JP2915338B2 - 新規化合物 - Google Patents
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Description
法および医学的障害の治療における使用に関する。
3(ビーチャム・グループ・パブリック・リミテッド・
カンパニー(Beecham Group plc)はパロキセチン(par
oxetine)・塩酸塩・ヘミ水和物およびそのある種の医
学的障害における使用を記載する。この明細書の実施例
8には、水含有溶媒から結晶化することにより、118
℃で融解し、890、1200、1490、3400お
よび3640cm-1でIRバンドを有する、プレートレ
ットとしてのパロキセチン・塩酸塩・無水物(paroxeti
ne hydrochloride anhydrate)の製法を記載する。この
物質を、本明細書中にて以下、形態Zと称する。その
後、実施例8に記載の製法を繰り返すが、いずれの型の
パロキセチン・塩酸塩・無水物も得ることができず、他
に該書面にてその無水和物を生成する方法の別の経路ま
たは変法を明示する記載は何もない。
エルセバイアー(Elsevier)により公開される、インタ
ーナショナル・ジャーナル・オブ・ファーマシューティ
ックス(International Journal of Pharmaceutics)4
2、(1988)135〜143頁に開示されている。
該無水和物はパロキセチン・塩酸塩を無水プロパン−2
−オールより結晶化させることにより製造されるとされ
ている。次に、この方法を繰り返し、パロキセチン・塩
酸塩のプロパン−2−オール溶媒和物を得た。換言すれ
ば、その生成物には結合したプロパン−2−オールがあ
る。この結合したプロパン−2−オールは真空オーブン
乾燥のような通常の乾燥手段では除去できない。
ないパロキセチン・塩酸塩・無水和物は該文献には記載
されておらず、その結果、必然的に、かかる生成物を生
成する方法も何ら開示されていない。今回、実質的に結
合したプロパン−2−オールのないパロキセチン・塩酸
塩・無水和物を製造する方法が見いだされた。さらに
は、意外にも、その製法に従って、新たな4種の形態の
パロキセチン・塩酸塩・無水和物が見いだされた。これ
らの形態を、以下、本明細書中にて、各々、A、B、C
およびDという。形態A、B、CおよびDについての特
性データはEP−A−223403の実施例8にて示さ
れる特性データに対応していない。
実質的に結合したプロパン−2−オールのないパロキセ
チン・塩酸塩・無水和物を提供する。本発明はまた、実
質的に結合した有機溶媒のないパロキセチン・塩酸塩・
無水和物を提供する。本発明はさらに、実質的にプロパ
ン−2−オールのないパロキセチン・塩酸塩・無水和物
(ただし、形態Z以外の形態である)を提供する。実質
的に結合した有機溶媒のないとは、通常の真空オーブン
乾燥条件下、生成物の結晶格子中にプロパン−2−オー
ルが溶媒和、すなわち、結合して保持される量よりも少
ないことをいうと解される。
のないパロキセチン・塩酸塩・無水和物の製造におけ
る、先駆体としてプロパン−2−オール溶媒和物以外の
パロキセチン・塩酸塩・溶媒和物を提供する。かかる溶
媒和物は、例えば、プロパン−1−オールおよびエタノ
ールのようなアルコール(プロパン−2−オールを除
く)に由来する溶媒和物;酢酸のような有機酸に由来す
る溶媒和物;ピリジンのような有機塩基に由来の溶媒和
物;アセトニトリルのようなニトリルに由来の溶媒和
物;アセトンのようなケトンに由来の溶媒和物;テトラ
ヒドロフランのようなエーテルに由来の溶媒和物;クロ
ロホルムのような塩素化炭化水素に由来の溶媒和物;お
よびトルエンのような炭化水素に由来の溶媒和物を包含
する。
2−オールのないパロキセチン・塩酸塩・無水和物は、
実質的に純粋な形態で得られる。適当には、実質的に結
合したプロパン−2−オールのないパロキセチン・塩酸
塩・無水和物は、50%を越える、好ましくは60%を
越える、さらに好ましくは70%を越える、よりさらに
好ましくは80%を越える、その上さらに好ましくは9
0%を越えるパロキセチン・塩酸塩・無水和物の純度で
提供される。最も好ましくは、パロキセチン・塩酸塩・
無水和物は、実質的に純粋な形態にて、すなわち、実質
的に結合したプロパン−2−オールのないパロキセチン
・塩酸塩・無水和物が95%を越える純度の形態にて提
供される。
ないパロキセチン・塩酸塩・無水和物からなる本発明
は、非結合水、換言すれば、結晶化水以外の水を含有し
てもよいことがわかるであろう。典型的には、重量/重
量に基づき、結合した有機溶媒の量は、2.0%未満、
好ましくは1.8%未満、より好ましくは1.5%未満、
さらにより好ましくは1.0%未満、その上さらに好ま
しくは0.5%未満、最も好ましくは0.1%未満であ
る。一般に、本明細書に記載の%はすべて、特記しない
限り、重量/重量に基づいている。
ないまたは実質的に結合した有機溶媒のないパロキセチ
ン・塩酸塩・無水和物の好ましい形態は; i)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A);(以
下に記載) ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態B);(以
下に記載) iii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態C);
(以下に記載) iv)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態D);(以
下に記載) を包含する。パロキセチン・塩酸塩・無水和物の形態
は、相互に、およびEP−B−0223403およびイ
ンターナショナル・ジャーナル・オブ・ファーマシュー
ティクス、42、(1988)、135〜143に記載
の操作を実施して得られる物質と、結晶形状、溶媒分
析、またはIR、融点、X線回折、NMR、DSC、顕
微鏡検査法、および一の形態を他の形態と区別する他の
分析技法によって区別できる。
下の分析データにより他の形態と区別される。形態A
は、HPLCのような常法により測定して実施例1に記
載の物質と同様の純度にて得られた場合、約123−1
25℃の融点を有し、約513、538、571、59
2、613、665、722、761、783、80
6、818、839、888、906、924、94
7、966、982、1006、1034、1068、
1091、1134、1194、1221、1248、
1286、1340、1387、1493、1513、
1562、1604、3402、3631cm-1で顕著
なIRバンド(図1および2)を有する。DSC発熱試
験(10℃/分で測定した場合)は、オープンパンの使
用で約126℃で最大を示し、クローズドパンの使用で
約121℃で最大を示す。形態Aはまた、図7に図示さ
れるような、例えば、6.6、8.0、11.2、13.1
°2θに特徴的なピークがあるX線回折図と実質的に同
様なX線回折図、および図10に図示されるような、例
えば154.3、149.3、141.6、138.5pp
mで特徴的なピークを有する固体NMRスペクトルと実
質的に同様なスペクトルを有する。
データによって、すなわち、HPLCのような常法で測
定して実施例7に記載の物質と同様の純度にて得られた
場合、約138℃の融点を有し、約538、574、6
14、675、722、762、782、815、83
3、884、925、938、970、986、100
6、1039、1069、1094、1114、114
2、1182、1230、1274、1304、148
8、1510、1574、1604、1631cm-1で
顕著なIRバンド(図3および4)を有することにより
他の形態と区別される。DSC発熱試験(10℃/分で
測定した場合)は、オープンおよびクローズドパンの両
方で、約137℃の最大値を示す。形態Bはさらに、図
8に図示される、例えば、5.7、11.3、12.4、
14.3°2θに特徴的なピークがあるX線回折図と実
質的に同様なX線回折図、および図11に示される、例
えば154.6、148.3、150.1、141.7、1
42.7、139.0ppmで特徴的なピークを有する固
体NMRスペクトルと実質的に同様な固体スペクトルを
有する。
ち、HPLCのような常法により測定して実施例8に記
載の物質と同様の純度にて得られた場合、約164℃の
融点を有し、約540、574、615、674、72
0、760、779、802、829、840、88
6、935、965、984、1007、1034、1
092、1109、1139、1183、1218、1
240、1263、1280、1507、1540、1
558、1598、1652cm-1で顕著なIRバンド
(図5および6)を有することにより他の形態と区別さ
れる。DSC発熱試験(10℃/分で測定した場合)
は、オープンおよびクローズドパンの両方にて約161
℃の最大値を示す。形態Cはまた、図9に図示される、
例えば10.1、12.1、13.1、14.3°2θで特
徴的なピークがある、X線回折図と実質的に同様な回折
図、および図10における、例えば154.0、148.
