JP2021190876A - 画像読取装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の読取精度を向上させることが可能な画像読取装置を提供する。【解決手段】シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートの画像情報を読み取る画像読取装置であって、シート搬送方向Y2において透光板703の上流に設けられ、読取位置P1に向かってシートを搬送する第1回転体対402と、シート搬送方向Y2において第1回転体対402の上流に設けられ、読取位置P1に向かってシートを搬送する第2回転体対401と、を備え、第1回転体対402及び第2回転体対401は、シートの先端が案内部材405と透光板703との間に突入する際に、これら第1回転体対402及び第2回転体対401のニップ部N2,N1のそれぞれが、シートを挟持するように配置されていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明はシートの画像を読み取る画像読取装置及び画像形成システムに関する。
従来、用紙に画像を形成する画像形成装置と、ラインセンサーによって画像形成装置が用紙に形成した画像を読み取る読取装置と、を備えた画像形成システムが開示されている(特許文献1参照)。この画像形成システムは、シートを搬送しながら読取装置により用紙の表裏両面に形成された識別標識としてのトンボを含む画像の読み取りを行い、読み取り結果に基づいて画像形成装置における画像形成位置の補正処理を行う。
特開2016−184863号公報
上述したような画像読取装置において、シートの先端部を読み取る際にシートの先端部がシートの案内部材等に接触してシートが搬送方向と反対方向の外力を受けると、シートの搬送速度が変化してしまい、良好な読取精度を得ることが難しい。
そこで、本発明は、画像の読取精度を向上させることが可能な画像読取装置及び画像形成システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートの画像情報を読み取る画像読取装置であって、シートの第1面の画像情報を読取位置にて読み取る読取手段と、前記読取手段に対向して設けられた透光性を有する透光板と、前記透光板を挟んで前記読取手段と反対側において、前記透光板との間に間隙を存した状態で前記読取手段と対向して設けられた案内部材と、シート搬送方向において前記透光板の上流に設けられ、前記読取位置に向かってシートを搬送する第1回転体対と、前記シート搬送方向において前記第1回転体対の上流に設けられ、前記読取位置に向かってシートを搬送する第2回転体対と、を備え、前記第1及び第2回転体対は、シートの先端が前記案内部材と前記透光板との間に突入する際に、これら第1及び第2回転体対のニップ部のそれぞれが、シートを挟持するように配置されている、ことを特徴とする画像読取装置である。
本発明によれば、画像の読取精度を向上させることが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成システムの概略図。 画像形成システムの制御構成を示すブロック図。 調整ユニットの概略図。 表裏見当部の概略構成を示す側面図。 下面読取部の概略構成を示す側面図。 下面読取部を示す斜視図。 (a)シートライブラリの表示画面を示す画像図、(b)幾何調整値の補正方法の選択画面を示す画像図。 (a)表面に形成される表裏見当用のテストパターンを示す図、(b)裏面に形成される表裏見当用のテストパターンを示す図。 画像形成システムの制御例を示すフローチャート。 通常ジョブにおけるシート搬送動作を説明するための概略図で、(a)、(b)はそれぞれ異なる状態を示す。 表裏見当ジョブにおけるシート搬送動作を説明するための概略図で、(a)〜(c)はそれぞれ異なる状態を示す。
以下、本実施の形態に係る画像読取装置及び画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[画像形成システムの概略構成]
図1は、本実施の形態に係る画像形成システム100Sを示す概略図である。画像形成システム100Sは、画像形成装置100と、調整ユニット400と、フィニッシャ600とを備えている。本実施の形態では、画像形成装置として、電子写真方式のレーザービームプリンタである画像形成装置100を例に説明をするが、これに限らず、画像形成装置は、インクジェット式のプリンタや、昇華型のプリンタであってもよい。また、調整ユニット400は、本実施の形態の画像読取装置である。
画像形成装置100の筐体101には、画像形成エンジン102と、画像形成システム100Sの動作を制御するプリンタコントローラ103(図2参照)を収容する制御ボード収納部(不図示)と、が搭載されている。画像形成部としての画像形成エンジン102は、画像形成プロセスにより記録材に画像を形成する光学処理機構10及び定着処理機構20と、記録材として用いられる矩形状のシート1の給送及び搬送を行う給送処理機構30及び搬送処理機構40と、を含む。記録材としては、普通紙や厚紙等の紙、コート紙やエンボス紙等の表面処理が施された紙、プラスチックフィルム、布等のシートが使用可能である。
光学処理機構10は、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの各色のトナー像を形成するステーション120,121,122,123と、中間転写ベルト106とを備えている。各ステーション120〜123では、ドラム状の感光体である感光ドラム105の表面を一次帯電器111が帯電させる。レーザスキャナ部107は、画像データに基づいて生成されレーザスキャナ部107に送信される指令信号に基づいて感光ドラム105の露光処理を行う。レーザスキャナ部107は、不図示の半導体レーザから放射されるレーザ光をオン、オフに駆動するレーザドライバを有する。レーザスキャナ部107は、半導体レーザからのレーザ光を回転多面鏡により主走査方向(シートの幅方向)に振り分けつつ反射ミラー109を介して感光ドラム105に導く。これにより、感光ドラム105の表面には、画像データに対応する静電潜像が形成される。なお、本実施の形態において、主走査方向は、略水平方向(図1の奥行方向)となっている。
現像器112は、トナーを含む現像剤を内部に収容し、帯電したトナー粒子を感光ドラム105に供給する。表面電位分布に応じてトナー粒子がドラム表面に付着することにより、感光ドラム105に担持された静電潜像はトナー像として可視化される。感光ドラム105に担持されたトナー像は、トナーの正規帯電極性とは逆極性の電圧が印加される中間転写ベルト106に転写(一次転写)される。カラー画像を形成する場合、4つのステーション120〜123によって形成されたトナー像が中間転写ベルト106の上で互いに重なるように多重転写されることで、中間転写ベルト106上にフルカラーのトナー像が形成される。
一方、給送処理機構30は、画像形成装置100の筐体101に対して引出可能に挿入されたシート収納庫113から転写ローラ114へ向けて1枚ずつシート1を給送する。中間転写体である中間転写ベルト106に担持されたトナー像は、転写ローラ114によってシート1に転写(二次転写)される。
