JP2001057336A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2001057336A
JP2001057336A JP2000168730A JP2000168730A JP2001057336A JP 2001057336 A JP2001057336 A JP 2001057336A JP 2000168730 A JP2000168730 A JP 2000168730A JP 2000168730 A JP2000168730 A JP 2000168730A JP 2001057336 A JP2001057336 A JP 2001057336A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板のオーバーベークを防止する。 【解決手段】 加熱処理装置11とレジスト塗布処理装
置8、現像処理装置9との間に、ウエハWを所定温度に
まで冷却する冷却処理装置14が配置されている。冷却
処理装置14の上に、プレ冷却装置15が多段に設けら
れている。加熱処理装置11での加熱処理が終了した直
後のウエハWは、第1搬送装置12によって先ずプレ冷
却装置15に搬送される。その後第3搬送装置17によ
ってウエハWは冷却処理装置14に搬送されて、所定温
度にまで冷却された後、第2搬送装置13によってレジ
スト塗布処理装置8に搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造におけるリ
ソグラフィ技術では、半導体ウエハ(以下、「ウエハ」
という。)等の基板の表面にレジスト液を塗布してレジ
スト膜を形成し、パターンを露光した後に、この基板に
対して現像液を供給して現像処理している。そして、こ
のような一連の処理工程を行うにあたり、従来から基板
処理装置が使用されている。
【0003】基板処理装置には、ウエハにレジスト液を
塗布して処理するレジスト塗布処理装置、レジスト塗布
処理終了後のウエハや露光処理後のウエハを加熱処理す
る加熱処理装置、加熱処理後のウエハを所定温度にまで
冷却処理する冷却処理装置、ウエハに現像液を供給して
現像処理する現像処理装置等が個別に備えられており、
これらの各処理装置間におけるウエハの搬送、並びにウ
エハの搬入出は、搬送装置によって行われている。
【0004】ところで、加熱処理終了後のウエハは直ち
に冷まさないと、ウエハが過剰に加熱処理されてしま
う、いわゆるオーバーベークによる処理不良が起こるお
それがある。そこで従来は、加熱処理終了後のウエハに
蓄えられた熱を迅速に除去するために、例えば加熱処理
装置と搬送装置との各タクトを調整して、ウエハの加熱
処理が終了する前に搬送装置が加熱処理装置にて待機す
るようにし、搬送装置が加熱処理終了後のウエハを直ち
に冷却処理ユニットまで搬送できるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
先に冷却処理に付されているウエハの冷却処理装置から
の搬出が何らかの事情で遅れた場合には、この冷却処理
装置に対して加熱処理終了後のウエハを直ちに搬入する
ことができなくなる。その結果、加熱処理後のウエハは
冷却処理装置に搬入されずそのままの状態で待機するし
かなく、オーバーベークによる処理不良が発生するおそ
れが生じる。
【0006】そこで本発明は、加熱処理後の基板のオー
バーベークによる処理不良を防止することのできる基板
処理装置を提供して、上記課題を解決することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1によれば、基板に処理液を供給して処理す
る液処理装置と、基板を所定温度にまで冷却処理する冷
却処理装置と、基板を加熱処理する加熱処理装置と、を
有する基板の処理装置において、基板を所定温度にまで
冷却処理する前に当該基板を冷却するプレ冷却装置を備
えたことを特徴とする、基板処理装置が提供される。
【0008】請求項1に記載の基板処理装置によれば、
加熱処理装置から搬出された直後の基板は冷却処理装置
に搬入される前にプレ冷却装置に搬入されて冷却され
る。従って、冷却処理装置にて先の基板の冷却処理が終
了しておらず、この冷却処理装置に加熱処理終了直後の
基板である次の基板を搬入することができなくても、当
該次の基板をプレ冷却装置に搬入してオーバーベークの
起こらない程度まで冷却することができる。ここで基板
のプレ冷却としては、基板を温度調整水やペルチェ素子
等の適宜の冷却手段によって冷却してもよいが、その他
例えば自然冷却によって冷却するようにしてもよい。
【0009】請求項2によれば、基板に処理液を供給し
て処理する液処理装置と、基板を所定温度にまで冷却処
理する冷却処理装置と、基板を加熱処理する加熱処理装
置と、加熱処理後の基板を前記冷却処理装置にて冷却処
理する前に当該基板を冷却するプレ冷却装置と、基板を
搬送する第1搬送装置、第2搬送装置及び第3搬送装置
とを備え、第1搬送装置は、加熱処理装置とプレ冷却装
置との間で基板を搬送するように構成され、第2搬送装
置は、液処理装置と冷却処理装置との間で基板を搬送す
るように構成され、第3搬送装置は、プレ冷却装置と冷
却処理装置との間で基板を搬送するように構成されたこ
とを特徴とする、基板処理装置が提供される。
【0010】請求項2に記載の基板処理装置によれば、
加熱処理終了直後の温度の高い基板を搬送する第1搬送
装置と、冷却処理装置にて所定温度まで冷却された基板
を搬送する第2搬送装置とに分けているので、第2搬送
装置に熱が蓄積せず、以後の所定の液処理を好適に実施
することができる。とりわけ、温度に敏感なレジスト塗
布処理装置に基板を搬送する場合には、有効である。し
かも、プレ冷却装置と冷却処理装置との間における基板
の搬送に専用の第3搬送装置を使用して、基板の温度状
況によってこれらの搬送装置を使い分けているので、さ
らに基板に対する熱的影響を防止することができる。そ
して、第1〜第3搬送装置によって基板の搬送を分担し
て行うようにしているので、第1搬送装置が基板を搬送
する際の負担を軽くすることができる。
【0011】請求項3によれば、基板に処理液を供給し
て処理する液処理装置と、基板を所定温度にまで冷却処
理する冷却処理装置と、基板を加熱処理する加熱処理装
