JP2926593B2 - 基板処理装置及びレジスト処理装置及び基板処理方法及びレジスト処理方法 - Google Patents

基板処理装置及びレジスト処理装置及び基板処理方法及びレジスト処理方法

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JP2926593B2
JP2926593B2 JP7302227A JP30222795A JP2926593B2 JP 2926593 B2 JP2926593 B2 JP 2926593B2 JP 7302227 A JP7302227 A JP 7302227A JP 30222795 A JP30222795 A JP 30222795A JP 2926593 B2 JP2926593 B2 JP 2926593B2
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processing
wafer
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正己 飽本
修 平河
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、基板の処理及びレジ
スト処理の技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】IC等の半導体装置の製造には、シリコ
ンのような半導体単結晶のウエハー(以下単にウエハー
と略称)等の基板にトランジスタ等の素子を形成するた
めに、多数の微細加工工程が含まれる。その中で、基板
の表面に所定のレジストパターンを形成するPEP(p
hotoengraving process)は非常
に重要な地位を占める。
【0003】蓋し、該PEPで形成されるレジストパタ
ーンはエッチングマスク等として使用され、現在の微細
加工技術の基礎を提供するからである。
【0004】而して、該PEPにおけるレジストパター
ンの形成は、基板のウエハー表面にフォトレジストを塗
布して均一な膜厚のフォトレジスト膜を形成する工程
と、該フォトレジスト膜の所定領域を選択的に露光する
工程と、当該露光されたフォトレジスト膜を現像して所
望のレジストパターンを形成する工程とからなる。
【0005】このうち露光工程については、これまで例
えば、ステップ・アンド・リピート・アライナー(ステ
ッパーと称される)等の露光装置を用いて行われ、他
方、基板表面にフォトレジスト膜を形成する工程は、例
えば、以下に説明する装置を用いて行われる。
【0006】即ち、図7はトラック方式と呼ばれるフォ
トレジスト膜形成装置での処理手順を示すフローチャー
トであり、この装置は図示するようにそれぞれ予備加熱
工程4、冷却工程5、塗布工程6、加熱工程8での各所
定の処理を行う処理ステーションを有している。
【0007】而して、表面にフォトレジスト膜を形成す
べきウエハー1は、カセット状容器2に収納されてこの
装置に導入され、該ウエハー1は一枚ずつ該カセット容
器2から取出され、ベルト搬送機構3により順次各処理
ステーションに搬送されて所定の処理を施されるように
され、予備加熱工程4の処理においては、ウエハー1は
加熱により水分を除去される。
【0008】そして、予備加熱されたウエハー1は冷却
工程5で冷却された後、塗布工程6に送られ、該塗布工
程6では、例えば、スピンナーコーター(spinne
rcoater)等の塗布装置により、該ウエハー1の
表面にフォトレジストが均一に塗布処理され、該フォト
レジストを塗布されたウエハー1はウォーキングビーム
方式と称される搬送機構7を介して加熱工程8に送ら
れ、該加熱工程8で加熱処理されることにより、ウエハ
ー1に塗布されたフォトレジスト液は膜状に安定化され
る。
【0009】そして、加熱工程8を終了し、表面に初期
のフォトレジスト薄膜が形成されたウエハー9はベルト
搬送機構3により、処理済みウエハー9を収納するため
の他のカセット容器10に収納される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のレ
ジスト膜処理装置においてはそれぞれの独立した処理ス
テーションが直列状に配置され、処理されるべき基板と
してのウエハー1はこれらのステーションを所定の順序
で、且つ、一方通行で必ず通り、該各ステーションの処
理の必要の有無に関係なく処理を受けなければならない
ようになっており、このため、一旦設定された処理順序
を任意に変更することは出来ず、又、ある処理ステーシ
ョンだけを選択的に通過させスループット処理をするこ
とも不可能であるという欠点があった。
【0011】これを対し、ウエハー1に半導体素子を形
成するに、必要な処理工程はその順序も含めて該ウエハ
ー1に形成されるICの種類によって変わるにもかかわ
らず、上述従来のフォトレジスト膜形成処理では、ある
処理工程が不要なウエハー1についても全ての処理工程
をたどらざるを得ないため、スループット性を向上する
妨げとなっている難点があった。
【0012】したがって、処理すべきウエハー1の種類
に応じ、装置に設けられた処理ステーションのうち、い
ずれの処理ステーションをどの順序で使用するかを任意
に変更出来る装置が望まれているがこれに応える装置が
