JP2005208737A - 特許マップ作成システム及び特許マップ作成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 特許マップ作成システムの操作性を向上しながら分析機能を強化する。
【解決手段】 特許マップ作成システム2は、表計算ソフト3のマクロ機能を使用して、特許文献の書誌的情報及び評価情報を収容するデータシート4,評価軸情報を格納するXYリストシート5、各種のマップシート6、特許文献検索用のキーワード及びその検索結果を記憶するキーワードシート7,特許請求の範囲の第1項を読点で区切るように分解して記憶する構成要件分解シート8を定義する。
また、特許マップ作成システム2は、特許文献の各種一覧表を表示装置へリスト表示させるリスト表示制御部10,任意のキーワードによる検索結果を行うキーワード検索部11,特許文献の特許請求の範囲第1項の記載内容を分解する構成要件分解部12を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 特許マップ作成システム2は、表計算ソフト3のマクロ機能を使用して、特許文献の書誌的情報及び評価情報を収容するデータシート4,評価軸情報を格納するXYリストシート5、各種のマップシート6、特許文献検索用のキーワード及びその検索結果を記憶するキーワードシート7,特許請求の範囲の第1項を読点で区切るように分解して記憶する構成要件分解シート8を定義する。
また、特許マップ作成システム2は、特許文献の各種一覧表を表示装置へリスト表示させるリスト表示制御部10,任意のキーワードによる検索結果を行うキーワード検索部11,特許文献の特許請求の範囲第1項の記載内容を分解する構成要件分解部12を備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の特許文献を2つの評価軸の各評価値によってマトリックス状に分類した特許マップを作成する特許マップ作成システム及び特許マップ作成プログラムに関する。
従来より、パーソナルコンピュータにインストールされた表計算ソフト(例えば、マイクロソフト社製、エクセル(商標)などのスプレッドシートプログラム)を利用して、複数の特許文献を分析評価して特許マップを作成する特許マップ作成システムが知られている。
例えば、特許文献2記載の特許マップ作成システムにおいては、表計算ソフト(スプレッドシート・プログラム)などのマクロ機能を利用して、評価対象の特許文献の書誌的事項を公開特許公報データベースから基礎データシート上に取り込み、別途設定された評価軸と評価値を記憶した評価データシートを参照して、基礎データシート上の各特許文献に評価値を付与した評価済基礎データシートを作成していた。そして、この評価済基礎データシートに基づいて、各種特許マップを表示したり、グラフ表示や統計表の表示を行って、他社の技術動向などの検討に使用されていた。
特開平8−221435号公報(第3頁、図1)
特開2001−282852号公報(第6頁、図2)
特開2002−342447号公報(第3頁、図1)
しかしながら、近年、経営判断における特許分析の重要性が増し、特許マップ作成システムの操作性を向上しながらさらに分析機能を強化する必要があるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するため、複数の特許文献に対して、複数の評価軸によるそれぞれの評価値を付与して、マトリクス化やリスト化した特許マップを表示装置に表示する特許マップ作成システムにおいて、或る条件で抽出された複数の特許文献に対して、出願人毎に出願件数を集計し、出願件数の多い出願人順に当該出願人による前記特許文献を前記表示装置にリスト表示する第1リスト表示制御手段と、前記リスト表示から任意の出願人の選択入力を受け入れ、当該出願人による特許文献を前記表示装置にリスト表示する第2リスト表示制御手段と、を備えたことを要旨とする。
本発明に係る特許マップ作成システムによれば、或る条件で抽出された複数の特許文献から出願件数の最も多い出願人順に特許文献を自動的に並べ替えることができるので、出願人毎の特許出願状況を容易に把握することができるという効果がある。
次に図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、本発明で特許と呼ぶものには、実用新案を含むものである。言い換えれば、本特許マップ作成システム及び特許マップ作成プログラムは、特許及び実用新案を対象としているが、以下の説明では、単に特許と呼ぶことにしている。
図1は、本発明に係る特許マップ作成プログラムをユーザ端末1にインストールして実現された特許マップ作成システム2と他システムとの連携を説明するシステム全体図である。特許マップシステム2は、複数の特許文献に対して、複数の評価軸によるそれぞれの評価値を付与して、マトリクス化やリスト化した特許マップを図示しない表示装置に表示するものである。
システム全体は、ユーザ端末1と、特許情報サービス会社等が提供する公開特許情報検索システム31と、公開特許情報検索システム31から予約検索等によりダウンロードした特許文献の書誌的情報及び該特許文献毎に分類評価情報を蓄積した特許分類・評価システム32と、自社出願特許を出願前から権利消滅まで管理する自社特許管理システム33と、社内の発明届を電子メールで受け付ける電子発明届システム34とを備え、これらは相互に図示しないネットワークを介して接続され、必要に応じて相互に参照可能となっている。
公開特許情報検索システム31は、CD−ROMなどの記憶媒体によって発行される公開特許公報や特許公報などの書誌的事項(公報番号、出願番号、出願日、出願人、国際特許分類など)や請求の範囲・詳細な説明及び図面などの公報に関する詳細データを図示しない特許データベースに蓄積している。
また、公開特許情報検索システム31は、特許データベースを検索するための検索プログラムを内蔵して種々の検索条件式に該当する公報を検索することができるようになている。これにより、特許分類・評価システム32からの検索要求に応じて検索結果を返したり、ユーザ端末1からの特許文献番号による問い合わせに応じて特許文献の抄録や全文・全図等の詳細内容データを表示やダウンロードさせることができる。
電子発明届システム34は、社内発明者からの発明提案原稿および図面を電子的に受け付ける発明届の電子化システムであり、ユーザ端末1からの社内整理番号による問い合わせに応じて、発明提案原稿・図面、および発明届出時の知的財産部の評価および担当者名等を応答することができるようになっている。
自社特許管理システム33は、各種の期限管理や権利管理を行うと共に、自社出願特許に関する各種文献の電子保管を行うものである。
ユーザ端末1は、キーボード及びマウス等の入力装置、液晶表示装置等の表示装置及びハードディスク装置等の記憶装置を備え、公開特許情報検索システム31にアクセスして、検索・内容表示や、データのダウンロードができるようになっている。また、ユーザ端末1から電子発明届システム34にアクセスして、出願前の発明提案原稿および図面やその評価を検索・内容表示することができるようになっている。さらに、ユーザ端末1から社内整理番号により自社特許管理システム33にアクセスして、公開前の自社出願特許文献等の検索、内容表示ができるようになっている。
また、特許分類・評価システム32内の自社特許管理データは、自社特許管理システム33の情報にて自動的に更新するようになっている。
尚、特に限定されないが本実施形態では、特許分類・評価システム32の内部には、公開された特許文献データ毎の全情報(抄録、全文、全図)を保有することなく、書誌的事項のみを取り込むようにしている。そして、必要に応じて特許分類・評価システム32やユーザ端末1から特許公開番号や特許登録番号またはこれらに相当する符号番号により、公開特許情報検索システム31にアクセスして、当該特許文献の抄録、全文、全図を参照可能としている。
