JP2022154327A - ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、および経路案内方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、および経路案内方法に関する。
特許文献1には、自車両が案内経路上において右折または左折を要する交差点へ接近するにつれ、表示する地図の縮尺を変更して現在位置と上記交差点とを含む地図を徐々に拡大表示するナビゲーション装置が記載されている。
ナビゲーション装置が表示する案内経路は、道路の接続状態に依存して、例えば、近接して存在する複数の交差点での右折や左折の繰り返しが発生し得る。このような、接近した複数の交差点を連続して曲がる経路の場合、運転者は、一の交差点の通過時点で次の交差点への経路の情報を得ておくことが必要となる。
しかしながら、上記従来のナビゲーション装置では、交差点への接近に伴って、自車両の現在位置と当該交差点とを含む地図が徐々に拡大して表示されるのみであり、表示された地図上には、次の交差点への経路情報が欠落してしまうこととなり得る。その結果、運転者は、次の交差点に向けた準備行動が遅れることとなり、自車両の走行に支障をきたし得る。
上記背景より、本発明の目的は、案内経路において曲がるべき複数の交差点が近接して存在する場合にも、スムーズな移動が可能となるようにユーザを効果的に支援することである。
本発明の一の態様は、目的地までの案内経路を地図上に表示するナビゲーション装置であって、第1表示装置に地図を表示して前記地図上に案内経路と現在位置とを表示する地図表示部と、前記第1表示装置に表示する前記地図の縮尺を決定する縮尺決定部と、を備え、前記縮尺決定部は、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、ナビゲーション装置である。
本発明の他の態様は、車両に備えられた前記ナビゲーション装置と、前記車両に備えられた前記第1表示装置と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーション装置は、現在位置から所定距離の範囲内を走行する、前記車両の先行車の情報を取得する先行車情報取得部を更に備え、前記縮尺決定部は、前記先行車が検知されている間は、前記縮尺を現在の値のまま維持する、ナビゲーションシステムである。
本発明の更に他の態様は、コンピュータにより実行される経路案内方法であって、表示装置に表示する地図の縮尺を決定するステップと、案内経路と現在位置とを示す地図を、前記決定するステップで決定された縮尺で、前記表示装置に表示するステップと、を有し、前記決定するステップでは、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、経路案内方法である。
本発明の他の態様は、車両に備えられた前記ナビゲーション装置と、前記車両に備えられた前記第1表示装置と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーション装置は、現在位置から所定距離の範囲内を走行する、前記車両の先行車の情報を取得する先行車情報取得部を更に備え、前記縮尺決定部は、前記先行車が検知されている間は、前記縮尺を現在の値のまま維持する、ナビゲーションシステムである。
本発明の更に他の態様は、コンピュータにより実行される経路案内方法であって、表示装置に表示する地図の縮尺を決定するステップと、案内経路と現在位置とを示す地図を、前記決定するステップで決定された縮尺で、前記表示装置に表示するステップと、を有し、前記決定するステップでは、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、経路案内方法である。
本発明によれば、案内経路において曲がるべき複数の交差点が近接して存在する場合にも、スムーズな移動が可能となるようにユーザを効果的に支援することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置およびナビゲーションシステムの構成を示す図である。このナビゲーション装置100は、車両102に搭載または接続されて使用される。車両102は、本実施形態では、四輪自動車である。
ナビゲーション装置100は、ネットワークバス104を介して、車両102に備えられた種々の機器と共に動作する。それらの機器には、第1表示制御装置106、第2表示制御装置108、車両情報取得装置110、物体検知装置112、GPS受信装置114、および遠距離通信装置116が含まれ得る。
第1表示制御装置106および第2表示制御装置108は、それぞれ、第1表示装置120および第2表示装置122の画面表示動作を制御する。本実施形態では、ナビゲーション装置100は、第1表示制御装置106、第2表示制御装置108、第1表示装置120、および第2表示装置122と共に、ナビゲーションシステム160を構成する。
図2は、ナビゲーションシステム160における、車両102の車室内での第1表示装置120および第2表示装置122の配置の例を示す図である。第1表示装置120は、インスツルメントパネル200の、運転席202の前方の位置に配されている。また、第2表示装置122は、例えば、インスツルメントパネル200の、車幅方向(図示左右方向)の中央部分に配されている。