置と、加熱処理後の基板を前記冷却処理装置にて冷却処
理する前に当該基板を冷却するプレ冷却装置と、基板を
搬送する第1搬送装置、第2搬送装置とを備え、第1搬
送装置は、加熱処理装置とプレ冷却装置との間で基板を
搬送するように構成され、第2搬送装置は、液処理装置
と冷却処理装置との間で基板を搬送するように構成さ
れ、さらに、第1搬送装置または第2搬送装置の少なく
ともいずれか一方が、プレ冷却装置と冷却処理装置との
間で基板を搬送するように構成されたことを特徴とす
る、基板処理装置が提供される。
【0012】請求項3に記載の基板処理装置によれば、
加熱処理直後の基板を搬送する第1搬送装置と、冷却処
理装置にて所定温度にまで冷却処理された基板を搬送す
る第2搬送装置とを別々にしたので、第2搬送装置には
基板からの熱が蓄積せず、温度に敏感な液処理装置にお
いても所定の液処理を好適に実施することができる。ま
た、基板の搬送を第1、第2搬送装置によって分担して
行うようにしたので、第1搬送装置の基板を搬送する際
の負担が従来よりも軽減化され、例えば加熱処理直後の
基板を搬送する際の遅れが生じることを防止することが
可能となる。また、請求項2のような専用の第3搬送装
置を用いていないので、基板処理装置全体の構造の簡素
化が図れる。
【0013】請求項4によれば、基板に処理液を供給し
て処理する液処理装置と、基板を冷却処理する冷却処理
装置と、基板を加熱処理する加熱処理装置と、加熱処理
後の基板を前記冷却処理装置にて冷却処理する前に当該
基板を冷却するプレ冷却装置と、基板を搬送する第1搬
送装置、第2搬送装置及び第3搬送装置とを備え、第1
搬送装置を挟んで、加熱処理装置とプレ冷却装置とが配
置され、第2搬送装置を挟んで、液処理装置と冷却処理
装置とが配置され、加熱処理装置と液処理装置との間に
プレ冷却装置と冷却処理装置とが配置され、さらに、第
1搬送装置は、加熱処理装置とプレ冷却装置との間で基
板を搬送するように構成され、第2搬送装置は、液処理
装置と冷却処理装置との間で基板を搬送するように構成
され、第3搬送装置は、プレ冷却装置と冷却処理装置と
の間で基板を搬送するように構成されたことを特徴とす
る、基板処理装置が提供される。
【0014】請求項4に記載の基板処理装置によれば、
加熱処理装置と液処理装置との間にプレ冷却装置、冷却
処理装置および第1、第2搬送装置がそれぞれ配置され
ているので、まず熱処理装置から発せられる熱が液処理
装置に伝わることを防止することができる。また、第2
搬送装置は冷却処理装置にて冷却処理された後の基板を
搬送し、加熱直後の高温の基板を搬送しない。従って、
例えば液処理装置での処理がレジスト塗布処理等のよう
に温度変化に敏感な場合には、熱による悪影響を抑えて
好適な処理が実施可能である。さらに、加熱処理直後の
基板を搬送する第1搬送装置と、冷却処理終了後の基板
を搬送する第2搬送装置と、プレ冷却装置と冷却処理装
置との間で基板を搬送する第3搬送装置とで基板の搬送
を分担しているので、第1搬送装置の負担を減らすこと
ができる。
【0015】請求項5によれば、基板に処理液を供給し
て処理する液処理装置と、基板を所定温度にまで冷却処
理する冷却処理装置と、基板を加熱処理する加熱処理装
置と、加熱処理後の基板を前記冷却処理装置にて冷却処
理する前に当該基板を冷却するプレ冷却装置と、基板を
搬送する第1搬送装置、第2搬送装置とを備え、第1搬
送装置を挟んで、加熱処理装置とプレ冷却装置とが配置
され、第2搬送装置を挟んで、液処理装置と冷却処理装
置とが配置され、加熱処理装置と液処理装置との間にプ
レ冷却装置と冷却処理装置とが配置され、第1搬送装置
は、加熱処理装置とプレ冷却装置との間で基板を搬送す
るように構成され、第2搬送装置は、液処理装置と冷却
処理装置との間で基板を搬送するように構成され、さら
に、第1搬送装置または第2搬送装置の少なくともいず
れか一方が、プレ冷却装置と冷却処理装置との間で基板
を搬送するように構成されたことを特徴とする、基板処
理装置が提供される。
【0016】請求項5に記載の基板処理装置によれば、
液処理装置と加熱処理装置との間にプレ冷却装置、冷却
処理装置、第1搬送装置、第2搬送装置が配置されるの
で、加熱処理装置から発せられる熱が液処理装置に伝わ
ることを防止できる。液処理装置に基板を搬送する第2
搬送装置は加熱処理直後の温度の高い基板を搬送しない
ので、第2搬送装置に基板からの熱が蓄積されず、請求
項4の場合と同様に、液処理装置にて好適な液処理を行
うことが可能である。また、第1搬送装置と第2搬送装
置とで基板を分担して搬送するので、第1搬送装置の負
担を軽減して、第1搬送装置による基板の搬送の遅れを
防止することができる。さらに、第3搬送装置を用いな
いので、基板処理装置の構造簡素化を図ることができ
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1、2、
3、4または5に記載の基板処理装置において、前記プ
レ冷却装置は、冷却処理装置の上部に積み重ねられたこ
とを特徴としている。
【0018】請求項6に記載の基板処理装置によれば、
プレ冷却装置が冷却処理装置の上部に積み重ねられてい
るので、装置の床専有面積をより減少させることができ
る。従って、装置内の配置スペースをより有効に利用す
ることができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6に記載の基板処理装置において、前
記プレ冷却装置は、基板を支持可能な支持部材を有する
平面板であることを特徴としている。
【0020】請求項7に記載の基板処理装置によれば、
基板を支持部材に支持させた状態でプレ冷却することが
できる。このように、プレ冷却装置の構造を簡素化する
ことにより、例えば所定の大きさの基板処理装置内に組
み込むことのできるプレ冷却装置の数を増やすことがで
き、また基板処理装置全体の大きさを抑えることもでき
る。
【0021】かかる請求項7の発明において,請求項8
のように前記支持部材が,複数の支持ピンを有するよう
にしてもよい。このように,前記支持部材が複数の支持
ピンを有することにより,基板をプレ冷却処理する際
に,基板を接触面積の小さい支持ピンで支持することが
できるので,基板の放熱効果が向上する。
【0022】また,かかる請求項7の発明において,請
