JP2933435B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ

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JP2933435B2 JP4024336A JP2433692A JP2933435B2 JP 2933435 B2 JP2933435 B2 JP 2933435B2 JP 4024336 A JP4024336 A JP 4024336A JP 2433692 A JP2433692 A JP 2433692A JP 2933435 B2 JP2933435 B2 JP 2933435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体、該電子
写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリに
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体の光導電材料としてセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機光導電材料が
従来より用いられている。一方、ポリビニルカルバゾ−
ル、オキサジアゾ−ル、フタロシアニンなどの有機光導
電材料は無機光導電材料に比べてその無公害性、高生産
性などの利点があるが、感度が低く、その実用化は困難
であった。そのためいくつかの増感方法が提案されてい
るが、その効果的な方法としては電荷発生層と電荷輸送
層を積層した機能分離型の感光体を用いることが知られ
ている。
【0003】ところで、電子写真感光体には当然のこと
ながら適用される電子写真プロセスに応じた所定の感
度、電気特性、さらには光学的特性を備えていることが
要求される。特に繰り返し使用可能な感光体にあって
は、その感光体の表面層にはコロナ帯電、トナ−現像、
紙への転写、クリ−ニング処理といった電気的、機械的
外力が直接加えられるため、それらに対する耐久性が要
求される。具体的には、コロナ帯電時に発生するオゾン
による劣化のために感度低下や電位低下および残留電位
増加が起こり、加えて摺擦によって表面が摩耗したり、
傷が発生することなど、これらに対する耐久性が要求さ
れている。
【0004】感光体の表面は樹脂によって被膜化されて
いるため、特に樹脂の性能が重要であり、耐久性の優れ
た樹脂が要望されていた。最近になってこれらを満足す
る樹脂としてビスフェノ−ルAを骨格として有するポリ
カ−ボネ−ト(以下、ビスフェノ−ルA型ポリカ−ボネ
−トという)が表面層のバインダ−として研究される用
になってきたが、前述した電子写真特性の全てがビスフ
ェノ−ルA型ポリカ−ボネ−トで満足されるわけではな
く、次のような問題点を有している。 (1)樹脂の溶解性が悪い。ジクロロメタンや1,2−
ジクロロエタンなどのハロゲン化脂肪族炭化水素類の一
部にしか良好な溶解性を示さない。これらのハロゲン化
脂肪族炭化水素類は低沸点のため、これらの溶剤で調製
した塗工液を用いて感光体を製造すると塗工面が白化し
易い。また、塗工液の固形分などの工程管理にも手間が
かかる。 (2)ハロゲン化脂肪族炭化水素類以外の溶剤に対して
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン、シクロヘキサノ
ンあるいはそれらの混合溶剤に一部可溶であるが、その
溶液は数日以内でゲル化するなど経時安定性が悪く、感
光体の生産のためには不向きである。 (3)更に、上記(1)および(2)に挙げた欠点が改
善されたとしてもビスフェノ−ルA誘導体のみが主鎖骨
格のポリカ−ボネ−トにはソルベントクラックが発生す
るという欠点があり、しばしば電子写真複写機において
ドラムのひび割れとして現れ、その欠点が指摘されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は従来の
ポリカ−ボネ−トを表面層として使用した電子写真感光
体が有していた問題点を解決し、潤滑性および耐摩耗性
を向上することによって優れた耐ソルベントクラック
性、機械的特性および耐久性を有し、しかも製造が容易
な電子写真感光体を提供すること、該電子写真感光体を
備えた電子写真装置並びにファクシミリを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は導電性支持体上
に感光層を有する電子写真感光体において、該電子写真
感光体の表面が、下記一般式(1)で示す構造部分 一般式(1)
【化9】 (式中、Aは炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状の
アルキリデン基もしくはアリール置換アルキレン基、ア
リーレン基、−O−、−S−、−SO−または−SO2
−を示し、R1〜R4は水素原子、ハロゲン原子、炭素数