ユーザ端末1に本発明の特許マップ作成プログラムをインストールして構成される特許マップ作成システム2は、表計算ソフト3(例えば、Microsoft 社製、Excel (商標)などのスプレッドシートプログラム)と、詳細表示制御部13とを備えている。
詳細表示制御部13は、表計算ソフト3と連係して、データシート4上の特許文献、またはマップシート6上の特許文献の詳細内容(抄録、全文、全図等)を表示する場合、公開特許情報検索システム31,特許分類・評価システム32,自社特許管理システム33,電子発明届システム34にアクセスして、当該特許文献の詳細内容を取得して表示できるようになっている。
表計算ソフト3は、そのマクロ機能を使用して、評価対象の特許文献の書誌的情報及び評価情報を収納するデータシート4、評価軸情報を収納するXYリストシート5、縦の評価軸及び横の評価軸の組み合わせを有する複数のマップシート6が定義されている。そして、これらのシートに対して、データ入出力、データ選択、データ集計、グラフ作成等の操作により特許マップを作成して、図示しない表示装置に特許マップを表示したり、図示しない印刷装置へ出力して特許マップを印刷できるようになっている。
この表計算ソフト3による基本的な特許マップ作成機能は、本願出願人による特願2000−089866号に開示されたものと同様である。
データシート4、XYリストシート5及び複数のマップシート6などは、特許評価のテーマ毎に個別の名称が付与されて、特許マップファイル21(Excel ではブックと呼ばれる)として、特許マップ作成システム2からユーザ端末1の図示しない磁気ディスク装置等の補助記憶装置に入出力可能となっている。この入出力機能は、表計算ソフト3の入出力機能を使用した特許マップ入出力部9により行われる。
複数のマップシート6には、例えば、出願人、出願年、技術的分類(IPC分類など)の中から選択された2つの組み合わせによる定型特許マップシートや、各種統計マップシート、定型バブルチャートシート、共同出願人マップシート、独自情報によるマップシート等が含まれる。
特許マップ入出力部9は、入力機能と出力機能とを有する。特許マップ入出力部9の入力機能は、既存又は作成中の特許マップファイル21やデータ/XYリストシート22から特許マップデータをデータシート4へ入力する。また、新たな特許文献に基づいて新規な特許マップを作成したり、既存の特許マップに新たな特許文献データを追加したりする場合、CSV形式の入力ファイル24からデーターシート4へ特許文献の書誌的事項を取り込む。
特許マップ入出力部9の出力機能は、特許マップブックを構成するデータシート4,XYリストシート5及びマップシート6から、保存用の特許マップブックとして特許マップファイル21、特許マップブックに代わる軽量化したデータとしてデータシートとXYリストシートとの対であるデータ/XYリストシート22を出力したり、特許マップシステムを有しないユーザー端末へ特許マップを送信して表示させるためや可搬型記憶媒体へ出力するためにHTML出力ファイル23へ特許マップを出力する。
次に本発明の特徴として、表計算ソフト3には、そのマクロ機能を使用して、検索用のキーワードとその検索結果を収容するキーワードシート7、及び特許請求の範囲を分解した結果を収容する構成要件分解シート8が定義されている。
さらに、表計算ソフト3には、そのマクロ機能を利用して、リスト表示制御部10,キーワード検索部11,構成要件分解部12が設けられている。
リスト表示制御部10は、或る条件で抽出された複数の特許文献に対して、出願人毎に出願件数を集計し、出願件数の多い出願人順に当該出願人による特許文献を表示装置にリスト表示する第1リスト表示制御手段と、リスト表示から任意の出願人の選択入力を受け入れ、当該出願人による特許文献を表示装置にリスト表示する第2リスト表示制御手段と、後述するキーワード検索部11により検索された特許文献を表示装置にリスト表示する第3リスト表示制御手段と、第3リスト表示制御手段によるリスト表示中の最新の出願日を有する特許文献と最古の出願日を有する特許文献とを他の特許文献とは異なる色分けにより前記表示装置に表示する最新最古表示制御手段と、キーワード検索部11により検索されなかった特許文献を表示装置にリスト表示する第4リスト表示制御手段とを備えている。
キーワード検索部11は、任意のキーワードの入力を受け入れ、複数の特許文献から特許請求の範囲に前記キーワードを含む特許文献を検索するキーワード検索手段と、キーワード検索手段によるヒット件数、および該ヒット件数の検索対象の全数に対する比率であるヒット率を算出して表示装置に表示する統計表示手段とを備えている。
構成要件分解部12は、特許文献毎に特許請求の範囲第1項を読点で区切られた構成要件毎に分解する構成要件分解手段と、この分解した構成要件に、出願番号及び該構成要件の記載順位を関連づけて記憶手段に記憶させる構成要件記憶制御手段と、分解された構成要件毎に表示装置に表示させる構成要件表示制御手段とを備えている。
図2は、本発明に係る特許マップ作成システムにおける特許マップ作成の全体の流れを説明する概略フローチャートである。
特許分類・評価システム32は、公開特許情報検索システム31から予約検索により、新規特許文献データの書誌的情報を取り込む。
この新規特許文献データの取込には、公開特許情報検索システム31に抽出用の検索式を予め登録しておき、定期的に公開特許情報検索システム31に格納された最新特許を自動的に検索式で抽出した結果の通知を電子メール等により受ける。そして、検索結果の特許文献データを例えば、レコード内のデータをカンマで区切ったCSV形式等で特許分類・評価システム32に取り込む。
これは、一般に選択的情報配信(SDI、Selective Dissemination of Information)とよばれていて、特許文献の検索式を予め登録して、当該検索式に適合する特許文献を抽出した結果の配信を受けることを予約検索機能と呼んでいる。前記検索式の例としては、関係業界に属する出願人やIPC分類による技術範囲がある。
特許マップ作成システムは、まず、ステップ(以下、ステップをSと略す)10でデータシート4を初期化し、S12で次いで評価軸を設定してXYリストシート5に書き込む。この評価軸には、技術分類の部位部品による評価軸(X軸)、技術分類の機能による評価軸(Y軸)、重要度、審査請求、採用状況、IPC分類、出願人、出願年等を含む。
次いで、S14で、評価対象特許の書誌的事項を入力ファイル24から取り込み、データシート4へ格納する。データシートの詳細は、図5を参照して後述する。S14で取り込む入力ファイル24は、特許分類・評価システム32から検索条件で抽出した評価対象特許の書誌的事項を格納するファイルであり、例えば、1件毎の特許文献情報を1レコードとし、レコードを構成する各フィールドをコンマで区切ったCSV形式として作成される。
次いで、S16でデータシート4上の各特許文献を詳細表示させながら、S18でXYリストシート5で定義した複数の評価軸によるそれぞれの評価値をデータシート4上の各特許文献に選択入力し、S20で次レコードがなくなるまで、S16とS18とを繰り返す。データシート4上の全てのレコードに評価値が付与された状態を評価済データシートとも呼ぶ。
次いで、S22で、こうした評価済みのデータシート4に含まれる特許文献を必要に応じて検索条件により絞り込み、データシート上の全特許文献、または絞り込まれた特許文献に対して、2つの評価軸の組み合わせによる種々のマトリクス集計をしたマップシート6を作成する。
次いで、S24で、このマップシート6に基づいて各種特許マップを表示装置に表示したり、印刷装置へ出力したり、S26で特許マップのマトリクスの特定のセルを選択して、S28で当該セルの特許文献の詳細情報(抄録、全文、全図)を公開特許情報検索システム31,自社特許管理システム33、電子発明届システム34を参照して表示装置に表示する。