求項9のように前記支持部材が,基板の中央部及びその
近傍を支持する支持面を有する支持体を有するようにし
てもよい。このように,前記支持部材が基板の中心部と
その近傍を支持する支持面を有する支持体を有すること
により,基板をプレ冷却処理する際に,基板を接触面積
の小さい支持体で支持することができるので,基板の放
熱効果が向上する。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項1、
2、3、4、5、6,7,8または9に記載の基板処理
装置において、前記プレ冷却装置は、基板の熱を放熱す
るための放熱機構を有することを特徴としている。
【0024】請求項10に記載の基板処理装置によれ
ば、プレ冷却装置に搬入した基板を、に放熱機構によっ
て冷却することができるので、格別他の専用の冷却機構
等は不要である。ここで、放熱機構の具体的な例として
は、例えば放熱フィンや放熱ファン、温度調整水等の温
度調整流体が流通する循環路等が挙げられる。
【0025】以上の各基板処理装置において,請求項1
1のように前記プレ冷却装置が,基板に向けて送風する
ファンを有するようにしてもよいし,請求項12のよう
に基板に向けて冷却用気体を噴出する気体噴出部を有す
るようにしてもよい。このように,プレ冷却装置にファ
ン又は気体噴出部を有することにより,プレ冷却装置内
の基板を積極的に冷却することができるため,より短時
間で基板を所定温度まで冷却し,オーバーベークによる
処理不良の発生を防止することができる。
【0026】特に,請求項13のように前記冷却用気体
は不活性ガスを含むようにしてもよい。このように,前
記冷却用気体に不活性気体を含ませることにより,基板
に冷却用気体を噴出することによって基板に悪影響を与
えることなく,基板を好適に冷却することができる。
【0027】上述した請求項1〜13の基板処理装置に
おいて,請求項14のように前記プレ冷却装置は,この
プレ冷却装置内を強制的に排気する排気機構を有するよ
うにしてもよい。このように,プレ冷却装置内の雰囲気
を排気する排気機構を有することにより,その雰囲気と
共にプレ冷却装置内の熱を外部に逃がすことができるの
で,より効率的に基板を冷却することができる。
【0028】さらに,上述した請求項1〜14の基板処
理装置は,請求項15のように前記プレ冷却装置が複数
段に積み重ねられるようにしてもい。このように,プレ
冷却装置が複数段に積み重ねられていることにより,一
時に多数の基板をプレ冷却処理することができ,短時間
で多数の基板を処理する基板処理装置においても,オー
バーベークによる処理不良の発生を防止することができ
る。
【0029】かかる請求項15の発明において,請求項
16のように前記複数段に積み重ねられたプレ冷却装置
のうち上段のプレ冷却装置から基板を搬入するように制
御する手段を有するようにしてもよい。このような制御
手段を設け,例えば第1搬送装置と第2搬送装置を制御
して,基板を上段のプレ冷却装置から搬入することによ
り,例えば,プレ冷却装置が冷却処理装置の上部に位置
しているときには,基板の熱が下部の冷却処理装置に悪
影響を与えることを抑制することができる。
【0030】また,かかる請求項15の発明において,
請求項17のように前記複数段に積み重ねられたプレ冷
却装置のうち下段のプレ冷却装置から基板を搬入するよ
うに制御する手段を有するようにしてもよい。このよう
に制御手段を設け,例えば第1搬送装置と第2搬送装置
を制御して,基板を下段のプレ冷却装置から搬入するこ
とにより,例えば,プレ冷却装置が冷却処理装置の上部
に位置しているときには,プレ冷却装置から冷却処理装
置に基板を搬送する距離を短縮することができる。
【0031】さらに,かかる請求項15の発明におい
て,請求項18のように前記複数段に積み重ねられたプ
レ冷却装置のうち既に基板が搬入されているプレ冷却装
置から離れた位置のプレ冷却装置に基板を搬入するよう
に制御する手段を有するようにしてもよい。このような
制御手段を設け,例えば第1搬送装置と第2搬送装置を
制御して,基板が既に搬入されているプレ冷却装置から
離れた位置のプレ冷却装置に基板を搬入することによ
り,各プレ冷却装置に搬入された基板が互いに熱的に干
渉し合い,互いに熱的な悪影響を及ぼし合うことを防止
することができる。
【0032】請求項19の発明によれば,基板の処理装
置において,基板に処理液を供給して処理する液処理装
置が配置された第1の領域と,基板を加熱処理する加熱
処理装置が配置された第2の領域と,基板を所定温度ま
で冷却処理する冷却処理装置と基板を所定温度にまで冷
却処理する前に当該基板を冷却するプレ冷却装置とが積
層配置された第3の領域と,前記第1の領域と前記第3
の領域との間に配置された第1の基板搬送装置と,前記
第2の領域と前記第3の領域との間に配置された第2の
基板搬送装置とを有することを特徴とする基板処理装置
が提供される。
【0033】このように,第3の領域にプレ冷却装置を
設けることにより,加熱処理装置から搬出された基板を
前記プレ冷却装置において素早く冷却することができ
る。従って、冷却処理装置にて先の基板の冷却処理が終
了しておらず、この冷却処理装置に加熱処理終了直後の
基板である次の基板を搬入することができなくても、当
該次の基板をプレ冷却装置に搬入してオーバーベークの
起こらない程度まで冷却することができる。また,基板
処理装置内を前記第1の領域〜第3の領域に区分して配
置することにより,各領域間の熱的な干渉を抑制するこ
とができる。特に,加熱装置の配置された第2の領域と
液処理装置の配置された第1の領域を離すことにより,
温度に敏感な液処理装置に熱的な悪影響を与えることが
抑制される。また,各領域間で基板を搬送させる専用の
基板搬送装置を設けることにより,ある程度温度の一定
した基板を搬送することができるため,基板搬送装置の
温度も一定し,基板搬送装置の温度によって基板が悪影
響を受けることが抑制される。
【0034】かかる請求項19の発明において,請求項
20のように前記第3の領域にダウンフローの清浄エア
ーを供給するエアー供給部を有するようにしてもよい。
このように,プレ冷却装置の配置された第3の領域に清
浄エアーを供給することにより,プレ冷却装置内の基板
の冷却が促進され,より効率よく基板を冷却することが