1〜4のアルキル基もしくはアリール基を示す)および
下記一般式(2)−1または(2)−2で示す構造部
【化8】 一般式(2)−1 一般式(2)−2 (式中、R5〜R8は炭素数1〜4のアルキル基、フェニ
ル基または置換フェニル基を示し、R5およびR8は同一
であっても異なっていてもよい、また、mは1以上の整
数を示し、nはポリオルガノシロキサンのセグメントの
数を表わす)からなる共重合体を含有し、かつ、分子量
1,000以下の低分子量体が全共重合体の10wt
以下であることを特徴とする電子写真感光体から構成さ
れる。
【0007】また、本発明は前記本発明における共重合
体の構造が完全にランダム構造を有する前記本発明の電
子写真感光体から構成される。
【0008】本発明に用いられる共重合体は下記一般式
(3)−1または(3)−2で示す構造を有することが
好ましい。
【化10】 一般式(3)−1 一般式(3)−2 式中、A、R1〜R4、R5〜R8、mおよびnは前記一般
式(1)、一般式(2)−1および一般式(2)−2に
おけると同様であり、XおよびYは共重合比である。
【0009】電子写真における画像欠陥につながるゲル
の発生、即ち、巨視的には溶液の保存安定性は単に共重
合体を形成するだけでは有効に防止できず、共重合体を
特にランダム共重合体(交互共重合体を含む)とするこ
とにより、ポリマーセグメント自体の対称性を低下させ
ることによって、最も有効に達成することができる。し
かし、分子量1,000以下の低分子量ポリマーが混在
すると部分的にブロック状になって結晶化が発生した
り、巨視的にはゲル核の発生を促進して耐ソルベントク
ラック性や機械的強度が著しく低下するという問題があ
る。即ち、本発明においては前述の分子量1,000以
下のポリマーが全ポリマーの10wt%以下であること
を特徴とし、さらに、ランダム共重合体を使用すること
を特徴とする。このような共重合体における分子量1,
000以下のポリマーの混在は、共重合体を好適な溶媒
に溶解し、溶液の透明度を測定することにより容易に判
別することができる。即ち、低分子量ポリマー成分が多
いと結晶化もしくはゲル化するために溶液の透明度が低
下するためである。詳しくは、GPC(ゲルパーミェー
ションクロマトグラフィー)の測定を行い、分子量1,
000以下の成分を求めることで共重合体中の低分子量
ポリマーの混在率を測定することができる。
【0010】一般式(3)−1および2におけるX、
Y、nは共重合体の機械的強度、耐衝撃性という物性面
からX:Yは99.5:0.5から10:90が好まし
く、特にはX:Yは99:1から80:20が好まし
い。XがYより小さくなると機械的強度が不足し、Xが
199倍を越えると潤滑性が不足する。また、nは1か
ら500の範囲であることが好ましく、特には10から
200の範囲であることが好ましい。nが0であると潤
滑性がなく、nが500を越えると重合比に関わらず、
機械的強度が不足する。
【0011】本発明におけるランダム共重合体は多価フ
ェノ−ルとポリオルガノシロキサン誘導体とをホスゲン
の存在下で界面重縮合することによって合成される。か
かる共重合成分を界面重縮合することにより、本発明に
おけるランダム共重合体が純度よく製造できる。
【0012】多価フェノ−ルの具体例を表1および2に
示すが、化合物は具体例に限定されるものではない。
【表1】
【表2】
【0013】次に、ポリオルガノシロキサン誘導体の具
体例を表3に示すが化合物は具体例に限定されるもので
はない。
【表3】
【0014】本発明における共重合体の分子量は、溶液
として塗布する際に好適な膜厚を形成するのに都合がよ
い粘度が得られれば如何なる範囲であってもよいが、塗
布膜の強度、機械的特性という点から、好適分子量範囲
は、粘度平均分子量で5,000〜150,000、特
に、粘度平均分子量または重量平均分子量が10,00
0から100,000の範囲が好ましい。また2種以上
の分子量のものを混合して使用することもできる。さら
に本発明における共重合体には第3の共重合成分を添加
して共重合体とすることができる。
【0015】本発明における特定構造の共重合体によれ
ば、電気的、機械的特性を低下することなしに良好な潤
滑性を有する被膜が得られる。さらに、該共重合体は、
ごく一般的な溶媒、具体的には例えばテトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジ
クロロメタンもしくはこれらの混合物に高い溶解性を示
し、かつ、ゲル化によるポットライフの低下という問題
のないことなど電子写真特性や製造安定性、品質安定性
についても良好な特性を有する。
【0016】本発明における特定構造の共重合体は電子
写真感光体の表面層、特に感光層および表面保護層に含
有させることができ、感光層の結着剤樹脂および電荷発
生層および電荷輸送層として機能分離した積層型の感光
層においては、両層の結着剤樹脂として使用できる。
