JP2017195254A - エキスパンドシート - Google Patents

エキスパンドシート Download PDF

Info

Publication number
JP2017195254A
JP2017195254A JP2016083928A JP2016083928A JP2017195254A JP 2017195254 A JP2017195254 A JP 2017195254A JP 2016083928 A JP2016083928 A JP 2016083928A JP 2016083928 A JP2016083928 A JP 2016083928A JP 2017195254 A JP2017195254 A JP 2017195254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
expanded
workpiece
unit
sandwiching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016083928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6611130B2 (ja
Inventor
暢行 高田
Nobuyuki Takada
暢行 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2016083928A priority Critical patent/JP6611130B2/ja
Publication of JP2017195254A publication Critical patent/JP2017195254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6611130B2 publication Critical patent/JP6611130B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

【課題】拡張装置からの取り外しが容易なエキスパンドシートを提供する。【解決手段】板状の被加工物(11)が貼着され、第1方向(D1)で被加工物を挟んで対面し且つ互いに離れる向きに移動可能な第1挟持手段(4)及び第2挟持手段(6)と第1方向に垂直な第2方向(D2)で被加工物を挟んで対面し且つ互いに離れる向きに移動可能な第3挟持手段(8)及び第4挟持手段(10)とで被加工物の周りの4つの領域が挟持されて拡張されるエキスパンドシート(1)であって、基材(3)と、基材上に形成された糊層(5)と、を備え、糊層は、第1挟持手段、第2挟持手段、第3挟持手段、及び第4挟持手段で挟持される領域を除いた領域に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、板状の被加工物に貼り付けた状態で拡張されるエキスパンドシートに関する。
半導体ウェーハに代表される板状の被加工物を複数のチップへと分割するために、被加工物に吸収され難い波長のレーザービームを照射して分割の起点となる改質層(改質領域)を形成し、その後、分割に必要な力を加える加工方法が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。この加工方法では、例えば、被加工物に貼り付けたエキスパンドシートを拡張することで、改質層が形成された被加工物に力を加えて複数のチップへと分割する。
また、被加工物を研削又は研磨する際に加わる力を利用して、改質層が形成された被加工物を複数のチップへと分割する加工方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。この加工方法で被加工物を複数のチップへと分割した後には、被加工物に貼り付けたエキスパンドシートを拡張して隣接するチップの間隔を拡げる。これにより、後にチップを取り扱う際のチップ同士の接触等に起因する破損を防止できる。
近年では、エキスパンドシートの拡張に適した拡張装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。この拡張装置は、エキスパンドシートに概ね平行な第1方向で被加工物を挟むように配置される第1挟持ユニット(第1挟持手段)及び第2挟持ユニット(第2挟持手段)と、第1方向に垂直な第2方向で被加工物を挟むように配置される第3挟持ユニット(第3挟持手段)及び第4挟持ユニット(第4挟持手段)と、を備えている。
第1挟持ユニットと第2挟持ユニットとは、互いに離れる向きに移動できるように構成され、第3挟持ユニットと第4挟持ユニットとは、互いに離れる向きに移動できるように構成される。各挟持ユニットでエキスパンドテープの4つの領域を上下に挟持した上で、第1挟持ユニットと第2挟持ユニットとを互いに離れる向きに移動させ、第3挟持ユニットと第4挟持ユニットとを互いに離れる向きに移動させれば、エキスパンドシートを拡張できる。
特開2002−192370号公報 国際公開第2003/77295号 特開2014−22382号公報