できる。
【0035】また,かかる請求項20の発明において,
請求項21のように前記プレ冷却装置が,前記清浄エア
ーをこのプレ冷却装置内に導入するための導入部材を有
するようにしてもよい。このように,前記導入部を有す
ることにより,前記清浄エアーがプレ冷却装置内に流入
されやすくなるため,基板の冷却がより効率よく行われ
る。
【0036】さらに,かかる請求項21の発明におい
て,請求項22のように前記プレ冷却装置が複数に積層
配置され,平面から観て下段の前記プレ冷却装置の前記
導入部材が,上段の前記プレ冷却装置の前記導入部材よ
り突出しているようにしてもよい。このように,プレ冷
却装置が積層配置されている場合に,下段のプレ冷却装
置の前記導入部を上段のプレ冷却装置の前記導入部より
も,平面から観てすなわち上方から観て突出させること
により,その突出した導入部によって,前記ダウンフロ
ーである清浄エアーが下段のプレ冷却装置内に流入し,
下段のプレ冷却装置においても基板を好適に冷却するこ
とができる。
【0037】上述した請求項20〜22の発明におい
て,請求項23のように前記第3の領域の温度を検出す
る温度センサと,前記温度センサによる検出結果に基づ
き前記エアー供給部から供給される清浄エアーの供給量
を制御する制御部を有するようにしてもよい。このよう
な前記温度センサと前記制御部を有することにより,例
えば,第3の領域内が所定の温度より高い場合には,清
浄エアーの供給量を増やし,それによって第3の領域内
の温度を下げることができる。また逆に第3の領域内が
所定の温度よりも低い場合には,清浄エアーの供給量を
減らし,第3の領域内の温度の下降を抑制することがで
きる。こうすることにより,第3の領域内の温度制御が
可能となり,第3の領域内に配置されたプレ冷却装置内
の基板を所定温度に冷却ことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態にかかる基板処理装置について説明する。
【0039】基板処理装置1は図1に示すように、例え
ば25枚のウエハWをカセット単位で外部から基板処理
装置1に搬入出したり、カセットCにウエハWを搬入出
したりするためのカセットステーション2と、枚葉式に
所定の処理を施す各種処理ユニットが配置されている処
理ステーション3と、ウエハWを露光する露光装置Eに
ウエハWを受け渡しするインターフェイス部4とを一体
に接続した構成を有している。
【0040】カセットステーション2では、カセット載
置台5上の所定の位置にカセットCがウエハWの出入口
を処理ステーション3側に向けてX方向(図1中の上下
方向)一列に載置自在である。そして、このカセット配
列方向(X方向)及びカセットCに収容されたウエハW
のウエハ配列方向(Z方向;垂直方向)に移動可能なウ
エハ搬送体6が搬送路7に沿って移動自在である。ウエ
ハ搬送体6はθ方向(Z軸を中心とする回転方向)にも
回転自在であり、カセットCに対して選択的にアクセス
できるようになっている。
【0041】処理ステーション3には図1、2に示すよ
うに、ウエハWに所定の処理を施す各種の処理装置が配
置されている。即ち、処理ステーション3の正面側には
回転するウエハWにレジスト液を塗布して処理するレジ
スト塗布処理装置8と、回転するウエハWに現像液を供
給して処理する現像処理装置9とが下から順に2段に積
み重なった状態で3列に配置されている。なお、カセッ
トステーション2側には、レジスト液供給タンクやその
他の機器を収納可能なケミカルボックス10が設けられ
ている。
【0042】処理ステーション3の背面側には、ウエハ
Wとレジスト膜との密着性を向上させるアドヒージョン
装置や、レジスト塗布処理後のウエハWを加熱処理する
プリベーキング装置、露光処理後のウエハWを加熱処理
するポストエクスポージャベーキング装置、現像処理後
のウエハWを加熱処理するポストベーキング装置等のウ
エハWを加熱処理する各種の加熱処理装置11が8段に
積み重なった状態で4列に配置されている。
【0043】そして、レジスト塗布処理装置8及び現像
処理装置9と加熱処理装置11との間には、ウエハWを
搬送する第1搬送装置12及び第2搬送装置13と、ウ
エハWを所定温度に冷却処理する冷却処理装置14と、
この冷却処理装置14における冷却処理前にウエハWを
冷却するプレ冷却装置15と、冷却処理装置14とプレ
冷却装置15との間でウエハWを搬送する第3搬送装置
17と、ウエハWを載置自在な載置台33、34、3
5、36とが備えられている。
【0044】第1搬送装置12および第2搬送装置13
は基本的に同様の構成を有しており、第1搬送装置12
の構成について説明すると、第1搬送装置12は図3に
示すように、搬送基台18上にウエハWを保持可能なピ
ンセット19、20を上下に備えており、ピンセット1
9、20は搬送基台18に内蔵された適宜のモータ(図
示せず)によってそれぞれ前後に独立して移動自在とな
っている。搬送基台18は昇降自在でかつ回転自在な昇
降軸21上に設けられており、さらに昇降軸21自体は
搬送レール22に沿って移動自在な移動基台23上に設
けられている。第2搬送装置13も、搬送基台28上に
ピンセット29、30を上下に備えており、上記搬送レ
ール22と平行に配置された搬送レール32に沿って移
動自在となっている。
【0045】そして、搬送レール22、32におけるカ
セットステーション2側の端部にはウエハWを載置自在
な載置台33、34が各々設けられており、第1搬送装
置12は載置台33を介してウエハ搬送体6とウエハW
の授受ができるようになっており、第2搬送装置13は
載置台34を介してウエハ搬送体6とウエハWの授受が
できるようになっている。
【0046】冷却処理装置14は4段に積み重ねられて
いる。この冷却処理装置14は、ケーシング14a内に
搬入されたウエハWを所定温度まで冷却する処理を行う
ように構成されている。そのため,冷却処理装置14
は,ケーシング14a内にペルチェ素子や冷却水が供給
される冷却管等が埋設され,ウェハWが載置された冷却
板を有する。このような部材を有するという点で,プレ
冷却装置15と区別することも可能である。プレ冷却装
置15は最上部の冷却処理装置14の上に8段に積み重
ねられている。プレ冷却装置15は図2に示したよう
に、熱伝導性の良好な材質、例えばアルミニウムからな
