JP5305605B2 - データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ処理技術に関し、とくに、データの属性情報を利用してデータを処理するためのユーザインタフェースを提供するデータ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラムに関する。
ディジタルカメラやディジタルビデオカメラが広く普及し、静止画や動画をディジタルデータとして手軽に記録することが可能となっている。また、音楽データについても、アナログデータではなく、ディジタルデータが広く普及している。さらに、インターネットの普及に伴い、ウェブサーバなどから画像や音楽などのディジタルデータを入手することができるようになっている。
ディジタルデータを蓄積し、それらを再生して楽しむインフラは整ったが、データ量が膨大になると、所望のデータを探し出すのが困難になる。蓄積されたデータを適切に管理するための利便性の高いユーザインタフェースが求められている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、より利便性の高いデータ処理技術を提供することにある。
本発明のある態様は、データ処理装置に関する。このデータ処理装置は、データファイルを格納するデータファイル格納部と、前記データファイル格納部に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループをデータ単位とし、前記データ単位に第1のオブジェクトを割り当てて前記第1のオブジェクトを画面に表示し、前記データ単位に対する操作を前記第1のオブジェクトに対する操作により受け付けるユーザインタフェース部と、複数の前記データ単位をグループ化するよう指示する操作を受け付けて、それらのデータ単位をグループ化し、それらのデータ単位のそれぞれに付与された前記データ単位の内容に関連する属性情報に基づいて、グループの内容に関連する属性情報を決定して前記グループに付与するグループ化部と、を備えることを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、より利便性の高いデータ処理技術を提供することができる。
図1は、実施の形態に係るデータ処理装置の構成を示す。データ処理装置10は、ポインティングデバイスの一例であるマウス30、処理部40、データファイル格納部60、ファイルデータベース62、グループデータベース64、画像処理部66、及び表示装置68を備える。これらの構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
処理部40は、マウス30から入力されるユーザによる操作指示を受け付けて、データファイル格納部60に格納されたデータファイルに関する処理を実行する。マウス30から入力される操作には、ポインタの移動、各種ボタンのクリック、ドラッグ、ドロップなどがある。画像処理部66は、処理部40により生成されるユーザインタフェース画面を表示装置68に表示させる。
データファイル格納部60は、画像、動画、音声、文書など、様々なデータファイルを格納する。データファイル格納部60は、ハードディスクドライブ(HDD)、ROM、RAMなどの記憶装置や、CD、DVD、MDなどの着脱自在な記憶媒体などにより実現されてもよい。各データファイルには、データファイルの属性情報が付与されている。データファイルの属性情報は、データファイルの名称、パス、種別、データサイズ、作成者、作成日時、更新日時、アクセス日時などであってもよいし、データファイルの内容に関連した情報、例えば、データファイルの内容を様々な観点からスコアリングして数値化したパラメータであってもよい。データファイルが文書ファイルである場合は、文字数、ページ数、キーワード、特徴語、関連文書などであってもよいし、データファイルが音楽ファイルである場合は、作曲者、作詞者、編曲者、演奏者、指揮者、曲調、ジャンル、演奏時間などであってもよいし、データファイルがウェブページである場合は、リンク数、被リンク数、ページビュー数などであってもよい。データファイルの属性情報は、データベースに登録されて一元的に管理されてもよいし、個々のデータファイルに付加されてもよい。本実施の形態では、ファイルデータベース62にデータファイルの属性情報を格納する。また、グループデータベース64には、複数のデータファイルのグループに関する情報が格納される。
図2は、ファイルデータベース62の内部データの例を示す。ファイルデータベース62には、ファイルID欄70、ファイル名欄71、パス欄72、作成日時欄73、更新日時欄74、サイズ欄75、及び複数の属性情報欄76〜81が設けられている。ファイルID欄70は、データファイルを識別するためのIDを格納する。ファイル名欄71は、データファイルの名称を格納する。パス欄72は、データファイル格納部60におけるデータファイルのパスを格納する。作成日時欄73は、データファイルが作成された日時を格納する。更新日時欄74は、データファイルが最後に更新された日時を格納する。サイズ欄75は、データファイルのデータサイズを格納する。
属性情報欄76〜81は、データファイルの内容に関連する属性情報を格納する。図2の例では、ファイルの内容を、「エキサイティング(exciting)」、「リラックス(relax)」、「リフレッシュ(refresh)」、「シリアス(serious)」、「ライト(light)」、「知的(intellectual)」という指標で数値化したパラメータがそれぞれの属性情報欄に格納される。例えば、データファイルの内容がエキサイティングなアクション映画である場合には、「exciting」欄の数値が高くなり、データファイルの内容が波の音などの環境音楽である場合には、「relax」欄の数値が高くなる。後述するように、データファイルに付与された属性情報に応じて、ユーザがデータファイルに対して操作を行った時の動作が変化する。
図3は、グループデータベース64の内部データの例を示す。グループデータベース64には、グループID欄82、グループ名欄83、パス欄84、ファイルID欄85、及び複数の属性情報欄86〜91が設けられている。グループID欄82は、グループを識別するためのIDを格納する。グループ名欄83は、グループの名称を格納する。パス欄84は、グループがデータファイル格納部60におけるフォルダに対応している場合、すなわち、グループに含まれる全てのデータファイルが同一のフォルダに格納されている場合、そのフォルダのパスを格納する。ファイルID欄85は、グループに含まれるデータファイルのIDを格納する。属性情報欄86〜91として、ファイルデータベース62の属性情報欄76〜81と同じ属性情報を格納する欄が設けられており、後述するように、グループにも属性情報が付与され、属性情報欄86〜91にそれぞれ格納される。
処理部40は、ユーザインタフェース部41、属性情報付与部42、グループ化部43、条件取得部44、判定部45、収集部46、分類部47、抽出部48、及び解放部49を含む。ユーザインタフェース部41は、データファイルや、複数のデータファイルのグループをデータ単位とし、データ単位に第1のオブジェクトを割り当てて表示装置68の画面に表示し、マウス30による第1のオブジェクトに対する操作を介して、データファイルやグループに対する操作を受け付ける。
図4は、ユーザインタフェース部41により表示された画面の例を示す。図4の例では、第1のオブジェクト100として、円や楕円などの図形が表示されている。これらの円又は楕円は、メタボールにより表現されてもよい。メタボールをレンダリングする際には、既知の技術を利用可能である。このように、データファイルと、複数のデータファイルのグループとを、同じオブジェクトで表現することにより、ユーザは、データファイルとグループを同様の操作で同様に扱うことができるので、分かりやすく操作しやすいユーザインタフェースを提供することができる。
