JP3226110B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP3226110B2
JP3226110B2 JP31350891A JP31350891A JP3226110B2 JP 3226110 B2 JP3226110 B2 JP 3226110B2 JP 31350891 A JP31350891 A JP 31350891A JP 31350891 A JP31350891 A JP 31350891A JP 3226110 B2 JP3226110 B2 JP 3226110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用感光体に関
し、詳しくは支持体と感光層との間に設けられた中間層
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カールソンタイプの電子写真感
光体においては、帯電−露光を繰り返したときに一定の
画像濃度とカブリのない画像を形成するうえで、暗部電
位と明部電位の安定性が重要になっている。
【0003】このため、支持体から感光層への電荷注入
性改良、支持体と感光層との接着性改良、感光層の塗工
性向上、支持体上の欠陥の被覆などの機能を有する中間
層を支持体と感光層との間に設けることが提案されてい
る。
【0004】また、感光層を電荷発生層と電荷輸送層に
機能分離した積層構造を有するものが提案されている
が、一般に電荷発生層は極めて薄い層として、例えば
0.5μm程度で設けられているため、支持体表面の欠
陥、汚れ、付着物または傷などが電荷発生層の膜厚を不
均一とする原因となる。電荷発生層の膜厚が不均一であ
ると感光体に感度ムラを生じるので、電荷発生層をでき
るだけ均一なものとすることが要求されている。
【0005】このようなことから電荷発生層と支持体と
の間にバリヤー層としての機能、接着層としての機能お
よび支持体上の欠陥を被覆する機能を有する中間層を設
けることが提案されている。
【0006】これまで感光層と支持体との間に設ける層
として、ポリアミド(特開昭46−47344号、特開
昭52−25638号、特開昭58−95351号)、
ポリエステル(特開昭52−20836号、特開昭54
−26738号)、ポリウレタン(特開昭49−100
44号、特開昭53−89435号)、カゼイン(特開
昭55−103556号)、ポリペプチド(特開昭53
−48523号)、ポリビニルアルコール(特開昭52
−100240号)、ポリビニルピロリドン(特開昭4
8−30936号)、酢酸ビニル−エチレン共重合体
(特開昭48−26141号)、無水マレイン酸エステ
ル重合体(特開昭52−10138号)、ポリビニルブ
チラール(特開昭57−90639号、特開昭58−1
06549号)、第四級アンモニウム塩含有重合体(特
開昭51−126149号、特開昭56−60448
号)、エチルセルロース(特開昭55−143564
号)などを用いることが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
材料を中間層として用いた電子写真感光体では、温湿度
変化により中間層の抵抗が変化するために、低温低湿下
から高温高湿度下の全環境に対して常に安定した電位特
性、画質を得るのが困難であった。
【0008】例えば、中間層の抵抗が高くなる低温低湿
下では感光体を繰り返し使用した場合中間層に電荷が残
留するため明部電位、残留電位が上昇しコピーした画像
にカブリを生じたり、反転現像を行なう電子写真方式の
プリンターにこのような感光体を用いた場合には画像の
濃度が薄くなったり、一定の画質を有するコピーが得ら
れない問題があった。
【0009】また、高温高湿下になると中間層の低抵抗
化によりバリヤー機能が低下し、支持体側からのキャリ
アー注入が増え暗部電位が低下してしまう。このため、
高温高湿下ではコピーした画像の濃度が薄くなったり、
反転現像を行なう電子写真方式のプリンターにこのよう
な感光体を用いた場合には、画像に黒点状の欠陥(黒ポ
チ)、およびカブリを生じ易くなるといった問題があっ
た。