これまで案出されていない不具合があった。
【0013】そして、上述問題点はウエハーのみに在る
のではなく、該ウエハーに均等な基板に共通な問題でも
あった。
【0014】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述の従来技術
に基づくウエハー等の基板のレジスト処理等の問題点に
対処してなされたもので、処理工程を必要に応じ選択的
に変更が可能で処理のスループット性が高い基板及びレ
ジストの処理装置及び各方法を提供せんとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述
課題を解決するために、第1の発明は被処理基板を搬送
自在にされ塗布現像装置の本体の基台の中央に在り、該
基台の端部に隣設した搬出入機構部に接続され横方向に
延設された直線状の搬送路を往復移動自在にされた搬送
装置と、該全体装置中央に在り、横方向に延設された直
線状の搬送路の長手方向に沿い該搬送路の片側に相隣っ
て配置され該被処理基板に所定の処理を施す複数の処理
部と、該搬送路の他方側に相隣って配置された他の処理
部と、上記搬出入機構部に設けられると共に上記被処理
基板を収納するカセットを配置自在にされ、該カセット
から搬出した該被処理基板を上記搬送装置に受け渡す
X,Y,Z軸方向及びθ方向に作動するセンタリング機
能を有するピンセット機構と、上記直線状の搬送路の上
記搬送装置の往復移動する移動方向の基端側と搬出入機
構部との間に設けられ、該搬送装置に対して上記被処理
基板を受け渡し自在にされ、搬送装置に対し、バッファ
機能を有する待機機構と、を具備したことを特徴とする
基板処理装置。
【0016】第2の発明は被処理基板を搬送自在にされ
塗布現像装置本体の基台の中央に在り、該基台の端部に
隣設した被処理基板の搬出入機構部に接続され横方向に
延設された直線状の搬送路を往復移動自在に構成された
搬送装置と、該直線状の搬送路の長手方向に沿いその一
方の縁側に相隣って配置され、該被処理基板に熱的処理
を施す複数の熱処理部と、上記直線状の搬送路の長手方
向に沿いその他方の縁側に相隣って配置され、上記被処
理基板にレジスト液を塗布する液処理部及び/又は被処
理基板に現像液を供給し現像処理する処理部を複数具備
する液処理部と、上記直線状の搬送路の延長上に設けた
別の搬送路に在る他の搬送装置により上記搬出入機構部
から離隔された部位に設けられた端部のインターフェー
ス機構を介し、露光装置との間で上記搬送路の延長上に
在る他の搬送装置により上記被処理基板を受渡し自在に
構成された機構と、を具備したことを特徴とするレジス
ト処理装置。
【0017】第3の発明は直線状の搬送路の長手方向の
他方の縁側に沿い相隣って配置され、上記被処理基板に
レジスト液を塗布する処理部と該被処理基板に現像液を
供給し現像処理する処理部とを少くとも各々1つ設けた
液処理部と、上記直線状の搬送路の上記搬送装置の往復
移動する移動方向に設けられ、該搬送装置のキャリッジ
に対して上記処理部との間で上記被処理基板を受け渡し
自在にされ、X,Y,Z軸方向及びθ方向に作動する重
畳式の複数のピンセットを有する機構と、を具備したこ
とを特徴とする請求項2記載のレジスト処理装置。
【0018】第4の発明は被処理基板を搬送自在に構成
され、塗布現像装置本体の基台の中央に横向きに設けら
れた直線状の搬送路を往復移動自在にする搬送工程と、
該直線状の搬送路の長手方向に沿い該搬送路の両縁側に
て該被処理基板に所定の処理を施す工程と、上記直線状
の搬送路の上記搬送装置に対して該被処理基板を受け渡
し自在にする工程から構成され、上記搬送装置で受け取
った被処理基板を位置合わせし、処理部に対して該被処
理基板を受け渡し自在にする行程がX,Y,Z及びθ方
向に作動する上記搬送装置のキャリッジに重畳された複
数のピンセット機構により行われる被処理基板の処理を
行う方法であって、搬出入機構部から被処理基板を複数
の処理部の内で所定の処理を施す工程と、該所定の処理
が施された該被処理基板を該複数の処理部の他の所定の
処理部で処理を施す工程とを有することを特徴とする基
板処理方法とし、
【0019】第5の発明は上記直線状の搬送路の長手方
向に沿い該搬送路の他方の側にて、被処理基板にレジス
ト液を塗布する処理工程と、その後の上記搬出入機構部
から離隔され該搬送路の端部に設けられたインターフェ
ース機構と露光装置との間で被処理基板を受渡しする工
程と、上記直線状の搬送路の搬送装置の往復移動する移
動方向に沿い該搬送路の一方の側にて相隣って行う熱処
理工程を有し、該搬送装置から受け取った被処理基板を
位置合わせし上記排出入工程から離隔された部位の露光
工程の露光装置に対して該被処理基板を送出自在に構成
され、被処理基板に処理を実施するレジスト処理方法で
あって、搬送路の基端部に設けられた搬出入機構部に配
置されたカセットから未処理の被処理基板を搬出し上記
各処理工程に位置合わせを行う工程と、位置合わせされ
た該被処理基板を上記搬送路を往復動する搬送装置から
受け取る工程と、該被処理基板に前記熱処理部で所定の
処理を施す工程と、前記液処理部で被処理基板にレジス
ト液を塗布する工程と、該被処理基板に前記熱処理部で
所定の熱処理を施す工程と、上記露光装置に対して該被
