JP2009223666A - オブジェクト連携システム、オブジェクト連携方法およびプログラム - Google Patents

オブジェクト連携システム、オブジェクト連携方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】関連性のあるオブジェクトを効率的に連結して情報処理装置における処理を可能とする、オブジェクト連携システム、オブジェクト連携方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】複数のオブジェクトをユーザ端末に連携して利用させるオブジェクト連携システム100は、連携マップ270aを格納するデータベース270と、データベース270に対して新規オブジェクトを登録し、新規オブジェクトのコンテンツに含まれる項目に対応して登録された値と、既登録オブジェクトの連携属性値とを比較してオブジェクトの連携属性値を新規オブジェクトの連携属性値としてコピーしてデータベース270に登録するオブジェクト登録部230とを含んでおり、ユーザ端末からの連携要求を受領し、連携マップ270aを照会してオブジェクトの閲覧および編集するためのオブジェクト編集部260とを含んでいる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のオブジェクトを連結する技術に関し、より詳細には、関連性のあるオブジェクトを効率的に連携して情報処理装置における処理を可能とする、オブジェクト連携システム、オブジェクト連携方法およびプログラムに関する。
業務環境では、多くの異なる種類のオブジェクトが存在する。これらのドキュメントしては、例えば予定表、行事、ミーティング、ドキュメント、フォーラム、ワークフロー、カレンダ、およびプロジェクトなどを挙げることができる。各オブジェクトは、その内容と、オブジェクトを記述して、検索を容易にするためのメタデータとを有している。例えば、予定表であれば、「見だし」と、「担当者」と、「期限」とを含み、行事であれば、「見だし」と、「場所」と、「日時」とを含み、ミーティングであれば、行事のメタデータ(「記述」、「場所」、「日時」など)に加え、「参加者」を含んでいる。
上述した異なる種類のオブジェクトは、カレンダ(スケジューラ)システムが、予定表、行事、ミーティングオブジェクトを処理し、ドキュメント/コンテンツに関しシステムが、ドキュメントオブジェクトを処理し、ディスカッション支援システム(チャットシステム)がフォーラムオブジェクトを処理し、ワークフローシステムが、ワークフローオブジェクトを処理し、さらにプロジェクト管理システムがプロジェクトオブジェクトを処理するなど、典型的には異なるシステムで取扱われる。
一方で、各システムは、当該システムで取扱われるオブジェクトが随伴するメタデータ/コンテンツを処理するためにも利用することができる。しかしながら、多くのシステムは、異なるシステムで処理されるオブジェクトのメタデータ/コンテンツを処理する能力を有していない。例えば、カレンダ(スケジューラ)システムは、ミーティングに関するエントリを取扱い、対応するミーティング議事録の参加者リストを変更するためには利用することができず、参加者は、ドキュメント管理システムによって取扱われなければならない。
複数のユーザ間で協動的な作業を行うシステムは、これまでも提案されている。例えば、特開2005−346199号公報(特許文献1)では、入力の手間を省くため、スケジュールのタイトルを関連付けた関連テーブルを使用してタイトルの一致・不一致に対応して登録事項を更新するテーブル更新部を含む情報編集装置を開示する。また、特開2005−352730号公報(特許文献2)では、直感的な操作でアプリケーションを実行するため、選択された文字列のカテゴリを検出し、カテゴリに対応させて文字列により特定される情報を表示させる情報処理装置を開示する。さらに、特許第3547159号明細書(特許文献3)では、表示画面上で共同作業域を提供する複数の計算機システムを備える共同作業支援システムにおいて、業務の特性に合致する共同作業域を提供する共同作業支援システムを開示している。
上述した各特許文献は、入力を効率化させ、共同作業に適した協働作業域を提供することを可能とする。
特開2005−346199号公報 特開2005−352730号公報 特許第3547159号明細書
しかしながら、上述した技術は、異なる種類のオブジェクトを取扱う複数のシステムが互いに独立しており、異なるシステムにより取扱われるオブジェクトが相互に関連している場合であっても、関連するオブジェクトを連携させることはできなかった。具体的には、ドキュメント管理システムは、特定ミーティングのミーティング議事録を記録しているが、ミーティング議事録は、カレンダ(スケジューラ)システム内の対応するミーティングエントリにはリンクされていない。
そして、これまでカレンダシステムからミーティング議事録にアクセスしたり、ドキュメント管理システムからミーティングエントリにアクセスするため、システムによりサポートされる方法は無かったということができる。このため、異なるシステムで関連するオブジェクトにアクセスすることは、時間を浪費し、また手作業を伴うものとされていた。
