JPH0529437A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH0529437A
JPH0529437A JP3299573A JP29957391A JPH0529437A JP H0529437 A JPH0529437 A JP H0529437A JP 3299573 A JP3299573 A JP 3299573A JP 29957391 A JP29957391 A JP 29957391A JP H0529437 A JPH0529437 A JP H0529437A
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JP
Japan
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wafer
processing
tweezers
station
holding
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Pending
Application number
JP3299573A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Ushijima
満 牛島
Masami Akumoto
正己 飽本
Osamu Hirakawa
修 平河
Yoshio Kimura
義雄 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Kyushu Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Kyushu Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd, Tokyo Electron Kyushu Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP3299573A priority Critical patent/JPH0529437A/ja
Publication of JPH0529437A publication Critical patent/JPH0529437A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】半導体ウエハにフォトレジスト膜塗布作業や現
像作業等を行う処理装置において、各ステーションに対
し被処理物のセンタリングやアライメント調整をさせつ
つ移送,セット,リセットを行って効率良く全体的処理
を行う。 【構成】搬出入機構120に設けられた処理前のカセッ
ト122からウエハWB を、転移機構のピンセット12
1により、搬送経路102の左右に熱遮断的に設けられ
た複数段の処理工程のステーション103,〜108に
保持搬送機構110の支持装置としてのピンセット11
2,113を介してセット,リセットするに際し、各ピ
ンセットには縦方向(X),横方向(Y),上下方向
(Z),旋回方向(θ)の4方向変位が自在であるよう
にし、処理工程へバトンタッチされる被処理物のセンタ
リングとアライメントが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、半導体製造装置等の
処理システムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】当業者に周知の如く、IC等の半導体装
置の製造には、シリコンのような半導体単結晶のウエハ
(以下、単にウエハと略称)にトランジスタ等の素子を
形成するために、多数の微細加工工程が含まれるが、そ
の中で、当該ウエハの表面に所定のレジストパターンを
形成するPEP(photoengraving process)工程は加工
工程において極めて重要な工程である。
【0003】蓋し、該PEP工程で形成されるレジスト
パターンはエッチングマスク等として使用され、現今の
電子機器に於ける回路形成等の微細加工技術の基礎を成
すものであるからである。
【0004】而して、該PEP工程でのレジストパター
ンを形成する工程は、例えば、特開昭52−27367
号公報発明に示されている如く、ウエハの表面にフォト
レジスト液を薄膜状に塗布して均一な膜厚のフォトレジ
スト膜を形成する工程と、その後該フォトレジスト膜の
所定領域を選択的に露光する工程と、これに次いで露光
されたフォトレジスト膜を現像して所望のレジストパタ
ーンを形成する工程とから成る。
【0005】このうち露光工程は、例えば、ステップ・
アンド・リピード・アライナー(通常ステッパーと称さ
れる)等の露光装置を用いて行われ、他方、ウエハの表
面にフォトレジスト膜を形成する工程は、例えば、以下
に説明する装置を用いて行われ、これらは前段の往工程
と後段の復工程等シリーズ式に行われている。
【0006】図9のフローチャートは、かかるシリーズ
式の一般にトラック方式と称されているフォトレジスト
膜成形装置での処理手順の態様を示しており、該フォト
レジスト膜形成装置は図示する様に、前段から後段にか
けてそれぞれ予備加熱工程4、冷却工程5、塗布工程
6、加熱工程8の処理工程をシリーズに行う複数の処理
ステーションを有している。
【0007】而して、表面にフォトレジスト膜を形成す