【0017】本発明の電子写真感光体の導電性支持体と
しては、支持体自体が導電性を有する、例えばアルミニ
ウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、バナ
ジウム、モリブデン、クロム、チタン、ニッケル、イン
ジウム、金、白金などを用いることができ、その外に、
アルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウム、酸
化錫、酸化インジウム−酸化錫合金などを真空蒸着して
得られる導電層を有するプラスチック、紙など、あるい
は導電性粒子をプラスチックや紙に含浸した支持体や導
電性ポリマ−を有するプラスチックなどを用いることが
できる。
【0018】導電性支持体と感光層の間にバリヤ−機能
と接着機能を有する下引き層を設けることができる。下
引き層はカゼイン、ポリビニルアルコ−ル、ニトロセル
ロ−ス、エチレン−アクリル酸コポリマ−、ポリビニル
ブチラ−ル、フェノ−ル樹脂、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ゼラチン、酸化アルミニウムなどを用いて形成でき
る。膜厚は0.1〜10μm、好ましくは0.1〜5μ
mである。さらに導電性支持体と下引き層との間に支持
体の表面欠陥を補うための被覆を施すことや画像入力が
レ−ザ−光の場合には散乱による干渉縞を防止すること
を目的とした導電層を設けることができる。この導電層
はカ−ボンブラック、金属粒子または金属酸化物の導電
性粉体を適当な結着剤樹脂中に分散して形成することが
できる。膜厚は5〜40μm、好ましくは10〜30μ
mである。
【0019】電荷発生層は電荷発生物質を結着剤樹脂と
共に塗料化して塗布形成されるが、電荷発生物質である
顔料としては、例えばアゾ系顔料、キノン顔料、キノシ
アニン顔料、ペリレン顔料、インジゴ系顔料、アズレニ
ウム塩顔料、銅フタロシアニンなどが挙げられる。結着
剤樹脂としてはポリビニルブチラ−ル、ポリスチレン、
ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリビニルピロリド
ン、エチルセルロ−ス、酢酸酪酸セルロ−スなどが挙げ
られる。この他に無機系材料からなる電荷発生層を使用
することもできる。電荷発生層の膜厚は5μm以下、好
ましくは0.05〜2μmである。
【0020】電荷輸送層は本発明で特定するランダム共
重合体と電荷輸送物質を少なくとも含有するが、電荷輸
送物質としてはビフェニレン、アントラセン、ピレン、
フェナントレンなどの多環芳香族化合物、インド−ル、
カルバゾ−ル、オキサジアゾ−ル、ピラゾリンなどの含
窒素環式化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物な
どを挙げることができる。電荷輸送層の膜厚は5〜40
μm、好ましくは10〜30μmである。
【0021】さらに本発明の電子写真感光体において
は、感光層の上に表面保護層を設けることができる。こ
の表面保護層は本発明に用いられる特定の共重合体と電
荷輸送物質を混合、もしくは導電性粉体を分散して電荷
輸送層上に塗設され、電荷輸送層の摩耗を防ぐものであ
る。膜厚は電子写真特性および耐久性を考慮して決定さ
れるが、通常、0.2〜15μmであることが望まし
い。
【0022】電荷発生層は前記電荷発生物質を結着剤樹
脂および溶剤と共にホモジナイザ−、超音波、ボ−ルミ
ル、振動ボ−ルミル、サンドミル、アトライタ−、ロ−
ルミルなどの方法で良く分散し、塗布乾燥して形成され
る。電荷発生物質と結着剤樹脂との割合は重量比で1:
5〜5:1、好ましくは1:2〜3:1である。
【0023】電荷輸送層は前記電荷輸送物質を結着剤樹
脂を溶剤に溶解して、塗布される。電荷輸送物質と結着
剤樹脂との割合は重量比で3:1〜1:3、好ましくは
2:1〜1:2である。溶剤としてトルエン、キシレン
あるいはクロロベンゼンが有効である。塗布方法として
は、例えば浸漬コ−ティング法、スプレ−コ−ティング
法、スピンナ−コ−ティング法、カ−テンコ−ティング
法、ロ−ルコ−ティング法、グラビアコ−ティング法な
どが知られている。ドラム状電子写真感光体を効率的に
精度よく大量生産するには浸漬コ−ティング法が最良で
ある。塗布後、10℃〜200℃、好ましくは20℃〜
150℃で5分間〜5時間、好ましくは10分間〜2時
間、通風乾燥または静止乾燥を行い、電荷輸送層が形成
される。
【0024】本発明において用いられる特定の共重合体
を保護層に使用する場合は、該共重合体単独、樹脂もし
くは導電性物質を該共重合体中に溶解または分散して使
用することができる。該共重合体を他の樹脂と混合する
場合、該樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリビニリデンクロライド、ポリスチレン、ポ
リ−αメチルスチレン、ポリメチルメタクリレ−ト、ポ