【0010】したがって本発明の目的は、低温低湿下か
ら高温高湿下に至る全環境に対して安定した電位特性と
画像の得られる電子写真感光体を提供することにある。
【0011】また、本発明の別の目的は、支持体上の欠
陥を十分に被覆できる中間層を形成して、欠陥のない良
好な画像の得られる電子写真感光体を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、導
電性支持体上に中間層を介して感光層を有する電子写真
感光体において、該中間層が下記一般式(I)で示され
る単位成分を有するポリアミド樹脂を含有することを特
徴とする電子写真感光体、 一般式(I)
【0013】
【化3】 (式中、R1 は置換または無置換のアルキル基、R2
置換または無置換のアルキレン基を示し、nは1以上の
整数を示す)、並びに、前記感光体を備えた電子写真装
置及びファクシミリである。
【0014】以下、本発明の内容を詳細に説明する。
【0015】前記一般式(I)において、R1 で示され
るアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基
等が挙げられ、R2 で示されるアルキレン基としてはメ
チレン基、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン
基等が挙げられる。これらアルキル基およびアルキレン
基はハロゲン原子、フェニル基等のアリール基、アルコ
キシ基などの置換基を有していてもよい。
【0016】本発明に用いられるポリアミド樹脂は、主
鎖に用いるポリアミド樹脂のアミド基の水素を置換反応
により置換し、一般式(I)で示される単位成分を有す
る変性ポリアミド樹脂にするものである。
【0017】本発明に用いられる変性ポリアミドの主鎖
を構成するポリアミド樹脂としては、6,11,12,
66,610などのナイロン樹脂;および上記の成分を
含む共重合ナイロン樹脂;N−アルコキシメチル化、N
−アルキル化されたナイロン樹脂;芳香族成分を含むナ
イロン樹脂などが挙げられる。
【0018】また、本発明に用いられる変性ポリアミド
は、感光層用塗料に対する耐溶剤性を考慮して架橋して
用いることもできる。架橋は通常、エポキシ化合物、メ
ラミン化合物などを用いて、塗膜形成後の加熱処理によ
って行われる。ポリアミド成分にN−アルコキシメチル
化ナイロン樹脂を用いた場合は、架橋剤を用いずに、ク
エン酸、アジピン酸、酒石酸、マレイン酸、次亜リン酸
などの酸触媒を用いて、加熱による自己架橋により、架
橋体を形成することもできる。
【0019】本発明に用いられるポリアミド樹脂の主鎖
成分は、例えば、
【0020】
【化4】 などの構造を単位成分として有する重合体、またはこれ
らの構造のうち2種以上を単位成分として有する共重合
体が挙げられる。このような主鎖成分の具体例を示す。
【0021】
【表1】 次に実際に本発明に用いられる変性ポリアミド樹脂の例
を示す。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】
【表7】 本発明の電子写真感光体は、前述の変性ポリアミド樹脂
を中間層に含有することにより、低温低湿下における残
留電位の上昇および高温高湿下におけるバリヤー機能の
低下による暗部電位の低下などの環境変動を防止するこ
とができる。
【0028】本発明における変性ポリアミド樹脂は各環
境下において体積抵抗の変動があまり起こらず、この樹
脂を中間層とした場合、環境変動の少ない電子写真感光
体を得ることができる。通常のポリアミド樹脂は常温常
湿下より高温高湿下にすると抵抗が3ケタほど低くなっ
たりするが、変性ポリアミド樹脂はほとんど変化がな
い。
【0029】変性ポリアミド樹脂の環境変動が少ない理
由は定かではないが、以下のような構造要因が考えられ
る。 (1) 側鎖をつけることにより、塗工膜形成時に直線ポ
リマーよりアモルファス化、網目化しやすく内部に保留
した水又はイオン等の導電物質を保持しやすく、かつ成
膜性が良好になり、ピンホール様の塗膜欠陥が生じにく
い。 (2) 側鎖部分の極性基により、水、イオン性物質等が
吸着されやすい。また、膜の接着性も向上する。
