JP2001010536A - 自動車のエアボックス - Google Patents

自動車のエアボックス

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JP2001010536A
JP2001010536A JP11185719A JP18571999A JP2001010536A JP 2001010536 A JP2001010536 A JP 2001010536A JP 11185719 A JP11185719 A JP 11185719A JP 18571999 A JP18571999 A JP 18571999A JP 2001010536 A JP2001010536 A JP 2001010536A
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JP
Japan
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air
air box
water
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top cover
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JP11185719A
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Isato Masuki
勇人 益木
Shigehiro Okemoto
重広 桶本
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアボックス本体の上面壁をカウルトップカ
バーの強度メンバーとして機能させることにより、カウ
ルトップカバーの薄肉軽量化を図る。 【解決手段】 自動車のカウルトップカバー7の裏側に
設置され、かつ取入れた外気より水を分離して、空気を
車室内へ取入れるためのエアボックス本体1を、合成樹
脂のブロー成形により一体成形すると共に、前記エアボ
ックス本体1の上面に形成された上面壁2bに空気取入
れ口2aを開口し、かつ前記エアボックス本体1内に
は、前記空気取入れ口2aから取入れた外気より水を分
離する気水分離壁3aをエアボックス本体1の成形時一
体に設けて、この気水分離壁3aによりエアボックス本
体1内を水槽2と空気槽3に分離し、エアボックスが箱
状に形成されて、エアボックス本体1の剛性アップを図
った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車の車室内へ
外気を取入れる際、外気より水を分離するエアボックス
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車には、例えばフロントガラス
の下部前方に設けられたカウルトップカバーに、外気を
車室内へ取入れる外気取入れ口が開口されており、この
外気取入れ口より取入れられた外気は、外気取入れ口の
下方に設けられたエアボックス内に導入されて、空気中
に混入した雨水などの水が空気より分離(気水分離)さ
れた後、空気は車室内へ、そして水は排水口より車外へ
排出されるように構成されている。
【0003】またこの種のエアボックスとしては、例え
ば特開平9−132026号公報に記載されたものが公
知である。
【0004】前記公報のエアボックスは、上面が開口さ
れたボックスが合成樹脂により一体成形されていて、こ
のボックス内に、外気導入口より車体幅方向の外側位置
に、水流路と外気導入路を分離する仕切板が設けられて
おり、この仕切板により水が外気導入路へ浸入するのを
防止することにより、気水分離を行う構造となってい
る。
【0005】一方前記公報には開示されていないが、従
来のエアボックスは、図9ないし図11に示すように、
フロントガラスaの下部前方に設けられたカウルトップ
カバーbに外気取入れ口cが開口されていて、この外気
取入れ口cの下方にエアボックス本体dが設置されてお
り、このエアボックス本体dは、カウルトップカバーb
の裏面に設けられた複数のクリップeを、エアボックス
本体dに設けられたグロメットfに圧入することによ
り、カウルトップカバーbの裏面に取付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来のクリ
ップeやグロメットfを使用してエアボックス本体dを
カウルトップカバーbの裏面に取付けたものでは、エア
ボックス本体dの重量がカウルトップカバーbに加わる
ため、カウルトップカバーbの肉厚を厚くして剛性を高
くする必要があり、カウルトップカバーbの重量が重く
なったり、価格が高くなるなどの不具合がある。
【0007】また前記公報のように、エアボックスを樹
脂により一体成形して、エアボックスの軽量化を図って