しかしながら、上述したエキスパンドシートの上面(又は下面)には、接着力を持つ糊層(接着層)が設けられている。そのため、各挟持ユニットで糊層を含むエキスパンドシートを上下に挟持すると、後に各挟持ユニットからエキスパンドシートを取り外せなくなることがあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、拡張装置からの取り外しが容易なエキスパンドシートを提供することである。
本発明の一態様によれば、板状の被加工物が貼着され、第1方向で該被加工物を挟んで対面し且つ互いに離れる向きに移動可能な第1挟持手段及び第2挟持手段と該第1方向に垂直な第2方向で該被加工物を挟んで対面し且つ互いに離れる向きに移動可能な第3挟持手段及び第4挟持手段とで該被加工物の周りの4つの領域が挟持されて拡張されるエキスパンドシートであって、基材と、該基材上に形成された糊層と、を備え、該糊層は、該第1挟持手段、該第2挟持手段、該第3挟持手段、及び該第4挟持手段で挟持される領域を除いた領域に形成されているエキスパンドシートが提供される。
また、本発明の一態様によれば、ロール状に巻回されてシートロールを構成するエキスパンドシートであって、該シートロールの巻回される方向を該第1方向、該第1方向に垂直な方向を該第2方向として、該シートロールの該第1方向に所定の間隔で配置され該第2方向の一端から他端に至る複数の第1糊無し領域と、該シートロールの該第2方向の該一端側と該他端側とにおいてそれぞれ該第1方向に伸長する第2糊無し領域と、を有するエキスパンドシートが提供される。
本発明の一態様に係るエキスパンドシートでは、第1挟持手段、第2挟持手段、第3挟持手段、及び第4挟持手段で挟持される領域を除いた領域に糊層が形成されているので、このエキスパンドシートを各挟持手段で挟持した後にも、各挟持手段からエキスパンドシートを容易に取り外すことができる。
図1(A)は、エキスパンドシートの構成例を模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、エキスパンドシートの構成例を模式的に示す断面図である。 エキスパンドシートが拡張装置によって挟持される様子を模式的に示す斜視図である。 エキスパンドシートが拡張装置によって拡張される様子を模式的に示す斜視図である。 エキスパンドシートに環状のフレームが貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。 環状のフレームに沿ってエキスパンドシートが切断された状態を模式的に示す斜視図である。 変形例に係るエキスパンドシートの構成例を模式的に示す斜視図である。 図7(A)は、変形例に係るエキスパンドシートが拡張装置によって挟持される様子を模式的に示す斜視図であり、図7(B)は、変形例に係るエキスパンドシートが拡張装置によって拡張される様子を模式的に示す断面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。図1(A)は、本実施形態に係るエキスパンドシートの構成例を模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、エキスパンドシートの構成例を模式的に示す断面図である。図1(A)及び図1(B)に示すように、本実施形態のエキスパンドシート1は、シート状の基材3と、基材3の第1面(上面)3a側に形成された接着力のある糊層(接着層)5と、を含む。
基材3は、例えば、ポリオレフィンや塩化ビニル等の樹脂を用いて平面視で矩形状に形成される。ただし、後述する拡張装置を用いて適切に拡張できるのであれば、基材3の形状、材質等に制限はない。一方で、糊層5は、例えば、アクリル、エポキシ等の樹脂を用いて基材3の外周近傍の領域を除いた領域に形成される。
より具体的には、糊層5は、後述する拡張装置によって挟持される領域を除いた領域に形成される。すなわち、拡張装置によって挟持されるエキスパンドシート1の外周近傍の領域は、糊層5の無い糊無し領域Aとなる。一方で、糊無し領域Aに囲まれた中央の領域は、糊層5の有る糊有り領域Bとなる。
次に、このエキスパンドシート1を使用する板状の被加工物の加工方法について説明する。まず、板状の被加工物に貼り付けたエキスパンドシート1を、拡張装置によって挟持する挟持ステップを実施する。図2は、被加工物に貼り付けたエキスパンドシート1が拡張装置によって挟持される様子を模式的に示す斜視図である。
図2に示すように、被加工物11は、例えば、シリコン等の半導体でなる円形のウェーハであり、その第1面(表面)11a側は、中央のデバイス領域と、デバイス領域を囲む外周余剰領域とに分けられている。デバイス領域は、格子状に配列された分割予定ライン(ストリート)で更に複数の領域に区画されており、各領域には、IC、LSI等のデバイス13が形成されている。
被加工物11の内部には、例えば、分割の起点となる改質層(不図示)が形成されている。この改質層は、被加工物11に吸収され難い波長のレーザービームを、分割予定ラインに沿って集光する方法で形成できる。なお、改質層の代わりに、切削やレーザーアブレーション等の方法で形成される溝等を分割の起点として用いることもできる。