る平面板15aと、この平面板15aの上に設けられた
ウエハWを指示する支持部材としての3本の支持ピン1
5bと、平面板15aの下面に設けられている放熱機構
としての放熱フィン15cとによって構成されている。
そして、これら多段に積み重ねられた冷却処理装置14
とプレ冷却装置15とで冷却処理装置群16が構成され
ており、合計3基の冷却処理装置群16が搬送レール2
2、32の長さ方向に沿って配置されている。そして、
第1搬送装置12を挟んで加熱処理装置11と冷却処理
装置群16とが対向して配置されており、第2搬送装置
13を挟んでレジスト塗布処理装置8及び現像処理装置
9と冷却処理装置群16とが対向して配置されている。
【0047】前記隣合う冷却処理装置群16と冷却処理
装置群16との間には第3搬送装置17が配置されてい
る。この第3搬送装置17は、ピンセット17aにウエ
ハWを保持させた状態で昇降移動と伸縮移動とができる
ように形成されており、冷却処理装置14とプレ冷却装
置15との間でウエハWを搬送することができるように
なっている。
【0048】また、最もインターフェイス部4側に位置
する冷却処理装置群16とインターフェイス部4の近傍
には、載置台33、34と基本的に同様な構成を有する
載置台35、36が搬送レール22、32の長さ方向に
沿って並んで配置されている。またこれら載置台35、
36は、上下多段の積層構造としてもよい。そして前記
第1搬送装置12は加熱処理装置11、プレ冷却装置1
5及び載置台35、36に対してウエハWを搬送するこ
とができるようになっており、第2搬送装置13はレジ
スト塗布処理装置8、現像処理装置9、冷却処理装置1
4及び載置台35、36に対してウエハWを搬送するこ
とができるようになっている。
【0049】インターフェイス部4には、搬送レール4
0に沿ったX方向の移動、Z方向の移動及びθ方向の回
転の自在なウエハ搬送体41が設けられており、ウエハ
搬送体41は、露光装置Eと、載置台36と、周辺露光
装置42とに対してウエハWを搬送することができるよ
うになっている。
【0050】本発明の実施の形態にかかる基板処理装置
1は以上のように構成されており、次にその作用効果等
について説明する。
【0051】カセット載置台5上に未処理のウエハWを
収納したカセットCが載置されると、ウエハ搬送体6は
このカセットCからウエハWを1枚抜き出し、抜き出さ
れたウエハWは先ず載置台33に載置される。次いで、
当該ウエハWは第1搬送装置12によって、アライメン
ト装置、アドヒージョン装置に順次搬送され、所定の処
理が施される。この場合、アライメント装置は、載置台
33と兼用としてもよい。またアドヒージョン装置につ
いては、通常熱処理を伴うことから、多数ある加熱処理
装置11の一部にアドヒージョン処理機能を持たせても
よい。
【0052】次いで、ウエハWは第1搬送装置12のピ
ンセット19に保持された状態でプレ冷却装置15に搬
送される。その後ウエハWはプレ冷却装置15に搬入さ
れて、図4の実線で示すように、支持ピン15aに支持
された状態で自然冷却される。かかるプレ冷却によっ
て、ウエハWはオーバーベークの生じない温度まで冷却
される。その後このプレ冷却されたウエハWは、第3搬
送装置17によって冷却処理装置14に搬送されて、所
定温度に達するまで冷却処理される。
【0053】所定温度に冷却処理されたウエハWは、第
2搬送装置13によってレジスト塗布処理装置8に搬送
され、所定のレジスト塗布処理が実施される。その後こ
のレジストが塗布されたウエハWは、第2搬送装置13
によって、載置台35に搬送される。そして、第1搬送
装置12によって載置台35から加熱処理装置11に搬
送されてプリベーキング処理される。そしてその後この
ウエハWは、再びプレ冷却装置15、冷却処理装置14
で所定の冷却処理がなされた後、載置台36へと搬送さ
れ、次にこのウエハWはウエハ搬送体41に受け渡さ
れ、周辺露光装置42を経て、露光装置Eに搬送され
て、パターンの露光処理が施される。
【0054】前記露光装置Eにおいて露光処理されたウ
エハWは、載置台36に搬送された後、第1搬送装置1
2によって加熱処理装置11へと搬送され、ポストエク
スポージャベーキング処理される。次いで、このウエハ
Wは第1搬送装置12によってプレ冷却装置15に搬送
されてプレ冷却された後に、第3搬送装置17によって
冷却処理装置14に搬送される。冷却処理装置14にて
所定温度に冷却処理されたウエハWは第2搬送装置13
によって現像処理装置9に搬送されて現像処理された後
に載置台35に搬送される。そして、再び第1搬送装置
12によって、加熱処理装置11へと搬送されて、ポス
トベーキング処理に付される。
【0055】ポストベーキング処理された後のウエハW
は、第1搬送装置12によってプレ冷却装置15に搬送
され、その後第3搬送装置17によって冷却処理装置1
4に搬送されて所定温度にまで冷却される。所定温度に
まで冷却された後のウエハWは、第2搬送装置13によ
って載置台34に搬送される。そして、ウエハ搬送体6
によって載置台34からカセットCに搬送された後、こ
のカセットCに収納される。こうして、ウエハWの一連
の処理が終了する。
【0056】以上のように、本発明の実施の形態にかか
る基板処理装置1では、アドヒージョン処理、ポストエ
クスポージャベーキング処理、ポストベーキング処理等
の加熱を伴う処理、及び加熱処理が加熱処理装置11で
行われた直後のウエハWが、まず第1搬送装置12によ
ってプレ冷却装置15に搬送されて、プレ冷却される。
そしてその後に、第3搬送装置17によって冷却処理装
置14に搬送されて所定温度にまで冷却処理されるよう
になっている。そのため加熱処理終了直後のウエハWを
少なくともオーバーベークの起こらない程度の温度まで
速やかに冷却することができるようになり、オーバーベ
ークによる処理不良を防止することが可能である。ま
た、プレ冷却装置15には、放熱フィン15cが設けら
れているので、ウエハWの冷却効率は向上しており、構
造的にも簡素なものとなっている。
【0057】そしてたそのようにして所定温度にまで冷
却された後のウエハWは第2搬送装置13によってレジ
スト塗布処理装置8や現像処理装置9などの液処理装置
に搬送されるようになっている。したがって、第2搬送
