JP2868393B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
を通って目的地への誘導案内を行うナビゲーション装置
に係り、特にルート上の道路や分岐点、目的地周辺のル
ートや案内終了位置などのルート上の詳細図をルート情
報画面からアクセスできるようにしたナビゲーション装
置に関する。
目的地へ、安心して車で訪れることができるようにルー
ト案内を行うものであり、近年、ナビゲーションの精
度、操作性、視認性などの性能、機能向上のための技術
開発が盛んに行われており、様々な方式のものが提案さ
れている。このナビゲーション装置はルート設定時に使
用する目的地設定画面、探索されたルートを表示するル
ート探索画面、探索されたルート情報を表示するルート
情報画面、誘導案内時に自動的または運転者の要求に応
じて開かれるルート案内画面を備えている。案内開始後
の表示画面としては、少なくともルート設定された複数
区間からなる全ルートの内で現在走行している区間を含
む数区間の広域を案内する区間図、および交差点におけ
る案内を行うための交差点図などをもっている。
に曲がるべき交差点に関して残距離や名称、右左折等の
情報提供し、また走行途中でのルートが確認できるよう
に特徴物の教示等を行うもの、さらには表示だけでなく
音声による案内を行うもの等がある。このようなナビゲ
ーション装置において、ルートを設定するには出発地及
び目的地の入力をすることが必要であり、この入力によ
り出発地と目的地がきまると、出発地と目的地の周辺及
びその間の道路情報データからルート探索処理が行わ
れ、複数のルートの中から最適なるルートが設定され
る。ルート探索が終了すると、現在位置と目的地および
その間のルートを地図上に表示した全ルート図が開かれ
る。この全ルート図では、ルートの概要を把握してルー
ト案内を開始させる。
ーションシステムにおいて、同一出願人が既に出願した
特願平4−220111号に提案されているように、ル
ート探索完了後の全ルート表示がルート上の要所として
最初に使用する高速道路の入口名称と最後の出口名称だ
け表示させるもの、または特開平2−4285号に開示
されているように、ワンタッチスクロール及び地図縮尺
切替えを行って周辺地図を表示させるものなどがある。
ト案内方式では、ルートの概要として、ルート上の道路
や分岐点、あるいはルートの要点となる分岐点でのルー
ト方向やルート形状、または目的地周辺のルートや案内
終了位置などの詳細なルート情報を事前に知りたいと
き、あるいはルート案内の途中において現在地から先の
ルート情報を知りたいときは、ルート案内開始後の画面
から地図縮尺切替え操作やワンタッチスクロール操作に
よりルートをたどるようにして行われており、その操作
が容易でなく、時間がかかるという不具合があった。本
発明の目的は、ルート探索後のルート情報画面にてルー
ト上の分岐点やルートの要所あるいは要所周辺詳細図を
アクセスすることができるようにしたナビゲーション装
置を提供することにある。
め、請求項1の発明のナビゲーション装置は、地図デー
タと、少なくとも道路名称データと分岐点名称データを
記憶した記憶手段と、表示手段と、現在位置検出手段
と、目的地を入力する入力手段と、記憶手段に記憶され
ているデータを検索することにより検出した現在位置か
ら入力した目的地までのルート情報を探索するルート探
索手段と、該ルート探索手段によって決定されたルート
情報を記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段か
ら現在位置から目的地までのルート名称情報を検索し、
リスト処理する制御手段と、該制御手段によってリスト
処理された目的地までのルート名称情報をルート情報画
面として描画する第1描画手段と、ルート記憶手段に記
憶されたルート情報に基づいて目的地までの経路を案内
する経路案内図を描画する第2描画手段と、使用者のマ
ニュアル入力に応じて、該第1描画手段により描画され
たルート情報画面と第2描画手段により描画された経路
案内図を切り換えて表示するように表示手段を制御する
表示制御手段とを備えた構成にある。また請求項2の発
明のナビゲーション装置は、地図データと、少なくとも
道路名称データと分岐点名称データを記憶した記憶手段
と、表示手段と、現在位置検出手段と、目的地を入力す
る入力手段と、記憶手段に記憶されているデータを検索
することにより検出した現在位置から入力した目的地ま
でのルート情報を探索するルート探索手段と、該ルート
探索手段によって決定されたルート情報を記憶するルー
ト記憶手段と、該ルート記憶手段から現在位置から目的
地までのルート名称情報を検索し、リスト処理する制御
手段と、該制御手段によってリスト処理された目的地ま
でのルート名称情報をルート情報画面として描画する第
1描画手段と、記憶手段から地図データを検索し、検索
された地図データによって地図を表示手段に描画する第
2描画手段と、ルート情報画面又は地図画面を選択的に
表示するように表示手段を制御する表示制御手段と、使
用者が操作可能で、表示制御手段による選択を設定する
画面変更入力手段とを備えた構成にある。また講求項3
の発明は、請求項1又は2の発明において、ルート名称
情報は道路名称とした構成にある。また請求項4の発明
は、請求項1又は2の発明において、ルート名称情報を
少なくとも道路名称と分岐点名称とした構成にある。ま
た請求項5の発明のナビゲーション装置は、地図データ
と、少なくとも遺路名称データと分岐点名称データを記
憶した記憶手段と、表示手段と、現在位置検出手段と、
目的地を入力する入力手段と、記憶手段に記憶されてい
るデータを検索することにより検出した現在位置から入
力した目的地までのルート情報を探索するルート探索手
段と、該ルート探索手段によって決定されたルート情報
を記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段からル
ート名称情報を検索し、少なくとも道路名称と分岐点名
称を含むルート名称情報をリスト処理する制御手段と、
該制御手段によってリスト処理された情報を上記表示手
段にルート情報画面として描画する第1描画手段と、表
示手段にリスト表示されている複数の分岐点名称のうち
1つを選択する分岐点選択手段と、記憶手段から選択さ
れた分岐点の座標を検索し、選択された分岐点周辺の地
図を表示手段に描画する第2描画手段とを備えた構成に
ある。また請求項6の発明は、講求項5の発明におい
て、ルート情報画面又は地図画面を選択的に表示するよ
うに表示手段を制御する表示制御手段と、使用者が操作
可能で表示制御手段による選択を設定する画面変更入力
手段とを備えた構成にある。また請求項7の発明は、請
求項5の発明において、分岐点選択手段はルート情報画
面にリスト表示された複数の分岐点に対応して設けられ
た複数のスイッチ入力手段からなり、該スイッチ入力手
段の操作に応じて第2描画手段により分岐点周辺の地図
が描画されるようにした構成にある。また請求項8の発
明は、請求項5の発明において、第2描画手段によって