挟持ステップを実施する前には、この被加工物11の第2面(裏面)11b側に、エキスパンドシート1の糊層5(糊有り領域B)を密着させて、被加工物11をエキスパンドシート1に貼り付ける。なお、本実施形態では、シリコン等の半導体でなる円形のウェーハを被加工物11として用いるが、被加工物11の材質、形状、構造等に制限はない。
例えば、セラミック、樹脂、金属等の材料でなる基板を被加工物11として用いることもできる。また、複数のチップに分割された後のウェーハや基板等を被加工物11として用いても良い。この場合には、エキスパンドシート1を拡張することによって、被加工物11内で隣接するチップ間の間隔を拡げる加工が施されることになる。
図2に示すように、拡張装置2は、エキスパンドシート1に概ね平行な第1方向D1で被加工物11を挟むように配置される第1挟持ユニット(第1挟持手段)4と第2挟持ユニット(第2挟持手段)6とを備えている。また、拡張装置2は、エキスパンドシート1に概ね平行且つ第1方向D1に垂直な第2方向D2で被加工物11を挟むように配置される第3挟持ユニット(第3挟持手段)8と第4挟持ユニット(第4挟持手段)10とを備えている。
第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6とは、それぞれ、水平移動機構(不図示)によって支持されており、互いに離れる向きに移動できる。同様に、第3挟持ユニット8と第4挟持ユニット10とは、それぞれ、水平移動機構(不図示)によって支持されており、互いに離れる向きに移動できる。
第1挟持ユニット4、第2挟持ユニット6、第3挟持ユニット8、及び第4挟持ユニット10は、それぞれ、エキスパンドシート1の上方(糊層5側)に配置される上側支持部材12と、エキスパンドシート1の下方(基材3の第2面(下面)3b側)に配置される下側支持部材14と、を含む。上側支持部材12及び下側支持部材14は、いずれも所定の方向に伸長するロッド状に形成されている。上側支持部材12及び下側支持部材14の伸長方向の長さは、いずれも被加工物11の直径より長くなっている。
第1挟持ユニット4及び第2挟持ユニット6が備える上側支持部材12及び下側支持部材14は、第2方向D2に伸長している。一方、第3挟持ユニット8及び第4挟持ユニット10が備える上側支持部材12及び下側支持部材14は、第1方向D1に伸長している。
各上側支持部材12の下方側、及び各下側支持部材14の上方側には、複数の回転接触部材16が取り付けられている。複数の回転接触部材16は、いずれも円柱状に形成されており、エキスパンドシート1に接触した状態で回転できる。第1挟持ユニット4及び第2挟持ユニット6が備える複数の回転接触部材16の回転軸は、いずれも第1方向D1に平行であり、第3挟持ユニット8及び第4挟持ユニット10が備える複数の回転接触部材16の回転軸は、いずれも第2方向D2に平行である。
エキスパンドシート1を挟持する際には、図2に示すように、第1挟持ユニット4、第2挟持ユニット6、第3挟持ユニット8、及び第4挟持ユニット10の上側支持部材12と下側支持部材14とで、エキスパンドシート1の糊無し領域Aを上下に挟み込む。すなわち、被加工物11の周りの4つの領域を、第1挟持ユニット4、第2挟持ユニット6、第3挟持ユニット8、及び第4挟持ユニット10で挟持して、各領域に複数の回転接触部材16を接触させる。
挟持ステップの後には、エキスパンドシート1を拡張する拡張ステップを実施する。図3は、エキスパンドシート1が拡張装置2によって拡張される様子を模式的に示す斜視図である。エキスパンドシート1を拡張する際には、第1挟持ユニット4及び第2挟持ユニット6を支持する水平移動機構を作動させて、第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6とを互いに離れる向きに移動させる。
また、第3挟持ユニット8及び第4挟持ユニット10を支持する水平移動機構を作動させて、第3挟持ユニット8と第4挟持ユニット10とを互いに離れる向きに移動させる。これにより、図3に示すように、エキスパンドシート1を第1方向D1及び第2方向D2に拡張させて、第1方向D1及び第2方向D2に沿う向きの力を被加工物11に付与できる。
上述のように、拡張装置2には、第1方向D1で互いに離れる向きに移動する第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6とに、第1方向D1に平行な回転軸の周りに回転する複数の回転接触部材16が設けられている。また、第2方向D1で互いに離れる向きに移動する第3挟持ユニット8と第4挟持ユニット10とに、第2方向D1に平行な回転軸の周りに回転する複数の回転接触部材16が設けられている。