装置13は所定温度にまで冷却された後のウエハWのみ
を搬送し、加熱直後の高温のウエハWを搬送することは
ない。したがって、温度に敏感なレジスト塗布処理を好
適に実施することができる。
【0058】また第1搬送装置12、第2搬送装置1
3、第3搬送装置17によって、各々ウエハWの搬送を
分担しているので、第1搬送装置12のウエハ搬送の負
担は軽減化されている。その結果、第1搬送装置12に
よる加熱処理終了直後のウエハWの搬送の遅れを防止す
ることができるようになるので、オーバーベークによる
ウエハWの処理不良の発生をより確実に防止することが
できる。
【0059】しかもレジスト塗布処理装置8及び現像処
理装置9と、加熱処理装置11との間に冷却処理装置1
4及びプレ冷却装置15が配置されているので、加熱処
理装置11からの熱がレジスト塗布処理装置8や現像処
理装置9に伝わることを防止することができる。その結
果、温度に敏感なレジスト塗布処理等の所定の液処理を
好適に実施することができる。
【0060】その他4段に積み重ねられた冷却処理装置
14の上部に、プレ冷却装置15が8段に積み重ねられ
ているので、占有床面積の減少が図られている。またプ
レ冷却装置15自体は、基本的に平面板15aで構成さ
れているから、基板処理装置1に組み込む台数を多くす
ることができる。
【0061】また、前記実施の形態ではプレ冷却装置1
5と冷却処理装置14との間のウエハWの搬送は、専用
の第3搬送装置17が担っていたが、この第3搬送装置
17を付加せずに、第1搬送装置12自体が、プレ冷却
装置15と冷却処理装置14との間の搬送を行うように
構成してもよい。こうすれば、基板処理装置1全体の構
造の簡素化を図れる。また、配置スペースの有効利用も
可能となる。
【0062】なお、前記実施の形態ではプレ冷却装置1
5を冷却処理装置14の上部に積み上げた例を挙げて説
明したが、本発明では冷却処理装置14とプレ冷却装置
15とを並べて配置することももちろん可能である。
【0063】さらに、プレ冷却装置15に設けられる放
熱機構は放熱フィン15bに限定されず、図5に示すよ
うな冷却ファン45であってもよい。こうすれば、冷却
ファン45からの送風でウエハWを冷却することができ
るようになり、オーバーベークによる処理不良の発生を
同様に防止できる。また、放熱フィン15bと冷却ファ
ン45とを組み合わせて、冷却効果をさらに向上させる
ことも可能である。
【0064】また,冷却ファン45に代えて,図6に示
すように,ウェハWに向けて不活性ガス,例えば窒素ガ
スを噴出するガス噴出部61をプレ冷却装置15に設け
てもよい。これにより同様にウェハWを効率よく冷却す
ることができる。
【0065】上述した実施の形態では,プレ冷却装置1
5が,ウェハWを支持する支持部材としての3本の支持
ピンが設けられた平面板を有するものであったが,図7
に示すように,プレ冷却装置71が,ウェハWの中央部
及びその近傍を支持する支持面72を有する支持体73
を平面板74上に有するものであってもよい。これによ
り,支持体73を使った放熱効果が期待できる。
【0066】図4に示したようにプレ冷却装置15は多
段に積層配置されていたが,図8に示すように,制御部
81の制御のもとで,複数段に積み重ねられたプレ冷却
装置15のうち上段のプレ冷却装置15から順番にウェ
ハWを搬入するように第1搬送装置12を制御するよう
にしてもよい。これにより,冷却処理装置14に対する
熱的悪影響を小さくすることができる。
【0067】また,図9に示すように,制御部81の制
御のもとで,複数段に積み重ねられたプレ冷却装置15
のうち下段のプレ冷却装置15から順番にウェハWを搬
入するように第1搬送装置12を制御するようにしても
よい。これにより,プレ冷却装置15から冷却処理装置
14にウェハWを搬送する距離をより小さくすることが
できる。
【0068】さらに,図10に示すように,制御部81
の制御のもとで,複数段に積み重ねられたプレ冷却装置
15のうち既にウェハWが搬入されているプレ冷却装置
15から離れた位置のプレ冷却装置15にウェハWを搬
入するように第1搬送装置12を制御するようにしても
よい。これにより,プレ冷却装置15相互間の熱的悪影
響を小さくすることができる。
【0069】図11に示すように,プレ冷却装置15及
び冷却処理装置14が配置された領域111上にダウン
フローの清浄エアーを供給するエアー供給部112が設
けられている場合,各プレ冷却装置15の外周部に各プ
レ冷却装置15内に清浄エアーを導入するための導入部
材113を設けてもよい。その場合,図11に示したよ
うに,平面から観てすなわち上方から観て下段のプレ冷
却装置15の導入部材113が,上段のプレ冷却装置1
5の導入部材113より突出している方がより好まし
い。これにより,各プレ冷却装置15において,ウェハ
Wをより効率よく冷却することが可能となる。また,こ
の領域111にこの領域111内の温度を検出するため
の温度センサ114を設け,制御部115がこの温度セ
ンサ114の検出結果に基づきエアー供給部112から
供給される清浄エアーの供給量を制御するように構成し
てもよい。例えば,領域111内の温度が上昇したらエ
アー供給量を多くなるように制御することで,効率のよ
い温度制御が可能となる。
【0070】図12に示すように,各プレ冷却装置15
の背後に各プレ冷却装置15内の気体を排気するための
排気口121を設け,排気通路123を介して排気装置
124により各プレ冷却装置15内を排気するように構
成すれば,各プレ冷却装置15においてより効率のよい
冷却を行うことが可能となる。
【0071】図1に示した実施の形態では,第1搬送装
置12及び第2搬送装置13はY方向に移動可能であっ
たが,図13に示すように,XY方向には移動しない垂
直搬送型の搬送装置131,132を第1搬送装置12
の代わりに,同様の垂直搬送型の搬送装置133,13
4を第2搬送装置13の代わりに用いるようにしてもよ
い。すなわち,これら垂直搬送型の搬送装置131,1
32,133,134は上下方向に昇降可能で,かつθ
方向に回転自在で,さらにアームが各装置に対して進退
自在な搬送装置として構成されており,このような搬送
装置131〜134を使用してもよい。
【0072】前記実施の形態では、基板にウエハWを使
