JP2016116773A - 放射線撮像装置及び放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置及び放射線撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】透視撮影前に生成したFPN画像を用いて精度よく放射線画像のFPN補正を行うための技術を提供する。【解決手段】複数回の放射線撮影を行う放射線撮像システムは、放射線量に応じた信号を生成する複数の画素と、複数の画素に接続された信号線と、各画素から信号線を通じて信号を読み出し、当該信号に応じた値を生成する読み出し回路と、読み出し回路の動作を制御する制御部と、読み出し回路が生成した値を補正する補正部とを備える。制御部は、複数回の放射線撮影を開始する前に、読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第1画素値と、読み出し回路の第1オフセット値とを生成させ、複数回の放射線撮影中に、読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第2画素値と、読み出し回路の第2オフセット値とを生成させる。補正部は、第1画素値、第1オフセット値及び第2オフセット値を用いて第2画素値を補正する。【選択図】図5

Description

本発明は、放射線撮像装置及び放射線撮像システムに関する。
一般撮影のような静止画撮影や、透視撮影のような動画撮影を行う放射線撮像装置が知られている。放射線撮像装置が生成した画像には、製造時の容量のバラツキや読み出し回路のオフセットのばらつきによる固定パターンノイズ(以下、FPN)が含まれる。そこで、放射線が曝射された状態の画素から読み出しを行うことによって生成した放射線画像から、放射線が曝射されていない画素から読み出しを行うことによって生成したFPN画像を引くことによって放射線画像からFPNを除去することが行われている。このような手法はFPN補正と呼ばれる。特許文献1では、透視撮影のフレームごとに放射線画像とFPN画像とを生成し、FPN補正を行う。しかし、この方法では、フレームごとにFPN画像を生成するので、フレームレートの向上が困難である。そこで、特許文献2では、透視撮影の開始前にFPN画像を生成し、この事前に生成しておいたFPN画像を用いて各フレームの放射線画像のFPN補正を行う。
特開平7−250283号公報 特開2003−190126号公報
発明者は、事前に生成しておいたFPN画像を用いてFPN補正を行った場合に、放射線画像から十分にFPNを除去できず、放射線画像に筋状のアーチファクトが現れる場合があることを見出した。これは、FPN画像の生成時点と、放射線画像の生成時点とで放射線撮像装置内の温度が異なった場合に、放射線画像に含まれるFPNがFPN画像に含まれるFPNと異なってしまうためであると考えられる。本発明の一部の側面は、透視撮影等の複数回の放射線撮影の前に生成したFPN画像を用いて精度よく放射線画像のFPN補正を行うための技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、一部の実施形態では、複数回の放射線撮影を行う放射線撮像システムであって、放射線量に応じた信号を生成する複数の画素と、前記複数の画素に接続された信号線と、各画素から前記信号線を通じて信号を読み出し、当該信号に応じた値を生成する読み出し回路と、前記読み出し回路の動作を制御する制御部と、
前記読み出し回路が生成した値を補正する補正部とを備え、前記制御部は、前記複数回の放射線撮影を開始する前に、前記読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第1画素値と、前記読み出し回路の第1オフセット値とを生成させ、前記複数回の放射線撮影中に、前記読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第2画素値と、前記読み出し回路の第2オフセット値とを生成させ、前記補正部は、前記第1画素値、前記第1オフセット値及び前記第2オフセット値を用いて前記第2画素値を補正することを特徴とする放射線撮像システムが提供される。
上記手段により、複数回の放射線撮影の前に生成したFPN画像を用いて精度よく放射線画像のFPN補正を行うための技術が提供される。
本発明の一部の実施形態の放射線撮像システムの構成例を説明するブロック図。 図1の放射線撮像システムの一部分の構成例を説明する等価回路図。 図1の放射線撮像システムの動作例を説明するフローチャート。 図1の放射線撮像システムの動作例を説明するタイミング図。 図1の放射線撮像システムによるFPN補正の原理を説明する図。 図1の放射線撮像システムの変形例を説明する等価回路図。