5、143.4、140.4ppmで特徴的なピークのあ
る固体NMRスペクトルと実質的に同様なスペクトルを
有する。
わち、常法、例えばHPLCにより測定して、実施例1
4に記載の物質と同様な純度にて得られた場合、約12
5℃の融点を有する半結晶固体として存在することによ
り他の形態と区別される。形態Dはまた、本明細書に記
載する方法を用いてトルエン先駆体溶媒和物から製造し
た場合と本質的に同様な物理的特性を有し、該トルエン
先駆体溶媒和物が約1631、1603、1555、1
513、1503、1489、1340、1275、1
240、1221、1185、1168、1140、1
113、1101、1076、1037、1007、9
86、968、935、924、885、841、81
8、783、760、742、720、698、67
2、612、572、537および465cm-1で顕著
なIRバンド、および7.2、9.3、12.7および1
4.3°2θで特徴的なX線回折ピークを有することに
より特徴付けられる。
試料がどの特定の形態であるかという問題は、当業者で
あれば、実施例および他の常套手段により得られる前記
したデータについて通常の技法を用いて容易に決定され
る。好ましくは、形態AおよびBは針状晶であるのに対
して、形態Cは針状晶またはプリズム晶として存在す
る。本発明はまた、実質的にプロパン−2−オールのな
いパロキセチン・塩酸塩・無水和物の製法であって、パ
ロキセチン・塩酸塩を、 i)パロキセチン・塩酸塩との溶媒和物を形成し、通常
の乾燥手段により除去されない有機溶媒または有機溶媒
の混合液;または ii)パロキセチン・塩酸塩との溶媒和物を形成するかま
たは形成しないが、通常の真空オーブン乾燥により除去
できる有機溶媒または有機溶媒の混合液 のいずれかにて結晶化させ、その後、i)の場合、置換
剤を用いて溶媒和した溶媒または混合溶媒を置換し、i
i)の場合、その溶媒を除去することからなる方法を提
供する。
媒和物(プロパン−2−オール溶媒和物を除く)の製法
であって、パロキセチン・塩酸塩を、パロキセチン・塩
酸塩との溶媒和物を形成し、通常の乾燥手段により除去
されない有機溶媒または溶媒の混合液中にて結晶化させ
ることからなる方法を提供する。本発明はまた、実質的
に結合した有機溶媒のないパロキセチン・塩酸塩・無水
和物の製法であって、置換剤を用いてパロキセチン・塩
酸塩・無水和物から溶媒和した溶媒または混合溶媒を置
換することからなる方法を提供する。本発明の一の好ま
しい態様において、パロキセチン・塩酸塩・無水和物の
結晶化は、パロキセチン遊離塩基の有機溶媒または混合
溶媒中溶液を乾燥塩化水素気体と接触させることにより
なされる。
化の前に、水を共沸蒸留により除去してもよい。したが
って、適当な溶媒は、ピリジンおよびプロパン−2−オ
ールのような水と共沸混合物を形成する溶媒を包含す
る。水の共沸除去を促進するのに用いることができる溶
媒の混合液もまた適当である。かくして、本発明のもう
一つ別の態様において、パロキセチン・塩酸塩・ヘミ水
和物を、水との共沸混合物を形成する、実質的に水のな
い適当な溶媒に溶解させることにより、パロキセチン・
塩酸塩・無水和物を結晶化させる。適当には、溶媒を蒸
留により除去し、水がすべて除去されるまで実質的に水
のない新しい溶媒を加える。パロキセチン・塩酸塩・ヘ
ミ水和物またはその遊離塩基は、EP−B−02234
03に記載の操作に従って製造できる。
る結晶化の時に、十分な水のない程度まで水がないよう
にしなければならない。実質的に水のない有機溶媒は通
常の方法にて得られる。例えば、該有機溶媒は、モレキ
ュラーシーブを用いて乾燥するような慣用的技法を用い
て乾燥させることができ、または購入できる。使用すべ
き有機溶媒または混合溶媒の選択を包含する、どの形態
の生成物が得られるかに影響を及ぼす因子は、所望する
生成物の個々の形態に依存する。溶媒の除去方法もま
た、所望する生成物の個々の形態に依存するのは明らか
である。
・塩酸塩との溶媒和物を形成し、通常の乾燥手段により
除去されない有機溶媒または混合溶媒は、慣用的実験操
作により決定される。このような有機溶媒は、例えば、
アルコール、特にプロパン−2−オール、エタノールお
よびプロパン−1−オールのようなアルカノール;酢酸
のような有機酸;ピリジンのような有機塩基;アセトニ
トリルのようなニトリル;アセトンのようなケトン;テ
トラヒドロフランのようなエーテルおよびクロロホルム
のような塩素化炭化水素を包含するが、これらに限定さ
れない。方法i)により生成されるパロキセチン・塩酸
塩・溶媒和物を、適当には、単離し、真空下で乾燥する
ような通常の方法により乾燥し、ある程度またはすべて
の遊離または非結合溶媒を除去する。遊離溶媒だけが除
去されるように乾燥の程度を調節することが望ましく、
それは意外なことである。ついで、結合溶媒を水または
超臨界二酸化炭素のような置換剤で置換する。慣用的実
験操作により選択される他の置換剤を用いることも可能
である。
を用いてもよい。パロキセチン・塩酸塩・溶媒和物を、
溶媒を置換するのに十分な量の水と、十分な時間である
が、塩酸塩・ヘミ水和物への変換を生じさせるのに十分
でない時間接触させる。水の量、その水の形態、例えば
液体または気体、パロキセチン・塩酸塩・溶媒和物を水
と接触させる時間の長さは、溶媒和物により異なる。こ
れは問題の溶媒和物の溶解度に大きく依存する。パロキ
セチン・塩酸塩・溶媒和物の水に対する個々の比率を、
後記する実施例(実施例1、4〜6、9〜11、13お
よび15)に示す。ピリジン溶媒和物は、例えばプロパ
ン−2−オール溶媒和物よりも水によく溶解すると考え
られる。かくして、希塩酸を用いた場合、共通イオン効
果が適用され、溶媒の溶解を、ついで塩酸塩・ヘミ水和
物への変換を妨げる手助けとなるかもしれない。
後、生成物を、適当には、例えば、真空下、高温で乾燥
させる。適当には、五酸化リンのような乾燥剤を用いて
乾燥を行う。超臨界二酸化炭素を用いる場合、パロキセ
チン・塩酸塩・溶媒和物から最適な溶媒除去が得られる
ように、二酸化炭素の流速、温度および圧力を調整す
る。一般に、高圧二酸化炭素を、例えば、約2,500
psiで用いる。さらに、50〜80℃のような高温を
用いることが好ましい。より好ましくは55〜75℃で
ある。好ましくは、方法i)を用いて形態Aを製造す
