JP3640637B2 - 車両用カウルトップパネルのシール構造 - Google Patents

車両用カウルトップパネルのシール構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用カウルトップパネルのシール構造の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
カウルトップパネルは、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュボードの上に配置したカバー部材であり、外気取入れ用グリルを有する。このようなカウルトップパネルとダッシュボードとのシール構造に関する技術としては、例えば特開平10−45035号公報「カウルルーバ」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。
【0003】
上記従来の技術は、同公報の図2及び図3によれば、フロントガラス1(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の下部から前方へ延したカウルルーバ4によって、カウル2の上部を覆うようにしたというものである。カウルルーバ4は、外気をカウル2の外気導入通路23に取入れるための、図示せぬ外気導入口を備える。
このようなカウルルーバ4は、左右のルーバ分割片5,6を車幅中央で突き合せた組合せ構造物である。このように分割することで、カウルルーバ4を比較的容易に製造することができる。
【0004】
これらのルーバ分割片5,6は、前端からエンジンルーム側へ延びた水平なフランジ状の突出片59,69を備える。カウル2も、上端からエンジンルーム側へ延びた水平なフランジを備える。カウル2のフランジに、ルーバ分割片5,6の突出片59,69を重ね合わせることで、カウル2にルーバ分割片5,6を結合することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術においては、カウルルーバ4の外気導入口から雨水等の水滴が入り得る。浸入した水滴のほとんどは、カウル2内を通って外部に排出される。
【0006】
しかし、浸入した水滴の一部は、カウルルーバ4の裏面を伝わって、カウル2のフランジと突出片59,69との合せ面に流れる。合せ面に到達した水滴はエンジンルーム内に漏れる。特に、左右のルーバ分割片5,6は車幅中央で突き合せたものであるから、この突き合せ部分でのシール性能は、他の部分のシール性能よりも劣ることが多い。エンジンルームには種々の電装品も収納してある。水滴が突き合せ部分を通してエンジンルーム内へ漏れることは、できるだけ抑制されることが好ましい。
【0007】
そこで本発明の目的は、車幅方向に二分割された分割体からなるカウルトップパネルを採用した場合に、外気取入れ用グリルからカウルトップパネル内へ浸入した水滴がエンジンルームへ浸入することを抑制できる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュボードの上に、外気取入れ用グリルを有するカウルトップパネルを配置し、このカウルトップパネルを車幅方向に二分割された分割体とし、これらの分割体の下端からエンジンルーム側へフランジを延し、ダッシュボードの上端からもエンジンルーム側へフランジを延し、これらのフランジ間に車幅方向に細長いシール材を介在させてシールするようにした、車両用カウルトップパネルのシール構造であって、
カウルトップパネルがフランジの基部から、ダッシュボードのフランジの基部を覆うように下がるカバー部を一体に形成し、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部とのコーナ部分に、シール材の一部を密着させたことを特徴とする。
【0009】
請求項1は、カウルトップパネルにフランジの基部から、ダッシュボードのフランジの基部を覆うように下がるカバー部を一体に形成した。ダッシュボード内に臨むフランジ間の隙間をカバー部で覆うので、外気取入れ用グリルからカウルトップパネル内へ浸入した水滴のほとんどは、フランジ間に向うことなく、ダッシュボード内を通って外部に排出される。カウルトップパネル内へ浸入した水滴の一部は、カバー部の裏面を伝わってフランジ間の隙間に流れ得る。
【0010】
