JP2016111188A - 離間装置および離間方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げたときに、各片状体の位置が理論上の位置からずれてしまうことを極力防止することができる離間装置を提供すること。【解決手段】離間装置10は、接着シートASをそれぞれ複数の保持部材25で保持する複数の保持手段20と、各保持手段20を移動させて接着シートASに張力を付与する張力付与手段とを備え、保持手段20は、張力付与手段が保持手段20を移動させる方向に交差する交差方向に複数の保持部材25を移動させることで、接着シートASに対し前記交差方向に張力を付与可能に設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、離間装置および離間方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)を所定の形状、所定のサイズに切断して複数の半導体チップ(以下、単に「チップ」という場合がある)に個片化し、個片化した各チップの相互間隔を広げてからリードフレームや基板等の被搭載物上に搭載することが行われている。
チップ(片状体)の相互間隔を広げる離間方法としては、ウエハ(板状部材)が貼付された保護テープ(接着シート)をマウントテーブルで吸着保持し、内径側の固定用テーブルに対し、外径側で4個に分割された拡張吸着部をそれぞれ外径方向に移動させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなチップの相互間隔を広げる方法では、例えば+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向、−Y軸方向の4方向の張力を接着シートに付与し、例えば最外周に位置するチップが所定の位置に達したことを検知手段が検知することで間隔を広げる動作が完了する。
特開2001−223186号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の方法では、接着シートには上記4方向に加え、例えば、それらの合成方向すなわち、+X軸方向と+Y軸方向との合成方向、+X軸方向と−Y軸方向との合成方向、−X軸方向と+Y軸方向との合成方向、−X軸方向と−Y軸方向との合成方向にも張力が付与される。その結果、内側のチップの間隔と外側のチップとの間隔に違いが生じる。しかし、このような間隔の違いは極めて微小なため、各チップは、均等に間隔が広げられたものとされ、計算で導き出される位置(以下、「理論上の位置」という場合がある)を基準として搬送装置やピックアップ装置等の搬送手段によって搬送され、被搭載物上に搭載されて製造物が形成される。その結果、当該製造物におけるチップと被搭載物との相対位置関係が微妙にずれてしまう場合が生じ、ワイヤボンディングの接続位置がずれたり、チップと被搭載物との端子同士の位置がずれたりして、それらの導通が取れなくなり、当該製造物の歩留りを低下させてしまうという不都合を生じる。
また、接着シートに張力を付与した結果、チップ間相互の間隔だけではなく、各チップが帖設されている接着シート上の貼付領域全体が理論上の位置からずれることもあり、搬送手段による搬送にも支障を来すという不都合を生じる。
なお、これらの課題は、半導体装置の製造に係るだけでなく、例えば緻密な機械部品や微細な装飾品等においても発生し得る。
本発明の目的は、板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げたときに、各片状体の位置が理論上の位置からずれてしまうことを極力防止することができる離間装置および離間方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の離間装置は、接着シート上の板状部材に少なくとも2方向の張力を付与して当該板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置であって、前記接着シートをそれぞれ複数の保持部材で保持する複数の保持手段と、前記各保持手段を前記少なくとも2方向に移動させて前記接着シートに張力を付与する張力付与手段とを備え、前記保持手段は、前記張力付与手段が前記保持手段を移動させる方向に交差する交差方向に前記保持部材を移動させることで、前記接着シートに対し前記交差方向に張力を付与可能に設けられている、という構成を採用している。
この際、本発明の離間装置では、前記各保持手段は、前記交差方向に前記複数の保持部材それぞれを移動させる第1移動手段と、前記張力付与手段が前記保持手段を移動させる方向に前記複数の保持部材それぞれを移動させる複数の第2移動手段とを備えている、ことが好ましい。
また、本発明の離間装置では、前記片状体の相互間隔を測定する測定手段を有し、前記複数の保持部材は、前記測定手段の測定結果を基に、張力を付与可能に設けられている、ことが好ましい。