第1表示装置120は、例えば液晶表示装置であり、第1表示制御装置106の制御の下に、車両102の速度と地図とを含む、車両102の走行に関連する種々の情報を表示する。本実施形態では、図2に示すように、第1表示装置120には、速度表示領域203の中に地図表示領域204が設けられている。
第2表示装置122は、例えば、表示スクリーン上にタッチパネル124が設けられた液晶表示装置である。第2表示装置122は、第2表示制御装置108の制御の下に画像や映像を表示すると共に、タッチパネル124からの入力情報を第2表示制御装置108へ出力する。第2表示制御装置108は、タッチパネル124からの入力情報を、ネットワークバス104を介して、関連する他の装置へ送信する。第2表示制御装置108は、例えば、音楽再生や映像再生等を行う、いわゆるディスプレイオーディオであり得る。
車両情報取得装置110は、少なくとも速度センサ126から車両102の現在の車速を検出し、検出した車速を、第1表示制御装置106に指示して第1表示装置120に表示する。車両情報取得装置110は、さらに、上記検知した車速の時間変化から算出される加速度や、車両102の走行距離および燃料消費量から、瞬間燃費及び又は平均燃費を算出して、第1表示装置120に表示してもよい。
物体検知装置112は、物体センサ128により、車両102の前方の物体を検知して、車両102の前方に先行車が存在するか否かを判断する。物体センサ128は、例えば、車両102の前部バンパー等に設けられたカメラ、レーダ、及び又はライダであり得る。物体検知装置112は、ナビゲーション装置100からの要求に応じて、先行車の有無をナビゲーション装置100に通知する。
GPS受信装置114は、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS電波を受信して、車両102(したがって、車両102に設けられたナビゲーション装置100)の現在位置(例えば、緯度および経度)を示す現在位置データを生成する。
遠距離通信装置116は、例えばTCU(Telematics Control Unit)であり、ネットワークバス104に接続されている各装置をインターネットや電話回線と接続するための無線通信装置である。
ナビゲーション装置100は、処理装置140と記憶装置142とを有する。記憶装置142は、例えば、揮発性及び又は不揮発性の半導体メモリ、及び又はハードディスク装置等により構成され、地図情報144を記憶する。処理装置140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを備えるコンピュータである。処理装置140は、プログラムが書き込まれたROM(Read Only Memory)、データの一時記憶のためのRAM(Random Access Memory)等を有する構成であってもよい。
そして、処理装置140は、機能要素又は機能ユニットとして、現在位置取得部150と、経路探索部152と、先行車情報取得部154と、地図表示部156と、縮尺決定部158と、を有する。
処理装置140が備えるこれらの機能要素は、例えば、コンピュータである処理装置140がプログラムを実行することにより実現される。なお、上記コンピュータ・プログラムは、コンピュータ読み取り可能な任意の記憶媒体に記憶させておくことができる。これに代えて、処理装置140が備える上記機能要素の全部又は一部を、それぞれ一つ以上の電子回路部品を含むハードウェアにより構成することもできる。
現在位置取得部150は、GPS受信装置114から現在位置データを受信して、現在位置を取得する。
経路探索部152は、例えば、第2表示装置122のタッチパネル124を介して車両102の乗員が指定する目的地を取得する。そして、経路探索部152は、従来技術に従い、現在位置取得部150が取得した現在位置から上記目的地までの経路を探索し、一の案内経路を決定する。
経路探索部152は、例えば、第2表示装置122のタッチパネル124を介して車両102の乗員が指定する目的地を取得する。そして、経路探索部152は、従来技術に従い、現在位置取得部150が取得した現在位置から上記目的地までの経路を探索し、一の案内経路を決定する。
先行車情報取得部154は、車両102の現在位置から所定距離の範囲内を走行する先行車の有無についての情報を、物体検知装置112から取得する。
地図表示部156は、第1表示制御装置106に指示して、第1表示装置120に地図を表示して、その地図上に案内経路と現在位置とを重畳表示する。
地図表示部156は、第1表示制御装置106に指示して、第1表示装置120に地図を表示して、その地図上に案内経路と現在位置とを重畳表示する。
縮尺決定部158は、地図表示部156が第1表示装置120に表示する地図の縮尺を決定する。具体的には、縮尺決定部158は、現在位置が上記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて上記縮尺を下げ、現在位置が上記交差点を移動するにつれて上記縮尺を拡大する。以下、特に断りのない限り、「交差点」とは、案内経路に沿って方向転換の必要な交差点をいうものとする。
ここで、本明細書において「縮尺を下げる」「縮尺を縮小する」とは、表示画面に表示される地図上の1cmに対応する2地点間の実際の距離が、より長くなることをいい、「縮尺を拡大する」とは、表示画面に表示される地図上の1cmに対応する2地点間の実際の距離が、より短くなることをいうものとする。