処理基板を搬出する工程と、該露光装置から受け取った
該被処理基板を前記液処理部にて現像処理する工程と、
処理済の該被処理基板を前記搬出入機構部に配置された
他のカセットに搬入する工程とを有することを特徴とす
るレジスト処理方法とした技術的手段を講じたものであ
る。
【0020】
【作用】而して、この出願の発明の基板の(レジスト)
処理では基板の搬出入機構部から横方向に直線状に延設
された搬送路の一方の側及び他方の側(一方の側には熱
処理部を、他方の側には液処理部を)に沿って対向的に
配置された複数の処理ステーションの工程間を独立的
に、排反的に選択して該基板を所定にセンタリング,ア
ライメントし搬送出来るようにして所定の処理を、該基
板の種類に応じた処理を相互に独立的に排反的に、又、
シリーズ的に、パラレル的に、そして、スループット的
に自在に選択し得るようにするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この出願の発明の実施しよ
うとする形態を基板としてのウエハーのレジスト処理に
適用した実施例の処理態様とし図1〜図6の図面を参照
して説明すれば以下の通りである。
【0022】図1はフォトレジスト膜の塗布現像装置1
00を示す平面図であり、図中101は装置本体の基台
である。該基台101の中央部には矢印Y方向(横方
向)に直線状に接続されて延設された搬送路102が設
けられており、該搬送路102の一方の側には未処理の
ウエハーWを加熱して水分等を除去するためのHMDS
処理を伴うか、又は、単に加熱する予備加熱ステーショ
ン103、予備加熱された該ウエハーWを冷却るための
冷却ステーション104、例えば、フォトレジスト液を
塗布した後のウエハーWを加熱し、乾燥したフォトレジ
スト膜を形成するために用いる垂直方向にそれぞれ2枚
の加熱装置を有する第1、及び、第2の加熱ステーショ
ン105,106が相隣って併置的に設けられている。
【0023】又、通路102の他方の側には予備加熱、
及び、冷却を終了したウエハーWの表面に、例えば、フ
ォトレジスト液を塗布するために用いる第1、及び、第
2の塗布ステーション107,108が相隣って設けら
れている。
【0024】尚、当該図1では冷却ステーション10
4、及び、予備加熱ステーション103、第1,第2の
加熱ステーション105,106が図示の都合上平面的
に配置されているように示されてはいるが、これは便宜
上のもので実際には冷却ステーション104の上に予備
加熱ステーション103の加熱装置が上下に2部設けら
れた積層構造となっている。
【0025】而して、上記搬送路102には該搬送路1
02内を、例えば、ボールスクリュー等の図示しない駆
動機構によってY方向に移動する搬送装置としてのハン
ドリング手段、例えば、ウエハー搬送装置110が設け
られており、該搬送装置110はキャリッジ111を有
し、該キャリッジ111にはバキュームピンセット、例
えば、ウエハーWを吸着保持するための熱吸着式の2つ
のピンセット112,113が相対挙動自在に上下に重
畳されて取付けられ、該ピンセット112,113はそ
れぞれ独立にX方向(縦方向)、Y方向(横方向)に移
動可能に搬送装置としてのキャリッジ111に、重畳さ
れたピンセット112,113は同時にZ方向(垂直方
向)にも平行移動が可能で、又、θ方向(周方向)に回
動することも出来るようにされており、該ピンセット1
12,113のこのような平行移動、及び、回動を可能
とするため、キャリッジ111にはステッピングモー
タ、及び、これに連結されたボールスクリュー等の図示
しない適宜駆動機構が設けられている。
【0026】而して、ピンセット112,113は一方
のピンセットでウエハーWを保持して各処理ステーショ
ンに搬送し、当該処理ステーションに処理済ウエハーW
F があった時、他方のピンセットで該処理済ウエハーW
F をピックアップしリセットするようにされ、搬送装置
110はウエハーWを前記の各処理部としてのステーシ
ョン103〜108に所定に搬送するために用いられ
る。
【0027】基台101の左側にはウエハー搬出入機構
部120が設けられており、該搬出入機構部120には
処理前のウエハーWB を収容したウエハーカセット12
2、及び、処理後のウエハーWF を収容するウエハーカ
セット123が設けられ、又、搬出入機構部120はウ
エハーWの裏面を吸着保持するためのピンセット121
を具備しており、該ピンセット121は上記ピンセット
112,113と同様の構成により、X,Y方向に平行
移動が可能になっていて、該ピンセット121は処理前
のウエハーWB をカセット122から取出し、又、処理
済みのウエハーWF をウエハーカセット123に収納す
るようにされている。
【0028】而して、該搬出入機構部120のピンセッ
ト121は処理前のウエハーWB を搬送装置110のピ
ンセット112,113に搬出して受渡しし、又、処理
後のウエハーWF をピンセット112,113から同じ
く受渡し的に受け取るようにされており、この受渡しを
可能とする次述インターフェース機構30が通路102
と搬出入機構部120との境界部に設けられている。
【0029】又、該搬送装置110のピンセット11
2,113は各処理ステーション103〜108との間