る。好ましくは、パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形
態A)の先駆体溶媒和物の結晶化は、パロキセチン・塩
酸塩・無水和物(形態A)の先駆体溶媒和物の種を加え
ることにより促進できる。また、パロキセチン・塩酸塩
・無水和物(形態A)の種を用いて、パロキセチン・塩
酸塩・無水和物(形態A)の先駆体溶媒和物の結晶化を
促進してもよい。
との溶媒和物を形成するかまたは形成しないが、通常の
真空オーブン乾燥により除去できる有機溶媒または有機
溶媒の混合液は、慣用的実験操作により決定することが
できる。パロキセチン・塩酸塩との結合した溶媒和物を
形成するが、通常の真空オーブン乾燥により除去できる
溶媒は、例えばトルエンである。好ましくは、トルエン
を用いて形態Dを製造する。パロキセチン・塩酸塩・無
水和物(形態D)の先駆体溶媒和物の結晶化を、パロキ
セチン・塩酸塩・無水和物(形態D)の先駆体溶媒和物
の種を添加することにより促進してもよい。パロキセチ
ン・塩酸塩・無水和物(形態D)の種を用いて、パロキ
セチン・塩酸塩・無水和物(形態D)の先駆体溶媒和物
の結晶化を促進してもよい。
物を形成しないが、慣用的真空オーブン乾燥により除去
できる溶媒は、例えば、ブタン−1−オールおよび酢酸
エチルである。ブタン−1−オールを用いて形態Bを製
造するのが好ましく、ブタン−1−オールまたは酢酸エ
チルを用いて形態Cを製造するのが好ましい。形態Bが
必要ならば、該化合物を実施例7に記載の操作に従っ
て、または同様にして製造してもよい。好ましくは、形
態Bの種を用いて形態Bの結晶化を促進する。形態Cが
必要ならば、該化合物を実施例8および12の記載に従
って、または同様にして製造してもよい。形態Cの種を
用いて形態Cの結晶化が促進されるのもまた明らかであ
る。
細書に記載の操作に従って製造してもよく、または英
国、シーエム19・5エイダブリュ、エセックス、サー
ド・アベニュー、ニュー・フロンティア・サイエンス・
パークにあるスミスクライン・ビーチャム、コーポレー
ト・インテレクチュアル・プロパティに請求すれば自由
に入手可能である。形態AはBRL29060Fであ
る;形態BはBRL29060Gである;形態CはBR
L29060Hである;形態DはBRL29060Hで
ある。形態A、B、CおよびDの種のサンプルはまた、
スコットランド、エイビー2・1アールワイ、アバディ
ーン、ストリート・マッカー・ドライブ23番、NCI
MBより入手できる。
キセチン・塩酸塩・無水和物および形態A、B、Cおよ
びD(そのすべてを、以下、「本発明の生成物」とい
う)を用いて以下の障害を治療し、予防することができ
る。 アルコール症 不安症 鬱病 脅迫障害 パニック障害 慢性痛 肥満症 老年痴呆症 片頭痛 大食 食欲不振 社会恐怖症 月経前緊張症候群 青年期性鬱病 トリコチロマニー 気分変調 物質乱用 これらの障害を、本明細書にて「障害」と称する。
は予防量の本発明の生成物をそれを必要とする患者に投
与することにより一またはそれ以上の障害を治療および
/または予防する方法を提供する。本発明は、さらに
は、障害の治療および/または予防にて用いるための医
薬組成物であって、本発明の生成物を医薬上許容される
担体と混合してなる医薬組成物を提供する。本発明はま
た、障害を治療および/または予防するための本発明の
生成物の使用を提供する。本発明はまた、障害を治療お
よび/または予防するための医薬の製造における本発明
の生成物の使用を提供する。好ましい障害は、鬱病、O
CDおよびパニックを包含する。本発明の組成物は、通
常、経口投与に適しているが、非経口投与用の溶解性処
方もまた本発明の範囲内である。
1〜200mg、さらに5〜100mg、例えば10〜
50mg(例、10、12.5、15、20、25、3
0または40mg)の活性成分を含有する単位投与形と
してヒト患者に投与される。最も好ましくは、単位投与
量は遊離塩基に基づき換算して活性成分20mgを含有
する。このような組成物は、通常、活性薬剤の合計量が
遊離塩基を基礎として5〜400mgの活性成分が投与
されるように、一日当たり、1〜6回、例えば、一日に
付き2、3または4回投与される。最も好ましくは、単
位用量を一日に一回投与する。
を包含する。本発明の組成物は、混合、充填および圧縮
のような慣用的混合方法により処方される。本発明にお
いて用いるのに適当な担体は、希釈剤、結合剤、崩壊
剤、着色剤、フレーバーおよび/または保存剤を包含す
る。これらの薬剤は通常の手段により、例えば、市販の
抗うつ剤で用いるのと同様の方法にて用いることができ
る。医薬組成物は、例えば、EP−B−0223403
および米国特許第4,007,196号に記載されている
ものを包含し、そこで本発明の生成物は活性成分として
用いられる。
ロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・プロパン−2−オール溶媒
和物 パロキセチン・塩酸塩・ヘミ水和物(150g)を、丸
底フラスコ中、プロパン−2−オール(1000ml)
およびトルエン(300ml)と共に撹拌し、煮沸加熱
した。溶媒を蒸留により除去し、水がすべて除去された
ことを意味する、沸点が約82℃に達するまで、新たな
プロパン−2−オールを加えることで全体の容量を維持
した。
℃に冷却した。フラスコの内容物は速やかに粘性ペース
トになり、それをプロパン−2−オール(約500m
l)で希釈し、激しく撹拌した。得られた懸濁液を約3
0℃に冷却し、真空下で濾過し、注意して大気中水分の
吸着を回避した。溶媒湿式ケーキを、五酸化リン上、高
真空にて乾燥した。溶媒和パロキセチン・塩酸塩の収量
151g、プロパン−2−オール含量13.0%(NM
R推定)。赤外線スペクトル(ヌジョール)は、667
cm-1で特に特徴的なバンドを示した。
態A) パロキセチン・塩酸塩・プロパン−2−オール溶媒和物
(110g、プロパン−2−オール含量13.0%)を
水(275ml)と一緒にビーカー中にて20分間撹拌
した。混合物を真空下で濾過し、湿式固体を、五酸化リ
ン上、真空下で乾燥し、重量を安定化させた。パロキセ
チン・塩酸塩・無水和物(形態A)の収量91.0g。
水分含量0.13%(KF)、プロパン−2−オール含
量0.05%(NMR推定)。 融点:123−125℃。
オープンパンを用いて約126℃で最大値を、クローズ
パンを用いて約121℃で最大値を示した。赤外線スペ
