JP2567090B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP2567090B2 JP1102240A JP10224089A JP2567090B2 JP 2567090 B2 JP2567090 B2 JP 2567090B2 JP 1102240 A JP1102240 A JP 1102240A JP 10224089 A JP10224089 A JP 10224089A JP 2567090 B2 JP2567090 B2 JP 2567090B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真感光体に関し、詳しくは支持体と
感光層との間に設けられた中間層の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般にカールソンタイプの電子写真感光体において
は、帯電−露光を繰り返したときに一定の画像濃度と欠
陥のない画像を形成する上で暗部電位と明部電位の安定
性が重要になっている。
このため、支持体から感光層への電荷注入性改良、支
持体と感光層との接着性改良、感光層の塗工性向上、支
持体上の欠陥の被覆などの機能を有する中間層を支持体
と感光層との間に設けることが提案されている。
また、感光層を電荷発生層と電荷輸送層に機能分離し
た積層構造を有するものが提案されているが、一般に電
荷発生層は極めて薄い層として、例えば0.5μm程度で
設けられているため、支持体表面の欠陥、汚れ、付着物
または傷などが電荷発生層の膜厚を不均一とする原因と
なる。電荷発生層の膜厚が不均一であると感光体に感度
ムラを生じるので、電荷発生層をできるだけ均一なもの
とすることが要求されている。
このようなことから電荷発生層と支持体との間に中間
層を設けることが提案されている。
これまで感光層と支持体との間に設ける層として、ポ
リアミド(特開昭46−47344号公報、特開昭52−25638号
公報)、ポリエステル(特開昭52−20836号公報、特開
昭54−26738号公報)、カゼイン(特開昭55−103556号
公報)、ポリペプチド(特開昭53−48523号公報)、ポ
リビニルアルコール(特開昭52−100240号公報)、ポリ
ビニルピロリドン(特開昭48−30936号公報)、酢酸ビ
ニル−エチレン共重合体(特開昭48−26141号公報)、
無水マレイン酸エステル重合体(特開昭52−10138号公
報)、ポリビニルブチラール(特開昭57−90639号公
報、特開昭58−106549号公報)、第四級アンモニウム塩
含有重合体(特開昭51−126149号公報、特開昭56−6044
8号公報)、エチルセルロース(特開昭55−143564号公
報)などを用いることが知られている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、前述の材料を中間層として用いた電子
写真感光体では、温湿度変化により中間層の抵抗が変化
するために、低温低湿下から高温高湿下の全環境に対し
て常に安定した電位特性、画質を得るのが困難であっ
た。
例えば、中間層の抵抗が高くなる低温低湿下では感光
体を繰り返し使用した場合、中間層に電荷が残留するた
め明部電位、残留電位が上昇しコピーした画像にカブリ
を生じる。このような感光体を反転現像を行う電子写真
方式のプリンターに用いた場合には画像の濃度が薄くな
ったり、一定の画質を有するコピーが得られないという
問題があった。
また、高温高湿下になると中間層の低抵抗化によりバ
リヤー機能が低下し、支持体側からのキヤリアー注入が
増え暗部電位が低下してしまう。このため、高温高湿下
ではコピーした画像の濃度が薄くなったり、反転現像を
行う電子写真方式のプリンターにこのような感光体を用
いた場合には、画像に黒点状の欠陥、カブリを生じ易く
なるといった問題があった。
この対策として、ポリエステルポリウレタンに導電性
粉末(特開昭61−163346号公報)、アクリルポリウレタ
ンに酸化チタン(IV)、酸化スズ(II)(特開昭62−28
0863号公報)、アクリルポリオール、イソシアネートに
カーボンブラツク(特開昭62−115467号公報)のように
比較的高抵抗のバインダー樹脂に導電性粉体を分散した
系の中間層が提案されている。このような系では温湿度
による特性変動は少なくすることができるが、抵抗の高
い樹脂部分と導電性の著しく高い粉体部分が混在する。
このため、支持体側から感光層中へ不均一な電荷注入が
起こり易く、反転現像方式のプリンターでは、微小な部