でウエハーWの受渡しを行うことによって該ウエハーW
は所定の順序に従い、各処理ステーション103〜10
8での処理を受けるようにされている。
【0030】そして、搬送装置110の動作は全て図示
しない制御システムによって制御されるようになってお
り、したがって、該制御システムのプログラムを変更す
ることによって処理ステーション103〜108におけ
る処理を任意に設定することが出来、即ち、処理ステー
ション103〜108における処理の幾つかのみを独立
的に、排反的に行うことも処理の順序を相互独立的に排
反的にシリーズ的,パラレル的、或いは、スループット
的に変更することも可能である。
【0031】図2、及び、図3(A)〜図3(C)に上
記キャリッジ111に重畳されて設けられたピンセット
112,113,121の機能を代表的に1つを挙げて
詳細に記載しており、これの図示態様において、21は
ピンセット本体であり、該ピンセット本体21には3つ
の支点22,23,24が支持部として突設され、ウエ
ハーWはこれらの支点によって三点支持され、この三点
支持は該ピンセット本体21の表面のゴミのウエハーW
への付着を防止する良好なパーティクル対策が行える効
果がある。
【0032】これらの支点22〜24のうち、例えば、
24にはその頂面に開口した真空吸着のための吸引口が
設けられ、図示しない適宜のバキューム機構に接続され
ている。
【0033】又、ウエハーWのアライメントのために、
該ウエハーWの周縁に対応した円弧状のガイド部材25
とストッパ部材26とが配設されており、ウエハーW
は、まず、図3(A)に示す状態でピンセット上に載置
され、この状態では該ウエハーWはアライメントされて
おらず、真空吸着もされていないが、次いで、図3
(B)に示す様に、ピンセット本体21をストッパ部材
26に向けて水平に移動させ、ウエハーWのオリエンテ
ーションフラットWa をストッパ部材26に当接させ、
その後、更に水平移動を続けることにより、該ウエハー
Wはピンセット本体21の支点22〜24上をスライド
し、最終的にはガイド部材25に当接して停止する。
【0034】したがって、もし図3(A)の状態でウエ
ハーWの位置がピンセット本体21の中央部からズレて
いたとしても、ガイド部材25に案内されることによっ
て、該ピンセット本体21中央の所定位置にアライメン
トすることが出来る。
【0035】図4は通路102とウエハー搬出入機構部
120との境界に設けられたインターフェース機構30
を示しており、該インターフェース機構30はピンセッ
ト121とピンセット112,113との間で受渡しさ
れるウエハーWを一時待機させる機能を有し、真空吸着
機構により該ウエハーWを保持する保持部材31と該保
持部材31を昇降させるための駆動装置(例えばエアシ
リンダ)32とからなり、搬出入機構部120のピンセ
ット121が図示の位置にウエハーWを搬出してくる
と、保持部材32が上昇し、図示の様に該ウエハーWを
持上げて保持するようにし、次に、レジスト塗布現像装
置100側のウエハー搬送装置110が図示のインター
フェース機構30の位置に移動し、そして、保持部材3
1が下降することにより、該保持部材31に保持されて
いるウエハーWはピンセット112、又は、113に受
渡しされて載置され、該ピンセット112,113から
ピンセット121への該ウエハーWの良好なセンタリン
グやアライメント状態の受渡しも上述同様にして行われ
る。
【0036】次に、上述実施例のレジスト塗布現像装置
100によってウエハーWの表面にフォトレジスト膜を
形成する工程を順を追って説明すると、該工程は既述の
制御システムの予め記憶されたプログラムに基づいて実
施される。
【0037】まず、搬出入機構部120のピンセット1
21によりカセット122からウエハーWを1枚取出
し、インターフェース機構30の位置まで搬送し、搬送
されてきた該ウエハーWは該インターフェース機構30
を介して通路102の左端に待機している搬送装置11
0のキャリッジ111一つのピンセット、例えば、ピン
セット112に渡され吸着保持されるが、この際、1つ
のカセット122に同一種のウエハーWのみが収納され
ている場合には、カセット122にIDコードを表示
し、該IDコードを読取って製造工程プログラムを選択
するようにしても良い。
【0038】以下、予備加熱ステーション103、冷却
ステーション104、第1の塗布ステーション107、
第1の加熱ステーション105での処理がこの順序で選
択された場合について説明する。
【0039】まず、ウエハーWを受取ったピンセット1
12を予備加熱ステーション103に向かって移動さ
せ、該ウエハーWを予備加熱ステーション103にセッ
トして予備加熱するが、当該予備加熱は図示しないヒー
タプレートにより構成し、該ウエハーWを該ヒータプレ
ート上に載置するようにし、この時、該ウエハーWはヒ
ータプレート上に直接接触させず、支点22,23,2
4による三点支持により0.3mm程度浮かせると、ゴ
ミ対策が良好である。
【0040】この間にピンセット121を移動させて2
番目のウエハーWをカセット122から取出し、前記イ
ンターフェース機構30に搬出して待機させておくよう
にし、最初のウエハーWを予備加熱ステーション103
