JP4886266B2 - 文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム - Google Patents

文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4886266B2
JP4886266B2 JP2005296581A JP2005296581A JP4886266B2 JP 4886266 B2 JP4886266 B2 JP 4886266B2 JP 2005296581 A JP2005296581 A JP 2005296581A JP 2005296581 A JP2005296581 A JP 2005296581A JP 4886266 B2 JP4886266 B2 JP 4886266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
survey
search
unit
clustering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005296581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007108867A (ja
Inventor
早織 倉田
敏行 加納
博司 平
国威 祖
ルミ 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005296581A priority Critical patent/JP4886266B2/ja
Publication of JP2007108867A publication Critical patent/JP2007108867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4886266B2 publication Critical patent/JP4886266B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、調査対象に類似する各種情報が記載された文献を調査する文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラムに関する。
例えば、各企業や研究機関においては、これから開発しようとする製品やこれから行おうとする研究が現在時点において、関係業界や関係研究機関において、どの程度開発されているか、どの程度研究されているかを文献調査することは重要なことである。
この文献調査のうちで、新製品開発においては、該当製品に関する特許文献調査が欠かせない。従来の特許文献検索手法においては、調査対象となる製品を、この製品を構成する複数の部品のツリー構造で示し、各部品毎に、該当部品に関連するキーワードで特許文献データベースを検索して、各部品に対応する特許文献番号を、当該部品の近傍に表記した特許マップを作成していた(特許文献1)。この場合、得られた各部品毎の多数の特許文献における該当部品に対応する文献に対する類似度を計算して、最も類似度の高い特許文献の特許文献番号のみを当該部品の近傍に表記することも実施していた。
また、別の特許文献検索方法においては、調査対象の製品に関する書誌事項や一般的なキーワードで作成された例えばAND条件の検索式により得られた特許文献の集合と、ユーザの入力した調査対象の製品を特徴付ける種文書との類似度を算出し、種文書との類似度の高い特許文献からスクリーニングを行うことにより、先に検索された特許文献の集合の中から適合文献を選定して、検索作業の負担を軽減している(特許文献2)。
特開2002―163275号公報 特開2003―157270号公報
しかしながら上述した各手法においては、まだ改良すべき次のような課題があった。特許マップを使用する手法においては、ユーザが各部品をツリー状に配列した特許マップの基本図を予め作成しておく必要があり、その作成には手間と時間と専門的知識が必要であった。
特に、全く新たな商品に対する企画、試作段階における特許マップの作成には、新たな技術に関するものであるため、関連特許文献を特許マップにマッピングする際の分類基準であるキーワードを決めることが試行錯誤であり、特許マップの作成に多大の時間を有した。また、関連特許文献の明細書などを読み、特許マップ上に分類するのにも時間がかかっており、その効率を改善することが求められていた。
また、既存の特許マップに基づき新たな文献を検索する際の検索式は、書誌事項と基本キーワードを利用したものであり、特許マップに存在する文献の文章を利用したものではなく、検索できる範囲に制約があった。さらに、この検索式は特許マップに分類する特許を得るために利用するものであり、特許マップへの文献の分類に利用するものではなかった。文献の分類は、既存の特許マップとの類似比較により別途行われており、効率性の点で問題があった。
また、検索式により得られた特許文献の集合と、調査対象の製品を特徴付ける種文書との類似度を算出する手法においては、種文書との類似度を計算する特許文献集合は、ユーザの作成した検索式を用いて得られた検索結果であり、最終的に得られる文献集合の質は、ユーザが作成した検索式に依存しており、検索結果の網羅性(再現率)の点で不満足なものであった。しかし、全特許文献を対象、クラスタリングを実施しようとしても、文献の数が多くて実用に沿わないという問題もある。
さらに、一つの種文書との類似度により検索回答文献集合をクラスタリング、あるいはランキング表示するのみであり、検索回答文献集合全体の傾向を把握することはできなかった。この方法では、ユーザが種文書を用意する必要があり、その作成には手間と時間と専門的知識が必要であった。また、種文書は1つのみしか指定できず、複数の文書を種文書として指定することはできなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、調査対象に関する情報が記載された複数の調査対象文書を異なる項目毎にクラスタリングを行うことにより、ユーザとしては、特許マップや種文書を作成する必要がなく、簡単な操作で、調査対象の各クラスタに類似した文献を広範囲の文献を記憶した文書データベースから効率良く検索でき、かつスクリーニングの効率を向上できる文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の文献調査方法においては、調査対象文書入力部、項目指定部、クラスタリング処理部、クラスタリング結果テーブル、キーワード抽出部、検索式作成部、検索実行部、調査マップ編集部及び調査マップ出力部を備えた文献調査システムが実行する文献調査方法であって、前記調査対象文書入力部が、外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力工程と、前記項目指定部が、外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定工程と、前記クラスタリング処理部が、前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理工程と、前記クラスタリング結果テーブルが、各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶する工程と、前記キーワード抽出部が、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、前記検索式作成部が、少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成工程と、前記検索実行部が、この検索式作成工程で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行工程と、前記調査マップ編集部が、この検索実行工程における各検索結果と前記キーワード抽出工程で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集工程と、前記調査マップ出力部が、この調査マップ編集工程で編集された調査マップを出力する調査マップ出力工程とを備えている。