中間転写ベルト106の周りには、画像形成を行う際の印字開始位置を決めるための画像形成開始位置検出センサ115、シート1の給送タイミングを図るための給送タイミングセンサ116、及び濃度センサ117が配置されている。濃度センサ117は、中間転写ベルト106に担持されたテスト用のパッチ画像の濃度を測定する。プリンタコントローラ103は、濃度センサ117の検知結果に基づいて光学処理機構10の動作条件(例えば、一次帯電器111の帯電目標電位や現像器112のバイアス電圧の設定)を調整する。
本実施の形態の定着処理機構20は、第1定着器150及び第2定着器160によって構成されている。第1定着器150は、シート1に熱を加えるための定着ローラ151、シート1を定着ローラ151に圧接させるための加圧ベルト152、及び第1定着器150による定着処理の完了を検知する第1定着後センサ153を含む。定着ローラ151は中空ローラであり、内部にヒータを有する。第1定着器150は、回転体対である定着ローラ151及び加圧ベルト152によってシート1を挟持して搬送しながら、シート上のトナー像に熱及び圧力を加える。これによりトナー粒子が溶融し、その後固着することで、シート1に画像が定着する。
第2定着器160は、第1定着器150よりもシート1の搬送経路における下流側に配置されている。第2定着器160は、第1定着器150による定着処理が施された画像の光沢度を高めたり、シート1に対する画像の定着性を確保したりする機能を有する。第2定着器160は、第1定着器150と同様に、シート1を搬送しながら加熱及び加圧する回転体対としての定着ローラ161及び加圧ローラ162と、第2定着器160による定着処理の完了を検知する第2定着後センサ163とを有している。
なお、シート1の種類によっては第2定着器160を通す必要が無い場合がある。画像形成装置100は、このような場合に、エネルギー消費量低減の目的で第2定着器160を経由させずシート1を排出するための迂回搬送路130を有している。第1定着器150から送り出されたシート1は、第1切替フラッパ131によって第2定着器160又は迂回搬送路130のいずれかに誘導される。
第2定着器160又は迂回搬送路130を通過したシート1は、第2切替フラッパ132によって排出搬送路139又は反転搬送路135のいずれかに誘導される。反転搬送路135に搬入されたシート1は、反転センサ137によってシート1の位置を検出され、反転部136が行うスイッチバック動作によって副走査方向(シートの搬送される方向)の下流端(先端)と上流端(後端)とが入れ替えられる。両面印刷の場合、表面(第2面)に画像が形成されたシート1は、反転部136によって先後端を入れ替えられた状態で、再搬送路138を介して再び転写ローラ114へ向けて搬送され、表面とは反対の裏面(第1面)に画像を形成される。
片面印刷の画像形成が終了したシート1又は両面印刷における裏面の画像形成が終了したシート1は、排出搬送路139に設けられた排出ローラ139a(排出部)によって画像形成装置100の外部に排出される。なお、反転搬送路135と排出搬送路139の間には、反転部136によってスイッチバックしたシート1を排出搬送路139へ向けて誘導可能な切替フラッパ134が設けられ、画像形成装置から排出される際のシート1の表裏を選択可能に構成されている。なお、画像形成装置100の上部には、原稿から画像情報を読み取る画像読取装置190が設置されている。
図2に示すように、画像形成装置100は、画像形成システム100S(図1参照)の動作を統括制御する制御手段としてのプリンタコントローラ103と、画像形成エンジン102(図1参照)を制御するエンジン制御部312と、を備えている。プリンタコントローラ103は、少なくとも1つのプロセッサ(以下、CPU)301と、メモリ302と、外部インタフェース(以下、I/F)303と、が実装された制御ボードである。メモリ302は、一過性の記憶媒体及び非一過性の記憶媒体を含み、プログラム及びデータの保管場所となると共に、CPU301がプログラムを実行する際の作業スペースとなる。
エンジン制御部312は、プリンタコントローラ103からの指令信号等に基づいて、画像形成エンジン102に上述の画像形成プロセスを行わせてシートに画像を形成させる。例えば、エンジン制御部312は、第1定着後センサ153、第2定着後センサ163及び反転センサ137の検知信号に基づいて、シートを搬送するローラを駆動する搬送モータ311、第1切替フラッパ131及び第2切替フラッパ132の動作を制御する。
画像形成装置100には、画像形成システム100Sのユーザインタフェースとなる操作部180が設けられている(図1参照)。操作部180は、ユーザに対して情報を表示する表示手段としてのディスプレイを備えている。また、操作部180は、ユーザが画像形成システム100Sに対して指令やデータを入力可能な入力手段として、例えば、テンキー及び印刷実行ボタン等の物理キーや、ディスプレイのタッチパネル機能を備えている。操作部180の操作により、ユーザは、あるシート収納庫113(図1参照)にセットされているシートの名称、坪量及び表面処理の有無等のシート属性を表す情報をプリンタコントローラ103に入力することができる。入力されたシート属性は、メモリ302に格納されているシートライブラリ900に登録される。
プリンタコントローラ103は、外部インタフェース(I/F)303を介して外部の有線又は無線通信網に接続され、外部のコンピュータ(不図示)との間で通信可能である。また、プリンタコントローラ103は、画像形成装置100に接続されて画像形成システム100Sを構成する装置(本実施の形態では、調整ユニット400及びフィニッシャ600)の制御回路とも接続される。プリンタコントローラ103は、これらの装置と通信を行って、画像形成装置100とその他の装置との動作を協調させる。なお、調整ユニット400の制御構成については後述する。
[調整ユニットの概略構成]
次に、図1に示す本実施の形態の画像読取装置であり、画像形成装置100から排出されたシートの画像情報を読み取る調整ユニット400の概略構成について説明する。一般に、電子写真方式やインクジェット方式等、裁断済みのシートに対して画像の形成を行う印刷方式を用いた画像形成装置は、矩形状のシートの一辺を基準としてシートに画像の形成を行う。このため、シートの輪郭(外縁)とシートに形成された画像との位置精度や、シートの表面の画像と裏面の画像との相対的な位置精度、所謂表裏見当精度は、通常、シートの裁断精度(長さ、幅、直角性、平行性)に大きく影響を受ける。
本実施の形態の画像形成システム100Sは、画像形成装置100がシートに画像を形成する際に、シートの輪郭に対する画像の位置や倍率等を調整することで、シートの表面の画像と裏面の画像との相対位置の調整(表裏見当)を行う。具体的には、画像形成システム100Sは、表裏見当を行う際、まず画像形成装置100によって、シートの表面及び裏面にテストパターン820(図8(a)及び(b)参照)を形成する。例えば、テストパターン820は、シートの外縁近傍に形成された複数の長方形の画像(パッチ画像)を含む。