分で電位が下がり、画像上に黒点状の欠陥が現われ易い
といった問題があった。
また、このような中間層を用いた感光体を繰り返し使
用した場合、感光体のプロセススピードが速くなると高
抵抗の樹脂部分に電荷が蓄積されるため残留電位が上昇
する問題点もみられた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、低温低湿下から高温高湿下に至る全
環境に対して安定した電位特性と画像の得られる電子写
真感光体を提供することにある。
また、本発明の目的は、支持体上の欠陥を十分に隠蔽
できる中間層を形成して、欠陥ない良好な画像の得られ
る電子写真感光体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、支持体上に中間層を介して感光
層を有する電子写真感光体において、該中間層が、ポリ
エーテルポリウレタンと導電性物質を含有することを特
徴とするものである。
本発明に用いられるポリエーテルポリウレタンはポリ
エーテルポリオール化合物とイソシアネート化合物との
重合または共重合された重合体である。
原料に使用されるポリエーテルポリオール化合物とし
ては、ポリ(オキシプロピレン)グリコール、ポリ(オ
キシプロピレン)ポリ(オキシエチレン)グリコール、
ポリ(オキシブチレン)グリコール、ポリ(オキシテト
ラメチレン)グリコールなどのポリ(オキシアルキレ
ン)グリコール類、ポリ(オキシエチレン)トリオー
ル、ポリ(オキシプロピレン)トリオール、ポリ(オキ
シプロピレン)ポリ(オキシエチレン)トリオール、ポ
リ(オキシブチレン)トリオールなどのポリ(オキシア
ルキレン)トリオール類、エチレンジアミン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトール、スクロース、スターチな
どを開始剤としたポリ(オキシプロピレン)ポリオー
ル、ポリ(オキシプロピレン)ポリ(オキシエチレン)
ポリオールなどのポリ(オキシアルキレン)ポリオール
などが挙げられる。
また、原料に使用されるイソシアネート化合物として
は、トリレンジイソシアネート、メタキシリレンジイソ
シアネート、ジフエニルメタンジイソシアネート、ポリ
メチレンポリフエニレンイソシアネートなどの芳香族イ
ソシアネート化合物;上記イソシアネートの水添化物、
ヘキサメチレンジイソシアネート、などの脂肪族イソシ
アネート化合物;およびこれらのイソシアネート化合物
のイソシアネート基をフエノール、ケトキシム、芳香族
第2級アミン、第3級アルコール、アミド、ラクタム、
複素環化合物、亜硫酸塩などでブロツクしたブロツクイ
ソシアネート化合物などが挙げられる。
また、上記イソシアネート化合物は2量体〜5量体の
形で用いることもできる。
前述のポリエーテルポリオール化合物とイソシアネー
ト化合物の重合によるポリエーテルポリウレタンの生成
反応を促進する触媒として、ナフテン酸コバルト、ナフ
テン酸マグネシウムなどのナフテン酸塩類;ジブチルス
ズジラウレート、ジメチルスズジラウレート、塩化第一
スズなどのスズ化合物;トリエチレンジアミン、N−メ
チルモルホリン、N,N,N′,N′−テトラメチルポリメチ
レンジアミンなどのアミン化合物などを添加することも
できる。
一方、本発明の中間層に用いられる導電性物質として
は、アルミニウム、銅、ニツケル、銀などの金属粉体、
鱗片状金属粉体および、金属短繊維;酸化アンチモン、
酸化インジウム、酸化スズなどの導電性金属酸化物;ポ
リビニル、ポリアニリン、ポリチオフエン、高分子電解
質などの高分子導電材;カーボンフアイバー、カーボン
ブラツク、グラフアイト粉体;有機および無機の電解
質、金属錯体;またはこれらの導電性物質で表面を被覆
した導電性粉体などが挙げられる。
導電性物質と樹脂の混合比は5:1〜1:5程度、好ましく
は4:1〜1:3の範囲である。この混合比は中間層の抵抗
値、表面性、塗布適性などを考慮して決められる。
導電性物質が粉体の場合にはボールミル、ロールミ
ル、サンドミルなどを用いて常法により混合物を調製し
て用いる。
また、他の添加剤として界面活性剤、シランカツプリ
ング剤、テタネートカツプリング剤、シリコーンオイ
ル、シリコーンレベリング剤などを添加してもよい。
本発明の中間層は、ポリオール化合物とイソシアネー
ト化合物から得られる重合体と導電性物質を適当な溶剤
中に溶解あるいは分散して塗工乾燥して形成しても、未
反応のポリオール化合物とイソシアネート化合物の混合
物または部分的に反応させたポリオール化合物とイソシ
アネート化合物のプレポリマーを導電性物質とともに適
