JP5224791B2 - 情報提示装置および情報提示プログラム - Google Patents

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この発明は、ネットワーク上で検索した情報の動向を提示する情報提示装置にかかり、特に、検索サイトから得た検索結果に基づき情報の最新動向を提示する情報提示装置および情報提示プログラムに関する。
従来、インターネット等のネットワークを用いた情報検索の方法として、所望するキーワードを入力すると、そのキーワードが含まれるWebページを案内する検索サイトがある。検索サイトは、ディレクトリ型やロボット型の検索エンジンによりネットワーク上の情報を検索する。
また、検索エンジンによる情報検索の結果を検索目的に対してより適切なものとするために、公開された文書に含まれる文字列を構成する単語に、文書上での位置と、文字列の強調属性とを対応付けて索引ファイル化し、検索時に索引ファイルも検索して、強調属性が付いている位置情報を提示する構成のものがある(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−30228号公報
しかしながら、上記の検索エンジンを用いた検索では、ある分野の情報や特定のサービスの動向自体を得ることはできなかった。このため、特に、分野として最新の技術分野では、技術内容や、この技術を用いた技術サービスの動向は、個人的に経験や、限られた情報源、たとえば、新聞、書籍、インターネット等から情報収集し判断せざるを得ない。この場合、個人別の情報収集能力のばらつき、漏れによって、動向を適切に把握できないことがあった。
技術の動向としては、技術や技術サービスの新規出現、停滞、進展、衰退があり、これらの動向は常に変化するものであるから、技術の動向を適切に提示できることが望まれていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、所望する分野の情報やサービスの動向を適切かつ容易に提示できる情報提示装置および情報提示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる情報提示装置は、検索用のキーワードの入力に基づき、ネットワーク上の検索サイトへアクセスして検索を行い、検索結果の文とネットワーク上のアドレスを得る検索手段と、前記検索手段に対し、前回と同一の前記キーワードを用いた検索を再度実行させる再実行手段と、前記検索手段によって検索毎に出力される文を単語に分解し、検索毎の単語の検出数と、ネットワーク上のアドレスとを関連付けた単語データベースを作成する解析手段と、前記検索手段による検索毎に、前記解析手段により解析された前記単語の検出数の増減の傾向に基づいて、当該単語の前記ネットワーク上での掲示の動向を判断する動向判断手段と、前記動向判断手段の判断結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明は、前記キーワードを送出するクライアント端末に前記ネットワークを介して接続されるキーワード受付手段を備え、前記出力手段は、前記キーワードを送出した前記クライアント端末に対し、前記ネットワークを介して前記動向判断手段の判断結果を出力することを特徴とする。
また、この発明は、前記再実行手段は、前記検索手段に対し、同一の前記キーワードを用いた検索を定期的に実行し、前記動向判断手段は、前記定期的な検索毎に動向の判断結果を出力することを特徴とする。
また、この発明は、前記動向判断手段は、前記単語データベースを参照し、単語の前記ネットワーク上での掲示の動向の判断結果とともに、当該単語が掲示されている前記ネットワーク上のアドレスを出力することを特徴とする。
また、この発明の情報提示プログラムは、コンピュータを、検索用のキーワードの入力に基づき、ネットワーク上の検索サイトへアクセスして検索を行い、検索結果の文とネットワーク上のアドレスを得る検索手段、前記検索手段に対し、前回と同一の前記キーワードを用いた検索を再度実行させる再実行手段、前記検索手段によって検索毎に出力される文を単語に分解し、検索毎の単語の検出数と、ネットワーク上のアドレスとを関連付けた単語データベースを作成する解析手段、前記検索手段による検索毎に、前記解析手段により解析された前記単語の検出数の増減の傾向に基づいて、当該単語の前記ネットワーク上での掲示の動向を判断する動向判断手段、前記動向判断手段の判断結果を出力する出力手段、として機能させることを特徴とする。
上記構成の情報提示装置によれば、検索手段は、一般に行われている検索用のキーワードの入力によりネットワーク上の検索サイトへアクセスして検索を行い、検索結果の文とネットワーク上のアドレスを得る。解析手段は、検索手段から出力される文を単語に分解し、検索毎の単語の検出数と、ネットワーク上のアドレスとを関連付けた単語データベースを作成する。ここで、再実行手段は、検索手段に対し、前回と同一のキーワードを用いた検索を再度実行させる。そして、動向判断手段は、検索手段による検索を再実行させ、この検索毎に、解析手段により解析された単語の検出数の増減の傾向に基づいて、単語のネットワーク上での掲示の動向を判断する。この判断結果は、出力手段から出力される。これにより、たとえば、この情報提示装置にネットワーク接続されたクライアント装置から一般に行われている検索用のキーワードを送出するだけで、情報提示装置は、キーワードに基づき得た検索結果に含まれる単語に関する動向の提示を受けることができるようになる。