その後、調整ユニット400は、シートのテストパターン(画像情報)820やシートの輪郭を読み取り、読取結果に基づいた情報を画像形成装置100へ送信(フィードバック)する。画像形成装置100は、調整ユニット400から受け取った情報に基づいて表裏見当を行う。本実施の形態の画像形成システム100Sは、このような表裏見当を行うことにより、シートの裁断にばらつきがある場合でも、表裏見当精度を向上させることができる。
このような本実施の形態の画像形成システム100Sにおいて、調整ユニット400は、水平方向(図1の左右方向、Y方向)における画像形成装置100とフィニッシャ600との間に設置されている。即ち、本実施の形態における調整ユニット400の上流装置は画像形成装置100であり、調整ユニット400の下流装置はフィニッシャ600である。フィニッシャ600は、シートの余白の裁断処理、綴じ処理及びサドル処理等の処理を施す処理部601を有し、処理を施したシート又はシート束を(処理が不要な場合は上流装置から受け取ったシートを)画像形成システム100Sの成果物として排出する。
なお、調整ユニット400の上流装置及び下流装置は画像形成システム100Sの構成によって変化する。例えば、調整ユニット400は画像形成装置100に直接的に接続されるとは限らず、画像形成装置100と調整ユニット400との間に中間ユニットが配置され、中間ユニットから調整ユニット400がシートを受け取る構成としてもよい。中間ユニットの例としては、画像形成されたシートの画像面に透明なトナーを付着させて光沢を付与するコーティング処理を行う装置が挙げられる。また、調整ユニット400の下流側にフィニッシャ600以外のシート処理装置が連結される場合がある。このようなシート処理装置の例としては、シート束に表紙となるシートを差し込むインサーター、大量の成果物を収容した状態で台車によって移動可能なスタッカーが挙げられる。
図3に示すように、調整ユニット400は、画像形成装置100から排出されたシートを調整ユニット400の内部に受け入れる受入口441と、シートをフィニッシャ600(図1参照)に向けて排出する第1排出口(排出口)442と、を備える。また、調整ユニット400は、受入口441と第1排出口442とを略水平方向(Y方向)に沿って略直線状に接続するように形成されたスルーパス430と、スルーパス430の途中から分岐して上方に向けて形成された排出パス432と、を備えている。また調整ユニット400は、受入口441から受け入れたシートを排出パス432を介して装置外へ排出する第2排出口443と、調整ユニット400の上部に設けられ、第2排出口443から排出されたシートが積載される排出トレイ423と、を備えている。スルーパス430は、本実施の形態の第1シート搬送路(シート搬送路)であり、排出パス432は、本実施の形態の第2シート搬送路であり、排出トレイ423は、本実施の形態のシート積載手段である。
スルーパス430には、受入口441から受け入れたシートを搬送しながらシートの読み取りを行う表裏見当部700と、シートを第1排出口442からフィニッシャ600に向けて搬送する出口搬送ローラ対406と、が設けられている。表裏見当部700には、スルーパス430に沿って複数のローラ対が配置されており、表裏見当部700は、これら複数のローラ対によってシートを挟持しながらシートを出口搬送ローラ対406に向けて搬送方向(シート搬送方向)Y2に搬送する。なお、搬送方向Y2は、スルーパス430に沿って図3の左方へ向かうスルーパス430上のシートの副走査方向であり、主走査方向と直交している。
出口搬送ローラ対406は、互いに対向配置され、搬送モータM406(図2参照)によって回転する一対のローラ(回転体)によって構成されている。出口搬送ローラ対406は、表裏見当部700で読み取りが行われたシートを挟持しながらスルーパス430に沿って搬送し、第1排出口442からフィニッシャ600へ向けて排出する。
スルーパス430から排出パス432への分岐部431には、シートの搬送経路を、スルーパス430の下流部と排出パス432との間で切替可能な案内部材である切替フラッパ422が配置されている。調整ユニット400には、排出パス432に沿って複数個所に、シートを搬送するための搬送ローラ対415,416,417,418が配置されている。これら搬送ローラ対415〜418は、シートを排出パス432に沿って第2排出口443に向けて搬送し、搬送したシートを第2排出口443から排出トレイ423に排出する。
図4に示すように、表裏見当部700は、シートの輪郭及び下面の画像情報を読み取る第1読取部700Aと、搬送方向Y2における第1読取部700Aの下流に配置され、シートの輪郭及び上面の画像情報を読み取る第2読取部700Bと、を有している。なお、シートの画像情報を読み取る順番はこれに限らず、シートの上面の画像情報を読み取る読取部の下流にシートの下面の画像情報を読み取る読取部が配置されていてもよい。
第1読取部700Aは、受入口441(図3参照)に臨んで配置された第2回転体対としての第1搬送ローラ対401と、搬送方向Y2における第1搬送ローラ対401の下流に隣接配置された第1回転体対としての第2搬送ローラ対402と、を有している。また、第1読取部700Aは、搬送方向Y2における第2搬送ローラ対402の下流に配置された第1読取手段としての裏面CIS701と、第1案内部材としてのガイドローラ705と、第1透光板としての透明ガイド703と、を有している。
第1搬送ローラ対401は、主走査方向(シートの幅方向、図6に示すX方向)に沿って配置された回転軸線(不図示)を中心として回転し、互いに対向配置された一対のローラ(回転体)を有しており、シートを挟持可能な第1ニップ部N1を形成している。第1搬送ローラ対401は、モータとしての搬送モータM401(図6参照)によって駆動され、受入口441から受け入れたシートを第1ニップ部N1で挟持しながら調整ユニット400の内部に向けて搬送方向Y2に搬送する。
第2搬送ローラ対402は、主走査方向に沿って配置された回転軸線(不図示)を中心として回転し、互いに対向配置された一対のローラ(回転体)を有しており、シートを挟持可能な第2ニップ部N2を形成している。第2搬送ローラ対402は、モータとしての搬送モータM402(図6参照)によって駆動され、第1搬送ローラ対401によって搬送されたシートを第2ニップ部N2で挟持しながら搬送方向Y2に搬送する。なお、第1搬送ローラ対401及び第2搬送ローラ対402は、それぞれ一対のローラのみで構成されていてもよいし、主走査方向に間隙を存して配置された複数のローラ対(回転体対)から構成されていてもよい。
裏面CIS701は、スルーパス430に沿って搬送されるシートの下面(裏面、第1面)側に配置されたコンタクトイメージセンサである。裏面CIS701は、光源としてのLEDアレイ7aと、CMOS等の撮像素子からなるセンサアレイ7bと、搬送されるシートからの反射光をセンサアレイ7bに結像するレンズアレイ7cと、をそれぞれ備える。レンズアレイ7cは、等倍光学系を構成する複数の屈折率分布型レンズからなる。これらLEDアレイ7a、センサアレイ7b及びレンズアレイ7cは、主走査方向において裏面CIS701がシートを読み取り可能な範囲の全域に亘り、主走査方向に沿って配列されている。