尚、S22で作成したマップシート6は、棒グラフ等のグラフ表示をしたり、各種統計表を表示したりすることに用いられる。
図3は、特許分類・評価システム32の関係データベースを構成する各テーブル間の連携を説明するER(Entity Relationship )図であり、線分によるテーブル項目間の接続は、「1対1」の関係を示す。また、矢印によるテーブル項目間の接続は、「1対多」の関係を示し、矢の元が「1」、矢の先が「多」である。
図3に示すように、特許分類・評価システムのデータベースは、出願番号を主要なキーとして、各特許文献データテーブルを関連づけている。また出願番号は、書誌データテーブル107と出願前から社内特許文献情報を管理している社内特許文献データテーブル101とのリンクにもなっている。これにより、他社特許文献を含む公開特許情報と社内特許文献情報とを一元管理することができるようになっている。
社内特許文献データ(Aデータとも呼ぶ)101は、識別番号であるID、公報種別、公開番号、公告番号、登録番号、公開日、公告日、登録日、発明の名称、国際特許分類IPC、出願番号、出願日、出願人、発明者、社内整理番号、技術グループ、知財担当者、発明提案を行った届出部署等を格納している。
また図示しないが、社内特許文献データ101は、外国出願に関する項目や、特許とその適用製品の会社への貢献度に関するデータを格納している。
発明者テーブル103は、出願番号、発明者の氏名、発明者の記載順位を格納している。
出願人テーブル105は、出願番号、出願人の氏名又は名称、出願人の記載順位を格納している。
書誌データテーブル107は、公開番号、発明の名称、IPC分類、出願人、特許(公告)番号、出願番号、出願日、公開日、発明者、特許文献データを取り込んだ年月日を示す取込日、等を格納している。
集計出願人テーブル109は、集計コード、集計出願人、出願人の氏名又は名称を格納している。
評価マスタ111は、識別番号であるID、特許文献の重要度を示す評価コードを格納している。
Fタームデータテーブル113は、公開番号、出願番号、Fタームのテーマコード(5桁)、図示しないが観点(2桁のアルファベット)及び数字(2桁)を格納している。Fタームとは、File Forming Term の略号で、特許審査の先行技術調査を効率的に行うために、機械検索用に開発された技術項目である。Fタームは、FI分類の特定の範囲を「製法」「組成」「用途」「構成」「方法」など種々の観点で対象公報を分析して付与されており、詳細な検索を可能とする検索コード体系である。2000年以降の公開特許公報には、Fタームが記載されている。
マップデータテーブル115は、マップデータの番号であるMAP_No、管理番号、出願番号、X軸名、Y軸名、社内整理番号、分類コード、等を格納している。
分類データテーブル117は、出願番号、第1階層グループの分類を示す技術コード、社内の詳細な技術分類コードである社内技術分類コード等を格納している。
評価データテーブル119は、出願番号、技術コード、社内技術分類コード、評価した担当者名、評価の入力日、評価の順位等を格納している。
書誌データテーブル107の出願番号に対して、分類データテーブル117および評価データテーブル119は、[1:多]の対応関係にあるので、特許評価データベース53は、1件の特許文献についても複数の分類・評価データを有することができる。
Fターム基本台帳テーブル121は、特許情報サービス会社等から購入したデータであり、テーマコード、テーマ名、当該テーマが対応するFI範囲、Fタームを格納している。尚、図3には図示しなかったが、Fターム基本台帳テーブル121のFタームは、Fタームデータテーブル113の観点及び数字に1対多の対応関係がある。
テーマデータテーブル123は、公開番号、出願番号、評価テーマ名を格納している。技術分類コードテーブル125は、識別番号であるID、第1階層グループの分類を示す技術分類、技術分類に対して付与されたコードである技術コードを格納している。
分類詳細データテーブル127は、IPC分類、IPC分類に対する説明を格納している。テーママスタテーブル129は、識別番号であるID、評価テーマ名を格納している。
配布テーブル131は、識別番号であるID、評価対象の複数特許文献が第1階層グループに分類される基準である技術グループの分類を示す技術コード、第2階層グループの特許文献を評価する評価担当者の氏名である担当、技術グループ毎の代表ワークステーションのメールアドレスである技術グループメールアドレス、前記担当のメールアドレスである担当メールアドレスを格納している。
社内技術分類テーブル133は、第1階層グループの名称である技術分類、技術分類のコードである技術コード、評価軸のコードである軸コード、評価軸毎の技術分類の大分類、大分類コード、同中分類、中分類コード、同小分類、小分類コード、図示しないが同細分類及び細分類コード、大分類コードから細分類コードまでを纏めた社内技術分類コード、社内技術分類表示名等を格納している。
次に、図4のデータシート表示画面、図5のXYリストシート表示画面を参照して、本特許マップ作成システムにおけるデータシート及びXYリストシートを説明する。
図4において、データシート表示画面は、[評価等の入力/内容表示]釦301と、[出願年、出願人、分類コード自動入力]釦302と、[メニューに戻る]釦303と、[RAM]というテーマ名が表示されたテーマ名表示窓304を備えている。
テーマ名表示窓304に表示されるテーマ名は、特許マップファイル(ブック)21に付与された名称が用いられる。
データシート表示画面は、データシートの内容を表示する欄として、公開番号を表示する公開番号欄305,発明の名称を表示する名称欄306,IPC分類を表示する分類欄307,出願人を表示する出願人欄308,特許(公告)番号を表示する特許(公告)番号欄309,出願番号を表示する出願番号欄310,公開日を表示する公開日欄311,出願日を表示する出願日欄312,発明者を表示する発明者欄313,発明の特徴点を表示する特徴点欄314,例えば技術分類の部位部品軸であるX軸の評価値を表示するX軸欄315,例えば技術分類の機能軸であるY軸の評価値を表示するY軸欄316,重要度により付与された評価値を表示する重要度欄317,審査請求の状況による評価値を表示する審査請求欄318,採用状況による評価値を表示する採用状況欄319,社内整理番号を表示する社内整理番号欄320,IPC分類コードをさらにデータシート内でコード化した分類コード欄321,出願人をデータシート内でコード化した出願人コード欄322,及び出願年をデータシート内でコード化した出願年コード欄323を備えている。
以上の各欄は、データシートの特許文献情報であるレコードが有するフィールドに対応している。そして、複数の特許文献に関する各書誌的事項がデータシートに取り込まれた後に、[出願年、出願人、分類コード自動入力]釦302をクリックすると、データシートの分類コード欄321及び出願人コード欄322に、自動的に頻度の高いものから順に数字コードが付与されて、表示画面に表示されるとともに、図5で説明するXYリストシートの分類欄406及び出願人欄407にも同じ数字コードが付与される。
また、社内整理番号欄320の内容は、図1の社内整理番号対応表25を参照して、データシートの特許文献毎に出願番号に対応する社内整理番号を社内整理番号フィールドに格納したものである。
[評価等の入力/内容表示]釦301は、選択されたデータシート上の特許文献の詳細内容(抄録、全文、全図)を表示させながら、該特許文献に対する評価値を入力するために使用するものである。[評価等の入力/内容表示]釦301がクリックされると、データシート表示画面から図示しない評価入力画面へ移り、XYリストシート5に定義されたX軸の技術分類、Y軸の技術分類、重要度、審査請求の状況、採用状況等の各評価項目の評価値、及びフリーワードで記述可能な特徴点を入力可能な画面となる。