ところで、カウルトップパネルのフランジとダッシュボードのフランジとの間に介在したシール材は、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部とのコーナ部分に対し、多少の隙間を有してほぼ平行に通る。この隙間は、カウルトップパネルの分割部分に連通する。このままでは、カウルトップパネル内へ浸入した水滴の一部が、更にフランジ間の上記隙間を通って分割部分に到達し、この分割部分からエンジンルームへ浸入し得る。
【0011】
これに対して請求項1は、シール材の一部を、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部とのコーナ部分に密着させた。このようにして、フランジ間の上記隙間を遮断することができる。フランジ間の上記隙間を通って分割部分へ流れる水滴を遮ることができる。車幅中央の分割部分からエンジンルームへ水滴が浸入することを抑制できる。
【0012】
このように請求項1によれば、外気取入れ用グリルからカウルトップパネル内へ浸入した水滴がフランジ間へ流れることをカバー部で抑制するとともに、フランジ間の上記隙間を遮断することで、隙間を通って分割部分へ流れる水滴を遮るようにしたので、カウルトップパネル内へ浸入した水滴がエンジンルームへ浸入することを極力抑制することができ、シール構造のシール性能を格段に高めることができる。
しかも、シール材の一部だけをコーナ部分に密着させるようにしたので、シール材の全体を密着させる場合に比べて、シール材の密着作業が簡単である。従って、シール材の組付け性が高まる。
【0013】
請求項2は、コーナ部分にシール材の一部を密着させる部分が、カウルトップパネルの分割部分の近傍にあることを特徴とする。
フランジ間の隙間を遮断する位置を、分割部分の近くに設けたので、カウルトップパネル内からカバー部を回り込んで分割部分へ流れる水滴を、より広範囲にわたって遮ることができる。従って、シール構造のシール性能をより高めることができる。
【0014】
請求項3は、コーナ部分が、シール材の一部を密着させる部分に、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部との間を仕切る複数の仕切板を、車幅方向に所定のピッチで設けたことを特徴とする。
複数の仕切板にシール材を食い込ませることができる。この結果、コーナ部分にシール材の一部を、より一層密着させることができる。従って、シール構造のシール性能をより一層高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0016】
図1は本発明に係る車両の前半部の斜視図であり、この車両10は、フロントガラス11の下部から前方へカウルトップパネル12を延し、カウルトップパネル12の前方にボンネット13を配置した自動車である。
図中、14はルーフ、15,15はフロントピラー、16,16はフロントサイドカウル、17はフロントバンパ、18はドア、19は前輪である。
【0017】
図2は図1の2−2線断面図であり、エンジンルーム21と車室22とを仕切るダッシュボード30の上にカウルトップパネル12を配置した構成を、車両右側から見た図である。
詳しくは、ダッシュボード30は、縦板状のダッシュボードロア31と、このダッシュボードロア31の上部に接合した横板状のダッシュボードアッパ32とからなる。ダッシュボードアッパ32は、前部上端からエンジンルーム21側へ延したフランジ33を、一体に形成した部材である。フランジ33は、前下方へ若干傾いた平坦な板状の鍔部である。
【0018】
カウルトップパネル12は、上部のほぼ水平なパネル本体41と、パネル本体41の前部に有する外気取入れ用グリル42と、グリル42の下端から前上方へ延びる平坦な板状のシール装着部43と、グリル42の下端から後下方へ延びる平坦な板状のパネル下部44と、パネル下部44から前下方へ延びる平坦な板状のフランジ45と、このフランジ45の前端から下方へ延びる縁部46と、パネル下部44から更に後下方へ延びる平坦な板状のカバー部47とを、一体に形成した部材である。
【0019】
このようにカウルトップパネル12は、エンジンルーム21側へフランジ45を延し、このフランジ45の基部45aからダッシュボード30のフランジ33の基部33aを覆うように下がるカバー部47を、一体に備える。すなわち、カバー部47は、フランジ45の基部45aからダッシュボード30におけるフランジ33の基部33aの裏側33bへ向って下がる。
