JP3196099U - 離間装置 - Google Patents

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仁彦 河崎
仁彦 河崎
岡本 直也
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Abstract

【課題】片状体の相互間隔をより大きく広げることができる離間装置を提供すること。【解決手段】板状部材WFが貼付された接着シートASに張力を付与して当該板状部材WFから形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置10であって、接着シートASにおける板状部材WFが貼付された貼付領域AS1の外側の保持部AS2を保持する保持手段20と、接着シートASの接着面の反対側の面に当接するエッジ部32Aを有する当接手段30と、保持手段20と当接手段30とを相対移動させ、接着シートASにおける貼付領域AS1と保持部AS2との間をエッジ部32Aで折り曲げて当該接着シートASに張力を付与する張力付与手段40と、保持手段20、当接手段30および張力付与手段40を相互間隔が広げられる片状体の面方向に移動可能な移動手段50とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、離間装置に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)を所定の形状、所定のサイズに切断して複数の半導体チップ(以下、単に「チップ」という場合がある)に個片化し、個片化した各チップの相互間隔を広げてからリードフレームや基板等の被搭載物上に搭載することが行われている。
チップ(片状体)の相互間隔を広げる離間方法としては、例えば、特許文献1のようなものが知られている。
特開2007−123658号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の方法では、テープ拡張手段(当接手段)の上面以上の広さにチップ(片状体)を拡張することができないという不都合がある。
本考案の目的は、片状体の相互間隔をより大きく広げることができる離間装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案の離間装置は、板状部材が貼付された接着シートに張力を付与して当該板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置であって、前記接着シートにおける前記板状部材が貼付された貼付領域の外側の保持部を保持する保持手段と、前記接着シートの接着面の反対側の面に当接するエッジ部を有する当接手段と、前記保持手段と当接手段とを相対移動させ、前記接着シートにおける前記貼付領域と保持部との間を前記エッジ部で折り曲げて当該接着シートに張力を付与する張力付与手段と、前記保持手段、当接手段および張力付与手段を前記片状体の面方向に移動可能な移動手段とを有する、という構成を採用している。
以上のような本考案によれば、移動手段により保持手段、当接手段および張力付与手段を片状体の面方向に移動させることができるので、片状体の相互間隔をより大きく広げることができる。
本考案の一実施形態に係る離間装置を示す正面図。 前記離間装置の平面図。 前記離間装置の動作説明図。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の紙面に直交する手前方向で「後」がその逆方向とする。
図1、図2において、離間装置10は、板状部材としてのウエハWFが貼付された接着シートASに張力を付与して当該ウエハWFから形成される複数の片状体としてのチップCPの相互間隔を広げる離間装置であって、接着シートASにおけるウエハWFが貼付された貼付領域AS1の外側の保持部AS2を保持する保持手段20と、接着シートASの接着面(上面)の反対側の面(下面)に当接するエッジ部32Aを有する当接手段30と、保持手段20と当接手段30とを相対移動させ、接着シートASにおける貼付領域AS1と保持部AS2との間をエッジ部32Aで折り曲げて当該接着シートASに張力を付与する張力付与手段40と、保持手段20、当接手段30および張力付与手段40を相互間隔が広げられるチップCPの面方向に移動可能な移動手段50とを備えている。なお、保持手段20、当接手段30および張力付与手段40は、それぞれ前後左右に4体設けられている。また、ウエハWFは、切断刃や加圧水等のウエハ切断手段によりチップCPに個片化されているか、レーザ光や薬液等のウエハ脆弱化手段によりチップCPに個片化可能とされ、接着シートASに貼付されて一体物WKとされている。
保持手段20は、下支持部材21と、下支持部材21に支持された駆動機器としての回動モータ22と、回動モータ22の出力軸22A(貫通軸)に支持された上支持部材23とを備えている。
当接手段30は、移動プレート31と、移動プレート31に支持された立上フレーム32とを備え、立上フレーム32上端部がエッジ部32Aとなっている。
張力付与手段40は、移動プレート31の下面に支持され、その出力軸41Aで下支持部材21を支持する駆動機器としての直動モータ41を備えている。
移動手段50は、そのスライダ51Aで移動プレート31を支持する駆動機器としてのリニアモータ51を備えている。
以上の離間装置10において、ウエハWFから形成される複数のチップCPの相互間隔を広げる手順を説明する。
先ず、図1、図2中実線で示すように、各部材が初期位置で待機する離間装置10に対し、人手または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が一体物WKを搬送し、当該一体物WKを各下支持部材21上に載置する。このとき、光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段と、一体物WKを移動可能な図示しない位置決め手段とが共動し、ウエハWFと立上フレーム32との位置決めを行う。その後、保持手段20が回動モータ22を駆動し、図1中二点鎖線で示すように、接着シートASの保持部AS2を下支持部材21と上支持部材23とで挟み込む。
次に、張力付与手段40および移動手段50が直動モータ41およびリニアモータ51を駆動し、保持手段20を下降させると同時に、スライダ51AをチップCPの面方向外側に向けて移動させる。これにより、図3に示すように、接着シートASにおける貼付領域AS1と保持部AS2との間がエッジ部32Aで折り曲げられて当該接着シートASに張力が付与され、チップCPの相互間隔が広がる。そして、最外周に位置するチップCPが所定の位置に達したことを光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段が検知すると、張力付与手段40および移動手段50が直動モータ41およびリニアモータ51の駆動を停止する。相互間隔が広げられたチップCP群は、エッジ部32Aの初期位置(図3中の二点鎖線参照)を超えて大きく広げられる。