当な溶剤中に溶解あるいは分散して塗工後反応硬化させ
て形成してもよい。
本発明の中間層の厚さは、支持体表面の傷、打痕など
の欠陥、電子写真特性を考慮して設定されるものであ
り、一般的には0.1〜5.0μm程度まで設定し得るが、好
ましくは1〜30μmである。
この中間層の塗工は浸漬コーテイング、スプレーコー
テイング、ロールコーテイングなどの方法で行うことが
できる。
また、本発明ではバリヤー性のコントロールなど必要
に応じて、中間層上に樹脂を主成分とする第2の中間層
を設けることができる。
この第2の中間層に用いられる樹脂材料としては、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリウレア、ポリエステル、
フエノール樹脂などが挙げられる。
この第2の中間層の厚さは0.1μm〜5μmが好適で
あり、前述の中間層と同様な方法により塗工される。
本発明においては、感光層は、電荷発生層と電荷輸送
層に機能分離した積層構造型でも、単一層型でも良い。
積層構造型感光体の場合、電荷発生層はスーダンレツ
ド、ダイアンブルーなどのアゾ顔料、ピレノキノン、ア
ントアントロンなどのキノン顔料、キノシアニン顔料、
ペリレン顔料、インジゴ、チオインジゴなどのインジゴ
顔料、アズレニウム塩顔料、銅フタロシアニン、チタニ
ルオキソフタロシアニンなどのフタロシアニン顔料など
の電荷発生物質をポリビニルホルマール、ポリビニルブ
チラール、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ酢酸
ビニル、アクリル樹脂、ポリビニルピロリドン、エチル
セルロース、酢酸セルロースなどの結着剤樹脂に分散さ
せて、この分散液を前述の中間層の上に塗工することに
よって形成できる。このような、電荷発生層の膜厚は5
μm以下、好ましくは0.05〜2μmである。
電荷発生層の上に設ける電荷輸送層は、主鎖または側
鎖にビフエニレン、アントラセン、ピレン、フエナント
レンなどの構造を有する多環芳香族化合物、インドー
ル、カルバゾール、オキサジアゾール、ピラゾリンなど
の含窒素乾式化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合
物などの電荷輸送性物質を、必要に応じて成膜性を有す
る樹脂に溶解させた塗工液を用いて形成することができ
る。
このような成膜性を有する樹脂としてはポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル、ポ
リスチレンなどが挙げられる。
電荷輸送層の厚さは5〜40μm、好ましくは10〜30μ
mである。
また、積層構造型感光体は、電荷輸送層の上に電荷発
生層が積層された構造であってもよい。
さらに、単一層型感光体の場合は、前述のような電荷
発生物質と電荷輸送物質を樹脂中に含有させて形成する
ことができる。
また、本発明では、ポリビニルカルバゾール、ポリビ
ニルアントラセンなどの有機光導電性ポリマー層;セレ
ン蒸着層、セレン−テルル蒸着層、アモルフアスシリコ
ン層なども感光層に用いることができる。
一方、本発明で用いる支持体は、アルミニウム、銅、
クロム、ニツケル、亜鉛、ステンレスなどの金属やプラ
スチツク、紙などをシリンダーまたはシート状に成型し
たもの、アルミニウムや銅などの金属箔をプラスチツク
フイルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化イ
ンジウム、酸化スズなどのプラスチツクフイルムに蒸着
したものなどが挙げられる。
本発明の電子写真用感光体は、複写機、レーザービー
ムプリンター、LEDプリンター、LCDプリンター(液晶シ
ヤツター式プリンター)、マイクロリーダープリンター
等の電子写真装置一般に適用し得るが、更に電子写真技
術を応用したデイスプレー、記録、軽印刷、製版、フア
クシミリ等の装置にも巾広く適用し得るものである。
以下に、具体例実施例を挙げて、本発明をさらに詳し
く説明する。
〔実施例〕
実施例1 鱗片状アルミニウム粉体(平均粒系3μm)15部、ポ
リ(オキシプロピレン)トリオール(水酸基価:112mgKO
H/g)6部、ヘキサメチレンジイソシアネート1部、ジ
ブチルスズラウレート0.0001部、メチルエチルケトン
(MEK)15部、メチルイソブチルケトン(MIBK)15部を
φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で1時間分
散して中間層用塗料を調製した。
アルミニウムシリンダー(φ30mm×260mm)上に、上