よって、エキスパンドシート1は、第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6とで第2方向D2に沿って移動できるように挟持され、第3挟持ユニット8と第4挟持ユニット10とで第1方向D1に沿って移動できるように挟持される。すなわち、第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6とで挟持された糊無し領域Aを第2方向D2において適切に拡張でき、第3挟持ユニット8と第4挟持ユニット10とで挟持された糊無し領域Aを第1方向D1において適切に拡張できる。
エキスパンドシート1の拡張によって、第1方向D1及び第2方向D2に沿う向きの力が被加工物11に付与される結果、被加工物11は、改質層が形成された分割予定ラインに沿って複数のチップへと分割され、更に、隣接するチップ同士の間隔も拡げられる。なお、被加工物11を適切に分割し、チップ同士の間隔を十分に拡げるためには、各分割予定ラインの配列する方向(各分割予定ラインに垂直な方向)を第1方向D1又は第2方向D2に一致させて、拡張により発生する力を効率良く利用することが望ましい。
拡張ステップの後には、エキスパンドシート1に環状のフレームを固定するフレーム固定ステップを実施する。図4は、エキスパンドシート1に環状のフレームが貼り付けられる様子を模式的に示す斜視図である。エキスパンドシート1に環状のフレーム21を貼り付ける際には、図4に示すように、糊層5の被加工物11を囲む位置に環状のフレーム21を密着させる。
これにより、環状のフレーム21をエキスパンドシート1に貼り付けて固定できる。本実施形態では、エキスパンドシート1を拡張した状態で、被加工物11を囲むように環状のフレーム21を固定するので、エキスパンドシート1の拡張を解除した後にも、チップ同士の間隔は拡がった状態に保たれる。
フレーム固定ステップの後には、環状のフレーム21に沿ってエキスパンドシート1を切断する切断ステップを実施する。図5は、環状のフレーム21に沿ってエキスパンドシート1が切断された状態を模式的に示す斜視図である。エキスパンドシート1は、例えば、基材3の第2面3b側からフレーム21に沿って切断される。
これにより、被加工物11、フレーム21、及びエキスパンドシート1から切断されたエキスパンドシート23でなるフレームユニットを形成できる。フレームユニットを形成した後には、図5に示すように、このフレームユニットをエキスパンドシート1から分離する。また、エキスパンドシート1を拡張装置2から取り外す。本実施形態では、糊層5が形成されていない糊無し領域Aを各挟持ユニットで挟持しているので、エキスパンドシート1を拡張装置2から容易に取り外せる。
以上のように、本実施形態に係るエキスパンドシート1では、第1挟持ユニット(第1挟持手段)4、第2挟持ユニット(第2挟持手段)6、第3挟持ユニット(第3挟持手段)8、及び第4挟持ユニット(第4挟持手段)10で挟持される領域を除いた領域に糊層(接着層)5が形成されているので、このエキスパンドシート1を各挟持ユニットで挟持した後にも、各挟持ユニット(すなわち、拡張装置2)からエキスパンドシートを容易に取り外すことができる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態に係るエキスパンドシート1では、平面視で矩形状に形成された基材3を用いているが、本発明のエキスパンドシートに用いられる基材3の形状に制限はない。図6は、変形例に係るエキスパンドシートの構成例を模式的に示す斜視図である。
図6に示すように、変形例に係るエキスパンドシート31は、糊層5側に離型紙等でなるセパレータフィルム33が貼り着けられた状態でロール状に巻回され、シートロール35を構成する。エキスパンドシート31の基本的な構成は、上記実施形態に係るエキスパンドシート1と同じであるから、共通の構成要素には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
すなわち、エキスパンドシート31は、シート状の基材3と、基材3の第1面3a側に形成された接着力のある糊層5と、を含んでいる。ただし、エキスパンドシート31を構成する基材3は、シートロール35の巻回される第1方向D1において、エキスパンドシート1を構成する基材3よりも長くなっている。一方で、エキスパンドシート31を構成する基材3の第2方向D2の長さは、エキスパンドシート1を構成する基材3の第2方向D2の長さと同じで良い。
糊層5は、上述した拡張装置2によって挟持される領域を除いた領域に形成される。具体的には、第2方向D2の一端から他端に伸長する糊層5の無い複数の第1糊無し領域A1が、第1方向D1において所定の間隔で配置されている。また、第1方向D1に伸長する第2糊無し領域A2が、第2方向D2の一端側と他端側とに配置されている。なお、エキスパンドシート31を使用する際には、セパレータフィルム33が剥離される。
図7(A)は、変形例に係るエキスパンドシート31が拡張装置2によって挟持される様子を模式的に示す斜視図であり、図7(B)は、変形例に係るエキスパンドシート31が拡張装置2によって拡張される様子を模式的に示す断面図である。図7(A)に示すように、エキスパンドシート31の第1糊無し領域A1は、第1挟持ユニット4及び第2挟持ユニット6によって挟持される。つまり、第1糊無し領域A1は、第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6との距離に対応する間隔で配置される。