リカ−ボネ−ト、ポリメチルメタクリレ−ト−ポリスチ
レン共重合体などが挙げられる。保護層は浸漬コ−ティ
ング、スプレ−コ−ティング、静電塗布などの塗布方法
によって塗工することができる。
【0025】さらに、保護層には残留電位を低下する目
的で電荷輸送物質や導電性粉体などの導電性要素を添加
してもよい。導電性粉体としてはアルミニウム、銅、ニ
ッケル、銀などの金属粉体、りん片状金属粉体および金
属短繊維、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化錫な
どの導電性金属酸化物、ポリピロ−ル、ポリアニリン、
高分子電解質などの高分子導電剤、カ−ボンブラック、
カ−ボンファイバ−、グラファイト粉体、有機および無
機の電解質またはこれらの導電性物質で表面を被覆した
導電性粉体などが挙げられる。
【0026】保護層の膜厚は残留電位および所望の耐久
性の面で0.2μm以上15μm以下が好ましく、膜の
強度および画像性といった面から0.5μm以上、15
μm以下が好適である。
【0027】本発明の電子写真感光体は複写機、レ−ザ
−プリンタ−、LEDプリンタ−、液晶シャッタ−式プ
リンタ−などの電子写真装置一般に適用され、さらに、
電子写真技術を応用したディスプレイ、記録、軽印刷、
製版、ファクシミリなどの装置にも広く適用できる。
【0028】また本発明は前記本発明の電子写真感光体
を備えた電子写真装置から構成される。
【0029】また本発明は前記本発明の電子写真感光体
を備えた電子写真装置およびリモ−ト端末からの画報情
報を受信する受信手段を有するファクシミリから構成さ
れる。
【0030】次に、本発明の電子写真感光体を備えた電
子写真装置並びにファクシミリについて説明する。図1
に本発明のドラム型感光体を用いた一般的な転写式電子
写真装置の概略構成を示した。図において、1は像担持
体としてのドラム型感光体であり軸1aを中心に矢印方
向に所定の周速度で回転駆動される。該感光体1はその
回転過程で帯電手段2によりその周面に正または負の所
定電位の均一帯電を受け、次いで露光部3にて不図示の
像露光手段により光像露光L(スリット露光・レ−ザ−
ビ−ム走査露光など)を受ける。これにより感光体周面
に露光像に対応した静電潜像が順次形成されていく。そ
の静電潜像は、次いで現像手段4でトナ−現像され、そ
のトナ−現像像が転写手段5により不図示の給紙部から
感光体1と転写手段5との間に感光体1の回転と同期取
りされて給送された転写材Pの面に順次転写されてい
く。像転写を受けた転写材Pは感光体面から分離されて
像定着手段8へ導入されて像定着を受けて複写物(コピ
−)として機外へプリントアウトされる。像転写後の感
光体1の表面はクリ−ニング手段6にて転写残りトナ−
の除去を受けて清浄面化され、前露光手段7により除電
処理がされて繰り返して像形成に使用される。感光体1
の均一帯電手段2としてはコロナ帯電装置が一般に広く
使用されている。また、転写装置5もコロナ転写手段が
一般に広く使用されている。電子写真装置として、上述
の感光体や現像手段、クリ−ニング手段などの構成要素
のうち、複数のものを装置ユニットとして一体に結合し
て構成し、このユニットを装置本体に対して着脱自在に
構成しても良い。例えば、感光体1とクリ−ニング手段
6とを一体化して一つの装置ユニットとし、装置本体の
レ−ルなどの案内手段を用いて着脱自在の構成にしても
よい。このとき、上記の装置ユニットのほうに帯電手段
および/または現像手段を伴って構成してもよい。ま
た、光像露光Lは、電子写真装置を複写機やプリンタ−
として使用する場合には、原稿からの反射光や透過光を
用いる、あるいは、原稿を読み取り信号化し、この信号
に従ってレ−ザ−ビ−ムの走査、発光ダイオ−ドアレイ
の駆動、または液晶シャッタ−アレイの駆動などを行う
ことにより行われる。
【0031】また、ファクシミリのプリンタ−として使
用する場合には、光像露光Lは受信デ−タをプリントす
るための露光になる。図2は、この場合の1例をブロッ
ク図で示したものである。コントロ−ラ10は画像読取
部9とプリンタ−18を制御する。コントロ−ラ10の
全体はCPU16により制御されている。画像読取部か
らの読取りデ−タは、送信回路12を通して相手局に送
信される。相手局から受けたデ−タは受信回路11を通
してプリンタ−18に送られる。画像メモリには所定の
画像デ−タが記憶される。プリンタコントロ−ラ17は
プリンタ−18を制御している。13は電話である。回
線14から受信された画像(回線を介して接続されたリ
モ−ト端末からの画像情報)は、受信回路11で復調さ
れた後、CPU16は画像情報の信号処理を行い順次画
像メモリ15に格納される。そして、少なくとも1ペ−
ジの画像がメモリ15に格納されると、そのペ−ジの画
像記憶を行う。CPU16は、メモリ15より1ペ−ジ
の画像情報を読み出しプリンタコントロ−ラ17に信号