記塗料を浸漬塗布し、160℃で30分間硬化させ、膜厚10
μmの中間層を形成した。
次にアルコール可溶性共重合ナイロン(重量平均分子
量82,000)1部をメタノール24部に溶解し、上記中間層
上に浸漬塗布し、80℃で10分間乾燥させ膜厚0.5μmの
第2の中間層を形成した。
次に下記構造式 のトリスアゾ顔料2部、ポリメチルメタクリレート(重
量平均分子量21,000)1部、シクロヘキサノン30部をφ
1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で10時間分散
した後、MEK60部を加えて電荷発生層用分散液を調製し
た。この分散液を上記の第2中間層上に浸漬塗布し、80
℃で20分間乾燥させ、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成
した。
次に下記構造式 のスチリル化合物1部およびポリカーボネート(重量平
均分子量54,000)1部を、ジクロルメタン1部、モノク
ロルベンゼン7部の混合溶媒中に溶解し、120℃で60分
間乾燥させ、膜厚18μmの電荷輸送層を形成し電子写真
感光体を製造した。
この電子写真感光体を帯電−レーザー露光−転写−ク
リーニングのプロセスを1.5秒サイクルで繰り返す反転
現像方式のレーザービームプリンターに取り付け、常温
常湿下(21℃,55%RH)および高温高湿下(32℃,85%R
H)の環境で電子写真特性の評価を行った。
その結果、第1表に示すように実施例1の感光体で
は、暗部電位(VD)と明部電位(VL)の差が大きく十分
な電位コントラストが得られたとともに、黒点状の欠
陥、かぶりのない良好な画像が得られた。
実施例2 実施例1で用いた鱗片状アルミニウム粉体10部、ポリ
(オキシエチレン)トリオール(水酸基価50mgKOH/g)
2部、ポリ(オキシプロピレン)グリコール(水酸基価
35mgKOH/g)3部、ヘキサメチレンジイソシアネートの
ケトオキシムブロツク体(有効イソシアネート15wt%)
1部、ジブチルスズジラウレート0.0001部、MEK15部、M
IBK15部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で
2時間分散して中間層用塗料を調製した。
このようにして調製した中間層用塗料を用いた他は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を製造した。
この感光体を実施例1と同様にして評価したところ、
高温高湿下においても暗部電位(VD)が安定し、実施例
1と同様な黒点状の欠陥や、かぶりのない良好な画像が
得られた。結果を第1表に示す。
比較例1〜4 実施例1で用いた鱗片状アルミニウム粉体2部、レゾ
ール型フエノール樹脂1部、メチノール5部、メチルセ
ロソルブ5部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル
装置で2時間分散して比較例1用の中間層用塗料を調製
した。
実施例1で用いた鱗片状アルミニウム粉体2部、ポリ
ビニルホルマール(重量平均重合度600、ホルマール化
率75%)1部、テトラヒドロフラン(THF)3部、シク
ロヘキサノン10部をφ1mmガラスビーズを用いたサンド
ミル装置で2時間分散して比較例2用の中間層用塗料を
調製した。
実施例1で用いた鱗片状アルミニウム粉体15部、アク
リルポリオール(水酸基価115mgKOH/g)6部、ヘキサメ
チレンジイソシアネート1部、ジブチルスズジラウレー
ト0.0001部、MEK20部、MIBK20部をφ1mmガラスビーズを
用いたサンドミル装置で2時間分散して比較例3用の中
間層用塗料を調製した。
実施例1で用いた鱗片状アルミニウム粉体15部、ポリ
エステルトリオール(水酸基価102mgKOH/g)6部、ヘキ
サメチレンジイソシアネート1部、ジブチルスズジシラ
ウレート0.0001部、MEK30部、MIBK10部をφ1mmガラスビ
ーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して比較例4
用の中間層用塗料を調製した。
このようにして調製した比較例1〜4用の中間層用塗
料を用いた他は、それぞれ実施例1と同様にして電子写
真感光体を製造し、実施例1と同様な評価を行った。
その結果、比較例1,2の感光体では感度が不足するた
め明部電位(VL)が高くなり、十分な電位コントラスト
が得られず、画像濃度が薄くなった。また高温高湿下で
は、比較例1〜4のいずれの感光体も不均一な電荷注入