このように構成されて、裏面CIS701は、第1読取位置P1において、スルーパス430に沿って搬送されるシートの輪郭及び画像情報をシートの下面から読み取る。なお、第1読取位置P1は、具体的には、シートの下面からのLEDアレイ7aの反射光を裏面CIS701のセンサアレイ7bに導くためのレンズアレイ7cの光軸位置である。
一般に、高精度な表裏見当を行うためには、複数枚のシートの読み取りを行い、平均化された結果に基づいて表裏見当を行う必要がある。本実施形態では、コンタクトイメージセンサを用いることでセンサを移動させることなくシートを搬送しながらシートの読み取りを行うことが可能となり、複数枚のシートの読み取りを行う場合であっても、読み取りに要する時間を短縮可能となっている。また、等倍光学系のイメージセンサを用いることで、縮小光学系のセンサ(CCD等)に比べて、装置の小型化が可能となっている。
ガイドローラ705は、スルーパス430の上方に配置されて、主走査方向に沿って配置された回転軸線(不図示)を中心に回転可能に支持された回転体であり、スルーパス430に沿って搬送されるシートの上面に当接してシートを案内する。このガイドローラ705は、透明ガイド703を挟んで裏面CIS701に対向配置されている。言い換えると、ガイドローラ705は、透明ガイド703を挟んで裏面CIS701の反対側に配置されている。また、言い換えると、図4に示すように、スルーパス430に沿って搬送されるシートの面と直交する方向(上下方向)から視て、ガイドローラ705は、第1読取位置P1と搬送方向Y2に重なるように配置されている。また、このガイドローラ705は、裏面CIS701に対向配置されているため、裏面CIS701がシートの輪郭を読み取る際の背景となる。このため、ガイドローラ705は、シートとのコントラストが明確となるように明度の低い色、例えば、黒色又は灰色のゴム等によって、主走査方向において裏面CIS701がシートを読み取り可能な範囲の全域に亘り、主走査方向に沿って形成されている。
また、このガイドローラ705は、一部が第2搬送ローラ対402を構成する一対のローラの第2ニップ部N2におけるニップ線Np(共通接線)よりも裏面CIS701側(下方側、読取手段側)に突出するように配置されている。これにより、第1読取位置P1を通過するシートはガイドローラ705に当接しながら搬送されやすくなり、第1読取位置P1においてシートの厚さ方向の位置、即ち裏面CIS701の焦点深度方向の位置が安定し、読取精度を向上させることができる。なお、ガイドローラ705は、シートとの摩擦抵抗を減少させるため、不図示の駆動手段(モータ)によって駆動されるように構成されていてもよい。
透明ガイド703は、透光性を有する材料、例えば、透明なガラス等によって主走査方向及び副走査方向に沿って平板状に形成されており、裏面CIS701から発せられた光及びシートの下面からの反射光を透過させる。透明ガイド703は、裏面CIS701とガイドローラ705との間においてスルーパス430の下方に配置されている。また、透明ガイド703は、搬送方向Y2において、その上流端が第2搬送ローラ対402よりも下流、かつガイドローラ705よりも上流に位置している。このように構成されて、透明ガイド703は、スルーパス430に沿って搬送されるシートの下面に当接して、シートを案内する。
透明ガイド703は、ガイドローラ705に対し、搬送されるシートが通過可能な所定の間隙を存して配置されている。例えば、透明ガイド703とガイドローラ705とは、互いの距離Lg(図5参照)が、画像形成装置100(調整ユニット400)が搬送可能な最大厚シートの厚さ以上、かつ当該最大厚シートの厚さの3倍以下となるように近接配置されている。例えば、上記最大厚シートが0.35mmである場合、距離Lgは0.35mm以上、1.05mm以下となる。このため、スルーパス430に沿って搬送されるシートは、透明ガイド703とガイドローラ705との間の第1読取位置P1において、ニップされずにシートの厚さ方向の位置が制限される。これにより、シートが搬送される際のシートと透明ガイド703との間の摩擦による摩耗粉の発生を抑制し、シートの保護及び読取精度の向上を図っている。スルーパス430に沿って搬送されたシートは、シートの厚さ方向の位置が制限された状態で搬送されながら裏面CIS701によって裏面の読み取りが行われる。
なお、表裏見当部700は、上記距離Lgが、画像形成装置100(調整ユニット400)が搬送可能な最大厚シートの厚さ以上、かつ当該最大厚シートの厚さの3倍以下となる範囲で、調整可能に構成されていてもよい。また、透明ガイド703は、裏面CIS701とは別個に設けられているものに限定されず、例えば、センサアレイを収容する筐体の一部として裏面CISの筐体と一体的に形成されていてもよい。
また、第1読取部700Aは、第2搬送ローラ対402と裏面CIS701との間に配置され、スルーパス430に沿って搬送されるシートの先端を検出するためのシート検出センサS701を有している。シート検出センサS701の光軸位置にシート先端が到達するとシート検出センサS701から検出信号が出力され、裏用CIS701によるシートの読み取り開始タイミングが決定される。
第2読取部700Bは、第1読取位置P1の搬送方向Y2下流に配置された第4回転体対としての第3搬送ローラ対403と、第3搬送ローラ対403の搬送方向Y2下流に隣接配置された第3回転体対としての第4搬送ローラ対404と、を有している。また、第2読取部700Bは、搬送方向Y2における第4搬送ローラ対402の下流に配置された第2読取手段としての表面CIS702と、第2案内部材としてのガイドローラ706と、第2透光板としての透明ガイド704と、を有している。また、第2読取部700Bは、第4搬送ローラ対404と表面CIS702との間に配置され、スルーパス430に沿って搬送されるシートの先端を検出するためのシート検出センサS702を有している。
第2読取部700Bの各構成は、第1読取部700Aの各構成に対応している。具体的には、第3搬送ローラ対403は第1搬送ローラ対401に対応し、第4搬送ローラ対404は第2搬送ローラ対402に対応し、シート検出センサS702はシート検出センサS701に対応する。また、表面CIS702は裏面CIS701に対応し、ガイドローラ706はガイドローラ705に対応し、透明ガイド704は透明ガイド703に対応する。これら対応する構成同士は同様の機能を有すると共に上下対称となるように配置されており、第1読取部700Aと共通する第2読取部700Bの内容については説明を省略する。
第3搬送ローラ対403は、シートを挟持可能な第3ニップ部N3を形成しており、モータとしての搬送モータM403(図6参照)によって駆動され、第1読取部700Aから搬送されたシートを搬送方向Y2に搬送する。第4搬送ローラ対404は、シートを挟持可能な第4ニップ部N4を形成しており、モータとしての搬送モータM404(図2参照)によって駆動され、第3搬送ローラ対403によって搬送されたシートを搬送方向Y2に搬送する。