るウエハ1は、処理前の収納用のカセット2に収納さ
れ、一枚ずつ取り出されてフォトレジスト膜形成装置に
導入され、ベルト搬送機構3により順次各処理ステーシ
ョンに搬送され、所定の処理を施されるようにされてい
る。
【0008】そして、予備加熱工程4に於いて、ウエハ
1は加熱により水分を除去され、予備加熱されたウエハ
1は、次段の冷却工程5で冷却された後、塗布工程6に
送られ、該塗布工程6では、例えば、スピンナーコータ
ー(spinner coater)等の塗布装置により、その表面に
所定のフォトレジスト液が設定薄膜厚層に均一に塗布さ
れる。
【0009】次に、フォトレジスト液を塗布されたウエ
ハ1は、ウォーキングビーム方式の搬送機構7を具備し
た加熱工程8に送られて加熱されることにより、ウエハ
1に塗布されたフォトレジスト液は膜状に形成されて安
定化される。
【0010】そして、加熱工程8を終了し、表面に所定
のフォトレジスト膜が形成されたウエハ9は、ベルト保
持搬送機構3により、処理済みのウエハ収納用のカセッ
ト10に収納される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のフ
ォトレジスト膜形成装置にあってはそれぞれの処理工程
のステーションがシリーズ式に配置され、処理されるべ
きウエハ1はこれらのステーションを所定の順序で、且
つ、前送り方式の一方通行態様で必ず通り、設計による
処理の本来的な必要の有無に関係なく当該処理を受けな
ければならないようにされている。
【0012】このため、予め一旦設定された処理順序を
任意に変更することは出来ず、又、ある処理ステーショ
ンだけを選択的に通過させることも不可能である欠点が
あった。
【0013】ところで、ウエハ1に半導体素子を形成す
るに必要な処理工程はその順序をも含めて、該ウエハ1
に形成されるICの機能,目的等の種類によって異なる
ものである。
【0014】又、各処理工程は単段にされているためカ
セットからのウエハに対し単一の処理作業しか出来ず、
処理の前後のアイドル時間を含めて作業能率が悪く、複
段のカセットを装備しても処理能力がアップ出来ない欠
点があった。
【0015】それにもかかわらず、従来のフォトレジス
ト膜形成装置では、ある処理工程が不要なウエハについ
ても1つのウエハに対して総ての処理工程を経ざるを得
ないため、所謂スループット性を向上する妨げとなって
いる難点があった。
【0016】又、ウエハ1はカセット2から所定の処理
工程に搬送されるに、前送り方式の紐ベルトコンベヤ等
のベルト搬送機構3により処理部に搬送されるため、搬
送中に不可避的にズレ等を生じてパーティクル等の最も
好ましくない塵埃付着が発生する虞があった。
【0017】特に、一対のベルトの相対速度を変化させ
てウエハを変位させるようにすると該パーティクル発生
等がより生じ易い欠点があった。
【0018】したがって、処理すべきウエハの種類に応
じ、フォトレジスト膜形成装置に設けられた複段の処理
ステーションのうち、所謂処理ステーションを単一のス
テーションのみの場合を含めてどの順序で使用するかを
任意に独立的に変更出来るフォトレジスト膜形成装置等
の処理装置の現出が望まれている。
【0019】そして、被処理物の収納カセットから所定
の処理工程のステーションに被処理物を取出して転移す
るに、例えば、アメリカ特許第4,775,281号明
細書に示されている様なツインタイプのカセットに対し
て保持搬送機構として前後方向、及び、上下方向に変位
することが出来るピンセットを有するシステムも開発さ
れているが、かかるシステム技術においては2方向の変
位の自由度しかなく、被処理物を所定の処理工程のステ
ーションにセンタリングし、アライメントを調整して最
適姿勢で、しかも、最短距離で搬出入することが出来な
いとう不具合があった。
【0020】したがって、被処理物を所定の処理工程の
ステーション部位でセンタリングやアライメント調整を
せねばならず、したがって、時間遅れ等が生じ、能率低
下を招く欠点があった。
【0021】又、2段のカセットを有しているものの、
処理工程が複層式にされていないことから、処理条件の
異なる処理を個別に行えず、しかも、1つの処理の前後
の遊び時間を含めて稼動効率が悪い点を改善出来ない不
都合さがあった。
【0022】したがって、収納カセットから処理工程の
ステーションへストレートにシリーズ的に搬送すること
から、保持搬送機構に常に被処理物が保持され、他の処
理や処理に対する予備作業等が出来ず、作業能率が制約
されるという難点があった。
【0023】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくウエハ等の被処理物の所定の複数の処理工程への
搬出入とこれに伴う処理の問題点を解決すべき技術的課
題とし、搬入されたウエハの複数処理工程を必要に応じ
選択的に変更が可能で各処理のスループット性が高く出
来、しかも、被処理物が同時併工的に複数の処理が出来
るようにし、又、搬送プロセスでのアライメント調整や
センタリングが可能で処理能率が向上出来るようにして
各種機械装置製造産業における加工技術利用分野に益す
る優れた処理装置を提供しようとするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、ウエハ等の被処理物の
フォトレジスト膜形成,現像等の所定の処理を行うに際