さらに、オブジェクトが異なるシステム内で関連するオブジェクトにリンクされていたとしても、オブジェクトに対して加えられた変更を、異なるシステムの関連するオブジェクトに反映、すなわち連携させる方法はこれまで知られていない。この例として、プロジェクト管理システムのプロジェクトアクティビティのガントチャートが、ミーティングで議論するためにドキュメント管理システムにより処理されるプレゼテーションドキュメントにリンクされている場合を考える。ガントチャートが議論の結果変更された場合であっても、当該変更をプロジェクト管理システムへと変更を反映させる方法は無いということができる。このため、異なるシステムで関連付けられたオブジェクトに対し、オブジェクトに対する変更を反映させることは、時間を要するばかりではなく、相互的な操作を必要とし、ミスを生じさせがちである。
加えて、あるシステムでのオブジェクトについて行われた変更が異なるシステムの関連オブジェクトに反映させることができる場合でも、各システムが相互に独立であるため2つのシステムの間のスイッチングのために時間が取られ、またリアルタイムに2つのオブジェクトの同期を確保することができず、したがってこれらの2つのオブジェクトは、シーケンシャルに認識され、操作されていた。
この例示として、例えば、あるユーザがプロジェクト管理システムを使用してプロジェクトアクティビティのガントチャートを見ており、他のユーザが同一のガントチャートのコピーを含むプレゼンテーションをドキュメント管理システムで閲覧している場合を挙げることができる。この場合、ユーザがガントチャートを変更すると、たちまち他のユーザは最新でないバージョンを見ることになり、またそのことにも気が付かず、変更したユーザは、異なるシステムで他のユーザが同時に関連したオブジェクトを閲覧していることをまったく気がつかない状況が発生する。
この結果として、異なる複数のシステムで関連するオブジェクトの同期保持を確実化することはユーザにとって現実的には不可能であった。
すなわち、本発明は、関連性のあるオブジェクトを効率的に連結して情報処理装置における処理を可能とする、オブジェクト連携システム、オブジェクト連携方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明は、異なる作成システムが作成したオブジェクトに対し、ユーザがオブジェクトを連携して操作する可能性のある複数のオブジェクトをサーバが識別することを可能とする連携属性を、オブジェクトのメタデータ構造内に追加する。連携属性は、オブジェクトの内容、すなわちコンテンツが含む見だし、項目、目次その他を記述する単語、数値、日付などをキーワードとして抽出することにより生成される。
新規なオブジェクトが特定の作成システムで生成された場合、作成システムに依存して決定されるオブジェクトタイプを、具体的には、カレンダ、予定表など作成システムを特定することができるように設定してオブジェクトを生成する。その後、連携処理の候補となるオブジェクトがデータベースに登録されているか否かを検索し、連携させるべきオブジェクトを選択する。
オブジェクトの検索は、新規に作成したオブジェクトのコンテンツ部分の見だし、項目、目次、またはコンテンツ自体のキーワード解析または値が、すでにデータベースに登録されているオブジェクトの連携属性に含まれる値との一致度を使用して選択される。
連携させるべきオブジェクトがデータベース内に見出された場合、当該見出されたオブジェクトの連携属性を、新規なオブジェクトの連携属性にコピーして登録する。同時に、複数のオブジェクトが連携していることを参照可能とするために、複数のオブジェクトは、連携オブジェクトIDが付され、同一の連携属性を含むオブジェクトセットを対応付ける連携マップとして登録する。したがって、複数のオブジェクトを連携させる場合、作成システムの種類に依存して連携される可能性のある複数のオブジェクトについて特定の連携属性を索引として使用して、効率的な連携呼出しおよびオブジェクトに対する操作を行うことが可能となる。
オブジェクト連携システムは、ユーザによる連携処理が要求されると、予め登録されている連携呼出しに際しては、表示情報テーブルに登録されたオブジェクトタイプ、表示領域、およびオブジェクトを固有に識別させるためのオブジェクトIDを使用し、オブジェクト数に対応する表示領域を確保する。その後、オブジェクト連携システムは、それぞれの表示領域で、異なる作成システムを、オブジェクトを呼出すための引数として表示情報テーブルに登録されたオブジェクトIDを渡して作成システムを呼出しを実行し、ユーザに表示する。このため、ユーザは、複数の関連するオブジェクトを並列的に参照して業務を行う場合、作業効率を向上することができる。
また、オブジェクト連携システムは、特定のオブジェクトが複数のユーザ端末により参照されている場合、当該特定オブジェクトの他ユーザによる編集を識別し、編集されたオブジェクトをその時点で閲覧しているユーザ端末に、その編集結果を表示させることにより、表示されているオブジェクトが他のユーザ端末を経由して編集されている場合であっても最小のタイムラグで同期表示させることができ、編集効率を向上させている。
さらに、本発明のオブジェクト連携システムは、同一のオブジェクトにアクセスしているユーザを固有に識別するための識別データを表示領域上に表示させ、ユーザに対して現在アクセスしているオブジェクトが複数のユーザにより閲覧されていることを通知する。また、識別データの他、ハイパーリンクされたメールアドレスなどを表示させ、オブジェクト編集を行っているユーザ間でのリアルタイムでのコミュニケーションが可能とされていてもよい。
