JP3107310B2 - 処理装置 - Google Patents
処理装置Info
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- JP3107310B2 JP3107310B2 JP31159289A JP31159289A JP3107310B2 JP 3107310 B2 JP3107310 B2 JP 3107310B2 JP 31159289 A JP31159289 A JP 31159289A JP 31159289 A JP31159289 A JP 31159289A JP 3107310 B2 JP3107310 B2 JP 3107310B2
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- Japan
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- substrate
- processing
- support frame
- wafer
- support
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
- G03F7/70733—Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
- G03F7/7075—Handling workpieces outside exposure position, e.g. SMIF box
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、レジスト処理装置のような基板に対して所
定の処理を施す処理装置に関する。
定の処理を施す処理装置に関する。
(従来の技術) 半導体素子の高集積度に伴い、半導体ウエハのレジス
ト処理工程がより複雑化している。このため、レジスト
処理装置は、複数の処理機構、例えば、半導体ウエハを
ヘキサメチルジシラン(HMDS)等の密着強化剤を表面処
理する機構、これにレジスト液を塗布する機構、これを
ベーキング処理する機構、さらにこれを現像処理する機
構等を有する。
ト処理工程がより複雑化している。このため、レジスト
処理装置は、複数の処理機構、例えば、半導体ウエハを
ヘキサメチルジシラン(HMDS)等の密着強化剤を表面処
理する機構、これにレジスト液を塗布する機構、これを
ベーキング処理する機構、さらにこれを現像処理する機
構等を有する。
当初のレジスト処理装置は、各種処理機構(複数のレ
ジスト塗布機構およびベーキング機構等)がローダー機
構とアンローダー機構との間に直列に配列され、各処理
機構の相互間にウエハ搬送用のハンドリング機構がそれ
ぞれ配置されている。このように各処理機構がライン状
に配列されているために、処理工程の変更に対応するこ
とができないという欠点がある。
ジスト塗布機構およびベーキング機構等)がローダー機
構とアンローダー機構との間に直列に配列され、各処理
機構の相互間にウエハ搬送用のハンドリング機構がそれ
ぞれ配置されている。このように各処理機構がライン状
に配列されているために、処理工程の変更に対応するこ
とができないという欠点がある。
上記のライン型レジスト処理装置の欠点を解消するた
めに、改良型のレジスト処理装置は、装置全体をフレキ
シブルな構成とすることにより、複雑な処理工程や工程
の変更に対して対処することができるようにしている。
この改良型のレジスト処理装置においては、レジスト処
理装置内に通路(トラック)を設け、トラック内をハン
ドリング装置が移動することにより、塗布機構やベーキ
ング機構などの各処理機構のうちから必要なものを選択
することができるようにしている。
めに、改良型のレジスト処理装置は、装置全体をフレキ
シブルな構成とすることにより、複雑な処理工程や工程
の変更に対して対処することができるようにしている。
この改良型のレジスト処理装置においては、レジスト処
理装置内に通路(トラック)を設け、トラック内をハン
ドリング装置が移動することにより、塗布機構やベーキ
ング機構などの各処理機構のうちから必要なものを選択
することができるようにしている。
上記ハンドリング装置は、半導体ウエハを保持する部
分に吸着アームを有する。しかしながら、吸着アームに
より多数枚の半導体ウエハを吸着保持すると、吸入口近
傍にダストが集積し、半導体ウエハに集積したダストが
付着しやすい。
分に吸着アームを有する。しかしながら、吸着アームに
より多数枚の半導体ウエハを吸着保持すると、吸入口近
傍にダストが集積し、半導体ウエハに集積したダストが
付着しやすい。
また、レジスト処理装置の機構が複合化すると、機構
からのダスト発生量が増加し、クリーンルーム内が汚染
されやすい。この結果、ダストが半導体ウエハに付着し
やすくなり、半導体素子の良品率が悪化するおそれが生
じる。
からのダスト発生量が増加し、クリーンルーム内が汚染
されやすい。この結果、ダストが半導体ウエハに付着し
やすくなり、半導体素子の良品率が悪化するおそれが生
じる。
このような従来型のハンドリング装置の不都合を解消
するためにUSP4,507,078号公報には、リング状の部材を
用いて半導体ウエハを保持するハンドリング装置が開示
されている。このようなハンドリング装置によれば、半
導体ウエハがリング状の部材に嵌まり込むだけで保持さ
れるので、半導体ウエハへのダスト付着量が大幅に低減
される。
するためにUSP4,507,078号公報には、リング状の部材を
用いて半導体ウエハを保持するハンドリング装置が開示
されている。このようなハンドリング装置によれば、半
導体ウエハがリング状の部材に嵌まり込むだけで保持さ
れるので、半導体ウエハへのダスト付着量が大幅に低減
される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のハンドリング装置では、半導体
ウエハとリング状部材との相互接触部分を介して熱交換
が行われるので、半導体ウエハ周縁部と中央部とに温度
差が生じ、後工程に悪影響が及ぶ場合がある。通常、レ
ジスト処理装置では、HMDS処理時、レジスト塗布時、現
像処理時などにおける半導体ウエハの温度がそれぞれ異
なるため、各処理工程の前工程でウエハを温度調整処理
する。しかし、各処理時の目標温度と実際のウエハ温度
とに差が生じる場合があり、レジスト処理時のウエハ温
度を厳密に管理することができず、レジスト膜厚が目標
厚さにならないなどの問題を生じるという欠点がある。
ウエハとリング状部材との相互接触部分を介して熱交換
が行われるので、半導体ウエハ周縁部と中央部とに温度
差が生じ、後工程に悪影響が及ぶ場合がある。通常、レ
ジスト処理装置では、HMDS処理時、レジスト塗布時、現
像処理時などにおける半導体ウエハの温度がそれぞれ異
なるため、各処理工程の前工程でウエハを温度調整処理
する。しかし、各処理時の目標温度と実際のウエハ温度
とに差が生じる場合があり、レジスト処理時のウエハ温
度を厳密に管理することができず、レジスト膜厚が目標
厚さにならないなどの問題を生じるという欠点がある。