このように構成された文献調査方法においては、ユーザは、例えば新規に開発しょうとする製品等の調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を入力する。この調査対象文書は、例えば簡易な検索手法で検索された文書を含む。各項目は例えば、課題、技術、性能、部品等の大きな概念を示す。
そして、課題と技術、性能と部品等の互いに異なる概念の項目が指定され、この各調査対象文書における各項目が付された部分文書に対するクラスタリングが実施され、選択された各項目における各詳細項目を示す各クラスタを含む各キーワードが抽出される。そして、異なる項目に所属するキーワードどうしで、検索式が作成され、この検索式で種々の文献が記憶された文書データベースが検索される。
このように、ユーザは、調査対象に対する簡易な検索で得られたり、調査対象について記載された複数の調査対象文書を準備するのみで、各クラスタに類似する各文献を調査マップの形式で得ることができる。
また、請求項2の文献調査方法においては、上述した請求項1における、クラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する工程と、キーワードを抽出するキーワード抽出工程との間に、クラスタ選択部が、外部指示に応じて、クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択工程を設けるとともに、キーワード抽出工程は、クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ選択工程で選択されたクラスタ毎に当該クラスタを含むキーワードを抽出するようにしている。
このように構成された文献調査方法においては、クラスタリング結果で得られた各項目のクラスタの中から必要なクラスタのみを選択できるので、調査対象に対するユーザが真に必要な文献のみを効率的に検索できる。
また、請求項3の文献調査方法においては、上述した請求項1における調査対象文書入力工程と項目指定工程との間に、項目付与部が、調査対象文書記憶装置に記憶された各調査対象文書に対して各記載内容に応じた複数の項目付けを行う項目付与工程を設けている。
このように構成された文献調査方法においては、ユーザは、各記載内容に応じた複数の項目付けがなされていない調査対象文書をも入力できるので、入力可能な調査対象文書の選択範囲が増加する。
請求項4の文献調査システムにおいては、外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力部と、外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定部と、前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理部と、各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶するクラスタリング結果テーブルと、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出部と、少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成部と、この検索式作成部で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行部と、この検索実行部における各検索結果と前記キーワード抽出部で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集部と、この調査マップ編集部で編集された調査マップを出力する調査マップ出力部とを備えている。
このように構成された文献調査システムにおいては、前述した請求項1の文献調査方法とほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
請求項5の文献調査システムにおいては、請求項4の文献調査システムに対して、外部指示に応じて、クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択部を付加している。このように構成された文献調査システムにおいては、前述した請求項2の文献調査方法とほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
請求項6の文献調査システムにおいては、請求項4の文献調査システムに対して、調査対象文書記憶装置に記憶された各調査対象文書に対して各記載内容に応じた複数の項目付けを行う項目付与部を付加している。このように構成された文献調査システムにおいては、前述した請求項3の文献調査方法とほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
請求項7の文献調査プログラムにおいては、コンピュータに、外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力手順、外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定手順、前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理手順、各項目毎に実施されたクラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する手順、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出手順、少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成手順、この検索式作成手順で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行手順、この検索実行手順における各検索結果と前記キーワード抽出手順で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集手順、この調査マップ編集手順で編集された調査マップを出力する調査マップ出力手順を実行させる。
請求項8の文献調査プログラムにおいては、請求項7の文献調査プログラムにおける、クラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する手順と、キーワード抽出手順との間に、外部指示に応じて、クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択手順を設けたものである。