以下、本発明を実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態のオブジェクト連携システム100の実施形態を示す。オブジェクト連携システム100は、ネットワーク112と、ネットワーク112に接続され、ユーザにより操作されて、ネットワーク112を介してサーバ120にアクセスする複数のユーザ端末102、104、106、108、110などを含んで構成されている。
サーバ120は、特に限定されるものではないが、情報処理装置として構成され、ウェブ・サーバ、または分散コンピューティング基盤を使用したクライアント−サーバシステムを構成するためのサーバとすることができる。サーバ120をウェブサーバとして構成する場合、TCP/IPといったトランザクションプロトコルを使用して、HTTPプロトコルといったファイル転送プロトコルの下で、クライアントとサーバ120とがデータの送受信を行う。
また、クライアント−サーバシステムを構成する場合、RMI(Remote Method Invocation)、RPC(Remote Procedure Call)、CORBA(Common Object Resource Broker Architecture)、EJB(Enterprise Java(登録商標) Beans)などの分散コンピューティング基盤を使用して、サーバ120による処理結果を、ユーザ端末102−110に転送することができる。ネットワーク112は、特に限定されるものではなく、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などを任意に含んで構成することができる。
サーバ120は、PENTIUM(登録商標)、PENTIUM(登録商標)互換チップ、などのCISCアーキテクチャのマイクロプロセッサ(MPU)、または、POWER PC(登録商標)などのRISCアーキテクチャのマイクロプロセッサを実装することができる。また、サーバ120は、WINDOWS(登録商標)200X、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのオペレーティング・システムにより制御され、C++、JAVA(登録商標)、PERL、RUBYなどのプログラミング言語を使用し、CGI、サーブレット、APACHEなどのサーバ・プログラムを実行し、各ユーザ端末102−110へとサーバ120の処理結果を送信する。
ユーザ端末102−110は、パーソナルコンピュータ、PDAなどの携帯端末とされていて、ネットワーク112を介してサーバ120にアクセスできる限り、いかなる構成とされていてもよい。また、ユーザ端末102−110は、サーバ120がウェブサーバとして構成される場合、InternetExplorer、Mozilla、Opera、NetscapeNavigatorなどのブラウザソフトウェアを実装することが好ましい。
図2は、本実施形態のオブジェクト連携システム100の機能ブロック200の実施形態を示す。サーバ120は、ネットワーク112を介してユーザ端末102−110からの要求を受領し、ユーザ端末102−110に対して、複数のオブジェクトを連携して表示させている。また、サーバ120は、複数のユーザ端末から同一のオブジェクトの閲覧を許可しており、かつ当該オブジェクトが編集された場合には、変更対象のオブジェクトの編集後の内容を、当該オブジェクトを、閲覧しているユーザ端末に対して表示することで、オブジェクトの内容の同期化を可能とさせている。
サーバ120の機能ブロック200は、ネットワークインタフェース210と、ユーザ管理部220と、オブジェクト登録部230とを含んでいる。サーバ120は、ネットワークインタフェース210を介してユーザ端末102−110からの要求を受領し、オブジェクト連携の結果提供される連携画面を、ユーザ端末102−110に返している。ユーザ管理部220は、ユーザ端末102−110のユーザ権原を検査し、またサーバ120のアクセスしているユーザがどのオブジェクトを表示または編集しているかを、ユーザステータステーブルとして管理している。
ユーザステータステーブルは、ユーザを固有に識別するためのユーザID、ユーザIDとは異なる例えば顔写真、メールアドレスなどの識別データ、アクセスタイプスタンプ、処理オブジェクトのオブジェクトID、および閲覧または編集の状態を示す処理ステータス等を登録する。オブジェクト連携システム100は、オブジェクトを連携表示させる場合、当該ユーザステータステーブルからオブジェクトのネットワーク上での作業状況を判断し、連携表示および同期化を行う。
また、オブジェクト登録部230は、ユーザ端末102−110から送付されたオブジェクト、を例えばデータベース270などに登録する。また、オブジェクト登録部230は、オブジェクトのテキスト部分を解釈して、オブジェクトを特徴付けるメタデータとして機能するコンテンツ属性を抽出し、オブジェクトに対応付けて登録する処理を実行する。このとき、キーワードの抽出は、いかなる既存の技術を使用して行うことができ、例えば、TF−IDF(Term Frequency-Inverted Document Frequency)法などを使用することができる。
また、オブジェクト登録部230は、オブジェクトをデータベースに登録するとともに、連携属性、コンテンツ属性などの索引付けを行う、オブジェクト登録手段として機能する。オブジェクト登録部230は、コンテンツ属性とは異なる連携属性を、オブジェクト連携のために抽出し、メタデータとして登録する処理も実行する。連携属性の抽出は、コンテンツの抽出と同様にして実行することもできる。しかしながら、作成システムで作成する定型的なフォーマットを有しているオブジェクトの場合、検索性および連携性などを向上させる目的から、特定のオブジェクトに特徴的な登録項目に登録されている値を、連携属性として使用することが好ましい。これらの登録項目としては、例えばミーティング議事録、日時、参加者、場所などの設定項目に記述されている値を抽出し、連携属性の値として登録することができる。