本発明によれば、所望する分野を示す一般的な検索入力を行うだけで、所望する分野の技術やサービスの動向の提示を適切かつ容易に得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報提示装置および情報提示プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報検索システムの全体構成)
図1は、この発明による情報提示装置を含む情報検索システムの全体構成を示す図である。情報検索システム100は、必要な情報のキーワードを入力し、ネットワーク102を介して検索を行うPC(パーソナル・コンピュータ)等からなるクライアント端末101(101a〜101n)と、クライアント端末101からの検索要求に基づき、ネットワーク102に接続された図示しない他のサーバ等に格納されているWebページ等の情報を検索するサーバ等からなる検索サイト103(103a〜103n)とを有する。図1では、便宜上、ネットワーク102を2カ所に配置させたが同一のネットワーク102であってもよい。
このネットワーク102には、本発明の情報提示装置105が接続されている。この実施の形態の情報提示装置105では、クライアント端末101からある分野の技術や技術サービスに関する検索の要求を受ける。そして、検索サイト103からこの分野の技術の情報を収集し、分析を行ってこの技術の動向を判断して内部格納する。そして、ある技術分野の情報の動向を判断したクライアント端末101に出力する機能を有している。情報提示装置105は、クライアント端末101からある技術分野の情報の動向の要求を受けてクライアント端末101にある技術分野の動向の情報を出力するよう構成もできる。
検索サイト103(103a〜103n)は、それぞれディレクトリ型やロボット型の検索エンジンを有しており、キーワードの入力により、それぞれの検索結果を出力する。
(情報提示装置の内部構成)
図2は、情報提示装置の内部構成を示す機能ブロック図である。情報提示装置105は、キーワード受付手段201と、検索手段202と、キーワードリストの格納手段203と、ページ解析手段204と、単語データベース(DB)205と、動向判断手段206と、動向出力手段207とを有している。単語DB205は、格納手段203の所定領域を用いて構成することもできる。
キーワード受付手段201は、クライアント端末101から入力される、ある技術やサービスに関する検索要求のキーワードを受け付ける。受け付けたキーワードは、検索手段202によってリスト化され、格納手段203に格納される。検索手段202は、キーワードをネットワーク102を介して検索サイト103に送出する。送出したキーワードに対して各検索サイト103は、それぞれ個別の検索結果を返答する。
ページ解析手段204は、検索サイトから返答された検索結果を受け取る。検索結果としては、キーワードを含むWebページである。ページ解析手段204は、Webページに含まれる文書を単語毎に分解し、単語毎のWebページのネットワーク上のアドレス(URL)をデータベース化して単語DB205に格納する。また、ページ解析手段204は、分解された単語毎に、検索で得た全てのWebページ上で検出されたこの単語の個数をカウントし、カウント数を単語DB205に格納する。単語DB205の構成は後述する。
ここで、検索手段202は、タイマ等により起動される再実行手段202aを備えており、検索手段202は、格納手段203に格納されたキーワードリストのなかから前回と同様のキーワードに基づく検索を再度行う。この再実行手段202aは、あらかじめ定められた定期的な間隔(たとえば日単位)で格納手段203のキーワードリストを参照し、前回の検索時と同一のキーワードを用いた検索サイト103へのアクセスを行う構成とすることができる。対応して、ページ解析手段204は、分解された単語毎に、Webページ上で検出されたこの単語の個数を再度カウントし、単語DB205に格納されている前回のカウント数を更新する。
単語分解の方法は、汎用のインバーテッド・インデックス方式によるWebページのテキストデータを全文検索する構成等を用いることができる。この実施の形態では、この検索時にある特定の技術や、技術に関連するサービスの単語を検出するものとする。
動向判断手段206は、単語DB205に格納されている単語のカウント数の変化に基づき、検索手段202による検索を定期実行する毎に、単語の検出の傾向(動向)を判断する。判断結果としての動向の情報は、単語が示す技術の「出現」、「停滞」、「進展」、「成熟」、「衰退」がある(詳細は後述する)。判断のタイミングは、検索手段202による複数回の検索毎に判断する構成としてもよい。また、単語DB205に基づき、単語が掲示されたWebページそのもの、あるいは、Webページのアドレスを併せて出力することができる。
