JP3463010B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

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JP3463010B2
JP3463010B2 JP26445799A JP26445799A JP3463010B2 JP 3463010 B2 JP3463010 B2 JP 3463010B2 JP 26445799 A JP26445799 A JP 26445799A JP 26445799 A JP26445799 A JP 26445799A JP 3463010 B2 JP3463010 B2 JP 3463010B2
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    • Y10S715/966Computer process, e.g. operation of computer
    • Y10S715/968Computer process, e.g. operation of computer interface for database querying and retrieval

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書情報の検索
および数量分析を行う情報処理装置に関し、特に、特許
件数の分析を行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書情報データベースに蓄積された情報
を一定の条件に従って検索・分析し、そのデータベース
に蓄積されている文書の傾向を数量的に把握すること
は、一般的に有用である。特に技術情報文書の分野にお
いては、技術内容の分類コードによる検索やテキスト内
のキーワード検索によって文書の内容を特定する方法と
各種書誌情報の利用との併用により、膨大な量の不定型
情報を定型的に分析することの価値は大きい。
【0003】図33に示すマトリクス図は、特許情報に
関するパテントマップの一例である。この図において
は、行方向には分野・製法による分類、列方向にはIP
C(国際特許分類)による分類がそれぞれなされ、マト
リクス内におけるこれら行および列の交点にあたるセル
においては、該当する分野の特許件数が円の大きさで表
されている。このようなマトリクス形式のパテントマッ
プを用いると、どの分野の特許件数が多いかといった情
報を、視覚的に一目でわかるように表示することができ
る。
【0004】データベースなどに蓄積された情報からこ
のようなパテントマップを生成する方法は、例えば、特
開平8−221435号や特開平11−15833号な
どに開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように有用なパ
テントマップであるが、従来技術には次のような課題点
がある。まず、技術情報、特に特許情報においては、そ
の文書が作成あるいは公開された時期が重要であるにも
関わらず、従来技術では、数量の時系列的な変化を視覚
的にわかりやすく表示できていないことである。特開平
8−221435の図6では年が横軸にとられ、各技術
に関する年別件数が表示されているが、件数の時系列的
な増減を把握しようとするとこの表示内容を読み取って
分析せねばならない。
【0006】より直接的に増減傾向の把握を可能とする
ために、件数の増減傾向が一目でわかる図形などがセル
内に表示がされ、パテントマップの全領域にわたってそ
の傾向が一望でき、セル間の増減傾向の相対比較も容易
にできることが望まれる。
【0007】またその他にも、よりきめ細かな条件でパ
テントマップを生成し、マップの精度を上げ、マップの
内容を維持し、マップを使いやすいものにするために、
下記のような技術が求められている。 マトリクス内
の1つまたは複数のセルを選択し、選択されたセルにつ
いてのみ、データベースの検索を行えること。また、一
部のセルについてのみ検索条件を変更して、その変更を
反映した再検索を行えること。 マトリクスの行ごと
の分析条件や列ごとの分析条件だけでなく、個別のセル
ごとの分析条件も指定できること。 既に作成された
マップに新たなセルを追加したり、既に作成されたマッ
プの行または列またはその両方を縮退させるような操作
をしたり、既に作成された複数のマップを合成して新た
なマップを作成したりできること。 特定の出願人の
特許についてのみのマップを作成したり、出願人毎にそ
れぞれマップを作成したり、特定出願人の特許の件数占
有率を表示できるマップを作成したりできること。
特許に関する評価情報を保持し、この評価情報をリンク
させてマップを作成し表示できること。 セル毎の分
析条件を論理演算により組み合わせて、新たな分析条件
を構成できること。 パテントマップと文書内容とを
同時に表示し、その文書のパテントマップ内における該
当位置を表示できること。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、数量の時系列的な増減傾向をわかりやすく視
覚的に各セルに表示し、よりきめ細かな分析条件の指定
が可能で、精度の高いマップを生成でき、生成されたマ
ップの内容を維持および再利用が可能で、参照性に優れ
たマップを生成する情報処理装置および情報処理方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、文書に関する時間情報およびその他の
情報を記憶する情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶さ
れている情報の分析条件の入力を受け入れる検索条件入
力部と、前記検索条件入力部から渡される前記分析条件
に従って前記情報記憶部に記憶された情報の検索を行う
検索実行部と、前記検索実行部による検索の結果得られ
た情報を基に、前記分析条件に従って集計を行い、マト
リクスのセルごとの数量情報を得、前記時間情報を用い
た時系列変化を分析することによって前記セルごとの増
減傾向情報を得る出力情報生成部と、前記出力情報生成
部が得た前記数量情報と前記増減傾向情報とに基づき、
前記セルをマトリクス状に配置したマップを表示する出
力部と、前記情報記憶部に記憶されている特定の文書を
指定する文書指定部とを備え、前記出力部は、前記文書
指定部によって指定された文書が該当する前記セルを他
のセルと区別して表示することを特徴とする情報処理装
置を要旨とする。
【0010】この発明のこのような構成により、指定さ
れた特定の特許が、どのセルの条件に合致しているかを
視覚的にわかりやすく表示することが可能となる。該当
セルの位置を表示する方法としては、セルの色分け表
示、セルの輝度による区別をした表示、セル内での記号
や画像などの表示などがある。
【0011】また、本発明は、文書に関する時間情報お
よびその他の情報を記憶する情報記憶部と、前記情報記
憶部に記憶されている情報の分析条件の入力を受け入れ
る検索条件入力部と、前記検索条件入力部から渡される
前記分析条件に従って前記情報記憶部に記憶された情報
の検索を行う検索実行部と、前記検索実行部による検索
の結果得られた情報を基に、前記分析条件に従って集計
を行い、マトリクスのセルごとの数量情報を得、前記時
間情報を用いた時系列変化を分析することによって前記
セルごとの増減傾向情報を得る出力情報生成部と、前記
出力情報生成部が得た前記数量情報と前記増減傾向情報
とに基づき、前記セルをマトリクス状に配置したマップ
を表示する出力部と、前記検索実行部によって検索され
た文書を表示する文書表示部とを備え、前記出力部は、
前記文書表示部によって表示されている文書が該当する
前記セルを他のセルと区別して表示する、または該当す
るセル名のリストを表示することを特徴とする情報処理
装置を特徴とする。
【0012】この発明のこのような構成により、マップ
とともに文書そのものを表示し、またその文書が該当し
ているセルの位置をマップ内で示すことが可能となる。
また、該当するセル名の一覧の表示により、該当セルを
容易に確認することが可能となる。ここでいうセル名
は、行項目名および列項目名の対により表すことが可能
である。
【0013】また、本発明は、前記分析条件で指定され
る複数のキーワードのうち、前記文書表示部によって表
示されている文書に含まれるキーワードのリストを表示
するヒットワード表示部を備えることを特徴とする。
【0014】この発明のこのような構成により、表示中
の特定の文書について、分析条件となったキーワードの
うち、その文書内に含まれていたキーワードと、各々の
キーワードの出現回数をリスとして表示することが可能
になる。このヒットワードリストを表示することによっ
て、利用者に、表示中の文書がどのキーワードによって
ヒットしたのかという情報を与えることになる。また同
様に、どのキーワードの出現頻度が高く、その文書の内
容を良く表すキーワードが何かという情報を与えること
になる。
【0015】また、本発明は、前記分析条件に従って、
各々の前記セルごとに該当する文書またはその文書識別
情報を記憶するセル該当文書記憶部と、前記セル該当文
書記憶部に記憶されている各々の文書または文書識別情
報のうち、「選択」とする文書または文書識別情報は前
記セル該当文書記憶部に保持し、「非選択」とする文書
または文書識別情報については、前記セル該当文書記憶
部から削除する、または非選択であるという情報を前記
セル該当文書記憶部に記憶させる表示文書選択・非選択
入力部を備え、前記出力情報生成部は、前記セル該当文
書記憶部に記憶された内容に基づいて分析を行うことを
特徴とする。
【0016】この発明のこのような構成により、利用者
の判断に基づいた選択/非選択の入力により、ある文書
をあるセルに帰属させたまま残すか、そのセルへの帰属
を取りやめるかを制御することが可能となる。これによ
り、設定された検索条件に基づく機械的な検索・分析の
結果を利用者の判断で補完することができる。
【0017】また、本発明は、前記セル該当文書記憶部
に記憶されている各々の文書または文書識別情報に関し
て、セル間の移動、セル間の複写、またはセルからの削
除を行うセル該当文書編集部を備えることを特徴とす
る。
【0018】この発明のこのような構成により、利用者
の判断に基づいて、ある文書のあるセルへの帰属を取り
やめたり、ある文書の帰属をあるセルから別のセルへ移
動させたり複写させたりすることが可能となる。これに
より、設定された検索条件に基づく機械的な検索・分析
の結果を利用者の判断で補完することができる。
【0019】また、本発明は、前記出力部は、前記マッ
プ上で帰属するセルの数の多い順に配列された文書リス
トを表示することを特徴とする。
【0020】この発明のこのような構成により、帰属す
るセル数の多い文書の識別情報を表示することができ
る。また、この識別情報のリストからの選択により、そ
のような原文書を表示することができる。マップ項目が
発明の効果による分類で構成されている場合、このよう
な構成を適用することにより、1件の発明で多くの分野
