JP2003148787A - 施設管理支援装置および最適熱源機器制御装置 - Google Patents
施設管理支援装置および最適熱源機器制御装置Info
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Abstract
熱源機器の決定を支援する。 【解決手段】 指定期間(2001年1月1日〜1月3
1日)における各時間帯の熱負荷量を求め、この求めた
各時間帯の熱負荷量の予め定められた各範囲内(E1の
表示内容参照)に入る頻度を求め、この頻度に比例した
面積の円17をグラフ中に表示する。また、このグラフ
中に、大容量の熱源機器の定格容量をラインL1とし
て表示し、小容量の熱源機器の定格容量をラインL2
として表示する。
Description
荷状況の分析に用いて好適な施設管理支援装置、および
熱負荷状況の分析結果に従って各時間帯の最適なベース
熱源機器を決定して自動切替を行う最適熱源機器制御装
置に関するものである。
施設においては、負荷の変動に対応するために、熱源機
器等の供給源の運転台数を制御している。図10に熱源
機器の運転台数を制御する運転台数制御システムの計装
図を示す。この運転台数制御システムはインテリジェン
トビルなどの建物に設けられている。同図において、1
−1および1−2は熱源機器、2−1および2−2はポ
ンプ、3および4はヘッダ、5はファンコイルユニット
などの空気調和機器、6は往水管路、7は還水管路、8
は空気調和機器5への往水の温度TSを検出する温度
計、9は空気調和機器5からの還水の温度TRを検出す
る温度計、10は外気温度TOを検出する温度計、11
は還水の流量(冷温水の流量)Fを検出する流量計、1
2はヘッダ3とヘッダ4との間をバイパスするバイパス
管路、13はバイパス管路12に設けられたバイパス
弁、14はヘッダ3とヘッダ4との間の差圧を検出する
差圧計、15は制御装置(熱源コントローラ)である。
プ2−1,2−2により圧送された送水は、熱源機器1
−1,1−2を介しヘッダ3を経て往水管路6を通り、
空気調和機器5へ供給され、還水管路7により還水とし
てヘッダ4へ至り、再びポンプ2−1,2−2によって
圧送され、以上の経路を循環する。
の計測値に応じてバイパス弁13へ開度指令を与え、送
水圧力を制御する一方、温度計8からの往水温度TS,
温度計9からの還水温度TRおよび流量計11からの冷
温水の流量Fとから、F×(TR−TS)として現在の
負荷熱量Qを求め、この負荷熱量Qに応じて熱源機器1
−1,1−2の運転台数を制御する。
熱量Qと予め設定された増減段判定基準値とを比較し、
予め設定されている運転順序に従って熱源機器1−1,
1−2の運転台数を制御する。例えば、熱源機器1−1
を運転順位が第1番目の熱源機器(ベース熱源機器)、
熱源機器1−2を運転順位が第2番目の熱源機器とし、
負荷熱量Qが予め設定されている増段判定基準値に達す
るまでは熱源機器1−1のみを起動し、負荷熱量Qが増
段判定基準値を越えた場合には熱源機器1−1に加えて
熱源機器1−2を起動する。
ラ15に対する熱源機器の運転順序や増減段判定基準値
の設定は、自動制御技術者が試運転調整時に行ってい
た。すなわち、熱源機器1−1を大容量機、熱源機器1
−2を小容量機とした場合、大容量の熱源機器1−1を
ベース熱源機器とするか、小容量の熱源機器1−2をベ
ース熱源機器とするかは、自動制御技術者が試運転調整
時に効率のよい運転ができるように定めていた。
条件,建物使用状況などによって変化する。このため、
試運転調整時に設定されたベース熱源機器が、年間また
は1日を通じて最適なベース熱源機器とならないことが
ある。すなわち、熱源機器1−1をベース熱源機器とし
た場合、低負荷時に大容量の熱源機器1−1が起動して
エネルギーロスが生じてしまうという問題が生じる。逆
に、熱源機器1−2をベース熱源機器とした場合、高負
荷時に小容量の熱源機器1−2が起動して熱源システム
