JP2002366409A - ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理方法およびファイル管理装置 - Google Patents
ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理方法およびファイル管理装置Info
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Abstract
のを簡単な操作で禁止させること。 【解決手段】 ファイル管理プログラムは、ファイルの
内容をサムネイルで表示するステップと、サムネイルで
表示されたファイルを認証用ファイルと関連付けて仮想
結合ファイルを作成(S14)または変更(S13)す
るステップと、認証用ファイルと関連付けられたファイ
ルの内容の表示を禁止するステップ(S15)とをコン
ピュータに実行させる。サムネイルで表示されたファイ
ルを認証用ファイルと関連付ける簡単な操作で、サムネ
イルで表示されたファイルの内容が表示されるのを禁止
することができる。
Description
ログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体、ファイル管理方法およびファ
イル管理装置に関し、特に、簡単な操作でファイルの内
容の表示を制限するファイル管理プログラム、ファイル
管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体、ファイル管理方法およびファイル管理装置に関す
る。
処理装置においては、磁気記録装置等の記録装置に記録
されたファイルを確認するために、ファイルの内容を縮
小したサムネイルを表示させることがなされている。サ
ムネイルでファイルの内容を表示すると、複数のファイ
ルそれぞれの内容が縮小されて表示されるので、ファイ
ル名などを参照する場合に比べてより確実にファイルの
内容を確認することができる。
理装置に記憶されるファイルの中には、そのファイルの
作成者が内容を他人に公開することを望まないファイル
が含まれる場合がある。このような公開を望まないファ
イルがサムネイルで表示されるのを禁止するためには、
たとえば、そのファイルが作成されたアプリケーション
ソフトウェアが有する表示禁止機能を用いなければなら
なかった。そのような機能を有しないアプリケーション
ソフトウェアが実行されて作成または表示されるファイ
ルについては、サムネイルで内容の表示を禁止するのが
困難であった。
なされたもので、この発明の目的の1つは、表示を望ま
ないファイルの内容が表示されるのを簡単な操作で禁止
させることが可能なファイル管理プログラム、ファイル
管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体、ファイル管理方法およびファイル管理装置を提供
することである。
めにこの発明のある局面によれば、ファイル管理プログ
ラムは、ファイルの内容を縮小して表示するステップ
と、表示されたファイルを予め定められた特定ファイル
と関連付けるステップと、特定ファイルと関連付けられ
たファイルの内容の表示を禁止するステップとをコンピ
ュータに実行させる。
れたファイルが予め定められた特定ファイルと関連付け
られた場合には、ファイルの内容の表示が禁止される。
その結果、表示を望まないファイルの内容が表示される
のを簡単な操作で禁止させることが可能なファイル管理
プログラムおよびファイル管理プログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができ
る。
特定ファイルと関連付けられたファイルの内容に代えて
特定ファイルの内容を表示する。
けられたファイルの内容に代えて特定ファイルの内容が
表示されるので、ファイルの内容の表示が禁止されてい
ることを容易に確認することができる。
証情報の入力を受付けるステップと、受付けられた認証
情報と表示が禁止されたファイルとを対応付けるステッ
プと、表示が禁止されたファイルに対応付けられた認証
情報の入力に応じて、表示の禁止を解除するステップと
を含む。
たファイルに対応付けられた認証情報が入力されると、
表示の禁止が解除される。このため、認証情報の入力に
より表示の禁止を解除できるので、認証情報を知る者の
みが表示の禁止を解除することができる。
理方法は、ファイルの内容を縮小して表示するステップ
と、表示されたファイルを予め定められた特定のファイ
ルと関連付けるステップと、特定ファイルと関連付けら
れたファイルの内容の表示を禁止するステップとを含
む。
ルの内容が表示されるのを簡単な操作で禁止させること
が可能なファイル管理方法を提供することができる。
イル管理装置は、ファイルの内容を縮小して表示する表
