JP2013238939A - 推奨検索語提示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの検索目的にかかる検索語をユーザに提示できるシステムを提供する。
【解決手段】本発明の推奨検索語提示システム1は、検索に用いる検索クエリをユーザが設定するフォームに加え、検索オプションとして検索目的を示す検索目的語をユーザが設定するGUIをクライアント2に送信して、クライアント2から検索クエリと検索目的語を取得する検索管理手段10と、検索管理手段10がクライアント2から取得した検索目的語に関連する単語を推奨検索語として生成する推奨検索語生成手段11と、検索エンジン3が検索クエリを用いて検索した検索結果と推奨検索語生成手段11が生成した推奨検索語をクライアント2に表示させる検索結果提示手段12を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の推奨検索語提示システム1は、検索に用いる検索クエリをユーザが設定するフォームに加え、検索オプションとして検索目的を示す検索目的語をユーザが設定するGUIをクライアント2に送信して、クライアント2から検索クエリと検索目的語を取得する検索管理手段10と、検索管理手段10がクライアント2から取得した検索目的語に関連する単語を推奨検索語として生成する推奨検索語生成手段11と、検索エンジン3が検索クエリを用いて検索した検索結果と推奨検索語生成手段11が生成した推奨検索語をクライアント2に表示させる検索結果提示手段12を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ユーザの検索目的に沿った検索語である推奨検索語をユーザに提示できるシステムを提供するための発明である。
インターネット上には、一つ以上の検索語からなる検索クエリを入力することによって、閲覧したい情報(Webページ)を検索できるようにした検索エンジンというシステムが存在する。
既存の検索エンジンでは、一つ以上の検索語からなる検索クエリを入力するためのGUIインターフェース(例えば、 HYPERLINK "http://search.yahoo.co.jp/web/" http://search.yahoo.co.jp/web/)をユーザに提供しているが、検索エンジンによっては、検索精度の向上を図るために、細かな検索条件を設定するGUI(例えば、http://search.yahoo.co.jp/web/advanced)も提供している。
しかし、全てのユーザが検索エンジンを使いこなせるわけではなく、ユーザが入力した検索クエリを用いた検索結果の中に所望する情報がない場合、該ユーザは、所望する情報を検索する検索クエリをどのようにすればよいのかわからないため、ユーザが入力した検索クエリから得られる新たな検索語をユーザに提示することが考えられている。
例えば、特許文献1では、ユーザが入力した文書等から得られるキーワードと共起性の高い類義語を拡張キーワードとしてユーザに提示する発明が記載されている。また、特許文献2には、所定の単語を含み検索エンジンにより抽出された複数のWebページから得られ、所定の単語と関連性の高い単語をユーザに提示する発明が記載されている。
しかしながら、特許文献1、2で開示されている発明は、ユーザが入力した検索語に関連する単語をユーザに提示する発明で、ユーザの検索目的に対応した検索語をユーザに提示する発明ではない。
そこで、本発明は、検索エンジンに不慣れなユーザであっても、ユーザの検索目的に沿った情報を検索できるように、ユーザの検索目的にかかる検索語をユーザに提示できるシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、ユーザの検索目的にかかる検索語である推奨検索語をユーザに提示できる推奨検索語提示システムであって、前記推奨検索語提示システムは、検索条件をユーザから取得するために、検索に用いる検索クエリをユーザが設定するフォームに加え、検索オプションとして検索目的を示す検索目的語をユーザが設定するGUIをクライアントに送信して、クライアントから前記検索クエリと前記検索目的語を取得する検索管理手段を備える。
また、第1の発明にかかる前記推奨検索語提示システムは、ユーザの検索目的にかかる検索語を生成するために、前記検索管理手段がクライアントから取得した前記検索目的語に関連する単語を推奨検索語として生成する推奨検索語生成手段を備え、更に、前記推奨検索語をユーザに提示するために、検索エンジンが前記検索クエリを用いて検索した検索結果と前記推奨検索語生成手段が生成した前記推奨検索語をクライアントに表示させる検索結果提示手段を備える。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載した推奨検索語提示システムにおいて、前記検索クエリを用いて検索した検索結果から前記推奨検索語を生成できるように、前記推奨検索語生成手段は、検索エンジンが前記検索クエリを用いて検索した検索結果を自然言語解析して得られた単語の中から、前記検索目的語と関連性の高い単語を前記推奨検索語として生成することを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1の発明または第2の発明に記載した推奨検索語提示システムにおいて、前記推奨検索語を用いてユーザが検索できるように、前記検索結果提示手段は、前記推奨検索語生成手段が生成した前記推奨検索語毎に、前記検索クエリに前記推奨検索語を含ませた推奨検索クエリを生成し、前記推奨検索クエリをクライアントに表示させることを特徴とする。