が安定しないというような問題が生じる。
況の分析を行い、問題が生じる虞れのある時間や時間帯
については、ベース熱源機器を手動で変更することが考
えられる。しかし、既存の解析ツールでは熱負荷状況の
分析に要する工数が多大で、手間と時間がかかり、熱負
荷状況を短時間で正確に判断できる解析ツールがない。
ラフで表示したトレンドグラフ(図11参照)を解析ツ
ールとして利用した場合、時系列の変化(傾向)は把握
できるが、週間、月間、年間と長期間にわたる評価を行
うには何枚ものグラフを参照しなければならず、分析に
手間と時間がかかってしまう。また、一定の期間(例え
ば、月間)における1日毎の負荷熱量を棒グラフで示し
たヒストグラム(図12参照)を解析ツールとして利用
した場合、一定の期間における1日の負荷熱量積算値の
傾向は把握できるが、さらに詳細に分析する場合は、時
間帯毎のトレンドグラフを参照しなければどの時間帯に
どの程度の熱負荷があるのか分からず、分析に手間と時
間がかかってしまう。
なされたもので、その目的とするところは、建物その他
の施設における負荷状況を短時間で正確に判断し、各季
節や時間帯の負荷状況に応じた最適なベース熱源機器を
決定することの可能な施設管理支援装置、および各季節
や時間帯の熱負荷状況に応じた最適なベース熱源機器を
決定して自動的に切り替えることの可能な最適熱源機器
制御装置を提供することにある。
るために、本発明は、定期的に収集蓄積された管理対象
の負荷に関する測定データを読み出し、所定の期間にわ
たり複数の時間帯毎の負荷に関する物理量を求め、この
求めた時間帯毎の物理量が予め定められた範囲内に入る
頻度を求め、この求めた頻度を時間帯毎にその頻度に応
じた面積の絵柄で表示するようにしたものである。この
発明によれば、管理対象の測定データを熱負荷データと
すると、指定期間における所定の各時間帯の熱負荷量の
予め定められた範囲内に入る頻度が求められる。例え
ば、1ヶ月を指定期間とし、1時間を1単位とする各時
間帯の熱負荷量について、10<熱負荷量≦20(単
位:RT(冷凍トン))、20<熱負荷量≦30、30
<熱負荷量≦40、40<熱負荷量≦50、50<熱負
荷量≦60、60<熱負荷量≦70、70<熱負荷量≦
80、80<熱負荷量≦90、90<熱負荷量≦10
0、熱負荷量>100の各範囲に入る頻度が求められ
る。そして、この求められた頻度が例えばその時間帯と
熱負荷量との交わる位置に、その頻度に応じた面積の絵
柄(例えば、円)で表示され、これら絵柄の位置と大き
さから指定期間における各時間帯の熱負荷状況を瞬時に
把握することが可能となる。
の時間帯毎の熱負荷量を求め、この求めた時間帯毎の熱
負荷量に基づいて各時間帯毎にベース熱源機器を決定
し、この決定した各時間帯のベース熱源機器に基づいて
このベース熱源機器のタイムスケジュールを変更し、こ
の変更したタイムスケジュールに従ってベース熱源機器
の自動切替を行うようにしたものである。この発明によ
れば、指定期間における所定の各時間帯の熱負荷量に基
づいて、例えば小容量機定格能力以上の熱負荷頻度総計
が20%以下の時間帯については小容量の熱源機器がベ
ース熱源機器として決定され、小容量機定格能力以上の
熱負荷頻度総計が40%以上の時間帯については大容量
の熱源機器がベース熱源機器として決定される。そし
て、この決定された各時間帯のベース熱源機器に基づい
てベース熱源機器のタイムスケジュールが変更され、こ
の変更されたタイムスケジュールに従ってベース熱源機
器の自動切替が行われる。
置〕以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図
1に本発明に係る施設管理支援装置の一実施の形態とし
て負荷状況分析支援装置を用いたシステムの要部を示
す。同図において、図10と同一符号は同一或いは同等
構成要素を示し、その説明は省略する。本実施の形態の
負荷状況分析支援装置16は、ビル内の中央監視室に設
