JP2008242880A - コンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法および車載用の情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量のコンテンツの中から目的のコンテンツを短時間で容易に探し出すことが可能となるコンテンツ表示システムを提供すること。
【解決手段】コンテンツ表示システム1では、複数のコンテンツを分類する分類手段8が、第1の属性に基づいて第1のインデックスを設定するとともに第2の属性に基づいて第2のインデックスを設定するインデックス設定部9と、記憶手段2に記憶されるコンテンツの属性情報を取得し、取得された属性情報を用いて第1のインデックスと第2のインデックスとに応じたコンテンツの分類を行うコンテンツ分類部10とを備え、複数のコンテンツの分類結果を表示する表示手段4が、第1のインデックスと第2のインデックスとを2次元で表示するとともに、コンテンツの分類結果を第1のインデックスと第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法および車載用の情報端末装置に関する。
車両を目的地まで案内するためのナビゲーション機能を有する車載ナビゲーション装置(カーナビゲーション装置)が広く使用されている。この種のカーナビゲーション装置として、音楽CD(Compact Disk)等から音楽データを取り込んで装置内部のハードディスク駆動装置(HDD)に記憶し、必要に応じて再生を行う機能を備えたカーナビゲーション装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のカーナビゲーション装置では、HDDに記憶された大量の楽曲(コンテンツ)に中からユーザが目的のコンテンツを適切に選択できるようにするため、キーワードが入力されるように構成され、そのキーワードに基づいてコンテンツの検索が行われている。たとえば、キーワードとして曲名が入力され、その検索結果が、上から下に向かって一列にディスプレイモニタに表示される。また、表示されたコンテンツの中からユーザが目的のコンテンツを選択する。
ここで、一般的に、コンピュータにおけるファイルやデータベースの管理・表示・操作は、図9に示すようなフォルダを用いた階層構造を用いて行われている。ユーザがこの階層構造を利用する際には、たとえば、図10に示すようなユーザインターフェースが提供される。すなわち、任意の階層に含まれるフォルダおよびファイルには、属性を表すアイコンや文字列がある規則に従って羅列されている。そして、このユーザインターフェースが、アイコン等に対するユーザのアクション(たとえば、階層を進む、戻る、開く等)を受け付けることで、ユーザは目的とするファイルを容易に探し出し、利用することが可能になる。なお、ここでいう属性とは、あるファイルに固有の特徴であり、たとえば、名前、関連づけられるアプリケーションの種別、作成・更新日時、作成者等である。
カーナビゲーション装置においてもこの状況は同じであり、カーナビゲーション装置においても図9に示すような階層構造で、データベースの管理・表示・操作が行われている。すなわち、データベース内(特許文献1に記載のカーナビゲーション装置の場合は、HDD内)のコンテンツを所定の属性で分類分けし、それをフォルダによる階層構造と見立てることで、目的のコンテンツを探し出すことが可能となっている。なお、コンピュータにおけるファイルシステムの場合には、属性情報に階層の上下関係があるが、データベースの場合には、属性情報に階層の上下関係が通常ないため、階層を任意に入れ替えて表示させることができる。
特開2006−331598号公報
しかしながら、特許文献1のカーナビゲーション装置では、キーワード検索の結果、多数のコンテンツが検索されると、ディスプレイモニタ内に、検索された全てのコンテンツを表示することができない。そのため、この場合には、図11に示すように、スクロールバー101を利用して、コンテンツを順次表示することになる。その結果、ディスプレイモニタ上で、検索されたコンテンツの全体を把握することができず、目的のコンテンツを探し出すのに時間がかかってしまう。
特に、カーナビゲーション装置等の車載用の機器では、ディスプレイモニタ自体が大きくない。そのため、HDDに記憶された楽曲、あるいは、ナビゲーション機能を果たすためにHDDに記憶された目的地のような大量のコンテンツの中から目的のコンテンツを探し出すのは、一層困難になる。
そこで、本発明の課題は、大量のコンテンツの中から目的のコンテンツを短時間で容易に探し出すことが可能となるコンテンツ表示システムおよびコンテンツ表示方法を提供することにある。また、本発明の課題は、かかるコンテンツ表示システムを備える、または、かかるコンテンツ表示方法でコンテンツを表示する車載用の情報端末装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のコンテンツ表示システムは、複数のコンテンツが記憶される記憶手段と、複数のコンテンツを第1の属性および第2の属性の2つ属性に応じて分類する分類手段と、複数のコンテンツの分類結果を表示する表示手段とを備え、分類手段は、第1の属性に基づいて第1のインデックスを設定するとともに、第2の属性に基づいて第2のインデックスを設定するインデックス設定部と、記憶手段に記憶される複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得するとともに、取得された属性情報を用いて第1のインデックスおよび第2のインデックスに応じた複数のコンテンツの分類を行うコンテンツ分類部とを備え、表示手段は、第1のインデックスと第2のインデックスとを2次元で表示するとともに、複数のコンテンツの分類結果を第1のインデックスと第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示することを特徴とする。