さらにこの図は、ダッシュボードアッパ32のフランジ33とカウルトップパネル12のフランジ45との間に、シール材61を介在させてシールするようにしたことを示す。
【0020】
グリル42は、多数の外気取入れ用孔42a・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を開けた部分である。シール装着部43は、ボンネット13の後部をシールするためのシール材63を装着する部分である。
【0021】
さらのこの図は、フロントガラス11の下部から下方へウインドシールロアパネル65を延し、このウインドシールロアパネル65の下部を、ダッシュボードロア31の上部とダッシュボードアッパ32の後部との接合部分に重ねて接合したことを示す。66,67はフロントガラス11の下部をシールするガラスシール材である。
【0022】
図3は本発明に係るカウルトップパネルの斜視図(その1)であり、カウルトップパネル12が車幅中心で車幅方向に二分割された分割体であることを、車両前上方から見た図である。詳しくは、カウルトップパネル12はパネル右分割体40Rとパネル左分割体40Lとからなり、これらの分割体40R,40Lの下端からエンジンルーム21(図2参照)側へフランジ45,45を延したものである。
【0023】
図4は本発明に係るカウルトップパネルの斜視図(その2)であり、分割状態のカウルトップパネル12を車両前下方から見た図であり、上記図3に対応させて示す。カウルトップパネル12は下面に、ダッシュボード30(図2参照)にねじ止めする複数の取付部48・・・を備える。左右のシール材61,61は、角形断面で車幅方向に細長い紐状の部材であって、フランジ45,45に沿って延びる。
【0024】
図5は本発明に係るカウルトップパネルの分割部分の斜視図であり、パネル右分割体40Rとパネル左分割体40Lとの分割部分72を車両前下方から見た図であり、上記図4に対応させて示す。
パネル左分割体40Lは、パネル右分割体40Rの分割端部51Rに重ね合わせる合せ部52を分割端部51Lに備える。合せ部52に付設した細長いシール材68によって、パネル右分割体40Rとパネル左分割体40Lとの分割部分72をシールすることができる。
【0025】
図6は図5の6−6線断面図であり、カウルトップパネル12において、フランジ45の基部45aとカバー部47の基部47aとのコーナ部分54から、前方へ離れた位置にシール材61があることを示す。
カウルトップパネル12のフランジ45は、先端に弾性爪49を一体に備える。この弾性爪49は、ダッシュボード30のフランジ33を、カウルトップパネル12のフランジ45側にスナップフィットで取付ける止め部材である。
【0026】
ここで一旦図5に戻って説明を続ける。パネル右分割体40R並びにパネル左分割体40Lを下方から見たときに、シール材61,61は車幅方向へ延びる一部に、コーナ部分54,54側へ略半円状に湾曲する湾曲部62,62を有する。これらの湾曲部62,62はコーナ部分54,54に密着する。このようにして、コーナ部分54,54にシール材61,61の一部62,62を密着させることができる。
【0027】
このような、コーナ部分54,54にシール材61,61の一部を密着させる部分56,56は、カウルトップパネル12の分割部分72の近傍にある。言い換えると、湾曲部62,62の位置は、カウルトップパネル12の左右の分割部分72の近傍にある。
【0028】
図7(a)〜(c)はダッシュボードのフランジとカウルトップパネルのフランジとの合せ部分の構成図であり、(a)は図5の7−7線の断面を示し、(b)は(a)の要部を拡大して示し、(c)は(b)のコーナ部分54側のみを示す。これらの図は、カウルトップパネル12のコーナ部分54にシール材61の一部(湾曲部62)を密着させたことを示す。
【0029】
コーナ部分54は、車幅方向に延びる溝部55を有する。コーナ部分54に溝部55を設けたので、コーナ部分54に湾曲部62をより密着させることができる。なお、溝部55の有無は任意である。さらにコーナ部分54は、シール材61の一部を密着させる部分56に、カウルトップパネル12のフランジ45の基部45aとカバー部47の基部47aとの間を仕切る仕切板57を、一体に形成したことを特徴とする。