けられており、通信ラインLを介して熱源コントローラ
15と接続されている。
成の概略を示す。負荷状況分析支援装置16は、CPU
16−1と、ROM16−2と、RAM16−3と、記
憶装置16−4と、ディスプレイ16−5と、マウス1
6−6と、キーボード16−7と、インターフェイス1
6−8〜16−11とを備えている。CPU16−1
は、インターフェイス16−8〜16−11を介して与
えられる各種入力情報を得て、RAM16−3や記憶装
置16−4にアクセスしながら、ROM16−2に格納
されたプログラムに従って動作する。
示す。CPU16−1は、本実施の形態特有の機能とし
て、データ収集部16Aと、データ蓄積部16Bと、期
間指定部16Cと、頻度算出部16Dと、バルブグラフ
作成部16Eとを備え、ソフトウェア(S/W)とハー
ドウェア(H/W)との協働によりこれらの機能を実現
する。
負荷状況分析支援画面の一例を示す図である。この負荷
状況分析支援画面Gは複数の負荷状況分析支援シートS
で構成されている。負荷状況分析支援シートSにはその
タグTGに期間が記載されている。図4は、負荷状況分
析支援シートS1を選択し、最前面に位置させた状態を
示している。負荷状況分析支援シートS1は、そのタグ
TG1に期間が記載されているとおり、2001年1月
度の負荷状況の履歴を示すシートであり、冷温水負荷の
履歴を表示する冷温水負荷履歴表示部C1と外気温度の
履歴を表示する外気温度履歴表示部D1とを有してい
る。
表示部C1において、横軸は1時間を1単位とする1日
の各時間帯を示し、縦軸は冷温水負荷(RT換算値)を
示し、この横軸を時間帯,縦軸を冷温水負荷とするグラ
フ中に、指定期間(2001年1月1日〜1月31日)
における各時間帯の負荷状況の履歴が各範囲に入る熱負
荷量の頻度に比例した面積の円で表示される。以下、こ
のグラフをバブルグラフと呼ぶ。
Aは、インターフェイス16−8を介して熱源コントロ
ーラ15における測定データを定期的に収集し、これを
データ蓄積部16Bが記憶装置16−4に蓄積する。こ
の例では、熱負荷量Qや送水温度(熱源往温度)TS,
還水温度(熱源還温度)TR,冷温水流量F,外気温度
TOを測定データとして定期的に収集し、この収集した
測定データを記憶装置16−4に蓄積する。
分析支援シートS1が選択されると、期間指定部16C
がそのタグTG1に記載されている期間を指定期間とし
て頻度算出部16Dへ与える。頻度算出部16Dは、記
憶装置16−4に蓄積されている熱負荷量(熱負荷デー
タ)を読み出し、指定期間(2001年1月1日〜1月
31日)における各時間帯の熱負荷量の予め定められた
各範囲内に入る頻度を求める。
されているように、各範囲を10<熱負荷量≦20(単
位:RT(冷凍トン))、20<熱負荷量≦30、30
<熱負荷量≦40、40<熱負荷量≦50、50<熱負
荷量≦60、60<熱負荷量≦70、70<熱負荷量≦
80、80<熱負荷量≦90、90<熱負荷量≦10
0、熱負荷量>100とし、この各範囲内に入る各時間
帯の熱負荷量の頻度を求める。
度算出部16Dによって求められた頻度に比例した面積
の円17をグラフ中に表示する。例えば、10:00〜
11:00の時間帯の各範囲内に入る熱負荷量の頻度で
説明すると、11:00の時刻ラインと各範囲のエンド
ラインとの交点に頻度に比例した面積の円17を表示す
る。また、バブルグラフ作成部16Eは、このグラフ中
に、大容量の熱源機器1−1(熱源機器)の定格容量
をラインL1として表示し、小容量の熱源機器1−2
(熱源機器)の定格容量をラインL2として表示す
る。
より、指定期間における各時間帯の熱負荷状況を瞬時に
把握することが可能となり、熟練した技術者でなくて
も、各時間帯の熱負荷状況に応じた最適なベース熱源機
器の決定を短時間で正確に行うことができるようにな
る。なお、指定期間は月毎でなく、季節毎、年度毎など
としてもよい。また、頻度に比例した面積の絵柄は円に