【0030】以上2点より低温低湿下でも抵抗が上がら
ず、又アモルファスに形成された網目構造が塗膜内部へ
の過剰の水分子等のとりこみを防止し、かつ成膜性が上
がることにもなり、高温高湿下でも抵抗の急激な低下が
ないものと考えられる。
【0031】本発明に用いられる変性ポリアミドは、原
料となるポリアミドに、ポリアルデヒドとアルコールと
を作用させることにより、アミド基の水素が置換され変
性ポリアミドを合成することができる。
【0032】次に、本発明に用いられる変性ポリアミド
の具体的合成例を示す。
【0033】合成例 1 (例示化合物〔1〕) 6−ナイロン樹脂50gをギ酸250g、無水酢酸25
0gの混合溶媒中に入れ攪拌溶解した。これにパラホル
ムアルデヒド15g、2−メトキシエタノール35gを
加え、60℃に加熱し5時間反応させた。次に反応物溶
液を室温まで冷却後アセトン5リットル中にあけ再沈濾
過し白色の反応生成物を得た。この生成物を大量の水中
で攪拌洗浄し、濾過後40℃、10〜20mmHgの条
件下で減圧乾燥し、50.7gのメトキシエトキシメチ
ル化6−ナイロン樹脂(メトキシエトキシメチル基置換
率31%) を得た。
【0034】本発明の中間層は、前述の変性ポリアミド
単独で構成されていても、必要に応じて他の樹脂、添加
剤、導電性物質を加えた系で構成されていてもよい。こ
こで加える他の樹脂の例としては、共重合ナイロン、N
−アルコシキメチル化ナイロンなどのポリアミド、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリウレア、フェノール樹脂
などが挙げられる。添加剤の例としては、酸化チタン、
アルミナ、樹脂などの粉体類、界面活性剤、レベリング
剤、カップリング剤などが挙げられる。
【0035】導電性物質を用いる場合、アルミニウム、
銅、ニッケル、銀などの金属粉体、金属箔および、金属
短繊維;酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化スズな
どの導電性金属酸化物;ポリピロール、ポリアニリン、
高分子電解質などの高分子導電材;カーボンファイバ
ー、カーボンブラック、グラファイト粉体;またはこれ
らの導電性物質で表面を被覆した導電性粉体などが挙げ
られる。
【0036】本発明において中間層の厚さは、電子写真
特性および支持体上の欠陥を考慮して設定されるもので
あり、0.1〜50μm程度まで設定し得るが、通常は
0.5〜5μm、導電性物質を添加したときは1〜30
μmが好適である。中間層の塗工は浸漬コーティング、
スプレーコーティング、ロールコーティングなどの方法
で行なうことができる。
【0037】また、本発明ではバリヤー性のコントロー
ルなど必要に応じて、中間層上に樹脂を主成分とする第
二の中間層を設けることができる。
【0038】この第二の中間層に用いられる樹脂材料と
しては、前述の変性ポリアミドの他にポリアミド、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリウレア、フェノール樹脂
などが挙げられる。
【0039】この第二の中間層の厚さは、0.1〜5μ
mが好適であり、前述の中間層と同様な方法により塗工
される。
【0040】本発明においては、感光層は単一層型で
も、電荷発生層と電荷輸送層に機能分離した積層構造型
でも良い。
【0041】積層構造型感光体の電荷発生層はスーダン
レッド、ダイアンブルーなどのアゾ顔料、ピレンキノ
ン、アントアントロンなどのキノン顔料、キノシアニン
顔料、ペリレン顔料、インジゴ、チオインジゴなどのイ
ンジゴ顔料、アズレニウム塩顔料、銅フタロシアニン、
オキシチタニウムフタロシアニンなどのフタロシアニン
顔料などの電荷発生物質をポリビニルブチラール、ポリ
スチレン、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリビニル
ピロリドン、エチルセルロース、酢酸酪酸セルロースな
どの結着剤樹脂に分散させて、この分散液を前述の中間
層の上に塗工することによって形成できる。このよう
な、電荷発生層の膜厚は、5μm以下、好ましくは0.
