JP2007043057A - シート貼付用テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの厚みやウエハの厚みに応じて高さ位置調整を行うことのできるシート貼付用テーブルを提供すること。
【解決手段】半導体ウエハWの上面に接着シートSを貼付する際に用いられるテーブル13であり、当該テーブル13は、外側テーブル51と内側テーブル52とにより構成されている。外側テーブル51と内側テーブル52は、それぞれ単軸ロボット54,56を介して昇降可能に設けられるとともに、内側テーブル52は、外側テーブル51を昇降させたときに同時に昇降可能に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明はシート貼付用テーブルに係り、更に詳しくは、板状部材の厚みや、板状部材に貼付されるシートの厚みに応じて高さ位置調整を行うことのできるシート貼付用テーブルに関する。
従来より、半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)には、その回路面を保護するための保護シートを貼付したり、裏面にダイボンディング用の接着シートを貼付したりすることが行われている。
このようなシートをウエハに貼付する際に用いられるテーブルとしては、例えば、特許文献1に記載されたテーブルが知られている。このテーブルは昇降可能に設けられており、当該テーブルの外周に配置された外枠の上面位置と、テーブル上のウエハ上面位置とを一致させるようにテーブルが昇降可能となっている。
特開2004−47976号公報
特許文献1に記載されたテーブルは、テーブル上に配置されるウエハの上面位置を外枠の上面に一致させる昇降を可能とするだけのものであり、シートの厚み変化に応じてテーブルの高さ調整を行う構成とはなっていない。すなわち、特許文献1のテーブルは、ウエハの厚みによって押圧ローラがテーブルの上面からウエハ上面に乗り上げることで生じ得るシートの延びなどを防止するために、押圧ローラを外枠に接触させながら回転移動させることでテーブル上面への当接を回避させるものにすぎない。
一般に、押圧ローラとテーブルとの関係は、シートの厚みに対して適正な押圧力が付与できる高さになるように押圧ローラとテーブルとが相対的に配置されている。従って、厚みが増大したシートに変更したときは、過大な押圧力が付与されてウエハの割れ等を惹起せしめることになるので、押圧ローラとテーブルとの位置を変更することが必須要件となる。
ところが、特許文献1の構成にあっては、テーブルの高さを下げると、相対的に外枠の上面位置に対してウエハの上面位置が低くなることになるため、結果として、外枠との高さ位置ずれによって押圧力不足や、シートに意図しない延びなどを発生してしまう、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、シートの厚みやウエハの厚みに応じて高さ位置調整を行うことのできるシート貼付用テーブルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、板状部材の上面にシート繰出ユニットから繰り出されたシートを押圧ローラで押圧して貼付するためのシート貼付用テーブルにおいて、
前記板状部材を支持する内側テーブルと、当該内側テーブルを囲むように配置された外側テーブルとからなり、
前記内側テーブルは、前記外側テーブルの上面を基準位置として前記板状部材の厚みに応じて昇降し、
前記押圧ローラは、前記外側テーブルの上面を基準として前記シートの厚みに応じて昇降可能に設けられる、という構成を採っている。
また、本発明は、板状部材の上面にシート繰出ユニットから繰り出されたシートを押圧ローラで押圧して貼付するためのシート貼付用テーブルにおいて、
前記板状部材を支持する内側テーブルと、当該内側テーブルを囲むように配置された外側テーブルとからなり、
前記外側テーブルは、前記内側テーブルの上面を基準位置として前記板状部材の厚みに応じて昇降し、
前記押圧ローラは、前記外側テーブルの上面を基準として前記シートの厚みに応じて昇降可能に設けられる、という構成を採用することができる。
更に、本発明は、板状部材の上面にシート繰出ユニットから繰り出されたシートを押圧ローラで押圧して貼付するためのシート貼付用テーブルにおいて、
前記板状部材を支持する内側テーブルと、当該内側テーブルを囲むように配置された外側テーブルとからなり、