クトル(ヌジョール)は、665、3631および34
02cm-1で特に特徴的なバンドを示した(図1および
2参照)。 元素分析:パロキセチン・塩酸塩・無水和物として 計算値(%):C,62.38;H,5.79;N,3.8
3 測定値(%):C,62.10;H,5.89;N,3.6
7 該試料をさらにX線粉末回折(図7参照)および固体C
13NMR(図10参照)により試験した。
−オール(ファイソンズ(Fisons)SLRグレード、2
10ml)に溶かし、20.8gの塩化水素が吸収され
るまで、塩化水素気体をプロパン−2−オール(157
g)含有の冷却フラスコ中に通気した。この溶液39g
(約4.6gの塩化水素を含有)を、速やかに、パロキ
セチン溶液に加え、該混合物を激しく撹拌した。約1分
後、結晶化が始まり、該混合物はすぐに撹拌できないペ
ーストとなり、それを1時間放置した。生成物を濾過に
より収集し、プロパン−2−オール(50ml)で洗浄
し、真空下、外界温度で乾燥し、酸化リンを入れたデシ
ケーターにて重量を安定化させた。該試料をNMR分光
測定法により分析し、重量で約6%プロパン−2−オー
ルを含有することが判明した。該試料の一部を50℃に
セットした真空オーブンに入れ、さらに4日間を費やし
て、さらに重量を安定化させた。NMR分光測定法は該
試料が約2重量%のプロパン−2−オールを含有するこ
とを示した。
−2−オール(250ml)に溶かし、塩化水素気体の
乾燥プロパン−2−オール中溶液(50g溶液、約5.
8gの塩化水素を含有)を激しく撹拌しながら速やかに
加えた。約30秒後、結晶化が始まり、該混合物を外界
温度でさらに30分間撹拌し、完全に結晶化させた。生
成物を真空濾過により単離し、乾燥プロパン−2−オー
ル(25ml)で洗浄し、外界温度で、真空下、酸化リ
ンを入れたデシケーター中にて乾燥させた。3日後、試
料をNMRにより分析し、10.5%プロパン−2−オ
ールを含有することが判明した。残りの物質をさらに3
日間乾燥させ、デシケーター中、真空下、新たな酸化リ
ンを用いて重量を安定化させた。NMR分析は生成物が
5.7%w/wのプロパン−2−オールを含有すること
を示した。
塩酸塩・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・ピリジン溶媒和物の製造 約2%プロパン−2−オール含有のパロキセチン・塩酸
塩(20.0g)を熱ピリジン(200ml)に溶か
し、溶媒の一部を蒸留に除去した。フラスコを密封し、
冷却して、その後、淡赤色溶液が自発的に結晶化した。
粘性懸濁液を十分に撹拌し、濾過し、大気中水分への過
度の暴露を回避し、固体をフィルター上、ピリジン(2
5ml)で洗浄した。生成物を、五酸化リン上、高真空
下で乾燥させた。収量22.0g。
あることを示し、NMRによる分析は15.2重量%の
ピリジンの存在を示した(1:1溶媒和物についての理
論値17.77%)。該ピリジン溶媒和物の赤外線スペ
クトル(ヌジョール)は、ヘミ水和物および無水和物
(形態A)の赤外線スペクトルと異なり、特に3000
cm-1領域で顕著なバンドがなかった。ピリジン溶媒和
物はまた、別個のX線粉末回折パターンを示した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)の製造 パロキセチン・塩酸塩・ピリジン溶媒和物(5.00
g)をビーカー中の5モルHCl(25ml)に加え、
5分間撹拌した。混合物を濾過し、十分にドレインし、
水(15ml)で洗浄した。結晶を、五酸化リン上、高
真空下で乾燥した。収量4.00g。赤外線スペクトル
(ヌジョール)はパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形
態A)と一致し、NMR分析によりピリジンは検出でき
なかった。
水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・酢酸溶媒和物の製造 約2%プロパン−2−オール含有のパロキセチン・塩酸
塩(30.0g)を熱氷酢酸(120ml)に溶かし、
該溶媒の一部を蒸留により除去した。フラスコを密封
し、一夜冷却した。その透明淡黄色溶液にパロキセチン
・塩酸塩・無水和物(形態A)を接種し、超音波処理
し、室温で数時間撹拌した。混合物を24時間放置し、
濾過し、生成物を、水酸化カリウムを入れたデシケータ
ー中、高真空下で乾燥させた。収量17.29g。
を示した(1:1溶媒和物についての理論値14.10
%)。酢酸溶媒和物の赤外線スペクトル(ヌジョール)
はパロキセチン・塩酸塩・ヘミ水和物および無水和物
(形態A)の両方のスペクトルと異なり、特に1705
cm-1で結合酢酸の存在を示す強バンドを示し、300
0cm-1領域にて顕著なバンドがなかった。酢酸溶媒和
物はまた異なるX線粉末回折パターンを示した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)の製造 パロキセチン・塩酸塩・酢酸溶媒和物(1.00g)を
5モル塩酸(5ml)で処理し、5分間撹拌した。混合
物を濾過し、十分にドレインし、五酸化リンを入れたデ
シケーター中、高真空下で該結晶を乾燥させた。収量
0.80g。赤外線スペクトル(ヌジョール)により生
成物がパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)であ
ることを確認した。NMR分析は約0.4%の酢酸の存
在を示した。顕微鏡試験は、該物質が破片針状晶の形態
であることを示した。
塩・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・アセトニトリル溶媒和物の
製造 実施例1の方法を用いて調製したパロキセチン・塩酸塩
・無水和物(形態A)(10.8g)を円錐形フラスコ
中の加温無水アセトニトリル(40ml)に溶かし、密
封し、冷蔵庫中で1時間冷却し、その間に結晶が分離し
た。混合物を超音波処理に付して、冷蔵庫に戻し、一夜
放置した。その内容物は粘性ペーストとなった。翌朝、
該ペーストを激しく振盪し、超音波に付して破砕し、混
合物を濾過した。生成物を、五酸化リンを入れたデシケ
ーター中、高真空下で感想させた。収量9.30g、ア
セトニトリル含量2.5%(NMRによる)。
態A)の製造 パロキセチン・塩酸塩・アセトニトリル溶媒和物(4.