一方、上記のハンドリング装置では、ウエハカセット
ステーションと処理ステーションとの間における半導体
ウエハの受け渡しがスムーズになされないおそれがあ
る。
ステーションと処理ステーションとの間における半導体
ウエハの受け渡しがスムーズになされないおそれがあ
る。
この発明の目的は、搬送時におけるウエハの温度変化
を少なくすることができる処理装置を提供することにあ
る。
を少なくすることができる処理装置を提供することにあ
る。
すなわち、加熱された被処理基板を搬送する際にこの
被処理基板から搬送アームに熱が流入して被処理基板が
冷却されたり、逆に、このようにして搬送アームに流入
した熱が常温の被処理基板を搬送する際に被処理基板に
流入し、被処理基板が加熱されてしまうことがあり、良
好な処理を行えない場合がある。
被処理基板から搬送アームに熱が流入して被処理基板が
冷却されたり、逆に、このようにして搬送アームに流入
した熱が常温の被処理基板を搬送する際に被処理基板に
流入し、被処理基板が加熱されてしまうことがあり、良
好な処理を行えない場合がある。
さらに、本発明は、搬送時に被処理基板から流出する
熱量、および被処理基板に流入する熱量を減少させるこ
とができ、所定の処理温度で良好な処理を行うことので
きる処理装置を提供しようとするものである。
熱量、および被処理基板に流入する熱量を減少させるこ
とができ、所定の処理温度で良好な処理を行うことので
きる処理装置を提供しようとするものである。
さらにまた、本発明は、基板の受け渡しをスムーズに
行うことができる処理装置を提供することを目的とす
る。
行うことができる処理装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は、以下の(1)
〜(7)を提供する。
〜(7)を提供する。
(1) 基板に対して少なくともそれぞれ液処理および
熱処理を施す処理機構を含む複数の処理機構を有する処
理部と、各処理機構に対する基板の搬入出および各処理
機構間の基板の搬送を行うための搬送機構とを具備する
処理装置であって、 前記搬送機構は、内部空間が前記基板よりも大きい略
リング状をなす支持枠と、その支持枠から内方へ延び、
その上に前記基板が載置される爪状をなす複数の支持部
材とを有する基板支持部を備え、熱処理を施す処理機構
と液処理を施す機構との間で基板を搬送する際に支持枠
が前記基板に熱的影響を及ぼさないように、前記支持枠
と上下に重ならない状態で前記基板が支持部材により支
持されて搬送されることを特徴とする処理装置。
熱処理を施す処理機構を含む複数の処理機構を有する処
理部と、各処理機構に対する基板の搬入出および各処理
機構間の基板の搬送を行うための搬送機構とを具備する
処理装置であって、 前記搬送機構は、内部空間が前記基板よりも大きい略
リング状をなす支持枠と、その支持枠から内方へ延び、
その上に前記基板が載置される爪状をなす複数の支持部
材とを有する基板支持部を備え、熱処理を施す処理機構
と液処理を施す機構との間で基板を搬送する際に支持枠
が前記基板に熱的影響を及ぼさないように、前記支持枠
と上下に重ならない状態で前記基板が支持部材により支
持されて搬送されることを特徴とする処理装置。
(2) 基板に対して少なくともそれぞれ液処理および
熱処理を施す処理機構を含む複数の処理機構を有する処
理部と、 処理前または処理後の基板を収納可能な基板収納容器
が載置される基板収納容器載置部と、 前記基板収納容器に対する基板の搬入出を行うための
第1の搬送機構と、 前記処理部の各処理機構に対する基板の搬入出および
各処理機構間の基板の搬送を行うための第2の搬送機構
と、 前記第1の搬送機構と前記第2の搬送機構との間で前
記基板の受け渡しを行うための受け渡し台と を具備し、 前記受け渡し台は、基板を支持する上下動可能な支持
ピンと、支持ピン上の基板を挟持可能に設けられた挟持
部材とを備え、これら支持ピンと挟持部材とで基板が位
置決めされ、 前記第2の搬送機構は、その内部空間が前記基板より
も大きい略リング状をなす支持枠と、その支持枠から内
方へ延び、その上に前記基板が載置される爪状をなす複
数の支持部材とを有する基板支持部を備え、熱処理を施
す処理機構と液処理を施す機構との間で基板を搬送する
際に支持枠が前記基板に熱的影響を及ぼさないように、
前記支持枠と上下に重ならない状態で前記基板が支持部
材により支持されて搬送されることを特徴とする処理装
置。
熱処理を施す処理機構を含む複数の処理機構を有する処
理部と、 処理前または処理後の基板を収納可能な基板収納容器
が載置される基板収納容器載置部と、 前記基板収納容器に対する基板の搬入出を行うための
第1の搬送機構と、 前記処理部の各処理機構に対する基板の搬入出および
各処理機構間の基板の搬送を行うための第2の搬送機構
と、 前記第1の搬送機構と前記第2の搬送機構との間で前
記基板の受け渡しを行うための受け渡し台と を具備し、 前記受け渡し台は、基板を支持する上下動可能な支持
ピンと、支持ピン上の基板を挟持可能に設けられた挟持
部材とを備え、これら支持ピンと挟持部材とで基板が位
置決めされ、 前記第2の搬送機構は、その内部空間が前記基板より
も大きい略リング状をなす支持枠と、その支持枠から内
方へ延び、その上に前記基板が載置される爪状をなす複
数の支持部材とを有する基板支持部を備え、熱処理を施
す処理機構と液処理を施す機構との間で基板を搬送する
際に支持枠が前記基板に熱的影響を及ぼさないように、
前記支持枠と上下に重ならない状態で前記基板が支持部
材により支持されて搬送されることを特徴とする処理装
置。
(3) (1)または(2)の処理装置において、前記
支持部材は、内側に向かって下り勾配のテーパー部を有
し、前記基板はそのテーパー部で支持されることを特徴
とする処理装置。
支持部材は、内側に向かって下り勾配のテーパー部を有
し、前記基板はそのテーパー部で支持されることを特徴
とする処理装置。
(4) (1)または(2)の処理装置において、前記
支持部材は、基板を支持する際に基板と接触する支持部
と、該支持部と前記支持枠との間に設けられ基板をガイ
ドするガイドテーパ部とを有し、前記支持部は内側に向
かって第1の角度の下り勾配を有し、前記ガイドテーパ
部は内側に向かって第1の角度より大きい第2の角度の
下り勾配を有することを特徴とする処理装置。
支持部材は、基板を支持する際に基板と接触する支持部
と、該支持部と前記支持枠との間に設けられ基板をガイ
ドするガイドテーパ部とを有し、前記支持部は内側に向
かって第1の角度の下り勾配を有し、前記ガイドテーパ
部は内側に向かって第1の角度より大きい第2の角度の
下り勾配を有することを特徴とする処理装置。
(5) (1)ないし(4)のいずれかの処理装置にお
いて、前記支持枠は、その先端に切り欠き部を有するこ
とを特徴とする処理装置。
いて、前記支持枠は、その先端に切り欠き部を有するこ
とを特徴とする処理装置。
(6) (1)ないし(5)のいずれかの処理装置にお
いて、前記支持枠はアルミニウム製であり、前記支持部
材はセラミックス製またはフッ素樹脂製であることを特