も、前記公報のエアボックスは上面が開口されていて剛
性が低いため、これを取付けるカウルトップカバーbに
は、高い剛性が必要となって、カウルトップカバーbの
重量が重くなったり、価格が高くなるなどの従来の不具
合は解消できないと共に、クリップeやグロメットfを
用いてカウルトップカバーbの裏面にエアボックス本体
dを取付ける構造では、構造が複雑で、かつ部品点数も
多くなるため、組立てに多くの工数を必要として作業性
が悪いなどの不具合もある。
【0008】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、上面壁がカウルトップカバーの
強度メンバとして機能することにより、カウルトップカ
バーの薄肉化を可能にし、しかも組立ても容易な自動車
のエアボックスを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、外気より水を分離して、空気を
車室内へ取入れるためのエアボックス本体を、合成樹脂
のブロー成形により一体成形すると共に、前記エアボッ
クス本体の上面に形成された上面壁に空気取入れ口を開
口し、かつ前記エアボックス本体内には、前記空気取入
れ口から取入れられた外気より水を分離する気水分離壁
を前記エアボックス本体の成形時に一体に設けて、この
気水分離壁によりエアボックス本体内を水槽と空気槽に
分離したものである。
【0010】前記構成により、エアボックスが箱状に一
体に形成されているので、エアボックス本体の構造的な
強度(剛性)が向上すると共に、組立て工数の削減が図れ
るようになる。
【0011】前記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、自動車のカウルトップカバーの裏側に設置され、
かつ取入れた外気より水を分離して、空気を車室内へ取
入れるためのエアボックス本体を、合成樹脂のブロー成
形により一体成形すると共に、前記エアボックス本体の
上面に形成された上面壁に空気取入れ口を開口し、かつ
前記エアボックス本体内には、前記空気取入れ口から取
入れられた外気より水を分離する気水分離壁をエアボッ
クス本体成形時に一体に設けて、この気水分離壁により
エアボックス本体内を水槽と空気槽に分離したものであ
る。
【0012】前記構成により、カウルトップカバーの裏
側にエアボックスが箱状に一体に形成されているので、
エアボックス本体の構造的な強度(剛性)が更に向上する
と共に、組立て工数の削減が図れるようになる。
【0013】前記目的を達成するために、請求項3記載
の発明は、エアボックス本体の空気取入れ口が開口され
た上面壁を、自動車のカウルトップカバーの裏面に当接
させ、エアボックスの上面壁とカウルトップカバーによ
り二重構造としたものである。
【0014】前記構成により、水槽及び空気層の上面壁
をカウルトップカバーの裏面に当接させることにより、
カウルトップカバーと上面壁が二重構造となって、カウ
ルトップカバーの剛性が向上するため、カウルトップカ
バーの薄肉・軽量化が図れるようになる。
【0015】前記目的を達成するため請求項4記載の発
明は、係止手段によりカウルトップカバーと水槽及び空
気槽の上面壁を係止したものである。
【0016】前記構成により、係止手段によってカウル
トップカバーと水槽及び空気槽の上面壁が一体化される
ので、カウルトップカバーの剛性がさらに向上すると共
に、水槽及び空気槽の上面壁とカウルトップカバーの取
付けが係止手段により簡単かつ確実に行えるようにな
る。
【0017】前記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、エアボックス本体を車体に取付ける取付け用フラ
ンジを、水槽又は空気槽の底面壁や側面に、エアボック
ス本体と一体に突設したものである。
【0018】前記構成により、少ない部品点数によりエ
アボックス本体を車体に確実に取付けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図6に示す図面を参照して詳述する。
【0020】図1はエアボックスの斜視図、図2は図1
のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う
断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、図4は図
1のC−C線に沿う断面図、図5は図1のD−D線に沿
う断面図、図6は作用説明図である。
【0021】これら図において1は、合成樹脂をブロー
成形することにより一体成形されたエアボックス本体
で、車幅方向に細長い水槽2と、この水槽2の上部後方
に連設された空気槽3とよりなる。
【0022】前記水槽2及び空気槽3は何れも密閉構造
となっていて、水槽2の上面壁2bに、外気を水槽2内
へ取入れるための空気取入れ口2aが、一端側に寄った