前記内側テーブルと外側テーブルはそれぞれ昇降可能に設けられる、という構成を採ることもできる。
本発明において、前記内側テーブルは、外側テーブルを昇降させたときに当該昇降テーブルと共に昇降可能に設けられる、という構成を採ることが好ましい。
更に、前記内側テーブルは前記外側テーブルの上面を基準位置として前記板状部材の厚みに応じて昇降し、前記外側テーブルは前記押圧ローラの押圧面を基準として前記シートの厚みに応じて昇降することによって、前記押圧ローラの押圧力を一定に保つことができる。
また、前記内側テーブルと外側テーブルとの間には、板状部材に貼付されたシートを当該板状部材の外縁に沿って切断するための隙間が形成されている。
更に、前記内側テーブルの平面形状は、板状部材の平面形状に略一致するように設けられている。
本発明によれば、内側テーブルと外側テーブルはそれぞれ昇降可能であるため、板状部材の厚み及び、シートの厚みが変わっても、それらに応じて最適な貼付条件が得られるように調整が可能である。また、板状部材の厚みだけが変更された場合は、内側テーブルのみ調整するだけで、外側テーブルの調整は必要なくなる。
また、内側テーブルが外側テーブルと共に昇降できるので、シートの厚みだけが変更された場合は、外側テーブルの高さを調整するだけで、内側テーブルの高さも最適な高さ位置に設定されることになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係るシート貼付装置の概略正面図が示され、図2には、その概略斜視図が示されている。これらの図において、シート貼付装置10は、ベース11の上部に配置されたシート繰出ユニット12と、板状部材としてのウエハWを支持するテーブル13と、ウエハWの上面側に繰り出された接着シートSに押圧力を付与してウエハWに貼付する押圧ローラ14と、ウエハWに接着シートSを貼付した後に当該ウエハWの外縁に沿って接着シートSを切断するカッター15と、ウエハWの外側の不要接着シートS1をテーブル13の上面から剥離する剥離装置16と、不要接着シートS1を巻き取る巻取装置17とを備えて構成されている。
前記シート繰出ユニット12は、帯状の剥離シートPSの一方の面に帯状の接着シートSが仮着されたロール状の原反Lを支持する支持ローラ20と、この支持ローラ20から繰り出された原反Lを急激に反転して接着シートSを剥離シートPSから剥離するピールプレート22と、剥離シートPSを巻き取って回収する回収ローラ23と、支持ローラ20と回収ローラ23との間に配置された複数のガイドローラ25〜31と、ガイドローラ25,26間に配置されたバッファローラ33と、ガイドローラ27,28間に配置された張力測定手段35と、ピールプレート22、ガイドローラ27,28,29及び張力測定手段35を一体的に支持する貼付角度維持手段37とを備えて構成されている。なお、前記ガイドローラ27,29には、ブレーキシュー32,42が併設されており、これらブレーキシュー32,42は、接着シートSをウエハWに貼付する際に、シリンダ38、48によって対応するガイドローラ27,29に対して進退することによって接着シートSを挟み込んでその繰出を抑制するようになっている。
前記張力測定手段35は、ロードセル39と、当該ロードセルに支持されて前記ピールプレート22の基部側に位置する張力測定ローラ40とにより構成されている。張力測定ローラ40は、ガイドローラ27とブレーキシュー32とで挟み込まれて前記押圧ローラ14との間に繰り出された接着シートSの張力により引っ張られることで、ロードセル39にその張力を伝えるように構成されている。そして、前記ロードセル39は、前記繰り出された接着シートSの張力を測定しながら貼付角度維持手段37を介して、後述する繰出ヘッド49が図1中斜め下方へ変位することによって接着シートSの張力を一定に保つようになっている。
前記貼付角度維持手段37は、前記押圧ローラ14と相互に作用してウエハWに対する接着シートSの貼付角度θを一定に保つように構成されている。この貼付角度維持手段37は、ガイドローラ27,28,29、ロードセル39、張力測定ローラ40、ブレーキシュー32,42,シリンダ38,48,ピールプレート22及びこれらを支える一対のスライド板43,43により構成された繰出ヘッド49と、当該繰出ヘッド49を上下に案内する一対のガイドレール45,45と、繰出ヘッド49に昇降力を付与する一対の単軸ロボット46,46とを備えて構成されている。ガイドレール45及び単軸ロボット46は傾斜姿勢に配置されており、この傾斜角度に沿って繰出ヘッド49が昇降可能となっている。なお、ピールプレート22は、スライド板43の内側に配置されたシリンダ50に支持されており、図1中X方向に進退可能に設けられ、これにより、ウエハWの直径に応じてピールプレート22の先端位置調整を行えるようになっている。