示手段と、表示されたファイルを予め定められた特定フ
ァイルと関連付ける関連付け手段と、特定ファイルと関
連付けられたファイルの内容の表示手段による表示を禁
止する制御手段とを備える。
ルの内容が表示されるのを簡単な操作で禁止させること
が可能なファイル管理装置を提供することができる。
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は、同
一または相当する部材を示し、重複する説明は繰返さな
い。
るファイル管理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図1を参照して、ファイル管理装置100は、パー
ソナルコンピュータ等で構成することができ、ファイル
管理装置100の全体を制御するための制御部101
と、データを入力するための入力部105と、データを
記憶するための記憶部103と、データを出力するため
の出力部107と、制御部101で実行するためのプロ
グラム等を記憶するための外部記憶装置109とを含
む。
と、このCPUで実行するためのプログラムを記憶する
ための読出専用メモリ(ROM)と、CPUでプログラ
ムを実行する際に作業エリアとして用いられるランダム
アクセスメモリ(RAM)とを有する。
などであり、文字、数字または指示コマンドの入力が可
能となっている。
タを格納する。これらのデータは、たとえば、ワードプ
ロセッサのアプリケーションプログラムが実行されて作
成されたデータ、表計算を行なうためのアプリケーショ
ンプログラムが実行されて作成されたデータ、デジタル
カメラで撮影して得られる画像データ、イメージスキャ
ナ等で読取られた画像データ、または、他の種々のアプ
リケーションプログラムが実行されて作成されるデータ
である。なお、記憶部103に記憶されるデータファイ
ルは、それが作成されたアプリケーションプログラムに
は依存しない。
有し、フォルダに分類してデータファイルを記憶するこ
とができる。たとえば、あるフォルダAには、ワードプ
ロセッサのアプリケーションプログラムが実行されて作
成されたデータファイルを記憶し、別のフォルダBに
は、表計算のアプリケーションプログラムが実行されて
作成されたデータファイルを記憶するように、データフ
ァイルが作成されたアプリケーションごとにフォルダを
異ならせて分類するようにしてもよい。さらに、事案ご
とにフォルダを異ならせてデータファイルを記憶するよ
うにしてもよいし、データファイルが作成された期日を
もとに所定の期間で区切ってフォルダを作成するように
してもよい。これらのフォルダは、周知のアプリケーシ
ョンプログラムが実行されて作成される。
可能な記録媒体111に記録されたプログラムやデータ
を読込み、制御部101に送信する。また、制御部10
1からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体
111に必要なプログラムやデータを書込む。
しては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、
磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク
装置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD/D
VD等)などのディスク系、ICカード(メモリカード
を含む)や光カードなどのカード系、あるいはマスクR
OM、EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモ
リ等の固定的にプログラムを担持する媒体である。ま
た、記録媒体111を、ネットワークからプログラムが
ダウンロードされるように流動的にプログラムを担持す
る媒体とすることもできる。
れたファイル管理プログラムを外部記憶装置109で読
取ることにより、読取ったプログラムを実行することが
可能である。
理装置100の記憶部103に記憶されるフォルダとフ
ァイルとの関係の一例を示す図である。図2では、ある
特定のフォルダAに分類された5つのファイルを示して
いる。図2を参照して、フォルダAには、ファイル名が
それぞれ「imageA.gif」、「imageB.
tif」、「テキスト.doc」、「図形.xls」お
よび「仮想ファイルA」の5つのファイルが分類されて
いる例を示している。ここでは、拡張子が「gif」お
よび「tif」のファイルは、画像データであることを
示し、「doc」はワードプロセッサのアプリケーショ
ンプログラムの実行により作成されたデータであること
を示し、「xls」は、表計算を行なうためのアプリケ
ーションプログラムの実行により作成されたデータであ
ることを示している。
ルは、複数のファイルを仮想的に結合するために作成さ
れる仮想結合ファイルである。