し、処理前のウエハ等の被処理物を所定の複数の収納カ
セットにセットしておき、該収納カセットに対し搬出入
機構に於いてピンセット等の転移機構が縦方向(X)と
横方向(Y)、そして、上下方向(Z)、更には、旋回
方向(θ)の4方向に変位自在とされて当該収納カセッ
トより被処理物を取出し、該搬出入機構に隣接されて設
けられている搬送経路との接続部にてインターフェース
機構を介し該搬送経路の保持搬送機構の所定数のピンセ
ットの1つにバトンタッチ的に転移させ、この間、転移
機構、及び、保持搬送機構にあっては予め被処理物のセ
ンタリングやアライメントが行われて該保持搬送機構に
て被処理物が次段の処理工程に最適姿勢でセットされる
ようにされ、他のピンセットには他の被処理物が独立
に、或いは、排反的に設定姿勢で保持され、而して、該
搬送経路に於ける保持搬送機構は所定の移動機構により
該搬送経路の両側に設けられ、且つ、熱的に分離されて
いる複段の処理工程の上下積層等されている各ステーシ
ョンに相互独立的に所定に搬入セットされ、最適姿勢に
て当該ステーションに於いて所定の処理が成され、した
がって、系全体としては時間ロスが無く作業が能率的に
行われ、次いで、該搬送経路の保持搬送機構より所定の
プログラムに従い、次段の処理工程のステーションに転
移され、その間、保持搬送機構においてはピンセット等
の支持装置が負圧式等の3つの支点を有して3点支持に
より被処理物に傷や歪等が生ぜず、又、微細な塵埃等が
付着しないようにされるようにした技術的手段を講じた
ものである。
【0025】
【実施例】次に、この出願の発明の実施例を被処理物と
してのウエハに対する処理装置としてのフォトレジスト
膜塗布現象装置を有する処理系の実施例を図1〜図6に
ついて説明すれば以下の通りである。
【0026】図1に示す実施例は、フォトレジスト膜の
塗布現像装置100の態様を示すものであり、中央一側
寄り(図中上部)には本体基台101が設けられて、該
本体基台101の中央部には、矢印Y方向(横方向)に
被処理物の搬送経路の通路102が延設されており、そ
の一方の側には、未処理のウエハWを加熱して水分等を
除去するためのHMDS(ヘキサメチルジシラザン)処
理を伴うか、又は、単に加熱する予備加熱ステーション
103、そして、これに併設して予備加熱されたウエハ
Wを冷却するための冷却ステーション104、更に、例
えば、フォトレジスト液を塗布した後の該ウエハWを加
熱し、乾燥したフォトレジスト膜を形成するために用い
る垂直方向にそれぞれ2枚の図示しない加熱装置を有す
る第一、及び、第二の加熱ステーション105,106
が側方に通路102の一側に沿って設けられている。
【0027】又、通路102の他方には、予備加熱、及
び、冷却処理を終了したウエハWの表面に、例えば、フ
ォトレジスト液を塗布するために用いる第一、及び、第
二の塗布ステーション107,108が相隣って設けら
れている。
【0028】尚、当該図1では、予備加熱ステーション
103、及び、冷却ステーション104、第一,第二の
加熱ステーション105,106が図示の都合上平面的
に配置されているように記載されているが、これは便宜
上のもので、実際には冷却ステーション104の上に予
備加熱ステーション103の加熱装置が上下に2段設け
られた積層構造とされている。
【0029】而して、通路102はその両側にステーシ
ョン103,104,105,106、そして、10
7,108を対向式に配設されているために熱的に離隔
されていることになり、熱管理制御,メンテナンス等が
し易いようにされている。
【0030】而して、該通路102には、その内側を、
例えば、ボールスクリュー等の図示しない駆動機構によ
ってY方向(横方向)に移動するハンドリング手段、例
えば、ウエハWを所定のステーションに移送する保持搬
送機構としてのウエハ保持搬送装置110が設けられて
おり、該保持搬送装置110は搬送機構としてのキャリ
ッジ111を有し、該キャリッジ111にはバキューム
式のピンセット、例えば、ウエハWを吸着保持するため
の2つのピンセット112,113が上下に重層されて
取付けられている。
【0031】該ピンセット112,113はそれぞれ相
互独立にX方向(縦方向)、Y方向(横方向)に移動自
在であると共に同時にZ方向(垂直方向)にも平行移動
が可能で、更に、θ方向(平面)に旋回動することが出
来るようにされている。
【0032】ピンセット112,113のかかる平行移
動、及び、旋回動を可能とするため、キャリッジ111
にはステッピングモータとこれに連結されたボールスク
リュー等の図示しない駆動機構が設けられている。
【0033】そして、ピンセット112,113は、一
方のピンセットで1つのウエハWを保持して所定の処理
ステーションに最適姿勢でセンタリング,アライメント
調整して搬送し、当該処理ステーションに処理済の他の
ウエハWがあった時、他方のピンセットで該処理済ウエ
ハWをピックアップしてバックセットするように多機能
化されている。
【0034】したがって、ピンセット112,113が
相互独立的にウエハWに対するセット,リセットを行う
ことが出来ることから、該セット,リセットの前後のロ
スタイムが無くなり系内での処理作業の能率が著しく向
上するようにされていることになる。
【0035】そして、基台101の図上左側には、ウエ
ハ搬出入機構120が設けらており、処理前のウエハW