縮尺決定部158は、案内経路に沿って、現在位置から直近の交差点と次の交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、上記間隔距離が上記閾値距離以上であるときに比べて、現在位置が上記直近の交差点を移動する際の縮尺の拡大を、案内経路に沿ってより手前の位置で開始する。
また、縮尺決定部158は、案内経路に沿って、現在位置から直近の交差点と、次の交差点と、の間隔距離が閾値距離未満であるときは、上記間隔距離が上記閾値距離以上であるときに比べて、現在位置が上記直近の交差点を移動する際の縮尺の増加の上限値を小さくする。
ただし、縮尺決定部158は、先行車が検知されている間は、縮尺を現在の値のまま維持する。
図3は、転回が必要な案内経路上の交差点に接近した際に縮尺決定部158により設定される縮尺の変化の一例を示す図である。図3において、横軸は、案内経路に沿った距離であり、直近の交差点の進入位置を原点0とする。また、縦軸は、縮尺の値であり、交差点から距離D10手前の位置ではSf11となっている。Sf11は、例えば、それまでの走行において運転者が設定した値である。
車両102が、交差点から距離D10手前の位置に達すると、縮尺決定部158は、縮尺をSf11からSf12へ下げる。その後は、車両が交差点から距離D11及びD12手前の位置に到達するごとに、縮尺決定部158は、縮尺をSf13、Sf14へと段階的に下げていく。これにより、第1表示装置120には、車両102の接近に伴って転回すべき交差点が拡大して表示されるので、車両102の運転者は、多くの交差点が存在する道路を走行している場合でも、転回の必要な直近の交差点を容易に特定することができる。
なお、距離D10、D11、及びD12の値と、これらに対応する縮尺Sf12、Sf13、Sf14の値は、予め定められて記憶装置142に記憶されているものとすることができる。
図4は、案内経路に沿って現在位置から直近の交差点と次の交差点との間隔距離が閾値距離以上離れている場合において、車両102が交差点に接近して通過するまでの間に、縮尺決定部158が決定する縮尺の変化の一例を示す図である。閾値距離は、例えば100mから200mの範囲であり得る。図4において、横軸は、図3と同様に案内経路に沿った距離を示しているが、スケールが図3の横軸に対して図示左右方向に拡大されている点に注意されたい。図4の縦軸は、図3と同様に縮尺の値を示している。
図4において、車両102が交差点内に進入し、交差点への進入位置から距離D21の位置に到達すると、縮尺決定部158は、縮尺の拡大を開始し、まず、縮尺をSf14からSf21に拡大する。以下、車両102の交差点通過の際に縮尺決定部158が縮尺の拡大を開始する位置を、拡大開始地点PSというものとする。図4の例では、D21が拡大開始地点PSである。その後、車両102が、交差点内での移動を続け、交差点への進入位置から距離D22および距離D23に到達するごとに、縮尺決定部158は、縮尺をSf21からSf22、SfL1へと拡大する。
SfL1は、交差点通過時において縮尺を拡大する際の縮尺値の拡大上限値SfLとして、予め定められた値である。この場合において、縮尺決定部158は、交差点内での走行距離が一定の増分距離だけ増加するごとに、縮尺値に一定の増分値を加算して、上記拡大上限値SfL1に達するまで、縮尺を段階的に増加させるものとすることができる。上記増分距離および縮尺の増分値は、予め定めて記憶装置142に記憶されているものとすることができる。
図4のように第1表示装置120での地図表示の縮尺が変化することにより、運転者は、交差点を転回するにつれて、交差点通過後の経路を遠くまで把握することができるので、交差点を退出した後の走行へ向けた準備行動を素早く実行することができる。これにより、運転者は、ナビゲーション装置100により、交差点退出後までスムーズな走行を行えるように支援され得る。
図5は、案内経路に沿って現在位置から直近の交差点と次の交差点との間隔距離が閾値距離未満であって両者が近接して存在する場合において、車両102が交差点に接近して通過するまでの間に縮尺決定部158が決定する縮尺の変化の一例を示す図である。図5において、横軸および縦軸は、図4と同様である。
図5において、車両102が交差点に接近し、交差点への進入位置から距離D31手前の位置に到達すると、縮尺決定部158は、縮尺の拡大を開始する。すなわち、図5においては、交差点への進入位置から距離D31手前の位置が拡大開始地点PSである。その後、縮尺決定部158は、車両102が交差点を退出するまでの間において、縮尺を、拡大上限値SfL2まで段階的に拡大する。具体的には、縮尺決定部158は、拡大開始地点PSである距離-D31の位置において、縮尺をSf14からSf31に拡大したのち、交差点進入位置から距離D32過ぎた地点で、縮尺をSf31から拡大上限値SfL2へ拡大する。
この場合において、拡大開始地点PSの位置(距離-D31の位置)が、図4に示した交差点が離れている場合の拡大開始地点PSの位置(距離D21の位置)に比べて、案内経路に沿って手前にあることに注意されたい。また、図5における拡大上限値SfL2が、図4における拡大上限値SfL1よりも小さいことにも注意されたい。