は、本実施の形態におけるファイル管理装置100で作
成される仮想結合ファイルの一例を示す図である。図3
では、ファイル名が「仮想ファイルA」の仮想結合ファ
イルを例に示している。図3を参照して、仮想結合ファ
イルは、「順位」の項目と、「ファイル名」の項目と、
「キーワード」の項目と、「コメント」の項目とを有す
る。仮想結合ファイルは、仮想結合の対象となるファイ
ル(以下「構成ファイル」という)と、それらの構成フ
ァイルの順位を定義する。「ファイル名」の項目のデー
タが構成ファイルのファイル名を示し、「順位」の項目
の数字が構成ファイルそれぞれの順位を示す。したがっ
て、仮想結合ファイルには、「順位」の項目と「ファイ
ル名」の項目とが少なくとも必要とされる。
ル名が「テキスト.doc」の構成ファイルは順位が
「1」と定義され、ファイル名が「図形.xls」の構
成ファイルは順位が「2」と定義されている。
およびコメントの項目を有する。図3に示す仮想結合フ
ァイルでは、ファイル名が「テキスト.doc」の構成
ファイルには「営業」および「分析」のキーワードが対
応付けられ、コメントに「企画書」が対応付けられてい
る。また、ファイル名が「図形.xls」のファイルに
は、「実績」および「計画」がキーワードに対応付けら
れ、「グラフ」がコメントに対応付けられている。仮想
結合ファイルに「キーワード」の項目を付加することに
より、構成ファイルごとに検索のキーを関連付けること
ができる。また、仮想結合ファイルに「コメント」の項
目を付加することにより、ファイルそれぞれに対応付け
られたコメントにより、その構成ファイルの内容をより
わかりやすくすることができる。
の項目は、仮想結合ファイルには必ずしも必要は項目で
はない。
イルに、「順位」の項目を設け、それぞれの構成ファイ
ルのファイル名に対応付けた数字でファイルの順位を定
義するようにしたが、構成ファイル間の相対的な位置で
順位を表わすようにしてもよい。たとえば、順位が直前
のファイルのファイル名と関連付けるようにしてもよい
し、順位が直後のファイルのファイル名と関連付けるよ
うにしてもよい。
ル管理装置100でファイル管理プログラムが制御部1
01で実行されることにより作成される。
含まれるすべてのファイルの内容をサムネイルで表示す
る処理について説明する。
理装置100で実行されるサムネイル表示処理の流れを
示すフローチャートである。図4を参照して、サムネイ
ル表示処理では、まず、フォルダに属するファイルをサ
ムネイルで表示する指示があったか否かが判断される
(ステップS01)。サムネイルで表示する指示があっ
た場合にはステップS02へ進み、そうでない場合には
待機状態となる。なお、表示指示がない場合に待機状態
とするのではなく、表示指示があった場合に割込みを発
生させて以下の処理を実行させるようにしてもよい。
定されることにより行なわれる。ファイル管理装置10
0の入力部105のマウスまたはキーボードを用いた所
定の操作が行なわれることによりフォルダが指定され
る。
と、指定されたフォルダに属するファイルのすべてが検
出される(ステップS02)。ここでは、図2に示した
フォルダAが指定された場合について説明する。ステッ
プS02では、フォルダAに属する5つのファイルのフ
ァイル名が検出される。
れたファイルが仮想結合ファイルか否かが判断され、仮
想結合ファイルの場合にはステップS04に進みそうで
ない場合にはステップS07に進む。仮想結合ファイル
か否かは、たとえば、ファイル名で判断される。本実施
の形態においては、拡張子を含まないファイルを仮想結
合ファイルとして判断する。また、ファイル形式で仮想
結合ファイルを判断するようにしてもよい。
含まれる構成ファイルに認証用ファイルが含まれるか否
かが判断される。認証用ファイルが構成ファイルに含ま
れる場合にはステップS05へ進み、そうでない場合に
はステップS06に進む。ここで、認証用ファイルと
は、予め定められた特定のファイルであり、詳細は後述
する。
容をサムネイルで表示する。ステップS06では、構成
ファイルのうち順位が最も上位の構成ファイルの内容を
サムネイルで表示する。
ルでないとされた場合には、構成ファイルか否かが判断
される(ステップS07)。構成ファイルとされた場合
には、ステップS09へ進み、構成ファイルでないとさ
れた場合にはステップS08を実行した後、ステップS
09へ進む。ステップS08では、ファイルの内容をサ
ムネイルで表示する。
プS08のいずれかが終了すると、ステップS09に進
み、ステップS02で検出されたファイルのすべてにつ
いてステップS03〜ステップS07までの処理が終了
したか否かが判断される。すべてのファイルについて処
理が終了した場合にはステップS10に進み、そうでな
い場合にはステップS03に進む。
用ファイルの内容がサムネイルで表示される。