B を収容するウエハカセット122、及び、処理後のウ
エハWF を収容するウエハカセット123が設けられ、
又、ウエハWの裏面を吸着保持するための転移機構とし
てのピンセット121を装備している。
【0036】該ピンセット121は、ピンセット11
2,113と同様の構成によりX方向(縦方向),Y方
向(横方向),Z方向(上下方向)に平行移動、及び、
θ方向(旋回方向)の旋回動が可能にされており、処理
前のウエハWBをウエハカセット122から取出し、
又、処理済のウエハWF をそれぞれプログラムに従いバ
トンタッチ的にウエハカセット123に収納するように
され、搬出入プロセスでのセンタリング,アライメント
がし易いようにされている。
【0037】又、搬出入機構120のピンセット121
は、処理前のウエハWB を搬送装置110のピンセット
112,113に転移し、又、処理後のウエハWF を該
ピンセット112,113から受け取るようにされてお
り、かかるバトンタッチ的な受渡しを可能とする後述イ
ンターフェース30が通路102と搬出入機構120と
の境界部に設けられている。
【0038】そして、搬送装置110のピンセット11
2,113は、各処理ステーション103〜108との
間でウエハWの受渡しをシリーズ的に、パラレル的に、
或いは、これらの組合せ的に、又、スループット的に自
在に行うようにされており、これによって、該ウエハW
は設定のプログラムの順序に従い、各処理ステーション
103〜108での所定の処理を受けるようにされてい
る。
【0039】尚、保持搬送機構110の動作は、全て図
示しない制御システムによって所定に管理制御されるよ
うになっている。
【0040】したがって、制御システムのプログラムを
変更することによって、ウエハWの各処理ステーション
103〜108に於ける処理をシリーズ的に、パラレル
的に、順次、或いは、スループット的に、そして、独立
的に、相互排反的に任意に設定することが出来、即ち、
各処理ステーション103〜108に於ける処理のいく
つかのみを独立して行うことも、組合せて併工的に行う
ことも処理の順序を変更することも可能である。
【0041】又、予備加熱ステーション103、冷却ス
テーション104での処理時間等が異なる場合、ピンセ
ット112,113が相互独立的に作動して同時併工的
に処理を行って系内での作業能率を向上させる。
【0042】特に、ピンセット112,113がX方
向,Y方向,就中、Z方向に3自由度を有していること
から上下2層のステーション103,104に対する作
動は自在にスムースに行われる。
【0043】而して、図2〜5には図示の都合上共通的
にピンセット112,113,121の機構を詳示して
あるが、図に於いて、21は平面視フォーク状のピンセ
ット本体であり、その一側面に3つの支点22,23,
24が三角形状に配置されて突設され、ウエハWはこれ
らの支点22,23,24によって三点支持されて保持
搬送され、ウエハWに対するこれらの支点22,23,
24を介しての三点支持によって該ウエハWは浮設状に
載置され、ピンセット本体21の表面のウエハWへのゴ
ミの付着を防止することが出来るようにされている。
【0044】これらの支点22,23,24のうち支点
24には、その微小頂面に開口して真空吸着のための図
示しない吸引口が設けられている。
【0045】勿論、他の支点22,23についても同様
の機構にすることは設計変更の範囲内である。
【0046】又、ウエハWのセンタリング、及び、又
は、アライメントのために、該ウエハWの周縁に対応し
た円弧状のガイド部材25と、これとは反対側のストッ
パ部材26とが設けられており、ウエハWは、先ず、図
3に示す状態で支点22,23,24上に載置され、こ
の状態では、該ウエハWはセンタリングやアライメント
されておらず、真空吸着もされていない。
【0047】次いで、図4に示す様に、ピンセット本体
21をストッパ部材26に向けて水平に移動させてウエ
ハWの周縁一側に形成したオリエンテーションフラット
a をストッパ部材26に当接させる。
【0048】その後、更にピンセット本体21の水平移
動を続けることにより、ウエハWはピンセット本体21
の支点22,23,24上を軽くスライドし、最終的に
はガイド部材25に当接してセンタリングされ、アライ
メント調整をされて停止する。
【0049】したがって、もし、図3の状態で該ウエハ
Wの位置がピンセット本体21の中央部からズレていた
としても、該ウエハWは図4に示す様に、ガイド部材2
5に案内されることによって、図5に示す様に、ピンセ
ット本体21の中央の所定位置にセンタリングされ、
又、アライメントすることが出来る。
【0050】図6には、通路102とウエハ搬出入機構
120との境界部に設けられた前記インターフェース機
構30が示されており、該インターフェース機構30は
ピンセット121とピンセット112,113との間で
受渡しされるウエハWを一時待機させるバッファ機能を
も有し、真空吸着機構により該ウエハWを保持する保持
部材31と、該保持部材31を昇降させるための、例え
ば、エアシリンダ等の駆動装置32とから成っている。
【0051】搬出入機構120の転移機構のピンセット
121が図示位置にウエハWを搬送してくると、保持部
材32が駆動装置32を介して上昇し、該ウエハWを持
ち上げて保持し、次に、レジスト塗布現像装置100側