なお、拡大開始地点PSに対応する距離D31の値、および拡大上限値SfL2の値は、予め定めて記憶装置142に記憶しておくものとすることができる。また、縮尺決定部158は、予め記憶された増分距離および増分値を用いて、交差点内での走行距離が上記増分距離だけ増加するごとに、縮尺値に上記増分値を加算して、上記拡大上限値SfL2に達するまで、縮尺を段階的に増加させるものとすることができる。
図5の示すように、ナビゲーション装置100では、直近の交差点と次の交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、上記間隔距離が上記閾値距離以上であるとき(図4)に比べて、拡大開始地点PSが、案内経路に沿ってより手前の位置に設定される。その結果、ナビゲーション装置100では、曲がるべき複数の交差点がより近接して存在する場合には、地図表示上においてより早く次の交差点に向けた経路を表示して、運転者に迅速な準備行動を促すことができる。
また、図5に示すように、ナビゲーション装置100では、直近の交差点と次の交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、上記間隔距離が上記閾値距離以上であるときに比べて、拡大上限値SfLが、より小さい値に設定される。その結果、ナビゲーション装置100では、交差点の通過時に地図の縮尺が大きく増加すること(すなわち、より広範囲な地図表示になること)に起因して、次の交差点に向けた経路についての運転者の直感的な認識力が低下してしまうのを防止することができる。
ただし、上述したように、縮尺決定部158は、先行車が検知されている間は、縮尺を現在の値のまま維持する。これにより、先行車が存在する場合には、地図表示の縮尺を一定とすることで地図表示の変化を抑制することができる。その結果、ナビゲーション装置100では、運転者が第1表示装置120の表示に気を取られることを防止して、先行車に対する運転者の注意力の低下を防止することができる。
本実施形態では、さらに、直近の交差点と次の交差点とが近接する場合に運転者のスムーズな走行をより効果的に支援するべく、地図表示部156は、交差点が近接するときは、近接しないときに比べて、第1表示装置120における地図の表示領域の割合を増加させる。
図6は、交差点が近接しない場合の、第1表示装置120における地図表示の例であり、図2に示した第1表示装置120における、地図表示領域204を含む速度表示領域203が示されている。図示の例では、速度表示領域203内において円形に配列された速度値を示す数値の内側に、地図表示領域204が設けられている。地図表示領域204の内部に表示された地図には、例えば、格子状に建設された市街地の道路300と、自車両である車両102の現在位置を示す自車位置アイコン301と、太線で描かれた案内経路302が、表示されている。また、上記地図には、前方の交差点において右折すべきことを示す方向指示アイコン303も表示されている。なお、車両102の現在の速度は、例えば、円形に配された速度値の外側に表示される円弧状の速度バー205により示される。
図7は、交差点が近接する場合における、第1表示装置120における地図表示の例である。図7には、図6と同様に、図2に示した第1表示装置120における、地図表示領域204を含む速度表示領域203が示されている。図6に示す、交差点が近接しない場合の例に比べて、図7では、地図表示領域204のサイズが大きく設けられている。
具体的には、図7では、速度値の表示がなくなり、地図表示領域204は、速度表示領域203内に放射状に設けられた速度目盛り線の近傍まで広く設けられている。そして、広げられた地図表示領域204の内部には、図6の地図表示領域204の内部に表示された地図に追加して、図示上下方向に延びる2つの道路304、305と、前方の交差点を右折した後に左折すべきことを示す方向指示アイコン306と、が表示されている。
このように、ナビゲーション装置100では、交差点が近接して存在する場合には、より広い範囲の地図が第1表示装置120に表示されるので、走行環境についての予測性を高めて運転者に安心感を与えることができる。
本実施形態では、地図表示部156は、さらに、第2表示装置122に、案内経路と現在位置とを示す地図を、第1表示装置120に表示する地図と異なる縮尺で表示する。これにより、2つの表示装置に縮尺の異なる地図が表示されるので、運転者は、一方の表示装置により次の交差点に向けた経路の詳細を認識することができる共に、他方の表示装置からより広範な経路情報をも得ることができ、安心感が高まる。
また、地図表示部156は、現在位置から案内経路に沿って直近の交差点と次の交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、第2表示装置122に、案内経路と、現在位置と、直近の交差点の次の交差点と、が含まれる範囲の地図を表示する。これにより、曲がるべき複数の交差点がある程度離れて(例えば、50m、100m、又は200m前後の間隔で)存在する場合でも、運転者は、現在の交差点の近傍における経路の詳細を第1表示装置120により認識しつつ、第2表示装置122により次の交差点への経路についての情報を得ることができるので、より安心感が高まる。