また、評価入力画面では、選択されている特許文献の公開番号、出願番号、または社内整理番号を検索条件として、公開特許情報検索システム31,自社特許管理システム33,または電子発明届システム34をアクセスして、詳細内容を取得し、詳細内容を表示装置の画面に表示するようになっている。
また、評価入力画面からは、社内整理番号を検索条件として、電子発明届システム34をアクセスして、発明を届出した部署、発明提案書の内容、社内発明者、知的財産部の担当者、知的財産部の評価、研究テーマ番号等を表示装置へ表示可能となっている。
さらに、評価入力画面からは、社内整理番号を検索条件として、自社特許管理システム33をアクセスして、発明が適用(予定も含む)された車種機種、外国出願の有無、審査請求の有無、審査請求日、権利の生死、当該発明の会社への貢献度等を表示装置の画面に表示するようになっている。
図5は、図1のXYリストシート5を表示した画面の例である。XYリストシート5は、X軸評価値、Y軸評価値、重要度、審査請求、採用状況、IPC分類、出願人、出願年の各フィールドと、これらの各フィールドに対応する評価値を数字化したフィールドを有する。そして、XYリストシートを表示した画面には、上記各フィールドに対応して、X軸評価値を表示するX軸欄401,Y軸評価値を表示するY軸欄402,重要度を表示する重要度欄403,審査請求の状況を表示する審査請求欄404,製品への採用状況を表示する採用状況欄405,IPC分類を表示する分類欄406,出願人を表示する出願人欄407,出願年を表示する出願年欄408を有する。そして、各欄には、例えば、X軸のモータには1、Y軸の電力消費は2,審査請求の満了は4、というように評価値を数字化した値が同時に表示されている。
図6に示す一覧表示画面(リスト表示画面)は、公報抽出機能、技術グループ及び又は担当者設定機能、公報一覧表示機能を提供している。公報抽出を行う場合は、取込日メニュー701で取り込み日を選択し、必要に応じて技術Gメニュー703,担当者メニュー705で技術グループ、担当者を選択した後、[抽出]釦707をクリックすると、選択した条件で公報が抽出され、公報の一覧表が画面下部の一覧表示エリア729に表示される。
一覧表示エリア729は、データ番号欄731,公開番号欄733,発明の名称欄735,IPC分類欄737,出願人欄739,出願番号欄741,発明者欄743,取込日欄745を備えて、それぞれのデータ項目が表示されるようになっている。
一覧表示中の画面から公報一つを選択する場合、当該公報の表示行をマウスでクリックすることにより選択可能となっている。
技術グループ及び又は担当者を設定する場合、技術Gメニュー709で技術グループを選択し、担当者メニュー711で担当者を選択して、[設定]釦713をクリックする。この場合、一覧表表示エリア729内の選択した行のみ設定するか、全行一括設定するか、特許文献の詳細を表示中の行である詳細表示行のみ設定するかの設定モードを選択できるようになっている。
図6の一覧表示画面の右側上部には、[戻る]釦715,[技術評価]釦717,[検索条件]釦719,[評価状況]釦721が設けられ、それぞれの釦をクリックすると、図示しないメイン画面、図7の評価画面、図8の検索条件指定画面、図示しない評価状況確認画面へ遷移する。評価状況確認画面は、各評価担当者の特許文献毎の評価状況を確認する画面である。
また、図6の一覧表示画面の右側上部には、[技術G窓口メール送信]釦723、[担当者メール送信]釦725、[データ取込]釦727が設けられている。
[技術G窓口メール送信]釦723をクリックすると、技術コード毎に予め定められた代表ワークステーション5へ分配処理要求メールを送信できるようになっている。また[担当者メール送信]釦725をクリックすると、担当ワークステーション7へ評価処理要求メールを送信できるようになっている。
[データ取込]釦727は、外部から各種のデータを取り込む場合に使用され、[データ取込]釦727をクリックすると、データ取込メニューが開いて、外部公報データ(Sデータ)取込、外部評価データ取込−部位部品軸、外部評価データ取込−機能軸、Fタームデータ取込、既存特許マップ取込が選択可能となる。このメニューからデータ取込を選択して実行する。
図7に示す評価画面は、詳細表示画面とも呼ばれ、一覧表示された複数の特許文献から任意の特許文献を選択して、その内容を詳細表示する画面である。
図7の評価画面は、表示中の特許文献の番号を表示する番号表示部801と、出願人を表示する出願人表示部803と、表示する特許文献を抽出群から選択する選択部805と、例えば特許文献の重要度を示す評価コードを設定する評価コード設定部807,特許文献が対象装置のいずれの部位又は部品に該当するかを設定する部位/部品軸設定部809,特許文献が対象装置のいずれの機能に該当するかを設定する機能分類軸設定部811と、特許文献の特徴点を記述したテキストを入力する特徴点ウィンドウ827とを備えている。
また図7の評価画面は、表示エリア825に抄録(例えば、書誌と要約書)を表示した状態であり、[抄録⇒全文表示]釦821をクリックすると、表示エリア825に明細書全文及び図面全体を表示することができるようになっている。逆に全文表示状態では、図示しない[全文⇒抄録表示]釦が現れ、この釦をクリックすると、全文から抄録表示に切り替わる。表示エリア825は、[△]と[▽]のスクロール釦829,831により表示部分を任意に選択可能である。
また図7の評価画面は、評価コード設定部807,部位/部品軸設定部809,機能分類軸設定部811を備えると共に、特徴点ウィンドウ827と、[キーワード検索]釦833と、を備えている。評価担当者は、特許文献の抄録または全文を表示しながら、上記メニュー及びウィンドウを使用して評価コード、部位/部品軸、機能分類軸、特徴点を示すテキストをそれぞれ入力することにより、当該特許文献の評価を行う。
また、[キーワード検索]釦833は、評価画面の呼出元の一覧表示画面中の特許文献からキーワード検索して、キーワードを含む特許文献を抽出する機能を実現するものである。
図8の検索条件指定画面は、出願人や、出願年、各種評価軸による検索条件を指定して、検索実行を指示する画面である。この検索条件指定画面は、[戻る]釦901,表示パターン選択部903、技術グループ選択部905、担当者選択部907、部位部品軸選択部909,機能軸選択部911,テーマ選択部913,出願人選択部915,評価コード選択部917,フリーキーワード入力部919,データ範囲選択部921,Aデータ(社内データ)設定部923,[クリア]釦924,[CSV出力]釦923,[抽出]釦925を備えている。
表示パターン選択部903は、検索対象となる特許文献データを公開公報のみか、社内特許データを含めて検索するかなどを選択する。技術グループ選択部905は、技術グループで検索対象を絞り込むときに設定される。担当者選択部907は、担当者で検索対象を絞り込むときに設定される。
部位部品軸選択部909,機能軸選択部911,テーマ選択部913,出願人選択部915,評価コード選択部917は、それぞれ部位部品軸、機能軸、テーマ、出願人、評価コードを検索条件として指定する。
フリーキーワード入力部919はフリーキーワードによる検索を可能とし、データ範囲選択部921は、検索対象のデータ範囲を年月日による期間または取込日の選択でおこなう。Aデータ(社内データ)設定部923は、自社特許管理システム33が記憶する社内特許データへの検索条件指定画面への遷移に使用する。
また、[クリア]釦924は設定した検索条件をクリアして再設定することを可能とし、[CSV出力]釦923は、設定した検索条件をCSV形式で出力する。[抽出]釦925は、指定された検索条件で特許文献の抽出を実行する。