【0030】
図8は本発明に係るパネル左分割体の分割部分を車両前下方から見た図であり、上記図5に対応させて示す。この図は、コーナ部分54のうち、シール材61の一部を密着させる部分56に、複数の仕切板57・・・を、車幅方向(図の左右方向)に所定のピッチで設けたことを示す。パネル右分割体についても同様である。
【0031】
図9(a)〜(c)は本発明に係る車両用カウルトップパネルのシール構造の作用図(その1)である。(a)はパネル右分割体40Rの分割端部51R周りを前下方から見た図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は(a)のc−c線断面図である。
【0032】
(a)及び(b)に示すように、カウルトップパネル12は、フランジ45の基部45aからダッシュボード30のフランジ33の基部33aを覆うように下がるカバー部47を有する。すなわち、カバー部47は、フランジ45の基部45aからダッシュボード30におけるフランジ33の基部33aの裏側33bへ向って下がる。
【0033】
フランジ33,45間には、コーナ部分54及びその近傍においてダッシュボード30内に臨む隙間71(コーナ隙間71)を有する。ダッシュボード30内とは、カウルトップパネル12とダッシュボードアッパ32とで囲んだ空間のことである。コーナ隙間71をカバー部47で覆うので、外気取入れ用グリル42からカウルトップパネル12内へ浸入した水滴Wd・・・のほとんどは、フランジ33,45間へ向うことなく、ダッシュボード30内を通って外部へ排出される。
【0034】
しかし、カウルトップパネル12内へ浸入した水滴Wd・・・の一部は、カバー部47の裏面を伝わってコーナ隙間71に流れ得る。これに対して、(a)及び(c)に示すように、シール材61の湾曲部62をコーナ部分54に密着させることで、コーナ隙間71を遮断することができる。コーナ隙間71を通って分割端部51R(分割部分)へ流れる水滴Wd・・・を遮ることができる。パネル左分割体40Lについても同様である。
以上のことを、次の図10において更に詳細に説明する。
【0035】
図10(a)〜(e)は本発明に係る車両用カウルトップパネルのシール構造の作用図(その2)である。(a)はパネル右分割体40R並びにパネル左分割体40Lのフランジ周りを側方から見た断面構造を示す。(b)は(a)のb矢視図であり、実施例を示す。(c)は(a)のc−c線断面図であり、実施例を示す。(d)は上記(b)に相当する比較例図である。(e)は上記(c)に相当する比較例図である。
【0036】
先ず、比較例について(a),(d),(e)に基づき説明する。
(d)及び(e)は、パネル右分割体40Rの分割端部51Rにパネル左分割体40Lの合せ部52を重ねた状態で、これらのパネル右分割体40R並びにパネル左分割体40Lのフランジ33,45を、ダッシュボード30のフランジ33に重ねた状態を示す。この重ねた部分、すなわち、カウルトップパネル12における車幅中央の分割部分72には若干の隙間73(中央隙間73)が生じる。
【0037】
フランジ33,45間に介在したシール材61は、コーナ部分54に対し多少のコーナ隙間71を有してほぼ平行に通る。このコーナ隙間71は、カウルトップパネル12の分割部分72に連通する。このままでは、カウルトップパネル12内へ浸入した水滴Wd・・・の一部が、更にフランジ33,45間のコーナ隙間71を通って分割部分72に到達し、この分割部分72における中央隙間73からエンジンルームへ浸入し得る。
【0038】
次に、本発明の実施例について(a),(b),(c)に基づき説明する。
実施例は、シール材61,61の一部をコーナ部分54に密着させた。このようにして、フランジ33,45間のコーナ隙間71を遮断することができる。コーナ隙間71を通って分割部分72へ流れる水滴Wd・・・を遮ることができる。分割部分72における中央隙間73からエンジンルームへ水滴Wd・・・が浸入することを抑制できる。
【0039】