タイプマッピング部250は、オブジェクトのタイプを判断するタイプ判断手段として機能し、例えば、TODO、カレンダ、行事、ミーティング、フォーラム、ワークフロー、プロジェクトなどのオブジェクトを作成したアプリケーションに対応する複数のアプリケーションを使用して作成されたオブジェクトのタイプを、例えば拡張子などを使用して判断し、タイプマップデータとして登録する。
また、オブジェクト連携部240は、ユーザ端末102−110に連携して表示させるべきオブジェクトを管理するオブジェクト連携手段として機能する。オブジェクト連携部240は、特定のオブジェクトに関連する他オブジェクトを選択し、連携オブジェクトとしてオブジェクトセットに対して連携オブジェクトIDを付して、連携オブジェクトIDと、オブジェクトセットとを対応付けて登録する連携マップデータを作成し、データベース270などに登録する。なお、オブジェクト連携部240の詳細な機能については、そのデータ構造とともにより詳細に後述する。
オブジェクト編集部260は、オブジェクト編集手段として機能し、ユーザ端末102−110からのオブジェクト生成、編集要求を受領して、オブジェクトを生成し、また、すでに生成されたオブジェクトの編集を行う。また、オブジェクト編集部260は、この目的から、ユーザ端末102−110に対するディスプレイインタフェースとしても機能し、ウィンドウ生成機能、表示枠割当て機能、オブジェクトアップデート処理などを担当する。
また、本実施形態では、オブジェクト編集部260は、新規オブジェクトに対して連携させるべき、すでに生成されたオブジェクトを抽出し、抽出結果であるオブジェクトIDをオブジェクト登録部230に渡し、連携処理を実行させている。この処理は、オブジェクト編集部260が抽出ランキングの値を使用して自動的に実行することもできるし、ユーザ端末に対して抽出結果を渡し、選択する形態とすることもできる。
なお、オブジェクトのコンテンツ、連携マップ270a、タイプマップ270bなどの各データは、記憶手段として機能するハードディスク装置のデータベース270などに格納され、ユーザ端末102ー110の要求に応答して、オブジェクト編集部260などにより読出され、ユーザ端末102−110からの要求に対応した処理が実行される。
また、データベース270は、オブジェクトを連携表示する場合に、オブジェクトを表示させるための作成システム、表示領域およびオブジェクトIDを指定する表示情報テーブル270cを含んでいて、ユーザからの連携表示要求に対応して、連携表示処理を可能としている。なお、表示情報テーブル270cは、オブジェクトのアトリビュートとして登録されることは必須ではなく、例えば、オブジェクト編集部260が管理するテーブルとして構成することができる。さらにデータベース270は、オブジェクトのアトリビュートデータを除いた部分としてオブジェクトの本体部分であるコンテンツ270dを登録している。データベース270は、ユーザからの要求に応じて指定されたコンテンツをオブジェクト編集部260に渡し、表示・処理操作を可能とさせている。
図3は、本実施形態のオブジェクト連携システム100が実行する処理のシーケンス図である。図3に示すように、オブジェクト連携システム100は、ステップS1で、アプリケーションを起動させ、生成するべきオブジェクトのタイプを設定する。なお、この処理は、ユーザ端末102−110からの要求により、どのアプリケーションが起動されるか、に応じて決定される。ステップS1の処理が終了した後、オブジェクト編集部260は、要求create object()をオブジェクト登録部230に発行し、ステップS2で、設定したタイプのオブジェクトをデータベース270などに登録する。
生成したオブジェクトがデータベース270に登録された後、オブジェクトのコンテンツを検査し、索引付け用の値であるコンテンツ属性および連携属性を抽出し、それぞれオブジェクトの索引付けデータとしてオブジェクトに対応して登録する。連携属性は、例えば、予定表であれば、「見だし」と、「担当者」と、「期限」の項目、行事であれば、「見だし」と、「場所」と、「日時」の項目、またミーティングであれば、行事のメタデータ(「見だし」、「場所」、「日時」など)に加え「参加者」などの項目に記述された値を使用することが、オブジェクトの関連する事象に、複数のオブジェクトを確実に関連付けることができるので好ましい。
ステップS3では、データベース270にすでに登録されているオブジェクトに対して新規に登録されたオブジェクトを連携付けるため、連携マップ270aにエントリするべきオブジェクトを、コンテンツ属性の値を使用して検索する。この目的でタイプマッピング部250は、オブジェクト登録部230に対してオブジェクトを検索させるためのsearch object()要求を発行する。この際、ステップS3で作成されたコンテンツ属性の値のうち、コンテンツに含まれる項目に対応して登録された値およびオブジェクトタイプの値が、search object ()要求の引数として渡される。オブジェクトタイプの値は、連携させる可能性のあるオブジェクトのタイプを利用して検索空間を絞り込むために利用される。オブジェクト登録部230は、データベース270の検索を実行し、ステップS4で、オブジェクト編集部260に対して連携させるべきオブジェクトのオブジェクトIDを抽出させる。