徴とする処理装置。
いて、前記支持枠はアルミニウム製であり、前記支持部
材はセラミックス製またはフッ素樹脂製であることを特
徴とする処理装置。
(7) (1)ないし(6)のいずれかの処理装置にお
いて、前記液処理を施す機構は、レジスト塗布機構であ
ることを特徴とする処理装置。
いて、前記液処理を施す機構は、レジスト塗布機構であ
ることを特徴とする処理装置。
(作 用) 上記(1)の発明においては、少なくとも液処理機構
および熱処理機構を含む複数の処理機構に対して基板を
搬入出し、各処理機構間で基板を搬送する搬送機構が、
その内部空間が前記基板よりも大きい略リング状をなす
支持枠と、その支持枠から内方へ延び、その上に基板が
載置される爪状をなす複数の支持部材とを有する基板支
持部を備えており、熱処理を施す処理機構と液処理を施
す機構との間で基板を搬送する際に支持枠が前記基板に
熱的影響を及ぼさないように、基板が支持枠と上下に重
ならない状態で前記複数の支持部材により支持されるの
で、熱処理機構と液処理機構との間で基板を搬送する際
に、基板から流出する熱量、および基板に流入する熱量
を少なくすることができる。このため、熱の影響を受け
やすい液処理において、所定の処理温度で良好な処理を
行うことができる。特に(7)の発明のようなレジスト
塗布の場合には、著しく熱の影響を受けやすいので、こ
のように基板に熱的影響を及ぼさないように基板を支持
して搬送することが極めて有効である。
および熱処理機構を含む複数の処理機構に対して基板を
搬入出し、各処理機構間で基板を搬送する搬送機構が、
その内部空間が前記基板よりも大きい略リング状をなす
支持枠と、その支持枠から内方へ延び、その上に基板が
載置される爪状をなす複数の支持部材とを有する基板支
持部を備えており、熱処理を施す処理機構と液処理を施
す機構との間で基板を搬送する際に支持枠が前記基板に
熱的影響を及ぼさないように、基板が支持枠と上下に重
ならない状態で前記複数の支持部材により支持されるの
で、熱処理機構と液処理機構との間で基板を搬送する際
に、基板から流出する熱量、および基板に流入する熱量
を少なくすることができる。このため、熱の影響を受け
やすい液処理において、所定の処理温度で良好な処理を
行うことができる。特に(7)の発明のようなレジスト
塗布の場合には、著しく熱の影響を受けやすいので、こ
のように基板に熱的影響を及ぼさないように基板を支持
して搬送することが極めて有効である。
また、(2)の発明においては、基板収納容器に対す
る基板の搬入出を行う第1の搬送機構と各処理機構に対
する基板の搬入出および各処理機構間の基板の搬送を行
うための第2の搬送機構との間で前記基板の受け渡しを
行うための受け渡し台を設け、この受け渡し台は、基板
を支持する上下動可能な支持ピンと、支持ピン上の基板
を挟持可能に設けられた挟持部材とを備え、これら支持
ピンと挟持部材とで基板が位置決めされるので、基板の
受け渡しをスムーズに行うことができ、それとともに、
第2の搬送機構で基板を搬送する際に、上述のように基
板から流出する熱量、および基板に流入する熱量を減少
させることができ、所定の処理温度で良好な処理を行う
ことができる。
る基板の搬入出を行う第1の搬送機構と各処理機構に対
する基板の搬入出および各処理機構間の基板の搬送を行
うための第2の搬送機構との間で前記基板の受け渡しを
行うための受け渡し台を設け、この受け渡し台は、基板
を支持する上下動可能な支持ピンと、支持ピン上の基板
を挟持可能に設けられた挟持部材とを備え、これら支持
ピンと挟持部材とで基板が位置決めされるので、基板の
受け渡しをスムーズに行うことができ、それとともに、
第2の搬送機構で基板を搬送する際に、上述のように基
板から流出する熱量、および基板に流入する熱量を減少
させることができ、所定の処理温度で良好な処理を行う
ことができる。
また、(3)の発明のように、支持部材が内側に向か
って下り勾配のテーパ部を有していることにより、基板
との接触面積を小さくすることができ、基板の温度変動
を一層小さくすることができる。さらに、(4)の発明
のように、ガイド用テーパ部を設けることにより基板の
位置決めが行いやすくなるといった利点が付加される。
って下り勾配のテーパ部を有していることにより、基板
との接触面積を小さくすることができ、基板の温度変動
を一層小さくすることができる。さらに、(4)の発明
のように、ガイド用テーパ部を設けることにより基板の
位置決めが行いやすくなるといった利点が付加される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例のハンドリング装置は、レジスト処理装置
の各処理機構に被処理基板例えば半導体ウエハを出し入
れするためのものである。ハンドリング装置は、半導体
ウエハを保持するためのウエハ保持部材と、ウエハ保持
部材をレジスト塗布機構等に搬送するためのX−Y−Z
−θ駆動機構と、を有する。ウエハ保持部材は、半導体
ウエハを取り囲む支持枠と、この支持枠に設けられ、半
導体ウエハの周縁部で部分的に当接するように半導体ウ
エハを支持する複数個の支持部材とを有する。支持部材
と半導体ウエハとの接触面積が小さいので、半導体ウエ
ハを保持したときに、その温度変化が小さい。
の各処理機構に被処理基板例えば半導体ウエハを出し入
れするためのものである。ハンドリング装置は、半導体
ウエハを保持するためのウエハ保持部材と、ウエハ保持
部材をレジスト塗布機構等に搬送するためのX−Y−Z
−θ駆動機構と、を有する。ウエハ保持部材は、半導体
ウエハを取り囲む支持枠と、この支持枠に設けられ、半
導体ウエハの周縁部で部分的に当接するように半導体ウ
エハを支持する複数個の支持部材とを有する。支持部材
と半導体ウエハとの接触面積が小さいので、半導体ウエ
ハを保持したときに、その温度変化が小さい。
すなわち、第1図に示すように、レジスト処理装置1
はウエハステーション(プロセスユニット)27およびカ
セットステーション39で構成されている。両ステーショ
ンに含まれる各種装置の動作は、コンピュータシステム
(図示せず)により自動制御されるようになっている。
はウエハステーション(プロセスユニット)27およびカ
セットステーション39で構成されている。両ステーショ
ンに含まれる各種装置の動作は、コンピュータシステム
(図示せず)により自動制御されるようになっている。
カセットステーション39の後部にウエハ受け渡し台37
が設けられ、ウエハ受け渡し台37を介してカセットステ
ーション39からプロセスユニット27に半導体ウエハWが
受け渡されるようになっている。トラック8が、プロセ
スユニット27の中央をY軸に沿って延び、ウエハ受け渡
し台37の後方から露光ユニット(図示せず)の前方まで
設けられている。トラック8にはレール9が敷設され、
ロボット7がレール9上に載置されている。ロボット7
は、半導体ウエハWをプロセスユニット27の各機構11,1
3,15,17,19,21,23,25に搬送し出し入れするための移動
・ハンドリング機構を有している。
が設けられ、ウエハ受け渡し台37を介してカセットステ