本発明において、コンテンツ分類部は、第1の属性に基づいて分類される複数のコンテンツの最大分類数である第1の最大分類数と、第2の属性に基づいて分類される複数のコンテンツの最大分類数である第2の最大分類数とを算出し、インデックス設定部は、表示手段に表示可能な第1のインデックスの数である第1の表示可能インデックス数および表示手段に表示可能な第2のインデックスの数である第2の表示可能インデックス数を算出するとともに、第1の最大分類数と第1の表示可能インデックス数とに基づいて表示手段に表示される第1の表示インデックスを設定し、第2の最大分類数と第2の表示可能インデックス数とに基づいて表示手段に表示される第2の表示インデックスを設定し、コンテンツ分類部は、さらに、第1の表示インデックスおよび第2の表示インデックスに応じた複数のコンテンツの分類を行うことが好ましい。
本発明において、表示手段は、複数のコンテンツの分類結果を、抽象図形、色の濃淡あるいは数字で表示することが好ましい。
本発明において、表示手段は、複数のコンテンツの分類結果の一部を拡大して表示する拡大表示機能を備え、拡大表示時には、複数のコンテンツの分類結果をコンテンツ固有の情報とともに表示することが好ましい。
本発明において、コンテンツ表示システムは、表示手段に2次元のマトリクス状に表示されるコンテンツを表示手段上で選択して、移動させる選択移動手段と、選択移動手段によって移動された被移動コンテンツの移動先の第1のインデックスおよび第2のインデックスに基づいて、被移動コンテンツの属性を再編集する属性編集手段とを備えることが好ましい。
また、上記の課題を解決するため、本発明は、記憶手段に記憶される複数のコンテンツを第1の属性および第2の属性の2つ属性に応じて分類して表示するコンテンツ表示方法であって、記憶手段に記憶される複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得する属性情報取得ステップと、第1の属性に基づいて第1のインデックスを設定するとともに第2の属性に基づいて第2のインデックスを設定するインデックス設定ステップと、属性情報取得ステップで取得された属性情報を用いて第1のインデックスおよび第2のインデックスに応じた複数のコンテンツの分類を行うコンテンツ分類ステップと、第1のインデックスと第2のインデックスとを2次元で表示するとともに、複数のコンテンツの分類結果を第1のインデックスと第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示するコンテンツ表示ステップとを備えることを特徴とする。
本発明のコンテンツ表示システムを用いて、車載用の情報端末装置を構成することができる。また、本発明のコンテンツ表示方法を用いて、車載用の情報端末装置を構成することができる。
本発明にかかるコンテンツ表示システム、コンテンツ表示方法および車載用の情報端末装置では、大量のコンテンツの中から目的のコンテンツを短時間で容易に探し出すことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(コンテンツ表示システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるコンテンツ表示システム1の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示すディスプレイモニタ4の表示の一例を示す図である。図3は、図2に示すディスプレイモニタ4の表示の一部を拡大して示す図である。
本形態のコンテンツ表示システム1は、所定の記憶手段に記憶された複数のコンテンツを分類して所定の表示手段に表示するためのシステムであり、特に、表示手段が小さい車載用の情報端末装置(たとえば、カーナビゲーション装置)等に適したシステムである。
このコンテンツ表示システム1は、図1に示すように、複数のコンテンツが記憶される記憶手段としてのハードディスク駆動装置(HDD)2と、コンテンツ表示システム1の各種の制御を行う制御部3と、分類分けされた複数のコンテンツを表示する表示手段としてのディスプレイモニタ4を有するタッチパネル5とを備えている。本形態では、HDD2にコンテンツとして楽曲が記憶されている。すなわち、本形態のコンテンツ表示システム1は、複数のコンテンツとしての楽曲を分類し、タッチパネル5に表示するためのシステムである。なお、HDD2には、アンプやスピーカ等から構成される音声発生手段(図示省略)が接続されている。
制御部3には、HDD2およびタッチパネル5が接続されている。この制御部3は、HDD2に記憶された複数のコンテンツを分類するための構成として、各種の制御指令を出力する制御指令部6と、コンテンツの分類を行うための制御情報が記憶された記憶部7と、複数のコンテンツを分類する分類手段としての分類部8とを備えている。なお、記憶部7は実際には、ROMやRAM等のメモリによって実現され、制御指令部6および分類部8は実際には、CPU等の演算手段によって実現されている。
本形態の分類部8は、インデックス設定部9とコンテンツ分類部10とを備え、複数のコンテンツを第1の属性および第2の属性の2つ属性に応じて分類する。たとえば、第1の属性として楽曲を歌う歌手(アーティスト)が選択され、第2の属性として楽曲が発表された年代が選択され(図2参照)、この2つの属性に応じて、コンテンツの分類が行われる。なお、本形態では、3つ以上の属性が記憶部7に記憶されており、ユーザはこれらの属性の中から任意の属性を選択することが可能となっている。また、第1、第2の属性として同じ属性を選択することはできない。
インデックス設定部9は、第1の属性に基づいて、第1のインデックスを設定するとともに、第2の属性に基づいて、第2のインデックスを設定する。たとえば、インデックス設定部9は、第1の属性であるアーティストに基づいて、複数のアーティスト名を第1のインデックスとして設定する。また、インデックス設定部9は、第2の属性である年代に基づいて、複数の年代を第2のインデックスとして設定する。