なお、オブジェクト編集部260での抽出は、引数として渡された属性値と、データベース270が管理しているオブジェクトの連携属性値とを比較して、それぞれの項目に対応した値の一致度を使用して実行される。一致度は、精度を向上させる点では、属性値に対して一致度が、例えば、90%以上などの基準を設けておくことができ、一致度に対して設定されるしきい値は、精度を考慮して適宜設定することができる。また、オブジェクトの特性により候補が複数出現する場合には、さらにオブジェクトの内容部分の一致度を、抽出コンテンツを絞り込むために利用することができる。
またさらに他の実施形態では、複数のオブジェクトが候補として抽出された場合、一致度の高い順にランク付けして連携表示させる場合のユーザに選択させる構成を用いることもできる。
ステップS4で抽出されたオブジェクトを指定するオブジェクトIDは、オブジェクト連携要求であるselected objects()の引数とされ、当該選択要求は、オブジェクト登録部230に発行される。オブジェクト登録部230は、当該要求を受領すると、選択したオブジェクトの連携属性を、新規に作成したオブジェクトの連携属性としてコピーする。これによって、関連性のあるオブジェクトを、すでに連携付けられたオブジェクトに確実に関連付けて登録することができる。また、連携属性の揺らぎを最小限に止めることが可能となり、より確実な連携機能を提供することができる。
その後、オブジェクト登録部230は、ステップS5でコピーした連携属性を、オブジェクトIDとともにオブジェクト連携部240に送付する。オブジェクト連携部240は、ステップS6で、受領したオブジェクトIDを、連携マップ270aに登録し、オブジェクトを連携させるための連携属性が共通する、一群のオブジェクトセットを識別するための識別値に対応付けて登録する。
図4は、本実施形態で作成される、索引付けされたオブジェクトのデータ構造の実施形態である。図4(a)は、オブジェクトの一般的なデータ構造を示し、図4(b)、(c)が連携マップ270aに登録される例示的なデータを示す。図4(a)に示すように、データ構造は、オブジェクトIDを登録するフィールド400、オブジェクトタイプを登録するフィールド402、連携付けを行うための連携属性を登録するフィールド404、およびコンテンツ自体を索引付けるコンテンツ属性を登録するフィールド406を含んで構成される。
オブジェクト連携システム100は、フィールド404に登録された連携属性を参照して複数のオブジェクトを連携付けする。図4(b)、図4(c)は、それぞれ例えば、予定表(スケジューラ)が作成したオブジェクトのデータ構造、およびドキュメント作成アプリケーションが作成したミーティング議事録のデータ構造を示す。なお、図4(b)、図4(c)に示した各オブジェクトは、オブジェクトセットとして連携されるオブジェクトである。図4(b)および図4(c)に示した実施形態では、オブジェクト連携のために登録されるフィールド404の連携属性の値は、閾値以上の値で一致しており、連携可能なオブジェクトとして連携マップ270aに登録されることになる。
図5は、本実施形態で作成されるタイプマップのデータ構造500の実施形態を示す。図5に示すように、タイプマップ270bのデータ構造500は、連携元オブジェクトタイプを登録するフィールド502と、連携先オブジェクトタイプを登録するフィールド504と、それらの間のマッピングを指定するマッピングIDを登録するフィールド506とを含んで構成されている。連携元オブジェクトとは、時系列的に先に登録されたオブジェクトを意味し、連携先オブジェクトとは、時系列的に後に作成されたオブジェクトを意味する。
また、マッピングIDとは、連携元オブジェクトと連携先オブジェクトとの間の属性の関係を抽出して作成したリストデータとして作成される。図5に示したデータ構造500では、オブジェクトタイプ1のオブジェクトと、オブジェクトタイプ2のオブジェクトとが、マッピングID_1のマッピングIDで指定されている。また、マッピングするべきオブジェクトのより詳細な記述は、マッピングIDに対応付けて登録される。
図6は、図5のデータ構造500で説明したマッピングIDで参照されるデータ構造600の実施形態である。図6に示したデータ構造600は、フィールド602にマッピングIDが登録されていて、マッピングされる前後のオブジェクトの連携属性およびコンテンツ属性の各値が登録されている。図6に示した実施形態では、連携元のオブジェクトおよび連携先のオブジェクトごとに、オブジェクトタイプを登録するフィールド604が作成され、各フィールドに連携属性606およびコンテンツ属性608がエントリされている。なお、フィールド606に記述された連携属性は、連携元の値がコピーされているので、本実施形態では、完全に一致しており、この点で、より以後に追加されるコンテンツについて、コンテンツグループに含ませる蓋然を向上させ、より精度の高いオブジェクト連携を提供する。
図7は、本実施形態の連携マップ270aの実施形態を与えるデータ構造700を示す。図7に示すように連携マップ270aとして機能するデータ構造700は、連携オブジェクトIDを登録するフィールド702と、要素オブジェクトIDを登録するフィールド704とを登録する。