限られるものではなく、三角形,四角形としたりするな
どしてもよい。また、頻度を求める時間帯は1日の全て
の時間帯に限られるものでもなく、熱源機器の稼働時間
に合わせて、例えば8:00〜22:00の各時間帯の
みとしてもよい。
ブルグラフにおいて、任意の円(バブル)17にポイン
タ(図示せず)を移動すると、図5にその表示状況をM
1として示すように、実際の頻度が分数形式で表示され
る。
ル17を選択(マウスクリック)すると、図5にその表
示状況をM2として示すように、熱源往温度や熱源還温
度,冷温水流量,外気温度などの熱負荷量に関連する項
目が表示される。さらに、この関連項目中、所望の管理
項目を選択(マウスクリック)すると、上記選択された
バブル17に対応する時間帯の測定データに基づくその
管理項目のヒストグラムが表示される。図6に関連項目
として冷温水流量を選択した場合に表示されるヒストグ
ラムを例示する。
部D1において、横軸は冷温水負荷履歴表示部C1の横
軸と同じ時間帯を示し、縦軸は温度(℃)を示し、この
横軸を時間帯,縦軸を温度とするグラフ中に、指定期間
(2001年1月1日〜1月31日)における各時間帯
の外気温度(平均値TAV,最高値TMAX ,最低値
TMIN )が表示される。このような外気温度グラフを表
示することにより、冷温水負荷履歴表示部C1における
バブルグラフと合わせて、熱負荷量と外気温度との関連
を瞬時に把握することが可能となる。
実施の形態1では、負荷状況分析支援装置16のディス
プレイ16−5にバブルグラフを表示することによっ
て、各時間帯の熱負荷状況に応じた最適なベース熱源機
器の決定を支援するようにした。これに対し、実施の形
態2では、負荷状況分析支援装置16に最適なベース熱
源機器の決定機能を付加し、この決定結果に従ってベー
ス熱源機器の自動切替を行うようにする。以下、図1お
よび図2に示した負荷状況分析支援装置16を最適熱源
機器制御装置に置き換えて、その機能および動作につい
て説明する。
徴的な処理動作を示すフローチャートである。CPU1
6−1は、ベース熱源機器選択判断期間として、最新の
過去2週間のバルブグラフを表示する(ステップ70
1:図8参照)。そして、各時間帯毎にステップ702
の処理を実行し、各時間帯の最適なベース熱源機器を決
定する。
例えば、8:00〜22:00までを熱源機器の稼働時
間とする。CPU16−1は、先ず8:00〜9:00
の時間帯について、現在のベース熱源機器が大容量であ
るか小容量であるかをチェックする(ステップ702
A)。現在のベース熱源機器が大容量であれば(ステッ
プ702AのYES)、すなわち大容量の熱源機器1−
1がベース熱源機器とされていれば、8:00〜9:0
0の時間帯について、小容量の熱源機器1−2の定格容
量(図8に示すラインL2)以上の熱負荷量の頻度の総
計を算出し、この熱負荷量の頻度の総計が20%以下か
否かをチェックする(ステップ702B)。
温度が所定の条件を満足している頻度(例えば、往水温
度と還水温度との差が予め定められた温度範囲に入る頻
度)が80%以上あり(ステップ702CのYES)、
冷温水流量が熱源機器1−2の定格流量以下である頻度
が80%以上あることを確認のうえ(ステップ702D
のYES)、ベース熱源機器を小容量の熱源機器1−2
に変更する(ステップ702E)。
ベース熱源機器が小容量と判断されば、すなわち小容量
の熱源機器1−2がベース熱源機器とされていれば、
8:00〜9:00の時間帯について、小容量の熱源機
器1−2の定格容量以上の熱負荷量の頻度の総計を算出
し、この熱負荷量の頻度の総計が40%以上か否かをチ
ェックする(ステップ702F)。
温度が所定の条件を満足している頻度(例えば、往水温
度と還水温度との差が予め定められた温度範囲に入る頻
度)が80%以上あり(ステップ702GのYES)、
冷温水流量が熱源機器1−2の定格流量以上である頻度
が80%以上あることを確認のうえ(ステップ702H