描画される地図は分岐点周辺だけでなく選択された分岐
点における車両の進行方向が指示されるようにした構成
にある。また請求項9の発明は、請求項5の発明におい
て、第2描画手段によって描画される地図は選択された
分岐点の拡大表示にした構成にある。また請求項10の
発明は、請求項5の発明において、第1描画手段はルー
ト名称情報の複数の表示レベルの1つを選択するための
ルート情報設定画面を含む構成にある。また請求項11
の発明は、請求項10の発明において、ルート情報設定
画面は道路属性に従って表示レベルを選択するようにし
た構成にある。また請求項12の発明は、請求項5の発
明において、第1描画手段はリスト表示されたルート名
称情報と分岐点間の距離をルート情報画面として描画す
るようにした構成にある。また請求項13の発明のナビ
ゲーション装置は、地図データと、少なくとも道路名称
データと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、表示
手段と、現在位置検出手段と、目的地を入力する入力手
段と、記憶手段に記憶されているデータを検索すること
により検出した現在位置から入力した目的地までのルー
ト情報を探索するルート探索手段と、該ルート探索手段
によって決定されたルート情報と現在位置検出手段によ
って検出された車両の現在位置を表示すると共に第1ス
イッチ入力手段を設けた第1表示画面を描画する第1描
画手段と、ルート探索手段によって決定されたルート情
報を記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段から
ルート名称情報を検索し、少なくとも道路名称と分岐点
名称を含むルート名称情報を現在位置から目的地まで順
々にリスト処理する制御手段と、第1スイッチ入力手段
からの信号に基づいて、少なくとも該リストの一部分を
表示し、表示されている分岐点の各々に対応して設けら
れた複数の第2スイッチ入力手段を持っ第2表示画面を
描画する第2描画手段と、該第2スイッチ入力手段のう
ち選択されたスイッチの信号に基づいて、分岐点周辺の
地図を描画する第3表示画面を描画する第3描画手段と
を備えた構成にある。また請求項14の発明は、請求項
13の発明において、第2表示画面はスクロールタッチ
スイッチが設けられ、現在位置から目的地までのリスト
をスクロールするスクロール手段を持った構成にある。
また請求項15の発明のナビゲーション装置は、地図デ
ータと、少なくとも遺路名称データと分岐点名称データ
を記憶した記憶手段と、表示手段と、現在位置検出手段
と、目的地を入力する入力手段と、記憶手段に記憶され
ているデータを検索することにより検出した現在位置か
ら入力した目的地までのルート情報を探索するルート探
索予段と、該ルート探索手段によって決定されたルート
情報を記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段か
らルート名称情報を検索し、少なくとも道路名称をリス
ト処理し、リスト処理された各道路の距離を記憶手段か
ら検索する制御手段と、該制御手段によってリスト処理
されたルート情報と各道路の距離及び現在位置をルート
情報画面に描画する描画手段とを備えた構成にある。ま
た請求項16の発明のナビゲーション装置は、地図デー
タと、少なくとも道路名称データと分岐点名称データを
記憶した記憶手段と、表示手段と、現在位置検出手段
と、目的地を入力する入力手段と、記憶手段に記憶され
ているデータを検索することにより検出した現在位置か
ら入力した目的地までのルート情報を探索するルート探
索手段と、該ルート探索手段によって決定されたルート
情報を記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段か
らルート名称情報を検索し、少なくとも道路名称と1つ
の分岐点を含むルート名称情報と各分岐点における車両
の進行方向をリスト処理する制御手段と、該制御手段に
よってリスト処理された情報と各分岐点における車両の
進行方向及び現在位置をルート情報画面に描画する描画
手段とを備えた構成にある。また請求項17の発明のナ
ビゲーション装置は、地図データと、少なくとも道路名
称データと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、表
示手段と、現在位置検出手段と、目的地を入力する入力
手段と、記憶手段に記憶されているデータを検索するこ
とにより検出した現在位置から入力した目的地までのル
ート情報を探索するルート探索手段と、該ルート探索手
段によって決定されたルート情報を記憶するルート記憶
手段と、該ルート記憶手段に記憶されたルート情報の道
路番号から道路名称を検索し、道路名称が存在するとき
にはルート名称情報のリスト項目として道路名称をリス
ト処理し、道路名称が存在しないときには道路番号の道
路属性を検索し、その道路属性をルート名称情報のリス
ト項目の1つとしてリスト処理する制御手段と、該制御
手段によってリスト処理されたルート名称情報を表示手
段に描画する描画手段とを備えた構成にある。また請求
項18の発明のナビゲーション装置は、地図データと、
少なくとも道路名称データと分岐点名称データを記憶し
た記憶手段と、表示手段と、現在位置検出手段と、目的
地を入力する入力手段と、記憶手段に記憶されているデ
ータを検索することにより検出した現在位置から入力し
た目的地までのルート情報を探索するルート探索手段
と、該ルート探索手段によって決定されたルート情報を
記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段からルー
ト名称情報を検索し、少なくとも道路名称と分岐点の住
所を含むルート名称惜報をリスト処理する制御手段と、
該制御手段によりリスト処理された情報を表示手段に描
画する描画手段とを備えた構成にある。また請求項19
の発明のナビゲーション装置は、地図データと、少なく
とも道路名称データと分岐点名称データを記憶した記憶
手段と、表示手段と、現在位置検出手段と、目的地を入
力する入力手段と、記憶手段に記憶されているデータを
検索することにより検出した現在位置から入力した目的
地までのルート情報を道路番号と分岐点が連なった形で
探索するルート探索手段と、該ルート探索手段によって
決定されたルート情報を記憶するルート記憶手段と、連
なった各分岐点の名称を得るためルート名称情報を順々
に検索し、分岐点名称が存在するときにはルート名称情
報のリスト項目として分岐点名称をリスト処理し、分岐
点名称が存在しないときにはルート名称情報のリスト項
目として分岐点の住所をリスト処理し、リスト処理され
た分岐点に沿って決定されたルートの道路名称をリスト
処理する制御手段と、該制御手段によりリスト処理され
たルート名称情報を表示手段に描画する描画手段とを備
えた構成にある。更に請求項20の発明のナビゲーショ
ン装置は、地図データと、少なくとも道路名称データと
分岐点名称データを記憶した記憶手段と、表示手段と、
現在位置検出手段と、目的地を入力する入力手段と、記
憶手段に記憶されているデータを検索することにより検