また、インデックス設定部9は、ディスプレイモニタ4の表示領域に一度に表示可能な第1のインデックスの数である第1の表示可能インデックス数と、ディスプレイモニタ4の表示領域に一度に表示可能な第2のインデックスの数である第2の表示可能インデックス数とを算出する。たとえば、図2に示すように、ディスプレイモニタ4に表示可能な第1のインデックスの数は6個であるから、第1の表示可能インデックス数として、「6」を算出し、ディスプレイモニタ4に表示可能な第2のインデックスの数は7個であるから、第2の表示可能インデックス数として、「7」を算出する。
さらに、インデックス設定部9は、コンテンツ分類部10で算出される後述の第1の最大分類数と第1の表示可能インデックス数とに基づいて、第1のインデックスの粒度を設定し(たとえば、アーティスト1人ごとにインデックスを作成することを決定し)、ディスプレイモニタ4に実際に表示される第1の表示インデックスを設定する。また、インデックス設定部9は、コンテンツ分類部10で算出される後述の第2の最大分類数と第2の表示可能インデックス数とに基づいて、第2のインデックスの粒度を設定し(たとえば、1年ごとにインデックスを作成することを決定し)、ディスプレイモニタ4に実際に表示される第2の表示インデックスを設定する。
たとえば、インデックス設定部9は、図2に示すように、「アーティストA」から「アーティストE」の各アーティストおよび「その他」を第1の表示インデックスとして設定し、「2006(年)」から「2001(年)」の各年代および「〜2000(2000年以前)」を第2の表示インデックスとして設定する。この第1、第2の表示インデックスの設定方法については、コンテンツ分類部10の構成の説明後、詳述する。
コンテンツ分類部10は、HDD2に記憶された複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得する。また、コンテンツ分類部10は、取得された属性情報を用いて第1のインデックスおよび第2のインデックスに応じた複数のコンテンツの分類を行う。本形態では、コンテンツ分類部10は、第1の表示インデックスおよび第2の表示インデックスに応じた複数のコンテンツの分類を行う。なお、コンテンツの属性情報を取得方法としては、一般的に、全てのコンテンツを直接、調査して、属性リストを得る方法と、予め、全てのコンテンツを調査して属性リストをまとめ、保存しておくとともに、その保存された属性リストを読みに行く方法との2つの方法がある。
たとえば、コンテンツ分類部10は、取得された属性情報を用いて、複数のコンテンツを、第1の表示インデックスである「アーティストA」から「アーティストE」および「その他」のいずれかに分類する。すなわち、コンテンツ分類部10は、複数のコンテンツ(楽曲)を、楽曲を歌うアーティストによって分類する。また、コンテンツ分類部10は、取得された属性情報を用いて、複数のコンテンツを、第2の表示インデックスである「2006(年)」から「2001(年)」および「〜2000(2000年以前)」のいずれに分類する。すなわち、コンテンツ分類部10は、複数のコンテンツ(楽曲)を、楽曲が発表された年代によって分類する。
また、コンテンツ分類部10は、第1の属性に基づいて分類される複数のコンテンツの最大分類数である第1の最大分類数と、第2の属性に基づいて分類される複数のコンテンツの最大分類数である第2の最大分類数とを算出する。たとえば、HDD2に記憶された複数のコンテンツ(楽曲)のアーティスト数が10人であれば、第1の最大分類数として「10」を算出し、HDD2に記憶された複数のコンテンツ(楽曲)の年代が2006年から1997年までであれば、第2の最大分類数として「10」を算出する。
上述のように、インデックス設定部9は、第1の最大分類数と第1の表示可能インデックス数とに基づいて、ディスプレイモニタ4に実際に表示される第1の表示インデックスを設定する。本形態では、後述のスクロールバー30を使わなくてもディスプレイモニタ4に表示可能な(すなわち、ディスプレイモニタ4に一度に表示可能な)第1の表示インデックスを設定する。たとえば、第1の最大分類数が「10」であり、第1の表示可能インデックス数が「6」である場合には、スクロールバー30を使わなければ、第1の最大分類数に対応する第1のインデックスの全てをディスプレイモニタ4に表示することができないため、5人のアーティストAからE以外のアーティストを「その他」としてまとめ、「アーティストA」から「アーティストE」および「その他」を第1の表示インデックスとして設定する。
同様に、インデックス設定部9は、第2の最大分類数と第2の表示可能インデックス数とに基づいて、ディスプレイモニタ4に実際に表示される第2の表示インデックスを設定する。本形態では、後述のスクロールバー31を使わなくてもディスプレイモニタ4に表示可能な(すなわち、ディスプレイモニタ4に一度に表示可能な)第2の表示インデックスを設定する。たとえば、第2の最大分類数が「10」であり、第2の表示可能インデックス数が「7」である場合には、スクロールバー31を使わなければ、第2の最大分類数に対応する第2のインデックスの全てをディスプレイモニタ4に表示することができないため、2000年以前の年代を「〜2000(2000年以前)」としてまとめ、「2006(年)」から「2001(年)」および「〜2000(2000年以前)」を第2の表示インデックスとして設定する。
なお、図2に示す例では、第2の表示インデックスとして、年代の古い方をまとめた「〜2000(2000年以前)」が設定されているが、第2の表示可能インデックス数によっては、年代の新しい方をまとめて、たとえば、第2の表示インデックスとして、「2003〜(2003年以降)」が設定されても良い。また、たとえば、「〜2000(2000年以前)」および「2003〜(2003年以降)」の両者が第2の表示インデックスとして設定されても良い。
タッチパネル5は、上述のディスプレイモニタ4に加え、入力用のスイッチ11を備えている。そのため、ディスプレイモニタ4上の表示に触れることでコンテンツ表示システム1の種々の操作を行うことができる。