表面CIS702は、スルーパス430に沿って搬送されるシートの上面(表面、第2面)側に配置されており、第2読取位置P2において、スルーパス430に沿って搬送されるシートの輪郭及び画像情報をシートの上面から読み取る。ガイドローラ706は、スルーパス430の下方に配置されて、一部が第4搬送ローラ対404を構成する一対のローラの第4ニップ部N4におけるニップ線(共通接線)よりも表面CIS702側(上方側)に突出するように配置されている。
第4搬送ローラ対404によってスルーパス430に沿って搬送されるシートは、透明ガイド704とガイドローラ706との間の第2読取位置P2にて、ニップされずにシートの厚さ方向の位置、即ち表面CIS702の焦点深度方向の位置が制限される。スルーパス430に沿って搬送されたシートは、シートの厚さ方向の位置が制限された状態で搬送されながら表面CIS702によって表面の読み取りが行われる。
搬送方向Y2における第2読取部700Bの下流には、シートを挟持しながら搬送する第5搬送ローラ対405が設けられている。第1読取部700A及び第2読取部700Bによって読み取られたシートは、第5搬送ローラ対405によって分岐部431に向けて搬送される。なお、本実施の形態において、第1搬送ローラ対401〜第5搬送ローラ対405は、互いのニップ線が一致するように配置されているがこれに限らず、これらのニップ線は一致せず互いに交差して又は平行となるように配置されていてもよい。また、ガイドローラ704,706は、少なくとも一部が直前の搬送ローラ対のニップ線よりもシートの読み取りを行う読取手段側に配置されていればよい。例えば、第1搬送ローラ対のニップ線と第4搬送ローラ対のニップ線とが一致しない場合において、ガイドローラ706は、少なくとも一部が第4搬送ローラ対のニップ線よりも表面CIS702側に配置されていればよい。また、第2搬送ローラ対402からガイドローラ705までのシートの搬送路や、第4搬送ローラ対404からガイドローラ706までのシートの搬送路には、シートを案内する図示しない回転体やガイド部材が設けられていてもよい。
[表裏見当部の詳細]
次に、表裏見当部700の詳細を説明する。表裏見当部700においてシートの良好な読取精度を得るためには、シートが予め定められた一定の搬送速度で第1読取位置P1及び第2読取位置P2を通過することが望ましい。しかしながら、ガイドローラ705,706がそれぞれニップ線Npと重なるように配置されているため、表裏見当部700を搬送されるシートは、先端がガイドローラ705,706に接触しやすい。表裏見当部700においてシートを搬送しながら読み取る際、シートの先端がガイドローラ705,706に接触すると、シートの先端は瞬間的に搬送方向Y2とは反対方向の外力を受ける。シートがこのような外力を受けると、シートを挟持しているローラ対とシートとの滑りやローラ対を駆動するモータの脱調等によってシートの搬送速度の変化や搬送方向Y2の振動がおきやすく、シートの良好な読取精度を得ることが難しい。
図5に示すように、本実施の形態の第1読取部700Aでは、裏面CIS701は、第1搬送ローラ対401及び第2搬送ローラ対402によって挟持された状態のシートの先端を読み取り可能となっている。即ち、裏面CIS701、第1搬送ローラ対401及び第2搬送ローラ対402は、シートの後端が第1ニップ部N1を通過する前にシートの先端が第1読取位置P1に達するように配置されている。言い換えると、裏面CIS701、第1搬送ローラ対401及び第2搬送ローラ対402は、シート先端がガイドローラ705と透明ガイド703との間に突入する際、これらローラ対のニップ部のそれぞれが、シートを挟持するように配置されている。このように配置されることで、例えば、シートの後端側が1つのローラ対のみによって保持された状態のシートの先端を読み取る場合と比較して、シートの後端側を複数のローラ対によって強固に保持(挟持)することが可能となる。これにより、シートの先端がガイドローラ705等に接触した際のシートの搬送速度の変化や搬送方向Y2の振動を抑制することが可能となり、シートの読取精度を向上させることができる。
例えば、第1ニップ部N1と第1読取位置P1との搬送方向Y2の距離(L1+L2)は、A4サイズの短手方向の長さである210mmよりも小さくなっている。これにより、市場でのニーズが高いシートサイズの中では小さいサイズであるA4サイズのシートの先端が裏面CIS701によって読み取られる際にシートの後端側を複数のローラ対によって強固に保持することが可能となる。
なお、第1ニップ部N1と第1読取位置P1との搬送方向Y2の距離(L1+L2)は、画像形成装置100(調整ユニット400)が搬送可能な最小サイズのシートの副走査方向における長さよりも小さいように構成されていてもよい。例えば、第1ニップ部N1と第1読取位置P1との搬送方向Y2の距離(L1+L2)は、第2ニップ部N2と第3ニップ部N3との搬送方向Y2の距離よりも小さいように構成されていてもよい。
また、第1読取部700Aは、裏面CISやガイドローラがそれぞれ一つのみであるものに限定されない。第1読取部700Aは、主走査方向又は副走査方向に互いに異なる位置に配置された複数の裏面CISを有していてもよいし、副走査方向に互いに異なる位置に配置された複数のガイドローラを有していてもよい。このような場合、第1ニップ部N1と、最も上流に配置された裏面CISの読取位置との副走査方向(搬送方向)の距離が、210mm(又は最小サイズのシートの副走査方向における長さ)よりも小さいことが望ましい。
また、本実施の形態の第1読取部700Aでは、第2ニップ部N2と第1読取位置P1との搬送方向Y2の距離L2が、第1ニップ部N1と第2ニップ部N2との搬送方向Y2の距離L1よりも大きい。これにより、シートがガイドローラ705から受けるストレスを軽減させることが可能となる。
第2読取部700Bにおいても、第3ニップ部N3、第4ニップ部N4及び第2読取位置P2の搬送方向Y2における位置関係は、第1ニップ部N1、第2ニップ部N2及び第1読取位置P1の搬送方向Y2における位置関係と同様である。具体的には、表面CIS702、第3搬送ローラ対403及び第4搬送ローラ対404は、シート先端がガイドローラ706と透明ガイド704との間に突入する際、これらローラ対のニップ部のそれぞれが、シートを挟持するように配置されている。これにより、本実施の形態の第2読取部700Bは、シートを読み取る際にシートの搬送速度の変化や搬送方向Y2の振動を抑制し、シートの読取精度を向上させることができる。
図6に示すように、表裏見当部700は、上述した各搬送モータM401〜M406と、各搬送モータM401〜M406の駆動力を各ローラへ伝達する歯付ベルトと、を有して各ローラを駆動する駆動手段としての駆動装置400Kを有している。