一方で、エキスパンドシート31の第2糊無し領域A2は、第3挟持ユニット8及び第4挟持ユニット10によって挟持される。図7(B)に示すように、第1挟持ユニット4と第2挟持ユニット6とを互いに離れる向きに移動させ、第3挟持ユニット8と第4挟持ユニット10とを互いに離れる向きに移動させることで、このエキスパンドシート31を拡張できる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 エキスパンドシート
3 基材
3a 第1面(上面)
3b 第2面(下面)
5 糊層(接着層)
11 被加工物
11a 第1面(表面)
11b 第2面(裏面)
13 デバイス
21 フレーム
23 エキスパンドシート
31 エキスパンドシート
33 セパレータフィルム
35 シートロール
2 拡張装置
4 第1挟持ユニット(第1挟持手段)
6 第2挟持ユニット(第2挟持手段)
8 第3挟持ユニット(第3挟持手段)
10 第4挟持ユニット(第4挟持手段)
12 上側支持部材
14 下側支持部材
16 回転接触部材
A 糊無し領域
A1 第1糊無し領域
A2 第2糊無し領域
B 糊有り領域
D1 第1方向
D2 第2方向

Claims (2)

  1. 板状の被加工物が貼着され、第1方向で該被加工物を挟んで対面し且つ互いに離れる向きに移動可能な第1挟持手段及び第2挟持手段と該第1方向に垂直な第2方向で該被加工物を挟んで対面し且つ互いに離れる向きに移動可能な第3挟持手段及び第4挟持手段とで該被加工物の周りの4つの領域が挟持されて拡張されるエキスパンドシートであって、
    基材と、該基材上に形成された糊層と、を備え、
    該糊層は、該第1挟持手段、該第2挟持手段、該第3挟持手段、及び該第4挟持手段で挟持される領域を除いた領域に形成されていることを特徴とするエキスパンドシート。
  2. ロール状に巻回されてシートロールを構成する請求項1に記載のエキスパンドシートであって、
    該シートロールの巻回される方向を該第1方向、該第1方向に垂直な方向を該第2方向として、該シートロールの該第1方向に所定の間隔で配置され該第2方向の一端から他端に至る複数の第1糊無し領域と、該シートロールの該第2方向の該一端側と該他端側とにおいてそれぞれ該第1方向に伸長する第2糊無し領域と、を有することを特徴とするエキスパンドシート。
JP2016083928A 2016-04-19 2016-04-19 エキスパンドシート Active JP6611130B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083928A JP6611130B2 (ja) 2016-04-19 2016-04-19 エキスパンドシート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083928A JP6611130B2 (ja) 2016-04-19 2016-04-19 エキスパンドシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017195254A true JP2017195254A (ja) 2017-10-26
JP6611130B2 JP6611130B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=60156473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016083928A Active JP6611130B2 (ja) 2016-04-19 2016-04-19 エキスパンドシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6611130B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021022606A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社ディスコ ウェーハの分割方法及びウェーハの分割に用いるテープ
JP7321883B2 (ja) 2019-10-18 2023-08-07 株式会社ディスコ シートの拡張方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111530A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Hitachi Chem Co Ltd 接着シート及びその製造方法、並びに、半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2012174945A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体ウエハの加工方法