ーション39からプロセスユニット27に半導体ウエハWが
受け渡されるようになっている。トラック8が、プロセ
スユニット27の中央をY軸に沿って延び、ウエハ受け渡
し台37の後方から露光ユニット(図示せず)の前方まで
設けられている。トラック8にはレール9が敷設され、
ロボット7がレール9上に載置されている。ロボット7
は、半導体ウエハWをプロセスユニット27の各機構11,1
3,15,17,19,21,23,25に搬送し出し入れするための移動
・ハンドリング機構を有している。
次に、カセットステーション39について詳しく説明す
る。
る。
運搬ロボット(図示せず)により搬入されたカセット
31がステーション39の一方側の待機位置に載置されてい
る。各カセット31には25枚の未処理(レジスト処理前)
の半導体ウエハWが収容されている。また、ステーショ
ン39の他方側の待機位置に複数のカセット33が載置され
ている。各カセット33には処理済み(レジスト処理後)
の半導体ウエWが収容されている。
31がステーション39の一方側の待機位置に載置されてい
る。各カセット31には25枚の未処理(レジスト処理前)
の半導体ウエハWが収容されている。また、ステーショ
ン39の他方側の待機位置に複数のカセット33が載置され
ている。各カセット33には処理済み(レジスト処理後)
の半導体ウエWが収容されている。
吸着アーム35が、ウエハ受け渡し台37および各カセッ
ト31,33の間を移動可能に設けられている。吸着アーム3
5は、X軸移動機構41、Y軸移機構43、並びにθ回転機
構45に支持されている。
ト31,33の間を移動可能に設けられている。吸着アーム3
5は、X軸移動機構41、Y軸移機構43、並びにθ回転機
構45に支持されている。
なお、各カセット31,33は昇降機構(図示せず)に支
持されており、それぞれの待機位置にて吸着アーム35に
連動して各カセット31,33が上下動するようになってい
る。この連動動作によってカセット31,33と吸着アーム3
5とのレベル調整がなされ、吸着アーム35によりカセッ
ト31から未処理のウエハWが取り出され、また、カセッ
ト33に処理済みのウエハWが戻される。
持されており、それぞれの待機位置にて吸着アーム35に
連動して各カセット31,33が上下動するようになってい
る。この連動動作によってカセット31,33と吸着アーム3
5とのレベル調整がなされ、吸着アーム35によりカセッ
ト31から未処理のウエハWが取り出され、また、カセッ
ト33に処理済みのウエハWが戻される。
ウエハ受け渡し台37は、ガイドレール47、1対のスラ
イダ49a,49b、3本一組の支持ピン51を有する。スライ
ダ49a,49bの相互対向面は、ウエハWの外周に沿ってカ
ーブし、下径が上径より小さいすり鉢状のテーパに形成
されている。1対のスライダ49a,49bは、駆動モータ
(図示せず)によりガイドレール47上を互いに反対方向
にスライドするように設けられている。すなわち、スラ
イダ49a,49bをスライドさせると、両者の間隔が広がっ
たり縮ったりする。
イダ49a,49b、3本一組の支持ピン51を有する。スライ
ダ49a,49bの相互対向面は、ウエハWの外周に沿ってカ
ーブし、下径が上径より小さいすり鉢状のテーパに形成
されている。1対のスライダ49a,49bは、駆動モータ
(図示せず)によりガイドレール47上を互いに反対方向
にスライドするように設けられている。すなわち、スラ
イダ49a,49bをスライドさせると、両者の間隔が広がっ
たり縮ったりする。
3本の支持ピン51が、スライダ49a,49bの中間位置の
鉛直下方に立設され、ピン昇降装置(図示せず)により
上下動するように設けられている。これらのピン51およ
びスライダ49a,49bによりウエハWが、ロボット7に対
してセンタリング(位置決め)される。
鉛直下方に立設され、ピン昇降装置(図示せず)により
上下動するように設けられている。これらのピン51およ
びスライダ49a,49bによりウエハWが、ロボット7に対
してセンタリング(位置決め)される。
次に、ウエハプロセスステーション27について詳しく
説明する。
説明する。
各種の処理機構がトラック8の両側に配置されてい
る。トラック8の一方側にはカセットステーション39に
近いほうから順に、HMDS処理機構11、第1のプリベーク
機構13、第1の冷却機構15、第2のプリベーク機構17、
第2の冷却機構19が配列されている。また、トラック8
の他方側にはカセットステーション39に近いほうから順
に、第1の塗布機構21、第2の塗布機構23、表面被覆層
塗布機構25が配列されている。
る。トラック8の一方側にはカセットステーション39に
近いほうから順に、HMDS処理機構11、第1のプリベーク
機構13、第1の冷却機構15、第2のプリベーク機構17、
第2の冷却機構19が配列されている。また、トラック8
の他方側にはカセットステーション39に近いほうから順
に、第1の塗布機構21、第2の塗布機構23、表面被覆層
塗布機構25が配列されている。
HMDS処理機構11は、HMDS溶液を半導体ウエハWのパタ
ーン形成面に塗布し、レジスト膜の定着性(付着力)を
向上させるためのものである。第1のプリベーク機構13
は、ウエハWに塗布された第1層目のレジスト中に残存
する溶剤を加熱・蒸発させるためのものである。第1の
冷却機構15は、第1のプリベーク機構13で加熱処理され
たウエハWを冷却するためのものである。第2のプリベ
ーク機構17は、第2層目のレジスト中に残存する溶剤を
加熱処理するためのものである。
ーン形成面に塗布し、レジスト膜の定着性(付着力)を
向上させるためのものである。第1のプリベーク機構13
は、ウエハWに塗布された第1層目のレジスト中に残存
する溶剤を加熱・蒸発させるためのものである。第1の
冷却機構15は、第1のプリベーク機構13で加熱処理され
たウエハWを冷却するためのものである。第2のプリベ
ーク機構17は、第2層目のレジスト中に残存する溶剤を
加熱処理するためのものである。
第1の塗布機構21および第2の塗布機構23は、第1層
目および第2層目のレジストをそれぞれスピンコーティ
ングするためのものである。表面被覆塗布装置25は、既
に塗布されたレジスト膜の上にさらにCEL膜などの表面
被覆層を塗布形成するためのものである。
目および第2層目のレジストをそれぞれスピンコーティ
ングするためのものである。表面被覆塗布装置25は、既
に塗布されたレジスト膜の上にさらにCEL膜などの表面
被覆層を塗布形成するためのものである。
次に、ロボット7について説明する。
ロボット7は、ウエハ保持部50を備えたハンドリング
機構を含む。ウエハ保持部50は、X・Y・Z・θテーブ
ルに搭載されている。X・Y・Zテーブルのそれぞれ
は、ステッピングモータで駆動されるボールスクリュウ
に連結され、リニアガイドに沿って移動可能になってい
る。また、θテーブルはステッピングモータで駆動され
るシャフトに連結されている。Yテーブルの上にθテー
ブルが載せられ、θテーブルによりハンドリング機構50
が360゜回転される。θテーブルの上にはさらにXテー