ユーザインタフェース部41は、データファイル又はグループに付与された属性情報に応じて、第1のオブジェクト100の表示形態を変えてもよい。例えば、ユーザから指定された属性情報の数値に応じて第1のオブジェクト100の内部の色の濃淡を決定してもよい。ユーザインタフェース部41は、第1のオブジェクト100の表示形態を決定するための属性情報として「exciting」が指定された場合、ファイルデータベース62の「exciting」欄76又はグループデータベース64の「exciting」欄86の数値が高いほど、第1のオブジェクト100の内部の色を濃くしてもよい。
ユーザインタフェース部41は、データファイル又はグループに付与された属性情報に応じて、第1のオブジェクト100の表示位置を決定してもよい。例えば、ユーザから指定された属性情報の数値に応じて、第1のオブジェクト100の表示位置を偏在させてもよい。ユーザインタフェース部41は、第1のオブジェクト100の表示位置を決定するための属性情報として「exciting」が指定された場合、ファイルデータベース62の「exciting」欄76又はグループデータベース64の「exciting」欄86の数値が高いデータファイル又はグループの第1のオブジェクト100が画面中央付近に、数値が低いデータファイル又はグループの第1のオブジェクト100が画面端付近に偏在するようにしてもよい。
属性情報付与部42は、データファイル格納部60に新たにデータファイルを格納する際に、データファイルに対して属性情報が付与されていない場合は、データファイルに属性情報を付与してファイルデータベース62に登録する。属性情報付与部42は、データファイルの内容を解析し、各属性情報欄76〜81に格納すべき数値を決定してもよいし、ユーザから各属性情報欄76〜81に格納すべき数値を受け付けてもよい。
図5は、データファイル又はグループの属性情報のリストが表示された画面の例を示す。属性情報付与部42は、例えば、第1のオブジェクト100の上でマウス30の右ボタンがクリックされたときに、その第1のオブジェクト100に対応するデータファイル又はグループの属性情報をファイルデータベース62又はグループデータベース64から読み出して一覧表示する。属性情報付与部42は、この一覧表示画面102において、ユーザから属性情報の変更を受け付けてもよい。
(データの融合)
グループ化部43は、ユーザからマウス30を介して、複数のデータ単位をグループ化するよう指示する操作を受け付けて、それらのデータ単位をグループ化し、それらのデータ単位のそれぞれに付与された属性情報に基づいて、グループの属性情報を決定してグループに付与する。グループ化部43は、グループ化の対象となるデータファイル又はグループの属性情報の総和、平均値、最大値、最小値、極大値、極小値、中間値などを算出してグループの属性情報としてもよい。また、グループ化部43は、グループに含まれるデータ単位のデータ量、グループに追加された順序、属性情報の数値の大小などに応じて重み付けをした加重平均値を算出してもよい。例えば、データ単位のデータ量が大きいほど大きな重みを付けてもよい。また、グループに追加された順序が早いほど大きな重みを付けてもよい。また、属性情報の数値が大きいほど大きな重みを付けてもよい。後述するように、ユーザの操作の内容に応じて、グループの属性情報を算出する方法を変えてもよい。また、グループ化部43は、ユーザからグループの属性情報を受け付けてもよい。
図6は、複数のデータ単位のグループ化を受け付ける画面の例を示す。ユーザがマウス30により複数の第1のオブジェクト104a、104b、104cを選択し、メニューなどによりグループ化を指示する操作を行うと、グループ化部43は、選択された第1のオブジェクト104a、104b、104cに対応するデータ単位をグループ化する。このとき、グループ化の対象となるデータ単位のうち少なくとも1つが既にグループであった場合、グループ化部43は、そのグループに他のデータファイルを追加する。例えば、第1のオブジェクト104aに対応するデータ単位がグループであった場合、グループ化部43は、グループデータベース64の、第1のオブジェクト104aに対応するグループのレコードのファイルID欄85に、第1のオブジェクト104b及び104cに対応するデータファイルのIDを登録する。このとき、グループ化部43は、追加するデータファイルの属性情報に応じて、グループの属性情報を変更してもよい。例えば、グループに含まれるデータファイルの属性情報の平均値をグループの属性情報とする場合は、グループ化部43は、グループにデータファイルを追加したことに伴って、平均値を再計算してグループの属性情報とする。
グループ化の対象となるデータ単位にグループがなかった場合、すなわち、全てのデータ単位がデータファイルであった場合、グループ化部43は、それらのデータファイルを構成要素とするグループを新たに生成し、グループデータベース64に登録する。このとき、グループ化部43は、グループに含まれるデータファイルの属性情報からグループの属性情報を算出し、グループに含まれるデータファイルのIDと、グループに付与された属性情報とを対応づけてグループデータベース64に登録する。
図7は、複数のデータ単位をグループ化した画面の例を示す。グループ化の対象となっていたデータ単位に対応する第1のオブジェクト104a、104b、104cに代えて、グループ化されたデータ単位に対応する第1のオブジェクト106が画面に表示されている。第1のオブジェクト106の中に、その第1のオブジェクト106に対応するデータ単位に含まれるデータ単位に対応する第1のオブジェクト104a、104b、104cを表示してもよい。また、第1のオブジェクト106の形状、大きさ、色などを、グループに含まれるデータ単位の数、データ量、データ種別、属性情報などに応じて決定してもよい。
このような技術により、簡易な操作で複数のデータ単位をグループ化することができる。また、データファイル同士をグループ化させるだけでなく、データファイルとグループ、グループとグループをグループ化させて扱うこともできる。また、データファイル格納部60におけるデータファイルの格納位置にかかわらず、データファイルをグループ化することができる。また、グループに対して自動的に属性情報を付与して管理することができる。これにより、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
図8及び図9は、複数のデータ単位のグループ化を受け付ける画面の別の例を示す。ユーザがマウス30により第1のデータ単位に対応する第1のオブジェクト108aをドラッグすることにより移動させて、第2のデータ単位に対応する第1のオブジェクト108bに接触させる又はドロップする操作を行うと、グループ化部43は、それらのデータ単位をグループ化する。
グループ化部43は、第1のオブジェクト同士を接触させるときの位置、方向、又は速度に応じて、グループの属性情報の算出方法を決定してもよい。例えば、グループ化部43は、第1のオブジェクト108aを第1のオブジェクト108bに接触させる方向に応じて、グループの属性情報を算出する際に第1のオブジェクト108aに対応するデータ単位の属性情報を優先するか、第1のオブジェクト108bに対応する第2のデータ単位の属性情報を優先するかを決定してもよい。より具体的には、図8に示すように、第1のオブジェクト108aをドラッグして、第1のオブジェクト108bの左側から第1のオブジェクト108bへ接触させたときには、第1のオブジェクト108aに対応する第1のデータ単位の属性情報の重みを大きくして第1のデータ単位の属性情報を優先し、図9に示すように、第1のオブジェクト108bの右側から第1のオブジェクト108bへ接触させたときには、第1のオブジェクト108bに対応する第2のデータ単位の属性情報の重みを大きくして第2のデータ単位の属性情報を優先してもよい。第1のオブジェクト108aを第1のオブジェクト108bへ接触させるときの速度に応じて、重みの大きさを決定してもよい。