このように構成された文献調査プログラムにおいては、先に説明した請求項2の文献調査方法とほぼ同様の作用効果を奏することが可能である。
請求項9の文献調査プログラムにおいては、請求項7の文献調査プログラムにおける、クラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する手順と、キーワードを抽出するキーワード抽出手順との間に、外部指示に応じて、クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択手順を設けている。
このように構成された文献調査プログラムにおいては、請求項3の文献調査方法とほぼ同様の作用効果を奏することが可能である。
本発明の文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラムにおいては、調査対象に関する情報が記載された複数の調査対象文書に対して異なる項目毎にクラスタリングを行うことにより、ユーザとしては、特許マップの基本図や種文書を作成する必要がなく、簡単な操作で、調査対象の各クラスタに属する文献に類似した文献を、広範囲の文献を記憶した文書データベースから効率良く検索でき、かつスクリーニングの効率を向上できる。
以下、本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態の文献調査方法、文献調査プログラムが適用される文献調査システムの概略構成を示すブロック構成図である。
この第1実施形態の文献調査システムは、コンピュータからなる一種の情報処理装置で構成されている。この文献調査システム内には、各種情報を入力するための入力部1、検索結果等を出力する出力部2、各種処理過程のデータを一時記憶する記憶部3、入力部1を介して入力された各調査対象文書を記憶する調査対象文書記憶装置4、各種アプリケーションプログラムを記憶するプログラムメモリ5が設けられている。
入力部1内には、操作入力された項目等を表示する表示部6、キーボード7、挿入されたFD(登録商標)8に書込まれた各調査対象文書を読取るFDD9、例えば通信回線を介して入力された各調査対象文書を受信する通信部10が組込まれている。
出力部2内には、検索結果の集合体である図6に示す調査マップ11を印字出力するプリンタ12、調査マップ11を表示出力する表示部13が設けられている。なお、表示部13は入力部1における表示部6と兼用される。
記憶部3内には、図3(a)(b)に示すクラスタリング結果テーブル(クラスタリング結果記憶領域)14、図4(a)(b)に示す項目キーワードテーブル(項目キーワード記憶領域)15、検索式記憶領域16、検索結果テーブル(検索結果記憶領域)17が設けられている。
なお、この文献調査システムの外部における情報提供センターに種々の文献が記憶された文書データベース(文書DB)18が設けられている。そして、文献調査システムの検索実行部19は、情報提供センター内のデータベース検索部20を介して、文書データベース18を検索可能である。或いは、この文書データベース18は、この文献調査システムの内部に含まれている構成としてもよい。
さらに、この文献調査システム内には、プログラムメモリ5内に記憶された各アプリケーションプログラムで形成される、調査対象文書入力部21、項目指定部22、クラスタリング処理部23、キーワード抽出部24、検索式作成部25、検索実行部19、調査マップ編集部26、調査マップ出力部27が設けられている。
次に、各部の動作を順番に説明していく。調査対象文書入力部21は、入力部6を介して入力された、例えば新規に開発しようとする製品等の調査対象に関する情報が記載され、1つ或いは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を図2に示す調査対象文書記憶装置4に書込む。この各調査対象文書28は、製品等の調査対象に対する簡易な検索手法で検索された文書であり、例えば特許文献や技術報告書などであり、これらが混在していてもよい。これ以降、本実施形態では調査対象文書28として特許文献を例にとり説明する。
各調査対象文書28には、それぞれ、文書番号A1、A2、A3、A4、…、Anが付されている。
そして、図示するように、各調査対象文書28には、各記載内容に応じた1つあるいは複数の項目29が記載されている。各項目29は例えば、課題、技術、効果等の文書の記載内容を表す概念を示している。この実施形態においては、項目として、図示する「技術」、「課題」の他に、「効果」が記載されている。この項目29に続いて該当項目29の内容を示す部分文書30が記載されている。
この各調査対象文書28は例えばFD8に書込まれた状態で入力部1のFDD9に挿入されて読出される。また、通信回線から入力部1の通信部10へ入力される。
項目指定部22は、ユーザが入力部1のキーボード7にて指定された1つ或いは複数の項目29をクラスタリング処理部23へ送出する。この実施形態では項目29はユーザにより2つ指定されたとしてこれ以降の説明を行う。この実施形態においては、「技術」と「課題」が指定されたとする。
クラスタリング処理部23は、図2に示すように、調査対象文書記憶装置4に記憶された各調査対象文書28における指定された「技術」、「課題」の項目29が付された部分文書30を全部の調査対象文書28に亘って各項目29毎に集めて、各項目29毎に全部の部分文書30に対するクラスタリングを行う。そして、クラスタリング結果を図3に示すクラスタリング結果テーブル14に書込む。
ここで、上記例では、部分文書30を各項目29毎に集めているが、部分文書30を全部の調査対象文書28に亘って抽出し、そして、抽出された部分文書30を各項目毎に分類して各項目毎の部分文書の集合とし、その各集合を対象としてクラスタリングするようにしてもよい。
この実施形態においては、「技術」の項目29のクラスタリング結果テーブル14に、クラスタ番号とそのクラスタ31に含まれる文書番号が書込まれる。同様に「課題」の項目29に関するクラスタリング結果もクラスタリング結果テーブル14に書込まれる。例えば、クラスタ番号1のクラスタ31には文書番号A1、A2、及びA5が含まれる。
クラスタリング処理は、複数の文書からなる文書集合体において,相互に類似した文書をグループ化する処理である。このクラスタリング処理は、階層型クラスタリングあるいは非階層型クラスタリングのどちらでも良い。この実施形態においては、クラスタリングの結果、「技術」と「課題」のそれぞれの項目29の記述内容が類似した文献が、同一のクラスタ31になる。
キーワード抽出部24は、クラスタリング結果に基づき、各クラスタ31を特徴づけるキーワード32を1つまたは複数抽出して、図4に示す項目キーワードテーブル15に書込む。このキーワード抽出処理は、例えばTFIDFのような公知の手法を用いる。この実施形態においては、「技術」の項目29におけるクラスタ番号1のクラスタ31に対して、「表示器」(α)、「液晶表示器」(α2)、「輝度」(α3)、…等のキーワード32が書込まれている。さらに、「課題」の項目29におけるクラスタ番号101のクラスタ31に対して、「速度」(A)、「CPU周波数」(A2)、「伝送速度」(A3)、…等のキーワード32が書込まれている。