出した現在位置から入力した目的地までのルート情報を
探索するルート探索手段と、該ルート探索手段によって
決定されたルート情報を記憶するルート記憶手段と、該
ルート記憶手段に記憶されたルート情報から分岐点名称
を検索する制御手段と、該制御手段によって検索された
分岐点名称をルート情報画面として表示手段に描画する
第1描画手段と、ルート記憶手段に記憶されたルート情
報に基づいて目的地までの経路を案内する経路案内図を
描画する第2描画手段と、使用者のマニュアル入力に応
じて、該第1描画手段により描画されたルート情報画面
と第2描画手段により描画された経路案内図を切り換え
て表示するように上記表示手段を制御する表示制御手段
とを備えた構成にある。また請求項21の発明は、地図
データと、少なくとも道路名称データと分岐点名称デー
タを記憶した記憶手段と、表示手段と、現在位置検出手
段と、目的地を入力する入力手段と、記憶手段に記憶さ
れているデータを検索することにより検出した現在位置
から入力した目的地までのルート情報を探索するルート
探索手段と、該ルート探索手段によって決定されたルー
ト情報を記憶するルート記憶手段と、該ルート記憶手段
に記憶されたルート情報から分岐点を検索する制御手段
と、該制御手段によって検索された分岐点をルート情報
画面として表示手段に描画する第1描画手段と、表示手
段に表示された分岐点に対応して設けられたスイッチ入
力手段を有し、該スイッチ入力手段により分岐点を選択
する分岐点選択手段と、該分岐点選択手段によって選択
された当該分岐点周辺の地図を表示手段に描画する第2
描画手段とを備えた構成にある。また請求項22の発明
は、請求項21の発明において、第2描画手段によって
描画される地図は分岐点の拡大表示にした構成にある。
更に請求項23の発明は、請求項21の発明において、
第2描画手段によって描画される地図は分岐点周辺だけ
でなく分岐点における車両の進行方向が指示されるよう
にした構成にある。
ート探索手段によって決定され、記憶されたルート情報
から、制御手段が現在位置から目的地までのルート名称
情報を検索しリスト処理する。リスト処理された目的地
までのルート名称情報をルート情報画面として描画する
第1描画手段と、ルート探索手段により探索された目的
地までの経路を案内する経路案内図、例えば案内開始後
に表示される区間図画面や交差点図画面など使用者を目
的地まで誘導するのに必要な表示画面を描画する第2描
画手段を設け、使用者のマニュアル入力に応じて表示制
御手段はルート情報画面と経路案内図を切り換えて表示
する。請求項2の発明によると、ルート情報画面を描画
する第1描画手段と、例えば現在位置検出手段によって
検出された現在位置に基づいた現在位置マークや、ルー
ト探索手段によって探索されたルートが重ね合わせられ
た地図を描画する第2描画手段を設け、各描画手段を画
面変更入力手段の設定により選択する。表示制御手段は
設定された描画手段によりルート情報画面又は地図画面
を表示手段に描画し、ルート情報又は地図を表示する。
請求項5の発明によると、ルート情報画面を描画する第
1描画手段と分岐点周辺の地図を描画する第2描画手段
を設け、分岐点選択手段でルート情報画面にリスト表示
された分岐点名称のうち1つを選択することにより、分
岐点周辺の地図を表示する。請求項13の発明による
と、第1表示画面に表示された車両の現在位置からのル
ート情報を知りたいとき、第1表示画面の第1スイッチ
入力手段を操作することにより、制御手段がリスト処理
したルート名称情報を第2表示画面に表示する。この第
2表示画面に表示された分岐点の各々に対応した第2ス
イッチ入力手段で分岐点を選択すると、選択された分岐
点周辺の地図を第3表示画面に表示する。講求項15の
発明によると、制御手段により検索されたルート名称情
報から少なくとも道路名称をリスト処理し、このリスト
処理された各道路の距離を検索し、その結果をルート情
報と現在位置と共にルート情報画面に表示する。請求項
16の発明によると、制御手段により検索されたルート
名称情報から少なくとも道路名称と1つの分岐点を含む
ルート名称情報と各分岐点における車両の進行方向をリ
スト処理する。リスト処理された情報と各分岐点におけ
る車両の進行方向及び現在位置をルート情報画面に表示
する。請求項17の発明によると、制御手段によりルー
ト情報の道路番号から道路名称を検索し、道路名称が存
在するときにはルート名称情報のリスト項目として道路
名称をリスト処理する。また道路名称が存在しないとき
には道路番号の道路属性を検索し、その道路属性をルー
ト名称情報のリスト項目の1つとしてリスト処理する。
これらリスト処理されたルート名称情報を表示する。請
求項18の発明によると、制御手段により検索されたル
ート名称情報から少なくとも道路名称と分岐点の住所を
含むルート名称情報をリスト処理し、このリスト処理さ
れた情報を表示手段に表示する。請求項19の発明によ
ると、制御手段により連なった各分岐点の名称を得るた
めルート名称情報を順々に検索し、分岐点名称が存在す
るときにはルート名称情報のリスト項目として分岐点名
称をリスト処理する。また、分岐点名称が存在しないと
きにはルート名称情報のリスト項目として分岐点の住所
をリスト処理する。更にリスト処理された分岐点に沿っ
て決定されたルートの道路名称をリスト処理する。これ
らリスト処理されたルート名称情報を表示手段に表示す
る。請求項20の発明によると、ルート探索手段によっ
て決定され、記憶されたルート情報から、制御手段が分
岐点名称を検索する。検索された分岐点名称を含むルー
トをルート情報画面として描画する第1描画手段と、ル
ート探索手段により探索された目的地までの経路を案内
する経路案内図、例えば案内開始後に表示される区間図
画面や交差点図画面など使用者を目的地まで誘導するの
に必要な表示画面を描画する第2描画手段を設け、使用
者のマニュアル入力に応じて表示制御手段はルート情報
画面と経路案内図を切り換えて表示する。請求項21の
発明によると、ルート探索手段によって決定され、記憶
されたルート情報から、制御手段が検索した分岐点をル
ート情報画面として表示手段に表示する。使用者が表示
された分岐点をマニュアル入力により選択すると、表示
制御手段はルート情報画面と選択された分岐点周辺の地
図を切り換えて表示手段に表示する。本発明によれば、
概要としてルートがどの道路で構成されているか、どの
分岐点がルートの要所であるかがルート情報画面により
固有名称でわかる。またスイッチ操作により、要所とな
る分岐点の周辺詳細図が簡単に検索できる。更に分岐点
が交差点の場合、その交差点での車両の進行方向がわか
る。
する。図1は本発明のナビゲーション装置に於けるルー
ト情報表示機能を実現するためのハードウエア構成を示
す。図2は本発明のナビゲーション装置のシステム構成
の一例を示す。ナビゲーション装置は、ルート案内に関
する情報を入出力する入出力部1、自車両の現在位置に
関する情報を検出する現在位置検出装置2、ルートの算
出に必要なナビゲーション用データおよび誘導案内に必
要な表示案内データ等が記録されている外部情報記憶装