添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について以下に説明する。様々な実施形態を通じて同様の要素には同一の参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、各実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。以下に説明する実施形態は、放射線撮像装置及び放射線撮像システムに関する。これらの放射線撮像装置及び放射線撮像システムは、例えば医療診断における一般撮影などの静止画撮影や透視撮影などの動画撮影に用いられる。ここで、複数回の静止画撮影や、透視撮影などの動画撮影が複数回の放射線撮影に含まれる。また、放射線には、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども含まれる。
図1のブロック図を参照して、一部の実施形態に係る放射線撮像システム10の構成例について説明する。放射線撮像システム10は、放射線撮像装置100と、制御用コンピュータ110と、放射線制御装置120と、放射線発生装置130とを有する。放射線発生装置130は、放射線制御装置120からの制御信号に応じて、放射線を生成し、放射線撮像装置100に向けて放射線を曝射する。放射線撮像装置100は照射された放射線量に応じた画像を生成し、制御用コンピュータ110へ送信する。制御用コンピュータ110は、放射線撮像システム10全体の動作を制御する。例えば、制御用コンピュータ110は、放射線制御装置120に対して放射線曝射の開始・停止を指示し、放射線撮像装置100に放射線曝射の開始・停止を通知することによって、放射線制御装置120と放射線撮像装置100との間の同期をとる。また、制御用コンピュータ110は、ユーザが放射線撮像装置100の設定を変更するために用いられてもよい。
放射線撮像装置100は、検出器104と、信号処理部105と、制御部106と、通信部107と、電源部108とを有する。検出器104は放射線を検出し、検出した放射線量に応じた電気信号を生成する。検出器104は、平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)と呼ばれることもある。検出器104は、画素アレイ101と、駆動回路102と、読み出し回路103とを有する。画素アレイ101には、放射線量に応じた電気信号を生成する複数の画素が2次元行列状に配されている。駆動回路102は、画素アレイ101に含まれる各画素を駆動し、各画素に電気信号を出力させる。読み出し回路103は、画素アレイ101から電気信号を読み出し、当該電気信号に応じた値を出力する。
制御部106は、放射線撮像装置100全体の動作を制御する。通信部107は、他の装置、例えば制御用コンピュータ110との通信を行う。電源部108は、放射線撮像装置100の各コンポーネントに供給される電力を生成する。信号処理部105は、検出器104から取得した値を用いて放射線画像を生成する。信号処理部105は、放射線画像等を記憶するためのメモリ109を有する。図1の実施形態では放射線撮像装置100が信号処理部105を有するが、他の実施形態ではその代わりに制御用コンピュータが信号処理部105を有してもよい。
続いて、図2の等価回路図を参照して、検出器104の構成例について説明する。検出器104の画素アレイ101はm行×n列(ただし、m及びnはそれぞれ1以上の整数)に配された画素を有する。例えば、放射線撮像装置100が17インチである場合に、画素アレイ101は約2800行×2800列に配された画素を有する。図2では、説明の簡略化のために、3行×3列に配された画素に着目する。
画素アレイ101に含まれる各画素は、放射線又は光を電荷に変換する変換素子201と、その電荷に応じた電気信号を出力するスイッチ素子202とを有する。変換素子201は放射線を検出する素子(センサ)として機能する。図2では、i行j列(ただし、i及びjは、1≦i≦m、1≦j≦nを満たす整数)に位置する画素に含まれる変換素子201及びスイッチ素子202をそれぞれSij及びTijで表す。変換素子201は、可視光を電荷に変換する光電変換素子であってもよいし、放射線を直接電荷に変換する変換素子であってもよい。変換素子201が光電変換素子である場合に、検出器104の放射線入射側に、放射線を可視光に変換するシンチレータが配される。変換素子201は、ガラス基板等の絶縁性基板上に配され、アモルファスシリコンを主材料とするMIS型フォトダイオードであってもよいし、PIN型フォトダイオードであってもよい。スイッチ素子202は、例えば制御端子と2つの主端子を有するトランジスタである。本実施形態ではスイッチ素子202として薄膜トランジスタ(TFT)が用いられる。変換素子201の一方の電極はスイッチ素子202の2つの主端子の一方に電気的に接続され、他方の電極はバイアス線Vsを介して電源部108と電気的に接続される。バイアス線Vsには画素アレイ101に含まれる全画素が共通に接続される。バイアス線Vsを通じて、電源部108から各画素の変換素子201にバイアス電圧が供給される。
検出器104は、m本の駆動線G1〜Gm(以下、駆動線Gと総称する)を更に有し、各駆動線Gには行を構成する複数の画素のスイッチ素子202の制御端子が共通に接続される。各駆動線Gの一端は駆動回路102に接続される。駆動回路102は、制御部106から供給された制御信号に応じて、駆動線Gを通じて、スイッチ素子202の導通状態を制御する駆動信号を画素アレイ101の各画素に行単位で供給することによって、各画素に電気信号を出力させる。