一方、本発明の離間方法は、接着シート上の板状部材に少なくとも2方向の張力を付与して当該板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間方法であって、それぞれ複数の保持部材を備える複数の保持手段で前記接着シートを保持する工程と、張力付与手段で前記各保持手段を前記少なくとも2方向に移動させて前記接着シートに張力を付与する工程と、前記張力付与手段が前記保持手段を移動させる方向に交差する交差方向に前記保持部材を移動させることで、前記接着シートに対し前記交差方向に張力を付与する工程とを備えている、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、張力付与手段で保持手段を移動させて接着シートに張力を付与するとともに、保持部材によって張力付与手段が保持手段を移動させる方向に交差する交差方向に張力を付与することで、板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を調整することができ、各片状体の位置が理論上の位置からずれてしまうことを極力防止することができる。
この際、各保持手段が、第1移動手段と第2移動手段とを備えていれば、各片状体の相互間隔をより緻密に調整することができる。
また、複数の保持部材が、片状体の相互間隔の測定結果を基に、張力を付与可能に設けられていれば、接着シートに板状部材が仮着された一体物毎に各片状体の位置が理論上の位置からずれてしまうことを極力防止することができる。
本発明の一実施形態に係る離間装置の側面図。 図1の離間装置の平面図。 (A)、(B)は図1の離間装置で張力を付与する接着シートの態様図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態において、X軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向であって図1中紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1、図2において、離間装置10は、接着シートAS上の板状部材としての四角形のウエハWFに+X軸方向、+Y軸方向、−X軸方向、−Y軸方向(図3(A)参照)の4方向に張力を付与して当該ウエハWFから形成される複数の片状体としてのチップCPの相互間隔を広げる装置であって、接着シートASをそれぞれ4体の保持部材25で保持する4体の保持手段20と、それぞれのスライダ31で各保持手段20を支持し、各保持手段20を前記4方向に移動させて接着シートASに張力を付与する駆動機器である張力付与手段としての4体のリニアモータ30と、チップCPの相互間隔を測定する光学センサやカメラ等の測定手段40とを備えている。なお、保持手段20およびリニアモータ30は、中心点CTを中心としてそれぞれ前後左右に4体設けられている。また、ウエハWFは、切断刃や加圧水等のウエハ切断手段によりチップCPに個片化されているか、レーザ光や薬液等のウエハ脆弱化手段によりチップCPに個片化可能とされ、接着シートASに仮着されて一体物WKとされている。また、接着シートASは、ウエハWFが貼付された被着体貼付領域AWを囲む多角形の包囲領域AC(図2参照)の各頂部APからそれぞれ接着シートASの外縁方向に延びて、当該包囲領域ACに対して各張力方向の合成方向に張力が付与されることを防止する不干渉切込CUが形成され、包囲領域ACの各辺からそれぞれ+X軸方向、−X軸方向、+Y軸方向、−Y軸方向に延びる引張領域ALが形成されている。
保持手段20は、リニアモータ30が保持手段20を移動させる方向に交差する交差方向に複数の保持部材25それぞれを移動させる駆動機器である第1移動手段としての第1リニアモータ21と、第1リニアモータ21のスライダ22に支持され、リニアモータ30が保持手段20を移動させる方向に保持部材25を移動させる4体の駆動機器である第2移動手段としての第2リニアモータ23と、第2リニアモータ23のスライダ24に支持された保持部材25とを備えている。
保持部材25は、第2リニアモータ23のスライダ24に支持された下支持部材26と、下支持部材26に支持された回動モータ27と、回動モータ27の出力軸27A(貫通軸)に支持された上支持部材28とを備えている。
以上のような構成により、保持手段20は、張力付与手段が保持手段20を移動させる方向に交差する交差方向に保持部材25を移動させることで、接着シートASに対し交差方向に張力を付与可能に設けられている。なお、保持手段20は、測定手段40の測定結果を基に、張力を付与可能に設けられている。
以上の離間装置10において、ウエハWFから形成される複数のチップCPの相互間隔を広げる手順を説明する。