用した例を挙げて説明したが、本発明はLCD基板やC
D基板等の他の基板を対象とする場合についても適用が
可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1〜23によれば、加熱処理直後
の基板を冷却処理装置にて所定温度まで冷却する前に、
当該基板をプレ冷却装置にてプレ冷却するので、オーバ
ーベークによる基板の処理不良を防止することができ
る。
【0074】請求項2〜18によれば、第1搬送装置の
負担を軽減化することができるので、加熱処理直後の基
板の搬送の遅れを防止することができる。その結果、オ
ーバーベークによる基板の処理不良をより確実に防止す
ることが可能となる。また、第2搬送装置は所定温度以
下の基板を搬送するので、液処理を好適に実施すること
ができる。
【0075】請求項3によれば、第3搬送装置を用いな
いので、基板処理装置の構造簡素化が図れる。
【0076】請求項4、5によれば、近接配置されたプ
レ冷却装置及び冷却処理装置を挟んで、加熱処理装置と
液処理装置とが配置されているので、加熱処理装置から
の熱が液処理装置に伝わらず、液処理をさらに好適に実
施することができる。
【0077】請求項6によれば、装置の床専有面積の縮
小化を図ることができ、基板処理装置内の限られた配置
スペースを有効に利用することができる。
【0078】請求項7によれば、プレ冷却装置の構造を
簡素化して、基板処理装置全体の縮小化を図ることが可
能である。
【0079】請求項10によれば、基板をプレ冷却する
際の冷却効率がさらに向上し、オーバーベークによる処
理不良をより確実に防止できる。
【0080】請求項15によれば,一時に多数の基板を
プレ冷却することができるので,その分スループットの
向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる基板処理装置の概
略的な平面図である。
【図2】図1の基板処理装置の処理ステーションを示す
斜視図である。
【図3】図2の処理ステーションに具備された第1搬送
装置の斜視図である。
【図4】第1冷却処理装置群の上に積み重ねられたプレ
冷却装置を示す説明図である。
【図5】冷却ファンを装備したプレ冷却装置を示す斜視
図である。
【図6】窒素ガスブローを装備したプレ冷却装置を示す
斜視図である。
【図7】プレ冷却装置の他の構成例を示す図である。
【図8】プレ冷却装置への搬入制御を説明するための図
である。
【図9】プレ冷却装置への他の搬入制御を説明するため
の図である。
【図10】プレ冷却装置への更に別の搬入制御を説明す
るための図である。
【図11】プレ冷却装置のさらに別の構成例を示す図で
ある。
【図12】プレ冷却装置のまた別の構成例を示す図であ
る。
【図13】本発明にかかる基板処理装置の他の構成例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 12 第1搬送装置 13 第2搬送装置 14 冷却処理装置 15 プレ冷却装置 15b 放熱フィン 16 冷却処理装置群 17 第3搬送装置 45 冷却ファン C カセット W ウエハ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に処理液を供給して処理する液処理
    装置と、基板を所定温度にまで冷却処理する冷却処理装
    置と、基板を加熱処理する加熱処理装置と、を有する基
    板の処理装置において、 基板を所定温度にまで冷却処理する前に当該基板を冷却
    するプレ冷却装置を備えたことを特徴とする、基板処理
    装置。
  2. 【請求項2】 基板に処理液を供給して処理する液処理
    装置と、基板を所定温度にまで冷却処理する冷却処理装
    置と、基板を加熱処理する加熱処理装置と、加熱処理後
    の基板を前記冷却処理装置にて冷却処理する前に当該基
    板を冷却するプレ冷却装置と、基板を搬送する第1搬送
    装置、第2搬送装置及び第3搬送装置とを備え、第1搬
    送装置は、加熱処理装置とプレ冷却装置との間で基板を
    搬送するように構成され、第2搬送装置は、液処理装置
    と冷却処理装置との間で基板を搬送するように構成さ
    れ、第3搬送装置は、プレ冷却装置と冷却処理装置との
    間で基板を搬送するように構成されたことを特徴とす
    る、基板処理装置。
  3. 【請求項3】 基板に処理液を供給して処理する液処理
    装置と、基板を所定温度にまで冷却処理する冷却処理装
    置と、基板を加熱処理する加熱処理装置と、加熱処理後
    の基板を前記冷却処理装置にて冷却処理する前に当該基
    板を冷却するプレ冷却装置と、基板を搬送する第1搬送
    装置、第2搬送装置とを備え、第1搬送装置は、加熱処
    理装置とプレ冷却装置との間で基板を搬送するように構
    成され、第2搬送装置は、液処理装置と冷却処理装置と
    の間で基板を搬送するように構成され、さらに、第1搬
    送装置または第2搬送装置の少なくともいずれか一方
    が、プレ冷却装置と冷却処理装置との間で基板を搬送す
    るように構成されたことを特徴とする、基板処理装置。
  4. 【請求項4】 基板に処理液を供給して処理する液処理
    装置と、基板を冷却処理する冷却処理装置と、基板を加
    熱処理する加熱処理装置と、加熱処理後の基板を前記冷
    却処理装置にて冷却処理する前に当該基板を冷却するプ
    レ冷却装置と、基板を搬送する第1搬送装置、第2搬送
    装置及び第3搬送装置とを備え、第1搬送装置を挟ん
    で、加熱処理装置とプレ冷却装置とが配置され、第2搬
    送装置を挟んで、液処理装置と冷却処理装置とが配置さ
    れ、加熱処理装置と液処理装置との間にプレ冷却装置と
    冷却処理装置とが配置され、さらに、第1搬送装置は、
    加熱処理装置とプレ冷却装置との間で基板を搬送するよ
    うに構成され、第2搬送装置は、液処理装置と冷却処理
    装置との間で基板を搬送するように構成され、第3搬送
    装置は、プレ冷却装置と冷却処理装置との間で基板を搬
    送するように構成されたことを特徴とする、基板処理装
    置。
  5. 【請求項5】 基板に処理液を供給して処理する液処理