検出器104は、n本の信号線Sig1〜Sign(以下、信号線Sigと総称する)を更に有し、各信号線Sigには列を構成する複数の画素のスイッチ素子202の他方の主端子(変換素子201に接続されていない方の主端子)が共通に接続される。各駆動線Sigの一端は読み出し回路103に接続される。スイッチ素子202が導通状態である間に変換素子201に蓄積された電荷に応じた電気信号が信号線Sigに供給され、この電気信号が読み出し回路103によって読み出される。1つの行を構成する複数の画素から各信号線Sigへ供給された複数の電気信号は読み出し回路103へ並列に供給される。
読み出し回路103は、複数の増幅回路200と、マルチプレクサ207と、バッファ増幅器208と、A/D変換器209とを有する。読み出し回路103は、信号線Sigに供給されている電気信号を読み出し、この電気信号に応じた値を生成し、この値を信号処理部105へ供給する。読み出し回路103が行うこの一連の動作を読み出し動作と呼ぶ。増幅回路200は、信号線Sigごとに個別に配される。増幅回路200は、信号線Sigから供給されている電気信号を増幅して出力する。マルチプレクサ207は、各増幅回路200が並列に出力する電気信号を、制御部106から供給された制御信号CLKに応じて順次出力する。バッファ増幅器208は、マルチプレクサ207から出力された電気信号をインピーダンス変換し、変換後の電気信号を出力する。A/D変換器209は、バッファ増幅器208から出力されたアナログデータをデジタルデータに変換し、このデジタルデータを信号処理部105へ供給する。
増幅回路200は、積分増幅器203と、可変増幅器204と、サンプルホールド回路205と、バッファアンプ206とを有する。積分増幅器203は、オペアンプと、積分容量と、リセットスイッチと、を有し、信号線Sigから供給された電気信号を積分及び増幅して出力する。このオペアンプの反転入力端子にはオペアンプの出力が積分容量を通じてフィードバックされ、非反転入力端子には電源部108から基準連圧Vrefが供給される。積分容量の値を変えることによって、増幅回路200の増幅率を変更することが可能である。積分増幅器203のリセットスイッチが制御部106から供給された制御信号RCに応じてオンになることによって、積分増幅器203がリセットされる。可変増幅器204は、積分増幅器203から供給された電気信号を増幅して出力する。
サンプルホールド回路205は、サンプリングスイッチとサンプリング容量とを有し、可変増幅器204から供給された電気信号を、制御部106から供給された制御信号SHに応じてサンプルして保持する。サンプルホールド回路205によって保持された電気信号は、バッファアンプ206を通じて増幅回路200から出力される。
図3のフローチャートを参照して、放射線撮像システム10の動作例について説明する。S301で放射線撮像システム10の電源が投入されると、放射線撮像システム10は動作を開始する。S302で、制御用コンピュータ110は、放射線撮像システム10のユーザからの入力に基づいて、放射線撮像システム10の撮影モードを設定する。撮影モードは、例えば、静止画を撮影する一般撮影モードと、動画像を撮影する透視撮影モードとを含む。制御用コンピュータ110は例えば、撮影モードに応じて、放射線発生装置130が曝射する放射線の強度を設定したり、放射線撮像装置100の感度(例えば、読み出し回路103の増幅器のゲイン)を設定したりする。以下では、放射線撮像システム10が透視撮影モードに設定された場合について説明する。放射線撮像システム10が一般撮影モードに設定された場合には既存の手法が適用されてもよい。
S303で、放射線撮像システム10は、ユーザからの撮影開始の指示を待機する撮影待機状態になる。撮影待機状態である放射線撮像装置100は、暗電流により生じた電荷を除去するために、画素から電気信号を読み出す。S304で、制御用コンピュータ110は、ユーザから撮影開始が指示されたか否かを判定する。撮影開始の指示は、例えば放射線の曝射スイッチの押下によって行われる。撮影開始が指示されていない場合(S304でNO)、放射線撮像システム10は撮影待機状態を維持する。撮影開始が指示された場合(S304でYES)、S305で、放射線撮像装置100はFPN画像を生成する。FPN画像とは、放射線撮像装置100に放射線が照射されていない状態で画素アレイ101から電気信号を読み出すことによって放射線撮像装置100が生成した画像のことである。従って、S305の動作中に、放射線発生装置130はまだ放射線の曝射を開始しない。放射線撮像装置100は、FPN画像を1枚だけ生成してもよいし、複数枚生成してもよい。放射線撮像装置100がFPN画像を生成する枚数は、例えば放射線撮像装置100の製造時に設定されてもよいし、制御用コンピュータ110を通じてユーザにより設定されてもよい。
放射線撮像装置100が所定の枚数のFPN画像を生成し終わると、S306で、放射線撮像システム10は透視撮影を開始する。透視撮影中(放射線撮影中)に、放射線発生装置130は間欠的に放射線を曝射し、放射線撮像装置100は照射された放射線量に応じた画像、すなわち放射線画像を生成する。放射線発生装置130と放射線撮像装置100との間の同期は例えば制御用コンピュータ110によって行われる。