に効果を持つ特許を抽出することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施形態について説明する。図1は、本実施形態による
パテントマップ表示画面(ウィンドウ)の一例である。
同図に示す画面は、大別して、上部のマップ表示域と下
部の各種指示ボタン域から構成されている。
【0022】マップ表示域には、行方向のマップ項目タ
イトル「目的・効果」および列方向のマップ項目タイト
ル「構成要素」がそれぞれ表示されている。また、行方
向および列方向それぞれについて階層構造を持つマップ
項目が表示されている。例えば、行方向のマップ項目
は、第1階層には「マルチシンク化」、「表示特性」
が、この「表示特性」に従属する第2階層には「フルカ
ラー化」、「高輝度化」が存在している。
【0023】行方向および列方向のマップ項目の交点に
はそれぞれセルが存在しており、各セルにおいては、行
方向および列方向のマップ項目の両方に該当するまたは
各セルに該当する特許件数の数字と、その件数の多さを
示す円図形(数量表現図形)が表示されている。各セル
によってこの円図形の大きさは異なっており、この円図
形は、その直径がそれぞれのセルに該当する特許件数と
比例するように生成されている。
【0024】また、各セル内には、件数の時系列的な増
減傾向を示す矢印図形(増減傾向表示図形)が、前記円
図形の横に並べて表示されている。本例においては、連
続する4つの期間におけるそれぞれの特許件数が集計さ
れ、第1の期間と第2の期間の間の増減と第2の期間と
第3の期間の間の増減と第3の期間と第4の期間の間の
増減との組み合わせのパターンにより、矢印図形の形状
が選択されている。増減傾向表示図形の詳細については
後で説明する。
【0025】また、行方向および列方向のマップ項目毎
に、該当する特許の合計数の表示欄が設けられている。
1件の特許が複数のマップ項目に該当することがあるた
め、行の合計件数は必ずしもその行に属するセルの件数
の合計とは一致しない。また列の合計についても同様で
ある。この行方向および列方向の合計についても、件数
の数字と件数の多さを表す円図形と期間ごとの増減を示
す増減傾向表示図形が表示されている。
【0026】また、画面下部の各種指示ボタン域に表示
されているボタンは、「マップ条件設定・入力」と「検
索実行・マップ自動生成」と「出力・保存」の3つのグ
ループに分類されている。これらのボタンを押すことに
より、それぞれのボタンの機能に応じてより詳細な入力
画面が開かれるようになっている。このように、マップ
の表示出力と指示ボタンが1画面に統合されていること
により、操作の都度、画面を切り換えたりメニューを開
いたりする必要がなく、本装置の利便性の向上が図られ
ている。
【0027】図2はパテントマップ生成のもととなるデ
ータベースの構造と生成されるパテントマップとの関係
を示す概念図である。図2において、符号10は文書情
報を保持するデータベーステーブルである。また、20
はパテントマップ表示画面、21は列タイトル表示域、
22は行タイトル表示域、23は列項目表示域、24は
行項目表示域、25は列合計表示域、26は行合計表示
域、27はセル表示域である。
【0028】データベーステーブル10はリレーショナ
ル型構造を有しており、特許1件につき1レコードが存
在している。また、データベーステーブル10は列項目
としては、出願日付、公開日付、特許登録日付などの各
種日付情報、特許分類や特許出願人などの各種カテゴリ
ー(属性)、文書(明細書等)の全文テキストなどがあ
る。
【0029】但し、本発明の実施にあたって、データベ
ースの構造は、必ずしも図2に示すようなものに限定さ
れず、大量の文書データの蓄積および検索に適した他の
構造であっても良い。例えば、リレーショナル型以外の
ものであっても良く、日本国特許庁のCD−ROM公報
の仕様に準拠するものであっても良い。
【0030】本装置は、利用者により設定された検索条
件および分析条件によってデータベーステーブル10の
レコードを選択し、さらに集計を行い、パテントマップ
表示画面20に示すようなマトリクスを表示出力する。
【0031】図1に示す「マップ条件設定・入力」の中
の「セル検索条件設定」ボタンを押すことによって、パ
テントマップ表示画面20内のそれぞれのセルごとに、
データベーステーブル10が持つ列項目の値に関して分
析条件を設定できるようになっている。
【0032】データベーステーブル10が持つ各種カテ
ゴリー(属性)の項目については、その属性値の一致や
その属性値が所定の範囲に含まれるかどうかを分析条件
として設定することができる。また、そのような分析条
件を、論理積、論理和、論理否定といった論理演算子に
よって複数組み合わせたものを分析条件として設定する
こともできる。
【0033】また、データベーステーブル10が持つ文
書のテキスト情報の項目については、単数または複数の
キーワードを分析条件として設定することができる。こ
こでいう文書のテキスト情報の項目とは、例えば、要約
書テキストや明細書全文テキストであり、分析条件とし
て設定されたキーワードが指定されたテキストに含まれ
る場合に、その文書がその分析条件に該当すると判断さ
れる。
【0034】セルごとに分析条件が設定されるとき、あ
る1つの文書が複数のセルの分析条件に該当することが
起こり得る。キーワードによる分析条件においてそのよ
うな複数セル該当が起こった場合の文書のセルへの帰属
のさせかたについては、次の2種類のうちいずれかを指
定することができるようになっている。
【0035】第1の方法では、該当するセル、すなわち
分析条件で設定されたキーワードがヒットするすべての
セルにその文書を帰属させる。このような第1の方法の
場合、1つの文書が複数のセルにおいて重複して計上さ
れることになる。各々のセルについて見れば、設定され
た分析条件に該当する文書が漏れなくカバーされるとい
う利点がある。
【0036】第2の方法では、キーワードのヒット数
(出現回数)が最も多いセルにその文書を帰属させる。
この第2の方法においては、セル間での文書の複数計上
は起こらず、各々のセルについて見れば、他のセルと比
較において相対的に最も分析条件への適合度の高い文書
だけが集計されることになる。
【0037】データベーステーブル10は「日付」項目
を持っているため、セルごとに抽出されたレコードに関
する時系列分析を行うことが可能である。つまり、分析
のための期間を予め設定し、セルに帰属するレコードを
その期間別に分類し、それらの期間毎の件数を集計する
ことによって、設定された分析条件に該当する特許件数
の増減傾向を得ることができる。この時系列分析に用い
られる日付については、特許の出願日付、公開日付、特
許登録日付など、利用者の所望のものを用いることがで
きるようになっている。また、分析のための単位期間の
長さは1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年など任意のものを
選択できるようになっており、その期間の開始時期につ
いてもカレンダー年度、会計年度、その他それぞれの分
析目的などに応じて利用者の所望のものを設定できるよ
うになっている。
【0038】図1に示したマップ表示例のように、本装
置においては行項目および列項目に任意の深さの階層構
造を持たせることができる。図3は、この行方向および
列方向のマップ項目の階層構造の設定過程を示す概念図
である。このような項目の階層は、図1の「マップ条件
設定・入力」内の「マップスタイル設定・変更」機能に
おいて設定できるようになっている。
【0039】図3に示す項目のタイトルは「構成要素」
であり、まず図3(a)においては、階層数が1で第1
階層31には「材料」および「製法」の2つの項目が設
定されている。この状態から階層数を増やして2とし、
第2階層32に「A樹脂」および「B合金」の2つの項
目を設定し、この2つを第1階層の「材料」に従属させ
た状態が図3(b)である。またさらに、「材料」の下
の第2階層項目「その他」を追加して、第3階層33を
設け、「A樹脂」の下に「A1系」および「A2系」の
項目を設定した状態が図3(c)である。このように
「マップスタイル設定・変更」機能によって、階層数の
増減、列の追加または削除、項目名の設定などの操作が
行えるようになっている。
【0040】このように設定されたマップ項目は、次の
ような構造を持つデータとして、本装置の他部に渡され
たり、記憶装置に記憶されたりする。
【0041】図3(a)に示す状態は、下記のデータに
より表現される。 構成要素[区切記号] 材料[区切記号] 製法[区切記号]
【0042】また、図3(b)に示す状態は、下記のデ
ータにより表現される。 構成要素[区切記号] 材料.A樹脂[区切記号] 材料.B合金[区切記号] 製法[区切記号]
【0043】また、図3(c)に示す状態は、下記のデ
ータにより表現される。 構成要素[区切記号] 材料.A樹脂.A1系[区切記号] 材料.A樹脂.A2系[区切記号] 材料.B合金[区切記号] 材料.その他[区切記号] 製法[区切記号]
【0044】上記のように、項目情報は、区切記号によ
り区切られた連続的なデータであり、項目タイトルおよ
び階層間の従属関係を「.」(ドット記号)で示した各
々の項目名によるデータで表現される。但し、項目の階
層構造の表現手段はこの方法に限定されず、同じ意味を
持つ他の手段であっても良い。
【0045】次に、マップ上の各セル内における表示に
ついて説明する。図4は、そのようなセル内表示のいく
つかのバリエーションを示す図である。図4において、
符号27はセル表示域、51は数量表現図形、52は増
減傾向表示図形、53は数字による数量値表示、54は
数字による増減率表示である。
【0046】数量表現図形51は、そのセルに該当する
特許件数に比例する大きさになるように生成される。ま
た、増減傾向表示図形52は、前述の時系列分析による
増減傾向に適した図形が選択されて表示されている。こ
れら数量表現図形51および増減傾向表示図形52を用
いることにより、件数の相対的な大きさとその時間推移
とを直感的に人間の視覚に訴えることができる。また、
数量値表示53および増減率表示54は、そのセルに該
当する特許件数に関する正確なデータを提供する。この
ように、増減傾向表示図形を含む視覚的表示と、数字に
よる表示とを1つのセル内に配置し、さらにこのような
セルをマトリクス状に配置することにより、技術分野別
の特許件数の傾向とその増減推移が一目で理解できると
いう従来技術にはない効果を得ることが可能となってい
る。
【0047】なお、図4(a)に示す表示の特徴は、数
量表現図形51と増減傾向表示図形52とを横に並べて
いることである。この両者を縦に並べるように表示して
も良い。
【0048】また、図4(b)に示す表示の特徴は、数
量表現図形51と増減傾向表示図形52とが重ねて表示
されていることである。このように両者を重ねることに
より、セル表示域27の面積を相対的に小さくすること
ができ、従って、一定面積内により多くのセルを表示す