このように、外気取入れ用グリルからカウルトップパネル12内へ浸入した水滴Wd・・・がフランジ33,45間へ流れることをカバー部47,47で抑制するとともに、フランジ33,45間のコーナ隙間71を遮断することで、コーナ隙間71を通って分割部分72へ流れる水滴Wd・・・を遮るようにしたので、カウルトップパネル12内へ浸入した水滴Wd・・・がエンジンルームへ浸入することを極力抑制することができ、シール構造のシール性能を格段に高めることができる。
【0040】
しかも、シール材61,61の一部62,62だけをコーナ部分54に密着させるようにしたので、シール材61,61の全体を密着させる場合に比べて、シール材61,61の密着作業が簡単である。従って、シール材61,61の組付け性が高まる。
【0041】
さらには、コーナ部分54にシール材61,61の一部を密着させる部分56,56を、カウルトップパネル12の分割部分72の近傍に配置することによって、コーナ隙間71を遮断する位置を、分割部分72の近くに設けたので、カウルトップパネル12内からカバー部47を回り込んで分割部分72へ流れる水滴Wd・・・を、より広範囲にわたって遮ることができる。従って、シール構造のシール性能をより高めることができる。
【0042】
さらにまた、コーナ部分54において、シール材61,61の一部を密着させる部分56に、カウルトップパネル12のフランジ45の基部45aとカバー部47の基部47aとの間を仕切る複数の仕切板57・・・を、車幅方向に所定のピッチで設けたので、これらの仕切板57・・・にシール材61,61を食い込ませることができる。この結果、コーナ部分54にシール材61,61の一部を、より一層密着させることができる。従って、シール構造のシール性能をより一層高めることができる。
【0043】
なお、上記実施の形態において、左右のシール材61,61の材質や断面形状は任意である。
さらには、上記図7に示すシール構造は、コーナ部分54に湾曲部62を密着できる構成であればよく、例えば、次の(1)〜(3)の構成を包含する。
(1)コーナ部分54に仕切板57を設けてあるので、溝部55の底まで湾曲部62を密着させなくても、仕切板57に湾曲部62を食い込ませることにより、シール効果が高まるように十分に密着させることができる。
(2)コーナ部分54の形状や大きさ、シール材61の材質・形状・寸法を適宜設定することで、溝部55の底に湾曲部62を十分に密着させることができる。
(3)次の図11に示す変形例の構成にする。
【0044】
図11(a),(b)は本発明に係るシール構造の変形例図である。この変形例は、コーナ部分54に溝部55や仕切板57を設けず、コーナ部分54の面にシール材61の湾曲部62をを十分に密着させるようにした構成である。
【0045】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、カウルトップパネルにフランジの基部から、ダッシュボードのフランジの基部を覆うように下がるカバー部を一体に形成したことを特徴とする。ダッシュボード内に臨むフランジ間の隙間をカバー部で覆うので、外気取入れ用グリルからカウルトップパネル内へ浸入した水滴のほとんどは、フランジ間に向うことなく、ダッシュボード内を通って外部に排出される。カウルトップパネル内へ浸入した水滴の一部は、カバー部の裏面を伝わってフランジ間の隙間に流れ得る。
【0046】
ところで、カウルトップパネルのフランジとダッシュボードのフランジとの間に介在したシール材は、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部とのコーナ部分に対し、多少の隙間を有してほぼ平行に通る。この隙間は、カウルトップパネルの分割部分に連通する。このままでは、カウルトップパネル内へ浸入した水滴の一部が、更にフランジ間の上記隙間を通って分割部分に到達し、この分割部分からエンジンルームへ浸入し得る。
【0047】
これに対して請求項1は、シール材の一部を、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部とのコーナ部分に密着させたことを特徴とする。このようにして、フランジ間の上記隙間を遮断することができる。フランジ間の上記隙間を通って分割部分へ流れる水滴を遮ることができる。車幅中央の分割部分からエンジンルームへ水滴が浸入することを抑制できる。
【0048】