化された1ペ−ジの画像情報を送出する。プリンタコン
トロ−ラ17は、CPU16からの1ペ−ジの画像情報
を受け取るとそのペ−ジの画像情報記録を行うべく、プ
リンタ−18を制御する。なお、CPU16は、プリン
タ−18による記録中に、次のペ−ジの受信を行ってい
る。以上のように、画像の受信と記録が行われる。
【0032】
【実施例】
実施例1 10%の酸化アンチモンを含有する酸化錫で被覆した導
電性酸化チタン粉体50部、フェノ−ル樹脂25部、メ
チルセロソルブ20部、メタノ−ル5部およびシリコ−
ンオイル(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレ
ン共重合体、平均分子量3,000)0.002部をφ
1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で2時間分
散して導電性塗料を調製した。この塗料をアルミニウム
シ−ト上にワイヤ−バ−で塗布し、140℃で30分間
乾燥して、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0033】次いで、N−メトキシメチル化ナイロン5
部をメタノ−ル95部に溶解し、下引き層用塗料を調製
し、前記導電層上に塗布して100℃で20分間乾燥し
て膜厚0.6μmの下引き層を形成した。
【0034】次ぎに、下記構造式のジスアゾ顔料3部、
【化11】 ポリビニルベンザ−ル(ベンザ−ル化率80%、重量平
均分子量11,000)2部およびシクロヘキサノン3
5部をφ1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で
12時間分散して、その後にメチルエチルケトン60部
を加えて電荷発生層用塗料を調製した。この塗料を下引
き層上にワイヤ−バ−で塗布して、80℃で20分間乾
燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0035】次ぎに、下記構造式のスチリル化合物10
部、
【化12】 下記式で示す構造の共重合体(粘度平均分子量2.10
×10、GPC測定により分子量1,000以下のポ
リマ−の混在は3%以下)10部
【化13】 をジクロロメタン20部、クロロベンゼン40部の混合
溶媒中に溶解し、調製した溶液を前記電荷発生層上にワ
イヤ−バ−で塗布し120℃で60分間乾燥して膜厚1
8μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成し
た。
【0036】この電子写真感光体の表面層に対して回転
式テ−パ−摩耗試験を行ったところ、500g荷重で
1,000回摩擦しても摩耗による重量減少は観測され
ず、非常に良好な対摩耗性を示した。また、この電子写
真感光体について、表面性試験機(HEIDONN−1
4、新東科学(株)製)を用いて荷重10gの時のウレ
タンクリ−ニングブレ−ドに対する滑り抵抗を測定した
ところ、チャ−トレコ−ダ−上の出力値は100mVで
あった。なお、チャ−トレコ−ダ−上の出力値は小さい
程滑り抵抗が小さいことを示し、即ち、潤滑性の高いこ
とを示すことになる。結果を表4に示す。
【0037】実施例2 実施例1で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量2.07×10、GPC測
定により分子量1,000以下のポリマ−の混在は5
%)
【化14】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0038】実施例3 実施例1で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量3.05×10、GPC測
定により分子量1,000以下のポリマ−の混在は8
%)
【化15】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0039】実施例4 実施例1で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量4.05×10、GPC測
定により分子量1,000以下のポリマ−の混在は5
%)
【化16】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0040】実施例5 実施例1で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量2.03×104、GPC測
定により分子量1,000以下のポリマーの混在は3
%)
【化17】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0041】実施例6 実施例1で用いた電荷発生物質に代え、下記のジスアゾ
顔料
【化18】 を用い、電荷輸送物質として下記のヒドラゾン化合物
