなわちバッテリー5との隙間に、軽量で断熱性が高い発砲ポリプロピレン等の発泡性樹脂からなる板状の介装部材200〜202が装填されている。すなわち、外装ボックス50を一方で構成するケース部材51のケース本体部101における底部とバッテリーボックス20との隙間にこの隙間を埋めるように介装部材200が装填されている。また、外装ボックス50を他方で構成するカバー部材52のカバー部106とバッテリーボックス20との隙間にこの隙間を埋めるように介装部材201が装填されている。さらに、ケース部材51とバッテリーボックス20との隙間であってバッテリーボックス20のヒートシンクケース30とは反対側の隙間にこの隙間を埋めるように介装部材202が装填されている。
【0039】
また、外装ボックス50とヒートシンクケース30との隙間にも、軽量で断熱性が高い発砲ポリプロピレン等の発泡性樹脂からなる板状の介装部材203が装填されている。すなわち、ケース部材51のケース本体部101における底部とヒートシンクケース30との隙間にこの隙間を埋めるように介装部材203が装填されている。
【0040】
ここで、ケース部材51におけるケース本体部101の底部側に配置される介装部材200,203は、ともに、ケース部材51に複数の図示せぬ樹脂クリップ等の取付部材で取り付けられる。これら介装部材200,203は、ケース部材51にバッテリーボックス20およびヒートシンクケース30を組み付ける前に予めケース部材51に取り付けられることになる。また、これら介装部材200,203は、ケース部材51におけるケース本体部101の底部側に配置されるため、ともに、ケース部材51におけるトランクルーム側に配置されることになる。なお、ケース本体部101の底部外側はトランクルーム側に向けられ、その外側には図示せぬ内装材が設けられる。
【0041】
また、カバー部材52側に配置される介装部材201は、カバー部材201に複数の図示せぬ樹脂クリップ等の取付部材で取り付けられる。この介装部材201も、ケース部材51にカバー部材52を取り付ける前に予めカバー部材52に取り付けられる。
【0042】
さらに、バッテリーボックス20のヒートシンクケース30とは反対側に配置される介装部材202は、複数の樹脂クリップ等の取付部材205(図11においては一つのみ図示)によってバッテリーボックス20に取り付けられる。この介装部材202は、ケース部材51にバッテリーボックス20を組み付ける前に予めバッテリーボックス20に取り付けられる。なお、バッテリーボックス20の介装部材202が設けられる側には、バッテリー5の端子部206が露出しており、この端子部206を覆うように介装部材202がバッテリーボックス20に取り付けられる。
【0043】
ここで、バッテリーボックス20に取り付けられる介装部材202は、図12および図13に示すように、長方形の板状をなす一体成形品である。そして、この介装部材202には、バッテリーボックス20への取付部材205を挿通させる取付穴207が四隅と長手方向における中央の一端側に厚さ方向に貫通形成されており、長手方向における中央の他端側には、バッテリーボックス20への取付時においてバッテリーボックス20に対向する側の面部208から突出しさらにこの面部208に沿って側方に突出する突起部209が形成されている。加えて、介装部材202のバッテリーボックス20に対向する側の面部208には、それぞれ各端縁部より若干内側に各端縁部と平行にリブ状に盛り上がるビード210が形成されている。これらビード210は、介装部材202の反りを防止するためのものである。
【0044】
そして、この介装部材202は、バッテリーボックス20に対し斜めの姿勢で突起部209がバッテリーボックス20の図示せぬ穴部に挿入された後、バッテリーボックス20に近接するように倒され、取付部材205が五カ所の取付穴207を介してバッテリーボックス20に取り付けられることで、バッテリーボックス20に固定される。このとき、介装部材202は、バッテリー5の端子部206を覆うことになり、また、各ビード210がバッテリーボックス20に当接してこの介装部材202とバッテリーボックス20との隙間をシールする。
【0045】
上記したようにケース部材51には予め介装部材200,203が取り付けられることになり、このような状態のケース部材51に、バッテリー5および介装部材202等が取り付けられた状態のバッテリーボックス20と、インバータ7およびDC/DCコンバータ8等の関連部材が取り付けられたヒートシンクケース30とが配置される。
【0046】