後述するように、第1のオブジェクト108aをドラッグして第1のオブジェクト108bに接近させたときに、第1のオブジェクト108aに対応する第1のデータ単位の属性情報と第1のオブジェクト108bに対応する第2のデータ単位の属性情報との類似度に応じて、第1のオブジェクト108bを変形させてもよい。例えば、データ単位同士が類似する場合には第1のオブジェクト同士が引き合うように変形し、データ単位同士が類似しない場合には第1のオブジェクト同士が反発し合うように変形する。これにより、データ単位をグループ化するときに、あるデータ単位に類似するデータ単位を探索したり、グループ化の対象となるデータ単位同士が類似するか否かを判定したりすることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
図10は、実施の形態に係るデータ処理方法の手順を示すフローチャートである。図10では、データをグループ化する手順について説明する。まず、ユーザインタフェース部41は、ファイルデータベース62及びグループデータベース64を参照して、データファイル格納部60に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループに対応する第1のオブジェクトを画面に表示する(S10)。ユーザインタフェース部41が、複数のデータ単位をグループ化する指示を受け付けると(S12)、グループ化部43は、グループ化の対象となっているデータ単位にグループが含まれていれば(S14のY)、そのグループに他のデータ単位を追加する(S16)。グループが含まれていなければ(S14のN)、新しくグループを生成し、グループ化の対象となっているデータ単位をそのグループに追加する(S18)。グループ化部43は、複数のデータファイルのグループを構成要素として含むグループを生成してもよい。すなわち、グループが入れ子になっていてもよい。
グループ化部43は、グループ化の対象となっていたデータ単位の属性情報に基づいて、グループの属性情報を決定してグループに付与する(S20)。ユーザインタフェース部41は、グループに対応する第1のオブジェクトを画面に表示する(S22)。このとき、グループ化の対象となっていたデータ単位に対応する第1のオブジェクトを画面から消去してもよい。グループの属性情報やグループに含まれるデータ単位のデータ量などに応じて、グループに対応する第1のオブジェクトの表示形態が決定されてもよい。
(データの判別)
条件取得部44は、データファイル又はグループに付与された属性情報に関する条件を取得する。判定部45は、条件取得部44が取得した条件に合致するデータ単位を探索する機能が割り当てられた第2のオブジェクトを画面に表示し、ユーザからの指示に応じて画面内で第2のオブジェクトを移動させ、第2のオブジェクトの近傍に表示された第1のオブジェクトに対応するデータ単位の属性情報が条件に合致又は類似するか否かを判定する。すなわち、第2のオブジェクトは、条件に合致又は類似する属性情報を有するデータ単位を探索するためのプローブとして機能する。
図11は、第2のオブジェクトが表示された画面の例を示す。図11の例では、第2のオブジェクト112として、第1のオブジェクト110の円や楕円よりもやや大きめの円が表示されている。第2のオブジェクト112も第1のオブジェクト110と同様にメタボールで表現されてもよい。
図12は、第2のオブジェクトに与えられた属性情報の条件が表示された画面の例を示す。条件取得部44は、例えば、第2のオブジェクト112の上でマウス30の右ボタンがクリックされたときに、その第2のオブジェクト112に与える属性情報の条件を一覧表示する。属性情報付与部42は、この一覧表示画面114において、ユーザから属性情報の条件の指定を受け付ける。
図13及び図14は、第2のオブジェクトを第1のオブジェクトに接近させたときに表示される画面の例を示す。判定部45は、第1のオブジェクト110の属性情報が、第2のオブジェクト112に与えられた条件に合致又は類似するか否かを判定し、第2のオブジェクト112の近傍に表示された第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報が条件に合致又は類似する場合、図13に示すように、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112が引き寄せられるように第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を変形させる。また、判定部45は、第2のオブジェクト112の近傍に表示された第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報が条件に合致又は類似しない場合、図14に示すように、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112が反発し合うように第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を変形させる。
判定部45は、第2のオブジェクト112から所定の距離の範囲内にある第1のオブジェクト110に対応するデータ単位ついて、条件に合致する程度を判定し、第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を変形させてもよい。条件に合致する程度は、例えば、条件として設定されたn個の属性情報と、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位のn個の属性情報との間のn次元ユークリッド距離又はマンハッタン距離を算出し、算出した距離が小さいほど合致又は類似の程度が高いと判定してもよい。条件が特定の属性情報のみに設定されている場合は、条件が設定された属性情報に関する距離又は内積を算出してもよい。この場合、条件が設定された属性情報に類似する属性情報も考慮するようにしてもよい。例えば、「refresh」が「80」という条件が設定されている場合に、「refresh」に類似した「relax」の数値が高いデータ単位も条件に類似すると判定されるようにしてもよい。
判定部45は、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112の間の距離に応じて、第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112の変形量を決定してもよい。例えば、第2のオブジェクト112に近い第1のオブジェクト110ほど変形量を大きくし、第2のオブジェクト112から遠くなるほど変形量を小さくしてもよい。図13において、第1のオブジェクト110aの方が、第1のオブジェクト110cよりも第2のオブジェクト112に近いので、より大きく変形している。これにより、ユーザが操作する第2のオブジェクト112の周辺にある第1のオブジェクト110に対応するデータ単位について、条件に合致又は類似するか否かをより分かりやすく示すことができる。
判定部45は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報が条件に合致又は類似する程度に応じて、第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112の変形量を決定してもよい。例えば、条件に合致又は類似する程度が高いほど変形量を大きくし、条件に合致又は類似する程度が低いほど変形量を小さくしてもよい。図13において、第1のオブジェクト110aに対応するデータ単位の属性情報の方が、第1のオブジェクト110bに対応するデータ単位の属性情報よりも、条件に合致又は類似する程度が高いので、第1のオブジェクト110aの方がより大きく第2のオブジェクト112に引き寄せられるように変形している。これにより、条件に合致又は類似する程度を視覚的に分かりやすく示すことができる。