置3、ルート探索処理やルート案内に必要な表示案内処
理を実行すると共に、システム全体の制御を行う中央処
理装置4から構成されている。
者が必要な時に案内情報を音声および/または画面表示
したりできるように、ユーザの意志によりナビゲーショ
ン処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後のデ
ータや通信データなどをプリント出力したり、スピーカ
ーから音声出力したり、あるいはディスプレイに表示出
力したりする機能を備えている。その機能を実現するた
めの入力手段としては、目的地を住所、電話番号、座標
などにて入力したり、ルート案内をリクエストしたりす
るタッチスイッチ11がディスプレイ12に組み込まれ
て構成されている。また出力手段は入力データを画面表
示したり、運転者のリクエストまたは自動的にルート案
内を画面表示するディスプレイ12、中央処理装置4で
処理したデータや外部情報記憶装置3に格納されたデー
タをプリント出力するプリンタ13およびルート案内を
音声で出力するスピーカ16からなっている。
認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータ
を読み取るための記録カード読取り装置を付加すること
もできる。またナビゲーションに必要なデータを蓄積
し、ユーザの要求により通信回線を介して提供する情報
センターや予め地図データや目的地データなどのユーザ
の固有データが記憶されている電子手帳などの情報源と
の間でデータのやり取りを行うためのデータ通信装置を
付加することもできる。
ー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が
処理する地図データや案内デーータに基づく目的地設定
画面、ルート案内画面、区間図画面、交差点図画面など
ナビゲーションに必要なすべての画面をカラー表示出力
すると共に、本画面にルート案内の設定およびルート誘
導中の案内や画面の切替え操作を行うためのボタンが表
示される。ルート案内画面は、少なくとも全ルート地
図、ルート情報、周辺地図を表示する画面を備えてい
る。またディスプレイ12には機能ボタンの表示に対応
してタッチパネル11が設けられており、ボタンタッチ
により入力される信号に基づいて上記の操作が実行され
るように構成されている。このボタンやタッチパネル1
1は入力手段を構成するものであるが、ここではその詳
細な説明を省略する。
(GPS)を利用したGPS受信装置21、ビーコン受
信装置22、例えばセラルフォーンやFM多重信号を利
用したGPSの補正信号を受信するデータ送受信装置2
3、例えば車輪センサやステアリングセンサなどで構成
される舵角センサ24、例えば地磁気センサなどで構成
される方位センサ25、車輪の回転数から走行距離を検
出する距離センサ26からなっている。
ード、道路、分岐点、写真、目的地点、案内地点、詳細
目的地、道路名称、分岐点、表示案内、音声案内等のル
ート案内に必要なすべてのデータが記録されたデータベ
ースである。特に本発明を実施するために必要なルート
情報として、地図データファイルに関連させた道路名称
データファイルと分岐点名称データファイルが格納され
ている。
PU40、ルート探索などの処理を行うためのプログラ
ムやルート案内に必要な表示制御、音声案内に必要な音
声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデ
ータが格納された第IROM41、探索されたルート案
内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAM
42、ルート案内及び地図表示に必要な表示情報データ
が格納された第2ROM43、ディスプレイへの画面表
示に使用する画像データが記憶された画像メモリ44、
CPUからの表示制御信号に基づいて画像メモリから画
像データを取り出し、画像処理を施してディスプレイに
出力する画像プロセッサ45、CPUからの音声出力制
御信号に基づいて外部情報記憶装置3から読み出した音
声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成して
アナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセ
ッサ46、通信による入出力データのやり取りを行う通
信インタフェース47および現在位置検出部のセンサ信
号を取り込むための入力インタフェース48、内部ダイ
アグ情報に日付や時間を記入するための時計49から構
成されている。
表示、音声出力のいずれでも選択できるように構成され
ている。また本システムは、現在位置検出装置からの各
種のセンサ信号、GPSデータに基づいて推測位置を算
出し、この推測位置と地図上の道路およびGPSデータ
との相関により道路上の位置決定を行って、現在位置を
求める。さらに本システムは、現在地を目的地までの経
路に照らし、自車両の車線上の位置に対して予め定めら
れた案内点に接近しているか否かを判定する機能を備え
ている。すなわち、前記機能により、案内ルート上の交
差点の手前所定距離、交差点通過判定後などの自動音声
出力や通過交差点名などの交差点情報表示出力のタイミ
ングが判定される。この判定結果に基づいて画像プロセ
ッサおよび音声プロセッサに案内指令を行う。またリク
エスト信号が入力されると、音声プロセッサに対して現
在地の音声案内を指令する。
る。ルート情報に関するデータは地図データ、道路名称
データおよび分岐点名称データが用いられる。図3はル
ート情報に関するデータの内、道路名称データと分岐点
データのデータ構造を示す。道路名称データは道路番
号、道路名称および道路属性によって関係付けられてお
り、また分岐点名称データは進入道路、脱出道路および
分岐点名称によって関係付けられている。道路番号は本
ナビケーションシステムが利用できるように道路毎に付
けられた番号である。道路属性は、国道、県道、高速道
など地図上に表記されている道路区分である。進入道路
はルート上にある道路から道路への走行を変更する際
に、そこへ入る道路番号によって指示する。脱出道路
は、ルート上にある道路から道路への走行を変更する際
に、そこへ出る道路番号により指示する。分岐点名称は
進入道路と脱出道路との分岐点の名称で指示する。
しながら説明する。図4はルート表示機能によるルート
案内の具体例を示す。図5は前記具体例に於けるルート
上の道路番号、道路名称および分岐名称の関係を示す。
図6は処理後のルート情報として画面表示される一例を
示す。なお、図4に示すルート案内の具体例に於ける現
在地は○○会館、目的地は○○カントリークラブとす
る。図4において、現在地から目的地までのルートは1
0の道路を走行し、その間に9つの分岐点がある。これ
ら道路と分岐点は、図5に示すように、道路番号、道路
名称および分岐点名称によって関係付けられている。ル
ート情報図には、図6に示すように、現在地から目的地
までのルート上にある分岐点(○印表示)と分岐点間の
距離が表示され、このルートで使用する道路および分岐