ることが可能となるため、より多く設定された技術分野
あるいはより細かく分類された技術分野に関するパテン
トマップを一覧することができる。
【0049】また、図4(c)に示す表示の特徴はセル
表示域27の右上部分に増減率表示54が付けられてい
ることである。このように数字による増減率表示を設け
ることにより、単に「増減」の推移だけから導き出され
た増減傾向表示図形52だけではわからない増減の程度
を示すことができるようになっている。
【0050】図4(a)〜(c)に示したもの以外に
も、これらの表示要素を他の方法で組み合わせ、配置し
てセル表示域27に表示しても良い。また、いずれの場
合にも増減傾向表示図形52は常に一定の大きさで表示
しても良いし、数量表現図形51の大きさに応じて増減
傾向表示図形52の大きさを変えて表示しても良い。
【0051】図5は、増減傾向表示図形52のかわり
に、時系列分析の結果に応じた折れ線グラフを生成して
セル内に表示している表示例を示している。図5におい
て、符号55は増減傾向グラフ表示域であり、56は増
減傾向グラフである。図5に示す例では、連続する5期
間にわたる特許件数の増減推移を増減傾向グラフ56で
表示している。マップ内の各々のセルの増減傾向グラフ
表示域55は同じ大きさであり、またグラフの座標軸は
マップ内での最大件数が収まるようにスケール設定さ
れ、すべてのセルの増減傾向グラフ56は同一スケール
の座標軸で表示される。このような座標軸とすることに
より、マップ内のセル間で、特許件数およびその増減傾
向を相対比較することが可能となる。
【0052】図6は、複数の分析の結果を1つのセル内
で合成し、数量表現図形および増減傾向表示図形を重ね
て表示している表示例を示している。図6において、符
号51a、51b、51c、51dは数量表現図形、5
2a、52bは増減傾向表示図形、53a、53bは数
字による数量値表示である。
【0053】図6は、2種類の異なる分析の結果を重ね
て表示しており、第1の分析の結果からはからは数量表
現図形51a、増減傾向表示52a、数量値表示53a
が生成され、第2の分析の結果からはからは数量表現図
形51b、増減傾向表示52b、数量値表示53bが生
成されている。
【0054】表示される数量表現図形、増減傾向表示図
形および数字は、色やハッチングパターンなどを変える
ことにより、区別しやすいように表示されている。数量
表現図形はある図形が他の図形の後ろに隠れて見えなく
ならないように、常に大きさの大きい順に表示画面の後
方から前方に重ね合わされる。また、セル内に同じ大き
さの図形がある場合には、符号51cおよび51dのよ
うに、位置を少しずらして表示する。増減傾向を示す情
報は、図6に示すような選択された図形であっても良い
し、前述のようにデータを基に生成されるグラフであっ
ても良い。また、重ねて表示する分析の数は、3以上で
あっても良い。
【0055】次に、複数の分析の結果をセル内で合成し
て表示する別の方法について説明する。図7は、複数の
分析結果に基づく数量表現図形および増減傾向表示図形
をセル内で並べて表示している表示例を示している。図
7において、符号61は数量表現図形表示域、62は増
減傾向表示域であり、これらの領域に、分析結果A、
B、C、Dについて、それぞれ数量表現図形および増減
傾向表示図形が縦に並べて表示されている。
【0056】この場合も、図6のときと同様に、分析結
果A〜Dについて色分けなどを行って目立つ対比表示と
しても良い。また、図7のように縦に並べるのではなく
別の方向に図形を並べても良い。また、図7においては
数量表現図形を横方向に長い楕円としてセルの縦方向の
長さを節約しているが、この数量表現図形は真円であっ
ても、縦方向に長い楕円であっても、楕円以外の図形で
あっても良い。また、増減傾向を示す情報は、選択され
た図形であっても良いし、データを基に生成されるグラ
フであっても良い。
【0057】ここで、図6あるいは図7のような複数の
分析をセル内で合成して表示することの意義、効果およ
び用途について説明する。図6あるいは図7に示すよう
な表示を行うことにより、複数の分析結果をマップ上で
対比して比較することが可能となる。具体的には、次の
ような複数の分析の比較にこの表示方法を応用すること
ができる。
【0058】まず第1に、例えば、出願公開された特許
の件数と登録された特許の件数についての比較分析を1
画面上で行うことが可能である。このような比較を行う
ためには、出願公開特許と登録特許についてそれぞれ別
のデータベースを持たせ、各々のデータベースのレコー
ドを検索するようにしても良いし、単一のデータベース
テーブル上に公開日付と登録日付の両方を持たせ、各々
の日付によって検索および時系列分析を行うようにして
も良い。
【0059】また第2に、特許出願人別の特許件数の比
較に応用することも可能である。比較対象とする各々の
出願人について分析を行い、それらの結果をセル内で合
成することにより、設定された分析条件に応じて、例え
ば技術分野ごとの出願人別の特許件数の傾向や、その時
系列的な増減推移の傾向を一覧することが可能となる。
【0060】また第3に、国別の特許件数の比較に応用
することもできる。比較対象とするそれぞれの国におけ
る特許件数についての分析を行い、それらの結果をセル
内で合成することにより、技術分野ごとの国別の特許件
数の傾向や、その時系列的な増減推移の傾向を一覧する
ことが可能となる。このような比較を行うためには、国
ごとの特許データベースを持ち、それぞれのデータベー
スのレコードを検索するようにしても良いし、単一のデ
ータベース上に比較対象とする複数の国における特許情
報を保持し、設定する検索条件によって、集計対象の国
を区別するようにしても良い。
【0061】また第4に、特許内容に関する評価情報を
加味した件数分析に応用することもできる。例えば、こ
れまでに説明してきた特許データベースとは別に、各特
許に関して利用者が独自に行った評価結果をA〜Dの4
段階のランクで保持する評価データベースを持ち、セル
ごとの分析条件に従って特許データベースからレコード
を抽出し、抽出されたレコードについて特許識別情報を
キーとして評価データベースを検索することによってそ
の特許の評価情報を取得し、セル内でA〜Dの評価ラン
クごとに件数を集計し、図7に示すような方法で評価ラ
ンク別件数情報および増減傾向を並べて表示することが
可能である。これによって、単純な件数分析だけでな
く、評価情報を用いた、特許の質的重要度別の件数分析
を行うことが可能となる。
【0062】次に、特許出願人別の件数占有率をわかり
やすく示す視覚的表示手段について説明する。図8は、
これまでに説明してきた数量表現図形に、特定の出願人
による特許の件数が占める比率の情報を付加した表示例
を示している。図8において、符号63a、63b、6
3c、63dは、それぞれ分析結果A、B、C、Dに関
する占有率表示図形である。また、同じセル内にA〜D
それぞれに関する増減傾向表示図形も表示されている。
【0063】出力情報生成部は、セルごとに設定された
分析条件に基づいてデータベースから抽出されたレコー
ドについてその全体件数と指定された出願人の件数とを
集計し、この集計結果を用いて、出力部が占有率表示図
形63a〜63dをセル内に表示する。図8に示す占有
率表示図形63a〜63dは、厚みを持った円板を斜視
した形状のパイチャートとなっているが、真円によるパ
イチャート、楕円によるパイチャート、帯グラフなど、
他の形であっても良い。
【0064】また、このような占有率表示図形の表示を
伴うとき、増減傾向表示図形または増減傾向表示グラフ
は、全体件数に関する時系列分析結果から得られる増減
傾向に基づいていても良いし、また、指定された出願人
についての件数の時系列分析結果から得られる増減傾向
に基づいていても良い。
【0065】ここで、分析結果A〜Dは、前述したよう
な評価ランクに基づく分類であっても良いし、出願国別
の分類であっても良いし、またその他の分類であっても
良い。このように複数の分析について、それぞれ特定出
願人の占有率を図示することにより、1つのパテントマ
ップに豊富な情報を持たせることが可能になる。但し、
ここで述べている占有率表示図形による表示は、必ずし
もこのような複数の分析結果の合成表示に適用する必然
性はなく、図4あるいは図5に示すような単一の分析結
果に適用しても良い。
【0066】また、上記のような占有率分析における出
願人の指定は、単一の出願人の指定であっても良いし、
複数の出願人からなるグループの指定であっても良い。
図1に示す「マップ条件設定・入力」に含まれれる「会
社グループ登録」機能は、このようなグループの構成を
設定・登録する機能である。この「会社グループ登録機
能」によって、予め、例えば所定の資本関係を持つ複数
の法人をまとめてグループとして登録しておくと、その
グループを分析時に指定することにより、グループ全体
の件数に関する比率分析を行うことができる。個別の法
人としてではなくグループとしての戦略に基づいて運営
されている企業に関しては、このようなグループ単位の
占有率分析も行えることの価値が大きい。
【0067】図8は、単一の出願人についての占有率を
グラフ表示する例であったが、図9は、複数の出願人の
それぞれの占有率を示すグラフ図形と、それらの出願人
の増減傾向情報とを同一セル内に表示する例を示してい
る。図8において、符号71は占有率順位情報表示域、
72は出願人情報表示域、73は増減傾向情報表示域、
74は占有率表示グラフである。
【0068】増減傾向情報表示域73には、セル内にお
ける各出願人ごとの増減傾向が増減傾向表示図形によっ
て示されている。また、占有率表示グラフ74は、円形
のパイチャートであり、セルの分析条件に該当する特許
全体の件数に占める各出願人の件数比率を示している。
表示されている文字、増減傾向表示図形、および占有率
表示グラフ74は、出願人別に色分けすることも可能で
ある。
【0069】また、セル内に表示する出願人の数は、分
析条件として指定することができるようになっている。
また、この表示数に応じて分析対象とする出願人を指定
することも可能であるし、この表示数に応じて件数が上
位の出願人を自動的に抽出して表示することも可能であ
る。
【0070】また、特定の出願人を1つ指定して、その
特定出願人が件数上位に含まれる場合はそれら件数上位
の出願人についての表示を行い、その特定出願人が所定
の順位内に含まれない場合は上位の出願人とその特定出
願人についての表示を行うようにすることも可能であ
る。図9に示す表示例では、表示する出願人数が3であ
り、指定されている出願人「A社」とその他の件数上位
出願人を表示するように指定されている。このセルの分
析条件で特許データベースからレコードを抽出した結
果、指定された「A社」の出願による特許の件数が第4
位となったため、第3位の件数の出願人が表示から除外
され、第1位および第2位の出願人と指定の「A社」と
が表示されている。同じ表示上件の指定において、「A
社」の件数が3位以内に入るような他のセルにおいて
は、第1位〜第3位の出願人が表示される。
