JP6438796B2 - シート剥離装置および剥離方法 - Google Patents
シート剥離装置および剥離方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6438796B2 JP6438796B2 JP2015032221A JP2015032221A JP6438796B2 JP 6438796 B2 JP6438796 B2 JP 6438796B2 JP 2015032221 A JP2015032221 A JP 2015032221A JP 2015032221 A JP2015032221 A JP 2015032221A JP 6438796 B2 JP6438796 B2 JP 6438796B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- frame
- adherend
- peeling
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
先ず、各部材が初期位置に配置された図1中実線で示す状態のシート剥離装置10に対し、原反RSを同図に示すようにセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない入力手段を介して運転開始の信号を入力すると、連結手段40が回動モータ44Aを駆動し、原反RSを繰り出す。そして、剥離板43上に位置する先頭の連結シートCSが所定位置に到達したことを光学センサや撮像手段等の図示しない検知手段が検知すると、連結手段40が回動モータ44Aの駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
切断手段20は、ウエハWFの外縁に沿って接着シートASを切断したり、ウエハWFとリングフレームRFとの中間部で接着シートASを切断したり、リングフレームRFの開口内縁に沿って接着シートASを切断したりしてもよい。
切断手段20は、切込CUを楕円形、三角形や四角形以上の多角形、その他形状となるように形成してもよい。
切込CUは、リングフレームRFとウエハWFとを相対移動させたときに、当接部PCを含む位置で、リングフレームRFと内側シートAS2とが連結された状態となっていればよいので、切断手段20は、例えば、切取線のような断続的な(部分的に繋がった)切込CUを形成してもよい。
搬送手段30は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力等でリングフレームRFを保持する構成でもよい。
シート挟込手段35は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段や、エアの噴き付けにより外側シートAS1をリングフレームRFとで挟み込んでもよいし、なくてもよい。
シート挟込手段35がリングフレームRFとで外側シートAS1を挟み込む位置は、いずれの位置でもよく、1箇所でもよいし複数個所でもよい。
搬送手段30は、切込CUを形成するときにシート挟込手段35と同等なもので接着シートASをリングフレームRFとで挟み込んでいてもよい。
搬送手段30は、吸着パッド34の位置を固定しておき外側テーブル52を移動させて、または、吸着パッド34と外側テーブル52との両方を移動させてリングフレームRFを図示しない所定のフレーム回収位置に搬送する構成でもよい。
連結手段40は、1つの切込CUに対して複数の連結シートCSを貼付してもよい。
連結手段40は、図2(A)中二点鎖線で示すような連結シートCSや、その他、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状の連結シートCSを貼付する構成であってもよい。
連結手段40は、一体物保持手段50が外側テーブル52を停止させることなく、連結シートCSを外側シートAS1と内側シートAS2とに貼付する構成でもよい。
連結手段40の押圧手段は、メカチャックやチャックシリンダ等のチャック手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力等で連結シートCSを保持する構成でもよい。
連結手段40の押圧手段は、大気やガス等の気体を吹き付けて連結シートCSを接着シートASに貼付する構成でもよい。
連結手段40の押圧手段は、連結シートCSを一旦保持することなく、ローラで押圧したり、エアを吹き付けたりして剥離板43で剥離された連結シートCSを直接接着シートASに貼付する構成でもよい。
連結手段40の剥離手段は、ローラ等で剥離シートRLを折り返す構成でもよい。
連結シートCSは、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
連結部材は、ステープラや接着剤等他の部材であってもよい。
連結手段40は、連結部材をなくし、例えば、外側シートAS1と内側シートAS2とを熱溶着や超音波溶着等の溶着により連結してもよい。
下支え手段は、外側シートAS1と内側シートAS2とを連結する接着シートAS領域の下方に、大気やガス等の気体を吹き付けて接着シートASを支える構成でもよい。
一体物保持手段50は、他の装置や人手でウエハWFを保持する場合、なくてもよい。
被着体の形状は、例えば円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
フレームは、リングフレームRF以外に、環状でない(外周が繋がっていない)フレームや、円形、楕円形、三角形以上の多角形、その他の形状であってもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
20 切断手段
30 搬送手段
35 シート挟込手段
40 連結手段
AS 接着シート
AS1 外側シート
AS2 内側シート
CU 切込
PC 当接部
RF リングフレーム(フレーム)
SL 直交線
TD 搬送方向
WF ウエハ(被着体)
WK 一体物
Claims (3)
- 被着体の一方の面に貼付された接着シートにより、フレームと一体化された一体物における当該被着体から、前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
前記接着シートに切込を形成し、当該接着シートを前記フレームに貼付された外側シートと前記被着体に貼付された内側シートとに分割する切断手段と、
前記フレームと被着体とを所定の搬送方向に相対移動させ、当該被着体から前記接着シートを剥離しつつ、当該フレームを所定のフレーム回収位置に搬送する搬送手段とを備え、