ルに含まれる構成ファイルは、ステップS08の処理に
おいてサムネイルで表示されることがない。また、仮想
結合ファイル自体もその内容がサムネイルで表示される
ことはない。サムネイル表示処理では、仮想結合ファイ
ルに含まれる構成ファイルを1つのファイルとして表示
するために、ステップS05で認証用ファイルの内容が
表示されるか、または、ステップS06で最初の構成フ
ァイルの内容が表示される。
理装置100でサムネイル表示処理が実行されて表示さ
れる画面の一例を示す図である。図5では、図2に示し
たフォルダAが指定されてサムネイル表示処理が実行さ
れた場合を示している。なお、図中における矢印と「ド
ラッグ&ドロップ」の文字は、説明のために付したもの
で、実際の画面には存在しない。
行されて表示される画面200は、フォルダを示す領域
201と、領域201に表示されたフォルダのうちから
指定されたフォルダに含まれるファイルの内容をサムネ
イルで表示する領域202とを含む。ここでは、領域2
01においてハッチングで示すフォルダAが指定されて
いる状態が示されている。
ァイルのサムネイル203,204,205と、認証用
ファイルのサムネイル206とが表示されている。そし
て、それぞれのサムネイル203,204,205,2
06の上方にファイル名が表示されている。
geA.gif」のファイルのサムネイルであり、サム
ネイル204はファイル名が「imageB.tif」
のファイルのサムネイルである。
ト.doc」および「図形.xls」のファイル名が表
示されている。この表示によりサムネイル205が、仮
想結合ファイルにより結合された構成ファイルが1つの
サムネイルで表示されているのを判断することができ
る。また、サムネイル205の下方にはページ送りボタ
ン207,208と、ページ送りボタン207,208
の間にページ数を示す領域が表示されている。ページ数
を示す領域には「1 of 2」が表示されている。こ
れは、2ページあるうちの1ページ目の内容がサムネイ
ル205に表示されていることを示している。なお、こ
こでは「テキスト.doc」のファイルの内容および
「図形.xls」のファイルの内容がそれぞれ1ページ
からなるとしている。このため、サムネイル205は
「テキスト.doc」の内容が表示されていることがわ
かる。
でボタン207,208を指示することで、サムネイル
205を次のページのサムネイルに変更することができ
る。マウス等のポインティングデバイスでページ送りボ
タン208を指示すると、サムネイル205が次のペー
ジである「図形.xls」の内容のサムネイルに切換わ
る。このとき、サムネイル205の下方のページ数を示
す領域には「2 of2」の表示となり、2ページある
うちの2ページ目の内容がサムネイル205に表示され
ていることが示される。さらに、ページ送りボタン20
7が指示されると、サムネイル205が、「図形.xl
s」の内容のサムネイルから「テキスト.doc」の内
容のサムネイルに切換る。なお、構成ファイルが複数ペ
ージにわたるときは、それらのページ数も考慮されてペ
ージ送りがなされる。
容を縮小して表示したものである。認証用ファイルのフ
ァイル名は「認証ページ」とされている。認証用ファイ
ルは、記憶部103の所定の場所に記憶されている。そ
して、その内容は、後述する表示禁止処理が施されたフ
ァイルであることを示す内容である。ここでは、「認証
用」の文字を含むイメージデータとしている。なお、認
証用ファイルは、記憶部103の全てのフォルダに記憶
するようにしてもよい。
が「仮想ファイルA」の仮想結合ファイルを含む5つの
ファイルが含まれているのに対し、そのうち3つのサム
ネイルのみが領域200に表示される。これは、「仮想
ファイルA」のファイル名の仮想結合ファイルで、「テ
キスト.doc」および「図形.xls」の2つのファ
イルが仮想的に結合されているためである。
するのを禁止する表示禁止処理について説明する。図6
は、本実施の形態におけるファイル管理装置100で実
行される表示禁止処理の流れを示すフローチャートであ
る。
用ファイルのサムネイルが他のサムネイルにドラッグア
ンドドロップされたか否かが判断される(ステップS1
1)。これは、図5に示した画面が表示されている状態
が、ファイル名が「認証ページ」のファイルの内容を表
示するサムネイル206がマウス等のポインティングデ
バイスでドラッグされ、サムネイル203,204,2
08のいずれかにドロップされたか否かにより判断され
る。ここでは、説明を簡単にするため、サムネイル20
6がドラッグされサムネイル208にドロップされた場
合について説明する。認証用ファイルのサムネイル20
6がドラッグされて他のサムネイル208にドロップさ
れた場合には、ステップS12へ進み、そうでない場合