【0071】この図9で示す出願人別表示においても、
図8を用いて説明した出願人グループを用いて分析を行
うことが可能となっている。
【0072】以上、図6〜図9を用いて説明したよう
に、本実施形態においては、複数のデータベースからの
データ取得も含めて、数種類の増減傾向分析結果を1つ
のマップ上に表示することにより、従来技術では不可能
であったパターンも含めて、豊富な情報を持つパテント
マップを生成することが可能となる。
【0073】次に、設定された検索条件および分析条件
に基づいて、実際に検索および分析を実行する手段につ
いて説明する。図1の「検索実行・マップ自動生成」に
示されているように、本装置は、「全セル検索」と「選
択セル検索」の2種類の実行手段を備えている。
【0074】表示されているマップ上で、1つまたは複
数のセルを順次選択することが可能であり、選択された
セルについては、セル全体が反転表示あるいはブリンク
表示となる。セルが選択されている状態で「選択セル検
索」が実行されると、その時点で選択されているセルそ
れぞれについて、分析条件に従って検索および分析が実
行される。また、「全セル検索」が実行された場合は、
全部のセルが選択されて「選択セル検索」が実行された
のと同じ動作をする。
【0075】いずれの場合も、実行対象となっているセ
ルについて順次あるいは同時並行的にデータベースの検
索が行われ、どのセルが検索中であるかが表示され、検
索によりヒットした特許の特許番号、日付情報が抽出さ
れる。この検索の終了後は、設定された期間に従って期
間ごとの件数が集計され、時系列の増減傾向の分析が行
われ、それらの結果に基づいてセルへの表示が行われ
る。
【0076】このように、選択されたセルのみに関する
検索・分析が可能であるため、既に分析が完了している
セルについては再検索および再分析のための時間と計算
資源の浪費を抑制することが可能で、また従って、パテ
ントマップの中の一部のセルについてのみ分析条件を変
更して再分析するといったことが可能になる。
【0077】次に、本装置により生成したパテントマッ
プの保存・再利用を可能とするマップ情報保存機能と、
このマップ情報保存機能によって保存された複数のマッ
プを読み出し合成する複数マップマージ機能について説
明する。
【0078】本装置にはマップ情報保存部が設けられて
おり、検索実行部が検索し出力情報生成部が集計した結
果の情報は、このマップ情報保存部に記憶させることが
できるようになっている。図1に示す「出力・保存」の
グループの中の「マップ情報保存」のボタンを押すこと
により、この機能を利用できる。
【0079】マップ情報保存部は磁気ハードディスク装
置を有しており、この装置の磁気ハードディスク媒体に
記録された情報は装置が停止した後も消えずに残るた
め、ここに記憶されたマップ情報は読み出して再利用す
ることが可能である。特許データベースに蓄積されてい
る情報量は膨大であり、パテントマップの生成のための
データベース検索、分析、および人間の判断結果を反映
させた編集作業には、通常、多大な時間と手間を必要と
する。従って、このように分析結果を保存して再利用で
きることは、時間および計算資源の消費を節約につなが
る。
【0080】具体的には、マップ情報保存部は、パテン
トマップのタイトル情報、階層構造も含めた行項目およ
び列項目情報、検索条件、分析条件、分析の結果得られ
たセルごとの該当特許識別情報、セルごとの件数情報と
いった情報をパテントマップ単位にまとめて保存するよ
うになっている。また、設定された分析条件に応じて、
セル内の期間別、出願人別、出願国別、評価ランク別の
件数を保存する場合もある。
【0081】本装置に備えられたマップマージ部は、上
記のマップ情報保存部に保存されている複数のパテント
マップを読み出し、マージすることができる。図1に示
す「検索実行・マップ自動生成」グループの中の「複数
マップのマージ」ボタンを押すことにより、この機能を
利用できるようになっている。図10は、2つのパテン
トマップのマージにより新たなパテントマップが生成さ
れる例を示す概念図である。図10において、符号50
1および502はマージのもととなる既存のパテントマ
ップ、503はパテントマップ501および502を合
成して新規に生成されるパテントマップである。
【0082】マップマージ部は、具体的には、マージ対
象となるセル情報等をコピーすることにより、複数マッ
プのマージを実現する。
【0083】図10では、2つのパテントマップをセル
単位でマージする例を示したが、マップマージ部は行単
位あるいは列単位でのパテントマップのマージを行うこ
とも可能である。また、3つ以上のパテントマップのマ
ージを行うことも可能である。
【0084】また、期間について、複数のパテントマッ
プのマージを行うことも可能である。この期間について
のマージにおいては、例えば、第1のパテントマップが
全セルについて1996年〜1997年の情報を保持し
ており、第2のパテントマップが同様に1998年〜2
000年の情報を保持している場合、両者の合成により
それぞれのセルに1996年〜2000年の情報を保持
する第3のパテントマップを生成することが可能であ
る。また、例えば、第1のパテントマップと第2のパテ
ントマップの情報保有期間の一部が重複している場合に
は、新しいほうのデータを優先的に採用して自動的に新
たなパテントマップを生成することができる。また、こ
のような期間の一部重複がある場合、どちらのパテント
マップの情報を採用するかを利用者に問い合わせるよう
にすることもできる。
【0085】このように、マップマージ部が設けられて
いることにより、多大な時間および作業量を必要とする
パテントマップ作成において、複数の利用者が個別に作
成したパテントマップをマージすることによって全体の
作成時間の短縮を図ったり、期間ごとに新たに追加され
ていく特許情報をインクリメンタルに既存のパテントマ
ップに追加していくことが可能となり、利用者の利便性
が向上する。
【0086】次に、本実施形態における装置の構成およ
び動作手順について説明する。
【0087】図11は、本装置全体の構成を示すブロッ
ク図である。図11において、符号100は特許情報を
保持するデータベース(情報記憶部)、110はマップ
項目の名称や階層構造に関する情報および検索条件と分
析条件を設定するためのマップ項目・検索条件入力手段
(検索条件入力部)、130は検索および分析の実行を
指示する検索実行指示入力手段、140は設定された条
件に基づいてデータベース100を検索する検索実行手
段(検索実行部)、150は検索実行手段140による
検索結果を基に分析を行いセル表示のための情報を生成
するセル出力情報生成手段(出力情報生成部)、170
は画面上に実際にセルの表示を行うセル出力手段(出力
部)である。また、740は行および列に関する項目の
合計数量に関する表示のための情報を生成する項目出力
情報生成手段、190は項目出力情報生成手段740が
生成した情報を基に画面上に実際に項目情報の表示を行
うマップ項目出力手段(出力部)である。
【0088】また、本装置に備えられたその他の各種機
能のための設定を行いその機能の処理を実行する構成要
素として、マップ対象期間・日付種別・期間入力設定手
段610、マップスタイル設定・変更手段620、マッ
プタイトル・行タイトル・列タイトル入力手段630、
番号指定手段640(文書指定部)、セル帰属編集手段
650(セル該当文書編集部)、セル間演算手段66
0、表示公報選択・非選択入力手段670(表示文書選
択・非選択入力部)、上位階層セル自動生成手段680
(上位階層行生成部および上位階層列生成部)、複数マ
ップマージ手段690(マップマージ部)が存在する。
【0089】また、検索および分析の結果生成される情
報やその過程での中間データを保持するための構成要素
としては、セル単位該当番号記憶手段710、マップ情
報記憶手段720、マップ情報保存手段730(マップ
情報保存部)、同時帰属情報記憶手段750が存在す
る。
【0090】ここで、一連の検索〜分析〜結果出力の手
順について説明する。図25は、検索・分析の基本手順
を示すフローチャートである。既にセルごとの分析条件
が設定され検索を行う複数のセルが選択されている状態
からスターとして、この図25のフローチャートに沿っ
て処理が実行される。
【0091】図25のステップS11において、検索実
行手段140は選択されているセルの1つについて検索
条件を読み出し、ステップS12においてデータベース
100に対して検索を実行する。この検索結果はセル出
力情報生成手段150に渡され、セル出力情報生成手段
150は、ステップS13において検索結果に基づいて
特許件数をカウントし、ステップS14についてヒット
した特許についての日付情報を取得し、ステップS15
においてこの日付情報に基づいて期間別の特許件数をカ
ウントし、ステップS16においてセルの全体件数およ
び期間別件数に基づいて数量表現図形と増減傾向情報を
生成する。
【0092】そして、ステップS17において、セル出
力手段170によって画面内の該当セル領域に情報表示
が行われる。ステップS18において、選択されている
すべてのセルについての処理が完了していればそのまま
処理を終了し、未完了のセルが残っていればそれらのセ
ルについて上記の分析処理を繰り返す。
【0093】次に、図11で説明した装置構成の中の要
部について、その詳細構成を説明する。
【0094】図12は、マップ項目・検索条件入力手段
110の詳細構成を示したブロック図である。図12に
示す行項目入力手段111および列項目入力手段112
において入力された項目情報は、前記のマップ情報記憶
手段720に渡される。また、セル毎の検索条件は、検
索条件入力手段114において入力され、セル別検索条
件記憶手段115に記憶される。セルの選択入力手段1
13は、「選択セル検索」機能を実行したときに分析が
行われる1つまたは複数のセルを選択することが可能
で、このセルの選択入力手段113によって選択された
セルの情報もセル別検索条件記憶手段115に渡され記
憶される。これらの検索条件およびセル選択情報は、検
索実行時には検索実行手段140に渡される。また、こ
れらの検索条件は、保存の際には、マップ情報保存手段
730に渡される。
【0095】図13は、検索実行指示入力手段130の
詳細構成を示したブロック図である。図13に示す全セ
ル検索実行指示入力手段131と1個以上選択セル検索
実行指示入力手段132は、それぞれ、図1の「全セル
検索」と「選択セル検索」のボタンに対応している。こ
れらのいずれかの方法での検索実行が利用者により指示
されると、その指示が、全セル検索実行指示入力手段1
31または1個以上選択セル検索実行指示入力手段13
2から検索実行指示制御手段134に伝えられ、検索実
行手段140を起動するようになっている。
【0096】図14は、セル出力情報生成手段150の
詳細構成を示したブロック図である。検索実行手段14
0によるデータベース100の検索が完了すると、その
旨が検索実行手段140からセル別件数計数手段151