更に、第4の発明は、第3の発明に記載した推奨検索語提示システムにおいて、前記検索結果提示手段は、前記推奨検索クエリを用いたときの検索件数をユーザに提示できるように、前記推奨検索クエリに対応する情報を検索エンジンに検索させ、前記推奨検索クエリに関連付けて検索件数を表示させることを特徴とする。
更に、第5の発明は、第3の発明または請求項4に記載した推奨検索語提示システムにおいて、検索エンジンが対応していない記号が検索時に無視されることがないように、前記検索結果提示手段は、前記推奨検索クエリを生成する際、検索エンジンが対応していない記号を、該記号を示す単語に変換することを特徴とする。
このように、上述した本発明によれば、検索エンジンに不慣れなユーザであっても、ユーザの検索目的に沿った情報を検索できるように、ユーザの検索目的にかかる検索語をユーザに提示できるシステムを提供できる。
ここから、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、これから説明する実施形態は一つの実施形態にしか過ぎず、本発明は、これから説明する実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
図1は、本実施形態にかかる推奨検索語提示システム1を含むシステム構成を説明する図である。図1には、ユーザが操作するクライアント2と、検索クエリに対応する情報を情報源4から検索する検索エンジン3と、一つ以上の検索語を含む検索クエリと検索目的をユーザから受け付けた後、ユーザの検索目的に沿った推奨検索語をユーザに提示する推奨検索語提示システム1とから少なくとも構成される。
図1において、検索エンジン3は既存のシステムを利用することができるが、独自の検索エンジン3を用意してもよい。既存の検索エンジン3としてはGoogleやYahooなどが有名で、既存の検索エンジン3を利用する際、情報源4はインターネット上で公開されている様々なWebページになる。
図1において、ユーザが操作するクライアント2は、ブラウザを実装したコンピュータで、このようなコンピュータとしては、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、タブレット型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話などが想定できる。
図1において、推奨検索語提示システム1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などが実装された一台のサーバもしくは複数のサーバで実現される装置で、推奨検索語提示システム1は、コンピュータプログラムにより実現される機能として、クライアント2から検索クエリと検索目的を取得する検索管理手段10と、検索管理手段10がクライアント2から取得した検索目的語に関連する単語を推奨検索語として生成する推奨検索語生成手段11と、検索エンジン3が検索した検索クエリの検索結果と推奨検索語生成手段11が生成した推奨検索語をクライアント2に表示させる検索結果提示手段12を備える。
図2は、推奨検索語提示システム1の動作を説明する図である。推奨検索語提示システム1の検索管理手段10は、クライアント2から最初のアクセスがあると、一つ以上の検索語を含む検索クエリと検索目的を示す検索目的語をユーザが設定するためのGUI(Graphical User Interface)をクライアント2へ送信し(S1)、ユーザが設定した検索クエリと検索目的語をクライアント2から取得する(S2)。
図3は、検索管理手段10がクライアント2へ送信するGUIを説明する図である。図3(a)は、検索管理手段10がクライアント2へ送信するGUIの一例で、図3(a)で図示したGUIには、一つ以上の検索語を含む検索クエリをユーザが入力するフォーム5aと、検索する際にクリックするボタンオブジェクト5bに加え、図3では、検索オプションとして、検索目的を示す検索目的語を設定するフォーム5cを図示している。
図3(b)は、検索目的語を設定するフォーム5cが選択された時の図で、検索目的語を設定するフォームが選択されると、検索目的語の一覧を表示するウィンドウ5dが表示され、このウィンドウ5dに表示されている単語を選択することでユーザは検索目的語を選択できる。
図2の説明に戻る。検索管理手段10は、ユーザが設定した検索クエリと検索目的語をクライアント2から取得すると、検索クエリを検索エンジン3に引き渡し(S3)、検索クエリに基づく検索結果を検索エンジン3から取得する(S4)。
次に、検索管理手段10は、検索目的語と検索クエリに基づく検索結果を推奨検索語生成手段11に引き渡し(S5)、推奨検索語生成手段11は、検索管理手段10から検索目的語が引き渡されると、検索目的語に関連する単語を推奨検索語として生成し、生成した推奨検索語を検索結果提示手段12に引き渡す(S6)。
検索目的語の関連語を得る手法としては、検索目的語の類義語を用いることも考えられるが、本実施形態において、推奨検索語生成手段11は、特許文献2のように、検索クエリに基づく検索結果に含まれる情報を形態素解析し、検索目的語と関連性の高い単語を検索目的語の関連語として生成する。例えば、検索目的語を「店探し」とした場合、「店探し」の関連語として「飲食店」や「クーポン」などの単語が推奨検索語として生成される。