動向出力手段207は、動向判断手段206によって判断された動向の情報を検索要求したクライアント端末101に出力する。出力のタイミングは、たとえば、情報提示装置105の検索手段202が再実行手段202aにより検索を実行した毎に行われる。これにより、クライアント端末101は、通常の検索時のキーワードを情報提示装置105に出力することにより、この情報提示装置105からキーワードを含む技術や技術サービスに関する動向の情報の提示を受けることができるようになる。
上記構成の情報提示装置105は、クライアント端末101からの検索要求を受けて動向の情報をクライアント端末101に返答するよう構成したが、クライアント端末101との間はオフラインでもよい。この場合、情報提示装置105のキーワード受付手段201をキーボード等で構成して直接キーワード入力し、動向出力手段207を表示装置等で構成して動向の情報を提示する構成とすることもできる。
(情報提示装置のハードウェア構成例)
つぎに、情報提示装置のハードウェア構成について説明する。図3は、この発明による情報提示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、情報提示装置105は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD(ハードディスクドライブ)304と、HD(ハードディスク)305と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)306と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)307と、ディスプレイ308と、I/F(インターフェース)309と、キーボード310と、マウス311と、スキャナ312と、プリンタ313と、を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、情報提示装置105の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HDD304は、CPU301の制御にしたがってHD305に対するデータのリード/ライトを制御する。HD305は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD306は、CPU301の制御にしたがってFD307に対するデータのリード/ライトを制御する。FD307は、FDD306の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD307に記憶されたデータを情報提示装置105に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD307のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ308は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F309は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク102に接続され、このネットワーク102を介して上記クライアント端末101、検索サイト103等の他の装置に接続される。そして、I/F309は、ネットワーク102と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F309には、たとえば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード310は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス311は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ312は、画像を光学的に読み取り、情報提示装置105内に画像データを取り込む。なお、スキャナ312は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ313には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
図2に記載したキーワード受付手段201、動向出力手段207は、図3に記載のI/F309によって構成される。また、図2に記載の検索手段202、ページ解析手段204、動向判断手段206は、図3に記載のCPU301、ROM302、RAM303によって構成される。また、図2に記載のキーワードリストの格納手段203、単語DB205は、図3に記載のHD305や、FD307、DVD等によって構成される。また、情報提示装置105をクライアント端末101とネットワーク接続しない構成の場合には、キーワード受付手段201は、図3に記載のキーボード310やマウス311等で構成し、動向出力手段207は、図3に記載のディスプレイ308によって構成することができる。
(情報提示装置による情報提示処理)