各クラスタ31に対する各キーワード32の項目キーワードテーブル15における配列の順序は、TFIDFのような指標を用いてキーワード抽出をした場合、この指標を重要度とみなして、重要度の高い順としても良いし、それ以外の順序でも良い。
なお、クラスタリングの手法によっては、クラスタリング処理とキーワード抽出を同時に行うことも可能である。
この図4に示す項目キーワードテーブル15を用いて、図5に示す調査マップひな型33を作成する。この実施形態においては、調査マップひな型33の縦軸に「技術」の項目の各キーワード32が配列され、横軸に「課題」の項目の各キーワード32が配列される。そして、各キーワードの交点に検索結果が書込まれる領域34がマトリックス状に配列されている。この実施形態の例では、調査マップひな型33における縦軸および横軸の各キーワード32は、項目キーワードテーブル15における配列の先頭のキーワード32を用いている。あるいは、この調査マップひな型33の各キーワード32は、配列の先頭ではなく、配列の2番目のキーワード32を用いてもよいし、或いは、先頭と2番目のキーワード32を並べてもよいし、それ以外のキーワード32を任意に並べてもよい。
検索式作成部25は、図4に示す項目キーワードテーブル15を用いて、それぞれの項目の各クラスタ31に所属するキーワード32を組合せた複数の検索式を作成して、検索式記憶領域16へ書込む。
たとえば、項目「課題」のクラスタ番号101のクラスタ31におけるキーワード32と、項目「技術」のクラスタ番号1のクラスタ31におけるキーワード32に対応する検索式は、「課題:A and A2 and A3 」かつ「技術:α and α2 and α3 」となる。この検索式は、「課題」の項目に対応する部分からAとA2とA3を含み、かつ、「技術」の項目に対応する部分からαとα2とα3を含む文献を検索することを意味する。
なお、「and」の代わりに「or」を使用した検索式を用いることにしてもよい。また、クラスタ31毎に抽出された3つのキーワード32を使用するのではなく、たとえば上位の2つのキーワード32を使用して、検索式を作成することも可能である。あるいは任意の1つあるいは複数のキーワードを用いて検索式を作成してもよい。
検索実行部19は、検索式記憶領域16に記憶された各検索式を用いて、データベース検索部20を介して、種々の文献が記憶された文書データベース18を検索して、各検索式に対応した検索結果を得て検索結果テーブル17へ書込む。この検索結果は、検索式を満たす文献の文献番号で示される。
この検索は文書データベース18に登録されている文献全体を対象としてもよいが、或いは、例えば、特許文献におけるIPCや公開年月日により、文書データベース18に登録されている文献の一部のみを対象としてもよい。
調査マップ編集部26は、検索結果テーブル17に記憶された、「技術」の項目29と、「課題」の項目29に対応する検索式の各検索結果35を、図5に示す調査マップひな型33の対応する領域34に書込んで、図6に示す調査マップ11を作成する。この実施形態の調査マップ11によると、「技術」の項目のα(「表示器」)と「課題」の項目のA(「速度」)に対して、「特開2000―25…」の検索結果35が書込まれている。
調査マップ出力部27は、調査マップ編集部26で編集された図6に示す調査マップ11を出力部2の表示部13に表示出力させる。また、プリンタ12で印字出力させる。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体へ記録することも可能である。
このように構成された第1実施形態の文献調査システムにおいては、ユーザは、例えばこれから開発しようとする製品や、これから取り組もうとする研究等の調査対象に関する情報が記載された複数の調査対象文書28を入力部1を介して入力し、さらに、互いに異なる二つの項目29を入力部1を介して指定するのみで、図6に示す調査マップ11が表示出力され、かつ印字出力される。したがって、ユーザとしては、特許マップの基本図や種文書を作成する必要がないので、ユーザは、調査対象に関する詳細な構成、詳細な機能を予め把握しておく必要はなく、ユーザの負担を軽減できる。
また、各項目29におけるカテゴリ名を意味するキーワード32(図6に示す調査マップ11におけるα、β、γ、δの各キーワード32、及びA、B、C、D、Eの各キーワード32)が、キーワード抽出部24にて、自動的に定まるので、調査マップ11の各検索結果35に属する文献の傾向を調査マップ11を一瞥するのみで把握できる。
このことは、実際の文献を読むことなく、調査対象の技術や課題の概観が得られることを意味する。さらに、検索式を入力された調査対象文書28の内容から作成しており、また、検索対象を文書データベース18に登録されている文献の文書内の指定された項目29に対応した部分に限定しているので、的確な検索結果35を得ることができ、精度の高い調査マップ11を効率的に作成することができる。
(第2実施形態)
図7は本発明の第2実施形態の文献調査方法、文献調査プログラムが適用される文献調査システムの概略構成を示すブロック構成図である。図1に示す第1実施形態の文献調査システムと同一部分には、同一部分には同一符号を付して、重複する部分の詳細説明は省略する。
この第2実施形態の文献調査システムにおいては、クラスタリング処理部23とキーワード抽出部24との間に、クラスタ選択部36が設けられている。その他の構成は、図1に示す第1実施形態の文献調査システムとほぼ同一である。
このクラスタ選択部36は、クラスタリング処理部23で得られたクラスタリング結果を記憶する図4に示す項目キーワードテーブル15内の複数のクラスタ31のうち、調査マップ11に必要な各クラスタ31を選択する。具体的には、図4に示す項目キーワードテーブル15を入力部1の表示部6に表示出力し、例えば、ユーザがキーボード7で調査マップ11に不必要なクラスタ31を指定すると、項目キーワードテーブル15の当該クラスタ31の行が削除されて、下側の各行のクラスタ31が1行ずつ上方に移動する。あるいはそれ以外の表示方法や選択方法を用いて必要な必要なクラスタを選択してもよい。
したがって、検索式作成部25は、削除されたキーワード32が含まれる検索式は作成しない。よって、最終的に得られる図6の調査マップ11における削除されたクラスタ31に対応する各キーワード32の行又は列は作成されない。
このように構成された第2実施形態の文献調査システムにおいては、クラスタリング結果で得られた各項目29の各クラスタ31の中から必要なクラスタ31のみを選択できるので、調査対象に対するユーザが真に必要な文献のみを効率的に検索できる。これにより、不必要な文献を読むことなく、スクリーニングを簡単に実施でき、文献検索及び調査マップ作成をより効率的に実施できる。
なお、クラスタ選択部36の処理において項目キーワードテーブル15を表示すると共に、クラスタリング結果テーブル14を合わせて表示するとしてもよい。このような表示をすることにより、ユーザは生成されたクラスタ31毎の文献の数をキーワード32とあわせて見ることができ、各クラスタ31の特徴を定量的にも把握することが出来、クラスタ31の選択がより一層精度の高いものとなる。
(第3実施形態)
図8は本発明の第3実施形態の文献調査方法、文献調査プログラムが適用される文献調査システムの概略構成を示すブロック構成図である。図1に示す第1実施形態の文献調査システムと同一部分には、同一部分には同一符号を付して、重複する部分の詳細説明は省略する。