に伝えられる。また、検索実行手段140は、セルごと
の分析条件による検索結果をセル単位該当番号記憶手段
710に記憶させている。
【0097】セル別件数計数手段151はその情報をセ
ル単位該当番号記憶手段710から読み出し、ヒットし
た特許件数をカウントする。出願人別あるいは評価ラン
ク別などの件数情報を出力するように指定されている場
合には、その指定に応じて各々の件数もカウントする。
このようにして得られる件数情報は一時的に記憶され、
数量表現図形変換手段152に渡され、それを受けて数
量表現図形変換手段152は件数に応じたサイズの図形
を生成し、その図形情報をセル単位の数量表現図形出力
手段153に渡す。
【0098】また一方で、セル別期間別数量記憶手段1
54は、マップ対象期間・日付種別・期間入力設定手段
610から渡される分析期間に関する情報に基づき、セ
ル単位該当番号記憶手段710から読み出した検索結果
を期間別に分類してカウントする。この期間別分類の際
には、特許1件ごとの日付情報が参照される。出願人別
あるいは評価ランク別などの件数情報が必要な場合に
は、それらの期間別の件数のカウントも行う。期間別の
件数情報は一時的に記憶され、件数増減傾向判定手段1
55に渡され、その件数情報を基に件数増減傾向判定手
段155は図形あるいはグラフで表示するための増減傾
向情報を生成する。この増減傾向情報はセル単位の増減
傾向情報出力手段156に渡され、図形あるいはグラフ
として出力される。
【0099】前述のように、分析結果は保存して再利用
できるようになっている。分析結果を保存する場合は、
セル別件数計数情報151およびセル別期間別数量記憶
手段154からマップ情報保存手段730に情報が渡さ
れる。また、保存されている情報を読み出してマップの
表示を行う場合は、マップ情報保存手段730から数量
表現図形変換手段152および件数増減傾向判定手段1
55に情報が渡される。
【0100】また、複数のマップをマージする場合に
は、複数マップマージ手段690からの指示に基づい
て、マップ情報がマップ情報保存手段730から読み出
され、数量表現図形変換図形152および件数増減傾向
判定手段155においてセル単位で情報が複写される。
【0101】ここで、予め用意された複数の増減傾向表
示図形から、分析結果にマッチするものを選択する方法
について説明する。
【0102】例えば、連続する5年間について1年ごと
に区切った増減傾向を判定する場合は、セル別期間別数
量記憶手段154からは第1年目から第5年目までのそ
れぞれの件数が件数増減傾向判定手段155に渡され
る。件数増減傾向判定手段155は、比較により、第2
年目から第5年目までの件数がそれぞれ前年の件数から
増えているか減っているかを判定する。その際、当年の
件数が前年の件数と同じである場合は、増えている場合
と同様に扱う。
【0103】図18は、連続する期間の間での増減のパ
ターンに応じた増減傾向表示図形の一覧を示す。
【0104】図18(a)は、期間数が5で第2期間か
ら第5期間までそれぞれの前期間からの増減の組み合わ
せのパターンによる16通りの増減傾向表示図形を示
す。この図において、例えば「−−−−」は4期間連続
して当該期間の前期間から件数が減少していることを表
し、この「−−−−」に対応する増減傾向表示図形は真
下を向く矢印としている。また例えば「+−−+」は、
それぞれ前期間から増−減−減−増と推移していること
を表す。
【0105】また、図18(b)〜(d)は、それぞれ
の増減分析対象期間数が4、3、2である場合の増減傾
向表示図形を示している。いずれも、第2期間から最終
期間について、それぞれの前期間からの増減を「+」ま
たは「−」で表し、その組み合わせのパターンに対して
図形が定義されている。
【0106】前期間から件数の増減がない場合には、上
記のように「+」として扱うのではなく「−」として扱
っても良い。また、増減がない場合に「+」でも「−」
でもなく「0」として扱っても良い。図19は、期間数
が3で、前期間からの「−」、「0」、「+」の組み合
わせパターンにより増減傾向表示図形を選択する場合の
9種類の図形を示している。
【0107】セルごとの増減判定に関して、複数の候補
図形から1つを選択して表示する場合とグラフを生成す
る場合の両方について、それらのフローチャートを用い
てその手順を説明する。
【0108】図26は、図18および図19で示した図
形を選択して表示する場合の件数増減傾向判定の手順を
示すフローチャートである。まずステップS31におい
て、セル別期間別件数記憶手段154が期間別の件数を
カウントし、その結果を記憶する。そして、件数増減傾
向判定手段155は、ステップS32において隣接期間
間の件数の差を算出し、ステップS33において、この
隣接期間間の増(+)および減(−)の組み合わせのパ
ターンに応じて、適切な図形出力のための描画パラメー
タを取得する。そしてステップS34において、セル単
位の増減傾向情報出力手段156が、この描画パラメー
タに基づいて描画用メモリへの書き込みを行い、増減傾
向表示図形がセル内に表示される。
【0109】また、図27は、グラフの描画によって増
減を表示する場合の手順を示すフローチャートである。
まずステップS51において、セル別期間別件数記憶手
段154が期間別の件数をカウントし、その結果を記憶
する。件数増減傾向判定手段155は、この期間別件数
を読み出し、ステップS52において期間別件数の最大
値を求め、ステップS53において、この期間別件数最
大値をグラフ描画領域の縦ピクセル数で割って、縦方向
1ピクセルあたりの件数を求める。次に、ステップS5
4において、それぞれの期間における件数を、上で求め
た1ピクセル数あたりの件数で割って、その期間の件数
の縦方向ピクセル数を求める。
【0110】また、ステップS55において、グラフ描
画領域の横方向のピクセル数を(期間数−1)で割り、
1期間あたりの横方向ピクセル数を求める。このように
して求めた縦および横ピクセル数に基づいて描画用メモ
リへの書き込みを行うことにより、ステップS56にお
いて前期間を通した折れ線グラフを構成する直線を描
き、また最後に、ステップS57において最後の期間の
直線に矢印を付ける。以上のようにして、各セルごと
に、増減傾向を示す折れ線グラフが表示される。
【0111】図15は、数量表現図形による図形表示の
ほかに数字による件数表示を行う場合のセル出力情報生
成手段150の詳細構成を示すブロック図である。図1
5が図14と異なるのは、セル別件数数字出力手段15
7が設けられている点である。このセル別件数数字出力
手段157は、セル別件数計数手段151から件数情報
を受け取り、図4に示すような数量値表示53を出力す
る。また、図6や図8に示すようにセル内に複数の明細
件数表示を行う場合は、セル別件数計数手段151から
セル別件数数字出力手段157に、それぞれの件数情報
が渡される。
【0112】図16は、項目出力情報生成手段740の
詳細構成を示すブロック図である。項目別件数計数手段
741は、セル別出力情報生成手段150から、各々の
セルの条件に該当した特許番号のリストを受け取り、そ
して、各々の行または列について、その行または列に含
まれる全てのセルの特許番号の和集合を得て、その件数
をカウントして記憶する。この件数情報は数量表現図形
変換手段742に渡され、数量表現図形変換手段742
は件数に応じたサイズの図形を生成する。この図形に関
する情報は項目単位の数量表現図形出力手段743に渡
され、この数量表現図形出力手段743によって、行お
よび列の合計の表示欄に数量表現図形が表示される。
【0113】また、項目別期間件数記憶手段744も、
上と同様に、セル別出力情報生成手段150から検索に
より抽出された特許番号リストを受け取り、各々の行ま
たは列についての特許番号の和集合を得て、それぞれの
特許を日付に応じて期間別に分類する。この期間ごとの
件数情報は件数増減傾向判定手段745に渡され、件数
増減傾向判定手段745は件数増減傾向判定手段155
と同様の方法で増減傾向分析を行い、項目単位の増減傾
向情報出力手段746によって項目合計に関する増減傾
向表示図形が表示される。
【0114】マップ情報を保存する際には、項目ごとの
合計件数の情報が項目件数計数手段741から、また項
目ごとの期間別の合計件数の情報が項目別期間別件数記
憶手段744から、それぞれマップ情報保存手段730
に渡される。また逆に、マップ情報保存手段730に保
存されているマップ情報を読み出して表示を行う場合
は、マップ情報保存手段730から、数量表現図形変換
手段742と件数増減傾向判定手段にそれぞれ件数情報
が渡される。
【0115】図17は、数量表現図形による図形表示の
ほかに数字による項目合計件数表示を行う場合の項目出
力情報生成手段740の詳細構成を示すブロック図であ
る。図17が図16と異なるのは、項目別件数数字出力
手段747が設けられている点である。この項目別件数
数字出力手段747は、項目別件数計数手段741から
件数情報を受け取り、項目合計件数を表示する。
【0116】次に、図20は、セル出力手段170の詳
細構成を示すブロック図である。図20の(a)〜
(f)に示す各種手段を用いて、セルごとの増減傾向を
より効果的に表現しながらパテントマップを表示するこ
とができるようになっている。例えば図20(a)に示
した各種音声・サウンド変換手段171と音声・サウン
ド出力手段172によれば、音声を用いた出力が可能で
ある。これらの手段を用いて、例えば、特許件数が毎期
間連続して増加し続けている場合と、毎期間連続して減
少し続けている場合と、件数が増えたり減ったりしてい
る場合とで異なるメロディによる音楽を出力するように
すれば、図形またはグラフによる増減傾向表示との相乗
効果により、著しい増減傾向を持つセルがより目立つよ
うにパテントマップを出力することが可能である。
【0117】また、図20(b)に示した各種似顔絵変
換手段173と似顔絵出力手段174を有する構成によ
れば、例えば、特許件数が増加傾向にあるときは喜びの
表情を持つ似顔絵を出力し、減少傾向にあるときは悲し
みの表情を持つ似顔絵を出力するようにすれば、図形ま
たはグラフによる増減傾向表示との相乗効果により、見
る者により強いインパクトを与えるパテントマップを出
力することが可能である。
【0118】これらの音声出力や似顔絵出力以外にも、
図20(c)に示す構成によるゲーム画像出力や、同
(d)に示す構成によるキャラクタ画像出力や、同
(e)に示す構成による動画出力や、同(f)に示す構
成による静止画出力が可能となっている。
【0119】次に、本実施形態による情報処理装置が備
える他の付加機能について、順次説明する。
【0120】図1の「マップ条件設定・入力」のグルー
プに示されている「番号指定」機能は、利用者が画面か
らの入力により指定した番号の特許について、その特許
が該当するすべてのセル内にその番号や発明の名称を表
示することにより、パテントマップ上での該当セルの位
置を示す。また、画面からの入力によって番号を指定す
る代わりに、指定する番号をファイルから入力すること