判定部45は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報と、第2のオブジェクト112に与えられた条件として設定された属性情報と、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112との間の距離とを変数とする引力又は斥力を定義し、引力又は斥力に応じて第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112の変形量を決定してもよい。例えば、それぞれの属性情報の差から所定の定数を減じた値に比例し、それぞれのオブジェクトの間の距離の2乗に反比例する力を算出し、算出した力を第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112に作用させ、物理計算により第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を変形させてもよい。
判定部45は、算出された引力又は斥力に応じて、第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を移動させてもよい。図15は、オブジェクト間に作用する力によりオブジェクトが移動する様子を示す。条件に合致又は類似する属性情報を有するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110dは、第2のオブジェクト112に引き寄せられるように近づき、条件に合致又は類似しない属性情報を有するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110eは、第2のオブジェクト112に反発するように遠ざかる。これにより、条件に合致又は類似するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110を、自動的に第2のオブジェクト112の周囲に集めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
上述したように、データ単位をグループ化する際にも、データ単位同士の属性情報の類似度を判定部45により判定し、類似度に応じて第1のオブジェクトを変形させてもよい。例えば、図8又は図9に示すように、第1のオブジェクト108aをドラッグして第1のオブジェクト108bに接近させたとき、判定部45は、これらの第1のオブジェクトに対応するデータ単位同士の属性情報が類似する場合は、図13と同様に、第1のオブジェクト108aと第1のオブジェクト108bが引き合うように変形させ、類似しない場合は、図14と同様に、第1のオブジェクト108aと第1のオブジェクト108bが反発し合うように変形させる。これにより、データ単位をグループ化したり、データ単位を別のフォルダに移動させたりする場合にも、データ単位同士の類似度を視覚的に把握することができ、例えば、類似度の高いデータ単位同士をグループ化させたり、類似度の高いフォルダへデータ単位を移動させたりすることができる。
第2のオブジェクト112に代えて、マウス30のポインタに、条件となる属性情報を与えてもよい。この場合、マウス30のポインタが、条件に合致又は類似する属性情報を有するデータ単位を探索するためのプローブとして機能する。
(データの収集)
収集部46は、第2のオブジェクトに与えられた条件に合致又は類似するデータ単位を収集する。第2のオブジェクトは、条件に合致又は類似するデータ単位を収集するための入れ物として機能する。
図16は、第2のオブジェクトを用いてデータ単位を収集する様子を表示した画面を示す。収集部46は、ユーザが第2のオブジェクト112をドラッグして、第1のオブジェクト110が散在した画面上を走査させたときに、第2のオブジェクト112に与えられた条件に合致又は類似するデータ単位を、第2のオブジェクト112に対応するグループに追加する。これにより、ユーザは、あたかも砂の中で磁石を移動させて砂鉄を集めるような操作感で、所望のデータ単位を収集することができる。
収集部46は、第2のオブジェクト112と、条件に合致又は類似するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110との間の距離が所定の閾値を下回ったときに、データ単位を収集してもよい。例えば、ユーザが第2のオブジェクト112を移動させたときに、第2のオブジェクト112に重なった第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報を読み出して条件との類似度を判定し、類似度が所定の閾値よりも高い場合にはそのデータ単位を第2のオブジェクト112に対応するグループに追加する。
収集部46は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報と、条件として設定された属性情報と、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112との間の距離とを変数とする引力又は斥力を定義し、前記引力が所定の閾値を上回ったときに、前記データ単位を収集してもよい。引力は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報と条件として設定された属性情報との間の類似度に比例し、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112との間の距離又は距離の2乗に反比例するように定義されてもよい。収集部46は、引力又は斥力に応じて、第1のオブジェクト110を移動させてもよい。
収集部46は、第2のオブジェクト112の移動速度に応じて、閾値を変更してもよい。例えば、第2のオブジェクト112の移動速度が速い場合は、より属性情報の類似度が高い第1のオブジェクト110を収集するように閾値を高くし、第2のオブジェクト112の移動速度が遅い場合は、属性情報の類似度が低い第1のオブジェクト110も収集するように閾値を低くする。これにより、分かりやすく操作しやすいユーザインタフェースを提供することができる。
収集部46は、データ単位を収集するときに、そのデータ単位に対応する第1のオブジェクト110が、第2のオブジェクト112に取り込まれる又は融合する様子を表示してもよい。図17は、第1のオブジェクト110が第2のオブジェクト112に融合する様子を表示した画面を示す。第1のオブジェクト110が第2のオブジェクト112に融合すると、第1のオブジェクト110は消去されてもよい。これにより、第1のオブジェクトに対応するデータ単位が、第2のオブジェクトに対応する、収集されたデータ単位のグループに取り込まれたことを視覚的に分かりやすく表現することができる。
収集部46は、収集されたデータ単位の量に応じて、第2のオブジェクト112の表示形態を決定してもよい。例えば、収集されたデータ単位の量に応じて、第2のオブジェクト112の色、透明度、大きさ、形状を変化させてもよい。図18(a)に示すように、データ単位の量が少ないときには赤系の色で第2のオブジェクト112を表示し、図18(b)に示すように、データ単位の量が多くなるほど青系の色に変化するようにしてもよい。また、図19(a)に示すように、データ単位の量が少ないときには第2のオブジェクト112の透明度を高くし、図19(b)に示すように、データ単位の量が多くなるほど透明度が低くなるようにしてもよい。また、図20(a)に示すように、データ単位の量が少ないときには第2のオブジェクト112のサイズを小さくし、図20(b)に示すように、データ単位の量が多くなるほどサイズを大きくしてもよい。収集されたデータ単位の属性情報の分布に応じて、第2のオブジェクト112の形状を変化させてもよい。例えば、図21(a)(b)に示すように、「exciting」の値が高いデータ単位が多くなるほど、星形に形状が変化するようにしてもよい。
第2のオブジェクト112を閉曲面ととらえ、内部に液体や泡などが溜まっていく様子を表示し、収集されたデータ単位の量を表現してもよい。例えば、図22(a)(b)に示すように、データ単位の量が多くなるほど第2のオブジェクト112の内部に液体が溜まっていくようにしてもよいし、図23(a)(b)に示すように、データ単位の量が多くなるほど第2のオブジェクト112の内部に泡が溜まっていくようにしてもよい。この場合、収集されたデータ単位の属性情報の分布に応じて、内部に溜まった液体の粘性や屈折率などを変化させてもよいし、泡の色、透明度、大きさ、形状などを変化させてもよい。また、図24に示すように、複数の属性情報の種類のそれぞれに対応する複数の層の液体が溜まっていく様子を表示してもよい。