前記内側シートの外部から前記搬送方向に直交する直交線が当該搬送方向に移動したときに、当該直交線が最初に当該内側シートの外縁に当接する当接部を含む位置で、前記外側シートと内側シートとを連結する連結手段を備えていることを特徴とするシート剥離装置。 - 前記搬送手段は、前記フレームとで前記外側シートを挟み込むシート挟込手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
- 被着体の一方の面に貼付された接着シートにより、フレームと一体化された一体物における当該被着体から、前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
前記接着シートに切込を形成し、当該接着シートを前記フレームに貼付された外側シートと前記被着体に貼付された内側シートとに分割する切断工程と、
前記フレームと被着体とを所定の搬送方向に相対移動させ、当該被着体から前記接着シートを剥離しつつ、当該フレームを所定のフレーム回収位置に搬送する搬送工程とを備え、
前記切断工程とフレーム搬送工程との間に、前記内側シートの外部から前記搬送方向に直交する直交線が当該搬送方向に移動したときに、当該直交線が最初に当該内側シートの外縁に当接する当接部を含む位置で、前記外側シートと内側シートとを連結する工程を備えていることを特徴とするシート剥離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015032221A JP6438796B2 (ja) | 2015-02-20 | 2015-02-20 | シート剥離装置および剥離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015032221A JP6438796B2 (ja) | 2015-02-20 | 2015-02-20 | シート剥離装置および剥離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016154199A JP2016154199A (ja) | 2016-08-25 |
JP6438796B2 true JP6438796B2 (ja) | 2018-12-19 |
Family
ID=56761299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015032221A Active JP6438796B2 (ja) | 2015-02-20 | 2015-02-20 | シート剥離装置および剥離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6438796B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6990592B2 (ja) * | 2018-01-25 | 2022-01-12 | リンテック株式会社 | シート剥離装置およびシート剥離方法 |
JP7441734B2 (ja) | 2020-06-05 | 2024-03-01 | リンテック株式会社 | 転写装置および転写方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3504543B2 (ja) * | 1999-03-03 | 2004-03-08 | 株式会社日立製作所 | 半導体素子の分離方法およびその装置並びに半導体素子の搭載方法 |
JP2004153270A (ja) * | 1999-03-03 | 2004-05-27 | Hitachi Ltd | 半導体素子の分離方法およびその装置並びに半導体素子の搭載方法 |
-
2015
- 2015-02-20 JP JP2015032221A patent/JP6438796B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016154199A (ja) | 2016-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6473359B2 (ja) | シート剥離装置 | |
JP2019009182A (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP6438796B2 (ja) | シート剥離装置および剥離方法 | |
JP2014229636A (ja) | シート貼付装置及びシート貼付方法 | |
JP6438795B2 (ja) | シート剥離装置および剥離方法 | |
CN108933094B (zh) | 分离装置及分离方法 | |
JP3210743U (ja) | シート貼付装置 | |
JP6445882B2 (ja) | シート転写装置および転写方法 | |
WO2021193060A1 (ja) | 薄化ウエハの製造方法および薄化ウエハの製造装置 | |
JP6543140B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP6476027B2 (ja) | シート剥離装置および剥離方法、並びに、シート転写装置 | |
JP6177622B2 (ja) | シート貼付装置及びシート貼付方法 | |
JP6437343B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
KR102521704B1 (ko) | 처리 장치 | |
JP6539558B2 (ja) | 処理装置 | |
JP6823921B2 (ja) | シート製造装置および製造方法並びにシート貼付装置および貼付方法 | |
WO2021153264A1 (ja) | 薄化ウエハの製造方法および薄化ウエハの製造装置 | |
JP6906673B1 (ja) | 支持装置および異物除去方法 | |
JP7016679B2 (ja) | シート剥離装置および剥離方法 | |
JP3210844U (ja) | シート繰出装置 | |
JP2019096704A (ja) | シート剥離装置および剥離方法 | |
JP2017157777A (ja) | 処理方法および処理装置 | |
JP7009177B2 (ja) | シート剥離装置および剥離方法 | |
CN108695196B (zh) | 分离装置及分离方法 | |
JP6397780B2 (ja) | 転写装置および転写方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6438796 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |