JP5159566B2 - シート剥離装置および剥離方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された剥離方法は、吸着テーブルで保持したウェハの上面に沿って感熱接着性の剥離用テープを繰り出してから、この剥離用テープを加熱部で接着シートに押圧して貼付した後に、剥離部で剥離用テープを引っ張って接着シートをウェハから剥離するように構成されている。
また、前記平行度調節手段は、前記押圧部材の複数箇所を支持するとともに、各支持箇所で独立して前記平行度を調節可能に設けられていることが好ましい。
さらに、前記剥離用テープは、感熱接着性の接着テープであって、前記押圧部材は、加熱手段によって加熱されるヒータヘッドであることが好ましい。
そして、平行度調節手段と弾性部材とが直列に設けられていれば、平行度を調節した際にも弾性部材の弾性力あるいは弾性部材の変形(伸びまたは縮み)量を一定に維持することができ、前述のような緩衝作用を確実に発揮させることができる。
図1は、第1実施形態に係るシート剥離装置1を示す側面図である。
図1において、シート剥離装置1は、被着体としてのウェハWの表面に貼付された接着シートSを剥離用テープであるテープTを用いて剥離する装置であって、ウェハWを保持する保持手段であるテーブル2と、テープTを繰出す繰出手段である繰出ユニット3と、繰出されたテープTを接着シートSに押圧して貼付する押圧手段である押圧ユニット4と、ウェハWとテープTとを相対移動させる移動手段5とを備えて構成されている。
テーブル2は、図示しない吸引口を介してウェハWを吸着保持する平板状のテーブル本体21を備え、ダイシングテープDを介してリングフレーム22と一体化されたウェハWを下面側から吸着保持可能に構成されている。
押圧ユニット4には、押圧ヘッド44の押圧面441とウェハWの上面との平行度を調節する平行度調節手段46が設けられている。この平行度調節手段46は、押圧ヘッド44に回転不能に固定されて上方に延びる3本の雄ねじ部材(ボルト)47と、これらの雄ねじ部材47にそれぞれ螺合される雌ねじ部材(ナット)48と、雌ねじ部材48と支持部材43との間に介挿される弾性部材としてのコイルばね49とを有して構成されている。支持部材43は、上面部431、底面部432および左右の側面部433を有した四角枠状に形成され、上面部431に直動モータ41の出力軸42が固定されている。また、底面部432には、雄ねじ部材47の外径よりも大きな貫通孔43Hが3ヶ所設けられ、これらの貫通孔43Hを雄ねじ部材47が貫通し、この雄ねじ部材47にコイルばね49を挿通して雌ねじ部材48が螺合することで、コイルばね49を圧縮した状態で押圧ヘッド44を吊り下げ支持するように構成されている。また、支持部材43の左右の側面部433には、ウェハWの上面までの距離を計測する複数の光学センサ等の距離センサ434が設けられている。
すなわち、平行度調節工程において、平行度調節手段46によって押圧ヘッド44の押圧面441とウェハWの上面との平行度を調節してから、貼付工程において、押圧ヘッド44によってテープTを接着シートSに押圧して貼付することで、押圧面441からウェハWに作用する押圧力を均等化することができ、ウェハWの破損を防止することができるとともに、テープTと接着シートSとの接着面積を確保して剥離用テープTの接着不足に起因した接着シートSの剥離不良を確実に防止することができる。
また、前記実施形態では、剥離用テープとして感熱接着性の接着テープであるテープTを用いたが、これに限らず、剥離用テープが感圧接着性の接着テープ等で構成されてもよいし、また、剥離対象の接着シートとして接着シートSを示したが、これに限らず、適宜なシート、フィルム、テープ等であってもよい。
すなわち、図4において、平行度調節手段46Aは、直動モータの出力軸42の先端に形成された半球凸面部421と、押圧ヘッド44の上面に形成された半球凹面部442との摺動によって自動的に平行度が調節されるように構成されている。すなわち、押圧ヘッド44は、ボルト443によって出力軸42の先端に吊り下げ支持され、半球凹面部442と半球凸面部421とに適宜な隙間が設けられている。そして、直動モータで押し下げられてテープTおよび接着シートSを介してウェハWを押圧する際に、押圧ヘッド44が持ち上げられて半球凹面部442が半球凸面部421に摺動することで、押圧ヘッド44の押圧面441とウェハWの上面との平行度が調節できるようになっている。なお、図4の平行度調節手段46Aにおいて、前記実施形態で説明したコイルばね49と同様の弾性部材を介して押圧ヘッド44が出力軸42に吊り下げ支持されていてもよいし、出力軸42の途中位置に適宜な弾性部材が設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、ウェハWとテープTとの両方を移動させて相対移動させる移動手段5を構成したが、これに限らず、ウェハWとテープTとのいずれか一方のみを移動させるように移動手段5を構成してもよい。
さらに、前記実施形態では、保持工程と繰出工程との間に平行度調節工程を実施する手順を採用したが、これに限らず、平行度調節工程は、貼付工程よりも以前であればどの時期に実施してもよい。
また、前記実施形態では、手動タイプの平行度調節手段46を図示、説明したが、押圧面441とウェハWの上面との距離を測長できる光学センサ等の適宜な測長手段を設け、その出力データを基にモータ等の駆動手段を介して雌ねじ部材48をそれぞれ回転操作するようにして平行度調節手段46を自動調節できるように構成してもよい。
さらに、支持部材43に弾性部材を介して直動モータを取り付け、この直動モータの出力軸を雄ねじ部材47の代わりとすることもできる。
2 テーブル(保持手段)
3 繰出ユニット(繰出手段)
4 押圧ユニット(押圧手段)
5 移動手段
41 直動モータ(進退手段)
44 押圧ヘッド(押圧部材)
45 ヒータ(加熱手段)
46 平行度調節手段
49 コイルばね(弾性部材)
441 押圧面
S 接着シート
T テープ(剥離用テープ)
W ウェハ(被着体)
Claims (4)
- 表面に接着シートが貼付された被着体と前記接着シートに貼付した剥離用テープとの相対移動によって前記被着体から前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
前記被着体を保持する保持手段と、
前記剥離用テープを繰出す繰出手段と、
前記繰出された剥離用テープを前記接着シートに押圧して貼付する押圧手段と、
前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させる移動手段とを備え、
前記押圧手段は、前記剥離用テープを押圧する押圧面を有した押圧部材と、この押圧部材の押圧面と前記被着体の面との平行度を調節する平行度調節手段と、前記押圧部材を前記被着体の面に向かって進退させる進退手段とを含んで構成され、
前記押圧部材は、前記進退手段に対し、弾性部材が圧縮した状態で吊り下げて支持されていることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記平行度調節手段は、前記押圧部材と前記進退手段との間において前記弾性部材と直列に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
- 前記平行度調節手段は、前記押圧部材の複数箇所を支持するとともに、各支持箇所で独立して前記平行度を調節可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート剥離装置。
- 表面に接着シートが貼付された被着体と前記接着シートに貼付した剥離用テープとの相対移動によって前記被着体から前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
進退手段に対し、弾性部材が圧縮した状態で吊り下げて支持された押圧部材を用意する工程と、
前記被着体を保持する保持工程と、
前記剥離用テープを繰出す繰出工程と、
前記進退手段を進退させて前記押圧部材で前記繰出された剥離用テープを前記接着シートに押圧して貼付する貼付工程と、
前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートを前記被着体から剥離する剥離工程とを備え、
少なくとも前記貼付工程よりも以前において、前記押圧部材の押圧面と前記被着体の面との平行度を調節する平行度調節工程を備えることを特徴とするシート剥離方法。
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