のウエハ保持搬送機構110が、図示のインターフェー
ス機構30の位置に移動する。
【0052】そして、保持部材31が駆動装置32によ
り下降すると、保持部材31に保持されているウエハW
はピンセット112、又は、113に載置される。
【0053】そして、ピンセット112,113からピ
ンセット121への該ウエハWの受渡しについても、上
述プロセスと同様にして行われる。
【0054】上述構成において、レジスト塗布現像装置
100によって、ウエハWの表面にフォトレジスト膜を
形成する工程を順を追って説明する。
【0055】尚、各工程は、前記制御システムの予め記
憶されたプログラムに基づいて処理される。
【0056】先ず、搬出入機構120の転移機構のピン
セット121によりカセット122から処理前のウエハ
B を1枚取出し、インターフェース機構30の位置ま
で搬送する。
【0057】この間、該ピンセット121の前記X方
向,Y方向,Z方向,θ方向の変位により次段処理工程
の設定ステーションへの最適姿勢調整がなされる。
【0058】そして、搬送されてきたウエハWB は、該
インターフェース機構30を介して、通路102の入口
に待機している保持搬送機構110の一方のピンセッ
ト、例えば、ピンセット112に渡されて吸着保持さ
れ、予備加熱ステーション103にセットされて予備加
熱に供される。
【0059】尚、1つのカセット122に同一種のウエ
ハWB のみが収納されている場合には、カセット122
にIDコードを表示し、該IDコードを読取って製造工
程のプログラムを選択するようにしても良い。
【0060】以下、予備加熱ステーション103、冷却
ステーション104、第一の塗布ステーション107、
第一の加熱ステーション105での処理がこの順序でな
されるように選択された場合について説明する。
【0061】先ず、1つ目の、即ち、最初のウエハWを
受取ったピンセット112を予備加熱ステーション10
3に向って移動させ、該ウエハWを予備ステーション1
03に所定にセンタリングし、アライメントされた姿勢
状態でセットし、その内部に設けられた図示しないヒー
タプレート上に載置して予備加熱する。
【0062】この間、該ウエハWは転移機構121、保
持搬送機構110により前述した如く縦方向(X),横
方向(Y),上下方向(Z),旋回方向(θ)に所定に
変位されてウエハWをしてその姿勢が当該処理工程に最
適状態でセットされるように位置姿勢を調整される。
【0063】又、この時、ウエハWをヒータプレート上
に直接接触させず、ピンセット121のの3つの支点2
2,23,24による三点支持を介しての移載により設
定高さ、例えば、0.3mm程度浮かせるとゴミ対策が
良好である。
【0064】この間にピンセット121を移動させて2
番目のウエハWをカセット122から取出し、インター
フェース機構30に待機させておき、最初のウエハWを
予備加熱ステーション103に搬入し終った後、保持搬
送機構110はインターフェース機構30から2番目の
ウエハWをピンセット112で受取り、該ピンセット1
12上に吸着保持し、予備加熱ステーション103での
最初のウエハWの処理が終了するまでそのまま待機す
る。
【0065】そして、最初のウエハWの予備加熱処理が
終了すると、保持搬送機構110は以下の動作を行う。
【0066】即ち、先ず、該ウエハWを保持していない
ピンセット113を移動させることにより、予備加熱処
理が終了した最初のウエハWを予備加熱ステーション1
03から取出す。
【0067】このようにして予備加熱処理ステーション
103を空にした後、2番目のウエハWを保持している
ピンセット112を作動させ、該2番目のウエハWを予
備加熱ステーション103にセットする。
【0068】次いで、ピンセット112,113をY方
向,θ方向,Z方向に移動し、冷却ステーション104
に移動し、ウエハWを保持したピンセット113をX方
向に動作し、この最初のウエハWを冷却ステーション1
04にセットする。
【0069】そして、予備加熱ステーション103と冷
却ステーション104とは前述した如く、上下2段に積
層されていることによりピンセット112,113がX
方向,Y方向,Z方向,θ方向に変位出来ることからウ
エハWのこれらのステーションに対する搬出入動作は時
間的にダブって行われ、作業能率を向上させることが出
来る。
【0070】上述動作から、2つのピンセット112,
113を設けた利点がフル生かされる。
【0071】即ち、ピンセットが1つしかない場合に
は、保持搬送機構110は先ず最初のウエハWを予備加
熱ステーション103から取出し、次いでこれを冷却ス
テーション104にセットし、その後にインターフェー
ス機構30から2番目のウエハWを受け取ってこれを予
備加熱ステーション103にセットする動作を煩瑣な作
業として行わなければならず、当然制御管理も複雑にな
らざるを得ないからである。
【0072】尚、上述の動作が行われている間に、搬出
入機構120では、ピンセット121により次に処理す
る3番目のウエハWをインターフェース機構30に待機
させておく。
【0073】次に、保持搬送機構110はインターフェ
ース機構30から3番目のウエハWをピンセット112
に保持して、冷却ステーション104での処理が終了す
るまで待機させる。
【0074】そして、最初のウエハWの冷却工程が終了
した時、保持搬送機構110はウエハWを保持していな
