JP2017010976A - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貼付工程が長期化することを防止する。
【解決手段】シート貼付装置は、帯状の第1剥離シートの一方の面に第1接着シートが仮着された第1原反を繰り出し、第1剥離手段で前記第1接着シートを前記第1剥離シートから剥離して供給する第1供給手段と、帯状の第2剥離シートの一方の面に第2接着シートが仮着された第2原反を繰り出し、第2剥離手段で前記第2接着シートを前記第2剥離シートから剥離して供給する第2供給手段と、前記第1供給手段で供給中の第1接着シートおよび、前記第2供給手段で供給中の第2接着シートを同時に被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
従来から、複数の接着シートを被着体に押圧して貼付する装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2012−84578号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、両面接着テープS(第1接着シート)と基材シートBS(第2接着シート)とを別の工程でウエハW(被着体)に貼付するので、貼付工程が長期化してしまうという不都合がある。
本発明の目的は、貼付工程が長期化することを防止することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、帯状の第1剥離シートの一方の面に第1接着シートが仮着された第1原反を繰り出し、第1剥離手段で前記第1接着シートを前記第1剥離シートから剥離して供給する第1供給手段と、帯状の第2剥離シートの一方の面に第2接着シートが仮着された第2原反を繰り出し、第2剥離手段で前記第2接着シートを前記第2剥離シートから剥離して供給する第2供給手段と、前記第1供給手段で供給中の第1接着シートおよび、前記第2供給手段で供給中の第2接着シートを同時に被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置である。
前記第2原反における前記第2接着シートには、前記第2剥離シートに当接する面の反対側の面に第3剥離シートが仮着され、前記第2供給手段は、前記押圧手段で押圧される前記第2接着シートから前記第3剥離シートを剥離する第3剥離シート剥離手段を備えていることを特徴としてもよい。
前記第3剥離シート剥離手段は、前記第3剥離シートを折り曲げることで前記第2接着シートから当該第3剥離シートを剥離する剥離部材を備え、当該剥離部材で前記第3剥離シートを剥離する位置を変更可能な剥離位置変更手段を備えていることを特徴としてもよい。
本発明の他の態様は、帯状の第1剥離シートの一方の面に第1接着シートが仮着された第1原反を繰り出し、前記第1接着シートを前記第1剥離シートから剥離して供給する第1供給工程と、帯状の第2剥離シートの一方の面に第2接着シートが仮着された第2原反を繰り出し、前記第2接着シートを前記第2剥離シートから剥離して供給する第2供給工程と、前記第1供給工程で供給中の第1接着シートおよび、前記第2供給工程で供給中の第2接着シートを同時に被着体に押圧して貼付する工程とを含むことを特徴とするシート貼付方法である。
本発明によれば、供給中の第1接着シートおよび供給中の第2接着シートを一つの貼付工程で同時に被着体に貼付するので、貼付工程が長期化することを防止することができる。
シート貼付装置の側面図。 (A)、(B)は変形例の説明図。
以下、本発明の実施形態に係るシート貼付装置10を図面に基づいて説明する。
なお、実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、当該所定平面に直交する軸とする。さらに、実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」が紙面に直交する手前方向であってY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、シート貼付装置10は、帯状の第1剥離シートRL1の一方の面に第1接着シートAS1が仮着された第1原反RS1を繰り出し、第1剥離手段23で第1接着シートAS1を第1剥離シートRL1から剥離して供給する第1供給手段20と、帯状の第2剥離シートRL2の一方の面に第2接着シートAS2が仮着された第2原反RS2を繰り出し、第2剥離手段33で第2接着シートAS2を第2剥離シートRL2から剥離して供給する第2供給手段30と、第1供給手段20で供給中の第1接着シートAS1および、第2供給手段30で供給中の第2接着シートAS2を同時に被着体WKとしてのリングフレームRFおよび半導体ウエハ(以下単に「ウエハ」という場合がある)WFに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ40と、被着体WKを支持して搬送する移動手段50とを備えている。
なお、本実施形態の場合、第2原反RS2における第2接着シートAS2には、第2剥離シートRL2に当接する面の反対側の面に第3剥離シートRL3が仮着されている。