ディスプレイモニタ4は、第1のインデックスと第2のインデックスとを2次元で表示する。具体的には、図2に示すように、第1の属性の表示部21と第1の表示インデックスの表示部22とが、ディスプレイモニタ4の縦方向に配列され、第2の属性の表示部23と第2の表示インデックスの表示部24とが、ディスプレイモニタ4の横方向に配列されている。
また、ディスプレイモニタ4は、複数のコンテンツの分類結果を第1のインデックスと第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示する。具体的には、図2に示すように、第1の表示インデックスの表示部22の図示右側かつ第2の表示インデックスの表示部24の図示下側に2次元のマトリクス状の分類結果表示部25が配置され、この分類結果表示部25に複数のコンテンツの分類結果が表示される。
複数のコンテンツの分類結果は、たとえば、図2に示すように、抽象図形26によって表示される。図2に示す例では、円形状の抽象図形26によって複数のコンテンツの分類結果が表示されており、表示された抽象図形26の数が第1の表示インデックスと第2の表示インデックスとに応じて分類されたコンテンツの数に相当する。たとえば、アーティストAによる2006年代のコンテンツ(楽曲)は1曲であり、アーティストBによる2005年代のコンテンツ(楽曲)は6曲である。
本形態では、分類結果表示部25上のコンテンツの表示にユーザが触れることで、ユーザは任意のコンテンツを選択することができる。また、本形態では、選択されたコンテンツを開く操作と、選択されたコンテンツを拡大縮小する操作と、選択されたコンテンツに対して後述の絞り込み検索を行うための絞り込み検索操作とが行われるように構成されている。そのため、ディスプレイモニタ4上には、拡大操作ボタン27と、縮小操作ボタン29と、開操作ボタン32と、戻り操作ボタン33と、絞り込み検索ボタン34とが設けられている。なお、本形態では、第1の表示インデックスまたは第2の表示インデックスのいずれかが選択されると、そのインデックスに属する全てのコンテンツが選択される。たとえば、第2の表示インデックスの2005年が選択されると、2005年代の全てのアーティストの楽曲(コンテンツ)が選択される。
上述のように、本形態では、選択されたコンテンツを拡大縮小する操作が行われる。すなわち、ディスプレイモニタ4は、複数のコンテンツの分類結果の一部を拡大して表示する拡大表示機能を備えており、拡大したい範囲のコンテンツを選択した後に、拡大操作ボタン27に触れることで、図3に示すように、ディスプレイモニタ4の表示の一部が拡大されて表示される。図3に示す拡大表示時には、複数のコンテンツの分類結果が、コンテンツ固有の情報28とともに表示される。すなわち、図2において抽象図形26によって表示されていたコンテンツの分類結果が、図3に示す拡大表示時には、楽曲のジャケット画像あるいは楽曲名のテキスト文字列等のコンテンツ固有の情報28とともに表示される。また、所定範囲のコンテンツを選択した後に、縮小操作ボタン29に触れることで、ディスプレイモニタ4の表示を縮小することができる。
なお、拡大表示後の第1の表示可能インデックス数と第1の最大分類数とに基づいて、インデックス設定部9が再び、第1の表示インデックスを設定しても良い。たとえば、図3に示すように、拡大表示後の第1の表示可能インデックス数は「2」であるから、アーティストA以外のアーティストを「その他」としてまとめ、「アーティストA」および「その他」を第1の表示インデックスとして設定しても良い。同様に、拡大表示後の第2の表示可能インデックス数と第2の最大分類数とに基づいて、インデックス設定部9が再び、第2の表示インデックスを設定しても良い。たとえば、図3に示すように、拡大表示後の第2の表示可能インデックス数は「2」であるから、2005年以前の年代を「〜2005(2005年以前)」としてまとめ、「2006(年)」および「〜2005(2005年以前)」を第2の表示インデックスとして設定しても良い。
また、ディスプレイモニタ4は、スクロールバー30、31を備えている。なお、図2では、第1の最大分類数と第1の表示可能インデックス数とに基づいて、ディスプレイモニタ4に一度に表示可能な第1の表示インデックスが設定され、第2の最大分類数と第2の表示可能インデックス数とに基づいて、ディスプレイモニタ4に一度に表示可能な第2の表示インデックスが設定されているため、スクロールバー30、31は機能しない。一方、図3では、拡大表示が行われているため、スクロールバー30、31が機能して、スクロールが行われる。
(コンテンツ表示方法)
図4は、本発明の実施の形態にかかるコンテンツ表示方法を説明するためのフローチャートである。
以上のように構成されたコンテンツ表示システム1では、以下のように、コンテンツの表示を行い、また、ユーザは、表示されたコンテンツに対して以下の操作を行う。
図4に示すフローのように、本形態のコンテンツ表示方法では、まず、インデックス設定部9が、初期設定におけるディスプレイモニタ4の表示領域に表示可能な第1のインデックスの数である第1の表示可能インデックス数と、初期設定におけるディスプレイモニタ4の表示領域に表示可能な第2のインデックスの数である第2の表示可能インデックス数とを算出する(ステップS1)。
その後、制御指令部6がタッチパネル5に対して初期設定の階層を表示するように指定する(ステップS2)。たとえば、制御指令部6がタッチパネル5に対して、初期設定で選択される第1の属性としての「アーティスト」と、第2の属性として「年代」とを表示するように指定する。なお、ステップS2では、システム上の最上階層となるRootを表示するように制御指令部6が指定を行っても良い。コンテンツ表示システム1が用いられる装置によっては、楽曲の他に、たとえば、写真や映像等が対象のコンテンツとなる。そのため、ステップS2で、Rootを表示するように指定が行われる場合には、たとえば、楽曲、写真あるいは映像等の中からユーザが、対象となるコンテンツを選択し、設定する(ステップS102)。