い方のピンセット113で冷却ステーション104内の
ウエハWを取出し、次にプログラムされたフォトレジス
ト膜の塗布工程のための通路102の反対側の第一の塗
布ステーション107にセットする。
【0075】この塗布処理の間に予備加熱ステーション
103に於ける2番目のウエハWの処理が終了したら、
保持搬送機構110はウエハWを保持していない方のピ
ンセット113によって該ウエハWを予備加熱ステーシ
ョン103から取出す。
【0076】そして、ピンセット112に保持している
3番目のウエハWを予備加熱ステーション103にセッ
トすると同時に、ピンセット113に保持している2番
目のウエハWを冷却ステーション104にセットする。
【0077】この動作は、上述した通りの態様と同じで
ある。
【0078】尚、もし、最初のウエハWの冷却工程が終
了する前に、2番目のウエハWの予備加熱処理が終了す
る場合には、次のような処理動作を行うようにプログラ
ムすることも可能である。
【0079】即ち、先ず3番目の未処理のウエハWをピ
ンセット112に保持した状態で、ピンセット113に
より2番目のウエハWを予備加熱ステーション103か
ら取出し、続いて、ピンセット112に保持されている
3番目のウエハWを予備加熱ステーション103にセッ
トした後、待機する。
【0080】そして、冷却ステーション104に於ける
最初のウエハWの冷却工程が終了した後、該最初のウエ
ハWをピンセット112、又は、113で取出し、第一
の塗布ステーション107にセットする。
【0081】該ステーション107でのフォトレジスト
液の塗布は、例えば、当業者に周知のレジスト液滴下ス
ピンコーティング装置により行う。
【0082】而して、第一の塗布ステーション107に
於いて最初のウエハWに対するフォトレジスト液の塗布
処理が終了した時、保持搬送機構110はピンセット1
13により該ウエハWを第一の塗布ステーション107
から取出す。
【0083】続いて、Y方向に沿って図上右側に移動
し、取出した最初のウエハWを第一の加熱ステーション
105にセットして加熱処理を行う。
【0084】この加熱処理を行っている間に冷却ステー
ション104内での2番目のウエハWの冷却処理が終了
したら、保持搬送機構110は該ウエハWをピンセット
113にて取出し、更に、第一の塗布ステーション10
7にセットしてフォトレジスト膜の塗布を開始する。
【0085】而して、第一の加熱ステーション105に
於いて最初のウエハWの処理が終了し、所望のフォトレ
ジスト膜が形成されたら、保持搬送機構110は該最初
のウエハWをピンセット113にて取出す。
【0086】続いて、該保持搬送機構110は図上Y方
向に左側に移動し、ピンセット113に保持したウエハ
Wをインターフェース機構30に渡す。
【0087】該インターフェース機構30での待機中、
該ウエハWを直接載置部に接触させず、前述した如く、
わずかに浮かせて載置することがゴミ対策上有効であ
る。
【0088】又、待機するインターフェース機構30は
キャリアカセットにより構成すると、更に有利である。
【0089】このようにして処理済のウエハWF がイン
ターフェース機構30に待機されると、搬出入機構12
0のピンセット121が該ウエハWF を受取り、カセッ
ト123に収納する。
【0090】このようにしてインターフェース機構30
が在ることにより保持搬送機構110は複数の処理機能
を具備することが可能である。
【0091】以上述べた一連の処理動作は、カセット1
22内の未処理のウエハWB が無くなるまで続けられ
る。
【0092】尚、上述の動作説明では第一の塗布ステー
ション107と第一の加熱ステーション105とを用い
たが、これらの代りに、第二の塗布ステーション10
8、及び、第二の加熱ステーション106を使用しても
良い。
【0093】又、フォトレジスト膜の塗布工程、及び/
又は、加熱工程が他の工程に比べて時間がかかる場合に
は、2つの塗布ステーション107,108、及び/又
は、2つの加熱ステーション105,106を同時に使
用することも可能であり、転移機構121部位から所望
の処理工程にスループットで移送して処理することも可
能である。
【0094】ところで、上述のフォトレジスト膜形成工
程を実施する際、プログラムされたプロセスが適切なも
のであるか否かを確認するために、1枚のウエハWにつ
いて試しに処理を行ってみるのが普通であり、この場
合、試しの処理が終了したテストウエハWT を、検査の
ためにピンセット123から取出す必要があるが、この
取出しを容易にするため、図7に示す様に、カセット1
23の基部に引出し可能なレシーバ40を設け、該レシ
ーバ40の一端には取手41を設け、内部にはウエハ載
置台42を設けておき、試しの処理を終了したテストウ
エハWT は、ピンセット121によって開口部43から
挿入され、該載置台42に載せられる。
【0095】したがって、テストウエハWT はレシーバ
40を図示のように引出すことによ容易に取出すことが
出来る。
【0096】尚、設計変更的には保持搬送機構110の
ピンセットは必ずしも2つである必要はなく、3つ以上
であっても良い。
【0097】以上の動作説明から明かなように、上述実
施例の処理装置によれば、ウエハWの表面にフォトレジ
スト膜を形成し、現像するために必要な複数の処理工程
を、その順序をも含めて任意に組合せて最良の工程をプ