収集部46は、所定の規則に応じて第2のオブジェクト112を自動的に移動させることにより、データ単位を自動的に収集してもよい。例えば、第2のオブジェクト112を、画面の中心から螺旋状に移動させ、画面上に散在した第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の中から条件に合致又は類似するデータ単位を収集してもよい。これにより、ユーザの所望のデータ単位を自動的に収集することができるとともに、データ単位が収集される様子を画面に表示するので、ユニークで見た目に面白いユーザインタフェースを提供することができる。
第2のオブジェクト112を移動させる指示操作は、カーソルキーやマウスなどの入力装置により入力されてもよいし、ユーザが把持して操作するコントローラに設けられた傾きセンサなどにより入力されてもよい。後者の場合、ユーザがコントローラを傾けることにより第2のオブジェクトを移動させ、データ単位を収集することができるので、操作性が良く意外性のあるユーザインタフェースを実現することができる。
図25は、実施の形態に係るデータ処理方法の手順を示すフローチャートである。図25では、データを判定して収集する手順について説明する。まず、ユーザインタフェース部41は、ファイルデータベース62及びグループデータベース64を参照して、データファイル格納部60に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループに対応する第1のオブジェクトを画面に表示する(S30)。条件取得部44は、データファイル又はグループに付与された属性情報に関する条件を取得して、第2のオブジェクト112に対応づける(S32)。判定部45は、ユーザからの指示に応じて第2のオブジェクト112を移動させる(S34)。このとき、判定部45は、画面に表示されている第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報が条件に合致又は類似するか否かを判定し、合致又は類似する場合は(S36のY)、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112が引き寄せ合うように第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を変形させる(S38)。合致又は類似しない場合は(S36のN)、第1のオブジェクト110と第2のオブジェクト112が反発し合うように第1のオブジェクト110又は第2のオブジェクト112を変形させる(S40)。判定部45は、第2のオブジェクト112から所定の距離の範囲内に表示されている第1のオブジェクト110を判定の対象としてもよい。
収集部46は、第2のオブジェクト112を所定の閾値以下の距離まで第1のオブジェクト110に近づけた場合など、上述した第1のオブジェクト110を収集する条件が満たされると(S42のY)、第1のオブジェクト110が第2のオブジェクト112に融合する様子を表示し(S44)、その後、第1のオブジェクト110を消去するとともに、第2のオブジェクト112に収集されたデータ単位の量や属性情報などに応じて第2のオブジェクト112の表示形態を決定して第2のオブジェクト112を表示する(S46)。
ユーザが確定ボタンをクリックするなどして、第1のオブジェクト110の収集が終了すると、収集部46は、グループデータベース64において、第2のオブジェクト112に対応するグループに該当するレコードを追加し、そのレコードのファイルID欄85に、収集された第1のオブジェクトに対応するデータファイルのファイルIDを追加し(S48)、第2のオブジェクト112のグループの属性情報を決定してそれぞれの属性情報欄に格納する。以降、第2のオブジェクト112は、複数のデータファイルを包含する第1のオブジェクト110として扱われる。第2のオブジェクト112を、収集機能を有する特別なオブジェクトとして、第1のオブジェクト110とは別に管理する場合は、グループデータベース64において、第2のオブジェクト112に対応するレコードを別に設けて管理してもよい。この場合、収集部46は、第1のオブジェクト110が第2のオブジェクト112に収集されたときに、収集された第1のオブジェクト110に対応するデータファイルをグループデータベース64に登録してもよいし、第2のオブジェクト112の移動が停止したときや、ユーザが確定ボタンをクリックするなどして収集が終了したときに、グループデータベース64に登録してもよい。
なお、第1のオブジェクト110が、データの収集機能を有していてもよい。この場合、第1のオブジェクト110に付与されている属性情報が収集の条件として設定されてもよい。収集部46は、第1のオブジェクト110が移動されたときに、第1のオブジェクト110の属性情報に類似する別の第1のオブジェクトを収集し、第1のオブジェクト110に対応するグループに登録する。
(データの分類)
分類部47は、複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する第1のオブジェクトに対して、そのデータ単位に含まれる複数のデータ単位を分類するよう指示する操作を受け付け、第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位の属性情報の分布に応じて、第1のオブジェクトを変形させる。
図26は、データ単位を分類する様子を表示した画面を示す。ユーザが、複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110を所定時間以上クリック又は押したとき、分類部47は、データ単位の属性情報の分布に応じて第1のオブジェクト110を変形させる。ここでは、複数のデータ単位を含むグループ又はフォルダに対応する第1のオブジェクト110に対して分類を指示された場合について説明するが、複数のデータ単位を収集した第2のオブジェクトに対して分類を指示された場合も同様である。
分類部47は、複数の種類の属性情報を軸にとって、データ単位をマッピングすることにより、第1のオブジェクト110の形状を決定してもよい。図26の例では、「exciting」と「relax」の2つの属性情報を軸にとって、データ単位をマッピングしている。すなわち、「exciting」の値が大きいデータ単位ほど右に、「relax」の値が大きいデータ単位ほど上に、データ単位がマッピングされ、第1のオブジェクト110の形状が決定される。データ単位をマッピングしたときの密度を、第1のオブジェクト110の色の濃淡や透明度などで表現してもよい。
分類部47は、クリックする又は押す操作の強さ又は時間に応じて、第1のオブジェクト110の変形量を決定してもよい。第1のオブジェクト110を強くクリックする又は押すほど、あるいは、第1のオブジェクト110を長くクリックする又は押すほど、データ単位をマッピングする軸のスケールを大きくとって、第1のオブジェクト110の変形量を大きくしてもよい。これにより、データ単位を分類する程度をユーザが調整することができる。
分類部47は、マウス30のポインタに対して属性情報に関する条件を設定し、複数のデータ単位を包含する第1のオブジェクト110にポインタを近づけたときに、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位の属性情報と、ポインタに設定された属性情報との類似度の分布に応じて、第1のオブジェクト110を変形させてもよい。例えば、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位を、ポインタに設定された条件との合致又は類似する程度に応じてマッピングし、そのときの分布に応じて第1のオブジェクト110の形状を決定してもよい。これにより、ポインタに設定した条件に応じて、第1のオブジェクト110に含まれるデータ単位を分類することができる。このとき、ポインタと第1のオブジェクト110との間の距離に応じて、第1のオブジェクト110の変形量を決定してもよい。例えば、ポインタを第1のオブジェクト110に近づけるほど、第1のオブジェクト110の変形量を大きくしてもよい。