透視撮影が終了すると、S307で放射線撮像システム10は動作を終了する。具体的に、放射線発生装置130は放射線の曝射を終了し、放射線撮像装置100は画像の生成を終了する。透視撮影は、所定の時間が経過したことに応じて終了してもよいし、透視画像を格納する記憶装置の残容量が閾値を下回ったことに応じて終了してもよいし、ユーザの指示に応じて終了してもよい。
図4のタイミングチャートを参照して、図3のS303、S305、S306における放射線撮像装置100の動作の詳細について説明する。図4において、「動作」の行は、放射線撮像装置100の動作の内容を示す。「放射線」の行は、放射線撮像装置100へ放射線が照射されているか否かを示し、ハイレベルの間に放射線撮像装置100へ放射線が照射され、ローレベルの間に放射線撮像装置100へ放射線が照射されない。「読み出し回路」の行は、読み出し回路103が読み出し動作を行っているか否かを示し、ハイレベルの間に読み出し回路103は読み出し動作を行い、ローレベルの間に読み出し回路103は読み出し動作を行わない。読み出し回路103が読み出し動作を行わない間、制御部106は、消費電力低減のために、電源部108から読み出し回路103への電力の供給を停止してもよい。「G1」〜「Gm」の行は、駆動回路102が駆動線G1〜Gmのそれぞれに供給している駆動信号のレベルを示し、ハイレベルの間にスイッチ素子202は導通状態となり、ローレベルの間にスイッチ素子202は非導通状態となる。
時刻T1で、S303の動作が始まると、すなわち放射線撮像装置100が撮影待機状態になると、制御部106は、駆動回路102を制御して、駆動線G1から駆動線Gmまで順に、各駆動線Gへ供給する駆動信号を一時的にハイレベルに切り替える。これにより、スイッチ素子202は導通状態になり、暗電流によって発生した電荷が変換素子201から除去される。時刻T2で、駆動線Gmまで駆動信号の切り替えが終了すると、制御部106は、駆動線G1から順に同じ処理を繰り返す。時刻T1〜T2までの一連の動作を、撮影待機中の1回のフレーム動作を呼ぶ。撮影待機状態では、放射線撮像装置100へ放射線は照射されない。また、撮影待機状態では画素アレイ101から信号を読み出す必要がないので、制御部106は読み出し回路103に読み出し動作を行わせない。
時刻T3で、S305の動作が始まると、すなわち放射線撮像システム10が撮像開始を指示されると、放射線撮像装置100はFPN画像の生成を開始する。FPN画像は、m×n個の画素値で構成される。画素値とは、画素から信号線Sigへ電気信号が供給されている状態で読み出し回路103が読み出し動作を行うことによって生成された値のことである。
まず、時刻T3〜T4の間、制御部106は、駆動回路102が駆動線G1〜Gmに供給する駆動信号をすべてローレベルに維持する。これによって、各画素の変換素子201に、暗電流によって発生した電荷が蓄積される。時刻T3〜T4の時間(蓄積時間)は事前に設定された値であり、後述する透視撮影(S306)の際の蓄積時間と同じ長さである。蓄積時間が経過すると、時刻T4〜T5で、駆動回路102は、駆動線G1から順に各駆動線Gへ供給する駆動信号を一時的にハイレベルに切り替え、スイッチ素子202を導通状態にする。これにより、各行の変換素子201に蓄積された電荷に応じた電気信号が順に信号線Sigに供給される。時刻T4〜T5の間、制御部106は、読み出し回路103に読み出し動作を行わせる。これによって、各画素が信号線Sigに供給した信号に応じた画素値が生成され、この画素値が信号処理部105へ供給される。信号処理部105は、読み出し回路103から供給されたm×n個の画素値をFPN画像としてメモリ109に記憶する。
時刻T5で、駆動線Gmまで駆動信号の切り替えが終了すると、制御部106は、読み出し回路103に、オフセット値を生成させる。オフセット値とは、画素からの電気信号が信号線Sigに供給されていない状態で読み出し回路103が読み出し動作を行うことによって生成される値であり、n個の増幅回路200ごとに生成される。オフセット値を生成するために、読み出し回路103は、画素値を生成する場合と同じ読み出し動作を行う。読み出し回路103は生成したn個のオフセット値を信号処理部105へ供給する。信号処理部105は、n個のオフセット値をまとめてオフセットデータとしてメモリ109に記憶する。以下では、S305のFPN画像生成動作中に生成されたオフセットデータをFPNオフセットデータと呼ぶ。
時刻T6で、オフセットデータの生成が終了すると、制御部106は、時刻T3〜T6までの動作を繰り返し、事前に設定された枚数分のFPN画像と、これらに対応するオフセットデータを生成する。時刻T3〜T6までの一連の動作を、FPN画像生成における1回のフレーム動作を呼ぶ。S305のFPN画像生成動作中に、放射線撮像装置100へ放射線は照射されない。また、電荷の蓄積中(時刻T3〜T4)に、制御部106は読み出し回路103に読み出し動作を行わせない。