もできるようになっている。
【0121】この機能が起動されると、図11に示す番
号指定手段640(文書指定部)から検索実行手段14
0(検索実行部)に指定番号が通知され、検索実行手段
140が各セルの分析条件に応じてデータベース100
を検索することにより、指定番号の特許の該当セルを求
める。
【0122】図28は、この番号指定によるマップ表示
の具体的手順を示すフローチャートである。まずステッ
プS71において指定された番号を取得し、ステップS
72において、ある1つのセルの検索条件と指定された
番号による検索条件のAND条件を生成し、ステップS
73において、この検索条件によりデータベース100
の検索を行う。ステップS74においてヒットしたレコ
ードがあるかどうかの判定を行い、ある場合は、ステッ
プS75においてこのセルの出力領域に指定された特許
の番号を出力する。もしステップS74の判定において
ヒットしたレコードがない場合は、そのまま次に進む。
そして、ステップS76において、すべてのセルに関す
る検索が完了したと判断すればこの処理を終了し、未完
了のセルが残っていればそれらのセルについての検索を
継続して行う。
【0123】この番号指定機能では、複数の番号を指定
して検索することも可能である。複数の番号が指定され
た場合には、セル表示域には、それらの複数の番号のう
ちそのセルに該当するものすべてが出力される。その
際、番号ごとに色分けをして表示することにより、どの
番号の特許がパテントマップ上のどのセルに属している
のかが非常にわかりやすくなる。また、複数番号指定の
場合、すべての該当番号をセル内に表示するかわりに、
ヒットした特許の数をセルに表示することもできるよう
になっている。
【0124】上記のように特定の番号指定の条件を含む
検索の場合、データベース検索エンジンが通常有する最
適化機能により、まず指定番号のレコードを絞り込んで
抽出してから他の条件による選択を行うという手順が用
いられるため、パテントマップ全域にわたるすべてのセ
ルについての検索を行っても、それほど多くの時間を必
要とはしない。但し、各セルについての検索・分析が既
に完了している状態においては、セル単位該当番号記憶
手段710に記憶されている情報を参照して、指定され
た番号の特許が該当するセルを求めるようにしても良
い。
【0125】次に、検索に抽出された特許文書の全文を
画面に表示する機能について説明する。図29は、パテ
ントマップと公開特許公報とを同時に画面に表示した表
示例である。図29において、符号800は表示画面、
801は文書表示域、802はパテントマップ表示域、
803はパテントマップ表示域802内において現在文
書表示域801に表示されている文書が分析条件に該当
するセルを表示する文書帰属セル表示、804はセル帰
属編集ボタン、805はヒットワードリストである。
【0126】この表示画面800においては、公開特許
公報を主として表示することを目的としているため、通
常にパテントマップのみを表示しているときに比べてパ
テントマップ表示域802が小さくなっており、パテン
トマップは縮小して表示されている。
【0127】本装置は、文書表示部を備えており、パテ
ントマップ表示中にセルを選択してから図1の「出力・
保存」のグループに含まれる「リスト表示」ボタンを押
すと、この文書表示部が、そのセルに該当している特許
番号すべてをリスト表示するようになっている。また、
セルを選択してから図1の同グループに含まれる「明細
書表示」のボタンを押すと、文書表示部は、そのセルに
該当する特許の公開公報を表示する。セルに複数の特許
が該当している場合は、それらの公開特許公報を順次表
示することが可能である。また、上記のリスト表示を行
った際に、そのリストの中から選択された特許番号の公
開特許公報を表示することもできる。
【0128】公開特許公報は、検索時に参照される全文
テキストとは別に、イメージ情報として保持されてお
り、公報の文、図面が所定の書式によってレイアウトさ
れたページごとにアクセス可能となっている。但し、こ
のように公報全体をイメージ情報として保持する代わり
に、図面等のみをイメージ情報と、文書の論理構造およ
び物理構造を表現することのできる文書記述言語で書か
れた文書情報とを併用して保持するようにしても良い。
【0129】上述したように、ある公開特許公報を表示
したとき、セル出力手段170(出力部)が持つ機能に
より、その特許が帰属するセル上での記号の表示、また
はそのセルの色分け表示あるいは高輝度表示することが
できる。あるいは、そのようなセル位置のリストを表示
することもできる。この場合セル位置は、セルの名称、
行番号と列番号のペア、あるいは行項目名称と列項目名
称のペアにより表される。これらのような表示を行うこ
とより、例えば複数の技術分野に関連するような特許に
ついて、その帰属セルの分布がわかりやすくなる。
【0130】図30は、このような複数帰属セル表示の
手順を示すフローチャートである。公開特許公報表示の
際に、まずステップS91において、セルごとにセル単
位該当番号記憶手段710をサーチし、表示中の特許の
番号がセル内に存在しているかどうかを判断する。その
セルに表示中の特許番号が存在していれば、ステップS
92においてそのセルの位置を一時的に記憶する。ステ
ップS93において全セルのサーチが完了したと判断す
るまでステップS91およびS92の処理を繰り返し、
全セルについて完了すれば、ステップS94においてス
テップS92において記憶されたセルについて、記号の
表示、表示色の変更、あるいは高輝度表示への変更など
を行う。
【0131】また、本装置はヒットワード表示部を備え
ており、このヒットワード表示部は、分析条件で指定さ
れたキーワードのうち表示中の特許の全文テキスト内に
含まれるものすべてを、ヒットワードリスト805とし
て表示する。また、図30に示されているように、各キ
ーワードについての出現回数も併せて表示することが可
能である。
【0132】このような出現回数付きのヒットワードリ
ストを表示することにより、利用者が表示中の特許が主
として扱う技術分野を推察することが容易になり、従っ
て、複数セルに帰属するしているような特許について、
パテントマップ上のどのセルがその特許の適合度が高い
かを判断する材料を提供することができる。
【0133】また、本装置は、表示公報選択・非選択入
力手段670(表示文書選択・非選択入力部)を備えて
おり、利用者は表示中の特許をそのまま現在帰属してい
るセルに残しておくかセルへの帰属をやめさせるかを決
定することができる。利用者のその決定は、表示公報選
択・非選択入力手段670からセル単位該当番号記憶手
段710に伝えられ、必要に応じて、セル単位該当番号
記憶手段710が保持する情報が書き換えられる。
【0134】また、本装置は、セル帰属編集手段650
(セル該当文書編集部)を備えており、利用者は、セル
帰属編集ボタン804を操作することによって、表示中
の特許をあるセルから他のセルへ移動または複写した
り、現在帰属中のセルから削除したりすることができ
る。利用者によるこれらの操作は、セル帰属編集手段6
50からセル単位該当番号記憶手段710に伝えられ、
セル単位該当番号記憶手段710が保持する情報が書き
換えられる。
【0135】このように、本装置では公開特許公報全文
の表示が可能で、その特許のパテントマップ上の帰属分
布を表示することが可能で、またヒットワードおよびそ
れらのワードの出現頻度のリストを表示することが可能
であり、これらの情報は図29に示すような形式で画面
上で一覧できるようになっているため、利用者はこれら
の情報を参照しながら表示されている特許の内容を把握
し、表示公報選択・非選択入力手段670やセル帰属編
集手段650が持つ機能を用いてセルの帰属を変更する
ことができる。このような人間の判断によるセル帰属編
集が、設定された分析条件による機械的な分析を補完す
ることにより、より高品質のパテントマップを作成する
ことが可能となっている。
【0136】また、本装置には、パテントマップ上で帰
属するセルの数が多い順に特許番号のリストを表示する
機能を備えている。これは、セル単位該当番号記憶手段
710に記憶されている特許1件ごとに、セル単位該当
番号記憶手段710のすべてのセルをサーチして、該当
するセルの数をカウントすることにより実現されてい
る。またこの帰属セル数順のリストから特定の特許を選
択して、選択された公開特許公報を表示することもでき
る。また、帰属セル数順リストとパテントマップとを同
時に表示し、リスト内から選択された特許について、そ
の帰属セルをマップ上での色分け等により表示すること
もできる。
【0137】例えば、発明の効果に応じてパテントマッ
プの行または列の項目を設定している場合、上記のよう
な帰属セル順表示を行うことにより、多くの項目の効果
を持つ特許を自動的に抽出することが可能となる。
【0138】また、本装置には、セル間演算手段660
が備えられており、単数または複数のセルに基づいた論
理演算の結果を、別のセルに出力することができるよう
になっている。セルの分析条件設定において、論理和
(OR)、論理積(AND)、論理否定(NOT)の演
算子を用いた論理式を記述することが可能で、セル間演
算手段660からセル単位該当番号記憶手段710への
指示により、それらの演算のオペランドとなっているセ
ルについての結果が出た時点で、セル単位該当番号記憶
手段710に記憶されている特許番号の集合についての
演算が行われる。また、このような論理演算により結果
の得られるセルも、通常のセルと同様に期間別の増減傾
向分析が可能となっている。
【0139】このようなセル間演算の機能を持つことに
より、論理積を用いて下位概念の特許を抽出したり複数
効果を持つ特許を抽出したり、論理和を用いて上位概念
のセルを生成したり、論理否定を用いて特定技術分野以
外の特許を抽出したりすることが容易に行えるようにな
っている。
【0140】また、本装置には、上位階層セル自動生成
手段680(上位階層行生成部および上位階層列生成
部)が備えられており、作成したパテントマップの複数
の行または列を1つに縮退させることができる。図1に
示す「検索実行・マップ自動生成」のグループに含まれ
る「上位階層セル自動生成」のボタンを押すことよりこ
の機能を利用することが可能で、この機能において選択
された行または列が上位階層セル自動生成手段680か
らセル出力情報生成手段150に伝えられ、セル出力情
報生成手段150はそれらの行または列に含まれるセル
に該当する特許の論理和を取ることにより、上位階層の
セルを生成する。
【0141】図32は、上記のような上位階層セル生成
の手順を示したフローチャートである。この図に示す手
順において、まずステップS101で、選択された複数
のセルにセルについて記憶されている該当特許番号の和
集合を取り、それをそれら複数のセルに対応する新規セ
ルの該当特許番号として記憶する。そして、ステップS
102においては、もとの複数セルの選択条件をすべて
論理和(OR)演算子で接続して、対応する新規セルの
検索条件として記憶する。