この第3実施形態の文献調査システムにおいては、調査対象文献ファイル4とクラスタリング処理部23との間に、項目付与部37が介挿されている。そして、この第3実施形態においては、入力部1を介して入力される調査対象文書28のなかには、項目29が付与されていない調査対象文書28が存在する。また、項目29が付与されていたとしても、項目指定部22で指定された項目が付与されていない調査対象文書28も存在する。
そして、項目付与部37は、調査対象文書記憶装置4に記憶された各調査対象文書28に対して、項目指定部22で指定された項目29を付与する。先ず、調査対象文書記憶装置4に記憶された各調査対象文書28に対して項目指定部22で指定された項目29が記載されているか否かを判定し、項目指定部22で指定された項目29が記載されていない調査対象文書28に対する項目付けを実施する。
あるいはこの項目付けは、項目指定部22で指定された項目29が調査対象28に存在していても、当該項目を一旦削除し別途新に項目の付与を行うとしてもよい。このような処理をすることにより、例えば特許明細書の実施例の記載内容からも「課題」や「効果」に相当する記述を抽出することが出来る。
具体的には、例えば、指定された項目29に対応するパターン照合規則を作成しておき、当該パターンにマッチした文に対して項目29を付与する。或いは、そのマッチした文のみでなく、その文を含む複数の文あるいは段落全体に対して項目29を付与してもよい。そして、同一項目29が付与された文あるいは段落などが複数存在する場合は、これらをまとめて1つの部分文書30とする。或いは、これ以外の公知の手法で項目付けを行うことが出来る。
クラスタリング処理部23は、第1実施形態のクラスタリング処理部23と同様に、図2に示すように、調査対象文書記憶装置4に記憶された各調査対象文書28における項目指定部22で指定された「技術」、「課題」の項目29が付された部分文書30を全部の調査対象文書28に亘って各項目29毎に集めて、各項目29毎に全部の部分文書30に対するクラスタリングを行う。そして、クラスタリング結果を図3に示すクラスタリング結果テーブル14に書込む。その他の動作は、図1に示す第1実施形態の文献調査システムと同じである。
このように構成された第3実施形態の文献調査システムにおいては、ユーザは、各記載内容に応じた複数の項目29付けがなされていない調査対象文書28をも入力できるので、入力可能な調査対象文書28の選択範囲が増加する。
なお、本発明は上述した第3実施形態の文献調査システムに限定されるものではない。実施形態によっては、項目付与部37は、各調査対象文書28に対して、項目指定部22で指定された項目29を付与したが、項目選択部22で項目29を指定する前に、記載内容に対応した項目付けを実施することも可能である。
さらに、各実施形態においては、項目指定部22で「技術」、「課題」の2つの項目29を指定したが、例えば、「技術」、「課題」、「効果」の3つの項目29を指定することも可能である。この場合、図6の調査マップ11は、「技術」のY軸、「課題」のX軸に加えて「効果」のZ軸からなる3次元の調査マップ11となる。あるいは、項目指定部22において指定する項目29は一つでもよい。この場合図6の調査マップ11は1次元の調査マップ11となる。
また、記憶部3、調査対象文書記憶装置4、文書データベース(DB)18は、ハードディスクやメモリなどのハードウェア資源から構成されている。
本発明の第1実施形態の文献調査方法、文献調査プログラムが適用される文献調査システムの概略構成を示すブロック構成図 同第1実施形態の文献調査システムに組込まれたクラスタリング処理部の動作を示す図 同第1実施形態の文献調査システム内に形成されたクラスタリング結果テーブルの記憶内容を示す図 同第1実施形態の文献調査システム内に形成された項目キーワードテーブルの記憶内容を示す図 同第1実施形態の文献調査システムで作成される調査マップひな型を示す図 同第1実施形態の文献調査システムで作成される調査マップを示す図 本発明の第2実施形態の文献調査方法、文献調査プログラムが適用される文献調査システムの概略構成を示すブロック構成図 本発明の第3実施形態の文献調査方法、文献調査プログラムが適用される文献調査システムの概略構成を示すブロック構成図
符号の説明
1…入力部、2…出力部、3…記憶部、4…調査対象文書記憶装置、5…プログラムメモリ、6,13…表示部、7…キーボード、8…FD、9…FDD、10…通信部、11…調査マップ、12…プリンタ、14…クラスタリング結果テーブル、15…項目キーワードテーブル、16…検索式記憶領域、17…検索結果テーブル、18…文書データベース、19…検索実行部、20…データベース検索部、21…調査対象文書入力部、22…項目指定部、23…クラスタリング処理部、24…キーワード抽出部、25…検索式作成部、26…調査マップ編集部、27…調査マップ出力部、28…調査対象文書、29…項目、30…部分文書、31…クラスタ、32…キーワード、33…調査マップひな型、34…領域、35…検索結果、36…クラスタ選択部、37…項目付与部

Claims (9)

  1. 調査対象文書入力部、項目指定部、クラスタリング処理部、クラスタリング結果テーブル、キーワード抽出部、検索式作成部、検索実行部、調査マップ編集部及び調査マップ出力部を備えた文献調査システムが実行する文献調査方法であって、
    前記調査対象文書入力部が、外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力工程と、
    前記項目指定部が、外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定工程と、
    前記クラスタリング処理部が、前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理工程と、
    前記クラスタリング結果テーブルが、各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶する工程と、
    前記キーワード抽出部が、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
    前記検索式作成部が、少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成工程と、
    前記検索実行部が、この検索式作成工程で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行工程と、
    前記調査マップ編集部が、この検索実行工程における各検索結果と前記キーワード抽出工程で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集工程と、
    前記調査マップ出力部が、この調査マップ編集工程で編集された調査マップを出力する調査マップ出力工程と
    を備えたことを特徴とする文献調査方法。
  2. 調査対象文書入力部、項目指定部、クラスタリング処理部、クラスタリング結果テーブル、クラスタ選択部、キーワード抽出部、検索式作成部、検索実行部、調査マップ編集部及び調査マップ出力部を備えた文献調査システムが実行する文献調査方法であって、