(データの分離)
分類部47は、分類されたデータ単位の一部を分離するよう指示する操作を受け付け、属性情報に応じて変形された前記第1のオブジェクト110のうち、分離を指示された部分に対応する属性情報を有するデータ単位を、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位から分離する。
図27は、データ単位を分離する様子を表示した画面を示す。ユーザが、複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110の一部をドラッグしたとき、分類部47は、ドラッグされた部分に対応するデータ単位を、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位から分離して、新たなグループを生成する。分類部47は、図26に示したように、複数の属性情報を軸にとってデータファイルをマッピングすることにより変形された第1のオブジェクト110において、ドラッグが開始された位置から所定範囲の部分(座標値)に対応する属性情報を有するデータ単位を第1のオブジェクト110に対応するグループから分離する。マウスポインタなどを用いて分離する範囲を設定できるようにしてもよい。分類部47は、グループデータベース64において、第1のオブジェクト110に対応するグループに該当するレコードのファイルID欄85から、分離を指示された部分に対応する属性情報を有するデータファイルのファイルIDを削除する。また、分類部47は、グループデータベース64に新たなグループを追加し、そのグループに該当するレコードのファイルID欄85に、分離されたデータファイルのファイルIDを追加する。分類部47は、第1のオブジェクト110に対応するグループの属性情報を算出して更新するとともに、新たに生成したグループの属性情報を算出して記録する。ユーザインタフェース部41は、第1のオブジェクト110を再表示するとともに、新たに生成したグループに対応する第1のオブジェクトを表示する。
分類部47は、操作の速度に応じて、分離するデータ単位の属性情報の閾値を決定してもよい。例えば、速くドラッグしたときには、閾値を高くして、より周縁に近い位置に対応するデータ単位が分離されるようにし、ゆっくりドラッグしたときには、閾値を低くして、より多くのデータ単位が分離されるようにする。
(データの抽出)
抽出部48は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位の中から、データ単位に付与された属性情報に関する条件にしたがってデータ単位を絞り込むよう指示する操作を受け付け、条件に合致する程度の低いデータ単位を解放し、条件に合致する程度の高いデータ単位を抽出する。
図28は、データ単位を抽出する様子を表示した画面を示す。ユーザが、第1のオブジェクト110をドラッグして往復させる又は振り動かす操作を行ったとき、抽出部48は、条件に合致する程度に応じてデータ単位を取捨選択する。抽出部48は、条件に合致する程度の低いデータ単位を、第1のオブジェクト110に対応するグループから解放し、条件に合致する程度の高いデータ単位のみをグループに残す。抽出部48は、データ単位を収集した第2のオブジェクト112に対してデータ単位を絞り込むよう指示する操作が行われた場合は、第2のオブジェクト112に与えられた条件にしたがってデータ単位を絞り込む。抽出部48は、複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する第1のオブジェクト110に対してデータ単位を絞り込むよう指示する操作が行われた場合は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位の属性情報と合致又は類似するデータ単位を抽出してもよいし、データ単位を絞り込むための条件をユーザから受け付けてもよい。
抽出部48は、条件に基づいてデータ単位を絞り込む属性情報の閾値を決定し、決定された閾値よりも条件に合致する程度の低い属性情報を有するデータ単位を第1のオブジェクト110に対応するグループから分離する。抽出部48は、グループデータベース64において、第1のオブジェクト110に対応するグループに該当するレコードのファイルID欄85から、分離すべきとされた属性情報を有するデータファイルのファイルIDを削除する。このとき、抽出部48は、分離されたデータ単位を包含するグループを新たに生成してもよいし、単にデータ単位をグループから解放するだけでもよい。抽出部48は、必要であれば、第1のオブジェクト110に対応するグループの属性情報を算出して更新するとともに、新たに生成したグループの属性情報を算出して記録する。ユーザインタフェース部41は、第1のオブジェクト110を再表示するとともに、新たに生成したグループに対応する第1のオブジェクト、又は分離された個々のデータ単位に対応する第1のオブジェクトを表示する。
抽出部48は、操作の速度に応じて、抽出するデータ単位の属性情報の閾値を決定してもよい。第1のオブジェクト110が速く往復された又は振り動かされた場合は、抽出部48は、閾値を高くして、条件に合致する程度の高いデータ単位のみをグループに残して抽出するようにし、ゆっくり往復された又は振り動かされた場合は、閾値を低くして、条件に合致する程度の低いデータ単位もグループに残すようにしてもよい。これにより、ユーザは、データをふるいにかけて選別しているような操作感でデータ単位を抽出することができる。
(データの解放)
解放部49は、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位を解放するよう指示する操作を受け付け、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位のグループ化を解く。
図29は、データ単位を解放する様子を表示した画面を示す。ユーザが、第1のオブジェクト110を所定の閾値以上の強さでクリックする又は押す操作、第1のオブジェクト110を所定の閾値以上の期間クリックする又は押す操作、又は第1のオブジェクト110を所定の閾値以上の速さでドラッグして往復させる又は振り動かす操作を行ったとき、解放部49は、第1のオブジェクト110に対応するグループに含まれるデータ単位をグループから解放する。解放部49は、グループデータベース64において、第1のオブジェクト110に対応するグループに該当するレコードのファイルID欄85から、全てのデータファイルのファイルIDを削除する。解放部49は、第1のオブジェクト110に対応するグループに該当するレコードを削除してもよい。このとき、解放部49は、図29に示すように、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位に含まれていたデータ単位に対応する第1のオブジェクト116が、元の第1のオブジェクト110から弾ける様子を表示してもよい。ユーザインタフェース部41は、第1のオブジェクト110を画面から消去し、第1のオブジェクト110に対応するデータ単位に含まれていたデータ単位に対応する第1のオブジェクト116を画面に表示してもよい。
図30は、実施の形態に係るデータ処理方法の手順を示すフローチャートである。図30では、データを分類、分離、抽出、解放する手順について説明する。まず、ユーザインタフェース部41は、ファイルデータベース62及びグループデータベース64を参照して、データファイル格納部60に格納された複数のデータファイルのグループに対応する第1のオブジェクトを画面に表示する(S60)。分類部47は、ユーザからデータの分類を指示されると(S62のY)、第1のオブジェクトに含まれるデータ単位を分類して第1のオブジェクトを変形する(S64)。分類部47は、さらに、データの分離を指示されると(S66のY)、指示された部分に対応するデータ単位を、第1のオブジェクトに対応するグループから分離する(S68)。