具体的には、駆動装置400Kは、搬送モータM401と第1搬送ローラ対401とを接続し、搬送モータM401の駆動力を第1搬送ローラ対401へ伝達する歯付ベルト401bを有している。また、駆動装置400Kは、搬送モータM402と第2搬送ローラ対402とを接続し、搬送モータM402の駆動力を第2搬送ローラ対402へ伝達する歯付ベルト402bを有している。また、駆動装置400Kは、搬送モータM403と第3搬送ローラ対403とを接続し、搬送モータM403の駆動力を第3搬送ローラ対403へ伝達する歯付ベルト403bを有している。また、駆動装置400Kは、搬送モータM404と第4搬送ローラ対404とを接続し、搬送モータM404の駆動力を第4搬送ローラ対404へ伝達する歯付ベルト(不図示)を有している。
これにより、例えば、モータの駆動力がギヤ等によって伝達される場合と比較してモータとローラとの間のバックラッシュを縮小させることができ、シートの搬送速度の変化や搬送方向Y2の振動を抑制することが可能となる。
なお、本実施の形態に係る駆動装置700Kは、搬送モータM401〜M404の駆動力をいずれも歯付ベルトによってローラへ伝達するように構成されているが、これに限定されない。駆動装置700Kは、少なくとも1つのモータと、当該モータの駆動力を、シートの先端が読取位置に達した際にシートの後端側を保持可能な少なくとも1つのローラ対に伝達する1つの歯付ベルトと、を有していればよい。例えば、駆動装置700Kは、1つのモータにより複数のローラ対を駆動してもよいし、1つの歯付ベルトによって1つのモータの駆動力を複数のローラ対に伝達してもよい。また、例えば、駆動装置400Kは、第1搬送ローラ対401及び第2搬送ローラ対402のいずれか一方に対し、ギヤ等によってモータの駆動力を伝達するように構成されていてもよい。
[シートの読み取り及び読取結果のフィードバック]
次に、図1、図2、図7乃至図11を参照して、この表裏見当部700によるシートの読み取りと、読取結果のフィードバックについて説明する。プリンタコントローラ103がメモリ302に保持しているシートライブラリ900(図2参照)は、画像形成装置100が記録材として使用可能なシートの一覧を、副/主走査方向長さ及び坪量等の属性情報と関連付けて保存したデータである。このシートライブラリ900には、各シートに対して画像形成プロセスを実行する際に用いられる幾何調整値が含まれている。幾何調整値は、画像形成プロセスを実行する際に、シートの輪郭に対する画像の位置や倍率等を補正するためのパラメータである。
図7(a)に示すように、シートライブラリ900の内容は、操作部180(図1参照)にライブラリ表示画面1001を表示させることで確認可能である。また、ライブラリ表示画面1001の「印字位置調整」ボタン1002を操作すると、図7(b)に示す幾何調整値の補正方法の選択画面1003が表示される。ユーザが「手動で調整」の選択肢1004を選んだ場合、ユーザは操作部180に設けられたテンキー181(図1参照)等を用いて数値を入力することで幾何調整値を直接指定することができる。
一方、ユーザが「テストページを読みこんで調整」の選択肢1005を選んだ場合、画像形成システム100S(図1参照)は、シートの読取結果に基づいて表裏見当を行う表裏見当処理を実行する。表裏見当処理において、画像形成装置100は、シートに対し表裏見当用のテストパターン820(図8参照)を形成する。また、表裏見当処理において、調整ユニット400の表裏見当部700(図1参照)は、画像形成装置100から搬送されたシートの読み取りを行って読取結果を画像形成装置100にフィードバックする。画像形成装置100は、調整ユニット400からのフィードバックに基づいて、幾何調整値の調整(補正)を行う。
具体的には、本実施形態に係る画像形成装置100は、表裏見当処理が開始されると、まず表裏見当処理の対象として指定されたシートを収納しているシート収納庫113からシート1を給送する。その後、画像形成装置100は、画像形成エンジン102によって、シート面の四隅付近に長方形のパッチ画像が配置されたテストパターン820(図8参照)をシートの両面に形成する。テストパターン820の形成を行った後、画像形成装置100は、シートを調整ユニット400に向けて排出する。なお、テストパターンは、複数の長方形のパッチ画像から構成されているものに限定されず、複数の正方形のパッチ画像から構成されていてもよい。また、テストパターンは、裁ち落とし位置目印あるいは折り位置目印である所謂トンボマークから構成されていてもよいし、他の形状の画像から構成されていてもよいし、これらの組合せであってもよい。また、テストパターンの色や濃度は均一であるものに限定されず、テストパターンは、複数色、複数濃度のパッチ画像を含んでいてもよい。
画像形成装置100からシートを受け取ると、調整ユニット400は、受け取ったシート1を各搬送ローラ対によって搬送しながら、裏面CIS701及び表面CIS702(図4参照)によってシート1の表面及び裏面をライン画像として読み取る。そして、読み取ったライン画像を調整ユニット400の画像処理部460(図2参照)が副走査方向(シート1の搬送方向)につなぎ合わせることにより、テストパターン820を含むシート1の表面及び裏面の画像データが合成される。このように、調整ユニット400は、裏面CIS701及び表面CIS702によって搬送されるシートを読み取る際、テストパターン820の画像情報を読み取っている。
調整ユニット400の画像処理部460は、シートの形状(輪郭)とシートに形成されたパッチ画像の形状およびこれらの位置関係を特定する。具体的には、合成された画像データから、シート1の表面及び裏面について、角部座標及びテストパターン820の各パッチ画像の座標を特定する。図8(a)、(b)に示すように、シート1の角部座標とは、X軸を主走査方向とし、Y軸を副走査方向としたときの、シート1の4つの角部の位置{(X01,Y01)〜(X31,Y31),(X02,Y02)〜(X32,Y32)}を表す。また、テストパターン820の座標とは、角部の座標と同じ座標系における、パッチ画像の特定部位の位置{(X41,Y41)〜(X71,Y71),(X42,Y42)〜(X72,Y72)}を表す。
シート1の角部座標からは、シートの主走査方向の長さ(短辺長さ)(A)及び副走査方向の長さ(長辺長さ)(B)及び角部の直角度等を幾何的に算出可能であるため、角部座標は、シート1の形状(輪郭)に関する情報を含んでいるといえる。また、角部座標及びテストパターン820の座標からは、シートの輪郭に対する画像の位置ずれや歪みを幾何的に算出可能であるため、角部座標及びテストパターン820の座標は、シートに対する画像の位置及び歪みに関する情報を含んでいるといえる。
画像処理部460は、更にシート1の角部座標とテストパターン820の座標とを用いて、このシート1に対する幾何調整値を決定(算出)する。例えば、画像処理部460は、幾何調整値として、リード位置、サイド位置、主走査倍率、副走査倍率を決定する。リード位置とは、シート1に対する副走査方向の画像位置を規定するパラメータである。サイド位置とは、シート1に対する主走査方向の画像位置を規定するパラメータである。主走査倍率とは、画像データを主走査方向に拡大又は縮小する倍率を規定するパラメータである。また、副走査倍率とは、画像データを副走査方向に拡大又は縮小する倍率を規定するパラメータである。幾何調整値は、画像形状の補正を行った場合に、テストパターン820からシートの端部までの距離(図8(a)、(b)の(C)〜(J))が予め設定された値と等しくなるように決定される。
なお、ここでは幾何調整値としてリード位置・サイド位置・主走査倍率・副走査倍率の4つのパラメータを挙げたが、画像処理部460が他のパラメータを算出するようにしてもよい。他のパラメータとしては、例えば、画像の直角性の補正を行うためのパラメータ、画像の台形補正を行うためのパラメータ、シートに対する画像の回転角度を規定するパラメータ等が考えられる。
画像処理部460で決定された幾何調整値は、通信部450を通じて画像形成装置100のプリンタコントローラ103に送られてシートライブラリ900に登録される。画像形成装置100が画像形成ジョブを実行する場合、画像形状補正部320は、シートライブラリ900を参照して記録材として指定されているシートのシート情報910,911,912,…及び幾何調整値(図7(a)参照)を取得する。そして、画像形状補正部320は、取得したシートの幾何調整値に基づいて画像データを補正する。シートの表面及び裏面の画像データが補正されることにより、シートの表裏見当が行われる。
なお、ここではユーザからの明示的な指示に基づいて表裏見当用のテストパターン820が形成されて、調整ユニット400が幾何調整値を取得する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、画像形成ジョブが投入された場合に、ジョブを実行する前の準備動作として、ジョブで指定されたものと同一のシートに対してテストパターン820を形成して幾何調整値を取得するようにしてもよい。また、大量の成果物を要求する画像形成ジョブの実行中に、一定枚数の成果物を出力する度にテストパターン820を形成するジョブを自動的に挿入して補正(キャリブレーション)を行うようにしてもよい。また、調整ユニット400がシートの読み取りを行う目的としては、幾何調整値を取得してシートに対する画像の位置ずれや歪みを補正することに限定されない。例えば、調整ユニットは、シートに対する画像の位置ずれや歪みが所定値以内に収まっていることを監視するために、連続的に搬送される成果物の画像が形成されたシートの読み取り(シートからの画像情報の読み取り)を行うようにしてもよい。
[制御方法]
以上のように構成された画像形成システム100Sにおいて、調整ユニット400でシートの搬送や読み取りを行う際の制御方法について、図2のブロック図を参照しつつ図9のフローチャートに沿って説明する。
以下の説明において、画像形成ジョブの内、成果物の出力を要求するものであって調整ユニット400がシートの読み取りを行わないジョブを「通常ジョブ」とする。また、画像形成ジョブの内、表裏見当を行うために調整ユニット400が裏面CIS701及び表面CIS702(図4参照)によってシートの読み取りを行うジョブを「表裏見当ジョブ」とする。なお、通常ジョブは、外部I/F303(図2参照)を介して外部のコンピュータから入力された場合、及び操作部180を介してユーザが複写動作の開始を指令した場合等に、プリンタコントローラ103に投入される。また、表裏見当ジョブは、上述したように、ユーザの明示的な指令によって実行される場合と、画像形成システム100Sが自発的に実行する場合とがあり得る。
画像形成ジョブの開始にあたり(S1)、プリンタコントローラ103はジョブが通常ジョブ及び表裏見当ジョブのいずれであるかを判別する(S2)。通常ジョブの場合(S2:Y)、画像形成装置100及び調整ユニット400は、シートの搬送に関与する部材(例えば、フラッパ等)をデフォルトの位置(ホームポジション)で待機させる。例えば、調整ユニット400は、シートをスルーパス430(図10(a)参照)に沿って第1排出口442へ案内するための位置に切替フラッパ422を位置決めする(S4)。つまり、図10(a)に示すように、切替フラッパ421は上方位置に保持される。
画像形成装置100は、画像形成ジョブによって出力することを要求された画像データに従ってシート1に画像を形成し(S5)、調整ユニット400は、画像が形成されたシート1を受け取る(S6)。すると、図10(a)、(b)に示すように、調整ユニット400は、シート1を各搬送ローラ対によって順に受け渡し、スルーパス430を通過させる。そして、調整ユニット400は、シート1を出口搬送ローラ対406によって第1排出口442からフィニッシャ600(図1参照)に排出する(S7)。フィニッシャ600は、シート1を受け取ると、シート1に処理部601で処理を施して、処理が施されたシートを積載トレイ602に成果物として積載する。
表裏見当ジョブの場合(S2:N)、調整ユニット400は、シートを排出パス432(図11(a)参照)へ案内するための位置に切替フラッパ421を位置決めする(S10)。つまり、図11(a)に示すように、切替フラッパ422は下方位置に保持される。
画像形成装置100は、表裏見当用のテストパターン820(図8参照)をシートに形成し(S11)、調整ユニット400は、テストパターン820が形成されたシートを受け取る(S12)。調整ユニット400は、スルーパス430に搬入されたシート1を、裏面CIS701及び表面CIS702の読取位置P1,P2(図4参照)を通過させる際、CIS701,702によってシート1の読み取りを行う(S13、図11(a)、(b))。なお、シート上のテストパターン820が裏面CIS701の第1読取位置P1に到達する前に、調整ユニット400の制御部451は、シート1の搬送速度をCIS701,702の読み取りに適した搬送速度まで減速するようにしてもよい。
裏面CIS701及び表面CIS702が読み取った画像データは画像処理部460によって処理され、幾何調整値が算出される。算出された幾何調整値は、通信部450を介して画像形成装置100に送信され、シートライブラリ900に格納される(S14)。
読取位置P1,P2を通過したシート1がスルーパス430から排出パス432への分岐部431に到達すると、調整ユニット400は、切替フラッパ422に案内されたシート1を排出パス432に沿って第2排出口443へ向けて搬送する。調整ユニット400は、排出パス432に沿って搬送したシート1を、第2排出口443から排出トレイ423に排出する(S15)。