第1供給手段20は、第1原反RS1を支持する支持ローラ21と、第1原反RS1を案内する複数のガイドローラ22と、第1剥離手段23と、駆動機器としての回動モータ24Aによって駆動される駆動ローラ24と、第1剥離シートRL1を駆動ローラ24との間に挟み込むピンチローラ25と、図示しない駆動機器によって駆動され、第1剥離シートRL1を回収する回収ローラ26とを備えている。
第1剥離手段23は、駆動機器としての直動モータ23Aと、直動モータ23Aの出力軸23Bに支持され、第1剥離シートRL1を折り曲げることで第1接着シートAS1を第1剥離シートRL1から剥離する第1剥離板23Cとを備えている。
第2供給手段30は、第2原反RS2を支持する支持ローラ31と、第2原反RS2を案内する複数のガイドローラ32と、第2剥離手段33と、駆動機器としての回動モータ34Aによって駆動される駆動ローラ34と、第2剥離シートRL2を駆動ローラ34との間に挟み込むピンチローラ35と、図示しない駆動機器によって駆動され、第2剥離シートRL2を回収する回収ローラ36と、押圧ローラ40で押圧される第2接着シートAS2から第3剥離シートRL3を剥離する第3剥離シート剥離手段37とを備えている。
第2剥離手段33は、駆動機器としての直動モータ33Aと、直動モータ33Aの出力軸33Bに支持され、第2剥離シートRL2を折り曲げることで第2接着シートAS2を第2剥離シートRL2から剥離する第2剥離板33Cとを備えている。
第3剥離シート剥離手段37は、駆動機器としての直動モータ37Aと、直動モータ37Aの出力軸37Bに支持され、第3剥離シートRL3を折り曲げることで第2接着シートAS2から当該第3剥離シートRL3を剥離する剥離部材としての第3剥離シート剥離板37Cと、駆動機器としての直動モータ37Dの出力軸37Eに支持されたブラケット37Fに回転可能に支持されたピンチローラ37Gと、図示しない駆動機器によって駆動され、第3剥離シートRL3を回収する回収ローラ37Hとを備えている。なお、直動モータ37Aは、第3剥離シート剥離板37Cで第3剥離シートRL3を剥離する位置を変更可能な剥離位置変更手段としても機能する。
移動手段50は、駆動機器としてのリニアモータ51のスライダ51Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって被着体WKを保持可能な支持面52Aを有する搬送テーブル52を備えている。
次に、本実施形態におけるシート貼付装置10の動作について説明する。
先ず、第1、第2剥離板23C、33Cおよび第3剥離シート剥離板37Cが図1中二点鎖線で示すように、押圧ローラ40から十分に離間した位置に退避している状態のシート貼付装置10に対し、作業者が第1原反RS1および第2原反RS2を同図のようにセットする。このように、第1、第2剥離板23C、33Cおよび第3剥離シート剥離板37Cが押圧ローラ40から十分に離間していることで、同図の実線で示す各剥離板同士および押圧ローラ40の間隔に比べて、それらの間隔が広くなるので、作業者が各原反をセットし易くなっている。その後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の入力手段を介して自動運転開始の信号を入力すると、第1、第2供給手段20、30が直動モータ23A、33A、37Aを駆動し、第1、第2剥離板23C、33Cおよび第3剥離シート剥離板37Cを図1中実線で示す位置に移動させる。その後、第2供給手段30が直動モータ37Dを駆動し、ピンチローラ37Gで第1、第3剥離シートRL1、RL3を駆動ローラ24との間に挟み込む。次いで、第1、第2供給手段20、30が回動モータ24A、34Aを駆動し、第1、第2原反RS1、RS2を繰り出し、図1中実線で示すように、先頭の第2接着シートAS2が第2剥離板33Cで第2剥離シートRL2から所定長さ剥離したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検出手段に検出されると、回動モータ24A、34Aの駆動を停止する。そして、第2供給手段30が直動モータ37Dを駆動し、ピンチローラ37Gと駆動ローラ24とによる第1、第3剥離シートRL1、RL3の挟み込みを解除する。その後、第1供給手段20が回動モータ24Aを駆動し、第1原反RS1を繰り出し、図1中実線で示すように、先頭の第1接着シートAS1が第1剥離板23Cで第1剥離シートRL1から所定長さ剥離したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検出手段に検出されると、回動モータ24Aの駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
次いで、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない移送手段が、図1中実線で示す位置よりも右方の所定の待機位置で待機している搬送テーブル52の支持面52A上に被着体WKを載置すると、移動手段50が図示しない減圧手段を駆動し、それらを吸着保持した後、リニアモータ51を駆動し、搬送テーブル52を左方に移動させる。そして、被着体WKにおけるリングフレームRFが第1接着シートAS1の貼付開始位置に到達したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検出手段に検出されると、第1供給手段20が回動モータ24Aを駆動し、搬送テーブル52の搬送速度に合わせて第1原反RS1を繰り出す。これにより、先頭の第1接着シートAS1は、第1剥離シートRL1から剥離され、押圧ローラ40によりリングフレームRFに押圧されて貼付される。