その後、制御指令部6がコンテンツ分類部10に対して、初期設定の属性で分類分けするように指定する(ステップS3)。たとえば、制御指令部6がコンテンツ分類部10に対して、第1の属性としての「アーティスト」と、第2の属性として「年代」とに応じてコンテンツを分類するように指定する。
その後、コンテンツ分類部10が、HDD2に記憶された複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得する(ステップS4)。その後、コンテンツ分類部10が、第1の最大分類数および第2の最大分類数を算出し、インデックス設定部9が、第1の最大分類数と第1の表示可能インデックス数とに基づいて、第1の表示インデックスを設定するとともに、第2の最大分類数と第2の表示可能インデックス数とに基づいて、第2の表示インデックスを設定する(ステップS5)。
その後、コンテンツ分類部10が、ステップS4で取得された属性情報を用いて、第1の表示インデックスおよび第2の表示インデックスに応じた複数のコンテンツの分類を行う(ステップS6)。その後、第1の表示インデックスと第2の表示インデックスとをディスプレイモニタ4に2次元で表示するとともに、複数のコンテンツの分類結果を第1の表示インデックスと第2の表示インデックスとに応じた2次元のマトリクス状にディスプレイモニタ4に表示する(ステップS7)。
その後、ディスプレイモニタ4に表示されたコンテンツの少なくともいずれか1つが選択されたか否かを判断する(ステップS8)。すなわち、分類結果表示部25のコンテンツの表示にユーザが触れたか否かを判断する。ステップS8で、コンテンツが選択された場合には、選択された範囲のコンテンツを拡大表示するための操作が行われたか否かを判断する(ステップS9)。具体的には、拡大操作ボタン27にユーザが触れたか否かを判断する。
ステップS9で、ディスプレイモニタ4の拡大表示操作がされていない場合には、選択されたコンテンツに対して絞り込み検索が行われたか否かを判断する(ステップS10)。具体的には、絞り込み検索ボタン34にユーザが触れたか否かを判断する。ステップS10で、絞り込み検索が行われていない場合には、選択されたコンテンツを開く操作がされたか否かを判断する(ステップS11)。具体的には、開操作ボタン32にユーザが触れたか否かを判断する。
ステップS11で、コンテンツを開く操作がされていない場合には、ステップS8へ戻る。一方、ステップS11で、コンテンツを開く操作がされた場合には、選択されたコンテンツのリストを取得し(ステップS12)、一連のフローが終了する。なお、ステップS12で、選択されたコンテンツのリストが取得されると、たとえば、選択されたコンテンツ(すなわち、楽曲)の演奏が開始される。
また、ステップS10で、絞り込み検索が行われた場合には、選択されたコンテンツを対象コンテンツに変更して(ステップS13)、ステップS4へ戻る。具体的には、たとえば、ステップS8で選択されたコンテンツがアーティストBの2005年代の楽曲である場合に、絞り込み検索が行われると、ステップS13では、アーティストBの2005年代の楽曲のみが対象コンテンツとなり、この対象コンテンツを、アーティストおよび年代以外の2つの他の属性(たとえば、音楽のジャンルやアルバム名等)で分類分けするように制御指令部6がコンテンツ分類部10に対して指定を行う。また、その後、ステップS4へ戻って、対象コンテンツ(すなわち、アーティストBの2005年代の楽曲)の2つの他の属性を取得し、その属性に基づいて、対象コンテンツの分類を行う。
一方、ステップS9で、選択された範囲のコンテンツを拡大表示するための操作が行われた場合には、選択されたコンテンツを対象コンテンツに変更して(ステップS14)、ステップS4へ戻る。具体的には、たとえば、ステップS8で選択されたコンテンツがアーティストAの2006年代および2005年代の楽曲、並びに、アーティストBの2006年代および2005年代の楽曲である場合に、拡大表示操作が行われると、アーティストAの2006年代および2005年代の楽曲、並びに、アーティストBの2006年代および2005年代の楽曲のみが対象コンテンツとなって、ステップS4へ戻る。
また、ステップS8で、コンテンツの選択が行われていない場合には、第1の表示インデックスまたは第2の表示インデックスの中の少なくともいずれか1つのインデックスが選択されたか否かを判断する(ステップS15)。すなわち、第1の表示インデックスの表示部22または第2の表示インデックスの表示部24にユーザが触れたか否かを判断する。
ステップS15で、インデックスの選択が行われた場合には、選択されたインデックスの範囲に応じたコンテンツを拡大表示するための操作が行われたか否かを判断する(ステップS16)。具体的には、拡大操作ボタン27にユーザが触れたか否かを判断する。
ステップS16で、拡大表示操作がされた場合には、拡大する選択されたインデックスの範囲に応じたコンテンツを対象コンテンツに変更して(ステップS17)、ステップS4へ戻る。具体的には、たとえば、ステップS15で、第2の表示インデックスの2006年代および2005年代が選択された場合には、2006年代および2005年代の楽曲のみが対象コンテンツとなって、ステップS4へ戻る。
一方、ステップS16で、拡大表示操作がされていない場合には、選択されたインデックスの範囲に応じたコンテンツに対して絞り込み検索が行われたか否かを判断する(ステップS18)。具体的には、絞り込み検索ボタン34にユーザが触れたか否かを判断する。ステップS18で、絞り込み検索が行われていない場合には、ステップS8へ戻る。