に搬入し終った後、搬送装置110は該インターフェー
ス機構30から2番目のウエハーWをピンセット112
で受取り、該ピンセット112上に吸着保持するように
し、該予備加熱ステーション103での最初のウエハー
Wの予備加熱処理が終了するまでそのまま待機する。
【0041】そして、該最初のウエハーWの予備加熱処
理が終了した時、搬送装置110は次の動作を行い、即
ち、まずウエハーWを保持していないピンセット113
を移動させることにより、予備加熱処理が終了した最初
のウエハーWを予備加熱ステーション103から取出
す。
【0042】こうして該予備加熱ステーション103を
空にした後、2番目のウエハーWを保持しているピンセ
ット112を動作させ、2番目のウエハーWを予備加熱
ステーション103にセットし、次いで、ピンセット1
12,113をY方向,θ方向,Z方向に移動し、冷却
ステーション104位置に移動し、ウエハーWを保持し
たピンセット113をX方向に動作し、この最初のウエ
ハーWを該冷却ステーション104にセットする。
【0043】この動作から2つのピンセット112,1
13を設けた利点が理解される。即ち、ピンセットが1
つしかない場合には、搬送装置110はまず最初のウエ
ハーWを予備加熱ステーション103から取出し、これ
を冷却ステーション104にセットし、その後にインタ
ーフェース機構30から2番目のウエハーWを受取って
これを予備加熱ステーション103にセットする動作を
行わなければならない。
【0044】尚、上述の動作が行われている間に、搬出
入機構部120ではピンセット121により次に処理す
る3番目のウエハーWをインターフェース機構30に待
機させておく。
【0045】次に、搬送装置110は該インターフェー
ス機構30から3番目のウエハーWをピンセット112
に保持し、そして、冷却ステーション104での処理が
終了するまで待機させる。
【0046】而して、最初のウエハーWの冷却工程が終
了した時、搬送装置110はウエハーWを保持していな
い方のピンセット113で該冷却ステーション104内
のウエハーWを取出し、次にプログラムされたフォトレ
ジストの塗布工程のための第1の塗布ステーション10
7にセットし、この塗布処理の間に予備加熱ステーショ
ン103における2番目のウエハーWの処理が終了した
ら、搬送装置110は該ウエハーWを保持していない方
のピンセット113によってこのウエハーWを予備加熱
ステーション103から取出し、ピンセット112に保
持している3番目のウエハーWを予備加熱ステーション
103にセットすると同時に、ピンセット113に保持
している2番目のウエハーWを冷却ステーション104
にセットするが、この動作は既述した態様と同じであ
る。
【0047】尚、もし最初のウエハーWの冷却工程が終
了する前に、2番目のウエハーWの予備加熱処理が終了
する場合には、次のような動作を行うようにプログラム
することも可能である。
【0048】即ち、まず3番目の未処理のウエハーWを
ピンセット112に保持した状態でピンセット113に
より2番目のウエハーWを予備加熱ステーション103
から取出し、続いてピンセット112に保持されている
3番目のウエハーWを予備加熱ステーション103にセ
ットした後待機する。
【0049】そして、冷却ステーション104に於ける
最初のウエハーWの冷却工程が終了した後、該最初のウ
エハーWをピンセット112、又は、113で取出し、
第1の塗布ステーション107に搬入セットするが、こ
の液塗布は、例えば、レジスト液を滴下スピンコーティ
ング装置により実行することも可能である。
【0050】而して、第1の塗布ステーション107に
おいて最初のウエハーWに対するフォトレジストの塗布
処理が終了した時、搬送装置110はピンセット113
により該ウエハーWを第1の塗布ステーション107か
ら把持して取出し、続いてY方向に沿って右側に移動
し、取出した最初のウエハーWを第1の加熱ステーショ
ン105にセットして加熱処理を行い、当該加熱処理を
行っている間に冷却ステーション104内での2番目の
ウエハーWの冷却処理が終了したら、搬送装置110は
該ウエハーWをピンセット113にて取出し、更に第1
の塗布ステーション107にセットしてフォトレジスト
の塗布を開始する。
【0051】そして、第1の加熱ステーション105に
於て最初のウエハーWの処理が終了し、所望のフォトレ
ジスト膜が形成されたら、搬送装置110はこの最初の
ウエハーWをピンセット113にて取出し、続いて、搬
送装置110はY方向左側に移動し、ピンセット113
に把持したウエハーWを前記のインターフェース機構3
0に渡す。
【0052】該インターフェース機構30での待機中、
ウエハーWを直接載置部に接触させず、0.3mm程僅
かに浮かせて載置することがゴミ付着防止のパーティク
ル対策上有効であり、又、待機機構はキャリアカセット
により構成すると更に有利である。
【0053】このようにして処理済みのウエハーWF
インターフェース機構30に待機されると、搬出入機構
部120のピンセット121が該ウエハーWF を受取
り、他のカセット123に搬入収納する。
【0054】以上述べた一連の処理動作はカセット12
2内の未処理のウエハーWB がなくなるまで続けられ
る。
【0055】尚、上述の動作説明では第1の塗布ステー