先頭の第1接着シートAS1の貼付中、被着体WKにおけるウエハWFが第2接着シートAS2の貼付開始位置に到達したことがカメラ等の撮像手段や光学センサ等の図示しない検出手段に検出されると、第2供給手段30が回動モータ34Aおよび直動モータ37Dを駆動し、搬送テーブル52の搬送速度に合わせて第2原反RS2を繰り出す。これにより、先頭の第2接着シートAS2は、第2、第3剥離シートRL2、RL3から剥離され、第1接着シートAS1と同時に押圧ローラ40によりウエハWFに押圧されて貼付される。その後、次回貼付予定の第2接着シートAS2が図示しない検出手段に検出されると、第2供給手段30が直動モータ37Dを駆動し、ピンチローラ37Gと駆動ローラ24とによる第1、第3剥離シートRL1、RL3の挟み込みを解除するとともに、回動モータ34Aの駆動を停止する。そして、次回貼付予定の第1接着シートAS1が図示しない検出手段に検出されると、第1供給手段20が回動モータ24Aの駆動を停止し、再びスタンバイ状態となる。これにより、第1接着シートAS1の外縁部がリングフレームRFに貼付され、第2接着シートAS2が第1接着シートAS1とウエハWFとの間に貼付され、一体物WK1が形成される。
一体物WK1が形成されると、移動手段50がリニアモータ51の駆動を停止し、搬送テーブル52を所定の位置で停止させた後、図示しない減圧手段の駆動を停止するので、人手または図示しない移送手段が、一体物WK1を次工程に搬送する。そして、移動手段50がリニアモータ51を駆動し、搬送テーブル52を所定の待機位置に復帰させた後、上記同様の動作が繰り返される。
以上のような本実施形態によれば、供給中の第1接着シートAS1および供給中の第2接着シートAS2を一つの貼付工程で同時に被着体WKに貼付するので、貼付工程が長期化することを防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、第1供給手段は、帯状の第1剥離シートの一方の面に第1接着シートが仮着された第1原反を繰り出し、第1剥離手段で第1接着シートを第1剥離シートから剥離して供給するものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせてその範囲内であればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
第1供給手段20は、第1接着シートAS1における第1剥離シートRL1に当接する面の反対側の面に第4剥離シートRL4が仮着された第1原反RS1を繰り出してもよい。この場合、第1供給手段20は、例えば、図1中二点鎖線で示すように、下方に位置するガイドローラ22で第4剥離シートRL4を剥離し、図示しない駆動機器によって駆動される回収ローラ28を備えてもよいし、前記実施形態の第2供給手段30で採用した第3剥離シート剥離手段37と同等なものを備えてもよい。
第1供給手段20は、第1剥離シートRL1の一方の面に帯状の第1接着シート基材が仮着された第1原反RS1を繰り出してもよい。この場合、第1供給手段20は、第1剥離板23Cに対して第1原反RS1の繰出方向上流側に、第1接着シート基材に閉ループ状の切り込みを形成し、当該切り込みの内側に第1接着シートAS1を形成する第1切断手段を備えていてもよい。
第1剥離手段23は、直動モータ23Aを駆動して第1剥離板23Cを進退させ第1剥離シートRL1を剥離する位置を変更してもよい。
第1剥離手段23は、第1剥離板23Cの代わりに回転可能な剥離用ローラを採用してもよいし、直動モータ23Aを採用してもよいし採用しなくてもよい。
第2供給手段30は、被着体WKに当接する前に、第1供給手段20で供給される第1接着シートAS1に第2接着シートAS2を当接させてもよいし、第1供給手段20で供給される第1接着シートAS1に当接する前に、被着体WKに第2接着シートAS2を当接させてもよいし、それらに同時に第2接着シートAS2を当接させてもよい。
被着体WKに当接する前に、第1供給手段20で供給される第1接着シートAS1に第2接着シートAS2を当接する場合、第2供給手段30は、第1接着シートAS1と第2接着シートAS2とを相互に押圧する貼付前押圧手段を備えていてもよい。このような貼付前押圧手段は、図2(A)に示すように、加圧ポンプやタービン等の図示しない気体供給手段に連通するパイプ39Aに形成された図示しない噴出孔から、第2接着シートAS2に対して第1接着シートAS1に向かう方向に大気やガス等の気体を吹き付けるものでもよいし、ローラ等の押圧部材でもよいし、減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段でもよく、第1接着シートAS1の接着面に第2接着シートAS2を当接させるものであれば何でもよい。また、貼付前押圧手段は、第1接着シートAS1に対して第2接着シートAS2に向かう方向に気体の吹き付けや押圧等を行ってもよいし、両方向から気体の吹き付けや押圧等を行ってもよく、第1接着シートAS1と第2接着シートAS2とを相互に押圧できるものであれば何でもよい。