23g)を水(20.6g)中で10分間撹拌した。固
体を真空濾過により収集し、フィルター上、水(10m
l)で洗浄し、50℃で五酸化リンを入れた真空オーブ
ンにて乾燥させた。収量3.75g。IRスペクトルに
より生成物がパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態
A)であることがわかった。アセトニトリル含量、約
0.5%(NMRによる)。
−1−オール(25ml)に溶かし、塩化水素気体
(1.25g)のブタン−1−オール(15ml)中溶
液を加えた。透明淡赤色/褐色溶液を密封し、冷蔵庫に
て一夜貯蔵した。少量の結晶性物質がフラスコの底に形
成され、超音波を用いてバルクの結晶化を生じさせた。
該混合物を再び冷蔵庫で一夜貯蔵し、ついで室温にまで
加温し、濾過した。生成物を、五酸化リンを入れたデシ
ケーター中、高真空下で乾燥させた。偏光顕微鏡を用い
る顕微鏡試験は、該試料がフェザー状結晶の形態である
ことを示した。
塩の標品試料のスペクトルと同じであった。元素分析は
無水パロキセチン・塩酸塩と一致した; C19H21NClFO3として 計算値(%):C,62.38;H,5.79;N,3.8
3;Cl,9.69 測定値(%):C,62.08;H,5.75;N,3.8
1;Cl,9.62 X線粉末回折により、試料が結晶であることを確認した
(図8参照)。その回折図はヘミ水和物および無水和物
(形態A)の両方の回折図と異なった。IRスペクトル
(ヌジョール)もまた、ヘミ水和物および無水和物(形
態A)の両方のスペクトルと異なった(図3および4参
照)。DSC発熱試験(10℃/分で測定)は、オープ
ンおよびクローズパンの両方にて約137℃で最大値を
示した。該試料をさらに固体C13NMRで試験した
(図11参照)。
ルエン(1200ml)を加熱還流し、ディーン・アン
ド・スターク装置を用いて水を除去した。それ以上の水
を収集できない場合に、多量のトルエンを蒸留により除
去し、無水ブタン−1−オールで置き換えた。すべての
トルエンが除去されたことを示唆する、温度が約117
℃に達するまで、蒸留を続けた。混合物をブタン−1−
オールで約1200mlに希釈し、冷却した。約42℃
で、パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態B)(針状
晶)の種を加えた。その場合、結晶化が始まったが、生
成物が、該生成物が添加した種と異なる形態にて結晶化
することを示唆する、プリズム晶の形態であることが観
察された。
結晶を、フィルター上、ブタン−1−オールで洗浄し、
ついで50℃、五酸化リン上、真空下で乾燥させた。 収量250g。 融点:162−164℃。 NMR(CDCl3)分析により、該生成物がパロキセチ
ン・塩酸塩であることを確認し、微量のブタン−1−オ
ール(約0.1重量%)の存在が判明した。赤外線スペ
クトル(ヌジョール)は形態AまたはBのいずれとも異
なった(図3参照)。
3;Cl,9.69 測定値(%):C,62.23;H,5.67;N,3.8
3;Cl,9.74 DSC発熱試験(10℃/分で測定)は、オープンおよ
びクローズパンの両方にて約161℃で最大値を示し
た。X線粉末回折により、試料が結晶であることを確認
した(図6参照)。その回折図は無水和物(形態A)お
よび無水和物(形態B)の両方の回折図とも異なった。
該試料をさらに固体C13NMRで試験した(図9参
照)。
水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・アセトン溶媒和物 パロキセチン遊離塩基(10.51g)をアセトン(4
0ml、4Åモレキュラーシーブで乾燥)に溶かし、塩
化水素気体(1.31g)の乾燥アセトン(10ml)
中溶液を撹拌しながら加えた。結晶化が1分以内に自発
的に起こり、混合物は速やかに撹拌できなくなった。約
半時間後に生成物を濾過し、五酸化リン上、デシケータ
ーに入れ、外界温度で一夜乾燥させた。
量(NMR推定)4%w/w。赤外線スペクトルは66
7cm-1で特徴的なバンドを示した。生成物を50℃に
セットした真空オーブンに入れ、乾燥させて重量を安定
化させた。得られた生成物のNMR分析は1.2%アセ
トンw/wの存在を示唆した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A) アセトン溶媒和物の試料(5.18g)を水(20m
l)中にて10分間撹拌し、濾過し、五酸化リン含有の
真空オーブン中、50℃で乾燥させた。 生成物重量:4.63g。NMR分析は0.6%アセトン
w/wの存在を示した。その赤外線スペクトルは、パロ
キセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)のスペクトルに
対応し、665cm-1で特徴的なバンドを示した。
無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・エタノール溶媒和物 パロキセチン遊離塩基(11.25g)を無水エタノー
ル(40ml)に溶かし、無水エタノール(20ml)
に溶かした塩化水素気体(1.9g)の溶液を撹拌しな
がら加えた。10分後、結晶化の徴候は全くなく、そこ
でその透明溶液にパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形
態A)を接種した。30分後、まだ結晶化の徴候はな
く、そこで該溶液を減圧下で約半分の容量にまで蒸発さ
せ、再び接種した。これで遅い結晶化が観察され、該混
合物をさらに1時間放置した。得られた結晶塊を、五酸
化リン含有の真空デシケーター中、外界温度で乾燥させ
た。
量(NMR推定):4%w/w。赤外線スペクトルは6
67cm-1で特徴的なバンドを示した。少量の試料を5
0℃にセットした真空オーブンに入れ、さらに乾燥させ
た。得られた生成物のNMR分析は0.7%エタノール
w/wの存在を示した。その赤外線スペクトルは、パロ
キセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)のスペクトルに
対応し、665cm-1で特徴的なバンドを示した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A) エタノール溶媒和物の試料(5.3g)を水(20m
l)中にて10分間撹拌し、濾過し、五酸化リンを入れ
たデシケーター中、外界温度で一夜乾燥させた。 生成物重量:4.56g。NMR分析により0.4%w/
w未満のエタノールが存在することがわかった。赤外線
スペクトルはパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態
A)のスペクトルに対応し、665cm-1で特徴的なバ
ンドを示した。
・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・クロロホルム溶媒和物 パロキセチン遊離塩基(8.54g)をクロロホルム
(30ml)に溶かし、クロロホルム(10ml)に溶
かした塩化水素気体(1.05g)の溶液を撹拌しなが
ら加えた。5分後、結晶化の徴候は全く認められず、そ
こで透明溶液にパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態
A)を接種した。15分後、まだ結晶化の徴候は認めら
れず、そこで橙色が消えるまで塩化水素気体を該溶液に
通気した。1時間後、非常に遅い結晶化の徴候が見ら
れ、大きな針状晶が肉眼で認識された。該混合物をスト
ッパー付きフラスコ中にてさらに1時間放置して結晶化
させ、ついで濾過し、五酸化リン含有の真空デシケータ
ー中、外界温度で乾燥させた。
量(NMR推定):12.5%w/w。赤外線スペクト
ルは667cm-1で特徴的なバンドを示した。少量の試
料を50℃にセットした真空オーブンに入れ、さらに乾
燥させた。得られた生成物のNMR分析は3.4%w/
wのアセトンの存在を示唆した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A) 12.5%クロロホルム含有のクロロホルム溶媒和物の
試料(2.0g)を水(8ml)中にて10分間撹拌
し、濾過し、真空オーブン中、50℃で一夜乾燥させ
た。 生成物重量:1.09g。NMR分析は約0.8%w/w
のアセトンの存在を示した。その赤外線スペクトルは、
パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)のスペクト
ルに対応し、665cm-1で特徴的なバンドを示した。
ml)に溶かし、フラスコと内容物の重量が1.1g増
加するまで、塩化水素気体を通気した。15分後、結晶
化の徴候はなく、そこで透明溶液にパロキセチン・塩酸
塩・無水和物(形態A)を接種した。さらに1時間撹拌
した後、非常にゆっくりした結晶化の徴候を見ることが
できた。該混合物を撹拌しながら一夜放置し、ストッパ
ー付きフラスコにて結晶化させ、ついで濾過し、五酸化
リン含有の乾燥デシケーター中、外界温度で乾燥させ
た。 生成物重量:7.56g。酢酸エチル含量(NMR推
定):0.4%w/w。赤外線スペクトルはパロキセチ
ン・塩酸塩・ヘミ水和物および無水和物(形態A)の両
方のスペクトルと異なり、実施例8において得られた赤
外線スペクトルと一致した。
・塩酸塩・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・プロパン−1−オール溶媒
和物の製造 パロキセチン遊離塩基(10.6g)をプロパン−1−
オール(30ml)に溶かし、塩化水素気体(1.25
g)を該溶液に通気した。該加温溶液にパロキセチン・
塩酸塩・無水和物(形態B)を接種し、超音波処理に付
し、その後、淡赤色溶液が速やかに結晶化した。粘性懸
濁液をプロパン−1−オール(25ml)で希釈し、濾
過し、大気中水分への過度の暴露を回避し、生成物を五
酸化リン上真空下で乾燥させた。
の存在を示した。赤外線スペクトル(ヌジョール)はそ
の生成物が形態Bでなく、約667cm-1で顕著なバン
ドを有する溶媒和した種であることを示した。プロパン
−1−オール溶媒和物はまた、別個のX線粉末回折パタ
ーンを有した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)の製造 パロキセチン・塩酸塩・プロパン−1−オール溶媒和物
(5.24g)を水(25ml)中にて10分間撹拌し
た。混合物を濾過し、生成物を水(10ml)で洗浄し
た。結晶を、五酸化リン上、50℃、高真空にて乾燥さ
せた。収量4.35g。赤外線スペクトル(ヌジョー
ル)により生成物が無水和物(形態A)であることを確
認した。NMR分析は約2.5重量%のプロパン−1−
オールの存在を示した。
ルエン(100ml)中、還流下で撹拌し、ディーン・
アンド・スターク装置を用いて水を除去した。該溶液を
冷却し、パロキセチン・塩酸塩(形態A)を接種し、超
音波処理した。結晶化は誘発されず、室温で40分間撹
拌した後、フラスコの内容物が突然に粘性ペーストにな
った。生成物を濾過により収集し、五酸化リン上、真空
下で乾燥させた。NMRによる生成物の分析は、約10
%w/wのトルエンの存在を示した。トルエン溶媒和物
は、672cm-1で特徴的なバンドを示す、異なるIR
スペクトルを有した。
を接種し、生成物を五酸化リン上、真空下にて乾燥させ
た。 トルエン溶媒和物の収量:106.7g。 NMRによる生成物の分析は約10%w/wのトルエン
の存在を示した。該生成物は異なるX線粉末回折を有し
た。 ii)トルエン溶媒和物の脱溶媒和 該トルエン溶媒和物(20.0g)を、五酸化リン上、
真空下、80℃で18時間加熱した。NMR分析は約
0.3%w/wのトルエンの存在を示した。 水分含量:0.08%(KF) 融点:約125℃
ン・塩酸塩・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・テトラヒドロフラン溶媒和
物 パロキセチン遊離塩基(10.26g)を乾燥テトラヒ
ドロフラン(35ml)に溶かし、乾燥テトラヒドロフ
ラン(15ml)に溶かした塩化水素気体(1.3g)
の溶液を激しく撹拌しながら加えた。短期間、該溶液が
透明性を保持する期間の経過後、速やかに結晶化が始ま
り、2、3分以内に該混合物は撹拌できなくなった。さ
らに半時間経過後、生成物を濾過により集め、五酸化リ
ン含有の真空デシケーター中、外界温度で乾燥させた。 生成物重量:12.31g。テトラヒドロフラン含量
(NMR推定):11.4%w/w。赤外線スペクトル
は667cm-1で特徴的な溶媒和物バンドを示した。
ブンに入れ、週末にわたって乾燥させた。得られた生成
物のNMR分析は1.3%w/wのテトラヒドロフラン
の存在を示した。 ii)パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A) 11.4%テトラヒドロフラン含有のテトラヒドロフラ
ン溶媒和物の試料(5.0g)を水(20ml)中にて
10分間撹拌し、濾過し、真空オーブン中、50℃で乾
燥させた。生成物重量:3.79g。NMR分析は約0.