には待機状態となる。なお、待機状態とすることなく、
ドラッグアンドドロップされた時点で割込みを発生さ
せ、以下の処理を実行するようにしてもよい。
ムネイル206がドロップされたサムネイルが、仮想結
合された構成ファイルのサムネイルか否かが判断される
(ステップS12)。仮想結合された構成ファイルのサ
ムネイルである場合にはステップS13へ進み、そうで
ない場合にはステップS14へ進む。
内容が変更される。この場合、サムネイル206がドラ
ッグされサムネイル205にドロップされた場合が該当
する。仮想結合ファイルの内容の変更は、認証用ファイ
ルを最も順位が上位の構成ファイルを追加する変更がな
される。
理装置100で表示禁止処理が実行されて変更された仮
想結合ファイルの一例を示す図である。図7では、図3
に示した仮想結合ファイルに対して、図6のステップS
13の処理が実行された場合を例に示している。図7を
参照して、「順位」の項目が「1」のデータについて、
「ファイル名」の項目が「認証ページ」のデータが追加
されている。そして、ファイル名が「テキスト.do
c」に対応するデータは「順位」の項目が「2」とされ
て順位が1つ繰下がっている。同様に、「図形.xl
s」のファイル名のファイルに対応するデータは、「順
位」の項目のデータが「3」とされて順位が1つ繰下が
っている。
の認証用ファイルが、ファイル名が「仮想ファイルA」
の仮想結合ファイルの構成ファイルとして、最も順位が
上位の構成ファイルとして追加される。
イルが新たに作成される。ステップS14に処理が進む
場合は、認証用ファイルのサムネイル206がドロップ
されたサムネイルが、仮想結合されたファイルでない場
合である。たとえば、認証用ファイルの内容を表したサ
ムネイル206がドラッグされてサムネイル203また
はサムネイル204にドロップされる場合が該当する。
このような場合には、サムネイル203に対応するファ
イル名が「imageA.gif」のファイルまたはサ
ムネイル204に対応するファイル名が「image
B.tif」のファイルは仮想結合ファイルに含まれて
いないで、これらのファイルを認証用ファイルと関連付
けるために新たな仮想結合ファイルが作成される。
て、サムネイル206がドラッグされてサムネイル20
3にドロップされた場合について説明する。新たに作成
される仮想結合ファイルの順位が最も上位の構成ファイ
ルに認証ファイルが定められ、次の順位にサムネイル2
03に対応するファイル名が「imageA.gif」
のファイルが構成ファイルとして定められる。このよう
にして、新たな仮想結合ファイルが作成されることにな
る。
の内容がサムネイルで表示される。これは、サムネイル
206がドラッグされてサムネイル205にドロップさ
れた場合には、サムネイル205が認証用ファイルの内
容を表示するものとされる。これにより、これまで「テ
キスト.doc」のファイルの内容を表示していたサム
ネイルが、認証用ファイルの内容を表示するサムネイル
に置き換えられることになる。これは、ファイル名が
「テキスト.doc」のファイルの内容がサムネイルで
表示されるのを禁止することを意味する。
理装置100で表示禁止処理が実行されて表示される画
面の一例を示す図である。図8では、図5に示した画面
で、サムネイル206がドラッグされてサムネイル20
5にドロップされた場合について示している。図8を参
照して、サムネイル205が、認証用ファイルの内容を
縮小して表示するサムネイルに置き換わっている。
で表示されていたファイル名が「テキスト.doc」の
ファイルの内容がサムネイル205に表示されなくな
る。
ワード設定用画面が表示される。図9は、本実施の形態
におけるファイル管理装置100で表示禁止処理が実行
されて表示されるパスワード設定用画面の一例を示す図
である。図9を参照して、画面220の領域202にパ
スワード設定用画面230が表示される。パスワード設
定用画面230は、「パスワードを入力して下さい」の
コメントが表示され、パスワードを入力する領域231
と、OKボタン232と、キャンセルボタン233とを
含む。
が入力可能な領域である。OKボタン232は領域23
1へのパスワードの入力が終了した時点で指示されるボ
タンである。キャンセルボタン233は、パスワードの
入力を途中で中断するなどの場合に指示されるボタンで
ある。OKボタン232およびキャンセルボタン233
は、マウス等のポインティングデバイスを用いて指示さ
れる。領域231にパスワードが入力されてOKボタン
232が指示されるとパスワードの入力があったものと
される。一方、キャンセルボタン233が指示される
と、領域231へのパスワードの入力の有無に係わらず
パスワードの入力がなかったものとされる。
ド設定用画面230が表示されると、次のステップS1
7でパスワードの入力があったか否かが判断される。パ