によると考えられる黒い点状の画像欠陥が発生した。
この結果を第1表に示す。
実施例3,4、比較例5〜8 中間層用の導電性物質を鱗片状アルミニウム粉体か
ら、導電性酸化スズ粉体(平均粒径0.2μm)に変更し
た他は、実施例1,2、比較例1,2,3,4と同様にして電子写
真感光体を製造し、それぞれ実施例3,4、比較例5,6,7,8
とした。
これらの感光体に対して、実施例1と同様な評価を行
ったところ、実施例3,4では常温常湿下、高温高湿下と
も電位特性が安定し、欠陥のない良好な画像が得られ
た。
一方比較例5,6の感光体では感度が不足するため、十
分な電位コントラストが得られず画像濃度が薄くなっ
た。また高温高湿下では、比較例5,7,8の感光体は黒い
点状の画像欠陥が発生し、比較例6の感光体では暗部電
位(VD)の低下が起こり画像全面にかぶりがみられた。
これらの結果を第1表に示す。
実施例5 酸化アンチモン8%を含有する酸化スズでコーテイン
グした酸化チタン粉体20部,ポリ(オキシプロピレン)
ポリ(オキシエチレン)トリオール(オキシプロピレン
/オキシエチレン共重合モル比=8/2,水酸基価65mgKOH/
g)8部,ヘキサメチレンジイソシアネート三量体のケ
トキシムブロツク体(有効イソシアネート12.5wt%)3
部,ジブチルスズジラウレート0.0002部,MEK15部,MIBK1
5部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で3時
間分散し、中間層用塗料を調製した。
アルミニウムシリンダー(φ80×360mm)上に、上記
塗料を浸漬塗布し150℃で45分間硬化させ、膜厚18μm
の中間層を形成した。
次にアルコール可溶性共重合ナイロン(重量平均分子
量79,000)1部,N−メトキシメチル化6−ナイロン(重
量平均分子量25,000,メトキシメチル基置換率:29%)1
部をメタノール25部に溶解し、上記中間層上に浸漬塗布
し90℃で10分間乾燥させ、膜厚1.0μmの第2の中間層
を形成した。
次に下記構造式 のジスアゾ顔料2部,ポリビニルブチラール(重量平均
分子量22,000,ブチラール化率70%)1部,シクロヘキ
サノン15部,THF15部をφ1mmガラスビーズを用いたサン
ドミル装置で20時間分散した後、THF60部を加えて電荷
発生層用分散液を調製した。
この分散液を上記第2中間層上に浸漬塗布し、80℃で
10分間乾燥させ膜厚0.15μmの電荷発生層を形成した。
続いて、実施例1で用いたスチリル化合物1部,ポリ
カーボネート(重量平均分子量47,000)1部をジクロル
メタン2部,モノクロルベンゼン6部の混合溶媒中に溶
解し、125℃で60分間乾燥させ膜厚15μmの電荷輸送層
を形成し電子写真感光体を製造した。
この電子写真感光体を帯電−レーザー露光−転写−ク
リーニングのプロセスを1.2秒サイクルで繰り返す反転
現像方式のレーザービームプリンターに取り付け、常温
常湿下(22℃,50%RH)および高温高湿下(33℃,90%R
H)の環境で電子写真特性の評価を行った。
その結果第2表に示すように、実施例5の感光体はい
ずれの環境下でも暗部電位(VD)と明部電位(VL)の差
が大きく十分な電位コントラストが得られたとともに、
黒点状の欠陥、かぶりのない良好な画像が得られた。
実施例6〜9 酸化アンチモン11%を含有する酸化スズでコーテイン
グした酸化チタン粉体10部,ルチル型酸化チタン粉体10
部,ポリ(オキシプロピレン)トリオール(水酸基価16
0mgKOH/g)1部,ポリ(オキシエチレン)トリオール
(水酸基価55mgKOH/g)8部,メタキシリレンジイソシ
アネート1部,トリエチレンジアミン0.1部,MEK25部,MI
BK25部をφ1mmガラスビースを用いたサンドミル装置で
1時間分散し、実施例6用の中間層用塗料を調製した。
実施例5で用いた酸化アンチモン含有酸化スズでコー
テイングした酸化チタン粉体15部,ペンタエリスリトー
ルを開始剤としたポリ(オキシプロピレン)ポリオール
(水酸基価105mgKOH/g)1部,水添化トリレンジイソシ
アネート6部,ナフテン酸コバルト0.001部,MEK20部,MI
BK15部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で
1.5時間分散し、実施例7用の中間層用塗料を調製し
た。
実施例5で用いた酸化アンチモン含有酸化スズでコー
テイングした酸化チタン粉体30部,ポリ(オキシプロピ
レン)ポリ(オキシエチレン)グリコール(オキシプロ
ピレン/オキシエチレン共重合モル比=3/7,水酸基価30