つぎに、情報提示装置105が行う情報提示処理について説明する。図4は、情報提示装置による情報提示処理の概要を示すフローチャートである。図4および後述する図5の処理は、図3記載のCPU301がプログラム実行することにより得られる。
はじめに、ある技術やサービスに関する検索要求のキーワードを受け付ける(ステップS401)。具体的には、キーワード受付手段201がクライアント端末101から入力されるキーワードを受け付ける。受け付けたキーワードは、検索手段202によってリスト化され、格納手段203に要求元のクライアント端末101の情報と関連付けたキーワードリストとして格納される。このキーワードリストは、クライアント端末101側であらかじめ用意してもよい。キーワードリストは、たとえば、必要な技術分野や、技術サービスに関連する各種キーワードである。このキーワードリストは、格納手段203に格納しておく。
つぎに、定期的にキーワードを検索サイト103により検索する(ステップS402)。具体的には、再実行手段202aに設定されたたとえば日単位の所定期間毎に、検索手段202は、キーワードリストに挙げられたキーワードをネットワーク102を介して検索サイト103に送出し、各検索サイト103の検索結果を得る。この際、各検索サイト103は、キーワードが含まれるWebページを情報提示装置105に送出する。そして、検索手段202は、受け取った検索結果をページ解析手段204に出力する。
つぎに、ページ解析手段204は、検索結果である全Webページに含まれる文(テキスト)をインバーテッド・インデックス方式等により単語分解する(ステップS403)。そして、単語毎にカウント数を更新し、ネットワーク上のアドレスを付ける(ステップS404)。ステップS403,S404により単語DB205が作成され、再実行手段202aの設定に基づく検索実行毎に単語DB205の内容が更新されることになる。
つぎに、単語の動向を判断する(ステップS405)。すなわち、動向判断手段206は、単語DB205の情報の更新の状態に基づいて、単語の検出の傾向(動向)を判断する。動向の判断の詳細は後述する。そして、この判断された動向の情報を、クライアント端末101に出力(提示)する(ステップS406)。このクライアント端末101とは、ステップS401にてキーワードを送出したクライアント端末101であり、キーワードリストに基づき該当するクライアント101を特定できる。クライアント端末101では、キーワードに対応する技術分野や技術サービスに関する最新の動向を得ることができるようになる。
図5は、図4に示す動向判断の処理の一例を示すフローチャートである。動向判断手段206が行う動向判断の内容であり、ステップS405における処理を詳細に示した。はじめに、新規単語の出現である場合には(ステップS501:Yes)、キーワードに対応する技術分野における新技術、新サービスの出現と判断する(ステップS502)。この新規単語の出現は、図4のステップS403に示した単語分解の結果、単語DB205に新たな単語のレコードが生成された場合に相当する。
一方、新規単語の出現でない場合(ステップS501:No)、単語DB205のそれぞれの単語について、カウント数の増加であるか判断する(ステップS503)。たとえば、前回の検索時のカウント数に対して今回のカウント数が増加している場合には(ステップS503:Yes)、キーワードに対応する技術分野における技術、サービスの進展と判断する(ステップS504)。一方、カウント数の増加でない場合(ステップS503:No)、カウント数の減少であるか判断する(ステップS505)。
たとえば、前回の検索時のカウント数に対して今回のカウント数が減少している場合には(ステップS505:Yes)、キーワードに対応する技術分野における技術、サービスの衰退と判断する(ステップS506)。一方、カウント数の減少でない場合(ステップS505:No)、カウント数の増加および減少がないため、キーワードに対応する技術分野における技術、サービスの成熟または停滞と判断する(ステップS507)。カウント数の成熟や停滞の判断については、前回のカウント数に対して所定の範囲を有して所定の範囲内であれば成熟または停滞と判断することにより、カウント数のわずかの増加や減少に基づいて進展、あるいは衰退、と判断することを防止することができる。
この後、動向判断手段206は、上述した動向の判断(ステップS502,S504,S506,S507)の結果と、該当する単語を動向出力手段207に出力する(ステップS508)。さらに、動向判断手段206は、単語DB205を参照し、この単語に該当するWebページ、またはWebページのアドレスを出力することもできる(ステップS509)。そして、動向出力手段207は、キーワードによる検索要求を行ったクライアント端末101に対し、これら単語と、単語の動向と、単語のWebページからなる情報(動向の情報)をネットワーク102を介して送信し、クライアント端末101に提示する。
(情報提示にかかる処理の具体例について)