05〜2μmである。
【0042】電荷発生層の上に設ける電荷輸送層は、主
鎖または側鎖にビフェニレン、アントラセン、ピレン、
フェナントレンなどの構造を有する多環芳香族化合物、
インドール、カルバゾール、オキサジアゾール、ピラゾ
リンなどの含窒素環式化合物、ヒドラゾン化合物、スチ
リル化合物などの電荷輸送物質を成膜性を有する樹脂に
溶解させた塗工液を用いて形成される。このようにして
形成する理由は、電荷輸送性物質が一般に低分子量で、
それ自身では成膜性に乏しいためである。
【0043】このような成膜性を有する樹脂としてはポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エス
テル、ポリスチレンなどが挙げられる。
【0044】電荷輸送層の厚さは5〜40μm、好まし
くは10〜30μmである。
【0045】また、本発明では、ポリビニルカルバゾー
ル、ポリビニルアントラセンなどの有機光導電性ポリマ
ー層;セレン蒸着層、セレン−テルル蒸着層、アモルフ
ァスシリコン層なども感光層に用いることができる。
【0046】本発明においては、感光層の構成として前
記の層構造以外に電荷輸送層上に電荷発生層を設けた層
構成も可能である。
【0047】一方、本発明で用いる支持体は導電性を有
するものであれば、何れのものでもよく、例えばアルミ
ニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛、ステンレスなど
の金属をドラムまたはシート状に成型したもの、アルミ
ニウムや銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミ
ネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウム、酸化
スズなどをプラスチックフィルムに蒸着したもの、ある
いは、導電性物質を単独または適当なパインダー樹脂と
ともに塗布して導電層を設けた金属、プラスチックフィ
ルム、紙などが挙げられる。
【0048】この導電層に用いられる導電性物質として
は、アルミニウム、銅、ニッケル、銀などの金属粉体、
金属箔および、金属短繊維;酸化アンチモン、酸化イン
ジウム、酸化スズなどの導電性金属酸化物;ポリピロー
ル、ポリアニリン、高分子電解質などの高分子導電材;
カーボンファイバー、カーボンブラック、グラファイト
粉体;有機および無機の電解質;またはこれらの導電性
物質で表面を被覆した導電性粉体などが挙げられる。
【0049】また、導電層に用いられるバインダー樹脂
としては、ポリアミド、ポリエステル、アクリル樹脂、
ポリアミノ樹脂エステル、ポリ酢酸ビニル、ポリカーボ
ネート、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアルキルエーテル、ポリアルキレンエー
テル、ポリウレタンエラストマーなどの熱可塑性樹脂
や、熱硬化性ポリウレタン、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂などの熱硬化性樹脂が挙げられる。
【0050】導電性物質とバインダー樹脂の混合比は、
5:1〜1:5程度である。この混合比は導電層の抵抗
値、表面性、塗布適性などを考慮して決められる。
【0051】導電性物質が粉体の場合にはボールミル、
ロールミル、サンドミルなどを用いて常法により混合物
を調製して用いる。
【0052】また、他の添加剤として界面活性剤、シラ
ンカップリング剤、チタネートカップリング剤、シリコ
ーンオイル、シリコーンレベリング剤などを添加しても
よい。
【0053】図1に本発明の電子写真感光体を用いた一
般的な転写式電子写真装置の概略構成例を示した。
【0054】図において、1は像担持体としての本発明
のドラム型感光体であり軸1aを中心に矢印方向に所定
の周波数で回転駆動される。該感光体1はその回転過程
で帯電手段2によりその周面に正または負の所定電位の
均一帯電を受け、次いで露光部3にて不図示の像露光手
段により光像露光L(スリット露光・レーザービーム走
査露光など) を受ける。これにより感光体周面に露光像
に対応した静電潜像が順次形成されていく。
【0055】その静電潜像についで現像手段4でトナー
現像されそのトナー現像像が転写手段5により不図示の
給紙部から感光体1と転写手段5との間に感光体1の回
転と同期取りされて給送された転写材Pの面に順次転写
されていく。
【0056】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写
物(コピー) として機外へプリントアウトされる。
【0057】像転写後の感光体1の表面はクリーニング
手段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化さ
れ、更に前露光手段7により除電処理されて繰り返して
像形成に使用される。
【0058】感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ
帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置5
もコロナ転写手段が一般に広く使用されている。電子写
真装置として、上述の感光体や現像手段、クリーニング
手段などの構成要素のうち、複数のものを装置ユニット
として一体に結合して構成し、このユニットを装置本体
に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、感光体1
とクリーニング手段6とを一体化してひとつの装置ユニ
ットとし、装置本体のレールなどの案内手段を用いて着
脱自在の構成にしても良い。このとき、上記の装置ユニ
ットの方に帯電手段および/または現像手段を伴って構
成しても良い。
【0059】光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプ
リンターとして使用する場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、原稿を読取り信号化し、この信号に
よりレーザービームの走査、LEDアレイの駆動、また
は液晶シャッターアレイの駆動などにより行われる。
【0060】ファクシミリのプリンターとして使用する
場合には、光像露光Lは受信データをプリントするため
の露光になる。図2はこの場合の1例をブロック図で示
したものである。
【0061】コントローラ11は画像読取部10とプリ
ンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17により制御されている。画像読取部10からの読
取データは、送信回路13を通して相手局に送信され
る。相手局から受けたデータは受信回路12を通してプ
リンター19に送られる。画像メモリ16には所定の画
像データが記憶される。プリンタコントローラ18はプ
リンター19を制御している。14は電話である。
【0062】回線15から受信された画像情報(回線を
介して接続されたリモート端末からの画像情報)は、受
信回路12で復調された後、CPU17で復号処理が行
なわれ、順次画像メモリ16に格納される。そして、少
なくとも1ページの画像情報がメモリ16に格納される
と、そのページの画像記録を行なう。CPU17は、メ
モリ16より1ページの画像情報を読み出し、プリンタ
コントローラ18に復号化された1ページの画像情報を
送出する。プリンタコントローラ18は、CPU17か
らの1ページの画像情報を受け取るとそのページの画像
情報記録を行なうべく、プリンター19を制御する。
【0063】尚、CPU17は、プリンター19による
記録中に、次のページの受信を行なっている。
【0064】以上の様にして、画像の受信と記録が行な
われる。
【0065】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版など電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0066】
【実施例】以下に、具体的実施例を挙げて、本発明をさ
らに詳しく説明する。実施例中の部は重量部を示す。
【0067】実施例 1 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
導電性酸化チタン粉体50部、フェノール樹脂25部、
メチルセロソルブ20部、メタノール5部およびシリコ
ーンオイル(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキ
レン共重合体、平均分子量3,000)0.002部を
φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間
分散して導電層用塗料を調製した。
【0068】アルミニウムシリンダー(φ30mm×2
60mm)上に、上記塗料を浸漬塗布し、140℃で3
0分間乾燥させ、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0069】次に、前述した例示重合体[]5部をメ
タノール95部に溶解し、中間層用塗料を調製した。
【0070】この塗料を、上記導電層上に浸漬塗布し、
90℃で10分間乾燥させ、膜厚0.6μmの中間層を
形成した。
【0071】次に、構造式
【0072】
【化5】 のジスアゾ顔料3部、ポリビニルベンザール(ベンザー
ル化率75%、重量平均分子量13,000)2部及び
シクロヘキサノン35部をφ1mmガラスビーズを用い
たサンドミル装置で8時間分散した後、メチルエチルケ
トン(MEK)60部を加えて電荷発生層用分散液を調
製した。この分散液を上記の中間層上に浸漬塗布し、8
0℃で20分間乾燥させ、膜厚0.2μmの電荷発生層
を形成した。
【0073】次に、構造式
【0074】
【化6】 のスチリル化合物10部およびポリカーボネート(重量
平均分子量46,000)10部をジクロルメタン20
部、モノクロルベンゼン40部の混合溶媒中に溶解し、