前記テーブル13は、図3に示されるように、平面視略方形の外側テーブル51と、平面視略円形の内側テーブル52とにより構成されている。これら外側テーブル51と内側テーブル52の間には、後述するカッターによって接着シートSをウエハ外縁に沿って切断するための隙間Cが形成されている。外側テーブル51は内側テーブル52を受容可能な凹状に設けられているとともに、単軸ロボット54を介してベース11に対して昇降可能に設けられている。この一方、内側テーブル52は、単軸ロボット56を介して外側テーブル51に対して昇降可能に設けられている。従って、外側テーブル51と内側テーブル52は、一体的に昇降可能であるとともに、相互に独立して昇降可能とされ、これにより、接着シートSの厚み、ウエハWの厚みに応じて所定の高さ位置に調整できるようになっている。なお、内側テーブル52は、ウエハWの平面形状に略一致する形状に設けられている。
前記押圧ローラ14は、門型フレーム57を介して支持されている。門型フレーム57の上面側には、シリンダ59,59が設けられており、これらシリンダ59の作動により押圧ローラ14が接着シートSの厚みに応じて上下に昇降可能に設けられている。なお、門型フレーム57は、図2に示されるように、単軸ロボット60及びガイドレール61を介して図1中X方向に移動可能に設けられている。ここで、シリンダ59は、その移動量が数値情報で制御されるモータによって駆動される単軸のロボットシリンダを使用している。
前記カッター15は、テーブル13の上方位置で図示しない昇降装置を介して昇降可能に設けられている。このカッター15は、回転中心軸65に固定された回転アーム66と、この回転アーム66に支持されたカッター刃67とにより構成され、当該カッター刃67を回転中心軸65回りに回転させることで、ウエハWの外縁に沿って接着シートSを切断できるようになっている。
前記剥離装置16は、図1及び図4、図5に示されるように、小径ローラ70と、大径ローラ71とにより構成されている。これら小径ローラ70及び大径ローラ71は、移動フレームFに支持されている。この移動フレームFは、図2中Y方向沿って相対配置された前部フレームF1と、この前部フレームF1に連結部材73を介して連結された後部フレームF2とからなり、後部フレームF2は、単軸ロボット75に支持されている一方、前部フレームF1は、前記ガイドレール61に支持され、これにより、移動フレームFは、図2中X方向に移動可能となっている。大径ローラ71は、図1に示されるように、アーム部材74に支持されているとともに、当該アーム部材74はシリンダ78によって大径ローラ71が小径ローラ70に対して離間、接近する方向に変位可能とされている。
前記巻取装置17は、移動フレームFに支持された駆動ローラ80と、回転アーム84の自由端側に支持され、ばね85を介して駆動ローラ80の外周面に接して不要接着シートS1をニップする巻取ローラ81とにより構成されている。駆動ローラ80の軸端には、駆動モータMが配置されており、当該モータMの駆動により、駆動ローラ80が回転し、巻取ローラ81がこれに追従回転することで不要接着シートS1が巻き取られるようになっている。なお、巻取ローラ81は、巻取量が増大するに従って、ばね85の力に抗して図1中右方向へ回転することとなる。
次に、本実施形態における接着シートSの貼付方法について、図4及び図5をも参照しながら説明する。
初期設定において、支持ローラ20から繰り出される原反Lは、ピールプレート22の先端位置で剥離シートPSから接着シートSが剥離され、剥離シートPSのリード端は、ガイドローラ28,29を経由して回収ローラ23に固定される。この一方、接着シートSのリード端は、押圧ローラ14,剥離装置16を経由して巻取装置17の巻取ローラ81に固定される。この際、繰出ヘッド49の先端を構成するピールプレート22は、最上昇位置(図1、図4(A)参照)にあり、当該ピールプレート22と押圧ローラ14との間の接着シートSは、図1に示されるように、テーブル13上に配置されるウエハWの面に対して所定の貼付角度θとなるように設定されている。また、ピールプレート22は、当該ピールプレート22と押圧ローラ14との間の接着シートSの長さが、ウエハWの一端から他端、すなわち図4中右端から左端までの長さよりも僅かに長くなるように、シリンダ50を介して先端の位置調整が行われる。