ション107と第1の加熱ステーション105とを用い
たが、これらの代わりに第2の塗布ステーション10
8、及び、第2の加熱ステーション106を使用しても
良いし、又、フォトレジストの塗布工程及び/又は加熱
工程が他の工程に較べて時間がかかる場合には、2つの
塗布ステーション107,108及び/又は2つの加熱
ステーション105,106を同時に使用することも可
能である。
【0056】ところで、上述のフォトレジスト膜形成工
程を実施する際、プログラムされたプロセスが適切なも
のであるか否かを確認するために、1枚のウエハーWに
ついて試しに処理を行ってみるのが普通であり、この場
合、試しの処理が終了したテストウエハーWT を検査の
ためにカセット121から取出す必要があるが、該テス
トウエハーWT の取出しを容易にするため、図5に示す
様に、カセット123の基部に引出し可能なレシーバ4
0を設けるのが好ましく、該レシーバ40の一端には取
手41を設け、内部にはウエハー載置台42を設けてお
くようにし、試しの処理を終了したテストウエハーWT
はピンセット121によって開口部43から挿入され、
載置台42に載せられ、したがって、該テストウエハー
T はレシーバ40を図示のように引出すことによって
容易に取出すことが出来る。
【0057】尚、上述の動作説明では第1の塗布ステー
ション107と第1の加熱ステーション105とを用い
たが、これらの代わりに、第2の塗布ステーション10
8、及び、第2の加熱ステーション106を使用しても
良く、又、フォトレジストの塗布工程及び/又は加熱工
程が他の工程に較べて時間がかかる場合には、2つの塗
布ステーション107,108及び/又は2つの加熱ス
テーション105,106を同時に使用することも可能
である。
【0058】以上の動作説明から明らかなように、上述
実施例によれば、ウエハーの表面にフォトレジスト膜を
形成するために必要な複数の工程を、その順序の相互に
独立的,排反的、或いは、シリーズ的,パラレル的、更
にはスループット等をも含めた任意に組合せて最良の工
程をプログラムすることが出来、したがって、処理すべ
き該ウエハーの種類に応じて最も効率の良い組合せの処
理プロセスを選択し、最適のスループット性も得ること
が出来る。
【0059】又、搬送装置110のキャリッジ111が
2つのピンセット112,113を重畳されて有し、そ
れぞれ独立の動作をすることから、処理の自由度が高
く、例えば、次工程のステーションにウエハーWが存在
していると、その工程は該ウエハーWの入替えが出来な
いといった不都合さがない。
【0060】尚、搬送装置110のピンセットは必ずし
も2つのみである必要はなく、3つ以上であっても良
い。
【0061】更に、各処理ステーションを通路102に
沿ってその両方の側に配設しているため、搬送装置11
0の動作プログラムを変更する際の自由度が極めて高
く、したがって、処理プログラムの変更が容易であり、
又、予備加熱ステーション103と冷却ステーション1
04とを上下に重層式に多層配置したため、設置のため
に必要な床面積も節減される。
【0062】上述の実施例の装置は、所定のパターンで
露光されたフォトレジスト膜を現像し、レジストパター
ンを形成する装置としても使用することが出来、その場
合、塗布ステーション107,108に現像液を塗布す
る装置も設けられており、現像装置は、例えば、変速回
転中のウエハーW上に現像液をジェット状に噴出させて
現像する構成としても良いものである。
【0063】又、2つの塗布ステーション107,10
8のいずれか一方をフォトレジストの塗布に用い、他方
を現像液の塗布に用いることによりフォトレジスト膜の
形成、及び、現像の両方を行う装置として使用すること
が出来、その際、通路102の右端にも図4の様なイン
ターフェース機構30を設け、露光装置との間でウエハ
ーWの受渡しを行えるようにすることにより、レジスト
塗布から現像までを一貫した連続プロセスとして実施す
ることも出来る。
【0064】尚、処理ユニットを複数連設したい場合に
は、搬送路102の延長線上に次の搬送路が形成される
ように構成し、この接続部にウエハーWの待機機構、例
えば、キャリアステーションを設けると良い。
【0065】即ち、例えば、図6に示す様に、カセット
122,123内のウエハーWを搬出、或いは、カセッ
ト122,123内へ搬入するアーム120aを有する
搬出入機構部120と、インターフェース機構30で該
ウエハーWの受渡しを行う搬送装置110aを有する第
1の処理系150により上述したような動作で各処理を
行い、例えば、搬送通路の一方の側にこの第1の処理系
150にHMDS(ヘキサメチルジシラザン)処理ステ
ーション151、第1の加熱ステーション152、第1
の冷却ステーション153、そして、他方の側に第1層
目のレジストを回転塗布する第1の塗布ステーション1
54、第2層目のレジストを回転塗布する第2の塗布ス
テーション155を設け、これら各ステーションに選択
的にウエハーWを搬送して処理を行い、更に、一方の側
に複数の処理ステーション、例えば、第2の加熱ステー
ション156、第2の冷却ステーション157、そし
て、他方の側に露光工程時の光乱反射を防止するために
レジスト上面にCEL膜等の表面被覆層を塗布形成する