02%w/wのテトラヒドロフランの存在を示した。赤
外線スペクトルはパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形
態A)のスペクトルに対応し、665cm-1で特徴的な
バンドを示した。
チン・塩酸塩・無水和物(形態A) パロキセチン・塩酸塩・プロパン−2−オール溶媒和物
(70mg、11.6%プロパン−2−オール含有)
(実施例2または3)を、二酸化炭素流(3ml/分、
55℃および2500psi)で処理した。30分後、
プロパン−2−オール含量は5.2%に減少し、合計で
120分の経過後、さらに0.4%に減少した。つい
で、75℃に昇温し、30分後、プロパン−2−オール
含量が0.13%であることが判明した。75℃でさら
に60分経過後、プロパン−2−オール含量は0.07
%であった。別の実験において、プロパン−2−オール
溶媒和物(70mg)を二酸化炭素(3ml/分、75
℃および2500psi)で抽出した。150分経過
後、プロパン−2−オール含量は0.19%であること
が判明した。該実験を、同一条件下、より多量の該溶媒
和物の試料(350mg)で繰り返し、150分経過
後、プロパン−2−オール含量が0.16%であること
が観察された。
塩・無水和物の結晶化パロキセチン・塩酸塩・無水和物
(形態C)(7.0g)を無水2−ブタノン(40m
l)中煮沸温度まで加熱し、該溶液を40℃に冷却し
た。形態Cの種を加え、撹拌混合物を室温にまで冷却し
た。生成物を濾過により収集し、無水2−ブタノン(2
0ml)で洗浄し、オーブン中、真空下で乾燥させた。 乾燥生成物の重量:5.95g 融点:162−163℃ 赤外線スペクトル(ヌジョール)はパロキセチン・塩酸
塩・無水和物(形態C)と一致した。
結晶化 パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態C)(20.0
g)を沸騰トルエン(200ml)に溶かし、約50m
lの該溶液を各4個の円錐形フラスコに加えた。各フラ
スコを再び沸騰するまで加熱し、種を取り出すために、
トルエンの蒸気を還流して流出させた。フラスコ1を直
ちに磨りガラス製ストッパーで密封し、放冷した。以下
に示す種結晶を加える前に、残りのフラスコをホイルで
密封し、ある程度冷却した:フラスコ2をパロキセチン
・塩酸塩・トルエン溶媒和物で接種した。フラスコ3を
パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態B)で接種し
た。フラスコ4をパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形
態C)で接種した。
コを磨りガラス製ストッパーで密封し、緩やかに2、3
秒間撹拌し、ついで放冷した。フラスコ2は非常に速や
かに結晶化するのが観察され、一方、フラスコ3および
4では、結晶化はよりゆっくりと起こった。この時点
で、フラスコ1は完全に透明なままであり、4つのフラ
スコすべてを室温で一夜放置した。翌朝、フラスコ1は
わずかな結晶を含有するにすぎないが、フラスコ2、3
および4は広範囲にわたって結晶化していた。フラスコ
1は数時間緩やかに撹拌し、その間に大部分のパロキセ
チン・塩酸塩が結晶化した。
(形態C)と一致 融点: 161−162℃ フラスコ2(トルエン溶媒和物を接種) 生成物重量: 3.80g 外観: 長細針状晶 赤外線スペクトル:パロキセチン・塩酸塩・トルエン溶
媒和物と一致 溶媒含量: 11%w/wトルエン(NMR) 融点: 最初、約70℃で融解し、つづいて
再び固化し、さらに161〜162℃で融解する
(形態B)と一致 溶媒含量: 0.8%w/wトルエン(NMR) 融点: 138〜140℃ フラスコ4(無水和物(形態C)を接種) 生成物重量: 4.93g 外観: 針状晶 赤外線スペクトル:パロキセチン・塩酸塩・無水和物
(形態C)と一致 溶媒含量: 0.8%w/wトルエン(NMR) 融点: 161〜162℃
ロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A) 2.6%プロパン−2−オール含有の真空オーブン乾燥
したパロキセチン・塩酸塩・プロパン−2−オール溶媒
和物(1g)をガラス管に入れた。該管を50℃に設定
した水浴中に浸漬し、40℃の温度で水蒸気で飽和させ
た窒素気体を該試料中に通気した。10時間後、少量の
試料をNMRにより分析するために取り出し、そのNM
Rはプロパン−2−オールのレベルが2.0%まで落ち
たことを示した。該管を取り巻く浴の温度を80℃に
し、温度が70℃まで上昇し、その温度で該試料に通す
気体が飽和した。10時間後、管の内容物を再び摂取
し、NMRにより分析した。該NMRはプロパン−2−
オールのレベルがさらに1.0%に落ちたことを示し
た。
・無水和物(形態A) i)パロキセチン・塩酸塩・アセトン溶媒和物の製造 パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態C)(プリズム
晶)(5.0g)のアセトン(75ml)中懸濁液を沸
騰するまで加熱し、多量の細針状晶を得た。フラスコを
密封し、室温で一夜放置した。ロータリーエバポレータ
ーを用いて低温で溶媒を除去し、ヘキサン(100m
l)と置換した。溶媒を再び低温で除去し、結晶性残渣
としてアセトン溶媒和物を得た。NMRにより分析は、
アセトン(12.2重量%)の存在を示し、IRスペク
トル(ヌジョール)は667および1714cm-1で特
徴的なバンドを示した。
・塩酸塩・無水和物(形態A)の製造 パロキセチン・塩酸塩(形態C)(5.3g)を前記し
たと同様の操作によりアセトン溶媒和物に変えた。水
(50ml)を加え、得られた懸濁液を10分間緩やか
に振盪した。白色固体を濾過で集め、十分にドレイン
し、真空オーブン中、50℃で乾燥させた。収量4.6
0g。アセトン含量(NMR)0.1重量%。IRスペ
クトル(ヌジョール)はパロキセチン・塩酸塩・無水和
物(形態A)の標品試料のスペクトルと適合した。
をディーン・アンド・スターク装置にて水をこれ以上集
めることができなくなるまで還流することにより、パロ
キセチン・塩酸塩のトルエン中無水溶液を製造した。該
溶液を冷却し、パロキセチン・塩酸塩・トルエン溶媒和
物を接種した。生成物を濾過により集め、トルエンで洗
浄し、真空オーブン中、50℃で乾燥させた。NMR分
析は18重量%のトルエンの存在を示した。スペクトラ
−テック・IR−プラン・マイクロスコープ(Spectra-
Tech IR-Plan microscope)に接合したパーキン−エル
マー1720X FT−IRスペクトロメーター(Perki
n-Elmer 1720X FT-IR spectrometer)を用いて22℃で
記録した、赤外線スペクトルを図10Aおよび図10B
に示す。
態D)の製造 少量のパロキセチン・塩酸塩・トルエン溶媒和物の試料
(トルエン含量18%w/w)を80℃で加熱し、得ら
れたパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態D)をスペ
クトラ−テック・IR−プラン・マイクロスコープに接
合したパーキン−エルマー1720X FT−IRスペ
クトロメーターを用いるIR分光測定法により試験し
た。得られた赤外線スペクトルを図11Aおよび図11
Bに示す。
IRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
X線回折図である。
X線回折図である。
X線回折図である。
の固体C13NMRスペクトルを示す図である。
の固体C13NMRスペクトルを示す図である。
の固体C13NMRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
IRスペクトルを示す図である。
のIRスペクトルを示す図である。
のIRスペクトルを示す図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 実質的に結合した有機溶媒のないパロキ
セチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項2】 実質的に結合したプロパン−2−オール
のないパロキセチン・塩酸塩・無水和物(ただし、形態
Z以外である)。 - 【請求項3】 実施例1に記載の物質と同様の純度にて
得られた場合、約123−125℃の融点を有し、約5
13、538、571、592、613、665、72
2、761、783、806、818、839、88
8、906、924、947、966、982、100
6、1034、1068、1091、1134、119
4、1221、1248、1286、1340、138
7、1493、1513、1562、1604、340
2、3631cm-1で顕著なIRバンド(図1および
2)を有し、DSC発熱試験(10℃/分で測定)が、
オープンパンを用いて約126℃で最大を示し、クロー
ズドパンを用いて約121℃で最大を示し、さらに6.