先ず、各部材が初期位置で待機する図1中実線で示す離間装置10に対し、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が一体物WKを搬送し、当該一体物WKが各下支持部材26上に配置されるように載置する。このとき、測定手段40と、一体物WKを移動可能な図示しない位置決め手段とが共動し、ウエハWFと各保持部材25との位置決めを行う。その後、各保持手段20が回動モータ27を駆動し、図2に示すように、接着シートASを下支持部材26と上支持部材28とで挟み込む。
次に、張力付与手段がリニアモータ30を駆動し、図3(A)に示すように、各保持部材25それぞれを+X軸方向、+Y軸方向、−X軸方向、−Y軸方向の4方向に移動させる。これにより、接着シートASにおける包囲領域ACに+X軸方向、+Y軸方向、−X軸方向、−Y軸方向の4方向に張力が付与され、チップCPの相互間隔が広がる。そして、最外周に位置するチップCPが所定の位置に達したこと、すなわち、個片化されて広がったウエハWF(相互間隔が広げられたチップCP群)における対向する2辺の所定の位置(以下、対向する2辺の所定の位置を「基準位置」という場合がある)の幅が所定幅になったことを測定手段40が検知すると、張力付与手段がリニアモータ30の駆動を停止するとともに、測定手段40が各チップCPの相互間隔を測定する。
ここで、接着シートASには不干渉切込CUが形成されているので、各張力方向の合成方向の張力が包囲領域ACに付与されることを極力抑制することができるが、それでもなおチップCPの相互間隔に微妙に違いが生じ、各チップCPを理論上の位置に配置することができないことがある。なお、各チップCPの理論上の位置とは、個片化されて広げられたウエハWFの基準位置の幅から、広げられる前のウエハWFの基準位置の幅を差し引き、当該基準位置における複数のチップCP間に形成された間隔ラインの数で割った値分ずつ各チップCPが均等に広げられたときの当該各チップCPの位置である。
そこで、測定手段40の測定結果を基に、各第1移動手段が各第1リニアモータ21を駆動し、図3(B)に示すように、各保持部材25を前後方向または左右方向に移動させて各保持部材25同士の間隔を調整することにより、チップCPの相互間隔を調整することができる。また、各第2移動手段が、第2リニアモータ23を駆動し、各保持部材25を左右方向または前後方向に移動させ、リニアモータ30によって保持手段20が移動する方向に張力を付与することにより、チップCPの相互間隔をより緻密に調整することができる。これにより、各チップCPを理論上の位置に配置させる(各チップCPの相互間隔を極力等間隔にする)。
なお、第1リニアモータ21、第2リニアモータ23の駆動によりチップCPの相互間隔を調整する際、各保持部材25の少なくとも1つが移動してもよいし、これらの移動距離や移動方向は同じでもよいし、異なっていてもよい。
その後、搬送装置やピックアップ装置等の図示しない搬送手段が理論上の位置を基準として各チップCPを保持して搬送し、リードフレームや基板等の被搭載物上に搭載する。その後、全てのチップCPの搬送が終了すると、各保持手段20、第1、第2移動手段および張力付与手段が各駆動機器を駆動し、各構成部材を初期位置に復帰させた後、チップCPが取り外された一体物WKを搬送手段が回収し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、張力付与手段で保持手段20を移動させて接着シートASに張力を付与するとともに、保持部材25によって張力付与手段が保持手段20を移動させる方向に対する交差方向に張力を付与することで、ウエハWFから形成される複数のチップCPの相互間隔を調整することができ、各チップCPの位置が理論上の位置からずれてしまうことを極力防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
保持手段20は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段や、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段や、接着剤、磁力等で一体物WKを支持する構成でもよい。
保持手段20は、2体や3体であってもよいし、5体以上であってもよい。
保持手段20が有する保持部材は、2体や3体であってもよいし、5体以上であってもよいし、各保持手段20での個数が同じでもよいし、異なっていてもよい。
各保持部材25が移動する交差方向は、リニアモータ30によって保持手段20が移動する方向に直交する方向でもよいし、斜めに交差する方向であってもよく、この場合、少なくとも1体の保持部材の前記交差方向が直交方向であり、他の保持部材の前記交差方向が斜め方向であってもよい。
各第1移動手段は、各保持部材25の少なくとも1体を固定しておき他の保持部材をリニアモータ30によって保持手段20が移動する方向に対する直交方向に移動させてもよく、この場合、固定しておく保持部材を移動させる第1移動手段を設けなくてもよい。