ログラムすることが出来る。
【0098】したがって、処理すべきウエハWの条件や
目的の種類に応じて最も効率の良い処理工程の組合せプ
ロセスを選択し、最大のスループットを得ることが可能
となる。
【0099】又、保持搬送機構110が2つのピンセッ
ト112,113を有しそれぞれ独立の動作をすること
から、処理の自由度が高く、例えば、次工程のステーシ
ョンにウエハWが存在していると、その工程のウエハW
の入替えが出来ないといった不都合がない。
【0100】更に、複数の各処理ステーションを通路1
02に沿ってその両側に配設しているため、両側のステ
ーションは対向して熱的に離隔され、各ステーションで
の処理に際し熱管理や熱制御,メンテナンスがし易く、
そのため、保持搬送機構110の動作プログラムを変更
する際の自由度が極めて高く、したがって、処理プログ
ラムの変更が容易である。
【0101】又、予備加熱ステーション103と冷却ス
テーション104とを上下に積層配置したことにより、
設置のために必要な床面積も節減される。
【0102】上記の実施例の装置は、所定のパターンで
露光されたフォトレジスト膜を現像し、レジストパター
ンを形成する装置としても当業者は何ら困難性なく使用
することが出来る。
【0103】その場合、塗布ステーション107,10
8に現像液を塗布する装置も設けられることが出来る。
【0104】そして、現像装置は、例えば、変速回転中
のウエハW上に現像液をジェット状に噴出させて現像す
る構成とすることも可能である。
【0105】更に、2つの塗布ステーション107,1
08のいずれか一方をフォトレジスト液の塗布に用い、
他方を現像液の塗布に用いることにより、フォトレジス
ト膜の形成、及び、現像の両方を行う装置として使用す
ることが出来る。
【0106】その際、通路102の図上右端にも図6に
示すインターフェース機構30を設け、露光装置との間
でウエハWの受渡しを行えるようにすることにより、フ
ォトレジスト膜塗布処理から現像処理までを一貫した連
続プロセスとしてシリーズ的に、或いは、任意にパラレ
ル的に、更にはスループットで処理することが可能であ
る。
【0107】尚、処理ユニットを増設して複数連接した
い場合には、通路102の延長線上に次の通路が形成さ
れるように構成し、その接続部にウエハWのバッファ機
構としての待機機構、例えば、キャリアステーションを
設けると良い。
【0108】因みに、図8に示す様に、カセット12
2,123内のウエハWを搬出、或いは、カセット12
2,123内へ搬入するアーム120aを有する搬出入
機構120と、インターフェース機構30でウエハWの
受渡しを行う保持搬送機構110aを有する第一の処理
系のユニット150により上述したような動作で各処理
を行う。
【0109】例えば、該第一の処理系のユニット150
に、保持搬送機構110aを間にしてHMDS(ヘキサ
メチルジシラザン)処理ステーション151、第一の加
熱ステーション1152、第一の冷却ステーション15
3、第二層目のフォトレジスト液を回転塗布する第一の
塗布ステーション154、第一層目のフォトレジスト液
を回転塗布する第二の塗布ステーション155を設け、
これら各ステーションに選択的に、独立的に、或いは、
排反的にウエハWを搬送して処理を行い、更に、複数の
処理ステーション、例えば、第二の加熱ステーション1
56、第二の冷却ステーション157、露光工程での光
乱反射を防止するためにフォトレジスト膜上面にCEL
膜等の表面被覆層を塗布形成する第三の塗布ステーショ
ン158等がそれぞれ対向配置し、且つ、これら各ステ
ーションにウエハWを搬送する保持搬送機構110bを
備えた第二の処理系のユニット159を設け、該第二の
処理系のユニット159、及び、第一の処理系のユニッ
ト150の間にバッファ機構としての待機機構160を
配置させ、該待機機構160にはウエハW1枚を載置出
来る載置台161を設け、インターフェース機構30に
於けるウエハWの受渡しと同様に、載置台161を利用
して、第一の処理系のユニット150の保持搬送機構1
10aと第二の処理系のユニット159の保持搬送機構
110bとの間でウエハWの受渡しを行うように出来、
上記バッファ機構の待機機構160の構成は、載置台1
61を設けずに図示しないバッファ用カセットを設け、
該バッファ用カセットにより複数枚のウエハWを待機出
来る構造としても良い。
【0110】該バッファ用カセットにより、保持搬送機
構110a、及び、保持搬送機構110bの作業量の差
があっても、一方の保持搬送機構が待機する時間を少く
することが可能となる。
【0111】このように、待機機構160を介して保持
搬送機構を2系統にすることにより、複段の処理工程の
処理ステーションの増設に容易に対応出来ると共に、高
スループット処理が可能となる。
【0112】而して、上記保持搬送機構は2系統に限定
するものではなく、2系統以上としても良く、待機機構
の増設に伴って適宜に増加させることか出来る。
【0113】上述実施例では、製造装置としてフォトレ
ジスト膜の塗布現像処理に適用した態様について説明し
たが、この出願の発明はこれに限定するものではなく、
例えば、エッチング処理,CVD処理,アッシング処理
等でも同様に行うことが出来る。
【0114】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にウエハ等の被処理物のフォトレジスト膜塗布等の処理