次に、ナビゲーション装置100における第1表示装置120を用いた経路案内の手順について、図8に示すフロー図に従って説明する。図8に示す処理は、ナビゲーション装置100の電源がオンされたときに開始し、オフされたときに終了する。
処理を開始すると、まず、経路探索部152は、目的地の入力があったか否かを判断する(S100)。目的地は、例えば、第2表示装置122のタッチパネル124により入力される。そして、目的地の入力がないときは(S100、NO)、経路探索部152は、ステップS100に戻って目的地が入力されるのを待機する。
一方、目的地が入力されたときは(S100、YES)、経路探索部152は、現在位置取得部150から現在位置を取得して、現在位置から目的地までの案内経路を決定する。そして、地図表示部156は、例えば予め定められたデフォルトの縮尺値を用いて、現在位置と案内経路を示す地図を第1表示装置120に表示して、経路案内を開始する(S102)。
次に、地図表示部156は、所定の時間間隔で、現在位置取得部150から現在位置を取得し、現在位置の移動に伴い、第1表示装置120の地図表示を更新する(S104)。また、地図表示部156は、現在位置が目的地に到達したか否かを判断する(S106)。そして、現在位置が目的地に到達しているときは(S106、YES)、地図表示部156は、経路案内を終えて、ステップS100に処理を戻す。
一方、現在位置が目的地に到達していないときは(S106、NO)、地図表示部156は、現在位置が交差点から所定距離範囲内(例えば、図3における交差点から距離-D10の位置までの範囲内)に接近したか否かを判断する(S108)。そして、現在位置が交差点から所定距離範囲内に接近していないときは、(S108、NO)、地図表示部156は、ステップS104に戻って処理を繰り返す。
一方、現在位置が交差点から所定距離範囲内に接近したときは(S108、YES)、縮尺決定部158は、例えば図3に示す態様で、交差点の接近に伴って縮尺を段階的に縮小する(S110)。これに応じて、地図表示部156は、第1表示装置120に表示している地図の縮尺を段階的に縮小する。
次に、縮尺決定部158は、上記段階的に縮小した縮尺が、交差点進入前における下限値(例えば、図3におけるSf14)に達したか否かを判断する(S112)。そして、縮尺が上記下限値に達していないときは(S112、NO)、縮尺決定部158は、ステップS110に戻って処理を繰り返す。
一方、縮尺が上記下限値に達したときは(S112、YES)、縮尺決定部158は、デフォルトとして、縮尺の拡大開始地点PSおよび拡大上限値SfLを、それぞれ、を図4のD21およびSfL1に設定する(S114)。続いて、縮尺決定部158は、直近の交差点と次の交差点との間隔距離が所定の閾値距離未満の範囲で近接しているか否かを判断する(S116)。そして、直近の交差点と次の交差点とが近接しているときは(S116、YES)、縮尺決定部158は、縮尺の拡大開始地点PSおよび拡大上限値SfLを、それぞれ、を図5の-D31およびSfL2に設定しなおす(S118)。
そして、縮尺決定部158は、現在位置が直近の交差点へ接近するのに伴って、地図表示の縮尺を段階的に縮小する(S120)。一方、ステップS116において、直近の交差点と次の交差点とが近接していないと判断されるときは(S116、NO)、そのままステップS120に処理を移す。
続いて、縮尺決定部158は、現在位置が拡大開始地点PSに到達したか否かを判断する(S122)。そして、現在位置が拡大開始地点PSに到達していないときは(S122、NO)、縮尺決定部158は、ステップS122に戻って現在位置が拡大開始地点PSに到達するのを待機する。
一方、現在位置が拡大開始地点PSに到達したときは(S122、YES)、縮尺決定部158は、縮尺を段階的に拡大する(S124)。次に、縮尺決定部158は、縮尺が拡大上限値SfLに達したか否かを判断する(S126)。そして、縮尺が拡大上限値SfLに達していないときは(S126、NO)、縮尺決定部158は、ステップS124に戻って処理を繰り返す。
一方、縮尺が拡大上限値SfLに達したときは(S126、YES)、縮尺決定部158は、縮尺を現在の値に維持し(S128)、現在位置が上記直近の交差点を退出したか(抜け出たか)否かを判断する(S130)。そして、現在位置が上記直近の交差点を退出していないときは(S130、NO)、縮尺決定部158は、ステップS128に戻って処理を繰り返す。一方、現在位置が上記直近の交差点を退出したときは(S130、YES)、縮尺決定部158は、ステップS104に処理を移す。
なお、本発明は上記実施形態およびその変形例の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上述したナビゲーション装置100では、経路探索部152が経路探索を行うものとしたが、経路探索は、遠距離通信装置116を介して通信可能なサーバ等の他のコンピュータにおいて実行されるものとしてもよい。
また、ナビゲーション装置100では、第1表示装置120又は第1表示装置120と第2表示装置122とにより経路案内を行うものとしたが、さらに、ナビゲーション装置100に接続されたスピーカ130を用いた音声案内をも用いて経路案内を行ってもよい。たとえば、ナビゲーション装置100は、複数の交差点が閾値距離未満の間隔距離をもって連続して存在するときは、交差点が連続する旨の音声案内を、スピーカ130を介して出力するものとすることができる。