この溶液を上記の電荷発生層上に浸漬塗布し、120℃
で60分間乾燥させ、膜厚18μmの電荷輸送層を形成
した。
【0075】このようにして製造した電子写真感光体
を、帯電−露光−現像−転写−クリーニングのプロセス
を2.0秒サイクルで繰り返す反転現像方式のレーザー
プリンターに取り付け、常温常湿下(23℃、50%R
H)および高温高湿下(30℃、85%RH)の環境で
電子写真特性の評価を行なった。
【0076】この結果、表1に示すように実施例1の感
光体では、暗部電位(VD )と明部電位(VL )の差が
大きく、十分な電位コントラストが得られたとともに、
高温高湿下でも暗部電気(VD )は安定し、黒点状の欠
陥(黒ボチ)、カブリのない良好な画像が得られた。
【0077】実施例 2〜5 中間層用塗料に例示重合体〔2〕,〔3〕,〔5〕,
〔6〕の変性ポリアミド樹脂をそれぞれ用いたほかは、
実施例1と同様にして電子写真感光体を製造し、それぞ
れ実施例2〜5とした。
【0078】これらの感光体を実施例1と同様にして評
価したところ、いずれも高温高湿下でも暗部電位
(VD )は安定し、黒点状の欠陥(黒ボチ)、カブリの
ない良好な画像が得られた。
【0079】この結果を表1に示す。
【0080】比較例 1 中間層用塗料に前記の変性ポリアミド樹脂の代わりに、
N−メトキシメチル化6ナイロン(重量平均分子量12
0,000、メトキシメチル基置換率33%)を用いた
ほかは、実施例1と同様にして電子写真感光体を製造
し、比較例1とした。
【0081】この感光体を実施例1と同様にして評価し
たところ、高温高湿下になると帯電能が悪化し、暗部電
位(VD )の低下が見られ、画像上には黒点状の欠陥
(黒ボチ)が発生するようになった。
【0082】この結果を表1に示す。
【0083】
【表8】 実施例 6 例示重合体
〔9〕5部をメタノール95部に溶解し、中
間層用塗料を調製した。
【0084】この塗料を、アルミニウムシリンダー(φ
30mm×360mm)上に浸漬塗布し、100℃で2
0分間乾燥させ、膜厚1.2μmの中間層を形成した。
【0085】次に、オキシチタニウムフタロシアニン顔
料4部、ポリビニルブチラール(ブチラール化率68
%、重量平均分子量24,000)3部およびシクロヘ
キサノン34部をφ1mmガラスビーズを用いたサンド
ミル装置で10時間分散した後、テトラヒドロフラン
(THF)60部を加えて電荷発生層用分散液を調製し
た。この分散液を上記の中間層上に浸漬塗布し、80℃
で15分間乾燥させ、膜厚0.15μmの電荷発生層を
形成した。
【0086】次に、実施例1で用いたスチリル化合物7
部およびポリカーボネート(重量平均分子量59,00
0)10部をジクロルメタン15部、モノクロルベンゼ
ン45部の混合溶媒中に溶解し、この溶液を上記の電荷
発生層上に浸漬塗布し、120℃で60分間乾燥させ、
膜厚25μmの電荷輸送層を形成した。
【0087】このようにして製造した電子写真感光体
を、帯電−露光−現像−転写−クリーニングのプロセス
を0.6秒サイクルで繰り返す複写機に取り付けた。
【0088】この感光体に対して低温低湿下(15℃、
10%RH)の環境で電子写真特性の評価を行なったと
ころ、表2に示すように、この感光体は暗部電位
(VD )と明部電位(VL )との差が大きく、十分な電
位コントラストが得られた。さらに、連続1000枚の
画像を出したところ、明部電位(VL )の上昇も少なく
安定した画像が得られた。
【0089】実施例 7〜10 中間層用塗料に例示重合体〔10〕,〔16〕,〔2
9〕,〔33〕の変性ポリアミド樹脂をそれぞれ用いた
ほかは、実施例6と同様にして電子写真感光体を製造
し、それぞれ実施例7〜10とした。
【0090】これらの感光体を実施例6と同様にして評
価したところ、いずれの感光体も暗部電位(VD )と明
部電位(VL )との差が大きく、十分な電位コントラス
トが得られるとともに連続1000枚の画像を出して
も、明部電位(VL )の上昇が少なく安定した画像が得
られた。
【0091】この結果を表2に示す。
【0092】比較例 2 中間層用塗料に前記の変性ポリアミド樹脂の代わりに、
アルコール可溶性共重合ナイロン(重量平均分子量6
6,000)を用いたほかは、実施例6と同様にして電
子写真感光体を製造し、比較例2とした。
【0093】この感光体を実施例6と同様にして評価し
たところ、連続1000枚の繰り返しで明部電位
(VL )が上昇し、画像上にはカブリを生じるようにな
った。
【0094】この結果を表2に示す。
【0095】
【表9】 実施例11 10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した
導電性酸化チタン粉体25部、ルチル型酸化チタン粉体
20部、前述の例示重合体〔13〕を20部、メタノー
ル20部、2−プロパノール10部をφ1mmガラスビー
ズを用いたサンドミル装置で4時間分散して中間層用塗
料を調製した。
【0096】アルミニウムシリンダー(φ60mm×26