ブルおよびZテーブルが載せられ、ウエハ保持部50がX
テーブルによりX方向に、ZテーブルによりZ方向(上
下方向)に、それぞれ移動される。
機構を含む。ウエハ保持部50は、X・Y・Z・θテーブ
ルに搭載されている。X・Y・Zテーブルのそれぞれ
は、ステッピングモータで駆動されるボールスクリュウ
に連結され、リニアガイドに沿って移動可能になってい
る。また、θテーブルはステッピングモータで駆動され
るシャフトに連結されている。Yテーブルの上にθテー
ブルが載せられ、θテーブルによりハンドリング機構50
が360゜回転される。θテーブルの上にはさらにXテー
ブルおよびZテーブルが載せられ、ウエハ保持部50がX
テーブルによりX方向に、ZテーブルによりZ方向(上
下方向)に、それぞれ移動される。
第2図に示すように、第1の実施例のウエハ保持部50
のアーム51の先端にリング状の支持枠52が設けられてい
る。支持枠52は、ウエハの直径より若干大きく、6イン
チウエハの場合、リング先端部が約72゜の範囲で切り欠
かれている。この支持枠52は、例えば、金属アルミニウ
ム板でつくられている。
のアーム51の先端にリング状の支持枠52が設けられてい
る。支持枠52は、ウエハの直径より若干大きく、6イン
チウエハの場合、リング先端部が約72゜の範囲で切り欠
かれている。この支持枠52は、例えば、金属アルミニウ
ム板でつくられている。
3個の爪状の支持部材60が、その先端の支持部62が支
持枠52の内方に向かって突出するように、ほぼ等間隔に
取り付けられている。これらの支持部材60は、発塵しに
くく、かつ、熱伝導率の小さな材料でつくられているこ
とが好ましい。例えば、支持部材60は、アルミナ、窒化
ケイ素等のセラミックス材料やテフロン(商品名)でつ
くられている。
持枠52の内方に向かって突出するように、ほぼ等間隔に
取り付けられている。これらの支持部材60は、発塵しに
くく、かつ、熱伝導率の小さな材料でつくられているこ
とが好ましい。例えば、支持部材60は、アルミナ、窒化
ケイ素等のセラミックス材料やテフロン(商品名)でつ
くられている。
第3図に示すように、各支持部材60は支持枠52の裏面
側からネジ53で支持枠52に固定されている。
側からネジ53で支持枠52に固定されている。
第4図および第5図を参照しながら、支持部材60の支
持部62について詳しく説明する。支持部62の上部にテー
パエッジ64が形成されている。このテーパエッジ64は先
端に進むにしたがって下り勾配となっている。支持部材
60のエッジ64の傾斜角度は例えば2゜である。なお、支
持部材60のベース部61にネジ穴63が形成されている。
持部62について詳しく説明する。支持部62の上部にテー
パエッジ64が形成されている。このテーパエッジ64は先
端に進むにしたがって下り勾配となっている。支持部材
60のエッジ64の傾斜角度は例えば2゜である。なお、支
持部材60のベース部61にネジ穴63が形成されている。
次に、上記装置を用いて半導体ウエハWをレジスト処
理する場合について説明する。
理する場合について説明する。
(I)吸着アーム35を1つのウエハカセット31の下方に
位置させ、カセット31を下降させて、最下段の半導体ウ
エハWを1枚だけ吸着保持する。次いで、吸着アーム35
をX方向に移動させて半導体ウエハWをカセット31から
取り出す。吸着アームを90゜回転させた後に、Y方向に
移動させ、半導体ウエハWをウエハ受け渡し台37の上に
載置する。このとき、半導体ウエハWは、オリエンテー
ションフラット(O.F.)がトラック8の反対側(カセッ
トステーション39の側)になるように台37上に載置され
る。
位置させ、カセット31を下降させて、最下段の半導体ウ
エハWを1枚だけ吸着保持する。次いで、吸着アーム35
をX方向に移動させて半導体ウエハWをカセット31から
取り出す。吸着アームを90゜回転させた後に、Y方向に
移動させ、半導体ウエハWをウエハ受け渡し台37の上に
載置する。このとき、半導体ウエハWは、オリエンテー
ションフラット(O.F.)がトラック8の反対側(カセッ
トステーション39の側)になるように台37上に載置され
る。
(II)3本のピン51を上昇させ、1対のスライダ49a,49
bの間隔を狭め、半導体ウエハWをセンタリングする。
センタリング位置決め後、ロボット7を受け渡し台37の
側に移動させ、ウエハ保持部50の支持枠52を半導体ウエ
ハWの下方に位置させる。Zテーブルを上昇させ、支持
枠52によりウエハWをピン51から持ち上げる。支持部材
60によりウエハWが3点支持される。このとき、台37上
のウエハWのセンターとウエハ保持部50のセンターとを
一致させているので、第3図に示すように、ウエハWは
支持部材60のエッジ64に沿って支持枠52内に滑り込み、
正確に水平保持される。
bの間隔を狭め、半導体ウエハWをセンタリングする。
センタリング位置決め後、ロボット7を受け渡し台37の
側に移動させ、ウエハ保持部50の支持枠52を半導体ウエ
ハWの下方に位置させる。Zテーブルを上昇させ、支持
枠52によりウエハWをピン51から持ち上げる。支持部材
60によりウエハWが3点支持される。このとき、台37上
のウエハWのセンターとウエハ保持部50のセンターとを
一致させているので、第3図に示すように、ウエハWは
支持部材60のエッジ64に沿って支持枠52内に滑り込み、
正確に水平保持される。
(III)ロボット7をY軸方向に移動させ、HMDS処理機
構11の前面に位置させる。次いで、ウエハ保持部50を90
゜回転させた後に、X軸方向に移動させ、さらに下降さ
せて機構11の受け入れ台(図示せず)上にウエハWを移
載する。
構11の前面に位置させる。次いで、ウエハ保持部50を90
゜回転させた後に、X軸方向に移動させ、さらに下降さ
せて機構11の受け入れ台(図示せず)上にウエハWを移
載する。
(IV)ウエハ保持部50の支持枠52を機構11から撤去し、
ウエハWをHMDS処理する。処理後、支持枠52を機構11に
装入して、ウエハWを取り出す。
ウエハWをHMDS処理する。処理後、支持枠52を機構11に
装入して、ウエハWを取り出す。
(V)次いで、ウエハ支持部50を180゜回転させて、支
持枠52で保持されたウエハWを第1の塗布機構21の前面
に位置させる。ウエハ支持部材50をX軸方向に移動さ
せ、下降させて、ウエハWを第1の塗布機構21の受け入
れ台上に移載する。
持枠52で保持されたウエハWを第1の塗布機構21の前面
に位置させる。ウエハ支持部材50をX軸方向に移動さ
せ、下降させて、ウエハWを第1の塗布機構21の受け入
れ台上に移載する。
(VI)ウエハ保持部50の支持枠52を機構21から撤去し、
ウエハWにレジスト液を塗布する。塗布後、支持枠52を
機構21に装入して、ウエハWを取り出す。ロボット7を
Y軸方向に移動させ、第1のプリベーク機構13の前面に
位置させる。
ウエハWにレジスト液を塗布する。塗布後、支持枠52を
機構21に装入して、ウエハWを取り出す。ロボット7を
Y軸方向に移動させ、第1のプリベーク機構13の前面に
位置させる。