図9の検索結果一覧表示画面は、図8の検索条件指定画面で検索条件を入力して、[抽出]釦925を押下した場合の検索結果表示画面の例を示す図である。
図9において、検索結果一覧表示画面は、全検索データを分母とし選択中のデータ番号を分子として表示する検索データ番号表示部1101と、選択中のデータの詳細表示を行う[詳細]釦1103と、選択データ番号を上下させるデータ選択部1105と、選択結果をテーマとして登録する[テーマ登録]釦1107と、[戻る]釦1109と、技術評価画面へ遷移する[技術評価]釦1111と、選択結果をCSV形式で出力する[CSV出力]釦1113と、選択結果をマトリクスまたは3D棒グラフとして表示する[マトリクス/グラフ]釦1115と、検索結果の一覧を表示する一覧表示エリア1117と、一覧表示エリアの縦スクロールを指示する[縦スクロール]釦1119と、一覧表示エリアの横スクロールを指示する[横スクロール]釦1121とを備えている。
また、一覧表示エリア1117は、図9に示したデータ番号欄1123,公開番号欄1125,特許(公告)番号欄1127,登録番号欄1129,公表番号欄1131,国際公開番号欄1133,公開日欄1135,公表日欄1137,公告日欄1139,登録日欄1141以外に、特許文献の書誌データの内容が表示可能となっている。
そして、[詳細]釦1103を押下すると、図7に示したような選択されている特許文献の詳細情報(抄録、または全文及び全図)が一覧表示エリア1117の上にオーバレイされて表示されるようになっている。
次に、図6、図8及び図15のフローチャートを参照して、本実施形態におけるリスト表示制御部10の動作を説明する。
まずユーザが特許マップ作成プログラムを起動するか、特許マップファイル(特許マップブック)21を開くと、ステップS102で、リスト表示制御部11は、図示しないメイン画面(メニュー画面)をユーザ端末1の表示装置に表示する。
次いで、ユーザがステップS104でメイン画面中の[取り込みデータ一覧]釦をクリック(押下)すると、リスト表示制御部11は、ステップS106で表示装置に図6に示したような取り込みデータ一覧表示画面をリスト表示する。
図6の取り込みデータ一覧表示画面で、取込日メニュー701で取り込み日を選択し、必要に応じて技術Gメニュー703,担当者メニュー705で技術グループ、担当者を選択した後、[抽出]釦707をクリックすると、選択した条件で公報が抽出され、公報の一覧表が画面下部の一覧表示エリア729にリスト表示される。
また、以前に作成された特許マップファイル(特許マップブック)21を開くと、その特許マップファイルのデータシート4に格納された複数の特許文献が一覧表として、一覧表示エリア729にリスト表示される。
これらの表示状態で、ステップS108において、ユーザが、図6の取り込みデータ一覧表表示画面中の[出願人ソート]釦728をクリックすると、リスト表示制御部11は、ステップS110からステップS116の一連の処理を行う。
ステップS110では、一覧表示中の複数の特許文献から、出願人毎に特許文献の件数を計数し、ステップS112において出願件数の多い順に出願人を並べ換え、ステップS114において並べ換えた出願人順に特許文献を並べ替えて、ステップS116においてへ並べ換ええられた特許文献を図6の一覧表示エリア729へリスト表示する(第1リスト表示制御手段)。
次いで、この表示状態で、ステップS118において、ユーザが[検索条件]釦719を単にクリックするか、或いは出願人欄739の或る出願人の名称をドラッグした後に[検索条件]釦719をクリックすると、図8に示すような検索条件指定画面へ移る。
図8の検索条件指定画面では、出願人指定欄915に指定された出願人による検索・抽出ができるようになっている。出願人の名称がドラッグされていれば、図8の出願人欄915に自動的にドラッグした内容が表示されるので、ステップS120において、ユーザは、これを確認したり修正したりする。出願人の名称がドラッグされていない場合には、キーボードから出願人欄915へ出願人の名称を入力する。
次いで、ステップS122において、ユーザが図8の[抽出]釦925をクリックすると、リスト表示制御部11は、ステップS124において、指定された出願人の特許文献を抽出し、ステップS126において、図6の一覧表示エリア729にリスト表示して、処理を終了する(第2リスト表示制御手段)。
次に、図7、図10〜図12のキーワード検索画面の表示例、及び図16のキーワード検索フローチャートを参照して、本実施形態におけるキーワード検索部11の動作を説明する。
まずユーザは、ステップS152において、図15で説明したような操作により、リスト表示制御部10に図6の一覧表示画面を表示させ、さらに一覧表示の中から任意の特許文献の詳細表示を行う図7の様な評価画面(詳細表示画面)を表示させる。次いで、ユーザは、ステップS154において、任意の文字列をキーワードとしてキーボードから入力するか、或いは、表示中の文字列からキーワードを指定するかを決めることにより、キーワードの入力方法を選択する。
図7の画面から表示中の文字列からキーワードを指定する場合、ユーザはステップS162へ進み、表示画面中の文字列をマウスでドラッグし、ステップS164で図7の[キーワード検索]釦833をクリックする。
[キーワード検索]釦833がクリックされると、これを認識したキーワード検索部11は、ステップS166で図10に示すようなキーワード検索画面を表示して、S168へ移る。
図10において、キーワード検索画面は、出願人選択窓1301と、追加検索キー表示窓1303と、[キー追加]釦1305と、[検索実行]釦1317と、検索対象選択窓1319と、検索結果表示窓1321とを備えている。
出願人選択窓1301は、周知のプルダウンメニュー構成となっており、検索対象の特許文献群(図6で一覧表示された特許文献群)から出願人を多い順に並べたメニューから出願人を選択、又は全出願人を対象として選択指定できるようになっている。
追加検索キー表示窓1303は、図16のステップS162でドラッグされた文字列が追加するキーワードとして表示される。追加検索キー表示窓1303に表示された文字列は、ユーザ端末1のキーボードから変更可能となっている。
[キー追加]釦1305は、追加検索キー表示窓1303に表示された文字列をキーワードとして追加することを指示する釦である。
検索キー表示窓1307は、キーワードシート7(検索履歴記憶手段)に記憶されたキーワードをリスト表示する窓である。キーワードシート7には、キーワードに関連づけて、該キーワードによる検索結果として該キーワードがヒットした特許文献の出願番号、及びヒット率、ヒット数が記憶されている。さらにキーワードシート7に記憶されたキーワードは、ヒット数またはヒット率の大きいものから順序づけられていて、キーワードシート7を呼び出して表示した場合に、ヒット率の大きいものから順に表示装置に表示されるようになっている。
検索キー表示窓1307は、それぞれのキーワードの文字列を表示する検索キー表示部1309と、各キーワード毎に設けられた、表示指示部1311、更新指示部1313、削除指示部1315とを備えている。
表示指示部1311、更新指示部1313及び削除指示部1315は、カーソルを合わせて、マウスをクリックする度に、非選択状態を示すブランクと、選択状態を示すチェック印(∨)とが交互に表示されるようになっている。
[検索実行]釦1317は、表示指示部1311にチェック印が付与されたキーワードにより特許文献群を検索して、該当する特許文献を検索結果表示窓1321へ表示させるものである。
検索対象選択窓1319は、プルダウンメニュー構成となっており、それぞれ特許文献の全文、特許請求の範囲、特許請求の範囲第1項、目的及び効果、要約等をキーワード検索の対象範囲として指定することができるようになっている。検索結果表示窓1321は、後述する図12のように検索結果を表示する。