スワードの入力があった場合にはステップS18へ進
み、そうでない場合にはステップS16に進む。ステッ
プS18では、入力されたパスワードを記憶する。この
パスワードは、仮想結合ファイルと関連付けて記憶され
る。なお、パスワードは、ファイル管理装置100で共
通で1つのパスワードを設定するようにしてもよい。こ
のような場合には、表示が禁止された構成ファイルを含
む仮想結合ファイルごとにパスワードを設定する必要が
ない。このようにする場合には、ステップS16〜ステ
ップS18の処理は不要となる。
管理装置100で実行される表示禁止解除処理の流れを
示すフローチャートである。図10を参照して、表示禁
止解除処理では、まず、サムネイルのページ送りコマン
ドの入力があったか否かが判断される(ステップS2
1)。ページ送りボタン207,208がマウス等のポ
インティングデバイスで指示されたことを検出すること
によりページ送りコマンドが入力されたことが判断され
る。サムネイルのページ送りコマンドの入力があった場
合には、ステップS22へ進み、そうでない場合には待
機状態となる。なお、待機状態とするのではなく、ペー
ジ送りコマンドの入力があった時点で割込みを発生させ
て以下の処理を実行するようにしてもよい。
が入力されたサムネイルが、認証用ファイルの内容を表
示しているか否かが判断される。認証用ファイルの内容
が表示されている場合にはステップS24へ進み、そう
でない場合にはステップS23へ進む。
行される。サムネイルが認証用ファイルの内容を表示し
ていない場合には、表示が禁止されていないファイルな
ので、そのようなファイルについてはページ送りを行な
い、次のページの内容をサムネイルで表示する。そして
その後、処理を終了する。
ファイルが仮想結合ファイルで第1順位に定義されてい
る場合である。そして、仮想結合ファイルにより認証用
ファイルと関連付けられたファイルは、上述した表示禁
止処理により内容の表示が禁止されているファイルであ
る。このため、ステップS24では、ページ送り処理を
行なうことなくパスワード入力画面が表示される。
管理装置100で表示禁止解除処理が実行されて表示さ
れるパスワード入力画面の一例を示す図である。図11
を参照して、画面240の領域202にパスワード入力
画面250が表示される。パスワード入力画面250
は、「パスワードを入力して下さい」のコメントが表示
され、パスワードを入力する領域251と、OKボタン
252と、キャンセルボタン253とを含む。
ドが入力可能な領域である。OKボタン252は、領域
251へのパスワードの入力が終了した時点で指示され
るボタンである。キャンセルボタン253は、パスワー
ドの入力を途中で中断するなどの場合に指示されるボタ
ンである。OKボタン252およびキャンセルボタン2
53は、マウス等のポインティングデバイスを用いて指
示される。領域251にパスワードが入力されてOKボ
タン252が指示されるとパスワードの入力があったも
のとされる。キャンセルボタン253が指示されると、
領域251へのパスワードの入力の有無に係わらずパス
ワードの入力がなかったものとされる。
ード入力画面250が表示された後、パスワードの入力
があったか否かが判断される(ステップS25)。パス
ワードの入力があった場合にはステップS26に進み、
そうでない場合には処理を終了する。
ドが仮想結合ファイルに関連付けて記憶されたパスワー
ドと照合され、一致する場合にはステップS27へ進
み、そうでない場合にはステップS33へ進む。
の入力がされた仮想結合ファイルに属する構成ファイル
が3以上あるか否かが判断される。3以上である場合に
はステップS28へ進み、そうでない場合にはステップ
S31へ進む。
属する構成ファイルから認証用ファイルを削除する処理
が行なわれる。そして、ステップS29で、残された構
成ファイルの順位を1つずつ繰上げる順位変更の処理が
行なわれる。これにより、図7に示した表示禁止処理が
行なわれた仮想結合ファイルが、図3に示した仮想結合
ファイルに変更されることになる。
想結合ファイルで順位が最も上位の構成ファイルの内容
がサムネイルで表示される。これにより、図8に示した
画面210が表示されていた状態から、図5に示した画
面200が表示される。そして、サムネイル205が、
ファイル名が「テキスト.doc」のファイルの内容を
縮小して表示するサムネイルとされる。
以上でないとされた場合には、ステップS31におい
て、仮想結合ファイルで2番目の順位の構成ファイルの
内容がサムネイルで表示される。そして、ステップS3
2において仮想結合ファイルが削除される。認証用ファ
イルが構成ファイルから削除される結果、残された構成
ファイルが1つとなるような場合には、仮想結合ファイ
ルを残しておく必要がない。このため、仮想結合ファイ
ルが削除される。
