JP4880293B2 - シート貼付装置及び貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明はシート貼付装置及び貼付方法に係り、更に詳しくは、半導体ウエハ等の板状部材にシートを貼付する際に、板状部材の所定位置にシートを精度よく貼付することのできるシート貼付装置及び貼付方法に関する。
従来より、半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)には、その回路面を保護するための保護シートを貼付したり、裏面にダイボンディング用の接着シートを貼付したりすることが行われている。
このようなシートの貼付方法としては、帯状の剥離シートに帯状の接着シートが仮着された原反を用い、前記剥離シートから接着シートを剥離してウエハに貼付した後に、ウエハ外周に沿ってカットする貼付方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−47976号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたシート貼付装置にあっては、ウエハに接着シートを貼付する動作中における張力を一定に保つ構成を積極的には採用していない。
そのため、接着シートに張力不足が生じた状態で当該接着シートがウエハに貼付された場合には、接着シートに皺を発生させてしまったり、或いは接着シートとウエハとの間に気泡を混入させてしまう、という不都合を招来する。この一方、接着シートの張力が過大である場合には、当該接着シートの貼付後において、ウエハに反り変形をもたらしてしまう、という不都合がある。
また、特許文献1におけるシート貼付装置は、ウエハの面に臨む位置にシートを繰り出すためのガイドローラ28群が配置されており、当該ガイドローラ28群は、接着シートの貼付動作から、切断動作、剥離動作の間、常に接着シートを挟み込んでいるため、接着シートの接着剤層に筋状の凹部を形成してしまう構成となっている。そのため、ウエハのように数十ミクロンまで極薄に研削される板状部材では、凹部跡が残るシートを使用すると厚みが不均一となったり、研削時にウエハが割れたりするため、凹部領域はウエハへの貼付領域に使用することはできない。そこで、その凹部領域が含まれないようにシート送りを行えばよいが、それではシートを無駄に消費してしまう、という不都合が生じる。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、板状部材にシートを貼付する直前に当該シートの張力を測定し、所定の設定張力でシートの貼付を行うことのできるシート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、板状部材の大きさに対応した長さのシート繰り出しによってシートの無駄な消費を大幅に抑制することのできるシート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、板状部材の面に臨む位置にシートを繰り出すシート繰出ユニットと、前記シートに押圧力を付与して板状部材の一端から他端に向かってシートを貼付する押圧ローラとを備えたシート貼付装置において、
前記シート繰出ユニットは、当該シート繰出ユニットと前記押圧ローラとの間のシートの張力を測定する張力測定手段と、前記板状部材に対してシートの貼付角度を一定に保つ方向に移動する繰出ヘッドを含む貼付角度維持手段とを備え、
前記張力測定手段は、前記押圧ローラによって板状部材にシートが貼付される直前の張力を測定する一方、前記貼付角度維持手段の繰出ヘッドは、前記板状部材に対する押圧ローラの相対移動量に比例して移動することで貼付角度を略一定に保ってシートが前記直前の張力を維持したまま貼付される、という構成を採っている。
本発明において、前記張力測定手段は、所定の設定張力に対して過不足を検出したときに、前記繰出ヘッドの位置を変位させて前記シートを設定張力に調整する、という構成を採っている。
また、前記シート繰出ユニットはピールプレートを含み、当該ピールプレートの先端から押圧ローラまでの間に繰り出されるシート長さは、前記板状部材の一端から他端までの長さよりも僅かに長く設定される、という構成を採ることが好ましい。
更に、本発明は、シート繰出ユニットからシートを繰り出すとともに、押圧ローラでシートを押圧して当該シートを板状部材に貼付するシート貼付方法において、
張力測定手段によって前記押圧ローラがシートを貼付する直前の当該シートの張力を測定した後、
前記板状部材に対するシート貼付角度を一定に維持し、且つ、前記直前の張力を維持したまま板状部材と押圧ローラとを相対移動させて板状部材にシートを貼付する、という方法を採っている。
前記方法において、前記貼付直前に測定された張力が所定の設定張力に対して過不足が検出されたときに、前記シートを設定張力になるように調整して貼付する、という方法を採っている。
また、前記方法において、前記シート繰出ユニットから押圧ローラまで繰り出されたシートの長さは、前記板状部材の一端から他端までの長さよりも僅かに長く保たれた状態でシート貼付が行われる、という方法を採ることが好ましい。