図16のステップS154に戻って、図7の画面から任意の文字列を入力する場合、ユーザはステップS156へ進み、図7の[キーワード検索]釦833をクリックする。次いでステップS158において、キーワード検索部11は、[キーワード検索]釦833がクリックされたことを認識すると、図10に示したようなキーワード検索画面を表示装置へ表示する。次いでユーザは、ステップS160で、キーワード検索画面中の追加検索キー表示窓1303へ、キーワードとする文字列をキーボードから入力する。
ステップS168では、その画面中の追加検索キー窓1303に、ステップS162でドラッグされた文字列(図示の例では、デリバリパイプ)、またはステップS160で入力された文字列を表示する。
次いでステップS170では、ユーザは[キー追加]釦1305をクリックする。[キー追加]釦1305がクリックされると、キーワード検索部11は、ステップS172において、追加キーワードをキーワードシート(図1のキーワードシート7、検索履歴記憶手段に相当)上に追加する。次いでステップS174で、キーワード検索部11は、検索キー表示窓1307に追加したキーワードを表示する。この状態を図11に示す。
図11では、キーワード検索部11により、検索キー表示窓1307の2行目に[デリバリパイプ]という文字列がキーワードとして追加されているとともに、キーワード[デリバリパイプ]に対応する表示指示部1311にチェック印(∨)が付与されている。
次いでユーザは、ステップS176で、同時検索するキーワードがあれば、そのキーワードに該当する表示指示部1311にチェック印(∨)を付与し、ステップS178で検索対象選択窓1319を使用して検索する特許文献の範囲を指定する。
次いでユーザがステップS180で[検索実行]釦1317をクリックすると、キーワード検索部11は、ステップS182で、指定された範囲で、各特許文献をキーワード検索する。ここで、複数キーワードの表示指示部1311にチェック印(∨)が付与されていれば、複数のキーワードのアンド(論理積)条件で検索を実行する。
そしてキーワード検索部11は、ステップS184で、キーワードと、該キーワードを含む特許文献と、検索対象の特許文献数に対するキーワードを含む特許文献数(言い換えればヒットした特許文献の数)、及びヒット率を検索履歴記憶手段であるキーワードシート7に格納する。このとき、キーワードのヒット率が高いものほど先になるようにキーワードの順序を入れ替えて、キーワードシート7に格納する。次いで、ステップS186で、検索結果及び検索統計データを図12のように表示装置に表示して終了する。
図12は、キーワード検索部11による検索結果表示例を示す図であり、この例では、キーワードとして[デリバリパイプ]が用いられ、ヒット率表示欄1329に表示されたヒット率は4.4%であり、ヒット数/全数表示欄1331に表示されたヒットした特許文献数(ヒット数)は3、検索対象の特許文献数(全数)は68である(統計表示制御手段)。
また図12の検索結果表示窓1321には、特許文献のキーワード検索結果がリスト表示されている。この検索結果表示窓1321は、特許文献の公開番号を示す公開番号欄1323、発明の名称を示す名称欄1325、キーワード検索結果欄1327を備えている。キーワード検索結果欄1327には、当該キーワードを含むものには○、含まないものには×の表示が行われている(第3リスト表示制御手段)。
さらに、図12には、[最新/最古表示]釦1333が設けられ、この[最新/最古表示]釦1333がクリックされると、検索結果表示窓1321中の特許文献中のキーワード検索結果欄1327に○表示された各特許文献の出願日を相互に比較し、最新の出願日を有する特許文献と、最古の出願日を有する特許文献とを選び出し、最新特許文献と最古特許文献とを他の特許文献とはそれぞれ異なる色で表示装置に表示する。例えば他の特許文献が黒色で表示されている場合、最新特許文献を赤色で、最古特許文献を青色で表示する(最新最古表示制御手段)。
また、キーワード検索結果を表示装置に表示する方法として、キーワードがヒットした特許文献のみを検索結果表示窓1321に表示するようにしてもよい(第3リスト表示制御手段)。この場合、検索に使用したキーワードの表示指示部1311に設定されたチェック印(∨)を外してブランクとした後に、[検索実行]釦1317をクリックすることにより、検索対象の全特許文献を検索結果表示窓1321に表示するようにしてもよい(表示復帰手段)。
さらに、キーワード検索部11に、キーワードで検索されなかった特許文献を表示させる機能を設けてもよい。例えば、図12のキーワード検索画面の[検索実行]釦1317の付近に、[ミスヒット表示]釦を設ける。そして、[検索実行]釦1317によりキーワード検索を実行して、キーワードがヒットした特許文献が表示されている場合に、ユーザがこの[ミスヒット表示]釦をクリックすると、キーワード検索部11からリスト表示制御部10へ指示を出すことにより、直前のキーワード検索でヒットしなかった特許文献が検索結果表示窓1321へ表示される(第4リスト表示制御手段)。このミスヒット表示中は、前記[ミスヒット表示]釦は、[全件表示]釦に変わり、この[全件表示]釦をクリックすると、検索結果表示窓1321に表示される一覧表示は、キーワード検索前の全件表示に復帰する(表示復帰制御手段)。
尚、図示しないメイン画面でユーザが[検索キーワード追加]釦をクリックしても図16のステップS156と同様の作用により、ステップS158へ移り、その後の処理を行うことができるようになっている。
次に、図13、図14の構成要件分解画面の表示例及び図17の構成要件分解フローチャートを参照して、本実施形態における構成要件分解部12の動作を説明する。
図示しないメニュー画面から[構成要件分解]釦がクリックされると、図13の構成要件分解画面が表示され、処理対象の各特許文献の特許請求の範囲第1項が読点で区切られた各構成要件に分解されて、構成要件毎に一行ずつ表示される。
図13において、構成要件分解画面は、検索文字列表示窓1401と、検索文字列表示窓1401に表示された文字列を有する構成要件を抽出すつための[抽出]釦1403と、後述する簡略表現欄1417に挿入する文字列を指定する簡略表現文字列表示窓1405と、簡略表現欄1417を一括して更新する[一括更新]釦1407と、後述する構成要件毎の更新指示欄1419にチェック印(∨)が設定された簡略表現欄に簡略表現文字列を挿入することを指示する[簡略表現個別更新]釦1409と、分解結果の構成要件毎に一行ずつ表示する構成要件表示窓1411とを備えている。
構成要件表示窓1411は、分解した各構成要件毎に、出願番号を表示する出願番号表示欄1413と、構成要件の内容(文字列)を表示する構成要件表示欄1415と、構成要件毎にその中のキーワードに対応する慣用技術用語を挿入するための簡略表現欄1417と、構成要件毎に簡略表現欄を更新するか否かを指示する更新指示欄1419と、を備えている。
図17は、構成要件分解部12による構成要件分解処理の動作を説明するフローチャートである。このフローチャートでは、処理対象の特許文献を識別する制御変数iと、特許文献中の構成要件を識別する制御変数jを使用している。ここで制御変数iは、構成要件分解処理の内部では、出願番号と1対1対応するものである。
まずステップS202で、構成要件分解部12は、処理対象の特許文献をリスト表示する。例えば特許マップファイルをエクセルのブックとして開いた場合には、このブックに含まれるデータシート4が収容する特許文献群を処理対象として認識し、表示装置へ特許文献の一覧表示が出力される。次いで、ステップS204で制御変数iの値を1に初期化する。ステップS206では、データシート4上のi番目の特許文献、または一覧表示中のi番目の特許文献が構成要件分解処理対象として選択される。次いでステップS208でi番目の特許文献の請求項1を読み込み、ステップS210で請求項1の中の句点(。)の数を計数し、ステップS212で句点の数が1か否かを判定する。通常の特許請求の範囲の記載方法では、請求項毎の句点の数は1であるが、例外もあるため判定する。