検索管理手段10は、推奨検索語生成手段11から推奨検索語が引き渡されると、検索クエリに基づく検索結果と推奨検索語生成手段11から引き渡された推奨検索語を検索結果提示手段12に引き渡す(S7)。
検索結果提示手段12は、ユーザが推奨検索語を用いて情報を検索できるように、推奨検索語生成手段11から引き渡された推奨検索語毎に、クライアント2から取得した検索クエリに推奨検索語を加えた推奨検索クエリを生成し、推奨検索クエリおよび検索エンジン3の検索結果を含む検索結果画面をクライアント2へ送信して(S8)、図2の手順は終了する。
例えば、「飲食店」と「クーポン」が推奨検索語として生成された場合、クライアント2から取得した検索クエリに「飲食店」を含ませた推奨検索クエリと、クライアント2から取得した検索クエリに「クーポン」を含ませた推奨検索クエリが生成されることになる。
図4は、クライアント2に表示される検索結果画面を説明する図である。図4で図示した検索結果画面には、図3(a)で図示したGUIに加え、推奨検索クエリ5eおよび検索エンジン3の検索結果5fが含まれる。
なお、使用できない記号が検索エンジン3に設定されていることがあるため、ユーザが設定した検索クエリの中に、検索エンジン3では使用できない記号が含まれている場合、検索結果提示手段12は、推奨検索クエリを生成する際、該記号を該記号に対応する単語に置換するようにしてもよい。
例えば、ユーザがワードプロセッサの縦書きで感嘆符を横2列に並べる方法を知りたかったとする。検索クエリが「ワードプロセッサ 縦書き !! 横2列」の場合、記号「!」は検索エンジン3側で無視されてしまい該方法に関する有益な情報が得られない。この場合、「!」を「!」に対応する単語(例えば、「感嘆符」)に置換する。
また、検索目的語に対応する推奨検索語が複数得られる場合、検索結果提示手段12は、推奨検索クエリに対応する情報を検索エンジン3に検索させ、推奨検索クエリを検索件数順に提示するようにしてもよい。
1 推奨検索語提示システム
10 検索管理手段
11 推奨検索語生成手段
12 検索結果提示手段
2 クライアント
3 検索エンジン
10 検索管理手段
11 推奨検索語生成手段
12 検索結果提示手段
2 クライアント
3 検索エンジン
Claims (5)
- 検索に用いる検索クエリをユーザが設定する入力フォームに加え、検索オプションとして検索目的を示す検索目的語をユーザが設定するGUIをクライアントに送信して、クライアントから前記検索クエリと前記検索目的語を取得する検索管理手段と、
前記検索管理手段がクライアントから取得した前記検索目的語に関連する単語を推奨検索語として生成する推奨検索語生成手段と、
検索エンジンが前記検索クエリを用いて検索した検索結果と前記推奨検索語生成手段が生成した前記推奨検索語をクライアントに表示させる検索結果提示手段と、
を備えたことを特徴とする推奨検索語提示システム。 - 前記推奨検索語生成手段は、検索エンジンが前記検索クエリを用いて検索した検索結果を自然言語解析して得られた単語の中から、前記検索目的語と関連性の高い単語を前記推奨検索語として生成する、請求項1に記載した推奨検索語提示システム。
- 前記検索結果提示手段は、前記推奨検索語生成手段が生成した前記推奨検索語毎に、前記検索クエリに前記推奨検索語を含ませた推奨検索クエリを生成し、前記推奨検索クエリをクライアントに表示させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載した推奨検索語提示システム。
- 前記検索結果提示手段は、前記推奨検索クエリを用いたときの検索件数をユーザに提示できるように、前記推奨検索クエリに対応する情報を検索エンジンに検索させ、前記推奨検索クエリに関連付けて検索件数を表示させることを特徴とする、請求項3に記載した推奨検索語提示システム。
- 前記検索結果提示手段は、前記推奨検索クエリを生成する際、検索エンジンが対応していない記号を、該記号を示す単語に変換することを特徴とする、請求項3または請求項4に記載した推奨検索語提示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012110094A JP2013238939A (ja) | 2012-05-11 | 2012-05-11 | 推奨検索語提示システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013238939A true JP2013238939A (ja) | 2013-11-28 |
Family
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JP2018045584A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社野村総合研究所 | 検索式提示システム、検索式提示方法、およびプログラム |
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- 2012-05-11 JP JP2012110094A patent/JP2013238939A/ja active Pending
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