たパスワードが記憶されたパスワードと一致しない場合
には、ステップS33において、エラーメッセージが表
示されて処理を終了する。
るファイル管理装置においては、表示を望まないファイ
ルのサムネイルに認証用ファイルのサムネイルをドラッ
グアンドドロップする簡単な操作でファイルの内容がサ
ムネイルで表示されるのを禁止することができる。
イルの表示の代わりに認証用ファイルの内容がサムネイ
ルで表示されるので、表示が禁止されているファイルの
存在を認証用ファイルの内容を表示したサムネイルで確
認することができる。
の禁止を解除するために、パスワードを用いたので、セ
キュリティを確保し、かつ、容易に表示を禁止するのを
解除することができる。
を示したが、認証用ファイルは1つに限らず、複数個用
いるようにしてもよい。この場合、複数個の認証用ファ
イルそれぞれに対して他とは異なったパスワードを設定
するようにしてもよい。すなわち、認証用ファイルによ
ってパスワードが異なるようにしてもよい。また、認証
用ファイルが異なっても、パスワードをすべて1つとす
るようにしてもよい。
理装置について説明したが、図4、図6、図10に示し
た処理を実行するファイル管理方法および、それらの処
理をコンピュータに実行させるためのファイル管理プロ
グラムとして発明を捉えることができるのは言うまでも
ない。このようなファイル管理プログラムは、記録媒体
111に記録することが可能であり、外部記憶装置10
9で記録媒体111に記録されたファイル管理プログラ
ムが読込まれて制御部101に送信される。制御部10
1では、読込まれたファイル管理プログラムを実行する
ことにより、図4,図6および図10に示した処理を実
行することが可能となる。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
管理装置の概略構成を示すブロック図である。
憶部に記憶されるフォルダとファイルとの関係の一例を
示す図である。
成される仮想結合ファイルの一例を示す図である。
行されるサムネイル表示処理の流れを示すフローチャー
トである。
ムネイル表示処理が実行されて表示される画面の一例を
示す図である。
行される表示禁止処理の流れを示すフローチャートであ
る。
示禁止処理が実行されて変更された仮想結合ファイルの
一例を示す図である。
示禁止処理が実行されて表示される画面の一例を示す図
である。
示禁止処理が実行されて表示されるパスワード設定用画
面の一例を示す図である。
実行される表示禁止解除処理の流れを示すフローチャー
トである。
表示禁止解除処理が実行されて表示されるパスワード入
力画面の一例を示す図である。
記憶部、105 入力部、107 出力部、109 外
部記憶装置、111 記録媒体、203,204,20
5,206 サムネイル、230 パスワード設定用画
面、250 パスワード入力画面。
Claims (6)
- 【請求項1】 ファイルの内容を縮小して表示するステ
ップと、 前記表示されたファイルを予め定められた特定ファイル
と関連付けるステップと、 前記特定ファイルと関連付けられたファイルの内容の表
示を禁止するステップとをコンピュータに実行させる、
ファイル管理プログラム。 - 【請求項2】 前記表示を禁止するステップは、前記特
定ファイルと関連付けられたファイルの内容に代えて前
記特定ファイルの内容を表示する、請求項1に記載のフ
ァイル管理プログラム。 - 【請求項3】 前記関連付けするステップは、認証情報
の入力を受付けるステップと、 前記受付けられた認証情報と前記表示が禁止されたファ
イルとを対応付けるステップと、 前記表示が禁止されたファイルに対応付けられた認証情
報の入力に応じて、前記表示の禁止を解除するステップ
とを含む、請求項1に記載のファイル管理プログラム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のファイ
ル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体。 - 【請求項5】 ファイルの内容を縮小して表示するステ
ップと、 前記表示されたファイルを予め定められた特定のファイ
ルと関連付けるステップと、 前記特定ファイルと関連付けられたファイルの内容の表
示を禁止するステップとを含む、ファイル管理方法。 - 【請求項6】 ファイルの内容を縮小して表示する表示
手段と、 前記表示されたファイルを予め定められた特定ファイル
と関連付ける関連付け手段と、 前記特定ファイルと関連付けられたファイルの内容の前
記表示手段による表示を禁止する制御手段とを備えた、
ファイル管理装置。
Priority Applications (2)
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