点の名称をルート上に対応させて表示される。本例は、
図5に示すデータを基に表示したものである。
る。図7は探索されたルートを全ルート図画面に表示
し、この画面からのルート情報を取得するための画面遷
移を示す。全ルート図画面6には、広域の地図上に記さ
れた現在位置マーク61で示す車両現在地から目的地マ
ーク62で記された目的地点に至る走行ルート63が表
示された地図表示部60を備えており、入力手段として
表示された全ルートを変更、つまり再探索を指示するル
ート変更ボタン64、ルート上の案内要所を知りたいと
きに指示するルート情報ボタン65、表示されたルート
でのナビゲーションを指示する案内開始ボタン66なと
の機能ボタンが設けられている。ここで、全ルート図画
面はルート探索手段によって決定されたルート情報と現
在位置検出手段によって検出された車両の現在位置を表
示する第1表示画面を、またルート情報ボタンは第1ス
イッチ入力手段を構成するものである。
ルート情報ボタン65を押すことによりオープンし、ル
ート上の道路名称や分岐点名称を現在地からリスト表示
する。ルート表示は、現在地マーク表示71から目的地
マーク表示の間に分岐点マーク表示72を入れ、これら
の間に平行線で表した道路表示73とその間の距離表示
74からなっている。このルート上の表示例として、図
7では現在地マークから次の分岐点マークまでの間の距
離が「0.1K」で、この分岐点から次の分岐点までの
距離が「0.3K」であることを案内している。
によりルート情報をスクロール表示させるルート情報表
示部70を備えている。スイッチ入力手段として、分岐
点周辺の地図のアクセスができるように、ルート上の要
所毎に対応して周辺地図ボタン76が設けられている。
この画面でリターンボタン77を押すと全ルート図画面
6に戻る。ここで、ルート情報画面7はルート情報ボタ
ンの操作による信号に基づいて、少なくともルート名称
情報をリスト処理したリストの一部分を表示する第2表
示画面を構成する。また複数の周辺地図ボタン76はリ
スト表示された複数の分岐点名称のうち1つを選択する
ための分岐点選択手段を構成し、具体的には表示されて
いる分岐点(トヨタ町,トヨタ町南等)の各々に対応し
て設けられた複数のスイッチ入力手段からなっている。
ルート情報画面7の周辺地図ボタン76を押すと詳細図
による周辺地図の画面8がオープンする。この地図画面
8には現在地を含む広域地図を表示するための広域ボタ
ン82,ルート情報画面7に戻るリターンボタン83が
設けられている。ここで、周辺地図画面はルート情報画
面の周辺地図ボタンのうち選択されたボタン操作による
信号に基づいて、分岐点周辺の地図を描画する第3表示
画面を構成する。またリターンボタン83はルート情報
画面8を選択的に表示するための画面変更入力手段を構
成する。
がルート上にある場合とない場合とで変える。本例で
は、現在地がルート上にある場合、図7に示すように、
現在地から分岐点、分岐点間、分岐点から目的地を結ぶ
道路を実線で描画される。また現在地がルート上にない
場合は、図8に示すように、分岐点間の道路表示73が
破線で描画される。
図9はルート上の分岐点マーク72内にその分岐点での
進行方向を表示したものである。図において、分岐点が
交差点となるトヨタ町では左折、またトヨタ町南では右
折をそれぞれ案内している。図10は道路等のルート情
報表示部70に表示された高速分岐点に、どの方面に進
入するかの方面表示78を行うものである。例えば、図
示のように豊田I.C.で京都方面に進路を取る場合、
「豊田I.C.(京都方面)」が表示案内される。
せているが、図11に示すように目的地から表示させた
り、あるいは他の地点から表示させるようにしても良
い。
にしたが、例えば図6の例で説明すると、国道248号
線、東名高速道路、中央自動車道など国道以上のみを表
示し、県道等一般道の場合は図18に示すように属性を
表示したり、または図24に示すように属性を表示しな
いするようにしても良い。またルート情報画面に表示さ
れたリストの道路を検索し易くするため、例えば高速を
青、国道を赤など道路種別によって色分けすることもで
きる。さらに分岐点間の距離を表示するようにしたが、
距離表示のないものであっても構わない。
ルート情報画面7で押したルート上の要所の周辺地図を
表示する周辺地図表示部81を備えており、この表示部
のほぼ中央に交差点を位置させ、南北の反転のみの区間
図で描画される。この画面にてルートの要点となる分岐
点のルート方向やルート形状などその詳細を正確に知る
ことができる。また画面中央には交差点を囲うようにし
て目的地設定用カーソルが設けられており、このカーソ
ルの一部を触れることにより、その方向にカーソルの全
体を移動させることができる。そして、周辺地図画面に
は選択されたルート上の要所を広い地域で見たいときの
ために、広域ボタン82が設けられている。またリター
ンボタン83を押すと前画面であるルート情報画面7に
戻る。
転のみであるが、図13に示すように、進行方向が常に
上になるように表示する、いわゆるヘッディングアップ
表示によって構成することもできる。また周辺地図とし
て、例えば、図14に示す交差点図を表示するようにし
ても良い。周辺地図や交差点図は、ルート案内中に表示
させる図と区別するため、異なる色の縁取り、例えば図
14に示す交差点図に黒の縁取りを行うことにより、容
易に識別することができる。
る。図15は現在車両がいる地点「現在地」から最終地
点「目的地」までの表示処理の流れを示す。ルート探索
によりルート上の全ての道路番号列の処理が終了してい
ると、まず「現在地」と表示した後(S1)、道路番号
列の全てについて処理が終了しているかを判断し(S
2)、終了していれば「目的地」と表示する(S3)。
一方道路番号列の処理が終了していないときは道路番号
列の1つの道路に対する処理が行われる(S4)。図1
6は道路番号列中の1つの道路に対する表示処理の流れ
を示す。まず道路番号に対する道路名称を道路名称デー
タ(図3参照)から検索する(S10)。その道路名称
があるか否かを判断し(S11)、道路名称があれば道
路名称を表示する(S12)。また道路名称がない場合
は道路属性を表示する(S13)。この表示処理が終了
すると道路番号と次の道路番号の組み合わせで交差点名
称データを検索する(S14)。その結果に基づいて交
差点名称データがあるか否かを判断し(S15)、交差
点名称があれば交差点名称を表示する(S16)。また
交差点名称がないときは分岐点における住所を表示する
(S17)。これらの一連の表示処理が終了すると図1
5のステップ2に戻る。
他の実施例を図17により説明する。図18は国道以上
の道路名称を表示し、県道等一般道の場合は属性を表示
するようにした具体例を示す。まず道路番号に対する道
路名称を道路名称データ(図3参照)から検索する(S
20)。その道路名称が国道又は高速であるかを判断し
(S21)、国道又は高速であれば固有道路名称を表示
する(S22)。またいずれでもない場合は次の道路名
称を道路名称データから検索し(S23)、当該道路名
称が国道又は高速であるかを判断する(S24)。国道