を行う装置において、該被処理物に対する処理前、処理
後の収納カセットを装備する被処理物の搬出入機構から
所定の複数段の処理工程に接続する搬送経路に該搬送経
路に設けた被処理物の保持搬送機構が縦方向(X),横
方向(Y),上下方向(Z)のみならず、旋回方向
(θ)の4方向の変位を行う自由度を有する被処理物搬
送に対する支持装置を有していることにより該被処理物
の処理を行う条件によって最適処理工程に対し被処理物
を直接的に、又、スループット的に付与することが出来
ることから、結果的に各処理工程での処理が最適条件で
行え、結果的に処理された製品の性能が著しく高くな
り、製品の信頼性も著しく向上するという優れた効果が
奏される。
【0115】したがって、処理装置において、設計段階
から所定のプログラムに基づく複数の処理工程のステー
ションを搬送経路の両側に上下方向積層する等して設け
ておいても収納カセットから被処理物保持搬送機構が該
収納カセットからの被処理物を取出して選択的に相互独
立的に、或いは、相互排反的に所望の処理工程のステー
ションと直接,間接に搬送するに際し、搬入セット中に
センタリングやアライメント調整が行え、したがって、
目的とする製品に対する最適処理が行われ、しかも、処
理部の前後におけるロスタイムが生ぜず、複数の種類の
条件の異なる処理がオーバーラップして行われ、全体と
しての作業能率が著しく向上するという優れた効果が奏
される。
【0116】又、被処理物の搬送経路に遮熱性をもたせ
て該搬送経路の両側に熱処理工程と非熱処理工程とを対
設したことにより対向する工程間に熱あおり現象が生ぜ
ず、熱管理や制御が効率良く設計に沿ってすることが出
来、系内の作業能率が著しく向上するという優れた効果
が奏される。
【0117】又、設計通りに収納カセットからの、又、
カセットに対する被処理物の取出しや収納がスムース
に、且つ、最適条件で行うことが出来、したがって、移
送中の被処理物の損傷や歪や塵埃付着等が確実に防止さ
れるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例のウエハに対するフ
ォトレジスト膜塗布現像装置の模式平面図である。
【図2】図1のピンセットの模式側面図である。
【図3】図1のピンセットの作動前の平面図である。
【図4】同、作動中の平面図である。
【図5】同、作動後の平面図である。
【図6】インターフェースの壁側面図である。
【図7】図1のカセットの構造模式断面図である。
【図8】他の実施例の模式平面図である。
【図9】従来技術に基づくウエハに対するフォトレジス
ト膜塗布装置の模式平面図である。
【符号の説明】
W(1) 被処理物(ウエハ) 122,123 収納カセット 120 搬出入機構 103,108 処理工程(ステーション) 102 搬送経路 100 処理装置 110 保持搬送機構 112,113 支持装置 22〜24 支点 30 インターフェース機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 (72)発明者 平河 修 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社内 (72)発明者 木村 義雄 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理物の収納カセットを有する該被処理
    物に対する搬出入機構から複数の処理工程への搬送経路
    が接続して延設されている処理装置において、上記複数
    の処理工程の少くとも1つに複数の処理部が積層して配
    設され、上記搬送経路に縦方向(X)と横方向(Y)と
    上下方向(Z)と旋回方向(θ)の4方向変位自在な被
    処理物保持搬送機構が付設されていることを特徴とする
    処理装置。
  2. 【請求項2】上記積層された処理部が冷却ステーション
    と加熱ステーションにされていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の処理装置。
  3. 【請求項3】被処理物の収納カセットを有する該被処理
    物に対する搬出入機構から複数の処理工程への搬送経路
    が接続して延設されている処理装置において、上記複数
    の処理工程のうち熱処理工程と非熱処理工程とが上記搬
    送経路を挟んで配設され、上記搬送経路に縦方向(X)
    と横方向(Y)と上下方向(Z)と旋回方向(θ)の4
    方向変位自在な被処理物保持搬送機構が付設されている
    ことを特徴とする処理装置。
  4. 【請求項4】被処理物の収納カセットを有する該被処理
    物に対する搬出入機構から複数の処理工程への搬送経路
    が接続して延設されている処理装置において、上記複数
    の処理工程のうち熱処理工程と非熱処理工程とが上記搬
    送経路を挟んで配設され、これらの処理工程の少くとも
    1つに複数の処理部が積層して配設され、上記搬送経路
    に縦方向(X)と横方向(Y)と上下方向(Z)と旋回
    方向(θ)の4方向変位自在な被処理物保持搬送機構が
    付設されていることを特徴とする処理装置。
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