(VII)次いで、ウエハ支持部50を180゜回転させ、これ
をX軸方向に延ばし、ウエハWを機構13内の受け入れ台
に移載する。ウエハWを機構13内で所定温度に加熱す
る。ベーキング処理後、ウエハWを機構13から取り出
す。ウエハWを保持したときに、ウエハWと支持部材60
との接触部分の面積が出来るだけ小さくなる様に、例え
ば3点で支持するので、ウエハWが実質的に温度変化し
なくなる。
をX軸方向に延ばし、ウエハWを機構13内の受け入れ台
に移載する。ウエハWを機構13内で所定温度に加熱す
る。ベーキング処理後、ウエハWを機構13から取り出
す。ウエハWを保持したときに、ウエハWと支持部材60
との接触部分の面積が出来るだけ小さくなる様に、例え
ば3点で支持するので、ウエハWが実質的に温度変化し
なくなる。
(VIII)上記のように、ロボット7をトラック9上で走
行させ、各機構11,21,13,15,23,17,19,25の順にウエハ
Wを移動させることにより、ウエハWのパターン形成面
に所定のレジスト膜を形成する。
行させ、各機構11,21,13,15,23,17,19,25の順にウエハ
Wを移動させることにより、ウエハWのパターン形成面
に所定のレジスト膜を形成する。
(IX)最後に機構25にて表面被覆層塗布処理をウエハW
に施した後に、ロボット7をY軸方向に移動させて、処
理済みのウエハWを受け渡し台37上に移載する。台37上
でセンタリング後、吸着アーム35でウエハWを吸着保持
する。吸着アーム35をY軸移動、θ回転、X軸移動、Z
軸移動させ、アンローディング側のウエハカセット33に
処理済みウエハWを収納する。
に施した後に、ロボット7をY軸方向に移動させて、処
理済みのウエハWを受け渡し台37上に移載する。台37上
でセンタリング後、吸着アーム35でウエハWを吸着保持
する。吸着アーム35をY軸移動、θ回転、X軸移動、Z
軸移動させ、アンローディング側のウエハカセット33に
処理済みウエハWを収納する。
上記第1の実施例によれば、支持部62のテーパエッジ
64にてウエハWが3点支持されるので、ウエハWと支持
部材60との接触部分の面積が極めて小さくなる。このた
め、ベーキング処理後のように、ウエハWと保持部材50
との温度差が70〜80℃もある場合であっても、保持前後
のウエハWの温度変化を±0.3℃の範囲に抑制すること
ができる。この結果、塗布むらを生じることなく、均一
なレジスト膜を得ることができる。
64にてウエハWが3点支持されるので、ウエハWと支持
部材60との接触部分の面積が極めて小さくなる。このた
め、ベーキング処理後のように、ウエハWと保持部材50
との温度差が70〜80℃もある場合であっても、保持前後
のウエハWの温度変化を±0.3℃の範囲に抑制すること
ができる。この結果、塗布むらを生じることなく、均一
なレジスト膜を得ることができる。
また、上記第1の実施例によれば、ウエハ受け渡し台
37にて半導体ウエハWをウエハ保持部材50に対してプリ
アライメント(センタリング)することができるので、
支持部材60が半導体ウエハWに抵抗なく滑らかに接触
し、半導体ウエハWを傷付けない。
37にて半導体ウエハWをウエハ保持部材50に対してプリ
アライメント(センタリング)することができるので、
支持部材60が半導体ウエハWに抵抗なく滑らかに接触
し、半導体ウエハWを傷付けない。
さらに、半導体ウエハWが支持部材60のテーパエッジ
64に沿って支持枠52内に滑り込むので、半導体ウエハW
をより高精度にセンタリングすることができる。
64に沿って支持枠52内に滑り込むので、半導体ウエハW
をより高精度にセンタリングすることができる。
次に、第6図乃至第8図を参照しながら、第2の実施
例について説明する。なお、第2の実施例と上記第1の
実施例とが共通する部分についての説明および図示を省
略する。
例について説明する。なお、第2の実施例と上記第1の
実施例とが共通する部分についての説明および図示を省
略する。
第6図に示すように、第2の実施例のウエハ保持部70
のアーム71の先端にリング状の支持枠72が設けられてい
る。支持枠72は、その内径が例えば、6インチ径のウエ
ハWより若干大きく、リング先端部が例えば約72゜の範
囲で切り欠かれている。この支持枠72は、例えば、金属
アルミニウム板でつくられている。
のアーム71の先端にリング状の支持枠72が設けられてい
る。支持枠72は、その内径が例えば、6インチ径のウエ
ハWより若干大きく、リング先端部が例えば約72゜の範
囲で切り欠かれている。この支持枠72は、例えば、金属
アルミニウム板でつくられている。
6個の爪状の支持部材74が、その先端の支持部78が支
持枠72の内方に向かって突出するように、ほぼ等間隔に
取り付けられている。これらの支持部材74は、アルミ
ナ、窒化ケイ素等のセラミックス材料でつくられてい
る。
持枠72の内方に向かって突出するように、ほぼ等間隔に
取り付けられている。これらの支持部材74は、アルミ
ナ、窒化ケイ素等のセラミックス材料でつくられてい
る。
第7図および第8図を参照しながら、支持部材74につ
いて詳しく説明する。支持部材74は、ベース部76、テー
パ部77および支持部78を有する。ベース部76にはネジ穴
75が形成されている。このネジ穴にネジ(図示せず)が
ネジ込まれて、支持部材74が支持枠72に固定される。ベ
ース部76の一辺の長さは数ミリである。
いて詳しく説明する。支持部材74は、ベース部76、テー
パ部77および支持部78を有する。ベース部76にはネジ穴
75が形成されている。このネジ穴にネジ(図示せず)が
ネジ込まれて、支持部材74が支持枠72に固定される。ベ
ース部76の一辺の長さは数ミリである。
ガイドテーパ部77は、ベース部76と支持部78との間に
設けられ、先端に進むにしたがって下り勾配となってい
る。この場合に、ガイドテーパ部77の傾斜角度は45゜で
ある。
設けられ、先端に進むにしたがって下り勾配となってい
る。この場合に、ガイドテーパ部77の傾斜角度は45゜で
ある。
支持部78は、幅が1mmで、長さが5mmの角棒状をなし、
その上面79に下り勾配のテーパが設けられている。支持
部78の傾斜角度は1〜3゜の範囲にあることが好まし
く、2゜であることがより望ましい。
その上面79に下り勾配のテーパが設けられている。支持
部78の傾斜角度は1〜3゜の範囲にあることが好まし
く、2゜であることがより望ましい。
上記第2実施例の装置によれば、ウエハWはテーパ部
77に沿って案内され、支持部78に落ち込み、支持部78の
一部に当接した状態で支持される。このため、ウエハW
を確実に水平保持することができ、各処理機構へのロー
ディング時にウエハWを位置決めしやすくなる。
77に沿って案内され、支持部78に落ち込み、支持部78の
一部に当接した状態で支持される。このため、ウエハW
を確実に水平保持することができ、各処理機構へのロー
ディング時にウエハWを位置決めしやすくなる。
また、上記第2の実施例の装置によれば、支持部材74
が支持枠72に6個とりつけてあるので、オリエンテーシ
ョンフラット(O.F.)を有するウエハWであっても、O.