連携オブジェクトIDは、オブジェクトセットを固有に識別させるために付されるIDである。また、要素オブジェクトIDは、オブジェクトセットを構成する要素となるオブジェクトのオブジェクトIDである。オブジェクト連携システム100は、図7に示したデータ構造700を使用して連携させるべきオブジェクトセットを指定し、表示情報テーブルを参照してこれらを同時に表示させる表示領域を生成させて、各表示領域に作成システムを起動して、それぞれのオブジェクトを読み取らせ、オブジェクトの表示を実行する。
図8は、オブジェクト編集部260がオブジェクト連携表示領域を生成するための表示情報テーブル800の実施形態を示す。図8に示すビュー表示テーブル800は、図7で説明した連携オブジェクトIDを指定するレコード数に対応する数作成され、対応付けて登録される。また、連携オブジェクトIDに含まれる要素オブジェクトの数が増加するごとに、図8の表示情報テーブル800のレコードが追加されて行き、連携表示を可能とする。オブジェクトタイプを登録するフィールド802と、表示枠を指定するフィールド804と、オブジェクトIDを登録するフィールド805とを含んで構成されている。
オブジェクトタイプは、オブジェクトを表示させるために起動するべき作成システムを指定し、表示枠804は、当該作成システムを呼出す表示領域を割当てるために使用される。また、オブジェクトIDは、起動したアプリケーションがオブジェクトを呼び出すための引数として、作成システムに渡される。図8のデータ構造800を使用して表示領域ごとにアプリケーションを起動することで、単一のデスクトップ画面に複数の異なる作成システムによる関連づけするべきオブジェクトの表示が可能となる。
図9は、本実施形態のオブジェクト連携システム100のオブジェクト連携表示での、オブジェクト同期処理のシーケンス図である。オブジェクト編集部260は、特定のユーザ端末、例えばユーザ端末102からの要求を受取り、ステップS10で表示されたオブジェクトを編集して関連オブジェクトを登録する。オブジェクト編集部260は、関連オブジェクトを作成すると、その識別値を引数として、ユーザが当該オブジェクトにアクセスしているか否かをチェックするためのcheck object()をオブジェクト連携部240に発行する。なお、関連するオブジェクトは、編集されたオブジェクトのデッドコピーとして定期的に作成されるオブジェクトとすることができる。
また、編集処理中に作成されるバックアップファイルを共用することができる。オブジェクト連携部240は、ステップS12で、連携マップ270aを検索し、編集されたオブジェクトを含む連携オブジェクトIDを検索する。オブジェクト連携部240が該当するオブジェクトを発見しなかった場合には、処理を中止して、後続する要求を待機する。
一方、該当する連携オブジェクトIDが見出された場合、オブジェクト編集部260に通知を発行し、ステップS13で、オブジェクト編集部260は、どのユーザ端末上で検索されたオブジェクトが表示されているか否かを、ユーザ管理部220が作成したユーザステータステーブルを参照して判断する。この判断で編集されたオブジェクトがどのユーザ端末にも表示されていない場合、処理を中止し、以後の通知を待機する。
一方、当該オブジェクトを閲覧しているユーザ端末が有ると判断した場合、表示させているユーザの固有情報を取得する。その後、オブジェクト編集部260は、オブジェクト登録部230に要求request update()を、編集されたオブジェクトのオブジェクトIDを引数として渡し、アップデート処理を依頼する。オブジェクト登録部230は、ステップS14で編集されたオブジェクトのタイプを検査して、関連オブジェクトのオブジェクトタイプに設定し、さらに設定したオブジェクトタイプをタイプマッピング部250に通知する。当該通知を受領したタイプマッピング部250は、ステップS15で、タイプマップ270bに関連オブジェクトのタイプを登録する。
その後、タイプマッピング部250は、オブジェクト編集部230に通知してステップS16で関連オブジェクトの連携属性値を、編集されたオブジェクトの連携属性値を使用してコピーし、連携マップ270aを更新する。この処理で、編集されたオブジェクトである関連オブジェクトが連携マップ270a上に反映される。
オブジェクト登録部230は、オブジェクト編集部260に対し、表示更新を要求するためrequest view update()を、当該連携マップ270aの連携オブジェクトについて割当てられた連携オブジェクトIDを引数として発行し、オブジェクト編集部260に表示画面のアップデートを実行させる。なお、表示画面のアップデートは、種々の方法で行うことができる。例えば、連携オブジェクトIDに対応する作成システムおよびオブジェクトを読み込ませ、その表示データを一旦ウィンドウバッファに格納し、ユーザ端末上でキャッシュさせておき、適切なタイミングで、ウィンドウバッファの内容を表示データとしてキャッシュさせるようにユーザ端末に送付することによって実行することができる。なお、これらの各指令および各指令を発行する機能手段は、本実施形態におけるアップデート手段を構成する。
図10は、本実施形態で連携させることができる作成システムのオブジェクトの関係を例示したテーブルを示す。作成システムとしては特に限定はないが、具体的には、TODO、行事管理、ミーティング管理、ドキュメント管理、フォーラム管理、ワークフロー管理、カレンダ管理、またはプロジェクト管理システムを含む作成システムを挙げることができる。