一方、ステップS18で、絞り込み検索が行われた場合には、新たな属性で分類分けするように制御指令部6がコンテンツ分類部10に対して指定を行って(ステップS19)、ステップS4へ戻る。具体的には、たとえば、ステップS15で、第2の表示インデックスの2005年代が選択された場合に、絞り込み検索が行われると、ステップS19では、2005年代の楽曲(コンテンツ)のみを、年代以外の他の属性(たとえば、音楽のジャンルあるいはアルバム名等)とアーティストとの2つの属性で分類分けするように、制御指令部6がコンテンツ分類部10に対して指定を行う。また、その後、ステップS4へ戻って、2005年代の楽曲の、年代以外の他の属性とアーティストとの2つの属性を取得し、その属性に基づいて、対象コンテンツの分類を行う。
また、ステップS15で、インデックスの選択がされていない場合には、属性が選択された否かを判断する(ステップS20)。すなわち、第1の属性の表示部21または第2の属性の表示部23にユーザが触れたか否かを判断する。ステップS20で、属性が選択されていない場合には、ステップS8へ戻る。
一方、ステップS20で、属性が選択された場合には、選択された属性が他の属性に変更されたか否かを判断する(ステップS21)。すなわち、複数のコンテンツを分類するためのある属性が他の属性へ変更されたか否かを判断する。属性が変更されていない場合には、ステップS8へ戻り、属性が変更されている場合には、変更された新たな属性で分類分けするように、制御指令部6がコンテンツ分類部10に対して指定を行って(ステップS22)、ステップS4へ戻る。
なお、本形態では、ステップS4は、HDD2に記憶された複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得する属性情報取得ステップであり、ステップS5は、第1の属性に基づいて第1のインデックス(具体的には、第1の表示インデックス)を設定するとともに第2の属性に基づいて第2のインデックス(具体的には、第2の表示インデックス)を設定するインデックス設定ステップである。また、ステップS6は、ステップS4で取得された属性情報を用いて第1のインデックス(具体的には、第1の表示インデックス)および第2のインデックス(具体的には、第2の表示インデックス)に応じた複数のコンテンツの分類を行うコンテンツ分類ステップである。さらに、ステップS7は、第1のインデックス(具体的には、第1の表示インデックス)と第2のインデックス(具体的には、第2の表示インデックス)とを2次元で表示するとともに、複数のコンテンツの分類結果を第1のインデックス(具体的には、第1の表示インデックス)と第2のインデックス(具体的には、第2の表示インデックス)とに応じた2次元のマトリクス状に表示するコンテンツ表示ステップである。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、ディスプレイモニタ4に、第1の属性に基づいて設定される第1のインデックスと第2の属性に基づいて設定される第2のインデックスとが2次元で表示されるとともに、複数のコンテンツの分類結果が第1のインデックスと第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示されている。そのため、HDD2に記憶されたコンテンツが大量であったとしても、HDD2に記憶されたコンテンツの全体像が把握可能となるように、ディスプレイモニタ4に表示を行うことができる。その結果、大量のコンテンツの中から目的のコンテンツを短時間で探し出すことが可能となり、目的のコンテンツを容易に探し出すことが可能となる。
また、コンテンツの分類結果が2次元のマトリクス状に表示されるため、コンテンツの全体像を空間的に把握することができ、その結果、タッチパネル5のより直感的な操作が可能になる。また、2次元のマトリクス状に表示されたコンテンツの分類結果に基づいて、複数のコンテンツの一括選択を容易に行うことが可能になる。
本形態では、ディスプレイモニタ4に一度に表示可能な第1の表示可能インデックス数および第2の表示可能インデックス数が算出されるとともに、第1の最大分類数と第2の最大分類数とが算出されている。また、第1の最大分類数と第1の表示可能インデックス数とに基づいて第1の表示インデックスが設定され、第2の最大分類数と第2の表示可能インデックス数とに基づいて第2の表示インデックスが設定されている。さらに、第1の表示インデックスおよび第2の表示インデックスに応じた複数のコンテンツの分類が行われている。
すなわち、ディスプレイモニタ4に一度に表示される第1の表示インデックスおよび第2の表示インデックスに応じた分類が行われるため、ディスプレイモニタ4でスクロールを行う必要がなくなる。その結果、大量のコンテンツの中から目的のコンテンツを短時間で容易に探し出すことができる。
本形態では、ディスプレイモニタ4には、複数のコンテンツの分類結果が抽象図形26によって表示されている。そのため、ユーザは、コンテンツの分類結果を直感的に把握することができ、目的のコンテンツを容易に探し出すことが可能になる。
本形態では、ディスプレイモニタ4は、複数のコンテンツの分類結果の一部を拡大して表示する拡大表示機能を備え、拡大表示時には、複数のコンテンツの分類結果がコンテンツ固有の情報28とともに表示される。そのため、拡大表示を行うことで、目的のコンテンツをすぐに探し出すことができる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、図2に示すように、複数のコンテンツの分類結果が抽象図形26によって表示されている。この他にもたとえば、図5に示すように、色の濃淡36によって、複数のコンテンツの分類結果が表示されても良い。この場合には、表示された色が濃ければ濃いほど、より多くの楽曲がその分類に含まれることになる。また、図6に示すように、数字37によって、複数のコンテンツの分類結果が表示されても良い。この場合には、表示された数字は、その分類に含まれる楽曲の数を示している。
また、上述した形態では、図2に示すように、複数のコンテンツの分類結果が平面的に表示されているが、図7に示すように、複数のコンテンツの分類結果が立体的に表示されても良い。この場合には、複数のコンテンツの分類結果が3次元的な立体図形38で表示される。