のYES)、ベース熱源機器を大容量の熱源機器1−1
に変更する(ステップ702I)。
を繰り返し、21:00〜22:00の時間帯まで、各
時間帯の最適なベース熱源機器を決定して行く。そし
て、CPU16−1は、この決定した各時間帯のベース
熱源機器に基づいてベース熱源機器のタイムスケジュー
ルを変更する(ステップ703)。そして、この変更し
たタイムスケジュールに従って、熱源コントローラ15
へベース熱源機器の切替指令および増減段判定基準値の
変更などの指令を出力する(ステップ704)。
ジュール、図9(b)を変更後のタイムスケジュールと
した場合、変更後のタイムスケジュールに従い、8:0
0〜15:00までは大容量の熱源機器1−1(熱源機
器)をベース熱源機器として使用し、15:00にな
ると、自動的にベース熱源機器を小容量の熱源機器1−
2(熱源機器)に切り替える。この切り替えに合わせ
て増減段判定基準値も変更する。
間帯の熱負荷状況に応じた最適なベース熱源機器が決定
され、この決定に従ってベース熱源機器が自動的に切り
替えられるものとなり、熟練した技術者による負荷状況
の分析、負荷状況の分析結果に基づくベース熱源機器の
手動切替が不要となる。
この実施の形態2において、ベース熱源機器の切り替え
は手動で行うことも可能である。また、CPU16−1
は、ベース熱源機器が自動あるいは手動によって変更さ
れた場合、その変更履歴を表示する。この実施の形態で
は、図8に示すように、負荷状況分析支援シートS中に
ベース熱源機器変更履歴表示部F1を設け、このベース
熱源機器変更履歴表示部F1に自動あるいは手動による
ベース熱源機の変更履歴を表示する。
00〜22:00まで大容量の熱源機器1−1がベース
熱源機器とされていたとする。この初期設定により、毎
日、8:00〜22:00まで熱源機器1−1がベース
熱源機器として使用される。
てベース熱源機器が小容量の熱源機器1−2に変更され
ると、ベース熱源機器変更履歴表示部F1にその変更履
歴が自動的に表示される。なお、手動でベース熱源機器
の切り替えを行った場合には、ベース熱源機器変更履歴
表示部F1にメモ欄が自動的に追加され、このメモ欄に
手動切替の理由などを記載することができる。また、2
月3日に、自動設定によってベース熱源機器が元の小容
量の熱源機器1−1に戻されると、ベース熱源機器変更
履歴表示部F1にその変更履歴が自動的に表示される。
02Bにおいて小容量機定格能力以上の熱負荷頻度総計
が20%以下であった場合、ステップ702Cやステッ
プ702Dで各種条件を確認するようにしたが、直ちに
ステップ702Eへ飛んで、ベース熱源機器を小容量機
へ変更するようにしてもよい。同様に、ステップ702
Fにおいて小容量機定格能力以上の熱負荷頻度総計が4
0%以上であった場合、ステップ702Gやステップ7
02Hの各種条件を確認せずに、直ちにステップ702
Iへ飛んで、ベース熱源機器を大容量機へ変更するよう
にしてもよい。
容量比較によって各時間帯の最適なベース熱源機器の決
定を行うようにしたが、ランニングコスト比較によって
各時間帯の最適なベース熱源機器の決定を行うようにし
てもよい。例えば、80RTの電動チラーと50RTの
ガス吸収式冷温水発生器が設置されている現場におい
て、指定期間におけるその時間帯の平均負荷熱量が50
RTである場合、熱源機器容量比較ではガス吸収式冷温
水発生器がベース熱源機器となるが、時間帯が夜間であ
れば、夜間電力使用により、大容量の電動チラーをベー
ス熱源機器とした方が低コストとなる場合がある。この
ような場合には、ランニングコスト比較によって、大容
量の電動チラーをベース熱源機器とする。ランニングコ
スト比較による最適ベース熱源機器の決定は、多種類の
エネルギー(ガス、電気、ディーゼル)を使用している
場合に有効である。
定期間における各時間帯の熱負荷量の各範囲内に入る頻
度を円の面積で表示するようにしたが、必ずしも熱負荷
量としなくてもよく、エネルギー負荷一般に適用するこ