    前記調査対象文書入力部が、外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力工程と、
    前記項目指定部が、外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定工程と、
    前記クラスタリング処理部が、前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って各項目毎に集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理工程と、
    前記クラスタリング結果テーブルが、各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶する工程と、
    前記クラスタ選択部が、外部指示に応じて、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択工程と、
    前記キーワード抽出部が、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目における前記クラスタ選択工程で選択されたクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
    前記検索式作成部が、少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成工程と、
    前記検索実行部が、この検索式作成工程で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行工程と、
    前記調査マップ編集部が、この検索実行工程における各検索結果と前記キーワード抽出工程で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集工程と、
    前記調査マップ出力部が、この調査マップ編集工程で編集された調査マップを出力する調査マップ出力工程と
    を備えたことを特徴とする文献調査方法。
  3. 調査対象文書入力部、項目付与部、項目指定部、クラスタリング処理部、クラスタリング結果テーブル、キーワード抽出部、検索式作成部、検索実行部、調査マップ編集部及び調査マップ出力部を備えた文献調査システムが実行する文献調査方法であって、
    前記調査対象文書入力部が、外部から入力された調査対象に関する情報が記載された一つまたは複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力工程と、
    前記項目付与部が、前記調査対象文書記憶装置に記憶された各調査対象文書に対して各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けを行う項目付与工程と、
    前記項目指定部が、外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定工程と、
    前記クラスタリング処理部が、前記項目付与工程にて項目付与された調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って各項目毎に集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理工程と、
    前記クラスタリング結果テーブルが、各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶する工程と、
    前記キーワード抽出部が、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
    前記検索式作成部が、少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成工程と、
    前記検索実行部が、この検索式作成工程で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行工程と、
    前記調査マップ編集部が、この検索実行工程における各検索結果と前記キーワード抽出工程で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集工程と、
    前記調査マップ出力部が、この調査マップ編集工程で編集された調査マップを出力する調査マップ出力工程と
    を備えたことを特徴とする文献調査方法。
  4. 外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力部と、
    外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定部と、
    前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理部と、
    各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶するクラスタリング結果テーブルと、
    前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
    少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成部と、
    この検索式作成部で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行部と、
    この検索実行部における各検索結果と前記キーワード抽出部で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集部と、
    この調査マップ編集部で編集された調査マップを出力する調査マップ出力部と
    を備えたことを特徴とする文献調査システム。
  5. 外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力部と、
    外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定部と、
    前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って各項目毎に集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理部と、
    各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶するクラスタリング結果テーブルと、
    外部指示に応じて、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択部と、
    前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目における前記クラスタ選択部で選択されたクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
    少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成部と、