又は高速の場合は道路属性を表示し(S25)、それ以
外の道路では図15のステップS2に戻る。
路名称および道路属性の表示処理が終了すると、道路番
号と次の道路番号の組み合わせで分岐点名称データを検
索する(S26)。次いで固有分岐点名称の有無を判断
し(S27)、名称があればその分岐点名称を表示する
(S28)。一方分岐点名称がないときは「分岐点」と
表示する(S29)。この分岐点表示に替えて、住所表
示もできる。これらの一連の表示処理が終了すると図1
5のステップ2に戻る。
する。図19は現在車両がいる地点「現在地」から最終
地点「目的地」までの表示処理の流れを示す。ルート探
索によりルート上の全ての道路番号列の処理が終了して
いると、まず「現在地」と表示した後(S30)、道路
番号列の全てについて、道路名称や道路属性などの表示
処理を行ったかを判断し(S31)、終了していれば
「目的地」と表示する(S32)。一方道路番号列の処
理が終了していないときは道路番号列の1つの道路に対
する処理が行われる(S33)。
る表示処理の流れを示す。まず道路番号に対する道路名
称を道路名称データ(図3参照)から検索する(S3
4)。その道路名称があるか否かを判断し(S35)、
道路名称があれば道路名称を表示する(S36)。道路
名称がないときは次の道路番号の処理に移る。すなわ
ち、道路属性の表示(S37)を行わないで、ステップ
S31にリターンする。この場合の具体例を図21に示
す。
の有無を判断するのに代えて、国道または高速であるか
を判断し、国道または高速の場合は道路名称を表示し、
一般道などの場合には道路属性を表示する。この場合の
具体例を図22に示す。また道路名称がない場合は道路
属性を表示する(S37)。この表示処理が終了すると
道路番号と次の道路番号の組み合わせで交差点名称デー
タを検索する(S14)。その結果に基づいて、交差点
名称データがあるか否かを判断し(S15)、交差点名
称があれば交差点名称を表示する(S16)。また交差
点名称がないときは分岐点における住所を表示する(S
17)。これらの一連の表示処理が終了すると図15の
ステップ2に戻る。
他の実施例を図23により説明する。図24は国道以上
の道路名称のみを表示するようにした具体例を示す。ま
ず道路番号に対する道路名称を道路名称データ(図3参
照)から検索する(S40)。その道路名称が国道又は
高速であるかを判断し(S41)、国道又は高速であれ
ば道路名称を表示する(S43)。またいずれでもない
場合は当該分岐点間の道路欄を空白にし(S44)、次
の道路名称を道路名称データから検索し(S45)、当
該道路名称が国道又は高速であるかを判断する(S4
6)。国道または高速道路以外の道路では、当該分岐点
の名称欄を空白にし(S47)、図15のステップS2
に戻る。国道又は高速道路の場合、あるいはステップ4
3の道路名称を表示した後に、道路番号と次の道路番号
の組み合わせで交差点名称データを検索する(S4
8)。この結果から交差点名称データの有無を判断し
(S49)、交差点名称データがあるときは分岐点名称
を表示し(S50)、一方無いときは分岐点における住
所を表示する(S51)。
つシステムについて説明する。図25は探索されたルー
トを全ルート図画面に表示し、この画面からのルート情
報の表示レベルを選択するための画面遷移を示す。本実
施例はルート情報を国道以上、県道属性および県道名称
のいずれかで表示させるためのルート情報設定画面を備
えていることを特徴とするものである。なお、全ルート
画面表示、ルート情報画面表示については図7に示すも
のと同じなので、ここではルート情報設定画面について
のみ説明し、その他については適宜省略する。
5を押すと、ルート情報の表示レベルを選択するための
ルート情報設定画面9がオープンする。ルート情報設定
画面9には、ルート情報をどのレベルでリスト表示させ
るかの選択を指示するメッセージ「表示レベルの選択が
できます」が表示される。本例では、図6に示すように
全ての道路名称を表示させるか、図18に示すように県
道の属性も含めて表示させるか、あるいは図24に示す
ように国道以上を表示させるかを指示する表示レベル選
択ボタンが設けられている。すなわち、表示レベル選択
ボタンは図6のリスト表示させる県道名称ボタン91、
図18のリスト表示させる県道属性ボタン92、および
図24のリスト表示させる国道以上ボタン93からなっ
ている。国道以上ボタン93を押すと、例えば図示の如
く現在地から分岐点「トヨタ町」までの道路は国道以上
の道路でないので、空白になっており、次の「トヨタ
町」から「トヨタ南町」までの道路は国道なので、その
道路名称「国道248号線」が表示される。
を備えたルート情報の表示処理の流れを示す。図26の
処理において、ルート情報を画面表示させる操作とし
て、例えば全ルート図画面にてルート情報ボタンを押す
ことにより発せられる画面操作信号によりルート情報設
定画面の表示が行われる(S60)。このルート情報設
定画面からの表示レベルの選択信号の入力を待つ(S6
1)。選択信号が入力されるとその表示レベルを解析し
(S62)、県道名称での表示であれば表示レベルに県
道名称を登録する(S63)、また県道属性での表示で
あれば表示レベルに県道属性を登録する(S64)、さ
らに国道以上での表示であれば表示レベルに国道以上を
登録する(S65)。
択すると、図27に示す処理が行われる。すなわち、ル
ート情報画面の背景部分の表示が行われる(S66)。
その後、「現在地」と表示した後(S67)、道路番号
列の全てについて処理が終了しているかを判断し(S6
8)、終了していれば「目的地」と表示する(S6
9)。一方道路番号列の処理が終了していないときは道
路番号列の1つの道路に対する処理が行われる(S7
0)。
対する処理ルーチンが起動すると、まず道路番号に対す
る道路名称を道路名称データから検索する(S71)。
その道路名称があるか否かを判断し(S72)、道路名
称があれば道路属性が国道以上であるか否かを判断する
(S73)。また道路名称がない場合はステップ79以
降の処理に移る。道路名称があって、国道以上の道路の
場合は、道路名称を表示した後に(S74)、道路番号
と次の道路番号の組み合わせで分岐点名称データを検索
する(S84)。道路名称が国道以上でない場合は、選
択された表示レベルを判定する(S75)。その結果、
道路名称が選択されているときは道路名を表示し(S7
6)、道路属性が選択されているときは道路属性を表示
し(S77)、あるいは国道以上が選択されているとき
は空欄にする(S78)。その後、道路番号と次の道路
番号の組み合わせで分岐点名称データを検索する(S8
4)。
無い場合には道路属性が国道以上であるか否かを判断す
る(S79)。当該道路が国道以上であればその道路属
性を表示する(S80)。また道路属性が国道以上でな
いときは表示レベルを判定し(S81)、道路名称また
は道路属性の表示を選択されているときは道路属性を表
示する(S82)。一方国道以上の表示を選択されてい
るときは空欄にする(S83)。これらの表示処理を終