【化19】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0042】実施例7 実施例6で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量2.10×10、GPC測
定により分子量1,000以下のポリマ−の混在は3%
以下)
【化20】 を用いた他は、実施例6と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0043】実施例8 10%の酸化アンチモンを含有する酸化錫で被覆した導
電性酸化チタン粉体50部、フェノ−ル樹脂25部、メ
チルセロソルブ20部、メタノ−ル5部およびシリコ−
ンオイル(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレ
ン共重合体、平均分子量3,000)0.002部をφ
1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で2時間分
散して導電性塗料を調製した。この塗料をアルミニウム
シ−ト上にワイヤ−バ−で塗布し、140℃で30分間
乾燥して、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0044】次いで、N−メトキシメチル化ナイロン5
部をメタノ−ル95部に溶解し、下引き層用塗料を調製
し、前記導電層上に塗布して100℃で20分間乾燥し
て膜厚0.6μmの下引き層を形成した。
【0045】次ぎに、下記構造式のジスアゾ顔料3部、
【化21】 ポリビニルベンザ−ル(ベンザ−ル化率80%、重量平
均分子量11,000)2部およびシクロヘキサノン3
5部をφ1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で
12時間分散して、その後にメチルエチルケトン60部
を加えて電荷発生層用塗料を調製した。この塗料を下引
き層上にワイヤ−バ−で塗布して、80℃で20分間乾
燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0046】次ぎに、下記構造式のスチリル化合物10
部、
【化22】 下記式で示す構造の共重合体(粘度平均分子量2.10
×10、GPC測定により分子量1,000以下のポ
リマ−の混在は3%以下)10部
【化23】 をジクロロメタン20部、クロロベンゼン40部の混合
溶媒中に溶解し、調製した溶液を前記電荷発生層上にワ
イヤ−バ−で塗布し120℃で60分間乾燥して膜厚1
8μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成し
た。実施例1と同様の評価を行った。結果を表4に示
す。
【0047】実施例9 実施例8で用いた電荷発生物質に代え、下記のジスアゾ
顔料
【化24】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0048】実施例10〜14 下記の構造および分子量を有する共重合体(GPC測定
による、分子量1,000以下のポリマ−の混在が7
%)を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光
体を作成し、評価した。結果を表4に示す。 実施例10で用いた共重合体(分子量2.30×1
)の構造
【化25】 実施例11で用いた共重合体(分子量2.15×1
)の構造
【化26】 実施例12で用いた共重合体(分子量3.03×1
)の構造
【化27】 実施例13で用いた共重合体(分子量4.01×1
)の構造
【化28】 実施例14で用いた共重合体(分子量5.23×1
)の構造
【化29】
【0049】比較例1 実施例1で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量4.0×104、GPC測定
により分子量1,000以下のポリマーの混在は13
%)
【化30】 を用いた他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成し、評価した。結果を表4に示す。
【0050】比較例2 実施例1で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造の
共重合体(粘度平均分子量2.05×104、GPC測
定により分子量1,000以下のポリマーの混在は15
%)
【化31】 を用い、この溶媒としてジクロロメタンを用いた他は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価し
た。結果を表4に示す。
【0051】
【表4】
【0052】実施例15 10%の酸化アンチモンを含有する酸化錫で被覆した導
電性酸化チタン粉体50部、フェノ−ル樹脂25部、メ
チルセロソルブ20部、メタノ−ル5部およびシリコ−
ンオイル(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレ
ン共重合体、平均分子量3,000)0.002部をφ
1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で2時間分
散して導電性塗料を調製した。この塗料をアルミニウム
シ−ト上にワイヤ−バ−で塗布し、140℃で30分間
乾燥して、膜厚20μmの導電層を形成した。
【0053】次いで、N−メトキシメチル化ナイロン5
部をメタノ−ル95部に溶解し、下引き層用塗料を調製
し、前記導電層上に塗布して100℃で20分間乾燥し
て膜厚0.9μmの下引き層を形成した。
【0054】次ぎに、下記構造式のジスアゾ顔料3部、
【化32】 ポリビニルベンザ−ル(ベンザ−ル化率80%、重量平
均分子量11,000)2部およびシクロヘキサノン3
5部をφ1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で
12時間分散して、その後にメチルエチルケトン60部
を加えて電荷発生層用塗料を調製した。この塗料を下引
き層上にワイヤ−バ−で塗布して、80℃で20分間乾
燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0055】次ぎに、下記構造式のスチリル化合物10
部、
【化33】 下記式で示す構造の共重合体(粘度平均分子量2.10
×10、GPC測定により分子量1,000以下のポ
リマ−の混在は5%以下)10部
【化34】 をジクロロメタン20部、クロロベンゼン40部の混合
溶媒中に溶解し、調製した溶液を前記電荷発生層上にワ
イヤ−バ−で塗布し120℃で60分間乾燥して膜厚1
8μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成し
た。この電子写真感光体を帯電、露光、現像、転写およ
びクリ−ニングのプロセスを有するカラ−複写機に取り
付け、繰り返し画像を出すことにより、感光体の耐久性
およびクリ−ニングブレ−ドの反転による画像欠陥につ
いて評価を行ったところ、1,000枚の耐久後におい
ても感光体表面に傷および摩耗が全く発生せず、10,
000枚の耐久の後でもフィルミングやクリ−ニング不
良もしくはクリ−ニングブレ−ドの反転も発生せず、画
質についても耐久による低下が見られず、かつ、摩耗に
よる膜厚の減少は渦電流式膜厚計では観測されなかっ
た。
【0056】実施例16 実施例15で用いた電荷発生物質に代え、下記のジスア
ゾ顔料
【化35】 を用い、電荷輸送物質として下記のヒドラゾン化合物
【化36】 を用いた他は、実施例15と同様にして電子写真感光体
を作成し、市販のレーザープリンターを用いて評価をし
た。5,000枚の耐久の間にクリーニングブレードの
反転はなく、かつ、感光体表面の傷による画像欠陥も発
生せず、さらに摩耗による表面層の膜厚減少は渦電流式
膜厚計では観測されなかった。
【0057】比較例3 実施例15で用いた共重合体に代え、下記式で示す構造
の共重合体(粘度平均分子量42.0×10
【化37】 を用いた他は、実施例15と同様にして電子写真感光体
を作成し、評価した。1,000枚の耐久後、すでに感
光体表面はクリ−ニングブレ−ドとの摺擦による傷が発
生し、特に耐久初期においてはクリ−ニングブレ−ドの
反転が頻繁に発生するなど、十分な潤滑性を有するもの
ではなかった。さらに摺擦によって深い傷が発生するこ
とから、耐久の進行に従って小点の再現性が劣化する画
質の低下が観測された。また、10,000枚後の摩耗
による膜厚減少は8μmであった。
【0058】実施例17 比較例2と同様にして電子写真感光体を作成した後、実
施例1で用いたと同じ共重合体5部をクロロベンゼン9
5部に溶解し、保護層用塗料を調製し、この塗料を前記
感光体上にスプレ−塗布し、120℃で60分間乾燥
し、2.5μm厚の表面保護層を形成した。こうして作
成した電子写真感光体について、実施例15と同様に評
価したところ、10,000枚後においても良好な表面
潤滑性を有し、画質の低下、クリ−ニングブレ−ドの反
転などは観測されなかった。
【0059】実施例18 実施例17で調製した保護層用塗料に代え、酸化錫の微
粉末2部、実施例1で用いたと同じ共重合体10部およ
びクロロベンゼン100部から調製された分散液を用い
た他は、実施例17と同様にして電子写真感光体を作成
し、評価したところ、10,000枚後においても良好
な表面潤滑性を有し、画質の低下、クリーニングブレー
ドの反転などは観測されなかった。
【0060】実施例19 実施例17で調製した保護層用塗料に代え、下記構造式
の電荷輸送物質
【化38】 および実施例1で用いたと同じ共重合体10部およびク
ロロベンゼン100部から調製した塗料を用いた他は、
実施例17と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
したところ、10,000枚後においても良好な表面潤