つぎに、上記図4および図5の処理を具体例を用いて説明する。クライアント端末101では、情報通信分野の最新の技術の動向について提示を希望し、ステップS401においてキーワードが(情報+通信+技術)であったとする。ステップS402では、検索手段202は、(情報+通信+技術)をキーワードとして検索サイト103に検索要求する。
図6は、検索サイトが返答した検索結果の例を示す図である。たとえば、検索サイト103aは、(情報+通信+技術)の検索結果としてネットワーク上のアドレス601と、このアドレス601に掲示されているテキストの文602を返答する。また、検索サイト103bは、(情報+通信+技術)の検索結果としてネットワーク上のアドレス611と、このアドレス611に掲示されているテキストの文612を返答する。また、検索サイト103nは、(情報+通信+技術)の検索結果としてネットワーク上のアドレス621と、このアドレス621に掲示されているテキストの文622を返答する。これらはいずれも異なる検索サイト103であるとしたが同一の検索サイト103aによって検索される場合もある。
そして、ステップS403における単語分解では、文602,612,622を単語分解し、分解された単語に対し、単語毎に検出された個数をカウントする。単語分解時には、文602,612,622のうち、技術単語を推測する処理を行ってもよい。技術単語としては、複数のローマ字が連なる部分を技術単語として分類して検出することもできる。ここでは、分解された単語のうち、PLC603,FMC613,WDM−PON623が技術単語に相当する。
図7は、単語DBの一例を示す図である。ステップS404では、単語DB205を作成および更新する。図6に示す文602,612,622を単語分解して得たもののうち、便宜上、上述した技術単語だけを抜粋して記載してある。単語DB205には、単語701毎のレコードが作成される。このレコードには単語701のカウント数702と、この単語701が掲示されているネットワーク上のアドレス703が関連付けて格納される。たとえば、図6に示した単語PLC603のカウント数は「100」,ネットワーク上のアドレスはURL1(601),URL2,…である。なお、同一のアドレス(Webページ)内に単語PLC603が複数掲示されている場合には、カウント数に対してアドレスの個数は少なくなる。
そして、ステップS402による検索が再実行手段202aにより定期的に行われる毎に、該当する単語701(たとえばPLC603)を掲示しているWebページの数(たとえばネットワーク上のアドレスの数)等に変化があると、カウント数702が増減される。今回の検索時でカウント数702が「100」であったとして、次回の検索時には、この単語701(PLC603)を掲示しているWebページの数が一つ増えればカウント数702は「101」となり、逆に一つ減れば「99」となり、変化がなければ「100」のままである。このカウント数、および該当するアドレスの追加(あるいは削除)は、検索手段202による検索実行毎に行われ、これにより単語DB205は検索実行毎に更新される。
但し、単にカウント数を増減させて単語DB205のカウント数を毎回更新する場合、前回と今回とのカウント数の比較しか行えなくなるため、検索を行った所定回数、あるいは所定期間分のカウント数をそれぞれ単語DB205に格納しておく構成とすることもできる。
そして、動向判断手段206は、単語DB205に格納されている、検索を行った所定回数、あるいは所定期間分のカウント数に対して所定の統計をとって単語に対する動向の判断を行うよう構成することもできる。
以上の処理により、たとえば、単語701(PLC603)のカウント数が前回に比して増加した場合には、PLC603の技術が進展している、と動向が判断されてクライアント端末101に提示される。逆に、単語701(PLC603)のカウント数が前回に比して減少した場合には、PLC603の技術が衰退している、と動向が判断されてクライアント端末101に提示される。
以上のように、情報提示装置105は、通常のキーワードの検索要求を受けると、このキーワードによって検索されたWebページに掲示されている文を単語分解し、この単語が示す技術や技術サービスに関する動向の提示を受けることができるようになる。したがって、クライアント端末101では、ある分野の技術内容や技術サービスに関する動向に関する特別な操作を行わずとも、情報提示装置105に対し、通常の検索のキーワードによる検索を要求するだけで、キーワードに関連する技術分野に関する技術内容や、技術サービスに関する動向の提示を容易に得ることができるようになる。これにより、クライアント端末101側では、ある技術分野に関する技術内容や、技術サービスに関する市場動向をきわめて容易かつ効率的に収集することができるようになる。
さらに、情報提示装置105に対してキーワード検索を1回要求するだけで、情報提示装置105が定期的に検索を自動実行するため、クライアント端末101では、継続的にこの検索の周期で動向の変化の提示を受け続けることができるようになる。
なお、上述した情報提示装置105は、外部に設けられた検索サイト103の機能を有する構成としてもよく、この場合、情報提示装置105が所定の検索エンジンを有してキーワードに基づくWebページ検索を行う。