また、ナビゲーション装置100では、交差点通過時の縮尺を、段階的に縮小し及び拡大するものとしたが、縮尺を連続的に縮小し及び拡大するものとしてもよい。
また、上述したナビゲーション装置100は、適切なインタフェース装置を介してネットワークバス104に接続可能なスマートホン等の携帯端末により実現することができる。そのようなナビゲーション装置は、上記携帯端末において専用のアプリケーションプログラムを実行することにより実現され得る。
そのような携帯端末により実現されるナビゲーション装置100は、当該携帯端末が通常備える表示装置を第1表示装置120として用いて、ネットワークバス104に接続することなく、第2表示装置122等を用いる一部の機能を除き、単独で動作するものとすることもできる。この場合において、現在位置取得部150は、携帯端末が通常備えるGPS受信機により、ナビゲーション装置100である携帯端末の現在位置を取得するものとすることができる。
[上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)目的地までの案内経路を地図上に表示するナビゲーション装置であって、第1表示装置に地図を表示して前記地図上に案内経路と現在位置とを表示する地図表示部と、前記第1表示装置に表示する前記地図の縮尺を決定する縮尺決定部と、を備え、前記縮尺決定部は、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、ナビゲーション装置。
構成1のナビゲーション装置では、案内経路において曲がるべき複数の交差点が近接して存在する場合にも、スムーズな移動が可能となるように運転者を効果的に支援することができる。
構成1のナビゲーション装置では、案内経路において曲がるべき複数の交差点が近接して存在する場合にも、スムーズな移動が可能となるように運転者を効果的に支援することができる。
(構成2)前記縮尺決定部は、前記案内経路に沿って、現在位置から直近の前記交差点と次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記間隔距離が前記閾値距離以上であるときに比べて、前記直近の前記交差点を移動する際の前記縮尺の拡大を、案内経路に沿ってより手前の位置で開始する、構成1に記載のナビゲーション装置。
構成2のナビゲーション装置によれば、曲がるべき複数の交差点がより近接して存在する場合には、より早く、次の交差点に向けた経路を表示して、運転者に迅速な準備行動を促すことができる。
構成2のナビゲーション装置によれば、曲がるべき複数の交差点がより近接して存在する場合には、より早く、次の交差点に向けた経路を表示して、運転者に迅速な準備行動を促すことができる。
(構成3)前記縮尺決定部は、前記案内経路に沿って、現在位置から直近の前記交差点の次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記間隔距離が前記閾値距離以上であるときに比べて、前記直近の前記交差点を移動する際に拡大する前記縮尺の上限値を小さくする、構成1または2に記載のナビゲーション装置。
構成3のナビゲーション装置によれば、曲がるべき複数の交差点がより近接して存在する場合に、交差点の通過時に地図の縮尺が大きく増加することに起因して、次の交差点に向けた経路についての運転者の直感的な認識力が低下してしまうのを防止することができる。
構成3のナビゲーション装置によれば、曲がるべき複数の交差点がより近接して存在する場合に、交差点の通過時に地図の縮尺が大きく増加することに起因して、次の交差点に向けた経路についての運転者の直感的な認識力が低下してしまうのを防止することができる。
(構成4)車両に備えられた、構成1ないし3のいずれかに記載のナビゲーション装置と、前記車両に備えられた前記第1表示装置と、を備えるナビゲーションシステムであって、前記ナビゲーション装置は、現在位置から所定距離の範囲内を走行する、前記車両の先行車の情報を取得する先行車情報取得部を更に備え、前記縮尺決定部は、前記先行車が検知されている間は、前記縮尺を現在の値のまま維持する、ナビゲーションシステム。
構成4のナビゲーションシステムによれば、先行車が存在する場合には、地図表示の縮尺を一定とすることで地図表示の変化を抑制することができる。その結果、運転者が第1表示装置に気を取られることを防止して、先行車に対する運転者の注意力の低下を防止することができる。
構成4のナビゲーションシステムによれば、先行車が存在する場合には、地図表示の縮尺を一定とすることで地図表示の変化を抑制することができる。その結果、運転者が第1表示装置に気を取られることを防止して、先行車に対する運転者の注意力の低下を防止することができる。
(構成5)前記地図表示部は、前記案内経路に沿って現在位置から直近の前記交差点と次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記間隔距離が前記閾値距離以上であるときに比べて、前記第1表示装置における前記地図を表示する領域の割合を増加させる、構成4に記載のナビゲーションシステム。
構成5のナビゲーションシステムによれば、同じ縮尺であってもより広い範囲の地図を表示することができるので、走行環境についての予測性を高めて運転者に安心感を与えることができる。