位置に開口されており、水槽2の上面壁2bには、前記
空気取入れ口2aとは別に、後述するカウルトップカバ
ー7の係止片7aを係止する係止孔2cが前側角部に開
口されている。
【0023】前記水槽2の下部両側には、エアボックス
本体1をボルトなどの固着具4により車体5へ固定する
ための取付け用フランジ2fが突設され、また前面壁2
dの下部には、一端側に寄った位置に、排水口2eが開
口されており、水槽2と空気槽3の連設部には、気水分
離壁3aが設けられている。
【0024】前記気水分離壁3aは、図2に示すように
断面ほぼ台形に形成されていて、水槽2の上面壁2bに
開口された空気取入れ口2a側が低く、かつ反対側が高
くなるように稜線部が傾斜されており、この気水分離壁
3aの上方に、水槽2内と空気槽3内を連通する連通口
3bが開口されている。
【0025】また前記空気槽3の底面壁3cは、気水分
離壁3aと同様に、空気取入れ口2a側が低く、かつ反
対側が高くなるよう傾斜されていて、底面壁3cの最低
部の高さが気水分離壁3aの最低部の高さとほぼ同じに
なっていると共に、底面壁3cの最高部側の後面壁3g
に、空気調和装置の外気導入口(ともに図示せず)へ空
気を排出する空気排出口3dが底面壁3cよりやや高い
位置に開口されている。
【0026】一方前記エアボックス本体1は、フロント
ガラス6の下部前方に設けられたカウルトップカバー7
の下方に図2に示すように設置されている。
【0027】前記カウルトップカバー7の下方には、車
体5のエアボックス取付け部5aが設けられていて、こ
のエアボックス取付け部5a上に、エアボックス本体1
の水槽2の底面壁2gが当接された状態で、固着具4に
より取付け用フランジ2fがエアボックス取付け部5a
に図3に示すように固着されている。
【0028】前記カウルトップカバー7の下面には、水
槽2の上面壁2bと、空気槽3の上面壁3eに形成され
た係止孔2c,3fに嵌入して係止孔2c、3fの周縁
部と係合する係止片7aが複数突設されている。
【0029】これら係止片7aは弾性を有していて、先
端部に係止突起7bが突設されており、これら係止突起
7bとカウルトップカバー7の裏面との間で、水槽2の
上面壁2b及び空気槽3の上面壁3eを弾性的に挟着す
ることにより、水槽2の上面壁2b及び空気槽3の上面
壁3eが、図2に示すようにカウルトップカバー7の裏
面に密着されて2重構造となっており、これによって水
槽2及び空気槽3の上面壁2b,3eがカウルトップカ
バー7の補強メンバとして機能するため、カウルトップ
カバー7の薄肉軽量化が図れるようになる。
【0030】また前記カウルトップカバー7の前部に
は、水槽2の上面壁2bに開口された空気取入れ口2a
と合致する位置に、空気取入れ口2aとほぼ同大の外気
取入れ口7cが開口されていて、カウルトップカバー7
と、ボンネットカバー8の間に形成された外気導入路9
より導入された外気はこの外気取入れ口7cより空気取
入れ口2aを経て水槽2内に導入されるようになってい
る。
【0031】前記ボンネットカバー8はエンジンルーム
10の上方に開閉自在に設けられていて、車体5よりエ
アボックス本体1の前方に突設された隔壁5bの上縁に
設けられたシール部材11が、前記ボンネットカバー8
の裏面に当接することにより、外気導入路9前端の気密
が保持されていると共に、外気導入路9の後端は、ボン
ネットカバー8の後端と、カウルトップカバー7の後端
間に設けられた隙間12に連通されている。
【0032】なお図5中7dはカウルトップカバー7の
後端側下面に突設されたフロントガラス取付け用フラン
ジで、このフロントガラス取付け用フランジ7dと、カ
ウルトップカバー7の後端間に、フロントガラス6の下
端が狭着されている。
【0033】また図5中13は、カウルトップカバー7
の後端とフロントガラス6の間をシールするリップシー
ルである。
【0034】次に前記構成されたエアボックスの作用を
説明する。
【0035】エアボックス本体1を車体5のエアボック
ス取付け部5aに取付けるに当たっては、エアボックス
本体1の水槽2及び空気槽3の上面壁2b,3eに開口
された係止孔2c,3fに、カウルトップカバー7の裏
面に突設された係止片7aを、上方より図6に示すよう
に差し込み、この状態でエアボックス本体1を後方へス
ライドさせることにより、図4に示すようにカウルトッ
プカバー7の裏面と、係止片7aの先端に突設された係
止突起7bの間で上面壁2b,3eを狭着する。
【0036】次にこの状態で水槽2の下部両端に突設さ
れた取付け用フランジ2fを固着具4により車体5のエ
アボックス取付け部5aへ固着するもので、従来のクリ
ップやグロメットによりエアボックス本体1をカウルト
ップカバー7に取付けるものに比べて組立て作業が短時
間で容易に行えるため、組立て工数の削減が図れると共