第3の塗布ステーション158等が搬送路それぞれ対向
的に沿って配置され、且つ、これら各ステーションにウ
エハーWを搬送する他の搬送装置110bを備えた第2
の処理系159を設け、該第2の処理系159、及び、
第1の処理系150の間に待機機構160を配置させ、
該待機機構160にはウエハーW1枚を載置出来る載置
台161を設け、上述インターフェース機構30におけ
るウエハーWの受渡しと同様に、上記載置台161を利
用して第1の処理系150の第三の搬送手段としての搬
送装置110aと第2の処理系159の第四の搬送手段
としての搬送装置110bとの間で該ウエハーWの受渡
しを行うようにするが、該待機機構160の構成は載置
台161を設けずにバッファー用カセット(図示せず)
を設け、該バッファ用カセットにより複数枚のウエハー
Wを待機出来る待機機能を有する構造としても良く、該
バッファー用カセットにより、搬送機構110a、及
び、搬送機構110bの作業量の差があっても、一方の
搬送機構が待機する時間を少くすることが可能となる。
【0066】このように待機機構160を介して搬送機
構を2系統とすることにより、処理ステーションの増加
に容易に対応出来ると共に、高スループット処理が可能
となる。
【0067】そして、上記搬送装置は2系統に限定する
ものではなく、3系統以上としても良く、設計的には待
機機構の増設に伴って増加させることが出来る。
【0068】上述実施例では、処理装置としてレジスト
の塗布現像処理に適用した例について説明したが、これ
に限定するものではなく、例えば、エッチング処理、C
VD処理、アッシング処理等では同様な効果が得られ
る。
【0069】
【発明の効果】以上、説明したようにこの出願の発明に
よれば、各種の基板処理工程に柔軟に所定の処理、及
び、レジスト処理が対応出来ると共に、処理のスループ
ット性を高くすることが出来る。
【0070】又、搬送路の両方の一方の側、及び、他方
の側に対設されている熱処理部や液処理部等の各処理部
に対し該搬送路の前段に基板収納容器との間に受渡し機
構を配設したことにより該ウエハー収納容器から取り出
して各処理部のステーションに基板を搬出入する場合に
位置決めやアライメント調整が設計通りに出来、シリー
ズ的、パラレル的、スループット的に相互に独立的に、
排反的に基板を(レジスト)処理するプロセスにおいて
ズレがなく、又、塵埃付着対策等が効果的に行えるとい
う優れた効果が奏される。
【0071】又、該搬送路に設けた真空吸着式の重畳式
のピンセットを有する搬送装置を設けたことにより、該
搬送装置に支持される基板が微少距離浮上させた状態で
セットされることにより、パーティクル等の付着対策が
確実に保証出来るという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の装置の1実施例を説明するた
めの塗布現像装置の構成図である。
【図2】図1のピンセット説明図である。
【図3】図1のピンセット説明図である。
【図4】図1装置のインターフェース機構説明図であ
る。
【図5】図1のカセット説明図である。
【図6】この出願の発明の装置の他の実施例の説明図で
ある。
【図7】従来の塗布装置の構成図である。
【符号の説明】
100 塗布現像装置本体 101 基台 110 搬送装置 120 搬出入機構部 160 待機機構 W 基板(ウエハー) 151〜158 処理部 122,123 カセット 161 受け渡し自在の機構 103〜106 熱処理部 107,108 液処理部 156〜158 他の処理装置 156 熱処理部 158 液処理部 112,113,121 ピンセット 111 キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/027 H01L 21/30 502J (72)発明者 木村 義雄 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 テ ル九州株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−184841(JP,A) 特開 昭61−123150(JP,A) 特開 昭49−107678(JP,A) 特開 昭61−45804(JP,A) 特開 昭61−140148(JP,A) 特開 昭62−262438(JP,A) 特開 昭52−27367(JP,A) 特開 昭53−69582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/68 H01L 21/027

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基板を搬送自在にされ塗布現像装置
    本体の基台の中央に在り、該塗布現像装置本体の基台の
    端部に隣設された搬出入機構部に接続され横方向に延設
    された直線状の搬送路を往復移動自在にされた搬送装置
    と、 該塗布現像装置本体の基台の中央に在り、横方向に延設
    された直線状の搬送路の長手方向に沿い該搬送路の片側
    に相隣って配置され該被処理基板に所定の処理を施す複
    数の処理部と、 該搬送路の他方側に相隣って配置された他の処理部と、 上記搬出入機構部に設けられると共に上記被処理基板を