構成5のナビゲーションシステムによれば、同じ縮尺であってもより広い範囲の地図を表示することができるので、走行環境についての予測性を高めて運転者に安心感を与えることができる。
(構成6)前記第1表示装置は、前記車両のインスツルメントパネルの運転席前方の位置に設けられ、少なくとも前記車両の速度と地図とを表示する、請求項4または5に記載のナビゲーションシステム。
構成6のナビゲーションシステムによれば、前方を注視する運転者から見やすい位置に、車速と共に地図を表示するので、運転者は、次の交差点に向けた経路を容易に認識することができる。
構成6のナビゲーションシステムによれば、前方を注視する運転者から見やすい位置に、車速と共に地図を表示するので、運転者は、次の交差点に向けた経路を容易に認識することができる。
(構成7)前記第1表示装置は、前記車両の速度を示すメータ表示エリアの中に前記地図を表示する、構成6に記載のナビゲーションシステム。
構成7のナビゲーションシステムによれば、前方を注視する運転者から見やすい位置に、車速の表示と重なる領域に地図が表示されるので、運転者は、次の交差点に向けた経路をより容易に認識することができる。
構成7のナビゲーションシステムによれば、前方を注視する運転者から見やすい位置に、車速の表示と重なる領域に地図が表示されるので、運転者は、次の交差点に向けた経路をより容易に認識することができる。
(構成8)前記地図表示部は、前記車両に設けられた前記第1表示装置と異なる第2表示装置に、前記案内経路と現在位置とを示す地図を、前記第1表示装置に表示する地図と異なる縮尺で表示する、構成5に記載のナビゲーションシステム。
構成8のナビゲーションシステムによれば、2つの表示装置に縮尺の異なる地図が表示されるので、運転者は、次の交差点に向けた経路の詳細を認識することができる共に、より広範な経路情報をも得ることができ、安心感が高まる。
構成8のナビゲーションシステムによれば、2つの表示装置に縮尺の異なる地図が表示されるので、運転者は、次の交差点に向けた経路の詳細を認識することができる共に、より広範な経路情報をも得ることができ、安心感が高まる。
(構成9)前記地図表示部は、現在位置から前記案内経路に沿って直近の前記交差点と次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記第2表示装置に、前記案内経路と、現在位置と、前記次の前記交差点と、が含まれる範囲の地図を表示する、構成8に記載のナビゲーションシステム。
構成9のナビゲーションシステムによれば、曲がるべき複数の交差点がある程度離れて(例えば、50m、100m、または200m前後の間隔で)存在する場合でも、運転者は、現在の交差点の近傍における経路の詳細を第1表示装置により認識しつつ、第2表示装置により次の交差点への経路についての情報を得ることができるので、より安心感が高まる。
構成9のナビゲーションシステムによれば、曲がるべき複数の交差点がある程度離れて(例えば、50m、100m、または200m前後の間隔で)存在する場合でも、運転者は、現在の交差点の近傍における経路の詳細を第1表示装置により認識しつつ、第2表示装置により次の交差点への経路についての情報を得ることができるので、より安心感が高まる。
(構成10)前記第2表示装置は、インスツルメントパネルの、車幅方向の中央部分に設けられている、構成8または9に記載のナビゲーションシステム。
構成10のナビゲーションシステムによれば、運転者は、大きく視線を移動することなく、第2表示装置に表示された地図を認識することができる。
構成10のナビゲーションシステムによれば、運転者は、大きく視線を移動することなく、第2表示装置に表示された地図を認識することができる。
(構成11)コンピュータにより実行される経路案内方法であって、表示装置に表示する地図の縮尺を決定するステップと、案内経路と現在位置とを示す地図を、前記決定するステップで決定された縮尺で、前記表示装置に表示するステップと、を有し、前記決定するステップでは、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、経路案内方法。
構成11の経路案内方法によれば、案内経路において曲がるべき複数の交差点が近接して存在する場合にも、スムーズな移動が可能となるように運転者を効果的に支援することができる。
構成11の経路案内方法によれば、案内経路において曲がるべき複数の交差点が近接して存在する場合にも、スムーズな移動が可能となるように運転者を効果的に支援することができる。
100…ナビゲーション装置、102…車両、104…ネットワークバス、106…第1表示制御装置、108…第2表示制御装置、110…車両情報取得装置、112…物体検知装置、114…GPS受信装置、116…遠距離通信装置、120…第1表示装置、122…第2表示装置、124…タッチパネル、126…速度センサ、128…物体センサ、130…スピーカ、140…処理装置、142…記憶装置、144…地図情報、150…現在位置取得部、152…経路探索部、154…先行車情報取得部、156…地図表示部、158…縮尺決定部、160…ナビゲーションシステム、200…インスツルメントパネル、202…運転席、203…速度表示領域、204…地図表示領域、205…速度バー、300、304、305…道路、301…自車位置アイコン、302…案内経路、303、306…方向指示アイコン。