とができる。例えば、ポンプやファンのインバータ出
力、室内温湿度、熱源往温度、熱源還温度、VAV(可
変風量調節)ダンパ開度などとしてもよい。
発明によれば、定期的に収集蓄積された管理対象の負荷
に関する測定データを読み出し、所定の期間にわたり複
数の時間帯毎の負荷に関する物理量を求め、この求めた
時間帯毎の物理量が予め定められた範囲内に入る頻度を
求め、この求めた頻度を時間帯毎にその頻度に応じた面
積の絵柄で表示するようにしたので、管理対象の測定デ
ータを熱負荷データとすれば、指定期間における所定の
各時間帯の熱負荷量の予め定められた範囲内に入る頻度
が求められ、この求めた頻度がその頻度に応じた面積の
絵柄で表示されるものとなり、建物その他の施設におけ
る負荷状況を短時間で正確に判断し、各時間帯の負荷状
況に応じた最適なベース供給源を決定することが可能と
なる。また、本発明によれば、指定期間における所定の
各時間帯の熱負荷量が求められ、この求められた各時間
帯の熱負荷量に基づいて各時間帯毎に最適なベース熱源
機器が決定され、この決定された各時間帯のベース熱源
機器に基づいてベース熱源機器のタイムスケジュールが
変更され、この変更されたタイムスケジュールに従って
ベース熱源機器の自動切替が行われるものとなり、熟練
した技術者による負荷状況の分析、負荷状況の分析結果
に基づくベース熱源機器の手動切替が不要となる。
態として負荷状況分析支援装置を用いたシステムの要部
を示す図である。
の内部構成の概略を示す図である。
有する特徴的な機能を示す機能ブロック図である。
される負荷状況分析支援画面の一例を示す図である。
ートに表示されるバブルグラフの他の機能を説明する図
である。
温水流量を選択した場合に表示されるヒストグラムを例
示する図である。
処理動作を示すフローチャートである。
示す図である。
タイムスケジュールを示す図である。
御システムの計装図である。
示したトレンドグラフを示す図である。
グラフで示したヒストグラムを示す図である。
3,4…ヘッダ、5…空気調和機器、6…往水管路、7
…還水管路、8,9,10…温度計、11…流量計、1
5…制御装置(熱源コントローラ)、16…負荷状況分
析支援装置(最適熱源機器制御装置)、16−1…CP
U、16−2…ROM、16−3…RAM、16−4…
記憶装置、16−5…ディスプレイ、16−6…マウ
ス、16−7…キーボード、16−8〜16−11…イ
ンターフェイス、16A…データ収集部、16B…デー
タ蓄積部、16C…期間指定部、16D…頻度算出部、
16E…バブルグラフ作成部、G…負荷状況分析支援画
面、S(S0〜S3)…負荷状況分析支援シート、TG
(TG0〜TG3)…タグ、C1…冷温水負荷履歴表示
部、D1…外気温度履歴表示部、F1…ベース熱源機器
変更履歴表示部、L1…熱源機器の定格容量ライン、
L2…熱源機器の定格容量ライン、17…円(バブ
ル)。
Claims (5)
- 【請求項1】 施設における管理対象の負荷に関する測
定データを定期的に収集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集された前記測定データ
を蓄積するデータ蓄積手段と、 このデータ蓄積手段によって蓄積された前記測定データ
を読み出し、この測定データから所定の期間にわたり複
数の時間帯毎の負荷に関する物理量を求め、この求めた
時間帯毎の前記物理量が予め定められた範囲内に入る頻
度を求める頻度算出手段と、 この頻度算出手段によって算出された頻度を前記時間帯
毎にその頻度に応じた面積の絵柄で表示する頻度表示手
段とを備えたことを特徴とする施設管理支援装置。 - 【請求項2】 施設における管理対象の熱負荷データを
定期的に収集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集された前記熱負荷デー
タを蓄積するデータ蓄積手段と、 このデータ蓄積手段によって蓄積された前記熱負荷デー