    この検索式作成部で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行部と、
    この検索実行部における各検索結果と前記キーワード抽出部で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集部と、
    この調査マップ編集部で編集された調査マップを出力する調査マップ出力部と
    を備えたことを特徴とする文献調査システム。
  6. 外部から入力された調査対象に関する情報が記載された一つまたは複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力部と、
    前記調査対象文書記憶装置に記憶された各調査対象文書に対して各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けを行う項目付与部と、
    外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定部と、
    前記項目付与部にて項目付与された調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って各項目毎に集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理部と、
    各項目毎に実施されたクラスタリングの結果を記憶するクラスタリング結果テーブルと、
    前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
    少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成部と、
    この検索式作成部で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行部と、
    この検索実行部における各検索結果と前記キーワード抽出部で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集部と、
    この調査マップ編集部で編集された調査マップを出力する調査マップ出力部と
    を備えたことを特徴とする文献調査システム。
  7. コンピュータに、
    外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力手順、
    外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定手順、
    前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理手順、
    各項目毎に実施されたクラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する手順、
    前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出手順、
    少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成手順、
    この検索式作成手順で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行手順、
    この検索実行手順における各検索結果と前記キーワード抽出手順で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集手順、
    この調査マップ編集手順で編集された調査マップを出力する調査マップ出力手順
    を実行させるための文献調査プログラム。
  8. コンピュータに、
    外部から入力された調査対象に関する情報が記載されるとともに各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けがなされた複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力手順、
    外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定手順、
    前記調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って各項目毎に集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理手順、
    各項目毎に実施されたクラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する手順、
    外部指示に応じて、前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリングの結果における各項目における各クラスタの中から必要なクラスタを選択するクラスタ選択手順、
    前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目における前記クラスタ選択手順で選択されたクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出手順、
    少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成手順、
    この検索式作成手順で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行手順、
    この検索実行手順における各検索結果と前記キーワード抽出手順で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集手順、
    この調査マップ編集手順で編集された調査マップを出力する調査マップ出力手順
    を実行させるための文献調査プログラム。
  9. コンピュータに、
    外部から入力された調査対象に関する情報が記載された一つまたは複数の調査対象文書を取込み調査対象文書記憶装置に書込む調査対象文書入力手順、
    前記調査対象文書記憶装置に記憶された各調査対象文書に対して各記載内容に応じた一つまたは複数の項目付けを行う項目付与手順、
    外部指示に応じて前記調査対象文書に記載された一つまたは複数の項目の一部または全部を指定する項目指定手順、
    前記項目付与手順にて項目付与された調査対象文書における前記指定された項目が付された部分文書を全部の調査対象文書に亘って各項目毎に集めて、各項目毎に全部の部分文書に対するクラスタリングを行うクラスタリング処理手順、
    各項目毎に実施されたクラスタリングの結果をクラスタリング結果テーブルに記憶する手順、
    前記クラスタリング結果テーブルに記憶されたクラスタリング結果から各項目におけるクラスタ毎に当該クラスタに関連するキーワードを抽出するキーワード抽出手順、
    少なくとも異なる項目に所属するキーワードを組合せた複数の検索式を作成する検索式作成手順、
    この検索式作成手順で作成された検索式で種々の文献が記憶された文書データベースを検索する検索実行手順、
    この検索実行手順における各検索結果と前記キーワード抽出手順で抽出された各項目におけるキーワードとを配列した調査マップを作成する調査マップ編集手順、