その後、搬送装置やピックアップ装置等の図示しない搬送手段が各チップCPを保持して搬送し、リードフレームや基板等の被搭載物上に搭載する。その後、全てのチップCPの搬送が終了すると、張力付与手段40および移動手段50が直動モータ41およびリニアモータ51を駆動し、保持手段20、当接手段30および張力付与手段40を初期位置に復帰させる。次いで、一体物WKを搬送手段が回収し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、移動手段50により保持手段20、当接手段30および張力付与手段40をチップCPの面方向に移動させることができるので、チップCPの相互間隔をより大きく広げることができる。
以上のように、本考案を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。すなわち、本考案は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本考案の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本考案を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本考案に含まれる。
保持手段20は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段や、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段や、接着剤、磁力等で接着シートASを支持する構成でもよい。
保持手段20は、接着シートASを介してフレームと一体化されたウエハWFを一体物とし、当該フレームを支持してもよい。このようなフレームは、環状のリングフレームや、環状でない(外周が繋がっていない)フレームや、円形、三角形や四角形等の多角形や楕円形等の形状のものでもよい。
保持手段20は、1体でもよいし、2体以上でもよい。
当接手段30のエッジ部32Aの平面視での形状は、円弧あるいは複数の曲率半径からなる曲線形状など、任意の形状を採用することができる。
当接手段30の数は、保持手段20の数に合わせて決定されればよい。
張力付与手段40は、保持手段20を固定しておき当接手段30を移動させてもよいし、保持手段20および当接手段30の両方を移動させてもよい。
移動手段50は、保持手段20および張力付与手段40を一体で面方向へ移動し、それとは別に当接手段30を面方向へ移動させる構成でもよいし、当接手段30および張力付与手段40を一体で面方向へ移動し、それとは別に保持手段20を面方向へ移動させる構成でもよいし、保持手段20、当接手段30および張力付与手段40をそれぞれ別に面方向へ移動させる構成でもよい。
移動手段50は、保持手段20および当接手段30を各手段20、30、40の面方向の移動に先駆けて相対移動させてもよく、各手段20、30、40の面方向への移動が完了した後に相対移相させてもよく、相対移動および面方向移動の開始タイミングや終了タイミングは任意である。
板状部材や片状体の形状は、例えば円形、楕円形、三角形や五角形以上の多角形等、その他の形状であってもよい。
また、本考案における接着シートASの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や五角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。また、接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、さらには、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層または複層の中間層を有するものや、中間層のない単層または複層のものであってよい。さらに、板状部材としては、例えば、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができ、片状体は、それらが個片化されたものであればよい。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
本考案における手段は、それら手段について説明した動作や機能を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物に全く限定されることはない。例えば、保持手段は、接着シートにおける前記板状部材が貼付された貼付領域の外側の保持部を保持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的または間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10…離間装置
20…保持手段
30…当接手段
32A…エッジ部
40張力付与手段
50…移動手段
AS…接着シート
AS1…貼付領域
AS2…保持部
CP…チップ(片状体)
WF…ウエハ(板状部材)

Claims (1)

  1. 板状部材が貼付された接着シートに張力を付与して当該板状部材から形成される複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置であって、
    前記接着シートにおける前記板状部材が貼付された貼付領域の外側の保持部を保持する保持手段と、
    前記接着シートの接着面の反対側の面に当接するエッジ部を有する当接手段と、
    前記保持手段と当接手段とを相対移動させ、前記接着シートにおける前記貼付領域と保持部との間を前記エッジ部で折り曲げて当該接着シートに張力を付与する張力付与手段と、
    前記保持手段、当接手段および張力付与手段を前記片状体の面方向に移動可能な移動手段とを有することを特徴とする離間装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180123960A (ko) * 2017-05-10 2018-11-20 린텍 가부시키가이샤 이간 장치 및 이간 방법
JP2018200986A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 リンテック株式会社 離間装置および離間方法
JP2021068761A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 株式会社ディスコ シートの拡張方法

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