了すると、道路番号と次の道路番号の組み合わせで分岐
点名称データを検索する(S84)。その検索結果に基
づいて、分岐点名称データの有無を判断する(S8
5)。分岐点名称データがあればその分岐点名称を表示
し(S86)、また分岐点名称データがなければ分岐点
における住所を表示する(S87)。
面のみの表示によって行われているが、ルート情報画面
の内容を音声出力しても良い。またルート情報はスクロ
ールボタンによって画面上に表示させるマニュアル遷移
であるが、自動的に表示させる自動遷移でも良い。さら
に本実施例においては、ルート探索後、現在地から目的
地までの全ルートを表示すると共に、ルート情報ボタン
をその画面に出してルート情報を出力可能にしている
が、これに限定されるものではない。例えば、高速道路
等を走行中にサービスエリア等において運転者がそこか
ら先のルート情報を知りたい場合等、ルート案内中に車
両が停止したことを判定してルート情報ボタンを出力す
るように制御することもできる。
報表示機能を実現するためのハードウエア構成を示す図
である。
構成の一例を示す図である。
一例を示す図である。
る。
る。
遷移図である。
て、現在地がルート上にない場合の表示例を示す図であ
る。
て、ルート上の分岐点マーク内に進行方向の文字を入れ
た表示例を示す図である。
して、高速分岐点にどの方面に進入するかの方面を入れ
た表示例を示す図である。
して、目的地から表示した例を示す図である。
する周辺図画面を表示例を示す図である。
する周辺図画面の表示形態として、進行方向が常に上に
なるようにした例を示す図である。
て、交差点図を表示する例を示す図である。
すフローチャートである。
の道路に対する処理を示すフローチャートである。
理の示すフローチャートである。
す図である。
る地点「現在地」から最終地点「目的地」までの表示処
理の流れを示すフローチャートである。
1つの道路に対する表示処理の流れを示すフローチャー
トである。
示す図である。
道などの場合は道路属性を表示する例を示す図である。
した場合の道路番号列中の1つの道路に対する処理を示
すフローチャートである。
ステムが備えるルート情報設定画面の構成例と画面遷移
を示す図である。
表示処理の流れを示すフローチャートである。
る処理を示すフローチャートである。
憶装置、4…データ通信部、5…中央処理装置、6…全
ルート図画面、7…ルート情報画面、8…周辺地図画
面、9…ルート情報設定画面
Claims (23)
- 【請求項1】 地図データと、少なくとも道路名称デー
タと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段から現在位置から目的地までのルート
名称情報を検索し、リスト処理する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理された目的地までのルー
ト名称情報をルート情報画面として描画する第1描画手
段と、前記ルート記憶手段に記憶されたルート情報に基づいて
目的地までの経路を案内する経路案内図を描画する第2
描画手段と、 使用者のマニュアル入力に応じて、該第1描画手段によ
り描画されたルート情報画面と第2描画手段により描画
された経路案内図を切り換えて表示するように前記表示
手段を制御する表示制御手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】 地図データと、少なくとも道路名称デー
タと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段から現在位置から目的地までのルート
名称情報を検索し、リスト処理する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理された目的地までのルー
ト名称情報をルート情報画面として描画する第1描画手
段と、 前記記憶手段から地図データを検索し、検索された地図
データによって地図を表示手段に描画する第2描画手段
と、 ルート情報画面又は地図画面を選択的に表示するように
表示手段を制御する表示制御手段と、 使用者が操作可能で、表示制御手段による選択を設定す
る画面変更入力手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項3】 上記ルート名称情報は道路名称であるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装
置。 - 【請求項4】 上記ルート名称情報は少なくとも道路名
称と分岐点名称であることを特徴とする請求項1又は2
記載のナビゲーション装置。 - 【請求項5】 地図データと、少なくとも道路名称デー
タと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段からルート名称情報を検索し、少なく
とも道路名称と分岐点名称を含むルート名称情報をリス
ト処理する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理された情報を上記表示手
段にルート情報画面として描画する第1描画手段と、 上記表示手段にリスト表示されている複数の分岐点名称
のうち1つを選択する分岐点選択手段と、 上記記憶手段から選択された分岐点の座標を検索し、選
択された分岐点周辺の地図を表示手段に描画する第2描
画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項6】 上記ルート情報画面又は上記地図画面を
選択的に表示するように表示手段を制御する表示制御手
段と、使用者が操作可能で表示制御手段による選択を設
定する画面変更入力手段とを備えることを特徴とする請
求項5記載のナビゲーション装置。 - 【請求項7】 上記分岐点選択手段はルート情報画面に
リスト表示された複数の分岐点に対応して設けられた複
数のスイッチ入力手段からなり、該スイッチ入力手段の
操作に応じて第2描画手段により分岐点周辺の地図が描
画されることを特徴とする請求項5記載のナビゲーショ
ン装置。 - 【請求項8】 前記第2描画手段によって描画される地
図は分岐点周辺だけでなく選択された分岐点における車
両の進行方向が指示されることを特徴とする請求項5記
載のナビゲーション装置。 - 【請求項9】 前記第2描画手段によって描画される地
図は選択された分岐点の拡大表示であることを特徴とす
る請求項5記載のナビゲーション装置。 - 【請求項10】 前記第1描画手段は、ルート名称情報
の複数の表示レベルの1つを選択するためのルート情報
設定画面を含むことを特徴とする請求項5記載のナビゲ
ーション装置。 - 【請求項11】 上記ルート情報設定画面は道路属性に
従って表示レベルを選択することを特徴とする請求項1
0記載のナビゲーション装置。 - 【請求項12】 前記第1描画手段は、リスト表示され
たルート名称情報と分岐点間の距離をルート情報画面と
して描画することを特徴とする請求項5記載のナビゲー
ション装置。 - 【請求項13】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報と現在