平均化された幾何調整値に基づいて表裏見当を行うため、以上の処理は、ジョブで指定されたシート枚数の各シートに対して繰り返し実行され、最終シートに対する処理が完了した後(S8:Y)、ジョブが終了する(S9)。なお、図9に示す制御例では同一ジョブの処理中に、シート毎にジョブの種類を判別しているが、ジョブの開始時に種類を判別し、ジョブの処理中は判別を行わずに前のシートと同じ処理を適用するようにしてもよい。また、図9に示す制御例では、表裏見当を行うジョブにおいてシートの読み取り後にシートを排出トレイ423へ排出しているが、これに限定されない。画像形成システムは、表裏見当を行うジョブにおいてシートの読み取り後にシートをフィニッシャに排出する制御を実行可能であってもよい。例えば、画像形成装置が成果物の画像と余白に配置されるテストパターンとをシートに形成し、調整ユニットが当該シートを読み取った後でフィニッシャに排出し、フィニッシャがテストパターンと共に当該シートの余白を裁断するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、調整ユニット400は、後端側が複数のローラ対によって挟持された状態で、シートの先端を読み取り可能となっている。これにより、シートを読み取る際のシートの搬送速度の変化や搬送方向Y2の振動を抑制し、シートの読取精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、画像読取装置として、表裏見当を行うためのテストパターン820やシートの形状を読み取る調整ユニット400について説明をしたが、これに限定されない。画像読取装置としては、挟持搬送されながらシートの画像情報を読み取る読取手段を備えたものであればよく、シートの輪郭を読み取りするものでなくてもよいし、表裏見当を行うためのものでなくてもよく、シートの両面の画像を読み取り可能でなくてもよい。例えば、画像読取装置としては、色味調整や濃度調整等を行うため、シートに形成されたテストパターン(画像)の色情報(濃度情報)を読み取る読取手段としてのカラーセンサを備えたものであってもよい。また、例えば、画像読取装置としては、一般的な画像や原稿等を読み取って内容を電子データに変換することを目的とした画像読取装置であってもよい。また、例えば、画像読取装置は、第1読取部700A及び第2読取部700Bの一方を備えて、シートの一方の面(第1面)の画像のみを読み取り可能であってもよい。
1…シート/100…画像形成装置/100S…画像形成システム/400…画像読取装置(調整ユニット)/401…第2回転体対(第1搬送ローラ対)/401b…歯付ベルト/402…第1回転体対(第2搬送ローラ対)/403…第4回転体対(第3搬送ローラ対)/404…第3回転体対(第4搬送ローラ対)/701…読取手段(裏面CIS)/702…読取手段(表面CIS)/703…透光板(透明ガイド)/704…透光板(透明ガイド)/705…案内部材(第1ガイドローラ)/706…案内部材(第2ガイドローラ)/L1…距離/L2…距離/Lg…距離/M401…モータ(搬送モータ)/N1…ニップ部(第1ニップ部)/N2…ニップ部(第2ニップ部)/N3…ニップ部(第3ニップ部)/N4…ニップ部(第4ニップ部9/Np…共通接線(ニップ線)/P1…読取位置(第1読取位置)/P2…読取位置(第2読取位置)/Y2…搬送方向

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置から排出されたシートの画像情報を読み取る画像読取装置であって、
    シートの第1面の画像情報を読取位置にて読み取る読取手段と、
    前記読取手段に対向して設けられた透光性を有する透光板と、
    前記透光板を挟んで前記読取手段と反対側において、前記透光板との間に間隙を存した状態で前記読取手段と対向して設けられた案内部材と、
    シート搬送方向において前記透光板の上流に設けられ、前記読取位置に向かってシートを搬送する第1回転体対と、
    前記シート搬送方向において前記第1回転体対の上流に設けられ、前記読取位置に向かってシートを搬送する第2回転体対と、を備え、
    前記第1及び第2回転体対は、シートの先端が前記案内部材と前記透光板との間に突入する際に、これら第1及び第2回転体対のニップ部のそれぞれが、シートを挟持するように配置されている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第2回転体対のニップ部と前記読取位置とのシート搬送方向における距離は、210mmよりも小さい、
    ことを特徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記第1回転体対のニップ部と前記読取位置とのシート搬送方向における距離は、前記第2回転体対のニップ部と前記第1回転体対のニップ部とのシート搬送方向における距離よりも大きい、
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記案内部材の一部は、前記第1回転体対のニップ部における共通接線よりも前記読取手段側に配置されている、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像読取装置。
  5. 前記案内部材は、黒色又は灰色の回転体である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記案内部材と前記透光板との距離は、前記画像読取装置が搬送可能な最大厚のシートの厚さ以上かつ前記最大厚のシートの厚さの3倍以下である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像読取装置。
  7. モータと、
    前記モータからの動力が伝達されると共に前記第1回転体対及び前記第2回転体対の少なくとも一方と連結された歯付ベルトと、を備えた、
    ことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項記載の画像読取装置。
  8. 前記読取手段、前記読取位置、前記透光板及び前記案内部材は、それぞれ第1読取手段、第1読取位置、第1透光板及び第1案内部材であり、
    シートの前記第1面とは反対の第2面の画像情報を第2読取位置にて読み取る第2読取手段と、
    前記第2読取手段に対向して設けられた透光性を有する第2透光板と、
    前記第2透光板を挟んで前記第2読取手段と反対側において、前記第2透光板との間に間隙を存した状態で前記第2読取手段と対向して設けられた第2案内部材と、
    シート搬送方向において前記第2透光板の上流に設けられ、前記第2読取位置に向かってシートを搬送する第3回転体対と、
    前記シート搬送方向において前記第1読取位置の下流かつ前記第3回転体対の上流に設けられ、前記第2読取位置に向かってシートを搬送する第4回転体対と、を備え、
    前記第3及び第4回転体対は、シートの先端が前記案内部材と前記透光板との間に突入する際に、これら第1及び第2回転体対のニップ部のそれぞれが、シートを挟持するように配置されている、
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項記載の画像読取装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、
    前記画像形成装置から排出されたシートの画像情報を読み取る請求項1乃至8のいずれか1項記載の画像読取装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  10. 前記画像形成装置は、前記画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づいて、シートに画像を形成する際のシートに対する画像の位置を補正する、
    ことを特徴とする、請求項9記載の画像形成システム。
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