mgKOH/g)11部,ヘキサメチレンジイソシアネート三量
体のケトキシムブロツク体(有効イソシアネート12.5wt
%)2部,ジブチルスズジラウレート0.0002部,溶剤可
溶性ポリエーテルポリウレタンエラストマー(重量平均
分子量17,000)2部,MEK60部,ジメチルホルムアミド
(DMF)60部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装
置で1.5時間分散し、実施例8用の中間層用塗料を調製
した。
このようにして調製した実施例6〜8用の中間層用塗
料を用いた他は、それぞれ実施例5と同様にして電子写
真感光体を製造し、それぞれ実施例6〜8とした。ま
た、第2の中間層を設けなかった以外は実施例5と同様
にして電子写真感光体を製造しこれを実施例9とした。
これらの感光体を実施例5と同様にして評価したとこ
ろ、いずれも高温高湿下においても暗部電位(VD)が安
定し、実施例5と同様な黒点状の欠陥や、かぶりのない
良好な画像が得られた。結果を第2表に示す。
比較例9〜14 実施例5で用いた酸化アンチモン含有酸化スズでコー
テイングした酸化チタン粉体2部,レゾール型フエノー
ル樹脂1部,MEK4部,メチルセロソルブ4部をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で3時間分散し、比較
例9用の中間層用塗料を調製した。
実施例5で用いた中間層用塗料のポリ(オキシプロピ
レン)ポリ(オキシエチレン)トリオールをアクリルポ
リオール(水酸基価60mgKOH/g)に代えた以外は実施例
5と同様の方法により比較例10用の中間層用塗料を調製
した。
実施例5で用いた中間層用塗料のポリ(オキシプロピ
レン)ポリ(オキシエチレン)トリオールをポリエステ
ルトリオール(水酸基価55mgKOH/g)に代えた以外は実
施例5と同様の方法により比較例11用の中間層用塗料を
調製した。
実施例8で用いたポリ(オキシプロピレン)ポリ(オ
キシエチレン)グリコールの代わりにポリエステルトリ
オール(水酸基価28mgKOH/g)をポリエーテルポリウレ
タンエラストマーの代わりに溶剤可溶性ポリエステルポ
リウレタンエラストマー(重量平均分子量19,000)を用
いた他は、実施例8と同様な方法により比較例12用の中
間層用塗料を調製した。
このようにして調製した比較例9〜12用の中間層用塗
料を用いた他は、それぞれ実施例5と同様にして電子写
真感光体を製造しそれぞれ比較例9〜12とした。
また、第2の中間層を設けなかった以外は比較例9,10
と同様にして電子写真感光体を製造し、それぞれ比較例
13,14とした。
これらの感光体を実施例5と同様にして評価したとこ
ろ、比較例9の感光体では感度が不足し明部電位(VL
が高くなり、十分な電位コントラストが得られず画像濃
度が薄くなった。また第2の中間層を設けなかった比較
例13,14では、いずれも支持体からの電荷注入が大きく
十分な暗部電位(VD)が得られず画像評価が出来なかっ
た。一方、高温高湿下では、比較例9〜12のいずれの感
光体も不均一な電荷注入によると考えられる黒い点状の
画像欠陥が発生した。この結果を第2表に示す。
実施例10,11比較例15〜18 中間層用の導電性物質を酸化アンチモン含有酸化スズ
でコーテイングした酸化チタン粉体から導電性カーボン
粉体に変えた以外は実施例5,8、比較例9〜12と同様に
して電子写真感光体を製造し、それぞれ実施例10,11、
比較例15〜18とした。
これらの感光体に対して、実施例5と同様な評価を行
ったところ、実施例10,11では常温常湿下、高温高湿下
とも電位特性が安定し、欠陥のない良好な画像が得られ
た。
一方、比較例15の感光体では感度が不足するため、十
分な電位コントラストが得られず画像濃度が薄くなっ
た。また高温高湿下では、比較例15〜18のいずれの感光
体とも黒い点状の画像欠陥が発生した。
これらの結果を第2表に示す。
実施例12,13、比較例19〜22 下記構造式 のジスアゾ顔料2部、ポリビニルブチラール(重量平均
分子量17,000、ブチラール化率71%)1部、シクロヘキ
サノン15部、THF15部をφ1mmガラスビーズを用いたサン
ドミル装置で10時間分散した後、THF60部を加えて電荷
発生層用分散液を調製した。
この分散液を用いて電荷発生層を形成した他は、実施
例5,8、比較例9〜12と同様にして電子写真感光体を製
造し、それぞれ実施例12,13、比較例19〜22とした。
このようにして製造した電子写真感光体を、帯電−ハ
ロゲン露光−現像−転写−クリーニングのプロセスを0.