時刻T7で、S306の動作が始まると、すなわち放射線撮像システム10が透視撮影を開始すると、放射線撮像装置100は放射線画像の生成を開始する。放射線画像は、m×n個の画素値で構成される。時刻T7〜T10までに放射線撮像装置100が行う動作は、時刻T3〜T6までに放射線撮像装置100が行う動作と同じである。従って、重複する説明を省略する。時刻T7〜T10までの一連の動作を、透視撮影における1回のフレーム動作を呼ぶ。1回のフレーム動作によって、透視画像(動画像)の1枚のフレームが生成される。時刻T7〜T8の間に放射線撮像装置100へ放射線が照射される。従って、時刻T8の時点で、各画素の変換素子201には、暗電流によって発生した電荷だけでなく、放射線に応じて発生した電荷も蓄積する。読み出し回路103は、時刻T8〜T9の間に生成したm×n個の画素値を信号処理部105へ供給する。信号処理部105は、これらの画素値を放射線画像としてメモリ109に記憶する。
時刻T9で、駆動線Gmまで駆動信号の切り替えが終了すると、制御部106は、読み出し回路103に、n個のオフセット値を生成させる。読み出し回路103は生成したn個のオフセット値を信号処理部105へ供給する。信号処理部105は、n個のオフセット値をまとめてオフセットデータとしてメモリ109に記憶する。以下では、S306の透視撮影中に生成されたオフセットデータを透視オフセットデータと呼ぶ。
時刻T10で、オフセットデータの生成が終了すると、制御部106は、時刻T7〜T10までの動作を、透視撮影が終了するまで繰り返す。
以上の動作によって、信号処理部105は、所定の枚数のFPN画像と、これらに対応するFPNオフセットデータと、放射線画像と、透視オフセットデータとを生成する。信号処理部105は、所定の枚数のFPN画像と、これらに対応するFPNオフセットデータと、透視オフセットデータとを用いて放射線画像を補正する。すなわち、信号処理部105は放射線画像を補正する補正部として機能する。
まず、信号処理部105は、得られたFPN画像を用いて、補正用FPN画像を生成する。補正用FPN画像とは、放射線画像を補正するために用いられるFPN画像のことである。生成したFPN画像が1枚のみの場合に、信号処理部105は、このFPN画像をそのまま補正用FPN画像とする。生成したFPN画像が複数である場合に、信号処理部105は、これらのFPN画像から1枚の補正用FPN画像を生成する。例えば、信号処理部105は、複数のFPN画像の同じ位置にある画素の画素値を平均することによって補正用FPN画像を生成する。補正用FPN画像も、m×n個の画素値で構成される。以下では、補正用FPN画像をFIで表し、そのうちのi行j列にある画素値をFI(i,j)で表す。
また、信号処理部105は、得られたFPNオフセットデータを用いて、補正用FPNオフセットデータを生成する。補正用FPNオフセットデータとは、放射線画像を補正するために用いられるFPNオフセットデータのことである。生成したFPNオフセットデータが1つのみの場合に、信号処理部105は、このFPNオフセットデータをそのまま補正用FPNオフセットデータとする。生成したFPNオフセットデータが複数である場合に、信号処理部105は、これらのFPNオフセットデータから1つの補正用FPNオフセットデータを生成する。例えば、信号処理部105は、複数のFPNオフセットデータの同じ位置にあるオフセット値を平均することによって補正用FPNオフセットデータを生成する。補正用FPNオフセットデータも、n個のオフセット値を含む。以下では、補正用FPNオフセットデータをFOで表し、そのうちのj列にあるオフセット値をFO(j)で表す。
複数のFPN画像を平均して1枚の補正用FPN画像を作成することによって、ランダムノイズが1/√2倍になり、FPN画像を用いた補正を行った後の画像のS/Nが向上する。FPNオフセットデータについても同様である。本実施形態で、信号処理部105は、補正用FPN画像及び補正用FPNオフセットデータの生成を、透視撮影中の最初のオフセットデータを生成するまでに行う。
信号処理部105は、透視撮影中の各フレーム動作で生成された放射線画像を、上述の補正用FPN画像FI及び補正用FPNオフセットデータFOと、透視オフセットデータとを用いて補正する。t回目のフレーム動作で生成された放射線画像をXI(t)で表し、そのうちのi行j列にある画素値をXI(t,i,j)で表す。また、t回目のフレーム動作で生成された透視オフセットデータをXO(t)で表し、そのうちのj列にあるオフセット値をXO(t,j)で表す。さらに、放射線画像XI(t)を補正することによって得られた放射線画像をXI’(t)で表し、そのうちのi行j列にある画素値をXI’(t,i,j)で表す。このとき、信号処理部105は以下の式に従って放射線画像XI’を生成する。
XI'(t, i, j) = XI(t, i, j) - XO(t, j) - {FI(i, j) - FO(j)} …式(1)
(ただし、1≦i≦m、1≦j≦n、1≦t)
すなわち、信号処理部105は、放射線画像の画素値から透視オフセット値及びFPN画像の画素値を減算し、FPNオフセット値を加算することによって、補正後の放射線画像の画素値を算出する。放射線撮像装置100は、このように補正して得られた放射線画像XI’を制御用コンピュータ110へ送信する。