テーブル13は、内側テーブル52にウエハWを支持した状態で、当該ウエハWの上面が外側テーブル51の上面に一致するように予め調整される。すなわち、内側テーブル52の上面は、ウエハWの厚み分だけ外側テーブル51の上面位置よりも低く設定される。これにより、外側テーブル51の上面に付与される押圧力とウエハWに付与される押圧力が等しくなり、接着シートSに対する貼付圧力不足や、過大な押圧力付与は生じない。なお、例えば、図3に示される接着シートSより厚い接着シートを貼付する場合には、その分外側テーブル51を下降させることで内側テーブル52も同時に下降させることができ、これにより、同一板厚のウエハWを対象とする限り、外側テーブル51の上面高さ調整を行えば足りることとなる。なお、ウエハWの厚みが異なるものに変更された場合には、その厚みに対応して内側テーブル52の高さ調整を行い、当該ウエハの上面が外側テーブル51の上面に一致するように調整されることとなる。
図示しない移載アームを介してテーブル13上にウエハWがセットされた状態で貼付動作が開始される。なお、貼付動作に先立って、ガイドローラ27、29にはブレーキシュー32,42が当接して接着シートSの繰り出しが抑制される。そして、テーブル13が静止した状態で、押圧ローラ14が回転しながらウエハW上を図4中左側に移動する。この押圧ローラの移動に伴って、接着シートSには張力が加わり、張力測定ローラ40がX方向へ引っ張られることとなる。そこでロードセル39がその張力を測定することによって、所定張力を維持するために貼付角度維持手段37を使って繰出ヘッド49を斜め下方へ下げる。つまり、ロードセル39が張力を測定し、そのデータを基に所定の張力となるように一対の単軸ロボット46に指令を出すように制御される。
従って、結果的に、繰出ヘッド49が、ガイド45及び単軸ロボット46(図1参照)の傾斜角度に沿って次第に下降し、これにより、ピールプレート22の先端と押圧ローラ14との間の接着シートSの長さが短くなっても貼付角度θが常に一定となるように維持されることとなる。
本実施形態では、上記のように押圧ローラ14が貼付動作を行う間、ロードセル39によって接着シートSの張力を測定しながら繰出ヘッド49を下降させるので、結果的に貼付角度θが維持されることになるが、繰出ヘッド49の下降制御はロードセル39を省略することもできる。すなわち、図4(A)に示されるように、押圧ローラ14の最下点の位置と、ピールプレート22の貼付時初期の先端位置をそれぞれP1,P2とし、接着シートSを貼り終えた時点のピールプレートの先端位置をP3とし、角P2,P1,P3の貼付角度をθとしたとき、押圧ローラ14が単軸ロボット60によって移動して点P1,P3の距離が短くなるに従い、ピールプレート22の高さすなわち、点P2,P3間の距離も短くなるように貼付角度維持手段37を構成する繰出ヘッド49をガイドバー45に沿って下降させて、常に貼付角度θを維持するように単軸ロボット46、60を同期制御することもできる。なお、繰出ヘッド49の移動量は三角関数によって簡単に導き出せる。このように押圧ローラ14の移動距離の検出に基づいて貼付角度θを一定に維持することで、ロードセル39を用いた張力制御と同様の作用、効果を生じせしめることができ、本発明においては、これらの制御を選択的に採用することができる。
図4(D)、(E)に示されるように、接着シートSの貼付が完了すると、カッター15が下降してウエハWの外周縁に沿って接着シートSの切断を行い、その後にカッター15が上昇して初期位置(図1参照)に復帰する。この際、ピールプレート22の先端はウエハWの左端近傍に位置し、これにより、ピールプレート22の先端位置から左側に存在する接着シート領域を次のウエハWへの接着領域とすることができ、接着シートSを無駄に消費することがないようになっている。
次いで、ウエハWが移載装置を介してテーブル13から取り去られると、図5に示されるように、押圧ローラ14が上昇し、剥離装置16を構成する小径ローラ70及び大径ローラ71が左側に移動するとともに、巻取装置17の駆動ローラ80が駆動して不要接着シートS1を巻き取ることで、ウエハW回りの不要接着シートS1をテーブル13の上面から剥離することができる。