例えば、図10に示した実施形態では、オブジェクトタイプが、TODOシステムで作成されたことを示している場合ある、行事管理、ミーティング管理システム、ドキュメント管理システム、フォーラム管理システム、ワークフロー管理システム、カレンダ管理システム、プロジェクト管理システムなどのオブジェクトが関連性を有し、検索空間として含まれることが示されている。また、作成システムがプロジェクトの場合には、フォーラム、ワークフロー、カレンダの各オブジェクトが連携されることが示されている。
本実施形態は、これらのオブジェクトおよび作成システムに限定されるものではなく、作成システムがそのオブジェクト作成のために使用する項目データが共通する限り、いかなるオブジェクトであっても連携マップに登録し、連携表示および連携作業を可能とする。また、本実施形態では、作成システムを業務システムとして定型項目を有するオブジェクトに適用することで、連携させるために抽出するオブジェクトの精度を、コンテンツ内容を含めて高精度化させることができる。なお、適用することができるオブジェクトのカテゴリとしては、図10に示した作成システムに限定されるものではない。
図11は、本実施形態のオブジェクト連携システム100により、ユーザ端末のディスプレイ画面上に表示されるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)1100の実施形態を示す。図11に示すGUI1100は、ユーザがサーバ120に対してオブジェクト識別値および連携を指定する要求を送付することにより、ウィンドウメソッド、フレームオブジェクトなどを使用してユーザ端末上に表示される。
GUI1100には、オブジェクトを作成した作成システムを表示する表示領域1110と、連携オブジェクトIDで指定される要素オブジェクトをそれぞれ指定する表示領域1120、1130が表示されている。ユーザは、図11に示したGUI1100を使用して、同時に作業するべきオブジェクトを同時に開き、かつ操作を行うことができるので、複数の連携オブジェクトを操作する上で個別の表示領域を立ち上げて操作するよりもはるかに操作性および操作効率が改善する。なお、本実施形態では、オブジェクトリンクアンドエンベッディング(OLE)、ACTIVEXおよびそれに等価な機能を利用してGUI1100に表示された複数の連携オブジェクトの間に相互リンクを埋め込んでさらに処理効率を改善することもできる。
また、GUI1100の向かって右手側には、ユーザを固有に識別する識別データ、図示する実施形態では、ユーザの写真が表示されている。このユーザを固有に識別する識別データは、GUI1100が表示しているオブジェクトに対してその時点でアクセスしているユーザが存在していることを示すために利用される。表示領域1140に表示されたユーザが例えば表示領域1120に表示されたオブジェクトを編集した場合、編集された結果は、例えばバックアップファイルが作成された段階で、連携マップ270aに反映され、最小のタイムラグで、遠隔的にオブジェクトを修正しているユーザによる変更内容を取得することができる。
また、表示領域1140の近くに、どのユーザがどのオブジェクトにアクセスしているかを表示する表示領域を形成させ、識別データとしてメールアドレスを使用して、ハイパーリンクさせることで、ユーザ間のコミュニケーションを可能とすることもでき、操作および相互編集の効率を向上させることができる。
本実施形態の上記機能は、C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)Beans、Java(登録商標)Applet、Java(登録商標)Script、Perl、Rubyなどのオブジェクト指向プログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本発明のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本実施形態のオブジェクト連携システム100の実施形態を示した図。 本実施形態のオブジェクト連携システム100の機能ブロック200の実施形態を示した図。 本実施形態のオブジェクト連携システム100が実行する処理のシーケンス図。 本実施形態で作成される、索引付けされたオブジェクトのデータ構造の実施形態を示した図。 本実施形態で作成されるタイプマップのデータ構造500の実施形態を示した図。 図5のデータ構造500で説明したマッピングIDで参照されるデータ構造600の実施形態を示した図。 本実施形態の連携マップ270aの実施形態を与えるデータ構造700を示した図。 オブジェクト編集部260がオブジェクト連携表示領域を生成するための表示情報テーブル800の実施形態を示した図。 実施形態のオブジェクト連携システム100のオブジェクト連携表示での、オブジェクト同期処理のシーケンス図。 本実施形態で連携させることができる作成システムのオブジェクトの関係を例示したテーブルを示した図。 本実施形態のオブジェクト連携システム100により、ユーザ端末のディスプレイ画面上に表示されるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)1100の実施形態を示した図。
符号の説明
100…オブジェクト連携システム、102〜110…ユーザ端末、112…ネットワーク、120…サーバ、210…ネットワークインタフェース、220…ユーザ管理部、230…オブジェクト登録部、240…オブジェクト連携部、250…タイプマッピング部、260…オブジェクト編集部、270…データベース、270a…連携マップ、270b…タイプマップ、270c…表示情報(テーブル)、270d…コンテンツ