【0142】図12を用いて説明したマップ項目・検索
条件入力手段110内に含まれるセルの選択入力手段1
13と同様のセル選択手段は、セル間演算手段660お
よび上位階層セル自動生成手段680にも設けられてお
り、それぞれにおけるセル選択の操作では、このセル選
択手段が用いられる。
【0143】また、本装置は、マップ印刷部を備えてお
り、これまでに説明したパテントマップを印刷すること
が可能となっている。このマップ印刷部は、パテントマ
ップ全体を1枚の用紙に印刷することも可能であるし、
また、適切な箇所でマップを分割し複数のに印刷するこ
とも可能である。
【0144】以上、本発明の実施形態について述べた
が、ここで、装置の構成に関して上記以外の実施形態例
について若干の説明を加える。図21は、行および列単
位に検索条件を保持するように構成されたマップ項目・
検索条件入力手段110の詳細構成を示すブロック図で
ある。図21において、符号111は行項目入力手段、
112は列項目入力手段、116は行検索条件記憶手
段、117は列検索条件記憶手段である。
【0145】また、図22は、図21の構成に検索条件
入力手段114を付加した形態の構成となっている。
【0146】図11で説明した構成では、セル単位に条
件を入力して記憶させるようになっていたが、これら図
21および図22に示す構成では、分析条件はそれぞれ
の行および列ごとの検索条件としてのみ設定可能となっ
ている。ある行とある列の交点にあるセルでは、その行
の検索条件とその列の検索条件の両方にあう特許が選択
され、計数分析されるようになっている。また、図23
に示す構成では、検索条件入力手段114によってセル
ごとに検索条件を入力することが可能で、検索条件記憶
手段118がそれらの条件を一括して記憶するようにな
っている。
【0147】また、図24(a)〜(d)は、検索実行
指示入力手段110の4通りの詳細構成を示すブロック
図である。
【0148】図24(a)に示す構成は、全セル検索実
行指示入力手段131を備え、全セル一斉の検索のみを
行えるようになっている。選択された特定のセルについ
ての検索を行わなくて良い場合は、この図24(a)の
ような構成にしても良い。また、図24(b)に示す構
成は、単一選択セル検索実行指示入力手段133を備
え、選択されたセル1個ずつ検索を実行できるようにな
っている。
【0149】また、図24(c)に示す構成は、全セル
検索実行指示入力手段131と単一セル選択検索実行指
示入力手段133の両方を備え、検索実行指示制御手段
134が、これら2種類の検索実行指示のいずれかを選
択するようになっている。この構成では、全セルについ
て一斉に検索するか、選択された1個のセルのみについ
ての検索をするかを利用者が選択することができる。
【0150】また、図24(d)に示す構成は、1個以
上選択セル検索実行指示入力手段132を備え、これに
より指示された1つまたは複数のセルの検索実行を、検
索実行指示制御手段134が制御しながら検索処理が進
行する。
【0151】上では、行項目および列項目を持つ2次元
の表形式のパテントマップの生成について説明したが、
3次元以上の構造を持つ項目で分析したパテントマップ
を生成するようにしても良い。このように3次元以上の
場合にも、各々の次元における項目は階層構造を持つこ
とが可能である。特許件数に関する3次元の分析として
は、例えば、第1の次元に技術分野に関する項目を設定
し、第2の次元に構成要素に関する項目を設定し、第3
の次元に目的および効果に関する項目を設定するといっ
たことが可能である。
【0152】このように3次元の分析の結果は、個々の
セルを直方体で表し、そのセルを3次元に配列したマト
リクスとして、そのマトリクスを斜視するような形態で
画面に表示することができる。その際、数量表現図形や
増減傾向情報なども、3次元的な広がりを持った図形と
して表示しても良い。また、3次元の構造を持つマトリ
クスの任意の次元の任意の位置での切り口を2次元の表
として表示しても良い。また、3次元の構造を持つマト
リクスを任意の次元の方向に投射して投射方向に並んだ
各セルに該当する特許の和集合に基づいた2次元の表を
表示しても良い。
【0153】4次元以上の分析結果についても、上と同
様に、全次元のうちの任意の1次元、2次元、または3
次元の切り口を表示することが可能である。あるいは同
様にセルの投射による表示をすることも可能である。
【0154】また、上の説明では、特許の件数について
分析する実施形態について述べたが、件数以外の数量に
ついて、同様に増減傾向の分析を行い、増減傾向情報を
表示することも可能である。このような計数分析の結果
を視覚的な増減傾向情報を含んだマトリクスの形式で表
すことは、ある製品のマーケットの分析における販売数
量や売上高や利益額などの分析や、企業等の財務分析に
おける売上高や各種利益額や各種利益率やキャッシュフ
ローなどの分析や、市場性のある商品の相場分析におけ
る価格や取引数量などの分析などにも応用することがで
きる。これらのような特許以外の分野についても、デー
タベースがそれぞれの分野の文書情報または数量情報を
時間情報と関連付けて保有することにより、特許の場合
と同様の検索および分析が可能である。
【0155】以上説明したパテントマップ生成機能を持
つ情報処理装置は、コンピュータシステムで実現され
る。パテントマップの生成、操作、維持に関する各機能
はプログラムの形式で2次記憶装置に記憶されており、
それらのプログラムが主記憶装置にロードされ、中央処
理装置によってそれらプログラムを構成する命令が実行
される。また、上記のプログラムは半導体メモリに記録
されていて、中央処理装置がこの半導体メモリからプロ
グラムを読み出して実行するようにしても良い。また、
特許情報(データベース100)も2次記憶装置から読
み出されて使用される。
【0156】ここでいう2次記憶装置としては、例え
ば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディス
ク装置、磁気テープ読み取り装置などを使用することが
できるが、これらに限定されない。記録媒体のマウント
操作が必要な記憶装置については、自動マウント装置を
設けることによってデータアクセスに必要な時間および
コストの削減を図ることも可能である。
【0157】中央処理装置は、プログラムに応じた処理
を行い、その処理結果をディスプレイ表示用の記憶域に
書き込むことによって、グラフィック表示可能なディス
プレイ装置に表示する。このディスプレイ装置は文字や
図形を表示することが可能であり、それらの要素を組み
合わせることにより、マトリクス構造のセルや、そのセ
ル内の文字・図形・グラフを表示する。
【0158】このコンピュータシステムは、単数または
複数のコンピュータ機器による様々な構成方法が可能で
ある。スタンドアロンのパーソナルコンピュータあるい
はワークステーション上ですべての処理を行うようにし
た構成でも良いし、ホストコンピュータ上でデータ検索
および各種演算を含む処理を行い端末装置に設けられて
ディスプレイ装置で表示のみを行うようにした構成でも
良いし、いわゆるサーバ/クライアント構造で分散処理
を行うようにした構成でも良い。サーバ/クライアント
構造の場合は、複数のサーバがそれぞれ処理を分担する
ようになっていても良い。
【0159】複数のコンピュータ機器が連携して処理を
行う場合、それらの機器はネットワークにより接続さ
れ、所定の通信プロトコルに従ってそのネットワーク上
で通信しながら処理を進める。蓄積するデータ量、デー
タ検索量、利用者数、利用者の地理的分散の状況などに
応じて、それぞれの利用方法に適した形態でネットワー
クおよび機器を構成すれば良い。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、情報記憶部に文書に関する時間情報を含む属性情報
を保持し、文書テキストを保持し、設定された分析条件
によって此の情報記憶部を検索し、さらに前記時間情報
に基づいた時系列分析を行うため、数量の増減傾向情報
を含むマップを生成し表示することが可能である。
【0161】また、この発明によれば、予め用意された
複数の中から選択した図形で、あるいは動的に生成され
たグラフで表示するため、セルごとの増減傾向がわかり
やすく、また、セル間の違いの特徴を一覧できる形で、
増減傾向情報を含んだマップを表示することが可能であ
る。数量表現図形と前記の増減傾向情報を1セル内にあ
わせて表示するため、マップ内の各セルが持つ情報量が
豊富になる。また、図形やグラフによる表示だけでな
く、数字による表示を併用することも可能であるため、
利用者が正確な数値データを把握することもできる。
【0162】また、この発明によれば、情報記憶部に保
持された文書に関する属性項目値と、文書テキストに含
まれるキーワードのどちらをも分析条件として使用する
ことが可能であるため、多様な条件設定によるきめ細か
い検索および分析を実行することが可能である。また、
キーワードによる条件でヒットした文書は、すべての該
当セルに帰属させることも、出現回数の最も多いセルだ
けに帰属させることも可能であり、分析の目的に応じて
何れか適している分析方法を選択できる。
【0163】また、この発明によれば、複数の分析結果
をまとめて1つのマップ上のセル内に表示できるため、
様々な条件での分析結果をわかりやすく対比できる形
で、多種多様なマップを作成できる。このような例とし
ては、例えば、特許出願人別の対比や、特許出願国別の
対比や、特許公開件数と特許登録件数の対比や、特許の
評価に基づくランク別の対比などが可能である。また、
特定の条件に合致する文書が全体に占める比率を、円グ
ラフ等により表示することが可能であるため、例えば、
特定の特許出願人の占有率や、件数が上位の特許出願人
の占有率等を視覚的にわかりやすく表示することが可能
である。
【0164】また、この発明によれば、セル間の論理演
算の結果によって別のセルの計数分析を行ったり、複数
の行・列・セルを合成して上位の行、列、またはセルを
生成したり、複数の既存のマップをマージして新しいマ
ップを生成したり、マップの行と列とを入れ換えたりで
きるため、それぞれの条件に応じて最初から検索および
分析を行うよりも効率的で、計算資源および時間の消費
を節約することができる。
【0165】また、この発明によれば、分析の結果得ら
れたマップ情報を保存して後で再利用することが可能で
あるため、マップを参照する都度、情報記憶部を検索し
たり分析処理を行ったりする必要がなく、計算資源と時
間の消費を節約することが可能である。
【0166】また、この発明によれば、マップとともに
文書そのものを画面上に表示したり、その文書に含まれ
るヒットワードとその出現回数のリストを表示したりす
るため、利用者がそれらの情報を参照し、判断すること
によって、文書のセルへの帰属を変えたりして、機械的
操作により作成されたマップの品質をより向上させるこ
とが可能である。
【0167】また、この発明によれば、帰属するセルの
数が多い順に文書をリスト表示することが可能であるた