また、上記実施の形態では、ある分野の技術および技術サービスに関する動向の提示を行う構成としたが、特定の技術分野に限らず広く各種分野に適用して同様に各種サービスの市場動向を提示できるものである。
なお、本実施の形態で説明した情報提示にかかる方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる情報提示装置および情報提示プログラムは、ネットワーク上での検索結果の情報収集および調査等の判断に有用であり、特に、進退が著しい技術分野における技術やサービスの市場動向を調査する市場調査支援用のサーバ等のコンピュータ装置に適している。
この発明による情報提示装置を含む情報検索システムの全体構成を示す図である。 情報提示装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 この発明による情報提示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報提示装置による情報提示処理の概要を示すフローチャートである。 図4に示す動向判断の処理の一例を示すフローチャートである。 検索サイトが返答した検索結果の例を示す図である。 単語DBの一例を示す図である。
符号の説明
100 情報検索システム
101(101a〜101n) クライアント端末
102 ネットワーク
103(103a〜103n) 検索サイト
105 情報提示装置
201 キーワード受付手段
202 検索手段
202a 再実行手段
203 格納手段
204 ページ解析手段
205 単語DB
206 動向判断手段
207 動向出力手段
301 CPU

Claims (4)

  1. 検索用のキーワードの入力に基づき、ネットワーク上の検索サイトへアクセスして検索を行い、検索結果の文とネットワーク上のアドレスを得る検索手段と、
    前記検索手段に対し、前回と同一の前記キーワードを用いた検索を再度実行させる再実行手段と、
    前記検索手段によって検索毎に出力される文を単語に分解し、検索毎の単語の検出数と、ネットワーク上のアドレスとを関連付けた単語データベースを作成する解析手段と、
    前記検索手段による検索毎に、前記解析手段により解析された前記単語の検出数の増減の傾向に基づいて、当該単語の前記ネットワーク上での掲示の動向を判断する動向判断手段と、
    前記ネットワークを介して接続され、前記キーワードを送出するクライアント端末から入力されるキーワードと、前記クライアント端末の情報とを受け付けるキーワード受付手段と、
    前記キーワードを送出した前記クライアント端末に対し、前記ネットワークを介して前記動向判断手段の判断結果を出力する出力手段と、
    を備え
    前記検索手段は、前記キーワードと、前記キーワードを送出した前記クライアント端末の情報とを関連付けたリストを作成し、前記出力手段は、前記判断結果を前記リストに基づいて、前記キーワードを送出した前記クライアント端末に出力することを特徴とする情報提示装置。
  2. 前記再実行手段は、前記検索手段に対し、同一の前記キーワードを用いた検索を定期的に実行し、
    前記動向判断手段は、前記定期的な検索毎に動向の判断結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 前記動向判断手段は、前記単語データベースを参照し、単語の前記ネットワーク上での掲示の動向の判断結果とともに、当該単語が掲示されている前記ネットワーク上のアドレスを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報提示装置。
  4. コンピュータを、
    検索用のキーワードの入力に基づき、ネットワーク上の検索サイトへアクセスして検索を行い、検索結果の文とネットワーク上のアドレスを得る検索手段、
    前記検索手段に対し、前回と同一の前記キーワードを用いた検索を再度実行させる再実行手段、
    前記検索手段によって検索毎に出力される文を単語に分解し、検索毎の単語の検出数と、ネットワーク上のアドレスとを関連付けた単語データベースを作成する解析手段、
    前記検索手段による検索毎に、前記解析手段により解析された前記単語の検出数の増減の傾向に基づいて、当該単語の前記ネットワーク上での掲示の動向を判断する動向判断手段、
    前記ネットワークを介して接続され、前記キーワードを送出するクライアント端末から入力されるキーワードと、前記クライアント端末の情報とを受け付けるキーワード受付手段、
    前記キーワードを送出した前記クライアント端末に対し、前記ネットワークを介して前記動向判断手段の判断結果を出力する出力手段、
    として機能させ
    前記検索手段は、前記キーワードと、前記キーワードを送出した前記クライアント端末の情報とを関連付けたリストを作成し、前記出力手段は、前記判断結果を前記リストに基づいて、前記キーワードを送出した前記クライアント端末に出力することを特徴とする情報提示プログラム。
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