Claims (11)

  1. 複数のオブジェクトをユーザ端末に連携して利用させるオブジェクト連携システムであって、前記オブジェクト連携システムは、
    オブジェクトから抽出され、前記オブジェクトを連携させるように索引付けする連携属性値、前記オブジェクトの内容を索引付けするコンテンツ属性値で索引付けされたオブジェクトおよび連携させるべき複数のオブジェクトセットを指定した連携マップを格納するデータベースと、
    前記データベースに対して新規オブジェクトを登録し、前記新規オブジェクトのコンテンツに含まれる項目に対応して登録された値と、既登録オブジェクトの連携属性値とを比較して連携候補を検索し、連携させるべき前記既登録オブジェクトの連携属性値を前記新規オブジェクトの連携属性値としてコピーして前記データベースに登録するオブジェクト登録手段と、
    前記連携属性値が共通する前記オブジェクトをオブジェクトセットとし、前記オブジェクトセットを識別するための識別値に対応付けて登録するオブジェクト連携手段と、
    ユーザ端末からの連携要求を受領し、前記連携マップを照会して前記オブジェクトセットを取得し、表示情報テーブルにより指定された表示領域に前記オブジェクトセットの要素オブジェクトを割当てて、前記要素オブジェクトを操作するための作成システムを起動して、前記要素オブジェクトの閲覧および編集を可能とするオブジェクト編集手段と
    を含むオブジェクト連携システム。
  2. 前記データベースは、さらに前記作成システムを識別させるためのオブジェクトタイプを登録するタイプマップを登録し、前記オブジェクト登録手段は、前記項目に対応して登録された値と、前記オブジェクトタイプとを使用して前記連携候補を検索する、請求項1に記載のオブジェクト連携システム。
  3. 前記オブジェクト編集手段は、現在閲覧しているオブジェクトが編集された場合、編集されたオブジェクトの最新の編集内容を含む関連オブジェクトの内容で前記現在閲覧しているオブジェクトの内容をアップデートするアップデート手段を含む、請求項2に記載のオブジェクト連携システム。
  4. 前記連携属性値は、前記オブジェクトが含む項目に登録された値である、請求項3に記載のオブジェクト連携システム。
  5. 前記作成システムは、TODO、行事管理、ミーティング管理、ドキュメント管理、フォーラム管理、ワークフロー管理、カレンダ管理またはプロジェクト管理システムを含む、請求項4に記載のオブジェクト連携システム。
  6. 情報処理装置が実行する複数のオブジェクトをユーザ端末に連携して利用させるオブジェクト連携方法であって、前記オブジェクト連携方法は、情報処理装置が、
    データベースにオブジェクトから抽出され、前記オブジェクトを連携させるように索引付けする連携属性値、前記オブジェクトの内容を索引付けするコンテンツ属性値で索引付けされたオブジェクトおよび連携させるべき複数のオブジェクトセットを指定した連携マップを格納するステップと、
    前記データベースに対して新規オブジェクトを登録する場合に、前記新規オブジェクトのコンテンツに含まれる項目に対応して登録された値と、前記データベースの既登録オブジェクトの連携属性値とを比較して連携候補を検索するステップと、
    連携させるべき前記既登録オブジェクトの連携属性値を前記新規オブジェクトの連携属性値としてコピーして前記データベースに前記新規オブジェクトとして登録するステップと、
    前記連携属性値が共通する前記オブジェクトをオブジェクトセットとし、前記オブジェクトセットを識別するための識別値に対応付けて登録して連携マップを作成するステップと、
    ユーザ端末からの連携要求を受領し、前記連携マップを照会して前記オブジェクトセットを取得するステップと、
    前記オブジェクトセットを前記ユーザ端末に表示させる情報を登録した表示情報テーブルにより指定された表示領域に前記オブジェクトセットの要素オブジェクトを割当てて、前記要素オブジェクトを操作するための作成システムを起動して、前記要素オブジェクトを閲覧させるステップと
    を含むオブジェクト連携方法。
  7. さらに前記データベースに対して前記作成システムを識別させるためのオブジェクトタイプを登録するタイプマップを登録するステップを含み、前記検索するステップは、前記項目に対応して登録された値と、前記オブジェクトタイプとを使用して前記連携候補を検索するステップを含む、請求項6に記載のオブジェクト連携方法。
  8. さらに現在閲覧しているオブジェクトが編集された場合、編集されたオブジェクトの最新の編集内容を含む関連オブジェクトの内容で前記現在閲覧しているオブジェクトの内容をアップデートするステップを含む、請求項7に記載のオブジェクト連携方法。
  9. 前記連携属性値は、前記オブジェクトが含む項目に登録された値である、請求項8に記載のオブジェクト連携方法。
  10. 前記作成システムは、TODO、行事管理、ミーティング管理、ドキュメント管理、フォーラム管理、ワークフロー管理、カレンダ管理またはプロジェクト管理システムを含む、請求項9に記載のオブジェクト連携方法。
  11. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の機能手段を情報処理装置に実現するための装置実行可能なプログラム。
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