Claims (11)
- 目的地までの案内経路を地図上に表示するナビゲーション装置であって、
第1表示装置に地図を表示して前記地図上に案内経路と現在位置とを表示する地図表示部と、
前記第1表示装置に表示する前記地図の縮尺を決定する縮尺決定部と、
を備え、
前記縮尺決定部は、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、
ナビゲーション装置。 - 前記縮尺決定部は、前記案内経路に沿って、現在位置から直近の前記交差点と次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記間隔距離が前記閾値距離以上であるときに比べて、前記直近の前記交差点を移動する際の前記縮尺の拡大を、案内経路に沿ってより手前の位置で開始する、
請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 前記縮尺決定部は、前記案内経路に沿って、現在位置から直近の前記交差点の次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記間隔距離が前記閾値距離以上であるときに比べて、前記直近の前記交差点を移動する際に拡大する前記縮尺の上限値を小さくする、
請求項1または2に記載のナビゲーション装置。 - 車両に備えられた、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置と、
前記車両に備えられた前記第1表示装置と、
を備えるナビゲーションシステムであって、
前記ナビゲーション装置は、現在位置から所定距離の範囲内を走行する、前記車両の先行車の情報を取得する先行車情報取得部を更に備え、
前記縮尺決定部は、前記先行車が検知されている間は、前記縮尺を現在の値のまま維持する、
ナビゲーションシステム。 - 前記地図表示部は、前記案内経路に沿って現在位置から直近の前記交差点と次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記間隔距離が前記閾値距離以上であるときに比べて、前記第1表示装置における前記地図を表示する領域の割合を増加させる、
請求項4に記載のナビゲーションシステム。 - 前記第1表示装置は、前記車両のインスツルメントパネルの運転席前方の位置に設けられ、少なくとも前記車両の速度と地図とを表示する、請求項4または5に記載のナビゲーションシステム。
- 前記第1表示装置は、前記車両の速度を示すメータ表示エリアの中に前記地図を表示する、
請求項6に記載のナビゲーションシステム。 - 前記地図表示部は、前記車両に設けられた前記第1表示装置と異なる第2表示装置に、前記案内経路と現在位置とを示す地図を、前記第1表示装置に表示する地図と異なる縮尺で表示する、
請求項5に記載のナビゲーションシステム。 - 前記地図表示部は、現在位置から前記案内経路に沿って直近の前記交差点と次の前記交差点との間隔距離が閾値距離未満であるときは、前記第2表示装置に、前記案内経路と、現在位置と、前記次の前記交差点と、が含まれる範囲の地図を表示する、
請求項8に記載のナビゲーションシステム。 - 前記第2表示装置は、インスツルメントパネルの、車幅方向の中央部分に設けられている、
請求項8または9に記載のナビゲーションシステム。 - コンピュータにより実行される経路案内方法であって、
表示装置に表示する地図の縮尺を決定するステップと、
案内経路と現在位置とを示す地図を、前記決定するステップで決定された縮尺で、前記表示装置に表示するステップと、
を有し、
前記決定するステップでは、現在位置が前記案内経路に沿って方向転換の必要な交差点に接近するにつれて前記縮尺を下げ、現在位置が前記交差点を移動するにつれて前記縮尺を拡大する、
経路案内方法。
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JP2004177317A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Alpine Electronics Inc | ナビゲーション装置、デモンストレーション方法、及びデモンストレーション用プログラム |
JP2011209119A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Aisin Aw Co Ltd | 経路案内装置、経路案内方法及びコンピュータプログラム |
JP2014037979A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-27 | Aisin Aw Co Ltd | 交差点案内システム、方法およびプログラム |
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- 2021-03-30 JP JP2021057306A patent/JP2022154327A/ja not_active Ceased
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2022
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