本発明によれば、シートを板状部材に貼付する直前に張力測定手段でシートの張力を測定する構成を採用しているため、この測定によって設定張力に対して過不足が生じているか否かを検出することができ、当該過不足を生じている場合に、設定張力となるように繰出ヘッドの位置を調整することで、張力を設定張力に調整することができ、これによって、貼付角度も同時に決定する。従って、以後、前記板状部材に対する押圧ローラの相対移動量に比例して繰出ヘッドを移動させることで貼付角度が一定に保たれる結果、シートの張力も一定に保たれて当該シートの貼付を行うことができるので、貼付に際してシートの弛みを生ずることがないとともに、過大に張力を付与することもなく、皺の発生や空気の混入、板状部材の反り変形を回避することができる。
また、前記板状部材に対する押圧ローラの相対移動量に比例して貼付角度維持手段の繰出ヘッドが移動するので、貼付前に調整された張力がその後も一定に保たれることとなり、これにより、精度良くシートの貼付を行うことができる。
更に、ピールプレートの先端から押圧ローラまでの間に繰り出されるシート長さが板状部材の一端から他端までの長さよりも僅かに長く設定された状態で貼付されるので、板状部材の前記他端近傍に続くシート領域を次の板状部材に貼付する領域として利用することが可能となり、各板状部材に貼付されるシート領域間の余白若しくはマージンを最短化してシートの無駄な消費を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係るシート貼付装置の概略正面図が示され、図2には、その概略斜視図が示されている。これらの図において、シート貼付装置10は、ベース11の上部に配置されたシート繰出ユニット12と、板状部材としてのウエハWを支持するテーブル13と、ウエハWの上面側に繰り出された接着シートSに押圧力を付与して当該接着シートSをウエハWに貼付する押圧ローラ14と、ウエハWに接着シートSを貼付した後に当該ウエハWの外縁に沿って接着シートSを切断するカッター15と、ウエハWの外側の不要接着シートS1をテーブル13の上面から剥離する剥離装置16と、不要接着シートS1を巻き取る巻取装置17とを備えて構成されている。
前記シート繰出ユニット12は、帯状の剥離シートPSの一方の面に帯状の接着シートSが仮着されたロール状の原反Lを支持する支持ローラ20と、この支持ローラ20から繰り出された原反Lを急激に反転して接着シートSを剥離シートPSから剥離するピールプレート22と、剥離シートPSを巻き取って回収する回収ローラ23と、支持ローラ20と回収ローラ23との間に配置された複数のガイドローラ25〜31と、ガイドローラ25,26間に配置されたバッファローラ33と、ガイドローラ27,28間に配置された張力測定手段35と、前記押圧ローラ14と相互に作用してウエハWに対する接着シートSの貼付角度θを一定に保つ貼付角度維持手段37とを備えて構成されている。なお、前記ガイドローラ27,29には、ブレーキシュー32,42が併設されており、これらブレーキシュー32,42は、接着シートSをウエハWに貼付する際に、シリンダ38、48によって対応するガイドローラ27,29に対して進退することによって接着シートSを挟み込んでその繰出を抑制するようになっている。
前記張力測定手段35は、ロードセル39と、当該ロードセルに支持されて前記ピールプレート22の基部側に位置する張力測定ローラ40とにより構成されている。張力測定ローラ40は、ガイドローラ27、29とブレーキシュー32、42とで挟み込まれ、後述の繰出ヘッド49が昇降することによって前記押圧ローラ14との間に繰り出された接着シートSに働く張力をロードセル39に伝えるように構成されている。
前記貼付角度維持手段37は、ガイドローラ27,28,29、ロードセル39、張力測定ローラ40、ブレーキシュー32,42,シリンダ38,48,ピールプレート22及びこれらを支える一対のスライド板43により構成された繰出ヘッド49と、当該繰出ヘッド49を上下に案内する一対のガイドレール45と、繰出ヘッド49に昇降力を付与する一対の単軸ロボット46とを備えて構成されている。ガイドレール45及び単軸ロボット46は傾斜姿勢に配置されており、この傾斜角度に沿って繰出ヘッド49が昇降可能となっており、上記ロードセル39によって接着シートSの貼付直前の張力が測定され、予め設定された設定張力に対して過不足が生じている場合に、繰出ヘッド49が昇降することで張力調整が行えるようになっている。なお、ピールプレート22は、スライド板43の内側に配置されたシリンダ50に支持されており、図1中X方向に進退可能に設けられ、これにより、ウエハWの直径に応じてピールプレート22の先端位置調整を行えるようになっている。