図5を参照して、信号処理部105が式(1)に従って放射線画像を補正することの効果について説明する。以下の説明では、補正用FPN画像及び補正用FPNオフセットデータをそれぞれ、単にFPN画像及びFPNオフセットデータと表す。図5に示すように、FPN画像FIは、画素で発生した暗電流に応じた成分と、読み出し回路103のオフセットに応じた成分とを含む。FPNオフセットデータFOは、読み出し回路103のオフセットに応じた成分のみを含む。放射線画像XI(t)は、放射線撮像装置100に照射された放射線量に応じた成分と、画素で発生した暗電流に応じた成分と、読み出し回路103のオフセットに応じた成分とを含む。透視オフセットデータXO(t)は、読み出し回路103のオフセットに応じた成分のみを含む。
本実施形態の放射線撮像装置100は、フレームレートを向上するために、透視撮影中にFPN画像を生成せず、透視撮影前にFPN画像FIを生成する。そのため、放射線画像XI(t)とFPN画像FIとは互いに異なる時刻に生成される。発明者は、放射線画像XI(t)を生成する時点の放射線撮像装置100内の温度が、FPN画像FIを生成する時点の放射線撮像装置100内の温度と異なる場合に、図5に示すように、両画像に含まれるオフセット成分が互いに異なる値となることを見出した。そのため、単に放射線画像XI(t)からFPN画像FIを減算するだけでは、放射線量に応じた成分だけを正しく取り出すことはできない。
そこで、本実施形態の放射線撮像装置100は、FPN画像FIだけでなく、FPNオフセットデータFO及び透視オフセットデータXO(t)を用いて放射線画像XI(t)を補正する。FPN画像FIとFPNオフセットデータFOとは、時間的に連続して生成されるので、これらのデータに含まれる読み出し回路103のオフセットに応じた成分はほぼ等しくなる。また、放射線画像XI(t)と透視オフセットデータXO(t)とは、時間的に連続して生成されるので、これらのデータに含まれる読み出し回路103のオフセットに応じた成分はほぼ等しくなる。従って、放射線画像XI(t)から透視オフセットデータXO(t)を減算することによって、放射線画像XI(t)から読み出し回路103のオフセットに応じた成分を除去できる。また、FPN画像FIからFPNオフセットデータFOを減算することによって暗電流に応じた成分だけを取り出すことができる。この暗電流に応じた成分を放射線画像XI(t)から減算することによって、放射線画像XI(t)から暗電流に応じた成分を除去できる。なお、暗電流に応じた成分の温度変化に起因する変化は、読み出し回路103のオフセットに応じた成分の変化に比べて小さいので、暗電流に応じた成分の温度変化に起因する変化を考慮しなくてもよい。よって、式(1)に従って放射線画像XI(t)を補正することによって、放射線撮像装置100内の温度の変化によらず、放射線画像XIから放射線量に応じた成分だけを含む補正後の放射線画像XI’(t)を生成することができる。
本実施形態の放射線撮像装置100は、図4の時刻T7〜T10に示すように、各フレーム動作中に、蓄積動作を行い、その後に放射線画像XI(t)を生成し、その後に透視オフセットデータXO(t)を生成した。これに代えて、放射線撮像装置100は、各フレーム動作中に、蓄積動作を行い、その後に透視オフセットデータXO(t)を生成し、その後に放射線画像XI(t)を生成してもよい。
本実施形態のように、放射線画像XI(t)を生成し、その後に透視オフセットデータXO(t)を生成することの利点を以下に説明する。発明者は、蓄積動作の終了直後に透視オフセットデータXO(t)を生成した場合に、補正後の放射線画像XI’(t)にシェーディングが発生することを見出した。これは、蓄積動作からオフセットデータ生成動作への移行時に読み出し回路103がオフからオンに切り替わるため、オフセットデータ生成の際に読み出し回路103の温度が安定しないことに起因すると考えられる。すなわち、読み出し回路103の温度は、蓄積動作中に低く、その後読み出し動作を繰り返すにつれて上昇する。そのため、放射線撮像装置100は、放射線画像XI(t)を生成した後にオフセットデータXO(t)を生成することによって、放射線画像XI(t)の大部分の行を読み出したのと同じ温度で、オフセットデータXO(t)を生成することができる。FPN画像の生成とFPNオフセットデータの生成の順序についても同様である。
上述の実施形態で、信号処理部105は、補正用FPN画像と補正用FPNオフセットデータとの両方を記憶した。しかし、信号処理部105は、補正用FPN画像から補正用FPNオフセットデータを減算して得られるデータ(すなわち、式(1)のFI(i,j)−FO(j))だけを記憶してもよい。また、上述の実施形態で、信号処理部105は、所定枚数のFPN画像から補正用FPN画像を生成し、所定個数のFPNオフセットデータから補正用FPNオフセットデータを生成した。これに代えて、信号処理部105は、同一のフレーム動作で生成されたFPN画像からFPNオフセットデータを減算することによって得られた複数のデータを平均することによって、式(1)のFI(i,j)−FO(1,j)を算出してもよい。