そして、ブレーキシュー32,42がガイドローラ27,29から離れて原反Lの繰り出しを可能とすると共に、駆動ローラ80がロックした状態で剥離装置16と巻取装置17が初期位置に復帰することによって、新しい接着シートSが引き出され、新たなウエハWが再びテーブル13上に移載される。
従って、このような実施形態によれば、接着シートSの厚みに応じて外側テーブル51の上面高さ調整を行って貼付圧力を最適化することができる一方、ウエハWの厚みが変更された場合には、内側テーブル52を独自に高さ調整して対応でき、これにより、押圧ローラ14による最適な押圧力で接着シートSを精度良く貼付することができるという効果を得る。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、板状部材がウエハである場合を示したが、ウエハ以外の板状部材にシート、フィルムを貼付する構成にも適用することができる。
また、前記テーブル13は、平面内で回転可能な構成を採用することもでき、この場合には、カッター15側を回転させることなく接着シートSを切断することが可能となる。
本実施形態に係るシート貼付装置の概略正面図。 前記シート貼付装置の概略斜視図。 テーブルの概略断面図。 接着シートの貼付動作説明図。 剥離装置による不要接着シートの剥離動作説明図。
符号の説明
10 シート貼付装置
12 シート繰出ユニット
13 テーブル
14 押圧ローラ
51 外側テーブル
52 内側テーブル
C 隙間
PS 剥離シート
S 接着シート
W ウエハ(板状部材)

Claims (7)

  1. 板状部材の上面にシート繰出ユニットから繰り出されたシートを押圧ローラで押圧して貼付するためのシート貼付用テーブルにおいて、
    前記板状部材を支持する内側テーブルと、当該内側テーブルを囲むように配置された外側テーブルとからなり、
    前記内側テーブルは、前記外側テーブルの上面を基準位置として前記板状部材の厚みに応じて昇降し、
    前記押圧ローラは、前記外側テーブルの上面を基準として前記シートの厚みに応じて昇降可能に設けられていることを特徴とするシート貼付用テーブル。
  2. 板状部材の上面にシート繰出ユニットから繰り出されたシートを押圧ローラで押圧して貼付するためのシート貼付用テーブルにおいて、
    前記板状部材を支持する内側テーブルと、当該内側テーブルを囲むように配置された外側テーブルとからなり、
    前記外側テーブルは、前記内側テーブルの上面を基準位置として前記板状部材の厚みに応じて昇降し、
    前記押圧ローラは、前記外側テーブルの上面を基準として前記シートの厚みに応じて昇降可能に設けられていることを特徴とするシート貼付用テーブル。
  3. 板状部材の上面にシート繰出ユニットから繰り出されたシートを押圧ローラで押圧して貼付するためのシート貼付用テーブルにおいて、
    前記板状部材を支持する内側テーブルと、当該内側テーブルを囲むように配置された外側テーブルとからなり、
    前記内側テーブルと外側テーブルはそれぞれ昇降可能に設けられていることを特徴とするシート貼付用テーブル。
  4. 前記内側テーブルは、外側テーブルを昇降させたときに当該外側テーブルと共に昇降可能に設けられていることを特徴とする請求項3記載のシート貼付用テーブル。
  5. 前記内側テーブルは前記外側テーブルの上面を基準位置として前記板状部材の厚みに応じて昇降し、前記外側テーブルは前記押圧ローラの押圧面を基準として前記シートの厚みに応じて昇降することによって、前記押圧ローラの押圧力を一定に保つことを特徴とする請求項3記載のシート貼付用テーブル。
  6. 前記内側テーブルと外側テーブルとの間には、板状部材に貼付されたシートを当該板状部材の外縁に沿って切断するための隙間が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のシート貼付用テーブル。
  7. 前記内側テーブルの平面形状は、板状部材の平面形状に略一致することを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載のシート貼付用テーブル。
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