上述した形態では、第1の属性としてアーティストが選択され、第2の属性として楽曲の年代が選択されている。この他にもたとえば、図8に示すように、第2の属性(または第1の属性)としてフォルダが選択されても良い。この場合には、選択されたフォルダ内に含まれる下の階層のフォルダBからDおよび選択されたフォルダ内のファイルがインデックスとして設定される。なお、この場合、分類結果表示部25には、各インデックス内のファイルの数に応じた抽象図形26が表示され、インデックスとして設定されたフォルダの中に下の階層のフォルダが含まれていたとしても、この下の階層のフォルダに応じた表示はされない。
また、図8に示す場合において、ポインティングデバイス(たとえば、スイッチ11等)を用いて、あるフォルダ内のコンテンツ(あるいは、フォルダに入っていないコンテンツ)を他のフォルダ(あるいは、フォルダ外)にドラッグアンドドロップで移動できるようにしても良い。また、図2に示す場合において、ディスプレイモニタ4に表示されたコンテンツをドラッグアンドドロップで移動させるとともに、移動先の第1のインデックスおよび第2のインデックスに基づいて、コンテンツの属性を再編集するように構成しても良い。
すなわち、スイッチ11等のポインティングデバイスで、ディスプレイモニタ4に2次元のマトリクス状に表示されたコンテンツを選択して、移動させるとともに、移動されたコンテンツの移動先の第1のインデックスおよび第2のインデックスに基づいて、コンテンツの属性を再編集しても良い。たとえば、アーティストBの2005年代のコンテンツを選択して、選択されたコンテンツをアーティストBの2006年代へ移動させるとともに、移動されたコンテンツの移動先の第1のインデックスおよび第2のインデックス(すなわち、アーティストB、2006年)に基づいて、移動されたコンテンツの属性をアーティストBの2006年代のものへ再編集(変更)するようにしても良い。
このように構成すると、ディスプレイモニタ4の表示を確認しながら、かつ、簡易な操作で、コンテンツの属性を編集(変更)することができる。なお、この場合には、たとえば、スイッチ11は、ディスプレイモニタ4に2次元のマトリクス状に表示されるコンテンツをディスプレイモニタ4上で選択して、移動させる選択移動手段である。また、この場合には、制御部3内に、移動されたコンテンツの移動先の第1のインデックスおよび第2のインデックスに基づいて、移動されたコンテンツの属性を再編集する属性編集手段としての属性編集部を設ければ良い。また、この属性編集部での再編集結果に基づいて、HDD2に記憶されたコンテンツの属性が変更される。
上述した形態では、ディスプレイモニタ4上には、拡大操作ボタン27と、縮小操作ボタン28と、開操作ボタン32と、戻り操作ボタン33と、絞り込み検索ボタン34とが設けられている。この他にもたとえば、ディスプレイモニタ4上でのこれらの操作ボタンの表示を省略するとともに、コンテンツを選択すると(すなわち、コンテンツの表示にユーザが触れると)、あるいは、コンテンツの表示をダブルクリックすると、ディスプレイモニタ4上に、開く操作、拡大縮小する操作あるいは絞り込み検索操作を行うための選択メニューが表示され、選択されたメニューに応じた操作が行われるようにしても良い。
また、上述した形態では、コンテンツが選択された後に、所定の操作ボタンに触れることで、開く操作、拡大縮小する操作あるいは絞り込み検索操作が開始されるが、コンテンツが選択されるとそのまま、所定の操作が開始されるようにしても良い。
上述した形態では、第1、第2のインデックスの粒度は、第1、第2の最大分類数と第1、第2の表示可能インデックス数とに基づいて設定されている。この他にもたとえば、第1、第2のインデックスの粒度は、ユーザによって任意に設定されても良い。
また、上述した形態では、第1、第2の最大分類数と第1、第2の表示可能インデックス数とに基づいて、ディスプレイモニタ4に一度に表示できる第1、第2の表示インデックスが設定されており、図2に示すディスプレイモニタ4の表示においては、スクロールバー30、31が機能しない。この他にもたとえば、図2に示すディスプレイモニタ4の表示において、スクロールバー30、31によってスクロールが行われるように、第1、第2の最大分類数と第1、第2の表示可能インデックス数とに基づいて、第1、第2の表示インデックスが設定されても良い。また、ユーザによって任意に、第1、第2の表示インデックスが設定されても良い。
なお、車載用の情報端末装置等の細かな操作に適さないポータブルデバイスにおいては、スクロールバー30、31によってスクロールが行われるように、第1、第2の表示インデックスが設定される場合であっても、2スクロール画面程度となるように、第1、第2の表示インデックスが設定されることが好ましい。
上述した形態では、たとえば、初期設定において、第1の属性としてアーティストが選択され、第2の属性として年代が選択されている。すなわち、所定の属性が初期設定で選択されている。この他にもたとえば、初期設定あるいはその他の段階で選択される属性の優先順位を、ユーザの手動操作に基づいて学習させる機能を制御部3に持たせても良い。
上述した形態では、コンテンツ表示システム1は、記憶手段としてHDD2を備えている。この他にもたとえば、コンテンツ表示システム1は、HDD2に代えてあるいはHDD2に加えて、記憶手段として、DVD(Digital Versatile Disc)の駆動装置やCDの駆動装置を備えていても良い。また、コンテンツ表示システム1は、HDD2に代えてあるいはHDD2に加えて、記憶手段として、メモリスティック等の大容量のフラッシュメモリを備えていても良い。
上述した形態では、コンテンツは楽曲であるが、コンテンツは楽曲には限定されず、ナビゲーション機能を果たすためにHDD2に記憶された目的地等のその他のものであっても良い。
なお、上述のように、本発明の実施の形態にかかるコンテンツ表示システム1は、ディスプレイモニタ4が小さい車載用の情報端末装置(たとえば、カーナビゲーション装置)等に適したシステムであるが、車載用の情報端末装置以外にもコンテンツ表示システム1を適用することが可能である。たとえば、携帯用の情報端末機器やその他の情報端末機器等にコンテンツ表示システム1を適用することが可能である。