また、上述の実施形態で、放射線撮像装置100は、透視撮影中の各フレーム動作で透視オフセットデータXO(t)を1つだけ生成したが、各フレーム動作で透視オフセットデータを複数個(例えば、60個以上)生成してもよい。そして、信号処理部105は、この複数個の透視オフセットデータを用いて式(1)に用いる透視オフセットデータXO(t)を生成する。例えば、信号処理部105は、複数個の透視オフセットデータを平均することによって透視オフセットデータXO(t)を生成する。このように、各フレーム動作で透視オフセットデータを複数個生成し、これらに応じて放射線画像XI(t)を補正することによって、補正後の放射線画像XI’(t)に発生する筋状のアーチファクトを軽減できる。
各フレーム動作で生成する透視オフセットデータの個数が増加すると、それに応じてフレームレートも低下する。そこで、フレームレートの低下を抑制しつつ、アーチファクトを軽減するために、放射線画像XI(t)の補正の補正に、透視オフセットデータXO(t)だけでなく、透視オフセットデータXO(t−1)を用いてもよい。すなわち、信号処理部105は、補正対象の放射線画像を生成したフレーム動作の直前のフレーム動作で生成した透視オフセットデータを更に使用して、放射線画像を補正してもよい。例えば、信号処理部105は以下の式に従って放射線画像XI’を生成する。
XI'(t, i, j) = XI(t, i, j)
- {XO(t, j) + XO(t-1, j)}/2
- {FI(i, j) - FO(j)} …式(2)
(ただし、1≦i≦m、1≦j≦n、2≦t)
式(2)において、透視オフセットデータXO(t−1,j)は、1回の読み出し動作で生成された透視オフセットデータでもよいし、読み出し動作を複数回行うことによって生成された複数個の透視オフセットデータに基づいて生成されたものでもよい。一般に、信号処理部105は、補正対象の放射線画像を生成したフレーム動作より前の任意のフレーム動作で生成した透視オフセットデータを更に使用して、放射線画像を補正してもよい。
図6を参照して、放射線撮像装置100の変形例について説明する。この変形例で、放射線撮像装置100はサンプルホールド回路205に代えて、並列に接続された2つの相関二重サンプリング(CDS)回路601、602を有する。CDS回路601、602はそれぞれ、2つのサンプルホールド回路と1つの差動増幅器とで構成される。読み出し回路103は、CDS回路601を用いた読み出し経路と、CDS回路602を用いた読み出し経路とを交互に用いて、画素アレイ101からの信号を読み出す。例えば、読み出し回路103は、奇数行に位置する画素の画素値を読み出すためにCDS回路601を用い、偶数行に位置する画素の画素値を読み出すためにCDS回路602を用いる。
読み出し回路103がCDS回路601を用いる場合とCDS回路602を用いる場合とで、サンプルホールド容量の差異に起因して、出力される信号に含まれるオフセット成分は互いに異なる。そこで、放射線撮像装置100は、CDS回路601を用いた読み出し経路とCDS回路602を用いた読み出し経路とのそれぞれについて、別々にFPNオフセットデータ及び透視オフセットデータを取得する。そして、奇数行に位置する画素の画素値を、この画素値を読み出すために用いたCDS回路601について生成されたFPNオフセットデータ及び透視オフセットデータと、当該画素と同じ位置にあるFPN画像の画素の画素値とを用いて補正する。また、偶数行に位置する画素の画素値を、この画素値を読み出すために用いたCDS回路602について生成されたFPNオフセットデータ及び透視オフセットデータと、当該画素と同じ位置にあるFPN画像の画素の画素値とを用いて補正する。この例では、読み出し回路103が2系統の読み出し経路を有するが、読み出し回路103は2以上の複数の読み出し経路を有してもよい。信号処理部105は、複数の読み出し経路のそれぞれについて別々に生成されたFPNオフセットデータ及び透視オフセットデータを用いて放射線画像を補正する。
10 放射線撮像システム、100 放射線撮像装置、101 画素アレイ、102 駆動回路、103 読み出し回路、105 信号処理部、106 制御部

Claims (13)

  1. 複数回の放射線撮影を行う放射線撮像システムであって、
    放射線量に応じた信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素に接続された信号線と、
    各画素から前記信号線を通じて信号を読み出し、当該信号に応じた値を生成する読み出し回路と、
    前記読み出し回路の動作を制御する制御部と、
    前記読み出し回路が生成した値を補正する補正部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数回の放射線撮影を開始する前に、前記読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第1画素値と、前記読み出し回路の第1オフセット値とを生成させ、
    前記複数回の放射線撮影中に、前記読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第2画素値と、前記読み出し回路の第2オフセット値とを生成させ、
    前記補正部は、前記第1画素値、前記第1オフセット値及び前記第2オフセット値を用いて前記第2画素値を補正することを特徴とする放射線撮像システム。