そして、予め介装部材201が取り付けられているカバー部材52がケース部材51の開口部100を覆うように取り付けられる。このとき、ケース部材51の開口部100の周辺部とカバー部材52との間にEPDMゴム等からなる弾力性を有する図示せぬシール部材を介在させた状態で、このシール部材を押圧しつつケース部材51の両側部フランジ部104に形成された受け部120に、それぞれカバー部材52の両側部フランジ部109に形成された爪部114を上から係合させて、カバー部材52をケース部材51に仮止めし、その後、ビス56をカバー部材52の図示せぬ取付穴に挿通させつつケース部材51のネジ穴111に螺合させることで、カバー部材52をケース部材51に取り付ける。
【0047】
上記のようにカバー部材52がケース部材51に取り付けられることで構成される外装ボックス50の内部では、バッテリーボックス20の下端が外装ボックス50の内面底部から離間しており(図7参照)、ヒートシンクケース30に設置された取り付け用トレイ39の下端およびヒートシンクケース30の本体部31の下端が外装ボックス50の内面底部から離間している(図9参照)。そして、密閉された外装ボックス50の内部は、バッテリーボックス20の下部開口22とヒートシンクケース30における筒体32の下部開口32cとを連通する冷却空気通路57になっている。
【0048】
このように構成された高圧電装冷却装置1においては、ファン60を回転すると吸気ダクト10内が負圧になるため、シャッタ13が上方に回転して弁座14から離間し、冷却空気の流路が開通する。その結果、吸気グリル4bの吸気口4cから車室内空気が冷却空気として吸気ダクト10内に流入し、さらに、吸気ダクト10の下部開口12からバッテリーボックス20の上部開口21を介してバッテリーボックス20の内部空間23に流入し、内部空間23内のバッテリー5の間を通って下方へと流れる。この時に、内部空間23を流れる車室内空気(以下、冷却空気という)はバッテリー5と熱交換を行い、その結果、バッテリー5は冷却され、冷却空気は加熱されて若干温度上昇する。ただし、バッテリー5の管理温度は低いので、バッテリー5と熱交換して冷却空気が温度上昇しても、その温度上昇幅は小さく、インバータ7およびDC/DCコンバータ8を冷却するには十分に低温である。なお、外装ボックス50とバッテリーボックス20との隙間は介装部材200〜202で埋められているため、この隙間に流れる冷却空気の量を抑え、効率良くバッテリー5を冷却することができる。バッテリー5を冷却した冷却空気は、バッテリーボックス20の下部開口22から外装ボックス50内に排出される。
【0049】
外装ボックス50は密閉されており、空気が流出できる流路としてはヒートシンクケース30の両筒体32の内部空間32aしかないので、バッテリーボックス20から外装ボックス50に排出された前記冷却空気は、冷却空気通路57を通って両筒体32の下部開口32cから筒体32の内部空間32aへと流入し、放熱板37の間を通って内部空間32aを上昇する。この時に、内部空間32aを流れる冷却空気は放熱板37と熱交換を行い、その結果、放熱板37は冷却され、冷却空気は加熱されて温度上昇する。ところで、両筒体32内の放熱板37には、インバータ7およびDC/DCコンバータ8で発生した熱が伝熱されるので、放熱板37が冷却されることによりインバータ7およびDC/DCコンバータ8が冷却されることになる。
【0050】
そして、放熱板37との熱交換により温度上昇した冷却空気は、ヒートシンクケース30における各筒体32の上部開口32bから排気ダクト40の下部開口42を通って排気ダクト40内に排出され、さらに、排気ダクト40の冷却空気出口41からファン60に吸引される。この後、冷却空気は、ファン60の排気口61から図示しないダクトを介してトランクルーム3内に排出される。
【0051】
以上に述べた本実施形態の高圧電装ボックス構造によれば、高圧電装ボックス本体70の外装ボックス50とバッテリー5が設けられるバッテリーボックス20との隙間に発泡性樹脂からなる介装部材200〜202が設けられているため、バッテリー5の周囲を介装部材200〜202で断熱することができる。したがって、車室内高温時および極低温時のいずれにおいても、バッテリー5の性能への悪影響を抑制することができる。
【0052】
しかも、本実施形態の高圧電装ボックス構造は、バッテリー5が設けられるバッテリーボックス20のトランクルーム側の外側と、インバータ7およびDC/DCコンバータ8等を収納するヒートシンクケース30のトランクルーム側の外側とに発泡性樹脂からなる介装部材200,203が設けられるため、これら介装部材200,203によって外部からの衝撃が、バッテリー5が設けられるバッテリーボックス20と、インバータ7およびDC/DCコンバータ8等を収納するヒートシンクケース30へ及ぶのを防止することができる。したがって、トランクルームに収納する収納物が高圧電装ボックス本体70にぶつかること等があっても、バッテリー5やインバータ7、DC/DCコンバータ8等に損傷等を生じるのを防止することができる。