貼付前押圧手段が大気やガス等の気体を吹き付けるものである場合、気体の吹き付けにより生じる付勢力により第1接着シートAS1や第2接着シートAS2が押圧ローラ40の上方(押圧ローラ40の右側上方)に捲り上がる虞れがあるため、第2供給手段30が捲り上がり防止手段を備えていることが好ましい。このような捲り上がり防止手段は、図2(A)に示すように、板状部材39Bでもよいし、第1接着シートAS1に対して第2接着シートAS2に向かう方向に大気やガス等の気体を吹き付けて付勢するものでもよく、第1、第2接着シートAS1、AS2が捲り上がることを防止できるのであれば何でもよい。
第2供給手段30は、第2剥離シートRL2の一方の面に帯状の第2接着シート基材が仮着された第2原反RS2を繰り出してもよい。この場合、第2供給手段30は、第2剥離板33Cに対して第2原反RS2の繰出方向上流側に、第2接着シート基材に閉ループ状の切り込みを形成し、当該切り込みの内側に第2接着シートAS2を形成する第2切断手段を備えていてもよい。
第1、第2切断手段は、カッター刃、カッターローラ、レーザカッタ、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用することができる。
第2供給手段30は、第1供給手段20と同じタイミングで第2原反RS2を繰り出したり、繰り出しを停止したりしてもよいし、第1供給手段20と異なるタイミングで第2原反RS2を繰り出したり、繰り出しを停止したりしてもよい。
第2剥離手段33は、直動モータ33Aを駆動して第2剥離板33Cを進退させ第2剥離シートRL2を剥離する位置を変更してもよい。
第2剥離手段33は、第2剥離板33Cの代わりに回転可能な剥離用ローラを採用してもよいし、直動モータ33Aを採用してもよいし採用しなくてもよい。
第3剥離シート剥離手段37は、直動モータ37Aを駆動して第3剥離シート剥離板37Cを進退させ、第3剥離シートRL3を剥離する位置を変更することができる。例えば、第2接着シートAS2が外気に触れることで、接着力が低下したり、酸化したり、乾燥したり、湿気を帯びたりしてその機能が低下するものの場合や、第1接着シートAS1と第2接着シートAS2との間に塵埃が混入することを極力防止したい場合、図2(B)に示すように、第3剥離シート剥離板37Cを進退させて第3剥離シートRL3の剥離位置を押圧位置に近付けることで、第2接着シートAS2が外気に触れる時間を極力短くすることができる。また、例えば、第2接着シートAS2が外気に触れることで、上記と同様の原理でその機能が向上するものの場合、第3剥離シート剥離板37Cを進退させて第3剥離シートRL3の剥離位置を押圧位置から遠ざけることで、第2接着シートAS2が外気に触れる時間を極力長くしたり、当該第2接着シートAS2がその機能を充分に発揮するのに必要な時間外気に触れされるように調整することもできる。
剥離位置変更手段は、多関節ロボットや適宜な駆動機器を組み合わせたもの等でもよい。
第3剥離シート剥離手段37は、大気やガス等の気体を吹き付けて第3剥離シートRL3を駆動ローラ24側に押圧してもよいし、ピンチローラ37Gを移動させずに駆動ローラ24を移動させたり、ピンチローラ37Gおよび駆動ローラ24の両方を移動させたりして、第1、第3剥離シートRL1、RL3を駆動ローラ24との間に挟み込んでもよいし、第1、第2供給手段20、30と同様の構成にして、独立して第3剥離シートRL3に剥離力を付与するようにしてもよい。
第3剥離シート剥離手段37は、第3剥離シート剥離板37Cの代わりに回転可能な剥離用ローラを採用してもよいし、直動モータ37Aを採用してもよいし採用しなくてもよい。
第3剥離シート剥離手段37は、第1剥離シートRL1を介することなく、駆動ローラ24とピンチローラ37Gとで第2剥離シートRL2を挟み込む構成としてもよく、この場合、適宜なガイドローラ等を設け、第1、第3剥離シートRL1、RL3それぞれが相互に干渉しないようにすればよい。
第2原反RS2に第3剥離シートRL3が仮着されていなければ、第3剥離シート剥離手段37はあってもよいしなくてもよい。
押圧手段は、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用してもよいし、大気やガス等のエアの噴き付けにより押圧する構成を採用してもよい。
押圧手段は、押圧部材を移動させずに被着体WKを押圧部材に向けて移動させて押圧してもよいし、被着体WKを移動させずに押圧部材を被着体WKに向けて移動させて押圧してもよいし、押圧部材と被着体WKとの両方を互いに移動させて押圧してもよい。
移動手段50は、被着体WKを移動させずに、または、被着体WKを移動させつつ、第1、第2供給手段20、30、押圧ローラ40等の他の手段を適宜な方向に移動させて上記と同様の貼付動作を行ってもよい。
移動手段50は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着等で被着体WKを保持する構成でもよい。