このように請求項1によれば、外気取入れ用グリルからカウルトップパネル内へ浸入した水滴がフランジ間へ流れることをカバー部で抑制するとともに、フランジ間の上記隙間を遮断することで、隙間を通って分割部分へ流れる水滴を遮るようにしたので、カウルトップパネル内へ浸入した水滴がエンジンルームへ浸入することを極力抑制することができ、シール構造のシール性能を格段に高めることができる。
しかも、シール材の一部だけをコーナ部分に密着させるようにしたので、シール材の全体を密着させる場合に比べて、シール材の密着作業が簡単である。従って、シール材の組付け性が高まる。
【0049】
請求項2は、コーナ部分にシール材の一部を密着させる部分を、カウルトップパネルの分割部分の近傍に設けたことにより、フランジ間の隙間を遮断する位置を、分割部分の近くに設けることができる。このため、カウルトップパネル内からカバー部を回り込んで分割部分へ流れる水滴を、より広範囲にわたって遮ることができる。従って、シール構造のシール性能をより高めることができる。
【0050】
請求項3は、コーナ部分において、シール材の一部を密着させる部分に、カウルトップパネルのフランジの基部とカバー部の基部との間を仕切る複数の仕切板を、車幅方向に所定のピッチで設けたので、複数の仕切板にシール材を食い込ませることができる。この結果、コーナ部分にシール材の一部を、より一層密着させることができる。従って、シール構造のシール性能をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の前半部の斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るカウルトップパネルの斜視図(その1)
【図4】本発明に係るカウルトップパネルの斜視図(その2)
【図5】本発明に係るカウルトップパネルの分割部分の斜視図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】ダッシュボードのフランジとカウルトップパネルのフランジとの合せ部分の構成図
【図8】本発明に係るパネル左分割体の分割部分を車両前下方から見た図
【図9】本発明に係る車両用カウルトップパネルのシール構造の作用図(その1)
【図10】本発明に係る車両用カウルトップパネルのシール構造の作用図(その2)
【図11】本発明に係るシール構造の変形例図
【符号の説明】
10…車両、12…カウルトップパネル、21…エンジンルーム、22…車室、30…ダッシュボード、33…フランジ、33a…フランジの基部、33b…フランジの基部の裏側、40L,40R…分割体(パネル左分割体及びパネル右分割体40R)、42…外気取入れ用グリル、45…フランジ、45a…フランジの基部、47…カバー部、54…コーナ部分、57…仕切板、61…シール材、62…シール材の一部(湾曲部)、71…コーナ隙間、72…分割部分、73…中央隙間、Wd…水滴。

Claims (3)

  1. エンジンルームと車室とを仕切るダッシュボードの上に、外気取入れ用グリルを有するカウルトップパネルを配置し、このカウルトップパネルを車幅方向に二分割された分割体とし、これらの分割体の下端から前記エンジンルーム側へフランジを延し、前記ダッシュボードの上端から前記エンジンルーム側へフランジを延し、これらのフランジ間に車幅方向に細長いシール材を介在させてシールするようにした、車両用カウルトップパネルのシール構造であって、
    前記カウルトップパネルはフランジの基部から、前記ダッシュボードのフランジの基部を覆うように下がるカバー部を一体に形成し、前記カウルトップパネルのフランジの基部と前記カバー部の基部とのコーナ部分に、前記シール材の一部を密着させたことを特徴とする車両用カウルトップパネルのシール構造。
  2. 前記コーナ部分に前記シール材の一部を密着させる部分は、前記カウルトップパネルの分割部分の近傍であることを特徴とした請求項1記載の車両用カウルトップパネルのシール構造。
  3. 前記コーナ部分は、前記シール材の一部を密着させる部分に、前記カウルトップパネルの前記フランジの基部と前記カバー部の基部との間を仕切る複数の仕切板を、車幅方向に所定のピッチで設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用カウルトップパネルのシール構造。
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