ステップS212の判定がNoの場合には、人手介入により構成要件を分解するなどを行う例外処理へ移る。ステップS212の判定がYesの場合には、特許請求の範囲の記載方法が適当として、ステップS214へ進む。ステップS214では、構成要件識別用制御変数jを1に初期化する。ステップS216では、請求項1の文字列を一字ずつ取り出し、ステップS218で文字コードが読点(、)を示すか否かを判定する。ステップS218の判定で文字コードが読点でなければ、ステップS224へ移る。
ステップS218の判定で文字コードが読点であれば、ステップS220へ進み、請求項1から読点までの句(文字列)を取り出して、タグ(i,j)とともに構成要件分解テーブルに記憶させる。読点までの句を取り出された請求項1の文字列は、取り出された句の分だけその長さが短くなって残る。ここで構成要件分解テーブルは、作業用の一時記憶であるが、構成要件分解テーブルを設けることなく、図1に示した構成要件分解シート8へ直接出力するようにしてもよい(構成要件記憶制御手段)。
次いでステップS222で制御変数jを1だけ増加し、ステップS216へ戻る。
ステップS224では、文字コードが句点(。)を示すか否かを判定する。ステップS224の判定で文字コードが句点でなければ、ステップS216へ戻り次の文字を処理する。
ステップS224の判定で文字コードが句点であれば、請求項1の終端であると認識して、ステップS226へ進み、この句点までの句を取り出して、タグ(i,j)とともに構成要件分解テーブルに記憶させる(構成要件分解手段)。
次いで、ステップS228で、制御変数iがリスト中の特許文献数であるimax に等しいか否かを判定する。i≠imax であれば、次の特許文献を処理するために、ステップS230でiを1だけ増加し、ステップS206へ戻る。
ステップS228の判定で、i=imax であれば、処理対象の特許文献の構成要件分解が全て終了したので処理を終了する。尚、特にフローチャートでは示さないが、後処理として、作業用の構成要件分解テーブルから構成要件分解シート8への格納、及び構成要件分解結果の表示装置への表示がある。
構成要件分解結果の表示装置への表示方法には、単純に分解した順序で表示する以外に、各構成要件の内容(文字列)に従って五十音順にソート(整列)した順序で各行を図13の構成要件表示窓1411へ表示する方法や、出願番号でソートした順序で表示する方法がある(構成要件ソート手段)。
図14は、構成要件表示窓1411の簡略表現欄1417に、慣用技術用語を挿入する例を説明する図である。まず、ユーザは、分解した構成要件の文字列をドラッグしたりキーボードから入力することにより検索文字列表示窓1401に検索文字列を設定する。図14の例では、「蓄圧配管」という文字列がキーワードとして検索文字列に設定されている。次いでユーザが[抽出]釦1403をクリックすると、構成要件分解部12は、構成要件の文字列の中に「蓄圧配管」という文字列を含む構成要件を検索抽出して、構成要件表示窓1411に表示する(構成要件検索手段)。
次いでユーザは、簡略表現文字列表示窓1405に簡略表現文字列として蓄圧配管に対応する慣用技術用語である「コモンレール」という文字列をキーボードから入力し、[一括更新]釦をクリックする。これにより構成要件分解部12は、各構成要件毎に設けられた簡略表現欄1417にコモンレールという文字列を一括挿入する(簡略表現更新手段)。
尚、個々の構成要件毎に簡略表現欄の個別更新も行うことができる。この場合には、構成要件表示窓1411の各行毎に設けられた更新指示欄1419と[簡略表現個別更新]釦1409を使用する。ユーザは、更新対象となる構成要件の更新指示欄1419をマウスでクリックすることによりチェック印(∨)を設定することにより、個々の構成要件毎に簡略表現欄1417簡略表現文字列を指定する。この更新指示欄1419は、カーソルを合わせて、マウスをクリックする度に、非選択状態を示すブランクと、選択状態を示すチェック印(∨)とが交互に表示されるようになっている。
次いで、ユーザは、[簡略表現個別更新]釦1409をクリックする。これにより構成要件分解部12は、更新指示欄1419にチェック印が設定された構成要件の簡略表現欄1417に、簡略表現文字列表示窓1405に設定された慣用技術用語を表す文字列(図14の例では、「コモンレール」)を挿入することにより、簡略表現の個別更新を行うようになっている。
1…ユーザ端末
2…特許マップ作成システム
3…表計算ソフト
4…データシート
5…XYリストシート
6…マップシート
7…キーワードシート
8…構成要件分解シート
9…特許マップ入出力部
10…リスト表示制御部
11…キーワード検索部
12…構成要件分解部
13…詳細表示制御部
21…特許マップファイル
22…データ/XYリストシート
23…HTML出力ファイル
24…入力ファイル
25…社内整理番号対応表
31…公開特許情報検索システム
32…特許分類・評価システム
33…自社特許管理システム
34…電子発明届システム
2…特許マップ作成システム
3…表計算ソフト
4…データシート
5…XYリストシート
6…マップシート
7…キーワードシート
8…構成要件分解シート
9…特許マップ入出力部
10…リスト表示制御部
11…キーワード検索部
12…構成要件分解部
13…詳細表示制御部
21…特許マップファイル
22…データ/XYリストシート
23…HTML出力ファイル
24…入力ファイル
25…社内整理番号対応表
31…公開特許情報検索システム
32…特許分類・評価システム
33…自社特許管理システム
34…電子発明届システム
Claims (24)
- 複数の特許文献に対して、複数の評価軸によるそれぞれの評価値を付与して、マトリクス化やリスト化した特許マップを表示装置に表示する特許マップ作成システムにおいて、
或る条件で抽出された複数の特許文献に対して、出願人毎に出願件数を集計し、出願件数の多い出願人順に当該出願人による前記特許文献を前記表示装置にリスト表示する第1リスト表示制御手段と、
前記リスト表示から任意の出願人の選択入力を受け入れ、当該出願人による特許文献を前記表示装置にリスト表示する第2リスト表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする特許マップ作成システム。 - 任意のキーワードの入力を受け入れ、複数の特許文献から特許請求の範囲に前記キーワードを含む特許文献を検索するキーワード検索手段と、
該キーワード検索手段により検索された特許文献を前記表示装置にリスト表示する第3リスト表示制御手段と、
前記キーワード検索手段によるヒット件数、および該ヒット件数の検索対象の全数に対する比率であるヒット率を算出して前記表示装置に表示する統計表示手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の特許マップ作成システム。 - 前記キーワード検索手段に入力されたキーワード、該キーワードによる検索結果の特許文献、出願人、ヒット件数、およびヒット比率を組として、キーワード記憶手段に記憶させると共に必要に応じて読み出しを行うキーワード記憶制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の特許マップ作成システム。
- 前記キーワード検索手段は、前記キーワード記憶手段に記憶されたヒット件数、またはヒット比率の多いものから順に並べ替えたキーワードを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項3記載の特許マップ作成システム。