前記テーブル13は、図3に示されるように、平面視略方形の外側テーブル51と、平面視略円形の内側テーブル52とにより構成されている。外側テーブル51は内側テーブル52を受容可能な凹状に設けられているとともに、単軸ロボット54を介してベース11に対して昇降可能に設けられている。この一方、内側テーブル52は、単軸ロボット56を介して外側テーブル51に対して昇降可能に設けられている。従って、外側テーブル51と内側テーブル52は、一体的に昇降可能であるとともに、相互に独立して昇降可能とされ、これにより、接着シートSの厚み、ウエハWの厚みに応じて所定の高さ位置に調整できるようになっている。
前記押圧ローラ14は、門型フレーム57を介して支持されている。門型フレーム57の上面側には、シリンダ59,59が設けられており、これらシリンダ59の作動により押圧ローラ14が上下に昇降可能に設けられている。なお、門型フレーム57は、図2に示されるように、単軸ロボット60及びガイドレール61を介して図1中X方向に移動可能に設けられている。
前記カッター15は、テーブル13の上方位置で図示しない昇降装置を介して昇降可能に設けられている。このカッター15は、回転中心軸65に固定された回転アーム66と、この回転アーム66に支持されたカッター刃67とにより構成され、当該カッター刃67を回転中心軸65回りに回転させることで、ウエハWの外縁に沿って接着シートSを切断できるようになっている。
前記剥離装置16は、図1及び図4、図5に示されるように、小径ローラ70と、大径ローラ71とにより構成されている。これら小径ローラ70及び大径ローラ71は、移動フレームFに支持されている。この移動フレームFは、図2中Y方向沿って相対配置された前部フレームF1と、この前部フレームF1に連結部材73を介して連結された後部フレームF2とからなり、後部フレームF2は、単軸ロボット75に支持されている一方、前部フレームF1は、前記ガイドレール61に支持され、これにより、移動フレームFは、図2中X方向に移動可能となっている。大径ローラ71は、図1に示されるように、アーム部材74に支持されているとともに、当該アーム部材74はシリンダ78によって大径ローラ71が小径ローラ70に対して離間、接近する方向に変位可能とされている。
前記巻取装置17は、移動フレームFに支持された駆動ローラ80と、回転アーム84の自由端側に支持され、ばね85を介して駆動ローラ80の外周面に接して不要接着シートS1をニップする巻取ローラ81とにより構成されている。駆動ローラ80の軸端には、駆動モータMが配置されており、移動フレームFの移動に同期して当該モータMが駆動することにより、駆動ローラ80が回転し、巻取ローラ81がこれに追従回転して不要接着シートS1が巻き取られるようになっている。なお、巻取ローラ81は、巻取量が増大するに従って、ばね85の力に抗して図1中右方向へ回転することとなる。
次に、本実施形態における接着シートSの貼付方法について、図4及び図5をも参照しながら説明する。
初期設定において、支持ローラ20から繰り出される原反Lは、ピールプレート22の先端位置で剥離シートPSから接着シートSが剥離され、剥離シートPSのリード端は、ガイドローラ28,29を経由して回収ローラ23に固定される。この一方、接着シートSのリード端は、押圧ローラ14,剥離装置16を経由して巻取装置17の巻取ローラ81に固定される。この際、ピールプレート22は、当該ピールプレート22と押圧ローラ14との間の接着シートSの長さが、ウエハWの一端から他端、すなわち図4中右端から左端までの長さよりも僅かに長くなるように、シリンダ50を介して先端の位置調整が行われる。
図示しない移載アームを介してテーブル13上にウエハWがセットされた状態で貼付動作が開始される。その動作と前後して、ガイドローラ27、29にブレーキシュー32,42が当接して接着シートSの繰り出しが抑制され、貼付動作直前のシート繰出ユニット12と押圧ローラ14との間の接着シートSの張力が張力測定ローラ40を介してロードセル39で測定される。そこで、予め設定された張力に対して過不足を生じている場合には、繰出ヘッド49の位置を昇降させて設定張力となるように調整され、設定張力となったときに貼付角度θが決定する(図4(A)参照)。そして、テーブル13が静止した状態で、押圧ローラ14が回転しながらウエハW上を図4中左側に相対移動する。
押圧ローラ14がウエハW上を相対移動する際には、図4(A)に示されるように、押圧ローラ14の最下点の位置と、ピールプレート22の貼付時初期の先端位置をそれぞれP1,P2とし、接着シートSを貼り終えた時点のピールプレートの先端位置をP3としたとき、単軸ロボット60によって押圧ローラ14が移動して点P1,P3の距離が短くなるに従い、ピールプレート22の高さすなわち、点P2,P3間の距離も短くなるように貼付角度維持手段37を構成する繰出ヘッド49をガイドバー45に沿って下降させて、常に貼付角度θを維持するように単軸ロボット46、60を同期制御させる。
図4(D)、(E)に示されるように、接着シートSの貼付が完了すると、カッター15が下降してウエハWの外周縁に沿って接着シートSの切断を行い、その後にカッター15が上昇して初期位置(図1参照)に復帰する。この際、ピールプレート22の先端はウエハWの左端近傍に位置し、これにより、ピールプレート22の先端位置から左側に存在する接着シート領域を次のウエハWへの接着領域とすることができ、接着シートSを無駄に消費することがないようになっている。