本発明の実施の形態にかかるコンテンツ表示システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示すディスプレイモニタの表示の一例を示す図である。 図2に示すディスプレイモニタの表示の一部を拡大して示す図である。 本発明の実施の形態にかかるコンテンツ表示方法を説明するためのフローチャートである。 図1に示すディスプレイモニタの表示の他の例を示す図である。 図1に示すディスプレイモニタの表示の他の例を示す図である。 図1に示すディスプレイモニタの表示の他の例を示す図である。 図1に示すディスプレイモニタの表示の他の例を示す図である。 従来技術にかかるコンピュータのファイルやデータベースにおけるフォルダを用いた階層構造を説明するための図である。 従来技術にかかるユーザインターフェースを説明するための図である。 従来技術にかかるコンテンツの検索結果の表示画面を示す図である。
符号の説明
1 コンテンツ表示システム
2 HDD(記憶手段)
4 ディスプレイモニタ(表示手段)
8 分類部(分類手段)
9 インデックス設定部
10 コンテンツ分類部
11 スイッチ(選択移動手段)
26 抽象図形
28 コンテンツ固有の情報
36 色の濃淡
37 数字
S4 属性情報取得ステップ
S5 インデックス設定ステップ
S6 コンテンツ分類ステップ
S7 コンテンツ表示ステップ

Claims (7)

  1. 複数のコンテンツが記憶される記憶手段と、上記複数のコンテンツを第1の属性および第2の属性の2つ属性に応じて分類する分類手段と、上記複数のコンテンツの分類結果を表示する表示手段とを備え、
    上記分類手段は、上記第1の属性に基づいて第1のインデックスを設定するとともに、上記第2の属性に基づいて第2のインデックスを設定するインデックス設定部と、上記記憶手段に記憶される上記複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得するとともに、取得された上記属性情報を用いて上記第1のインデックスおよび上記第2のインデックスに応じた上記複数のコンテンツの分類を行うコンテンツ分類部とを備え、
    上記表示手段は、上記第1のインデックスと上記第2のインデックスとを2次元で表示するとともに、上記複数のコンテンツの分類結果を上記第1のインデックスと上記第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示することを特徴とするコンテンツ表示システム。
  2. 前記コンテンツ分類部は、前記第1の属性に基づいて分類される前記複数のコンテンツの最大分類数である第1の最大分類数と、前記第2の属性に基づいて分類される前記複数のコンテンツの最大分類数である第2の最大分類数とを算出し、
    前記インデックス設定部は、前記表示手段に表示可能な前記第1のインデックスの数である第1の表示可能インデックス数および前記表示手段に表示可能な前記第2のインデックスの数である第2の表示可能インデックス数を算出するとともに、上記第1の最大分類数と上記第1の表示可能インデックス数とに基づいて前記表示手段に表示される第1の表示インデックスを設定し、上記第2の最大分類数と上記第2の表示可能インデックス数とに基づいて前記表示手段に表示される第2の表示インデックスを設定し、
    前記コンテンツ分類部は、さらに、上記第1の表示インデックスおよび上記第2の表示インデックスに応じた前記複数のコンテンツの分類を行うことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ表示システム。
  3. 前記表示手段は、前記複数のコンテンツの分類結果を、抽象図形、色の濃淡あるいは数字で表示することを特徴とする請求項1または2記載のコンテンツ表示システム。
  4. 前記表示手段は、前記複数のコンテンツの分類結果の一部を拡大して表示する拡大表示機能を備え、拡大表示時には、前記複数のコンテンツの分類結果をコンテンツ固有の情報とともに表示することを特徴とする請求項3記載のコンテンツ表示システム。
  5. 前記表示手段に2次元のマトリクス状に表示されるコンテンツを前記表示手段上で選択して、移動させる選択移動手段と、上記選択移動手段によって移動された被移動コンテンツの移動先の前記第1のインデックスおよび前記第2のインデックスに基づいて、上記被移動コンテンツの属性を再編集する属性編集手段とを備えることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載のコンテンツ表示システム。
  6. 記憶手段に記憶される複数のコンテンツを第1の属性および第2の属性の2つ属性に応じて分類して表示するコンテンツ表示方法であって、
    上記記憶手段に記憶される上記複数のコンテンツのそれぞれの属性情報を取得する属性情報取得ステップと、上記第1の属性に基づいて第1のインデックスを設定するとともに上記第2の属性に基づいて第2のインデックスを設定するインデックス設定ステップと、上記属性情報取得ステップで取得された上記属性情報を用いて上記第1のインデックスおよび上記第2のインデックスに応じた上記複数のコンテンツの分類を行うコンテンツ分類ステップと、上記第1のインデックスと上記第2のインデックスとを2次元で表示するとともに、上記複数のコンテンツの分類結果を上記第1のインデックスと上記第2のインデックスとに応じた2次元のマトリクス状に表示するコンテンツ表示ステップとを備えることを特徴とするコンテンツ表示方法。
  7. 請求項1から5いずれかに記載のコンテンツ表示システムを備える、または、請求項6記載のコンテンツ表示方法で前記複数のコンテンツを表示することを特徴とする車載用の情報端末装置。
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