被着体WKを他の装置で搬送する場合、シート貼付装置10において移動手段50はあってもよいしなくてもよく、その他押圧手段等は、それぞれ必要に応じて採用すればよく、あってもよいしなくてもよい。
シート貼付装置10は、図示を省略するが、例えば、帯状の第3剥離シートRL3の一方の面に第3接着シートが仮着された第3原反を繰り出し、第1、第2剥離手段23、33と同等の第3剥離手段で第3接着シートを第3剥離シートRL3から剥離して供給する第3供給手段を備え、押圧ローラ40が第1、第2供給手段20、30で供給中の第1、第2接着シートAS1、AS2および、第3供給手段で供給中の第3接着シートを同時に被着体WKに押圧して貼付する構成としてもよいし、4つ以上の供給手段から供給される各接着シートを押圧ローラ40が同時に被着体WKに押圧して貼付する構成としてもよい。
シート貼付装置10は、天地反転して配置したり横置きにしたりして、被着体WKの下面や側面に第1、第2接着シートAS1、AS2を貼付するように構成してもよい。
さらに、本発明における第1接着シートAS1、第2接着シートAS2、被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、第1、第2接着シートAS1、AS2は、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態に限定されることはない。感熱接着性のものが採用された場合は、当該第1、第2接着シートAS1、AS2を加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設ければよい。また、このような第1、第2接着シートAS1、AS2は、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層とからなるもの、それらの間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよいし、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、ウエハWFだけでもよいしリングフレームRFだけでもよいし、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、電極基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、第1、第2接着シートAS1、AS2は、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10・・・シート貼付装置
20・・・第1供給手段
23・・・第1剥離手段
30・・・第2供給手段
33・・・第2剥離手段
37・・・第3剥離シート剥離手段
37A・・・直動モータ(剥離位置変更手段)
37C・・・第3剥離シート剥離板(剥離部材)
40・・・押圧ローラ(押圧手段)
AS1・・・第1接着シート
AS2・・・第2接着シート
RL1・・・第1剥離シート
RL2・・・第2剥離シート
RL3・・・第3剥離シート
RS1・・・第1原反
RS2・・・第2原反
WK・・・被着体

Claims (4)

  1. 帯状の第1剥離シートの一方の面に第1接着シートが仮着された第1原反を繰り出し、第1剥離手段で前記第1接着シートを前記第1剥離シートから剥離して供給する第1供給手段と、
    帯状の第2剥離シートの一方の面に第2接着シートが仮着された第2原反を繰り出し、第2剥離手段で前記第2接着シートを前記第2剥離シートから剥離して供給する第2供給手段と、
    前記第1供給手段で供給中の第1接着シートおよび、前記第2供給手段で供給中の第2接着シートを同時に被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記第2原反における前記第2接着シートには、前記第2剥離シートに当接する面の反対側の面に第3剥離シートが仮着され、前記第2供給手段は、前記押圧手段で押圧される前記第2接着シートから前記第3剥離シートを剥離する第3剥離シート剥離手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記第3剥離シート剥離手段は、前記第3剥離シートを折り曲げることで前記第2接着シートから当該第3剥離シートを剥離する剥離部材を備え、当該剥離部材で前記第3剥離シートを剥離する位置を変更可能な剥離位置変更手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のシート貼付装置。
  4. 帯状の第1剥離シートの一方の面に第1接着シートが仮着された第1原反を繰り出し、前記第1接着シートを前記第1剥離シートから剥離して供給する第1供給工程と、
    帯状の第2剥離シートの一方の面に第2接着シートが仮着された第2原反を繰り出し、前記第2接着シートを前記第2剥離シートから剥離して供給する第2供給工程と、
    前記第1供給工程で供給中の第1接着シートおよび、前記第2供給工程で供給中の第2接着シートを同時に被着体に押圧して貼付する工程とを含むことを特徴とするシート貼付方法。
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