6、8.0、11.2、13.1°2θで特徴的なピーク
を有する図7に図示されるX線回折図と実質的に同様な
X線回折図、および154.3、149.3、141.
6、138.5ppmで特徴的なピークを有する図10
に図示されるNMRスペクトルと実質的に同様な固体ス
ペクトルを有することにより特徴付けられる、形態Aの
請求項1記載のパロキセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項4】 実施例7に記載の物質と同様の純度にて
得られた場合、約138℃の融点を有し、約538、5
74、614、675、722、762、782、81
5、833、884、925、938、970、98
6、1006、1039、1069、1094、111
4、1142、1182、1230、1274、130
4、1488、1510、1574、1604、163
1cm-1で顕著なIRバンド(図3および4)を有し、
DSC発熱試験(10℃/分で測定)が、オープンおよ
びクローズドパンの両方にて約137℃の最大値を示
し、さらに5.7、11.3、12.4、14.3°2θで
特徴的なピークを有する図8に図示されるX線回折図と
実質的に同様なX線回折図、および154.6、148.
3、150.1、141.7、142.7、139.0pp
mで特徴的なピークを有する図11に図示されるNMR
スペクトルと実質的に同様な固体スペクトルを有するこ
とにより特徴付けられる、形態Bの請求項1記載のパロ
キセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項5】 実施例8に記載の物質と同様の純度にて
得られた場合、約164℃の融点を有し、約540、5
74、615、674、720、760、779、80
2、829、840、886、935、965、98
4、1007、1034、1092、1109、113
9、1183、1218、1240、1263、128
0、1507、1540、1558、1598、165
2cm-1で顕著なIRバンド(図5および6)を有し、
DSC発熱試験(10℃/分で測定)が、オープンおよ
びクローズドパンの両方にて約161℃の最大値を示
し、さらに10.1、12.1、13.1、14.3°2θ
で特徴的なピークを有する図9に図示されるX線回折図
と実質的に同様なX線回折図、および154.0、14
8.5、143.4、140.4ppmで特徴的なピーク
を有する図10のNMRスペクトルと実質的に同様な固
体スペクトルを有することにより特徴付けられる、形態
Cの請求項1記載のパロキセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項6】 実施例14に記載の物質と同様の純度に
て得られた場合、約125℃の融点を有する半結晶性固
体として存在するD形態のパロキセチン・塩酸塩・無水
和物であって、該形態Dが本明細書に記載する方法を用
いてトルエン先駆体溶媒和物から製造した場合と実質的
に同様な物理的特性を有し、該トルエン先駆体溶媒和物
が約1631、1603、1555、1513、150
3、1489、1340、1275、1240、122
1、1185、1168、1140、1113、110
1、1076、1037、1007、986、968、
935、924、885、841、818、783、7
60、742、720、698、672、612、57
2、537および465cm-1で顕著なIRバンド、お
よび7.2、9.3、12.7および14.3°2θで特徴
的なX線回折ピークを有することを特徴とする、請求項
1記載のパロキセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項7】 針状晶の形態である請求項3記載のパロ
キセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項8】 針状晶の形態である請求項4記載のパロ
キセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項9】 針状晶またはプリズム晶の形態である請
求項5記載のパロキセチン・塩酸塩・無水和物。 - 【請求項10】 実質的に結合したピリジンのない結晶
性パロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)、実質的
に結合した酢酸のないパロキセチン・塩酸塩・無水和物
(形態A)、実質的に結合したアセトニトリルのないパ
ロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)、パロキセチ
ン・塩酸塩・無水和物(形態B)、パロキセチン・塩酸
塩・無水和物(形態C)、実質的に結合したアセトンの
ないパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)、実質
的に結合したエタノールのないパロキセチン・塩酸塩・
無水和物(形態A)、実質的に結合したクロロホルムの
ないパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A),パロ
キセチン・塩酸塩・無水和物(形態C)、実質的に結合
したプロパン−1−オールのないパロキセチン・塩酸塩
・無水和物(形態A)、パロキセチン・塩酸塩・無水和
物(形態D)、および実質的に結合したテトラヒドロフ
ランのないパロキセチン・塩酸塩・無水和物(形態A)
からなる群より選択される請求項1または2記載のいず
れか1つの化合物。 - 【請求項11】 実質的にプロパン−2−オールのない
パロキセチン・塩酸塩・無水和物の製法であって、パロ
キセチン・塩酸塩を、 i)パロキセチン・塩酸塩との溶媒和物を形成し、通常
の乾燥手段により除去されない有機溶媒または有機溶媒
の混合物;またはii)パロキセチン・塩酸塩と溶媒和
物を形成するかまたは形成しないが、通常の真空オーブ
ン乾燥により除去できる有機溶媒または有機溶媒の混合
物のいずれかにて結晶化させ、その後、i)の場合、置
換剤を用いて溶媒和した溶媒または混合溶媒を置換し、
ii)の場合、溶媒を除去することからなる製法。 - 【請求項12】 置換剤を用いてパロキセチン・塩酸塩
・溶媒和物から溶媒和した溶媒または混合溶媒を置換す
ることからなる、請求項1に記載の実質的に結合した有
機溶媒のないパロキセチン・塩酸塩・無水和物の製法。 - 【請求項13】 請求項1に記載の化合物と、医薬上許
容される担体とを含有してなる、アルコール症、不安
症、鬱病、脅迫障害、パニック障害、慢性痛、肥満症、
老年痴呆症、片頭痛、大食、食欲不振、社会恐怖症、月
経前緊張症候群、青年期性鬱病、トリコチロマニー、気
分変調および物質乱用からなる群より選択される障害を
治療および/または予防するための医薬組成物。
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