    装置と、基板を所定温度にまで冷却処理する冷却処理装
    置と、基板を加熱処理する加熱処理装置と、加熱処理後
    の基板を前記冷却処理装置にて冷却処理する前に当該基
    板を冷却するプレ冷却装置と、基板を搬送する第1搬送
    装置、第2搬送装置とを備え、第1搬送装置を挟んで、
    加熱処理装置とプレ冷却装置とが配置され、第2搬送装
    置を挟んで、液処理装置と冷却処理装置とが配置され、
    加熱処理装置と液処理装置との間にプレ冷却装置と冷却
    処理装置とが配置され、第1搬送装置は、加熱処理装置
    とプレ冷却装置との間で基板を搬送するように構成さ
    れ、第2搬送装置は、液処理装置と冷却処理装置との間
    で基板を搬送するように構成され、さらに、第1搬送装
    置または第2搬送装置の少なくともいずれか一方が、プ
    レ冷却装置と冷却処理装置との間で基板を搬送するよう
    に構成されたことを特徴とする、基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記プレ冷却装置は、冷却処理装置の上
    部に積み重ねられたことを特徴とする、請求項1、2、
    3、4または5に記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 前記プレ冷却装置は、基板を支持可能な
    支持部材を有する平面板であることを特徴とする、請求
    項1、2、3、4、5または6に記載の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部材が,複数の支持ピンを有す
    ることを特徴とする,請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記支持部材が,基板の中央部及びその
    近傍を支持する支持面を有する支持体を有することを特
    徴とする,請求項7に記載の基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記プレ冷却装置は、基板の熱を放熱
    するための放熱機構を有することを特徴とする、請求項
    1、2、3、4、5、6,7,8又は9に記載の基板処
    理装置。
  11. 【請求項11】 前記プレ冷却装置は,基板に向けて送
    風するファンを有することを特徴とする,請求項1,
    2,3,4,5,6,7,8,9又は10のいずれかに
    記載の基板処理装置。
  12. 【請求項12】 前記プレ冷却装置は,基板に向けて冷
    却用気体を噴出する気体噴出部を有することを特徴とす
    る,請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は1
    0のいずれかに記載の基板処理装置。
  13. 【請求項13】 前記冷却用気体が不活性ガスを含むこ
    とを特徴とする,請求項12に記載の基板処理装置。
  14. 【請求項14】 前記プレ冷却装置は,このプレ冷却装
    置内を強制的に排気する排気機構を有することを特徴と
    する,請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,1
    0,11,12又は13のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記プレ冷却装置が複数段に積み重ね
    られていることを特徴とする,請求項1,2,3,4,
    5,6,7,8,9,10,11,12,13又は14
    のいずれかに記載の基板処理装置。
  16. 【請求項16】 前記複数段に積み重ねられたプレ冷却
    装置のうち上段のプレ冷却装置から基板を搬入するよう
    に制御する手段を有することを特徴とする,請求項15
    に記載の基板処理装置。
  17. 【請求項17】 前記複数段に積み重ねられたプレ冷却
    装置のうち下段のプレ冷却装置から基板を搬入するよう
    に制御する手段を有することを特徴とする,請求項15
    に記載の基板処理装置。
  18. 【請求項18】 前記複数段に積み重ねられたプレ冷却
    装置のうち既に基板が搬入されているプレ冷却装置から
    離れた位置のプレ冷却装置に基板を搬入するように制御
    する手段を有することを特徴とする,請求項15に記載
    の基板処理装置。
  19. 【請求項19】 基板の処理装置において,基板に処理
    液を供給して処理する液処理装置が配置された第1の領
    域と,基板を加熱処理する加熱処理装置が配置された第
    2の領域と,基板を所定温度まで冷却処理する冷却処理
    装置と基板を所定温度にまで冷却処理する前に当該基板
    を冷却するプレ冷却装置とが積層配置された第3の領域
    と,前記第1の領域と前記第3の領域との間に配置され
    た第1の基板搬送装置と,前記第2の領域と前記第3の
    領域との間に配置された第2の基板搬送装置とを有する
    ことを特徴とする,基板処理装置。
  20. 【請求項20】 前記第3の領域にダウンフローの清浄
    エアーを供給するエアー供給部を有することを特徴とす
    る,請求項19に記載の基板処理装置。
  21. 【請求項21】 前記プレ冷却装置が,前記清浄エアー
    をこのプレ冷却装置内に導入するための導入部材を有す
    ることを特徴とする,請求項20に記載の基板処理装
    置。
  22. 【請求項22】 前記プレ冷却装置が複数に積層配置さ
    れ,平面から観て下段の前記プレ冷却装置の前記導入部
    材が,上段の前記プレ冷却装置の前記導入部材より突出
    していることを特徴とする,請求項21に記載の基板処
    理装置。
  23. 【請求項23】 前記第3の領域の温度を検出する温度
    センサと,前記温度センサによる検出結果に基づき前記
    エアー供給部から供給される清浄エアーの供給量を制御
    する制御部を有することを特徴とする,請求項20,2
    1又は22のいずれかに記載の基板処理装置。
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