    この調査マップ編集手順で編集された調査マップを出力する調査マップ出力手順
    を実行させるための文献調査プログラム。
JP2005296581A 2005-10-11 2005-10-11 文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム Active JP4886266B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296581A JP4886266B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296581A JP4886266B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007108867A JP2007108867A (ja) 2007-04-26
JP4886266B2 true JP4886266B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=38034702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005296581A Active JP4886266B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4886266B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8892574B2 (en) 2008-11-26 2014-11-18 Nec Corporation Search apparatus, search method, and non-transitory computer readable medium storing program that input a query representing a subset of a document set stored to a document database and output a keyword that often appears in the subset
JP6410439B2 (ja) * 2014-03-07 2018-10-24 キヤノン株式会社 データ抽出装置
JP6925611B2 (ja) * 2017-04-11 2021-08-25 Kt&Sパートナーズ合同会社 文献検索システム
JP6469919B1 (ja) * 2018-05-09 2019-02-13 株式会社Legalscape 判決文データベースの作成方法、判決文データベースの検索方法、文作成方法、判決文データベースの作成装置、判決文データベースの検索装置、文作成装置、判決文データベースの作成プログラム、判決文データベースの検索プログラム、および文作成プログラム
JP6586614B1 (ja) * 2019-02-22 2019-10-09 成年 川上 特許マップ生成プログラム及びその方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320881A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Tokyo Gas Co Ltd 文書検索システム
JP3463010B2 (ja) * 1999-09-17 2003-11-05 Necエレクトロニクス株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP4116329B2 (ja) * 2002-05-27 2008-07-09 株式会社日立製作所 文書情報表示システム、文書情報表示方法及び文書検索方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007108867A (ja) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7013307B2 (en) System for organizing an annotation structure and for querying data and annotations
Gardener Community ecology: analytical methods using R and Excel
JP4583003B2 (ja) 検索処理方法及びプログラム
US20030112234A1 (en) Statistical comparator interface
CN106716416A (zh) 数据检索装置、程序及记录介质
US20080134060A1 (en) System for creating a graphical visualization of data with a browser
JP2004280488A (ja) 文書管理方法及び文書管理装置
JP2001092825A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP5587989B2 (ja) 観点別特許マップの提供方法
US20060224974A1 (en) Method of creating graphical application interface with a browser
JP2008524712A (ja) ドメイン特定のデータ・エンティティ・マッピング方法及びシステム
US20060224984A1 (en) Apparatus for creating graphical visualization of data with a browser
JP4490012B2 (ja) ファイル検索装置、ファイル検索プログラム
JP4886266B2 (ja) 文献調査方法、文献調査システムおよび文献調査プログラム
JP3828379B2 (ja) テスト仕様生成支援装置、方法、プログラム及び記録媒体
US11126668B2 (en) Search system, apparatus, and method
JPH09218878A (ja) 情報提示装置
JP2012053625A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP4640861B2 (ja) 検索処理方法及びプログラム
JP2014089646A (ja) 電子データ処理装置、及び電子データ処理方法
Lin et al. SPIRE: supporting parameter-driven interactive rule mining and exploration
US8250057B2 (en) Method for automatically sensing a set of items
JPH06259446A (ja) 課題構造化システム
JPH0736922A (ja) 情報の検索処理システム
JPH09204479A (ja) 表データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4886266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350