抽出部48は、データの抽出を指示されると(S70のY)、所定の条件にしたがって第1のオブジェクトに対応するグループに含まれるデータ単位を絞り込む(S72)。解放部49は、データの解放を指示されると(S74のY)、第1のオブジェクトに対応するグループに含まれるデータ単位をグループから解放する(S76)。
このようなユーザインタフェースを提供することにより、数多くのデータファイルが蓄積されたときに、それらのデータファイルを適切に整理し、所望のデータファイルを見つけ出すことができる。このような技術は、曖昧で漠然とした条件にしたがってデータファイルを分類し、検索するような場面でとくに有効である。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態に係るデータ処理装置の構成を示す図である。 ファイルデータベースの内部データの例を示す図である。 グループデータベースの内部データの例を示す図である。 ユーザインタフェース部により表示された画面の例を示す図である。 データファイル又はグループの属性情報のリストが表示された画面の例を示す図である。 複数のデータ単位のグループ化を受け付ける画面の例を示す図である。 複数のデータ単位をグループ化した画面の例を示す図である。 複数のデータ単位のグループ化を受け付ける画面の別の例を示す図である。 複数のデータ単位のグループ化を受け付ける画面の別の例を示す図である。 実施の形態に係るデータ処理方法の手順を示すフローチャートである。 第2のオブジェクトが表示された画面の例を示す図である。 第2のオブジェクトに与えられた属性情報の条件が表示された画面の例を示す図である。 第2のオブジェクトを第1のオブジェクトに接近させたときに表示される画面の例を示す図である。 第2のオブジェクトを第1のオブジェクトに接近させたときに表示される画面の例を示す図である。 オブジェクト間に作用する力によりオブジェクトが移動する様子を示す図である。 第2のオブジェクトを用いてデータ単位を収集する様子を表示した画面を示す図である。 第1のオブジェクトが第2のオブジェクトに融合する様子を表示した画面を示す図である。 図18(a)(b)は、収集されたデータ単位の量に応じて第2のオブジェクトの色を変更した画面の例を示す図である。 図19(a)(b)は、収集されたデータ単位の量に応じて第2のオブジェクトの透明度を変更した画面の例を示す図である。 図20(a)(b)は、収集されたデータ単位の量に応じて第2のオブジェクトの大きさを変更した画面の例を示す図である。 図21(a)(b)は、収集されたデータ単位の量に応じて第2のオブジェクトの形状を変更した画面の例を示す図である。 図22(a)(b)は、収集されたデータ単位の量に応じて第2のオブジェクトの内部に溜まった液体の量を変更した画面の例を示す図である。 図23(a)(b)は、収集されたデータ単位の量に応じて第2のオブジェクトの内部に溜まった泡の量を変更した画面の例を示す図である。 複数の属性情報の種類のそれぞれに対応する複数の層の液体が溜まっていく様子を表示した画面の例を示す図である。 実施の形態に係るデータ処理方法の手順を示すフローチャートである。 データ単位を分類する様子を表示した画面を示す図である。 データ単位を分離する様子を表示した画面を示す図である。 データ単位を抽出する様子を表示した画面を示す図である。 データ単位を解放する様子を表示した画面を示す図である。 実施の形態に係るデータ処理方法の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 データ処理装置、30 マウス、40 処理部、41 ユーザインタフェース部、42 属性情報付与部、43 グループ化部、44 条件取得部、45 判定部、46 収集部、47 分類部、48 抽出部、49 解放部、60 データファイル格納部、62 ファイルデータベース、64 グループデータベース、66 画像処理部、68 表示装置。

Claims (23)

  1. データファイルを格納するデータファイル格納部と、
    前記データファイル格納部に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループをデータ単位とし、前記データ単位に第1のオブジェクトを割り当てて前記第1のオブジェクトを画面に表示し、前記データ単位に対する操作を前記第1のオブジェクトに対する操作により受け付けるユーザインタフェース部と、
    複数の前記データ単位をグループ化するよう指示する操作を受け付けて、それらのデータ単位をグループ化し、それらのデータ単位のそれぞれに付与された前記データ単位の内容に関連する属性情報に基づいて、グループの内容に関連する属性情報を決定して前記グループに付与するグループ化部と、を備え、
    前記グループ化部は、ユーザが第1のデータファイルに対応する第1のオブジェクトを移動させて第2のデータファイルに対応する第1のオブジェクトに接触させる操作を行ったときに、それらのデータファイルをグループ化し、前記第1のオブジェクト同士を接触させるときの位置、方向、又は速度に応じて、前記グループの属性情報の算出方法を決定する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記グループの情報を格納するグループデータベースを更に備え、
    前記グループ化部は、グループに含まれるデータ単位を識別する情報と、グループに付与された属性情報とを対応づけて前記グループデータベースに格納することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記グループ化部は、グループ化の対象となる第1のオブジェクトに対応するデータ単位のうち少なくとも1つが複数のデータファイルのグループであった場合、そのグループに他のデータ単位を追加し、グループ化の対象となる第1のオブジェクトに対応するデータ単位の中に複数のデータファイルのグループがなかった場合、それらのデータ単位を構成要素とするグループを新たに生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記グループ化部は、前記第1のオブジェクト同士を接触させるときの方向に応じて、前記グループの属性情報を算出する際に、一方の第1のオブジェクトに対応する第1のデータ単位の属性情報を優先するか、他方の第1のオブジェクトに対応する第2のデータ単位の属性情報を優先するかを決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のデータ処理装置。
  5. 複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する前記第1のオブジェクトに対して、そのデータ単位に含まれる複数のデータ単位を分類するよう指示する操作を受け付け、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位の属性情報の分布に応じて、前記第1のオブジェクトを変形させる分類部を更に備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記分類部は、複数の種類の前記属性情報を軸にとって前記データ単位をマッピングすることにより前記第1のオブジェクトの形状を決定することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記分類するよう指示する操作は、前記第1のオブジェクトをクリックする又は押す操作であることを特徴とする請求項5又は6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記分類部は、前記クリックする又は押す操作の強さ又は時間に応じて、前記第1のオブジェクトの変形量を決定することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  9. 前記分類部は、ポインティングデバイスのポインタに対して属性情報に関する条件を設定し、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位の属性情報と、前記ポインタに設定された属性情報との類似度の分布に応じて、前記第1のオブジェクトを変形させることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のデータ処理装置。