位置検出手段によって検出された車両の現在位置を表示
すると共に第1スイッチ入力手段を設けた第1表示画面
を描画する第1描画手段と、 前記ルート探索手段によって決定されたルート情報を記
憶するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段からルート名称情報を検索し、少なく
とも道路名称と分岐点名称を含むルート名称情報を現在
位置から目的地まで順々にリスト処理する制御手段と、 前記第1スイッチ入力手段からの信号に基づいて、少な
くとも該リストの一部分を表示し、表示されている分岐
点の各々に対応して設けられた複数の第2スイッチ入力
手段を持つ第2表示画面を描画する第2描画手段と、 該第2スイッチ入力手段のうち選択されたスイッチの信
号に基づいて、分岐点周辺の地図を描画する第3表示画
面を描画する第3描画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項14】 上記第2表示画面はスクロールタッチ
スイッチが設けられ、現在位置から目的地までのリスト
をスクロールするスクロール手段を有すること特徴とす
る請求項13記載のナビゲーション装置。 - 【請求項15】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段からルート名称情報を検索し、少なく
とも道路名称をリスト処理し、リスト処理された各道路
の距離を記憶手段から検索する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理されたルート情報と各道
路の距離及び現在位置をルート情報画面に描画する描画
手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項16】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段からルート名称情報を検索し、少なく
とも道路名称と1つの分岐点を含むルート名称情報と各
分岐点における車両の進行方向をリスト処理する制御手
段と、 該制御手段によってリスト処理された情報と各分岐点に
おける車両の進行方向及び現在位置をルート情報画面に
描画する描画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項17】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段に記憶されたルート情報の道路番号か
ら道路名称を検索し、道路名称が存在するときにはルー
ト名称情報のリスト項目として道路名称をリスト処理
し、道路名称が存在しないときには道路番号の道路属性
を検索し、その道路属性をルート名称情報のリスト項目
の1つとしてリスト処理する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理されたルート名称情報を
表示手段に描画する描画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項18】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段からルート名称情報を検索し、少なく
とも道路名称と分岐点の住所を含むルート名称情報をリ
スト処理する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理された情報を表示手段に
描画する描画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項19】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を道路番号と分岐点が連なった形で探索するルート
探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 連なった各分岐点の名称を得るためルート名称情報を順
々に検索し、分岐点名称が存在するときにはルート名称
情報のリスト項目として分岐点名称をリスト処理し、分
岐点名称が存在しないときにはルート名称情報のリスト
項目として分岐点の住所をリスト処理し、リスト処理さ
れた分岐点に沿って決定されたルートの道路名称をリス
ト処理する制御手段と、 該制御手段によってリスト処理されたルート名称情報を
表示手段に描画する描画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項20】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称データを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入カ手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段に記憶されたルート情報から分岐点名
称を検索する制御手段と、 該制御手段によって検索された分岐点名称をルート情報
画面として表示手段に描画する第1描画手段と、前記ルート記憶手段に記憶されたルート情報に基づいて
目的地までの経路を案内する経路案内図を描画する第2
描画手段と、 使用者のマニュアル入力に応じて、該第1描画手段によ
り描画されたルート情報画面と第2描画手段により描画
された経路案内図を切り換えて表示するように上記表示
手段を制御する表示制御手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項21】 地図データと、少なくとも道路名称デ
ータと分岐点名称デ ータを記憶した記憶手段と、 表示手段と、 現在位置検出手段と、 目的地を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータを検索することに
より検出した現在位置から入力した目的地までのルート
情報を探索するルート探索手段と、 該ルート探索手段によって決定されたルート情報を記憶
するルート記憶手段と、 該ルート記憶手段に記憶されたルート情報から分岐点を
検索する制御手段と、 該制御手段によって検索された分岐点をルート情報画面
として表示手段に描画する第1描画手段と、 前記表示手段に表示された分岐点に対応して設けられた
スイッチ入力手段を有し、該スイッチ入力手段により分
岐点を選択する分岐点選択手段と、 該分岐点選択手段によって選択された当該分岐点周辺の
地図を表示手段に描画する第2描画手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項22】 前記第2描画手段によって描画される
地図は分岐点の拡大表示であることを特徴とする請求項
21記載のナビゲーション装置。 - 【請求項23】 前記第2描画手段によって描画される
地図は分岐点周辺だけでなく分岐点における車両の進行
方向が指示されることを特徴とする請求項21記載のナ
ビゲーション装置。
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