に、固着具4だけでエアボックス本体1が取付けられる
ため、取付けに要する部品点数の削減も図れるようにな
る。
【0037】次に前記エアボックスの気水分離作用を説
明すると、降雨時などの走行時には、外気とともに雨水
などの水が、ボンネットカバー8とカウルトップカバー
7間の外気導入路9より、カウルトップカバー7の外気
取入れ口7c及び水槽2の空気取入れ口2aを経て水槽
2内へ取込まれる。
【0038】水槽2内に取込まれた水を含む外気は、気
水分離壁3aの上方に開口する連通口3bより空気槽3
内へ流入する際、比重の重い水は気水分離壁3aを越え
ることができず、これによって空気中の水が分離され
て、水は気水分離壁3aの水槽2側の壁面を伝わって水
槽2の底部に流下し、排水口2eより水槽2外へ排出さ
れる。
【0039】また空気室3内に流入した空気は、水槽2
の空気取入れ口2aと反対の端部に開口された空気排出
口3dより空気調和装置の外気導入口へ排出されると共
に、空気に混入した水が万一気水分離壁3aを越えて空
気槽3内に達しても、空気槽3内を流通している間に比
重の重い水は空気と分離され、空気取入れ口2a方向へ
低く傾斜する空気槽3の底面壁3cに沿って気水分離壁
3aの最低部へ流下し、最低部より水槽2内へ流入し
て、水槽2の排水口2eより排水されるため、水が空気
とともに空気室3の空気排出口3dより空気調和装置の
外気導入口へ排出されることがない。
【0040】なお上記実施の形態では、水槽2の上面壁
2bに2個所、空気槽3の上面壁3eに2個所の計4個
所に係止孔2c,3fを設けたが、係止孔2c,3fの
数をこれより増減しても勿論よい。
【0041】また水槽2の上面壁2b及び空気槽3の上
面壁3eにフランジを設けて、これらフランジを固着具
によりカウルトップカバー7の裏面に取付けるようにし
てもよい。
【0042】一方図7及び図8はエアボックスの別の実
施の形態を示すもので、次にこれを説明する。
【0043】なお前述した実施の形態と同一部分は同一
符号を付して、その説明は省略する。
【0044】この実施の形態では、図7に示すように気
水分離壁3aの傾斜を、水槽2の空気取入れ口2a側を
高く、そして空気槽3の空気排出口3d側を低くしたも
ので、気水分離壁3aの長さは、水槽2の空気取入れ口
2a側から全長の2/3くらいまで延在している。そし
て、空気槽3の底面壁3cは、空気取入れ口2a側から
反対方向に向かって徐々に低くなり、最低位部が気水分
離壁3aの略先端(或いは僅か先)に位置して、その後空
気排出口3d側に向かって徐々に上昇するように形成さ
れている。
【0045】この結果、空気槽3の底面壁3cに達した
水は底面壁3cの最低位部に案内されて、水槽2内へ流
下して、水槽2の排出口2eより外部に排出されるよう
になっている。
【0046】また図8に示すように、空気槽3の上面壁
3e後端にカウルトップカバー7を一体に設けることに
より部品点数の削減を図ったもので、カウルトップカバ
ー7は、エアボックス本体1をブロー成形する際一体成
形するか、エアボックス本体1とカウルトップカバー7
を別体に成形して、成形後接着などの手段で上面壁3b
の後端にカウルトップカバー7を取付けたもので、何れ
の場合も、車体5のエアボックス取付け部5aにエアボ
ックス本体1を取付けると、カウルトップカバー7の取
付けも完了するので、組立てに要する工数の削減と、部
品点数の削減が図れる効果がある。なお、図示はしない
が、この実施の形態では、水槽2の空気取入れ口2aか
ら落ち葉などが入らないようにするため、この空気取入
れ口2aはカウルトップカバー7の外気取入れ口のよう
な複数の長孔などからなる格子状部等により覆われてい
る。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、エアボ
ックスが箱状に一体に形成されていることから、エアボ
ックス本体の構造的な強度(剛性)が向上すると共に、組
立工数の削減が図れるようになる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、カウルトッ
プカバーの裏側にエアボックスが箱状に一体に形成され
ることから、エアボックス本体の構造的な強度(剛性)が
更に向上する。
【0049】また、請求項3記載の発明によれば、水槽
及び空気送の上面壁をカウルトップの裏面に当接させる
ことにより、カウルトップカバーと上面壁とが二重構造
となって、カウルトップカバーの剛性が向上するため、
カウルトップカバーの薄肉・軽量化が図れるようにな
る。
【0050】さらに、請求項4記載の発明によれば、掛
止手段に寄ってカウルトップカバーと水槽および空気層
の上面壁が一体化されるので、カウルトップカバーの剛
性が更に向上すると共に、水槽及び空気送の上面壁とカ
ウルトップカバーの取付けが係止手段により簡単且つ確
実に行えるようになる。