  10. 前記分類部は、前記ポインタと前記第1のオブジェクトとの間の距離に応じて、前記第1のオブジェクトの変形量を決定することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  11. 前記分類部は、分類されたデータ単位の一部を分離するよう指示する操作を受け付け、前記属性情報に応じて変形された前記第1のオブジェクトのうち、分離を指示された部分に対応する属性情報を有するデータ単位を、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位から分離することを特徴とする請求項から1のいずれかに記載のデータ処理装置。
  12. 前記分離するよう指示する操作は、前記第1のオブジェクトの一部をドラッグする操作であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  13. 前記分類部は、前記操作の速度に応じて、分離するデータ単位の属性情報の閾値を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  14. 複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する前記第1のオブジェクトに対して、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位の中から、前記データ単位に付与された属性情報に関する条件にしたがってデータ単位を絞り込むよう指示する操作を受け付け、前記条件に合致する程度の低いデータ単位を解放し、前記条件に合致する程度の高いデータ単位を抽出する抽出部を更に備えることを特徴とする請求項1から1のいずれかに記載のデータ処理装置。
  15. 前記絞り込むよう指示する操作は、前記第1のオブジェクトをドラッグして往復させる又は振り動かす操作であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  16. 前記抽出部は、前記操作の速度に応じて、抽出するデータ単位の属性情報の閾値を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  17. 複数のデータ単位を包含するデータ単位に対応する前記第1のオブジェクトに対して、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれる複数のデータ単位を解放するよう指示する操作を受け付け、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位のグループ化を解く解放部を更に備えることを特徴とする請求項1から1のいずれかに記載のデータ処理装置。
  18. 前記ユーザインタフェース部は、前記第1のオブジェクトを画面から消去し、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれていたデータ単位に対応する第1のオブジェクトを画面に表示することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  19. 前記解放部は、前記第1のオブジェクトに対応するデータ単位に含まれていたデータ単位に対応する第1のオブジェクトが、元の前記第1のオブジェクトから弾ける様子を表示することを特徴とする請求項18に記載のデータ処理装置。
  20. 前記解放するよう指示する操作は、前記第1のオブジェクトを所定の閾値以上の強さでクリックする又は押す操作、前記第1のオブジェクトを所定の閾値以上の期間クリックする又は押す操作、又は前記第1のオブジェクトを所定の閾値以上の早さでドラッグして往復させる又は振り動かす操作であることを特徴とする請求項1から19のいずれかに記載のデータ処理装置。
  21. コンピュータに備えられたユーザインタフェース部が、データファイルを格納するデータファイル格納部に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループをデータ単位とし、前記データ単位に第1のオブジェクトを割り当てて前記第1のオブジェクトを画面に表示するステップと、
    前記ユーザインタフェース部が、前記データ単位に対する操作を前記第1のオブジェクトに対する操作により受け付けるステップと、
    コンピュータに備えられたグループ化部が、複数の前記データ単位をグループ化するよう指示する操作を受け付けて、それらのデータ単位をグループ化し、それらのデータ単位のそれぞれに付与された前記データ単位の内容に関連する属性情報に基づいて、グループの内容に関連する属性情報を決定して前記グループに付与するステップと、を備え、
    前記グループ化部は、ユーザが第1のデータファイルに対応する第1のオブジェクトを移動させて第2のデータファイルに対応する第1のオブジェクトに接触させる操作を行ったときに、それらのデータファイルをグループ化し、前記第1のオブジェクト同士を接触させるときの位置、方向、又は速度に応じて、前記グループの属性情報の算出方法を決定する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  22. データファイルを格納するデータファイル格納部に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループをデータ単位とし、前記データ単位に第1のオブジェクトを割り当てて前記第1のオブジェクトを画面に表示する機能と、
    前記データ単位に対する操作を前記第1のオブジェクトに対する操作により受け付ける機能と、
    複数の前記データ単位をグループ化するよう指示する操作を受け付けて、それらのデータ単位をグループ化し、それらのデータ単位のそれぞれに付与された前記データ単位の内容に関連する属性情報に基づいて、グループの内容に関連する属性情報を決定して前記グループに付与するグループ化機能と、
    をコンピュータに実現させ、
    前記グループ化機能は、ユーザが第1のデータファイルに対応する第1のオブジェクトを移動させて第2のデータファイルに対応する第1のオブジェクトに接触させる操作を行ったときに、それらのデータファイルをグループ化し、前記第1のオブジェクト同士を接触させるときの位置、方向、又は速度に応じて、前記グループの属性情報の算出方法を決定する
    ことを特徴とするデータ処理プログラム。
  23. データファイルを格納するデータファイル格納部に格納されたデータファイル又は複数のデータファイルのグループをデータ単位とし、前記データ単位に第1のオブジェクトを割り当てて前記第1のオブジェクトを画面に表示する機能と、
    前記データ単位に対する操作を前記第1のオブジェクトに対する操作により受け付ける機能と、
    複数の前記データ単位をグループ化するよう指示する操作を受け付けて、それらのデータ単位をグループ化し、それらのデータ単位のそれぞれに付与された前記データ単位の内容に関連する属性情報に基づいて、グループの内容に関連する属性情報を決定して前記グループに付与するグループ化機能と、
    をコンピュータに実現させ、
    前記グループ化機能は、ユーザが第1のデータファイルに対応する第1のオブジェクトを移動させて第2のデータファイルに対応する第1のオブジェクトに接触させる操作を行ったときに、それらのデータファイルをグループ化し、前記第1のオブジェクト同士を接触させるときの位置、方向、又は速度に応じて、前記グループの属性情報の算出方法を決定する
    ことを特徴とするデータ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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