滑性を有し、画質の低下、クリーニングブレードの反転
などは観測されなかった。
【0061】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は十分な機械的
強度と表面潤滑性を有し、良好な電子写真特性を発揮す
るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。
【図2】電子写真装置をプリンタ−として使用したファ
クシミリのブロック図である。
【符号の説明】
1 像担持体としてのドラム型感光体(本発明の電
子写真感光体) 2 コロナ帯電装置 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリ−ニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段 L 光像露光 P 像転写を受けた転写材 10 コントロ−ラ− 11 受信回路 12 送信回路 13 電話 14 回線 15 画像メモリ 16 CPU 17 プリンタコントロ−ラ 18 プリンタ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 淳一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 平野 秀敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉原 淑之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−72753(JP,A) 特開 平2−236560(JP,A) 特開 平2−240658(JP,A) 特開 平5−158249(JP,A) 特開 平4−234050(JP,A) 特開 平5−188616(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/00 - 5/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
    真感光体において、該電子写真感光体の表面が、下記
    一般式(1)で示す構造部分 一般式(1) 【化1】 (式中、Aは炭素数1〜10の直鎖、分岐または環状の
    アルキリデン基もしくはアリール置換アルキレン基、ア
    リーレン基、−O−、−S−、−SO−または−SO2
    −を示し、R1〜R4は水素原子、ハロゲン原子、炭素数
    1〜4のアルキル基もしくはアリール基を示す)および
    下記一般式(2)−1または(2)−2で示す構造部
    【化2】 一般式(2)−1 一般式(2)−2 (式中、R5〜R8は炭素数1〜4のアルキル基、フェニ
    ル基または置換フェニル基を示し、R5およびR8は同一
    であっても異なっていてもよい、また、mは1以上の整
    数を示し、nはポリオルガノシロキサンのセグメントの
    数を表わす)からなる共重合体を含有し、かつ、分子量
    1,000以下の低分子量体が全共重合体の10wt
    以下であることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 共重合体がランダム共重合体である請求
    項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 一般式(1)で示す構造部分が下記構造
    式(1)で示す構造部分である請求項1または2記載の
    電子写真感光体。 構造式(1) 【化3】
  4. 【請求項4】 一般式(1)で示す構造部分が下記構造
    式(2)で示す構造部分である請求項1または2記載の
    電子写真感光体。 構造式(2) 【化4】
  5. 【請求項5】 一般式(1)で示す構造部分が下記構造
    式(3)で示す構造部分である請求項1または2記載の
    電子写真感光体。 構造式(3) 【化5】
  6. 【請求項6】 一般式(1)で示す構造部分が下記構造
    式(4)で示す構造部分である請求項1または2記載の
    電子写真感光体。 構造式(4) 【化6】
  7. 【請求項7】 一般式(1)で示す構造部分が下記構造
    式(5)で示す構造部分である請求項1または2記載の
    電子写真感光体。 構造式(5) 【化7】
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電子写真感光体を備えた
    電子写真装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の電子写真感光体を備えた
    電子写真装置およびリモート端末からの画像情報を受信
    する手段を有するファクシミリ。
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