タを読み出し、この熱負荷データから所定の期間にわた
り複数の時間帯毎の熱負荷量を求め、この求めた時間帯
毎の熱負荷量が予め定められた範囲内に入る頻度を求め
る頻度算出手段と、 この頻度算出手段によって算出された頻度を前記時間帯
毎にその頻度に応じた面積の絵柄で表示する頻度表示手
段とを備えたことを特徴とする施設管理支援装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載された施設管理支援装置
において、 前記頻度表示手段によって表示されている絵柄の中から
任意の絵柄を選択させる絵柄選択手段と、 この絵柄選択手段によって任意の絵柄が選択された場
合、前記物理量に関連する管理項目を表示する関連項目
表示手段と、 この関連項目表示手段によって表示された管理項目から
任意の管理項目を選択させる管理項目選択手段と、 この管理項目選択手段によって所望の管理項目が選択さ
れた場合、前記選択された絵柄に対応する時間帯の測定
データに基づくその管理項目のヒストグラムを表示する
ヒストグラム表示手段とを備えたことを特徴とする施設
管理支援装置。 - 【請求項4】 施設における管理対象の負荷状態に応じ
て熱源機器の運転台数および運転順序を制御する最適熱
源機器制御装置であって、 前記管理対象の熱負荷に関する測定データを定期的に収
集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集された前記測定データ
を蓄積するデータ蓄積手段と、 このデータ蓄積手段によって蓄積された前記測定データ
を読み出し、この測定データから所定の期間にわたり複
数の時間帯毎の熱負荷量を求め、この求めた時間帯毎の
熱負荷量に基づいて各時間帯毎に複数の熱源機器の中か
ら運転順位が第1番目のベース熱源機器を決定するベー
ス熱源機器決定手段と、 このベース熱源機器決定手段によって決定された各時間
帯のベース熱源機器に基づいてこのベース熱源機器のタ
イムスケジュールを変更し、この変更したタイムスケジ
ュールに従ってベース熱源機器の自動切替を行うベース
熱源機器自動切替手段とを備えたことを特徴とする最適
熱源機器制御装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載された最適熱源機器制御
装置において、 前記ベース熱源機器の変更履歴を表示するベース熱源機
器変更履歴表示手段を備え、 前記ベース熱源機器の変更履歴の表示欄にはコメントを
記載することの可能なメモ欄が設けられることを特徴と
する最適熱源機器制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001341623A JP2003148787A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 施設管理支援装置および最適熱源機器制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001341623A JP2003148787A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 施設管理支援装置および最適熱源機器制御装置 |
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ID=19155617
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2003148787A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2001-11-07 JP JP2001341623A patent/JP2003148787A/ja active Pending
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