【0053】
加えて、本実施形態の高圧電装ボックス構造は、内部に空気を通過させることにより、バッテリー5を中心に冷却を行うものであるため、これとバッテリー5との隙間を介装部材200〜202で埋めることで空気を特にバッテリー5に効果的に通過させることができる。したがって、バッテリー5の冷却を効率良く行うことができる。
【0054】
さらに、本実施形態の高圧電装ボックス構造は、発泡性樹脂からなる介装部材202でバッテリー5の端子部206を覆うため、介装部材202を予めバッテリー5側に取り付けておけば、バッテリー5の高圧電装ボックス本体70への収納時やメンテナンス時に作業者が端子部206に触れるのを介装部材202で防止することができる。したがって、バッテリー5の収納作業やメンテナンス作業の作業性を向上させることができる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載の高圧電装ボックス構造によれば、ボックス本体と高圧電装部品との隙間に発泡性樹脂からなる介装部材が設けられているため、高圧電装部品の周囲を介装部材で断熱することができる。したがって、車室内高温時および極低温時のいずれにおいても、高圧電装品の性能への悪影響を抑制することができる。しかも、高圧電装部品の外側に発泡性樹脂からなる介装部材が設けられるため、この介装部材によって外部からの衝撃が高圧電装部品へ及ぶのを防止することができる。また、ビードによって介装部材の反りを防止することができ、ビードによって介装部材とバッテリーボックスとの隙間をシールすることができる。
【0056】
本発明の請求項2記載の高圧電装ボックス構造によれば、ボックス本体の内部に空気を通過させることにより高圧電装部品の冷却を行うものであるため、高圧電装部品との隙間を介装部材で埋めることで空気を高圧電装部品に効果的に通過させることができる。したがって、高圧電装部品の冷却を効率良く行うことができる。
【0057】
本発明の請求項3記載の高圧電装ボックス構造によれば、発泡性樹脂からなる介装部材で高圧電装部品の端子部を覆うため、介装部材を予め高圧電装部品側に取り付けておけば、高圧電装部品の収納時やメンテナンス時に作業者が端子部に触れるのを介装部材で防止することができる。したがって、高圧電装部品の収納作業やメンテナンス作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の高圧電装ボックス構造が適用された自動車の高圧電装冷却装置を模式的に示した図である。
【図2】 前記高圧電装冷却装置を自動車の前方側から見た分解斜視図である。
【図3】 前記高圧電装冷却装置の横断面図である。
【図4】 前記高圧電装冷却装置を自動車の前方側から見た正面図である。
【図5】 前記高圧電装冷却装置の一部構成を取り外し自動車の前方側から見た正面図である。
【図6】 前記高圧電装冷却装置の自動車の後方側から見た背面図である。
【図7】 前記高圧電装冷却装置のバッテリー収容部分における縦断面図である。
【図8】 図7の要部拡大図である。
【図9】 前記高圧電装冷却装置のインバータ収容部分における縦断面図である。
【図10】 図9の要部拡大図である。
【図11】 前記高圧電装冷却装置の横断面図である。
【図12】 本発明の一実施形態の高圧電装ボックス構造の介装部材を示す正面図である。
【図13】 本発明の一実施形態の高圧電装ボックス構造の介装部材を示す側断面図である。
【符号の説明】
5 バッテリー(高圧電装部品)
7 インバータ(高圧電装部品)
8 DC/DCコンバータ(高圧電装部品)
70 高圧電装ボックス本体(ボックス本体)
200〜203 介装部材
Claims (3)
- ボックス本体と、該ボックス本体の内部に収納される高圧電装部品とを有する高圧電装ボックス構造において、前記ボックス本体と前記高圧電装部品との隙間に発泡性樹脂からなる介装部材を設けるとともに、該介装部材のバッテリーボックスに対向する側の面部には、それぞれ各端縁部より若干内側に各端縁部と平行にリブ状に盛り上がるビードが形成されていることを特徴とする高圧電装ボックス構造。
- 前記ボックス本体の内部に空気を通過させることにより前記高圧電装部品の冷却を行うことを特徴とする請求項1記載の高圧電装ボックス構造。
- 前記高圧電装部品の端子部を前記介装部材で覆うことを特徴とする請求項1または2記載の高圧電装ボックス構造。
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