0mm)上に、上記塗料を浸漬塗布し、160℃で30分
間乾燥させ、膜厚16μmの中間層を形成した。
【0097】次に、アルコール可溶性共重合ナイロン
(重量平均分子量66,000)5部をメタノール95
部に溶解し、上記中間層上に浸漬塗布後、90℃で15
分間乾燥させ、膜厚0.3μmの第二の中間層を形成し
た。
【0098】次に、構造式
【0099】
【化7】 のジスアゾ顔料2部、ポリビニルブチラール(ブチラー
ル化率68%、重量平均分子量18000)1部および
シクロヘキサノン30部をφ1mmガラスビーズを用いた
サンドミル装置で20時間分散した後、メチルエチルケ
トン(MEK)65部を加えて電荷発生層用分散液を調
製した。この分散液を第二の中間層上に浸漬塗布し、8
0℃で20分間乾燥させ、膜厚0.2μmの電荷発生層
を形成した。
【0100】次に、構造式
【0101】
【化8】 のヒドラゾン化合物9部およびポリカーボネート(重量
平均分子量46000)10部をジクロルメタン20
部、モノクロルベンゼン40部の混合溶媒中に溶解し、
この溶液を上記の電荷発生層上に浸漬塗布し、120℃
で60分間乾燥させ、膜厚23μmの電荷輸送層を形成
した。
【0102】このようにして製造した電子写真感光体
を、帯電−露光−現像−転写−クリーニングのプロセス
を0.8秒サイクルで繰り返す複写機に取り付けた。
【0103】この感光体に対して低温低湿下(15℃、
10%RH)の環境で電子写真特性の評価を行なったと
ころ、表3に示すように、この感光体は暗部電位
(VD )と明部電位(VL )との差が大きく、十分な電
位コントラストが得られた。さらに、連続1000枚の
画像を出したところ、明部電位(VL )の上昇も少なく
安定した画像が得られた。
【0104】実施例12 第二の中間層を設けなかったほかは実施例11と同様に
して中間層、電荷発生層、および電荷輸送層を形成し、
実施例12の電子写真感光体を製造した。
【0105】この感光体を実施例11と同様にして評価
したところ、暗部電位(VD )と明部電位(VL )との
差が大きく、十分な電位コントラストが得られるととも
に連続1000枚の画像を出しても、明部電位(VL
の上昇が少なく安定した画像が得られた。
【0106】この結果を表3に示す。
【0107】比較例3,4 導電性酸化チタン粉体およびルチル型酸化チタン粉体を
含む中間層用塗料に前記実施例11の変性ポリアミドの
代わりに、フェノール樹脂を用いたほかは、実施例11
および12と同様にして電子写真感光体を製造し、それ
ぞれ比較例3,4とした。
【0108】この感光体を実施例11と同様にして評価
したところ、比較例3では連続1000枚の繰り返しで
明部電位(VL )が上昇し、画像上にはカブリを生じる
ようになった。また、中間層上に直接、電荷発生層、電
荷輸送層を設けた比較例4では、中間層のバリヤー性が
不足し、支持体側からの電荷注入が大きく暗部電位(V
D )が低いため、画像形成に必要な電位コントラストが
得られなかった。
【0109】この結果を表3に示す。
【0110】
【表10】 参考例1(HOCH2CH2OCH3で変性したもの) 2リットルオートクレーブに6−ナイロン100g、メ
チルセロソルブ3.76gパラホルムアルデヒド80g
を仕込み120℃に加熱攪拌し、原料ナイロンを溶解し
た。
【0111】次いで、メチルセロソルブ25gにリン酸
1gを加えたものをチャージし、120℃で45分間反
応させた。反応混合物を水中に注ぎ、一夜放置してモチ
状に固化した樹脂を取り出し、粉砕した。粉砕物をアル
カリ洗浄、さらには水洗を重ねた。取り出した樹脂分を
風乾し、メタノール200gに溶解し、不溶物を濾別、
樹脂溶液を水中に注ぎ、固化した樹脂を粉砕し、シッフ
試薬でホルムアルデヒドが認められなくなるまで水洗を
重ねた。
【0112】乾燥樹脂分80gを得た。変性率30%。
【0113】 IRスペクトル:1050〜l100cm-1(−C−O−
C−)13 C−NMRスペクトル(ppm):78(−N−CH
2O−) 65,68(−O−CH2−)、58(−O−CH3参考例2 (HO−CH2CH2−O−C49で変性したも
の) 6−ナイロン100g、パラホルムアルデヒド100
g、ブテルセロソルブ400g(全量)、リン酸2gを
使用し、反応温度140℃、反応時間1時間としたほか
参考例1と同様に操作して25%変性されたポリアミ
ド樹脂75gを得た。13C−NMRスペクトル(pp
m):60〜70(−O−CH2−)参考例3 (HO−CH2CH2O−CH2CH2O−C25
で変性したもの) 6−ナイロン100g、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル300g、パラホルムアルデヒド100g、
リン酸4gを使用し、反応温度130℃、反応時間1時
間としたほかは参考例1と同様に操作して、15%変性
されたポリアミド樹脂85gを得た。
【0114】 IRスペクトル(cm-1):1050〜l100(−C