    収納するカセットを配置自在にされ、該カセットから搬
    出した該被処理基板を上記搬送装置に受け渡すX,Y,
    Z軸方向及びθ方向に作動するセンタリング機能を有す
    るピンセット機構と、 上記直線状の搬送路の上記搬送装置の往復移動する移動
    方向の基端側と搬出入機構部との間に設けられ、該搬送
    装置に対して上記被処理基板を受け渡し自在にされ、搬
    送装置に対し、バッファ機能を有する待機機構と、 を具備したことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】被処理基板を搬送自在にされ塗布現像装置
    本体の基台の中央に在り、該塗布現像装置本体の基台の
    端部に隣設され被処理基板の搬出入機構部に接続され横
    方向に延設された直線状の搬送路を往復移動自在に構成
    された搬送装置と、 該直線状の搬送路の長手方向に沿いその一方の縁側に相
    隣って配置され、該被処理基板に熱的処理を施す複数の
    熱処理部と、 上記直線状の搬送路の長手方向に沿いその他方の縁側に
    相隣って配置され、上記被処理基板にレジスト液を塗布
    する液処理部及び/又は被処理基板に現像液を供給し現
    像処理する処理部を複数具備する液処理部と、 上記直線状の搬送路の上記搬送装置の往復移動する移動
    方向の上記搬出入機構部から離隔された部位に設けられ
    た端部にインターフェース機構を設け、露光装置との間
    で上記搬送路の延長上の別の搬送路に在る他の搬送装置
    により該インターフェース機構を介して上記被処理基板
    を受渡し自在に構成された機構と、 を具備したことを特徴とするレジスト処理装置。
  3. 【請求項3】直線状の搬送路の長手方向の他方の縁側に
    沿い相隣って配置され、上記被処理基板にレジスト液を
    塗布する処理部と該被処理基板に現像液を供給し現像処
    理する処理部とを少くとも各々1つ設けた液処理部と、 上記直線状の搬送路の上記搬送装置の往復移動する移動
    方向に設けられ、該搬送装置のキャリッジに対して上記
    処理部との間で上記被処理基板を受け渡し自在にされ、
    X,Y,Z軸方向及びθ方向に作動する重畳式の複数の
    ピンセットを有する機構と、 を具備したことを特徴とする請求項2記載のレジスト処
    理装置。
  4. 【請求項4】被処理基板を搬送自在に構成され、装置の
    中央で被処理基板の搬出入機構部から横方向に延設され
    た直線状の搬送路を往復移動自在にする搬送工程と、 該直線状の搬送路の上記長手方向の一方の側と他方の側
    の両側にて該被処理基板に所定の処理を施す工程と、 上記直線状の搬送路の上記搬送装置に対して上記被処理
    基板を受け渡し自在にする工程から構成され、上記搬送
    装置で受け取った被処理基板を位置合わせし、処理部に
    対して該処理部との間で該被処理基板を受け渡し自在に
    する工程がX,Y,Z及びθ方向に作動する重畳された
    複数のピンセット機構により行われ、 被処理基板の処理を行う方法であって、搬出入機構部か
    ら被処理基板を複数の処理部の内で所定の処理を施す工
    程と、 該所定の処理が施された該被処理基板を該複数の処理部
    の他の所定の処理部で処理を施す工程とを有することを
    特徴とする基板処理方法。
  5. 【請求項5】搬出入機構部から横方向に接続された直線
    状の搬送路の搬送装置の往復動する移動方向に沿い該搬
    送路の他方の側にて、被処理基板にレジスト液を塗布す
    る処理工程と、 その後の上記搬出入機構部から離隔された部位の露光工
    程と被処理基板に現像液を供給し現像処理する液処理工
    程を設けた処理工程と、 上記直線状の搬送路の搬送装置の往復移動する移動方向
    に沿い該搬送路の一方の側にて相隣って行う熱処理工程
    を有し、該搬送装置から受け取った被処理基板を位置合
    わせし上記搬出入機構部から離隔された部位の上記露光
    工程の露光装置に対して搬送装置に設けられたピンセッ
    ト機構により該被処理基板を送出自在に構成されたX,
    Y,Z及びθ方向に作動を行うようにされ、被処理基板
    に処理を実施するレジスト処理方法であって、上記搬送
    路の基端部に設けられた搬出入機構部に配置されたカセ
    ットから未処理の被処理基板を搬出し上記処理工程に位
    置合わせを行う工程と、 位置合わせされた該被処理基板に該熱処理部で所定の処
    理を施す工程と、 前記液処理部で被処理基板にレジスト液を塗布する工程
    と、 該被処理基板に前記熱処理部で所定の熱処理を施す工程
    と、 上記露光装置に対して該被処理基板を送出する工程と、 該露光装置から受け取った該被処理基板を前記液処理部
    にて現像処理する工程と、 処理済の該被処理基板を前記搬出入機構部に配置された
    他のカセットに搬入する工程とを有することを特徴とす
    るレジスト処理方法。
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