次いで、ウエハWが移載装置を介してテーブル13から取り去られると、図5に示されるように、押圧ローラ14が上昇し、移動フレームFが単軸ロボット75の駆動によって図1中左側に移動することとなる。この際、剥離装置16の小径ローラ70及び大径ローラ71が不要接着シートS1をテーブル13から剥離しつつ、巻取装置17の駆動ローラ80が単軸ロボット75に同期駆動して不要接着シートS1を巻き取ることで、ウエハW回りの不要接着シートS1をテーブル13の上面から剥離する。
そして、ブレーキシュー32,42がガイドローラ27,29から離れて原反Lの繰り出しを可能とすると共に、駆動ローラ80がロックした状態で剥離装置16と巻取装置17が初期位置に復帰し、繰出ヘッド49の位置を昇降させることによって、新しい接着シートSが引き出され、新たなウエハWが再びテーブル13上に移載される(図5(D)参照)。
従って、このような実施形態によれば、ウエハWに対する押圧ローラ14の相対移動量に比例して貼付角度維持手段37の繰出ヘッド49が下降して貼付角度θを一定に保つことができ、接着シートSの貼付を開始する直前に張力を測定して設定張力に調整しておけば、当該設定張力を維持したままウエハWに接着シートSを貼付することができる、という効果を得る。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、テーブル13が静止した状態で、押圧ローラ14が移動することで接着シートSが貼付される場合を図示、説明したが、テーブル13を移動させる構成を採用することでもよい。また、貼付角度θは、特に限定されるものではない。
また、前記実施形態では、板状部材としてウエハWを対象としたが、本発明における板状部材は半導体ウエハWに限定されるものではなく、ガラス、鋼板、または、樹脂板等、その他の板状部材も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。また板状部材は、円形のものに限らず、多角形状であってもよい。
本実施形態に係るシート貼付装置の概略正面図。 前記シート貼付装置の概略斜視図。 テーブルの概略断面図。 接着シートの貼付動作説明図。 剥離装置による不要接着シートの剥離動作説明図。
符号の説明
10 シート貼付装置
12 シート繰出ユニット
14 押圧ローラ
35 張力測定手段
39 ロードセル
40 張力測定ローラ
37 貼付角度維持手段
S 接着シート
W ウエハ(板状部材)
θ 貼付角度

Claims (6)

  1. 板状部材の面に臨む位置にシートを繰り出すシート繰出ユニットと、前記シートに押圧力を付与して板状部材の一端から他端に向かってシートを貼付する押圧ローラとを備えたシート貼付装置において、
    前記シート繰出ユニットは、当該シート繰出ユニットと前記押圧ローラとの間のシートの張力を測定する張力測定手段と、前記板状部材に対してシートの貼付角度を一定に保つ方向に移動する繰出ヘッドを含む貼付角度維持手段とを備え、
    前記張力測定手段は、前記押圧ローラによって板状部材にシートが貼付される直前の張力を測定する一方、前記貼付角度維持手段の繰出ヘッドは、前記板状部材に対する押圧ローラの相対移動量に比例して移動することで貼付角度を略一定に保ってシートが前記直前の張力を維持したまま貼付されることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記張力測定手段は、所定の設定張力に対して過不足を検出したときに、前記繰出ヘッドの位置を変位させて前記シートを設定張力に調整することを特徴とする請求項1記載のシート貼付装置。
  3. 前記シート繰出ユニットはピールプレートを含み、当該ピールプレートの先端から押圧ローラまでの間に繰り出されるシート長さは、前記板状部材の一端から他端までの長さよりも僅かに長く設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート貼付装置。
  4. シート繰出ユニットからシートを繰り出すとともに、押圧ローラでシートを押圧して当該シートを板状部材に貼付するシート貼付方法において、
    張力測定手段によって前記押圧ローラがシートを貼付する直前の当該シートの張力を測定した後、
    前記板状部材に対するシート貼付角度を一定に維持し、且つ、前記直前の張力を維持したまま板状部材と押圧ローラとを相対移動させて板状部材にシートを貼付することを特徴とするシート貼付方法。
  5. 前記貼付直前に測定された張力が所定の設定張力に対して過不足が検出されたときに、前記シートを設定張力になるように調整して貼付することを特徴とする請求項4記載のシート貼付方法。
  6. 前記シート繰出ユニットから押圧ローラまで繰り出されたシートの長さは、前記板状部材の一端から他端までの長さよりも僅かに長く保たれた状態でシート貼付が行われることを特徴とする請求項4又は5記載のシート貼付方法。
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