- 前記第3リスト表示制御手段によるリスト表示中の最新の出願日を有する特許文献と最古の出願日を有する特許文献とを他の特許文献とは異なる色分けにより前記表示装置に表示する最新最古表示制御手段と、
第3リスト表示制御手段による表示状態から全件リスト表示に復帰する表示復帰手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2記載の特許マップ作成システム。 - 前記キーワード検索手段により前記キーワードで検索されなかった特許文献を前記表示装置にリスト表示する第4リスト表示制御手段と、
第4リスト表示制御手段による表示状態から全件リスト表示に復帰する表示復帰手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2記載の特許マップ作成システム。 - 前記キーワード検索手段は、前記特許文献の目的及び又は効果に前記キーワードを含む特許文献を検索し、目的及び又は効果により検索された特許文献をキーワードと共に前記キーワード記憶手段に記憶させ、
目的及び又は効果により検索された特許文献を特許請求の範囲から検索された特許文献と共に前記第3リスト表示制御手段に表示させることを特徴とする請求項2記載の特許マップ作成システム。 - 前記リスト表示中の特許文献から一つの特許文献の指定を受け入れ、指定された特許文献の詳細内容を前記表示装置に表示する詳細表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の特許マップ作成システム。
- 複数の特許文献に対して、複数の評価軸によるそれぞれの評価値を付与して、マトリクス化やリスト化した特許マップを表示装置に表示する特許マップ作成システムにおいて、
特許文献毎に特許請求の範囲を読点で区切られた構成要件毎に分解する構成要件分解手段と、
前記分解した構成要件に、出願番号及び該構成要件の記載順位を関連づけて記憶手段に記憶させる構成要件記憶制御手段と、
前記分解された構成要件毎に前記表示装置に表示させる構成要件表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする特許マップ作成システム。 - 前記表示された構成要件を出願番号または構成要件の記載順位でソートして、ソートした結果を表示装置に表示する構成要件ソート手段を備えたことを特徴とする請求項9記載の特許マップ作成システム。
- 前記表示された構成要件の語句から任意に選択されたキーワードまたは任意に入力されたキーワードにより表示中の構成要件から検索して、検索結果を前記表示装置に表示する構成要件検索手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の特許マップ作成システム。
- 前記構成要件毎に設けられた簡略表現欄に、一括、または個別に指定された特許文献毎に、前記キーワードに対応する慣用技術用語を挿入する簡略表現更新手段を備えたことを特徴とする請求項11記載の特許マップ作成システム。
- 複数の特許文献に対して、複数の評価軸によるそれぞれの評価値を付与して、マトリクス化やリスト化した特許マップを表示装置に表示する特許マップ作成プログラムにおいて、
或る条件で抽出された複数の特許文献に対して、出願人毎に出願件数を集計し、出願件数の多い出願人順に当該出願人による前記特許文献を前記表示装置にリスト表示する第1リスト表示制御プログラムと、
前記リスト表示状態から任意の出願人の選択入力を受け入れ、当該出願人による特許文献を前記表示装置にリスト表示する第2リスト表示制御プログラムと、を備えたことを特徴とする特許マップ作成プログラム。 - 任意のキーワードの入力を受け入れ、複数の特許文献から特許請求の範囲に前記キーワードを含む特許文献を検索するキーワード検索プログラムと、
該キーワード検索プログラムにより検索された特許文献を前記表示装置にリスト表示する第3リスト表示制御プログラムと、
前記キーワード検索プログラムによるヒット件数、および該ヒット件数の検索対象の全数に対する比率であるヒット率を算出して前記表示装置に表示する統計表示プログラムと、
を備えたことを特徴とする請求項13記載の特許マップ作成プログラム。 - 前記キーワード検索プログラムに入力されたキーワード、該キーワードによる検索結果の特許文献、出願人、ヒット件数、およびヒット比率を組として、キーワード記憶手段に記憶させると共に必要に応じて読み出しを行うキーワード記憶制御プログラムを備えたことを特徴とする請求項14記載の特許マップ作成プログラム。
- 前記キーワード検索プログラムは、前記キーワード記憶手段に記憶されたヒット件数、またはヒット比率の多いものから順に並べ替えてキーワードを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項15記載の特許マップ作成プログラム。
- 前記第3リスト表示制御プログラムによるリスト表示中の最新の出願日を有する特許文献と最古の出願日を有する特許文献とを他の特許文献とは異なる色分けにより前記表示装置に表示する最新最古表示制御プログラムと、
第3リスト表示制御プログラムによる表示状態から全件リスト表示に復帰する表示復帰プログラムと、
を備えたことを特徴とする請求項14記載の特許マップ作成プログラム。 - 前記キーワード検索プログラムにより前記キーワードで検索されなかった特許文献を前記表示装置にリスト表示する第4リスト表示制御プログラムと、
第4リスト表示制御プログラムによる表示状態から全件リスト表示に復帰する表示復帰プログラムと、
を備えたことを特徴とする請求項14記載の特許マップ作成プログラム。 - 前記キーワード検索プログラムは、前記特許文献の目的及び又は効果に前記キーワードを含む特許文献を検索し、目的及び又は効果により検索された特許文献をキーワードと共に前記キーワード記憶手段に記憶させ、
目的及び又は効果により検索された特許文献を特許請求の範囲から検索された特許文献と共に前記第3リスト表示制御プログラムに表示させることを特徴とする請求項14記載の特許マップ作成プログラム。 - 前記リスト表示中の特許文献から一つの特許文献の指定を受け入れ、指定された特許文献の詳細内容を前記表示装置に表示する詳細表示プログラムを備えたことを特徴とする請求項13乃至請求項19の何れか1項に記載の特許マップ作成プログラム。
- 複数の特許文献に対して、複数の評価軸によるそれぞれの評価値を付与して、マトリクス化やリスト化した特許マップを表示装置に表示する特許マップ作成プログラムにおいて、
特許文献毎に特許請求の範囲を読点で区切られた構成要件毎に分解する構成要件分解プログラムと、
前記分解した構成要件に、出願番号及び該構成要件の記載順位を関連づけて記憶手段に記憶させる構成要件記憶制御プログラムと、
前記分解された構成要件毎に前記表示装置に表示させる構成要件表示制御プログラムと、
を備えたことを特徴とする特許マップ作成プログラム。 - 前記表示された構成要件を出願番号または構成要件の記載順位でソートして、ソートした結果を表示装置に表示する構成要件ソートプログラムを備えたことを特徴とする請求項21記載の特許マップ作成プログラム。
- 前記表示された構成要件の語句から任意に選択されたキーワードまたは任意に入力されたキーワードにより表示中の構成要件から検索して、検索結果を前記表示装置に表示する構成要件検索プログラムを備えたことを特徴とする請求項22記載の特許マップ作成プログラム。
- 前記構成要件毎に設けられた簡略表現欄に、一括、または個別に指定された特許文献毎に、前記キーワードに対応する慣用技術用語を挿入する簡略表現更新プログラムを備えたことを特徴とする請求項23記載の特許マップ作成プログラム。
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