【0051】さらにまた、請求項5記載の発明によれ
ば、エアボックス本体を車体に取付ける取付け用フラン
ジを、水槽又は空気槽の底面壁や側面に、エアボックス
本体と一体に突設したことから、少ない部品点数により
エアボックス本体を車体に確実に取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる自動車のエアボッ
クス取付け構造を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図5】図1のD−D線に沿う断面図である。
【図6】係止手段により空気槽の上面壁をカウルトップ
カバーに係止する際の作用説明図である。
【図7】この発明の別の実施の形態になる自動車のエア
ボックス取付け構造を示す斜視図である。
【図8】図7のE−E線に沿う断面図である。
【図9】従来の自動車のエアボックス取付け構造を示す
斜視図である。
【図10】図9のF−F線に沿う断面図である。
【図11】図9のG−G線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 エアボックス本体 2 水槽 2a 空気取入れ口 2b 上面壁 2c 係止孔 2d 前面壁 2e 排水口 2f 取付け用フランジ 2g 底面壁 3 空気槽 3a 気水分離壁 3b 連通口 3c 底面壁 3d 空気排出口 3e 上面壁 3f 係止孔 3g 後面壁 4 固着具 5 車体 5a エアボックス取付け部 5b 隔壁 6 フロントガラス 7 カウルトップカバー 7a 係止片 7b 係止突起 7c 外気取入れ口 7d フロントガラス取付け用フランジ 8 ボンネットカバー 9 外気導入路 10 エンジンルーム 11 シール部材 12 隙間 13 リップシール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気より水を分離して、空気を車室内へ
    取入れるためのエアボックス本体を、合成樹脂のブロー
    成形により一体成形すると共に、前記エアボックス本体
    の上面に形成された上面壁に空気取入れ口を開口し、か
    つ前記エアボックス本体内には、前記空気取入れ口から
    取入れられた外気より水を分離する気水分離壁を前記エ
    アボックス本体の成形時に一体に設けて、この気水分離
    壁によりエアボックス本体内を水槽と空気槽に分離した
    ことを特徴とする自動車のエアボックス。
  2. 【請求項2】 自動車のカウルトップカバーの裏側に設
    置され、かつ取入れた外気より水を分離して、空気を車
    室内へ取入れるためのエアボックス本体を、合成樹脂の
    ブロー成形により一体成形すると共に、前記エアボック
    ス本体の上面に形成された上面壁に空気取入れ口を開口
    し、かつ前記エアボックス本体内には、前記空気取入れ
    口から取入れられた外気より水を分離する気水分離壁を
    前記エアボックス本体成形時に一体に設けて、この気水
    分離壁によりエアボックス本体内を水槽と空気槽に分離
    したことを特徴とする自動車のエアボックス。
  3. 【請求項3】 前記エアボックス本体の空気取入れ口が
    開口された上面壁を、自動車のカウルトップカバーの裏
    面に当接させ、エアボックスの上面壁とカウルトップカ
    バーにより二重構造としたことを特徴とする請求項2記
    載の自動車のエアボックス。
  4. 【請求項4】 係止手段によりカウルトップカバーと水
    槽及び空気槽の上面壁を係止してなる請求項2又は3記
    載の自動車のエアボックス。
  5. 【請求項5】 エアボックス本体を車体に取付ける取付
    け用フランジを、水槽又は空気槽の底面壁や側面に、エ
    アボックス本体と一体に突設してなる請求項2乃至4の
    いずれか1に記載の自動車のエアボックス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004050962A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Denso Corp 車両用空調装置の内外気切替装置
JP2010241709A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Seiji Motojima 抗癌剤及び癌予防食品
JP2011001302A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Seiji Motojima 炭素繊維−糖質複合形状体及びその製造方法、炭素繊維−糖質複合形状体含有親水性材料並びに炭素繊維−糖質複合形状体含有サプリメント

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