め、多くの分類に関連する文書を抽出することが容易で
ある。この応用により、例えば、1件の出願で多くの範
囲にわたる効果を持つ発明を探したりすることができ
る。
【0168】また、この発明によれば、表示したマップ
は紙などに印刷することができるため、印刷された紙を
持ち運ぶことにより、この発明の情報処理装置に接続さ
れた表示装置のない場所でマップ情報を参照することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態によるパテントマ
ップ表示および各種機能ボタンの配置を示す画面構成図
である。
【図2】 同実施形態により、文書データベースからマ
ップを生成する過程を示す概念図である。
【図3】 同実施形態により生成されるパテントマップ
の列項目の階層構成表示例である。
【図4】 同実施形態により生成されるパテントマップ
のセルの表示例である。
【図5】 同実施形態により生成されるパテントマップ
のセルにおける増減傾向グラフ表示例である。
【図6】 同実施形態により生成されるパテントマップ
のセルにおいて複数系列の計数結果を重ね合わせて表示
した表示例である。
【図7】 同実施形態により生成されるパテントマップ
のセルにおいて複数系列の計数結果を並べて表示した表
示例である。
【図8】 同実施形態により生成されるパテントマップ
のセルにおいて特定条件に合致する件数の占有率をグラ
フ表示した表示例である。
【図9】 同実施形態により生成されるパテントマップ
のセルにおいて件数上位の特許出願人の占有率をグラフ
表示した表示例である。
【図10】 同実施形態による複数のパテントマップの
マージを表す概念図である。
【図11】 同実施形態による情報処理装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図12】 同実施形態による情報処理装置のマップ項
目・検索条件入力手段の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図13】 同実施形態による情報処理装置の検索実行
指示入力手段の詳細構成を示すブロック図である。
【図14】 同実施形態による情報処理装置のセル出力
情報生成手段の詳細構成を示すブロック図である。
【図15】 同実施形態による情報処理装置のセル出力
情報生成手段の詳細構成を示すブロック図である。
【図16】 同実施形態による情報処理装置の項目出力
情報生成手段の詳細構成を示すブロック図である。
【図17】 同実施形態による情報処理装置の項目出力
情報生成手段の詳細構成を示すブロック図である。
【図18】 同実施形態による増減表示図形の例であ
る。
【図19】 同実施形態による増減表示図形の例であ
る。
【図20】 同実施形態によるセル出力手段の詳細構成
を示すブロック図である。
【図21】 この発明の他の実施形態におけるマップ項
目・検索条件入力手段の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図22】 この発明の他の実施形態におけるマップ項
目・検索条件入力手段の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図23】 この発明の他の実施形態におけるマップ項
目・検索条件入力手段の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図24】 この発明の他の実施形態における検索実行
指示入力手段の詳細構成を示すブロック図である。
【図25】 この発明の第1の実施形態による情報検索
および分析の全体の手順を示すフローチャートである。
【図26】 同実施形態における増減傾向分析および出
力情報生成の手順を示すフローチャートである。
【図27】 同実施形態における増減傾向分析および出
力情報生成の手順を示すフローチャートである。
【図28】 同実施形態において指定された番号の文書
がマップ上で該当するセルを表示する手順を示すフロー
チャートである。
【図29】 同実施形態による公開特許公報、ヒットワ
ードリスト、セル帰属編集ボタンを含んだ表示例であ
る。
【図30】 同実施形態において表示中の公報の特許が
該当するセルをマップ上で表示する手順を示すフローチ
ャートである。
【図31】 同実施形態による上位階層セル自動生成の
概要を示す概念図である。
【図32】 同実施形態において上位階層セルを自動生
成する手順を示すフローチャートである。
【図33】 従来技術によるパテントマップの表示例で
ある。
【符号の説明】
10 データベーステーブル 20 パテントマップ表示画面 21 列タイトル表示域 22 行タイトル表示域 23 列項目表示域 24 行項目表示域 25 列合計表示域 26 行合計表示域 27 セル表示域 51,51a,51b,51c,51d 数量表現図形 52,52a,52b 増減傾向表示図形 53,53a,53b 数量値表示 54 増減率表示 55 増減傾向グラフ表示域 56 増減傾向グラフ 61 数量表現図形表示域 62 増減傾向表示域 63a,63b,63c,63d 占有率表示図形 71 占有率順位情報表示域 72 出願人情報表示域 73 増減傾向情報表示域 74 占有率表示グラフ 100 データベース 110 マップ項目・検索条件入力手段 130 検索実行指示入力手段 140 検索実行手段 150 セル出力情報生成手段 170 セル出力手段 190 マップ項目出力手段 610 マップ対象期間・日付種別・期間入力設定手段 620 マップスタイル設定・変更手段 630 マップタイトル・行タイトル・列タイトル入力
手段 640 番号指定手段 650 セル帰属編集手段 660 セル間演算手段 670 表示公報選択・非選択入力手段 680 上位階層セル自動生成手段 690 複数マップマージ手段 710 セル単位該当番号記憶手段 720 マップ情報記憶手段 730 マップ情報保存手段 740 項目出力情報生成手段 750 同時帰属情報記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−87546(JP,A) 特開 平8−320881(JP,A) 新井 喜美雄,特許情報解析による技 術の動向・分布調査,情報の科学と技 術,日本,社団法人 情報科学技術協 会,1993年 8月 1日,Vol.43, No.8,pp.728−739 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 370 G06F 17/30 220 G06F 17/30 380 G06F 3/00 651 G06F 19/00 310 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書に関する時間情報およびその他の情
    報を記憶する情報記憶部と、 前記情報記憶部に記憶されている情報の分析条件の入力
    を受け入れる検索条件入力部と、 前記検索条件入力部から渡される前記分析条件に従って
    前記情報記憶部に記憶された情報の検索を行う検索実行
    部と、 前記検索実行部による検索の結果得られた情報を基に、
    前記分析条件に従って集計を行い、マトリクスのセルご
    との数量情報を得、前記時間情報を用いた時系列変化を
    分析することによって前記セルごとの増減傾向情報を得
    る出力情報生成部と、 前記出力情報生成部が得た前記数量情報と前記増減傾向
    情報とに基づき、前記セルをマトリクス状に配置したマ
    ップを表示する出力部と、 前記情報記憶部に記憶されている特定の文書を指定する
    文書指定部と、 を備え、 前記出力部は、前記文書指定部によって指定された文書
    が該当する前記セルを他のセルと区別して表示すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 文書に関する時間情報およびその他の情
    報を記憶する情報記憶部と、 前記情報記憶部に記憶されている情報の分析条件の入力
    を受け入れる検索条件入力部と、 前記検索条件入力部から渡される前記分析条件に従って
    前記情報記憶部に記憶された情報の検索を行う検索実行
    部と、 前記検索実行部による検索の結果得られた情報を基に、
    前記分析条件に従って集計を行い、マトリクスのセルご
    との数量情報を得、前記時間情報を用いた時系列変化を
    分析することによって前記セルごとの増減傾向情報を得
    る出力情報生成部と、 前記出力情報生成部が得た前記数量情報と前記増減傾向
    情報とに基づき、前記セルをマトリクス状に配置したマ
    ップを表示する出力部と、 前記検索実行部によって検索された文書を表示する文書
    表示部と、 を備え、 前記出力部は、前記文書表示部によって表示されている
    文書が該当する前記セルを他のセルと区別して表示す
    る、または該当するセル名のリストを表示することを特
    徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記分析条件で指定される複数のキーワ
    ードのうち、前記文書表示部によって表示されている文
    書に含まれるキーワードのリストを表示するヒットワー
    ド表示部を備えることを特徴とする請求項に記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記分析条件に従って、各々の前記セル
    ごとに該当する文書またはその文書識別情報を記憶する
    セル該当文書記憶部と、 前記セル該当文書記憶部に記憶されている各々の文書ま
    たは文書識別情報のうち、「選択」とする文書または文
    書識別情報は前記セル該当文書記憶部に保持し、「非選
    択」とする文書または文書識別情報については、前記セ
    ル該当文書記憶部から削除する、または非選択であると
    いう情報を前記セル該当文書記憶部に記憶させる表示文
    書選択・非選択入力部を備え、 前記出力情報生成部は、前記セル該当文書記憶部に記憶
    された内容に基づいて分析を行うことを特徴とする請求
    2または3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記セル該当文書記憶部に記憶されてい
    る各々の文書または文書識別情報に関して、セル間の移
    動、セル間の複写、またはセルからの削除を行うセル該
    当文書編集部を備えることを特徴とする請求項2〜4
    いずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記出力部は、前記マップ上で帰属する
    セルの数の多い順に配列された文書リストを表示するこ
    とを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の情報処
    理装置。
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