−O−C−)13 C−NMRスペクトル(ppm):65,68(−O
−CH2−)、14(−CH3参考例4
【0115】
【化9】 6−ナイロン100g、パラホルムアルデヒド100
g、エチレングリコールモノベンジルエーテル400
g、リン酸4gを使用し、反応温度160℃、反応時間
2時間としたほかは、参考例1と同様に操作して、15
%変性されたポリアミド樹脂80gを得た。
【0116】
【化10】 参考例5(HOCH2CH2OCH2CH2OCH3で変性
したもの) 1リットルオートクレーブに6−ナイロン100g、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル250g、パラ
ホルムアルデヒド100g、を仕込み、130℃に加熱
攪拌する。次にジエチレングリコールモノメチルーテル
25gにリン酸4gを加えた混合液をチャージしてから
130℃で60分反応させた。その後内容物を水中に注
入し、参考例1に示したと同様の処理をして、15%変
性したポリアミド樹脂95gを得た。
【0117】 IRスペクトル:1050〜l100cm-1(−C−O
−C−)13 C−NMRスペクトル(ppm):78(−N−CH
2−) 65,68(−O−CH2−)、58(−O−CH3参考例1〜5 で得た変性ポリアミドの表面固有抵抗と摩
擦帯電量について環境を変えて評価を行なった。 (*1) (*2) 表面固有抵抗値(Ω) 摩擦帯電量(V) 23℃/55%rh 23℃/15%rh 23℃/55%rh 23℃/15%rh参考例1 4.2×109 5.1×109 0 0 2.6×109 9.8×109 0 0 3.7×109 2.1×109 0 0 1.5×109 2.2×1010 0 0 3.5×109 2.0×1010 0 0比較参考例 4.5×1010 1.2×1012 0 130 3.3×1013 1.2×1014 150 340比較参考例1 :メトキシメチル化ナイロンを使用〃 2 :6,66−ナイロンを使用 *1)JIS K 6911に準ずる。 *2)荷重300g時の飽和帯電量を示したものであ
る。
【0118】
【発明の効果】以上の実施例からもわかるように、本発
明の電子写真感光体は、支持体と感光層との間の中間層
に下記一般式(I)で示される単位成分を有するポリア
ミド樹脂 一般式(I)
【0119】
【化11】 (式中、R1 は置換または無置換のアルキル基、R2
置換または無置換のアルキレン基を示し、nは1以上の
整数を示す。)を含有することにより、低温低湿下から
高温高湿下に至る全環境において安定した電位特性と良
好な画像の得られるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。
【図2】電子写真装置をプリンターとして使用したファ
クシミリのブロック図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電手段 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリーニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 清志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特公 昭44−21838(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/14 H04N 1/29 C08G 69/00 - 69/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に中間層を介して感光層
    を有する電子写真感光体において、該中間層が下記一般
    式(I)で示される単位成分を有するポリアミド樹脂を
    含有することを特徴とする電子写真感光体、 一般式(I) 【化1】 (式中、R1は置換または無置換のアルキル基、R2は置
    換または無置換のアルキレン基を示し、nは1以上の整
    数を示す)。
  2. 【請求項2】 中間層が、導電性物質を含有することを
    特徴とする請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 導電性支持体が、支持体基体と、その上
    に設けられた導電性物質およびバインダー樹脂を含有す
    る導電層を有することを特徴とする請求項1または2記
    載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の電子写真感光体
    を備えた電子写真装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3記載の電子写真感光体
    を備え、かつリモート端末からの画像情報を受信する受
    信手段を有するファクシミリ。
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