6秒サイクロで繰り返す複写機に取り付けた。
これらの感光体に対して低温低湿下(12℃,15%RH)
電子写真特性の評価を行った。
その結果実施例12,13の感光体は初期画像において、
十分な電位コントラストが得られ、更に連続1000枚の画
像を出したところ明部電位(VL)の上昇がほとんど見ら
れず非常に安定した画像が得られた。
一方、比較例19の感光体は感度が不足し十分な電位コ
ントラストが得られず、初期から画像にかぶりを生じ、
連続1000枚後は大幅に明部電位が上昇しかぶりは更に悪
化した。また比較例20〜22の感光体では初期は電位コン
トラストがとれていたが連続1000枚のくり返しにより、
明部電位(VL)が上昇し画像上にかぶりを生じるように
なった。この結果を第3表に示す。
実施例14,15、比較例23〜26 下記構造式 のジスアゾ顔料2部、ポリメチルメタクリレート(重量
平均分子量24,000)1部、シクロヘキサノン30部をφ1m
mガラスビーズを用いたサンドミル装置で10時間分散し
た後、THF60部を加えて電荷発生層用分散液を調製し
た。
また下記構造式 のヒドラゾン化合物1部およびポリカーボネート(重量
平均分子量54,000)1部をジクロルメタン1部、モノク
ロルベンゼン7部の混合溶媒中に溶解し、電荷輸送層用
塗料を調製した。
このようにして調製した電荷発生層用塗料、電荷輸送
層用塗料を用いた他は実施例5,8、比較例9〜12と同様
にして電子写真感光体を製造し、それぞれ実施例14,1
5、比較例23〜26とした。
このようにして製造した感光体を実施例12と同様な評
価を行った。
その結果実施例14,15の感光体は初期画像において、
十分な電位コントラストが得られ、更に連続1000枚の画
像を出したところ明部電位(VL)の上昇がほとんどなく
非常に安定した画像が得られた。
一方比較例23〜26の感光体では初期は電位コントラス
トがとれていたが、連続1000枚のくり返しにより、明部
電位(VL)が上昇し画像上にかぶりを生じるようになっ
た。この結果を第3表に示す。
〔発明の効果〕 以上からも明らかなように、本発明の電子写真感光体
は支持体と感光層との間の中間層にポリエーテルポリウ
レタンと導電性物質を含有することにより、低温低湿下
から高温高湿下に至る全環境において安定した電位特性
と良好な画像が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 典子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 酒井 清志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 ▲榊▼原 悌互 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 藤村 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 雨宮 昇司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−163346(JP,A) 特開 平1−144521(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に中間層を介して感光層を有する
    電子写真感光体において、該中間層がポリエーテルポリ
    ウレタンと導電性物質を含有することを特徴とする電子
    写真感光体。
  2. 【請求項2】上記ポリエーテルポリウレタンがポリエー
    テルポリオール化合物とイソシアネート化合物との重合
    体である請求項第(1)項記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】上記中間層と感光層との間に樹脂を主成分
    とする第2の中間層を有する請求項第(1)項記載の電
    子写真感光体。
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