  2. 前記複数の画素は、放射線量に応じた電荷を生成する変換素子を有し、
    前記制御部は、前記複数の画素の前記変換素子に電荷を蓄積させ、
    前記制御部は、前記複数回の放射線撮影中に、前記電荷を蓄積させる第1動作と、前記第2画素値を生成させる第2動作と、前記第2オフセット値を生成させる第3動作とを含むフレーム動作を繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像システム。
  3. 前記制御部は、1回の前記フレーム動作において、前記第1動作、前記第2動作、前記第3動作の順に行うことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像システム。
  4. 前記制御部は、前記第1動作の間に、前記読み出し回路を駆動しないことを特徴とする請求項2又は3に記載の放射線撮像システム。
  5. 前記読み出し回路へ供給される電力を生成する電源部を更に備え、
    前記制御部は、前記電源部から前記読み出し回路への電力の供給を制御し、
    前記制御部は、前記第1動作の間に、前記電源部から前記読み出し回路への電力の供給を行わないことを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像システム。
  6. 前記補正部は、前記第2画素値を補正するための前記第2オフセット値として、当該第2画素値が生成された前記フレーム動作で生成された前記第2オフセット値を用いることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の放射線撮像システム。
  7. 前記補正部は、前記第2画素値を補正するための前記第2オフセット値として、当該第2画素値が生成された前記フレーム動作の直前のフレーム動作で生成された前記第2オフセット値を更に用いることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像システム。
  8. 前記制御部は、1回の前記フレーム動作において、複数個の前記第2オフセット値を生成させ、
    前記補正部は、前記第2画素値を補正するための前記第2オフセット値として、前記複数個の第2オフセット値を用いることを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の放射線撮像システム。
  9. 前記制御部は、前記複数回の放射線撮影を開始する前に各画素について複数個の前記第1画素値を生成し、
    前記補正部は、前記第2画素値を補正するための前記第1画素値として、前記複数個の第1画素値を用いることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の放射線撮像システム。
  10. 前記制御部は、前記複数回の放射線撮影を開始する前に複数個の前記第1オフセット値を生成させ、
    前記補正部は、前記第2画素値を補正するための前記第1オフセット値として、前記複数個の第1オフセット値を用いることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の放射線撮像システム。
  11. 前記読み出し回路は複数の読み出し経路を含み、
    前記制御部は、前記複数の読み出し経路を用いて前記第1画素値、前記第2画素値、前記第1オフセット値及び前記第2オフセット値を生成させ、
    前記補正部は、前記第2画素値の補正を、前記複数の読み出し経路のうち当該第2画素値を生成するために用いられた読み出し経路を用いて生成された前記第1画素値、前記第1オフセット値及び前記第2オフセット値を用いて行うことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の放射線撮像システム。
  12. 前記補正部は、前記第2画素値に対して前記第1画素値及び前記第2オフセット値の減算と前記第1オフセット値の加算とを行うことによって前記第2画素値を補正することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の放射線撮像システム。
  13. 複数回の放射線撮影を行う放射線撮像システムに含まれる放射線撮像装置であって、
    放射線量に応じた信号を生成する複数の画素と、
    前記複数の画素に接続された信号線と、
    各画素から前記信号線を通じて信号を読み出し、当該信号に応じた値を生成する読み出し回路と、
    前記読み出し回路の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数回の放射線撮影を開始する前に、前記読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第1画素値と、前記読み出し回路の第1オフセット値とを生成させ、
    前記複数回の放射線撮影中に、前記読み出し回路に、各画素から読み出した信号に応じた第2画素値と、前記読み出し回路の第2オフセット値とを生成させることを特徴とする放射線撮像装置。
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