F.の向きに関係なく、ウエハWを確実に保持することが
できる。
が支持枠72に6個とりつけてあるので、オリエンテーシ
ョンフラット(O.F.)を有するウエハWであっても、O.
F.の向きに関係なく、ウエハWを確実に保持することが
できる。
さらに、第3の実施例を第9図乃至第11図に示す。第
9図に示すように3個の支持部材84は、支持部88が枠82
の内方に突出するように等間隔に枠82に取付けられてい
る。例えばネジ止めされる部材84は弗化樹脂で作られて
いる。第10図、第11図に示すように各支持部材84は長い
ベース部86、ガイドテーパ部87、支持部材88を有する。
ベース部86には2つのネジ穴85が形成されている。ネジ
がネジ穴85にネジ込まれて枠82に部材84が取付けられて
いる。ガイドテーパ部87は、ベース部86と支持部88との
間に設けられ、先端に進むにしたがって下り勾配となっ
ている。
9図に示すように3個の支持部材84は、支持部88が枠82
の内方に突出するように等間隔に枠82に取付けられてい
る。例えばネジ止めされる部材84は弗化樹脂で作られて
いる。第10図、第11図に示すように各支持部材84は長い
ベース部86、ガイドテーパ部87、支持部材88を有する。
ベース部86には2つのネジ穴85が形成されている。ネジ
がネジ穴85にネジ込まれて枠82に部材84が取付けられて
いる。ガイドテーパ部87は、ベース部86と支持部88との
間に設けられ、先端に進むにしたがって下り勾配となっ
ている。
なお、上記の第1および第2の実施例では、1つのウ
エハ保持部材をロボット7に搭載した場合について説明
したが、これに限られることなく、1台のロボットに2
つのウエハ保持部材を上下二段に搭載し、一方のウエハ
保持部材により処理機構内にウエハWを装入すると同時
に、他方のウエハ保持部材により処理機構から処理済み
のウエハWを取り出すこともできる。ロボットハンドリ
ング装置に上下二段のウエハ保持部材を設けることによ
り、さらに迅速にレジスト処理することが可能になる。
エハ保持部材をロボット7に搭載した場合について説明
したが、これに限られることなく、1台のロボットに2
つのウエハ保持部材を上下二段に搭載し、一方のウエハ
保持部材により処理機構内にウエハWを装入すると同時
に、他方のウエハ保持部材により処理機構から処理済み
のウエハWを取り出すこともできる。ロボットハンドリ
ング装置に上下二段のウエハ保持部材を設けることによ
り、さらに迅速にレジスト処理することが可能になる。
以下に、本願発明の効果について、総括的に説明す
る。
る。
本願発明の一実施例によるハンドリング装置によれ
ば、ベーキング処理後のように、ウエハ保持部材と半導
体ウエハWとの温度差が大きい場合であっても、保持前
後における半導体ウエハWの温度変化を大幅に抑制する
ことができる。このため、レジストの塗布むらを生じる
ことなく、半導体ウエハW上に均一なレジスト膜を得る
ことができる。
ば、ベーキング処理後のように、ウエハ保持部材と半導
体ウエハWとの温度差が大きい場合であっても、保持前
後における半導体ウエハWの温度変化を大幅に抑制する
ことができる。このため、レジストの塗布むらを生じる
ことなく、半導体ウエハW上に均一なレジスト膜を得る
ことができる。
また、本願発明の一実施例であるハンドリング装置に
よれば、支持部材と半導体ウエハとの相互接触面積が従
来より小さくなるので、半導体ウエハのダストの付着量
が低減される。
よれば、支持部材と半導体ウエハとの相互接触面積が従
来より小さくなるので、半導体ウエハのダストの付着量
が低減される。
さらに、ウエハ受け渡し台にて半導体ウエハWをウエ
ハ保持部材に対してプリアライメント(センタリング)
することができるので、支持部材が半導体ウエハWに抵
抗なく滑らかに接触し、半導体ウエハWを傷付けない。
ハ保持部材に対してプリアライメント(センタリング)
することができるので、支持部材が半導体ウエハWに抵
抗なく滑らかに接触し、半導体ウエハWを傷付けない。
本願発明の装置が上記のような種々の効果を有する結
果、レジストプロセス全体の信頼性が大幅に向上し、半
導体ウエハの生産性の向上を図ることができる。
果、レジストプロセス全体の信頼性が大幅に向上し、半
導体ウエハの生産性の向上を図ることができる。
以上説明したように、レジスト処理装置の各処理機構
に半導体ウエハを出し入れするためのハンドリング装置
で前記半導体ウエハを保持するためのウエハ保持部材
と、前記ウエハ保持部材を前記各処理機構に搬送する搬
送手段と、を有し、前記ウエハ保持部材が、前記半導体
ウエハを取り囲む支持枠と、この支持枠に設けられ、前
記半導体ウエハの周縁部で部分的に当接するように半導
体ウエハを支持する複数個の支持部材とを有する。
に半導体ウエハを出し入れするためのハンドリング装置
で前記半導体ウエハを保持するためのウエハ保持部材
と、前記ウエハ保持部材を前記各処理機構に搬送する搬
送手段と、を有し、前記ウエハ保持部材が、前記半導体
ウエハを取り囲む支持枠と、この支持枠に設けられ、前
記半導体ウエハの周縁部で部分的に当接するように半導
体ウエハを支持する複数個の支持部材とを有する。
支持部材が半導体ウエハに当接する部分に、テーパエ
ッジが形成されていることが好ましい。当接部の形状を
テーパエッジとすることにより、半導体ウエハとの相互
接触面積が最小になり、保持したときの半導体ウエハの
温度変化が小さくなる。この結果、半導体ウエハの全面
にわたり均一なレジスト膜厚を形成することができる。
ッジが形成されていることが好ましい。当接部の形状を
テーパエッジとすることにより、半導体ウエハとの相互
接触面積が最小になり、保持したときの半導体ウエハの
温度変化が小さくなる。この結果、半導体ウエハの全面
にわたり均一なレジスト膜厚を形成することができる。
テーパエッジは、水平を基準として30゜〜60゜の角度
で傾斜していることが好ましく、45゜であることがより
好ましい。
で傾斜していることが好ましく、45゜であることがより
好ましい。
また、支持部材がテーパ面を有する角棒を含み、この
テーパ面に半導体ウエハが当接するようにすることが好
ましい。このテーパ面は、水平を基準として0゜〜20゜
の角度で傾斜していることが望ましく、傾斜角度が10゜
であることが望ましい。
テーパ面に半導体ウエハが当接するようにすることが好
ましい。このテーパ面は、水平を基準として0゜〜20゜
の角度で傾斜していることが望ましく、傾斜角度が10゜
であることが望ましい。
さらに、支持部材に、当接支持部とは別個に、半導体
ウエハを当接支持部にガイドするためのガイド用のテー
パ部を形成することが好ましい。
ウエハを当接支持部にガイドするためのガイド用のテー
パ部を形成することが好ましい。
支持部材は、発塵しにくく、かつ、熱伝導率の小さな
材料でつくることが好ましく、窒化ケイ素やアルミナな
どのセラミックス材料あるいはテフロン系の樹脂材料で
つくることがより好ましい。セラミックスよりテフロン
系(樹脂)の方が熱伝導率は小さい。
材料でつくることが好ましく、窒化ケイ素やアルミナな
どのセラミックス材料あるいはテフロン系の樹脂材料で
つくることがより好ましい。セラミックスよりテフロン