JP2014063813A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Disco Abrasive Syst Ltd 加工方法
JP2014063793A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Disco Abrasive Syst Ltd 加工方法
JP2014107292A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Disco Abrasive Syst Ltd チップ間隔維持装置
JP3196099U (ja) * 2014-12-08 2015-02-19 リンテック株式会社 離間装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111530A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Hitachi Chem Co Ltd 接着シート及びその製造方法、並びに、半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2012174945A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体ウエハの加工方法
JP2014063813A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Disco Abrasive Syst Ltd 加工方法
JP2014063793A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Disco Abrasive Syst Ltd 加工方法
JP2014107292A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Disco Abrasive Syst Ltd チップ間隔維持装置
JP3196099U (ja) * 2014-12-08 2015-02-19 リンテック株式会社 離間装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021022606A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社ディスコ ウェーハの分割方法及びウェーハの分割に用いるテープ
JP7321883B2 (ja) 2019-10-18 2023-08-07 株式会社ディスコ シートの拡張方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6611130B2 (ja) 2019-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5313036B2 (ja) 粘着テープの拡張方法
JP5495647B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP5980600B2 (ja) テープ拡張装置
JP6115438B2 (ja) 破断装置及び分断方法
JP6782617B2 (ja) 被加工物の固定方法、及び被加工物の加工方法
JP6119551B2 (ja) 弾性支持板、破断装置及び分断方法
JP6013859B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2016035965A (ja) 板状部材の分割装置および板状部材の分割方法
JP6119550B2 (ja) エキスパンダ、破断装置及び分断方法
JP6611130B2 (ja) エキスパンドシート
JP2014143313A (ja) 拡張装置および拡張方法
JP6710457B2 (ja) エキスパンドシート、エキスパンドシートの製造方法、及びエキスパンドシートの拡張方法
JP2014165233A (ja) 積層ウェーハの加工方法および粘着シート
JP6047392B2 (ja) 分割装置および分割方法
JP6723644B2 (ja) エキスパンドシート
JP6723643B2 (ja) エキスパンドシート
JP2014003115A (ja) ウェーハの加工方法
JP6140325B2 (ja) 脆性材料基板の分断装置
JP6528356B2 (ja) 樹脂シートの分断方法
JP6366447B2 (ja) 拡張装置、及び接着シートの破断方法
JP2018182063A (ja) エキスパンドシート及びエキスパンド方法
JP2016122708A (ja) 離間装置および離間方法
JP2019201045A (ja) Daf
JP2019081252A (ja) 樹脂シートの分断システム
JP2016207943A (ja) 板状物の分割装置、加工装置及び板状物の分割方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6611130

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250