第2移動手段は、保持部材25の少なくとも1体を固定しておき他の保持部材をリニアモータ30によって保持手段20が移動する方向に移動させてもよく、この場合、固定しておく保持部材を移動させる第2移動手段を設けなくてもよい。
保持手段20は、第2移動手段を備えなくてもよい。
張力付与手段は、各保持手段20の少なくとも1体を固定しておき他の保持手段を移動させてもよく、この場合、固定しておく保持手段を移動させる張力付与手段を設けなくてもよい。
張力付与手段は、2体や3体であってもよいし、5体以上であってもよい。
測定手段40は、なくてもよく、この場合、チップCPの相互間隔が同じでないことを認識した作業者が保持手段20、張力付与手段を操作して、チップCPの相互間隔を調整してもよいし、全ての一体物WKに対し、同じ条件で張力を付与するようにしてもよい。
接着シートASの形状は、図2、図3に二点鎖線で示すように四角形であってもよいし八角形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
ウエハWFに付与する張力の方向は、2方向や3方向でもよいし、5方向以上でもよく、当該方向の数に合わせて保持手段および張力付与手段を設ければよい。
板状部材や片状体の形状は、例えば円形、楕円形、三角形や五角形以上の多角形等、その他の形状であってもよい。
また、本発明における接着シートASの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や五角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。また、接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、さらには、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層または複層の中間層を有するものや、中間層のない単層または複層のものであってよい。さらに、板状部材としては、例えば、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品等も対象とすることができ、片状体は、それらが個片化されたものであればよい。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、張力付与手段は、複数の保持手段を少なくとも2方向に移動させて接着シートに張力を付与可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10…離間装置
20…保持手段
21…第1リニアモータ(第1移動手段)
23…第2リニアモータ(第2移動手段)
25…保持部材
30…リニアモータ(張力付与手段)
40…測定手段
AS…接着シート
CP…チップ(片状体)
WF…ウエハ(板状部材)

Claims (4)

  1. 接着シート上の板状部材に少なくとも2方向の張力を付与して当該板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置であって、
    前記接着シートをそれぞれ複数の保持部材で保持する複数の保持手段と、
    前記各保持手段を前記少なくとも2方向に移動させて前記接着シートに張力を付与する張力付与手段とを備え、
    前記保持手段は、前記張力付与手段が前記保持手段を移動させる方向に交差する交差方向に前記保持部材を移動させることで、前記接着シートに対し前記交差方向に張力を付与可能に設けられていることを特徴とする離間装置。
  2. 前記各保持手段は、前記交差方向に前記複数の保持部材それぞれを移動させる第1移動手段と、前記張力付与手段が前記保持手段を移動させる方向に前記複数の保持部材それぞれを移動させる複数の第2移動手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の離間装置。
  3. 前記片状体の相互間隔を測定する測定手段を有し、
    前記複数の保持部材は、前記測定手段の測定結果を基に、張力を付与可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の離間装置。
  4. 接着シート上の板状部材に少なくとも2方向の張力を付与して当該板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間方法であって、
    それぞれ複数の保持部材を備える複数の保持手段で前記接着シートを保持する工程と、
    張力付与手段で前記各保持手段を前記少なくとも2方向に移動させて前記接着シートに張力を付与する工程と、
    前記張力付与手段が前記保持手段を移動させる方向に交差する交差方向に前記保持部材を移動させることで、前記接着シートに対し前記交差方向に張力を付与する工程とを備えていることを特徴とする離間方法。
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