系(樹脂)の方が熱伝導率は小さい。
以上のように、本発明によれば、熱処理機構で加熱さ
れた基板を搬送する際に、基板から流出する熱量、およ
び基板に流入する熱量を減少させることができ、所定の
処理温度で良好な処理を行うことができる。また、位置
決め機能を有する受け渡し台を設けることにより、基板
の受け渡しをスムーズに行うことができる。
れた基板を搬送する際に、基板から流出する熱量、およ
び基板に流入する熱量を減少させることができ、所定の
処理温度で良好な処理を行うことができる。また、位置
決め機能を有する受け渡し台を設けることにより、基板
の受け渡しをスムーズに行うことができる。
第1図は本発明の一実施例を説明するためのレジスト処
理装置の全体構成を示す平面図、第2図は第1図のハン
ドリング装置のウエハ保持部分を説明するための平面
図、第3図は第2図の側方から見た断面図、第4図は第
2図の爪状の突起部材の側面図、第5図は第4図の平面
図、第6図は第2図の他の実施例説明図、第7図は第6
図の爪状突起部材の側面図、第8図は第7図の平面図、
第9図は第2図の他の実施例説明図、第10図は第9図の
爪状突起部材側面図、第11図は第10図の平面図である。 図において、 1……レジスト処理装置、 7……ロボット、 27……プロセスユニット、 39……カセットステーション、 60……支持部材。
理装置の全体構成を示す平面図、第2図は第1図のハン
ドリング装置のウエハ保持部分を説明するための平面
図、第3図は第2図の側方から見た断面図、第4図は第
2図の爪状の突起部材の側面図、第5図は第4図の平面
図、第6図は第2図の他の実施例説明図、第7図は第6
図の爪状突起部材の側面図、第8図は第7図の平面図、
第9図は第2図の他の実施例説明図、第10図は第9図の
爪状突起部材側面図、第11図は第10図の平面図である。 図において、 1……レジスト処理装置、 7……ロボット、 27……プロセスユニット、 39……カセットステーション、 60……支持部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平河 修 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 テ ル九州株式会社内 (72)発明者 穴井 徳行 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 テ ル九州株式会社内 (72)発明者 建山 正規 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 テ ル九州株式会社内 (72)発明者 坂本 泰大 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 テ ル九州株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−149748(JP,A) 特開 昭50−79274(JP,A) 特開 昭58−115830(JP,A) 特開 昭58−33828(JP,A) 特開 昭60−54449(JP,A) 特開 昭61−5519(JP,A) 特開 昭55−160440(JP,A) 特開 昭59−127846(JP,A) 特開 昭63−13332(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】基板に対して少なくともそれぞれ液処理お
よび熱処理を施す処理機構を含む複数の処理機構を有す
る処理部と、各処理機構に対する基板の搬入出および各
処理機構間の基板の搬送を行うための搬送機構とを具備
する処理装置であって、 前記搬送機構は、内部空間が前記基板よりも大きい略リ
ング状をなす支持枠と、その支持枠から内方へ延び、そ
の上に前記基板が載置される爪状をなす複数の支持部材
とを有する基板支持部を備え、熱処理を施す処理機構と
液処理を施す機構との間で基板を搬送する際に支持枠が
前記基板に熱的影響を及ぼさないように、前記支持枠と
上下に重ならない状態で前記基板が支持部材により支持
されて搬送されることを特徴とする処理装置。 - 【請求項2】基板に対して少なくともそれぞれ液処理お
よび熱処理を施す処理機構を含む複数の処理機構を有す
る処理部と、 処理前または処理後の基板を収納可能な基板収納容器が
載置される基板収納容器載置部と、 前記基板収納容器に対する基板の搬入出を行うための第
1の搬送機構と、 前記処理部の各処理機構に対する基板の搬入出および各
処理機構間の基板の搬送を行うための第2の搬送機構
と、 前記第1の搬送機構と前記第2の搬送機構との間で前記
基板の受け渡しを行うための受け渡し台と を具備し、 前記受け渡し台は、基板を支持する上下動可能な支持ピ
ンと、支持ピン上の基板を挟持可能に設けられた挟持部
材とを備え、これら支持ピンと挟持部材とで基板が位置
決めされ、 前記第2の搬送機構は、内部空間が前記基板よりも大き
い略リング状をなす支持枠と、その支持枠から内方へ延
び、その上に前記基板が載置される爪状をなす複数の支
持部材とを有する基板支持部を備え、熱処理を施す処理
機構と液処理を施す機構との間で基板を搬送する際に支
持枠が前記基板に熱的影響を及ぼさないように、前記支
持枠と上下に重ならない状態で前記基板が支持部材によ
り支持されて搬送されることを特徴とする処理装置。 - 【請求項3】前記支持部材は、内側に向かって下り勾配
のテーパー部を有し、前記基板はそのテーパー部で支持
されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の処理装置。 - 【請求項4】前記支持部材は、基板を支持する際に基板
と接触する支持部と、該支持部と前記支持枠との間に設
けられ基板をガイドするガイドテーパ部とを有し、前記
支持部は内側に向かって第1の角度の下り勾配を有し、
前記ガイドテーパ部は内側に向かって第1の角度より大
きい第2の角度の下り勾配を有することを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の処理装置。 - 【請求項5】前記支持枠は、その先端に切り欠き部を有
することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
か1項に記載の処理装置。 - 【請求項6】前記支持枠はアルミニウム製であり、前記
支持部材はセラミックス製またはフッ素樹脂製であるこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項
に記載の処理装置。 - 【請求項7】前記液処理を施す機構は、レジスト塗布機
構であることを特徴とする請求項1ないし請求項6に記
載の処理装置。
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- 1989-11-30 JP JP31159289A patent/JP3107310B2/ja not_active Expired - Fee Related
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